珈琲いかがでしょう最終回ネタバレ結末!過去の事件の衝撃の真相が判明?

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テレビ東京系ドラマプレミアム23枠で2021年4月かたスートするドラマ「珈琲いかがでしょう(こーひーいかがでしょう)」。

主演は中村倫也(なかむらともや)さんでヒロインに女優の夏帆さんと楽しみなキャスティングです。

このドラマ「珈琲いかがでしょう」は、同名の漫画が原作となっています。

中村倫也さんが移動珈琲屋の店主青山一(あおやまはじめ)役で丁寧にコーヒーを淹れることで、人のこころを癒していくというストーリー。しかし・・・青山一には、驚くべき過去と秘密が隠されていました。

そんなドラマ「珈琲いかがでしょう」の最終回結末はどうなるのでしょうか??

今回はそんなドラマ「珈琲いかがでしょう」の最終回ネタバレ結末予想を原作漫画のネタバレからご紹介していきます。

主人公青山一の衝撃の過去や正体とは?原作のネタバレを紹介するので、閲覧注意です。

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◆義母と娘のブルース

◆逃げる恥だが役に立つ

◆アンナチュラル

◆共演NG

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目次

追記!珈琲いかがでしょう最終回ネタバレ結末!原作と同じで過去の事件の真相が判明?

まずは、最終回のネタバレ予告をご紹介します。

5月24日(月)放送
最終話
「暴力珈琲」「ポップ珈琲」
ぼっちゃん(宮世琉弥)が執拗に青山一(中村倫也)を追っていたのは、信頼していた青山の裏切り行為に対する報復だった。垣根志麻(夏帆)やぺい(磯村勇斗)を巻き込んでまで追い詰めようとするが、暴力ですべてを制するようになったぼっちゃんに、青山は「そのやり方で手に入れたコーヒー牛乳はおいしかったか」と問いかける。ぼっちゃんの脳裏に蘇ったのは、同級生を脅して好きなだけコーヒー牛乳が飲めるようになったのに、なぜかまったく味がしなかった頃の記憶…。さらにこれまで沈黙を貫いていた夕張(鶴見辰吾)が、見かねて裏切りの真相を語り始める。青山が大金と共に姿を消した裏には、息子を思う二代目(内田朝陽)とのある固い約束があった。時を経て事実を知ったぼっちゃんは…。ついに最終回。青山は「奥さんと同じ墓に入りたい」と願っていた、たこ(光石研)の願いを叶えることはできるのか?

ゲスト出演者
「暴力珈琲」

ぼっちゃん
宮世琉弥

夕張
鶴見辰吾

二代目
内田朝陽
「ポップ珈琲」

幸子
市毛良枝

若いたこ
前田旺志郎

若い幸子
森迫永依

マコ
宮野陽名

たこ(回想)
光石研

 

引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/story/

最終回の目前で、青山が組長と当時子供だった三代目の坊ちゃんを裏切って逃走したことがわかりましたが、実はこの過去の事件の青山の裏切りには、驚きの真相が隠されています。

おそらく予告の内容を見る限りだと、原作漫画と同じ結末になりそうです。

以降で、原作漫画のネタバレを紹介していますので、最終回の結末が気になる方は是非ご覧ください。

珈琲いかがでしょう最終回ネタバレ結末予想を原作から!過去の事件がポイント?

珈琲いかがでしょうペイ【磯村勇斗】の正体ネタバレ原作

ドラマ「珈琲いかがでしょう」の原作は?

まずは、ドラマ「珈琲いかがでしょう」の原作についてご紹介します。

コナリミサトさん原作の同名漫画で、全3巻で完結しています。

コナリミサトさんといえば、中村倫也さんがゴンさん役を演じ、かっこよすぎたTBSドラマ「凪のお暇」の原作者でもあり、中村倫也さんとは相性の良い漫画家さんというイメージです。

「主人公の見た目や仕草、佇まいが中村倫也にしか見えない…」と原作ファンから中村倫也さん主演で実写化されることを望むことが多かったのですが、それが実現したかたちですね。

原作者のコナリミサトさんもこんなコメントを!

珈琲いかがでしょうの実写ドラマ化すっごくすっごく嬉しいです……!!
最終回までの脚本をすでに読ませていただいているのですが、原作エピソードはもちろんのこと、ドラマオリジナル回もあって楽しみです。
中村さんの演じてくださったゴンが素晴らしすぎたので青山も素晴らしすぎる未来しか見えません。
珈琲片手に毎週視聴します!!

引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/news/index.html?trgt=2021.1.7,0

ドラマ「珈琲いかがでしょう」あらすじ?過去の事件が最終回結末のポイント?

青山一の正体とは?珈琲いかがでしょうで過去の衝撃の事件のネタバレ

そんなドラマ「珈琲いかがでしょう」のあらすじです。

第1話
「人情珈琲」
垣根志麻(夏帆)は、誠実・丁寧・義理・人情をモットーに働くOL。その不器用さゆえ効率重視の部長(井上肇)には毎日のように怒られている。もてはやされるのはいつも、明るくて要領がいい後輩・馬場(足立梨花)だ。
一人寂しくランチタイムを過ごしていたある日、どこからともなくいい匂いが漂ってくる。香りの先には、青山一(中村倫也)が営むたこマークの移動珈琲店「たこ珈琲」があった。一杯一杯丁寧に淹れる工程と、出来上がった珈琲のおいしさに感動した垣根は、自分の不器用さにしんどさを感じていることを思わず青山に打ち明ける。

「死にたがり珈琲」
クレーム対応の電話オペレーターをしている早野美咲(貫地谷しほり)は、心を無にしてただただ謝る毎日を送っていた。ある晴れた休日、美咲が洗濯物を干していると、どこからか珈琲の香りが漂ってくる。「こんな昼下がりは死にたくなる」…穏やかなひと時に反して、ベランダでそんなことを思った美咲。手すりに片足をかけたその時、美咲の目に真下にいる青山の姿が飛び込んでくる。しかも目が合うと笑顔を見せ、驚いた美咲はその拍子に干していたガードルを落としてしまい…。

ゲスト出演者

馬場
足立梨花

早野美咲
貫地谷しほり

引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/story/

上記の1話は、原作でも描かれているエピソード「人情珈琲」「死にたがり珈琲」の実写化です。

原作者のコナリミサトさんのコメント通り、原作にあるエピソードだけでなく、ドラマオリジナルのエピソードも放送されることがわかっています。

そんな「珈琲いかがでしょう」の最終回の結末は、原作漫画のストーリー通りだと主人公の青山一の衝撃の過去の事件が大きく関わってくると思います。

以降で「珈琲いかがでしょう」の原作のネタバレを紹介しつつ、最終回結末予想をまとめていきます。

珈琲いかがでしょう最終回ネタバレ結末!過去の事件の衝撃の真相が判明?

それでは、原作についてご紹介していきます。

移動珈琲屋「たこ珈琲」の店主の青山一

「珈琲いかがでしょう」は、移動珈琲屋「たこ珈琲」の店主、青山一(あおやまはじめ)が、悩めるお客さんに美味しいコーヒーをふるまいつつ、救済していくストーリー。

何人もの人々が、青山の素敵すぎる言動と珈琲によって、助けられます。

しかし・・・実は青山一には、やさしい珈琲店主の顔とは相反した衝撃の過去と正体が。

以降では、既にドラマ版で放送されることが決定しているエピソードの原作ネタバレをご紹介していきます。

1話【人情珈琲】ネタバレ

OLの垣根志麻(夏帆)は誠実で丁寧、そして義理人情をモットーとした不器用な女性。

取引先にお礼状を手書きで丁寧に真心をこめて書いていると、時間をかけるなと上司に怒られてしまいました。

外でランチを食べていると、目の前に移動珈琲屋「たこ珈琲」が良い香りとともに現れます。

店主の青山一(中村倫也)に「よろしければ珈琲いかがですか?」と言われた志麻。目の前で、心を籠め丁寧に淹れてくれたコーヒーの味に志麻は感動します。

志麻が義理人情に厚いのは、祖父の影響で任侠映画などを見てきたから。社会に出ると義理人情はかえって重荷になる・・・

志麻は青山にそう愚痴をこぼしますが、青山は見てる人はちゃんと見てる、と励まします。

そんなある日、志麻がずっと長く信頼関係を築いてきた取引先の担当を後輩の馬場(足立梨花)に変えられてしまいました。

どうにか、自分が続けさせてほしいと主張していた志麻でしたが「仕事ができる人に仕事が流れるのが普通でしょ」と冷たく上司に言われてしまいます。

要領のいい馬場は、取引先と上手にやっているようす。

ですが馬場のミスで取引先を怒らせてしまいます。しかも、責任を放り出して、会社を辞めてしまいます。

困った上司に頼まれて、なぜか謝罪に行かされる志麻。理不尽な事態に、皆が志麻に同情していたのですが・・・

怒り狂っていた取引先に行っても誰も話をしてくれず門前払い状態。

自分が手書きで書いたお礼状も捨てられていると感じた志麻でしが、そこに会長となぜか青山が!

お礼状は会長が見ていたのでした。そのお礼状に志麻が書いたおすすめの珈琲の「たこ珈琲」を会長は利用していたのです。

会長が、志麻に怒っていた部下たちを逆に「人を見る目がない」と叱り、取引先と今後も付き合いを継続できることに。

「見てくれる人はいるって言いましたよね」青山は志麻にそう言い、志麻はうれし涙を流します。

会社では、怒らせた取引先を取り戻せたことで、志麻の立場も良くなります。

しかし・・・実は会長は青山のお得意さんで、なぜか繋がっていて、志麻のことを助けてあげるように、青山が会長にお願いしていたのでした。

1話【死にたがり珈琲】ネタバレ

早野美咲(貫地谷しほり)は閑静な住宅に住むアラサー女子。

ある日マンションのベランダから飛び降りようと身を乗り出しました。

すると屋根に大きなタコの絵が描かれた車が下に停まり、車から降りてきた青山一が美咲に向かってにっこり微笑みます。

するとベランダに干していたベージュのガードルが飛んでしまい、車の上に落ちてしまいました。

お詫びの代わりにコーヒーを注文する美咲。オーダーは悩んだ末、普通のカフェオレです。

青山と話をするうち、さっき飛び降りようとしたことを美咲は告白。理由は死にたくなるようなドラマティックなことが、何もないというクソなめた理由。

そう・・・つまらないから死にたいと言うのでした。

飲み物もいつも悩んだ末、冒険せずカフェオレに落ち着くと言います。

美咲が自分の部屋のベランダを指さし、干してあるものはすべてベージュで、あれが自分の人生の色だと。

このまま無難に何もないまま死んでいく・・・そう言う美咲に青山は車に乗るように言います。

冒険しましょう!と出かける青山。

着いた先はすぐ近所のインド料理の店。住んでいるマンションの裏じゃん・・・冒険って(^^;と思った美咲。

青山の友人の店で、デリバリーを頼まれていたようです。

テーブルに美咲が座っていると、インド人の子どもが見たこともないお菓子を差し出しました。

恐る恐る食べてみると美味しい!すると青山が新作のカフェオレを運んできました。

カフェオレに何かの粉を入れる青山。それも恐る恐る飲んでみるとチャイのよう。

青山が入れたのはガラムマサラで、これをカフェオレに入れるとチャイのようになるんです。

ちょっと行動するだけで、いろんな世界が見える、それに美咲は気づき死にたいとい気持ちはなくなります。

まずは靴下の色を変えてみようと思うのでした。

2話【キラキラ珈琲】ネタバレ

田舎の女子高生、雅(山田杏奈)は東京に憧れています。

そこそこかわいいルックスで、東京に行ったら、何かしら、雑誌やテレビ???などでデビューできるのでは?と自信満々です。

ある日、意を決して東京行きを決めた雅は、青山の移動珈琲屋の車に無理やり乗せてもらい、東京までやってきました。

東京に着くと、コーヒーが飲みたい!!という雅はキラキラの珈琲とリクエスト。すると、青山は、雅が気に入るように珈琲をアレンジ。

美味しいし、見た目もいいし、上機嫌の雅でした。

ブログで知り合った礼(臼田あさ美)に案内され東京の街に出かけると、かわいい雅はどこでもスカウトされます。

礼は「やっぱりかわいからね♪全部名刺もらっておいて、後で選べばいいじゃん」とやさしく言って、東京を案内してくれます。

礼の家に行くと、そこはボロボロのシェアハウスで、なんとおじさんまで住んでいます。女性だけと聞いていた雅は衝撃を受けます。

シェアハウスの住人にスカウトされた名刺を自慢げに見せると、それは全て詐欺だったことを指摘された雅。礼に「あんなスカウト信じたの??今日1日歩いてみてわかったでしょ?あなたレベルはゴロゴロいること」と突然、意地悪なことを言いだし様子が変わってくる礼。

すると・・・礼の友達らしき、見るからに怪しい不良たちが「この子が夢見る勘違い田舎女子高生!?」と言いながら、シェアハウスに入ってきます。

不良たちによると、雅(山田杏奈)のブログを見て、バカにしたようなことをいつも言っていたらしい礼。

そして礼が呼んだ不良に襲われそうになる雅。必死に逃げようとしますが・・・絶体絶命・・・と思われたその時、突然シェアハウスに青山が珈琲配達のふりをしてやってきます。そして、見事に雅を助けて逃げ出します。

実は、東京に行きたいと言っていた雅を心配した雅の父親が、雅にGPSを付けていて、青山は父親に雅のことを頼まれていたのです。

帰りに車で青山の珈琲を飲む雅。最初に飲んだ、かわいらしいコーヒーでなく、普通の珈琲。しかしとっても美味しい。

「アレンジしなくてもすごくおいしい。この珈琲、根がしっかりしてるんだね・・・。」と雅。

東京は根がしっかりしていないとダメだとわかり、リベンジを誓うのでした。

2話【だめになった珈琲】ネタバレ

先ほどの礼(臼田あさ美)がメインになります。

礼はどうして、女子高生の雅にあんなヒドいことをしたのでしょうか??実は、夢を持っていた雅に嫉妬していたのでした。

礼のアパートに落とし物をしたと青山がやってきました。

ルームメイトは、あまりにの自堕落な生活をしている礼にあきれて、出ていってしまいます。

実は・・・昔絵をかいていて、絵で成功することを夢見ていた、礼。しかしその夢はかなわず・・・現在に至ります。

青山が探し物をしていると古いエスプレッソマシンが出てきました。

そのエスプレッソマシンを見て、昔のことを話し始める礼。

礼は昔絵を描いていたと言い、なかなか芽が出なかった礼はみんな枕営業をしているという噂を聞きます。

こうなったら、礼も枕営業をしようとしますが、そもそもそんなことも求められてないことがわかり、更にどん底に。

私は・・・枕営業さえできないんだ・・・と。

それ以来有名なアーティストへのヘイト発信をするようになり、悪い仲間と付き合い、飲んだくれ・・・と生活もどん底に落ちていきました。

見つかったエスプレッソマシンもそのときに壊れたものです。

青山は掃除をすれば直るとアドバイス。一生懸命、念入りに、汚れてしまったエスプレッソマシンを掃除をした礼。それは、長年の自分の中にたまった何かを掃除したような感じでした。

直ったマシンでコーヒーを飲むことができました。

人生の苦みを知ったから、何か描けるのでは?青山にそう言われ、また絵を描き始める礼でした。

するとチンピラのような男がやってきたこう尋ねました。

「人殺しの青山を探している」

3話【金魚珈琲】ネタバレ

タコ珈琲の車が故障してしまい、青山はその原因を作ったアケミ(滝藤賢一)がママをするスナックで寝泊まりしながら、お店の手伝いをしていました。

アケミは父親を亡くした後、歌手になるのをあきらめ田舎でスナックを開いていたのでした。

ある日アケミの同級生だった遠藤(丸山智己)がスナックにやってきます。

遠藤はアケミにとって、学生時代、好意を持っていた男性でした。

学生時代は、男性なのに女っぽいと同級生たちからいじめられていたアケミ。。しかし遠藤はアケミにとってもやさしかったのでした。

オネエだったアケミは母親に嫌われ、田舎でも白い目で見られて暮らしていて、お店では常連客に「クソオカマー」とヒドイ呼び方をされ「こちらが人生終わちゃってる系のアケミちゃん」などと言われて、そのことに遠藤は心を傷めていました。

そして・・・アケミのことを心配だと言う遠藤は「ちゃんと(歌手の)夢をみるべきだ。こんなところにいちゃだめだ」と言います。

ですがアケミは実際に歌手をしていたことがあり、そのときのストレスで歌手を諦めていたのです。

しかも、常連客からバカにされているように見えて、実は愛されていたアケミ。母親も一緒にいるのを恥ずかしがっているだけで、アケミのことが大好きでした。

常連客からも愛されている様子を見て、幸せそうなアケミに・・・なんと・・・謎のサプリを売りつけようとした遠藤。

やさしく接していたのは、お金目的だったんです。無理やりサプリを売りつけようとアケミに迫ろうとする遠藤を青山が機敏な動きで助けました。

アケミは昔のことを思い出します。ヤクザに手をあげられたとき、助けてくれた男性が青山に似ていたのです。

翌日青山の姿はありませんでした。

 

このように原作では、青山がいろいろな境遇な人を珈琲と青山の言動で救っていきます。

そんな中、徐々に青山を追っている謎のが登場し、青山がなにか衝撃の過去を持っていることがわかっていきます。

青山を追う謎の男が・・・磯村勇斗さん演じる「ぺい」こと杉三平。この男の目的とは??以降で驚きの真実をご紹介します。

最終回ネタバレ結末のポイント?青山一の過去や正体とは?

青山は残忍な暴力団員だった

それではおそらく最終回結末になるにつれて明かされるだろう青山一の過去や正体の原作のネタバレをご紹介します。

青山の過去と正体は、ある暴力団の組の組員。ちょっとびっくりですよね。しかし・・・もっとびっくりの真実が。

青山は、非常に残忍で、人殺しなども平気で行ってしまう悪党で、組長から気に入られていました。

途中までは、癒される穏やかな雰囲気のストーリーだったのに途中から、恐ろしいシーンの続出なんです(^^;

そんな青山の幼少期は母親からは捨てられ、ネグレクトの末、保護されたんです。母親はいつも笑顔でキャパオーバーとなり姿を消してしまったのでした。

そんな青山は、組長から気に入られていたことから、跡継ぎとなる三代目で当時は、まだ小学生だった息子の面倒を頼まれていました。

組長の息子は、学校では、自分が組長の息子であることを隠していたので、学校でいじめを受けていました。

そんな息子にやさしく寄り添う青山。

組長の息子(三代目)は、青山になついて、いつも一緒にいました。依頼された仕事を見事にこなす(残忍に・・・)青山に憧れていたのでした。

しかし青山はある珈琲に巡り合ったことから変わります。

そして・・・突然組を辞めて、珈琲のお店をやりたいと言いだします。

他の暴力団の組員からヤクザが珈琲屋なんて・・・と頭がおかしくなったと言われていて、組長の息子(三代目)もその噂を聞いていました。

殺人を犯し逃走!?

そんなある日青山は衝撃の事件を起こします。

なんと・・・青山を信頼していた組長と敵対していた権田組組長の2人殺害し、逃走してしまったのでした。

青山に裏切られたと思った三代目は、傷つき、泣き崩れます。

そして・・・大人になり、青山の復讐のため、後を継いだ三代目は、組員たちに、必死に青山の行方を探させます。

子供のころはいじめられっこだった三代目でしたが、青山が起こした事件で傷つき、冷酷な組長になっていました。

同じ組員で青山に憧れていて、いつも一緒にいた舎弟の「ぺい」こと杉三平も青山を必死に探しまわっていました。

舎弟のぺいの目的は?

青山が珈琲を通して助けてきた人たちを訪ねて、青山の居所を突き止めたぺい。その目的は、組長に差し出すため???

実は違っていました。

実は、ぺいの目的は、青山の願いを叶えるためでした。

そう・・・まだペイは青山を尊敬していたのでした。

実は、青山は、自分に珈琲の作り方を教えてくれた、ホームレスのたこさんの家族の居所を探していました。

青山はたこさんに珈琲を教えてもらい、タコさんの夢だった移動販売の珈琲店をスタート!

しかし・・・たこさんはある日亡くなってしまいます。

たこさんが妻と同じ墓に入りたいという願いを叶えるため、骨を家族に渡そうと思っていた青山は、家族の居場所を探していました。

青山の目的を知ったぺいは、タコさんの家族の居場所の情報をつかんだことから、青山を探して渡そうとしていたのでした。

もちろんぺいは、表向き青山を捕まえて、組に差し出すことでした。三代目が必死に青山を探していたからでした。しかし、ぺいは、青山も味方だったんです。

そしてとうとう青山の居場所がわかったぺい。

たこさんの家族の居場所の情報を、組にバレないように、青山に渡すことに成功しました。

組長の殺人の驚きの真実とは?

しかし、ぺいが裏切っていたことを見抜いた組長の息子の三代目。

青山がたこさんの家族に会いにいく前に青山を拘束しました。もちろん、父親の復讐をするためでした。

ところが・・・青山の拘束を組の側近が解いてしまいます。

そして驚きの真実をその側近が話し始めます。

なんと・・・・組長と権田組組長を殺害したのは、青山ではなかったのでした。

当時、青山はとその側近の目の前で、組長と権田組組長は、無駄な血を流さないため、抗争をやめる協定を結ぶために、会っていました。

そして話がまとまり、抗争がなくなりかけました。しかし・・・権田組組長のある一言で事態は急変します。

「息子は元気か??」と。実は、権田組組長の組員は、息子の三代目をからかって意地悪していたことが。

そしていじめられっこだった三代目をバカにした権田組組長に、怒りをあらわにした組長。

息子を愛していたから、バカにされたことが、我慢できなかったのでした。そして2人は喧嘩し・・・お互いに殺し合ってしまいました。

なんと青山でなく、組長同士が殺し合ってしまったのでした。

もし・・・お互いが殺し合ったことがバレてしまったら、2つの組で再び、更なる抗争が生まれ、幼い息子(三代目)は権田組に命を狙われてしまう危険性があると感じた青山。

青山は、まだ幼かった三代目の命を救うためにも、自分が2人を殺したことにすると罪をかぶると言いだします

もちろん、一緒にいた側近の男は、止めます。しかし、青山が強引に自分ですべてをかぶり、2人しかこの事実を知りませんでした。

青山に復讐しようとしていた三代目はこの事実を初めて知り、泣き崩れるのでした。

青山は冷酷な殺人を犯す、元暴力団員でしたが、組長たちを殺害してはいなかったことがわかりました。

恩人のたこさんの家族に会う

こうして、邪魔もいなくなり恩人のたこさんの妻と孫に会うことができ、無事に骨を渡すことができたハッピーエンドで幕を閉じた原作漫画。

もちろん原作通り、青山について描かれるとは限りません。

しかし、ドラマ版の青山一の人物紹介では以下のように説明されています。

青山ー(中村倫也)

移動珈琲店「たこ珈琲」店主。移動珈琲車に乗り、街から街へ、行く先々で、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく。爽やかで飄々とした王子様に見えるが、その裏には想像を絶する秘密が…!?

「その裏には想像を絶する秘密が」ってやっぱり、原作の青山の過去と正体に当てはまりそうですよね(^^;

ただ、原作では、青山の暴力団員時代の行為は、かなり残酷なシーンなので、どこまで描かれるのか?

そのまま描かれるのか?注目です。

珈琲いかがでしょう最終回ネタバレまで1話からあらすじまとめ!

珈琲いかがでしょう1話ネタバレあらすじ

人情コーヒー

タコのマスコットがバックミラーに飾られた車内に響く口笛の音。

タコの絵が描かれたキッチンカーがとあるビルの前に停車します。

先程、運転席で口笛を吹いていた男性・青山一(中村倫也)がキッチンカーでコーヒー・ショップをオープンしました。

トリップ・コーヒーを淹れる一。

某オフィス。

手書きのお礼状を描いている垣根志麻(夏帆)。

志麻の声:丁寧に、誠実に。丁寧に、誠実に。

部長が「ちょっと、垣根ちゃん。まだ梱包終わってないの?そんなことしてたら永遠に終わんないよ」と言います。

「すみません。お礼状の文体がまだまとまらなくて」と言う志麻に部長は「誰も求めてないってば、それ」と言い、「でも、いつもお世話になっている取引先ですし・・・」と志麻は言いますが、部長は

「こんなに時間が掛かってるの君だけだよ。お礼状はテンプレ入力で良いってば。つうか、手書きのお礼状なんて却って気持ち悪いし」と言い、後輩の馬場は今日の分の仕事がもう終わっていると囁きました。

馬場が部長に「もう止めてあげてください」と言い、志麻を「超可哀想」と言います。

そして馬場は「そんなことより」と部長をランチに誘い、皆は志麻を残し楽し気にランチに出掛けました。

志麻の声:あの中に入りたい?いや、別に。入りたい?いや、別に。

ビルの外のベンチ。

一人腰かけている志麻。

志麻の声:そして、今日も惨めなぼっちランチ。

志麻は手作り弁当を食べています。

志麻の声:寂しい?いや、別に。寂しい?いや、別に。

卵焼きを齧りながら「ん?良い匂い」と振り向く志麻。

志麻は弁当箱を閉じ、香りのする方へ向かいました。

ビルの前のスペースにタコのイラストが書かれたキッチンカーがオープンしています。

「タコ?」と歩み寄る志麻。

志麻とキッチンカーの中の一と目が合うと、一は優しく微笑み「珈琲いかがでしょう?」と言いました。

惹かれるように「移動カフェですか?」と一に近付いた志麻に一は「はい。最近ここで出店させて貰ってます」と答えます。

「どうして、タコ?」と聞く志麻に、「うちは8種類のブレンドを用意しているんです」と一が答え、志麻はブレンドを注文しました。

豆を挽き、珈琲を淹れ始めた一に“淹れるところを見ていてもいいか?”と志麻が聞き、一は「勿論です。興味がおありなら」と答えます。

一が粉に湯を回し入れると「すごい。豆が盛り上がってる」と志麻が言い、一は「焙煎仕立てで活きがいいんです。今のが一投目。30秒ほどかけてこうやって蒸らして、挽いた豆をしっかり開きます」と説明しました。

「あとは、真ん中にちょっとずつ。・・・一定の量を一定の速度で・・・雑味が出ないように、ゆっくり、ゆっくり」

「良い匂い」と志麻が言い、「お待たせしました」と一が珈琲を差し出します。

志麻は「いただきます」と笑顔で受け取り、一口飲んで目を見開いて「美味しい!すっごく、すっごく美味しいです、これ!」と言いました。

一は嬉しそうに頷き、「ありがとうございます」と微笑みます。

「一杯一杯こんな風に入れるんですか?」と聞く志麻に一は「時間は掛かっちゃいますけど」と言い、志麻は「すごい。まさに丁寧、誠実の珈琲ですね」と言いました。

珈琲を見つめ「いいなぁ。私もこんな風に仕事が出来たらなぁ」と志麻は呟き、「入社時からずっと丁寧に誠実に仕事をしようって心掛けてきたんですけど、でも、最近、それを重んじながら仕事をするのが、結構しんどいなぁって。

まぁ、商品のサンプルをお得意様に発送するだけの地味な仕事なんですけどね」と言う志麻に「素敵です。僕は好きです、そういう心掛け」と言う一。

笑顔になる志麻。

志麻の働くオフィス。

丁寧に鉛筆を並べる志麻。

タコ・コーヒー。

一の前のイスに座り、珈琲を飲む志麻。

「美味しい。青山さんの珈琲は私のガソリンです。もう一杯お願いします」と言う志麻に「喜んで」と答える一。

「そういえば、今日のランチは随分、遅めですね」と言う一に志麻は“後輩の梱包の雑さが気になって・・・。開封しちゃったら一緒だと言われるかも知れないけど、受け取る方のことを考えると気になっちゃって”と言います。

通りすがりのカップルの女性が一の店を見て「面白そうな店がある」と言いますが、男性が“やめとけ。買おうと思ったけど、すげぇ待たされるし、キャンセルしちゃった。丁寧だかこだわりだか知らねぇけど、俺は自販機の珈琲で十分”と言いました。

「美味しいのに」と呟く志麻に「見てる人はちゃんと見てくれますから、大丈夫です」と言う一。

「そうですよね」「そうですよ」「青山さんの珈琲は心に染みます」

丁寧に、誠実に。とても素敵だと思います。

志麻の働くオフィス。

部長に「早くしてよ!垣根ちゃん!お礼状は手書きじゃなくていいってば!誰も望んでないってば!」と言われる志麻。

「でも、ゴマ商事の上司の方が珈琲好きだと以前伺ったので、一口情報を・・・」と志麻が言うと部長は「はぁ~、もういいや!そことの取引、今後は馬場ちゃんに任すことにするから」と言います。

「え?でもゴマ商事は入社当時から私が担当していて、中々相手にして貰えなかったけど、根気強く粘って最近やっと大きめの契約も取れたのに・・・」と志麻は部長に言いますが、

部長は“この間、先方の部長を飲んで、部長が馬場ちゃんのことを気に入っちゃって。まっ、そういうわけだから”と“仕事は出来る人に流れていくのは当然でしょ?”と言い、馬場にゴマ商事の資料を渡しました。

嫌ですね、この部長さん。

社内の通路。

珈琲の自販機で珈琲を選ぶ志麻。

出てきた珈琲を一口飲み「普通に美味しい」と志麻は呟きます。

そこへ馬場がやってきて自販機にお金を入れ「どのボタン押したって同じですよね」と言ってボタンを押しました。

「どれもこれも適当に旨い。頑張って特別になろうとするのって、却って見苦しいです。適当に適当に。要領よくやりましょうよ」と馬場は志麻に言います。

「ねっ!」と言って珈琲を飲み「美味しい」と立ち去ろうとする馬場に志麻は「馬場さんはいつも靴が汚い。・・・顔だけ綺麗にしてても全然かっこ良くない」と言い、馬場は「うるせぇ」と吐き捨てて去りました。

タコ・コーヒー。

一の前に座り、珈琲を飲んで、溜息をつく志麻。

「適当に美味しいものなんて世の中いっぱいあるけど、青山さんの珈琲は適当に美味しいんじゃなくて、特別に美味しいんです」「ありがとうございます」「だけど今日は、青山さんの珈琲でも、ここにある黒いモヤモヤがシュッと消えない」

「そういう日もありますよ」「黒いものが大きすぎるのかな。・・・丁寧に誠実に一つ一つ、ずっとずっとそんな風に心掛けて来たけれど、相手が必要としてないなら、無意味なのかも。

・・・私のおばあちゃん、書道の先生だったんです。子供の頃から習字をやっていて、特技って言ったらそれしかなくて。だから、ずっと取引先に手書きのお礼状書いてたんですけど、でも、そんなもの誰も見てないって部長に言われて。確かにコンピューターでチャチャっとやれば綺麗な字は出てくるし、丁寧であることなんて、もう意味ないのかなぁって」

「それが本当なら・・・寂しいですね。僕なんてこんなアナログな仕事で、丁寧にやるしか売りがない」「売り?」「でも、丁寧にやっていれば、こうやって、美味しいって飲みに来てくれるお客様もいらっしゃいます。本当に誰にも必要とされてなかったら、とっくに辞めてます。

全員に通じるものって、案外つまらないのかもしれないよ。誰かにとっての特別であれば、それがいいです」と言う一に志麻は「私にとって、青山さんの珈琲は特別な珈琲です」と言い、一は「ありがとうございます」と一礼しました。

価値観は人それぞれ。みんな、違って、みんな、良い。ですね。

志麻の働くオフィス。

志麻がオフィスに入ると馬場が謝る声が聞こえます。

「すみませんじゃ済まないよ。どうしてくれるんだよ!」と馬場を叱責する部長。

志麻が男性社員に「なんかあったの?」と聞くと男性社員は“馬場がチャラいキャバ嬢みたいな営業メールをコピペして取引先のライバル関係にある社名宛てのまま誤送信して、先方が激怒している”と言いました。

部長は志麻に先方に行って謝罪してくるように頼みます。

志麻の働くオフィス。

パソコンでお礼状を書いている志麻に“手書きのお礼状、止めたんですね?”と男性社員が聞き、志麻は“ゴマ商事の部長に謝りに行ったら、自分の手紙なんてちっとも読んでいなかった”と言いました。

その時、志麻の働くオフィスに社長が来て、志麻にお茶会の招待状の宛名書きを頼みます。

志麻の字が「この会社で一番綺麗だ」と社長は言い、社長は志麻の字が綺麗なのは有名で、ゴマ商事の社長が最近、志麻から毎回楽しみにしていた礼状が来ないと心配していたから出してやって、と言って去りました。

やっぱり、見てくれている人、いましたね。

タコ・コーヒー。

一の前に座っている志麻の横へブレンドを買いに馬場が来ました。

馬場は「お待たせいたしました」と一が差し出した珈琲を飲み、微笑んで「美味しい」と言います。

「違うんですね。適当に旨いのと、本当に美味しいのって」と言う馬場に「全然違うよ」と言う志麻。

「私ね、来年30になるんです。30になる前には結婚して、仕事もして、子育てもして・・・良い感じのマンションに住んでって思ってたのに、現実は冴えない上司とランチですよ」と馬場が言い、

志麻も「私も妄想の中では近所の子供たち集めて書道教室やってる予定だった」と言い、「垣根さんて、きちんと丁寧な暮ししてますって空気が前からすごく鼻について嫌でした」と言う馬場。

志麻は“祖母に「靴を揃えろ」とか「脱いだ服を畳め」だの一々すごく厳しく言われ続けてきたから、大人になってもきちんとしてないと気持ち悪くて・・・。だけど、そんな風に厳しく育てられたから、自分は何をやるにも一歩羽目を外せない、融通のきかない臆病者だ”と言いました。

馬場は“うちなんて両親がいつも忙しくて、家はいつも散らかり放題。靴の汚れも気にされたことがなかった”と言います。

「ごめん」と志麻は謝り“自分は上司や取引先と気軽に飲みに行ける馬場が羨ましかった。明るくて人気者で”と打ち明け、「そうでもしてなきゃ、やってらんないですから。知らなかった。人って話してみないとわからないものですね」言う馬場。

なんとなく苦手だったけど話してみたら・・・ってありますよね!

夜の公園。

電話で「安心してください。問題ないですよ。僕っすよ。目撃情報、結構来るんすよ。僕
こう見えてもお友達多いんで。大丈夫す。っていうか絶対」と言って高笑いする杉三平(磯村勇斗)。

タコ・コーヒー。

ガードマンに「いつものお願い」と言われ、珈琲を入れる一。

10円足りないからまけて、と言うガードマンに「ダメです」と一は言いながら珈琲を渡します。

「もしかして、もう行っちゃうの、次?」と聞くガードマンに「はい」と一は答え、ガードマンは「寂しくなるな」と言いました。

翌日、タコ・コーヒーのいた場所に来た志麻の前にタコ・コーヒーはありません。

辺りを見まわし、息をつく志麻。

志麻さんが大丈夫と思ったら移動したのでしょうか、一さん。

死にたがりコーヒー

コールセンター。

早野美咲(貫地谷しほり)の声:私の特技。それはただただ心を無にして謝ること。

客の声が何度やっても繋がらない、家まで来て繋げ、誠意を見せろと言います。

「上の者を出せ」という客に「上司と相談して今後の対応を決めさせていただきます」と詫びる美咲。

美咲の部屋。

ベッドでくまの抱き枕を抱いて座る美咲。

スマホの占いには「素敵な出逢い」とありますが、美咲は「素敵な出逢いね」と鼻で笑いました。

洗濯機のよるアラームが鳴り、ベランダに洗濯物を干す美咲。

美咲の声:そろそろ暖かくなってきた今日この頃。本日2回目の洗濯機のリズムが心地よく耳に響いて、はためく洗濯物の柔軟剤とどこからかする珈琲の良い香り。

「こんな昼下がりの日は(とベランダから身を乗り出し)死にたくなる」と美咲は言います。

その時、駐車場に屋根にタコが描かれた車が入ってきました。

バックドアを開けた一と美咲の目が合い、一が微笑み、動揺した美咲は弾みで洗濯物のガードルを落としてしまい、ガードルは一の車の上へ。

慌てて一の元に駆け付け、ガードルを受け取り、丁寧に詫びる美咲。

「お気になさらず。うちのタコが吸いついちゃったってことで」と一は言い、「タコ?」と聞く美咲に「タコのマークの珈琲店です」と一は言います。

「お詫びというわけでもないんですが、一杯いただいても?」と言う美咲に一は「喜んで。こちらからお選びください」とメニューを示しました。

“リクエストがあれば出来る限り対応する”と一が言い、メニューを見ながら美咲は「すみません。時間かかり過ぎですよね」と言い、一は「どうぞ、ごゆっくり。時間はたっぷりありますから」と言います。

「どうしようかな・・・それじゃあ・・・そうですね。カフェオレで」と言う美咲に「カフェオレで大丈夫ですか?」と一が聞き、美咲が「で、ではなく、が、いいんです」と言いました。

“濃い目ですとか、薄目ですとか”と聞く一に「ニュートラルで、ノーマルなカフェオレの中のカフェオレを」と美咲は答えます。

「喜んで」と珈琲を淹れる一。

「先程はびっくりしました。・・・目を見開いてベランダから乗り出していたので、何をしてらっしゃるのかと」と一が言い、美咲は言葉に詰まりました。

珈琲に牛乳を注ぎ、「お待たせしました。深煎りブレンドで入れたカフェオレです」と一は美咲に差し出します。

一口飲んで美咲は「美味しい」と言い、「良かったです」と言う一に「まごうことなくカフェオレの中のカフェオレですね」と言う美咲に一は「お好きなんですか、カフェオレ」と聞きました。

すると美咲は「いえ、好きっていうか何ていうんでしょう。色々考えてはみるんですけど、結局いつもこれになっちゃうんですよね。何ででしょう・・・」と答えます。

「・・・私、カフェオレと同じ色してる」と言う美咲に「カフェオレですね」と言う一。

美咲は笑い出し、溜息をついて「あぁあ、もう死にたい」と呟きました。

「どうかしました?」と一は聞き、「やだ、なんかごめんなさい」と言う美咲に「なにか辛いことでも?」と一は尋ねます。

「ないんです。なにもないんです。死にたくなるようなドラマティックな辛いことがないっていうのが辛いっていう、クソなめた理由です」と答える美咲。

美咲はまた笑い出して、上を見て「見てください。うちのベランダ、(笑)ベージュ一色。あれが私の人生です。毎日同じ色の服に腕通して、ぬるぬるローテーション組んで、無難な職場で無難に仕事こなして、無難なインテリアの部屋で無難なもの食べて。

いつでも無難をチョイスしてしまう。どうせ私はカフェオレ女です。まるで彩りのない生活。きっとこの先もそうやって没個性で生きてくんだろうなって想像がついちゃうんです。
一人旅をしてみようとか、英会話習ってみようとか、色んなもの取り寄せてはみるんですけど、そこで終わってしまうんです。次に一歩が踏み出せない」そう言う美咲に一は

「カフェオレは没個性なんかじゃないですよ。・・・深煎りの豆でドリップした珈琲と温めたミルクを1対1で合わせることで、カフェラテともカプチーノともまた違う、マイルドで優しい味わいになる。同じ豆でも飲み方は色々。個性も色々です。・・・でも、そんなに冒険してみたいなら」

と、一は助手席のドアを開け「してみます?」と言いました。

「どうします?」と美咲に右手を差し出す一。

美咲が少し考えて一の手を取ると、一は美咲を強く引き寄せます。

タコ・コーヒー車の車中。

口笛を吹きながら運転する一。

美咲の声:なんなの、この人?無駄にイケメン、悪い人には見えないけど、まさかそんな王子様?スマホアプリの乙女ゲームみたいな展開?ここではないどこかへさらってくれるの?

「あの、どちらへ?」と聞く美咲に一は「さて、どちらにお連れいたしましょう」と言い、

美咲の声:まさかこのまま海とか・・・

「なぁんて、見えました。あそこです」と言う一。

美咲の声:ちかっ!ていうか、うちの直ぐ裏?!

インド的な音楽が流れ、インド的な人たちのいる空間。

インド的な女性が「あ、青山さん」と言い、インド的な男性が「遅いよ」と言います。

一は美咲に「すみません。ここ、友人の店なんですが、3時にデリバリーの珈琲頼まれてたの忘れてて」と言い、美咲は「あ、出前のついででしたか」と落胆しました。

「早く珈琲入れてよ」と言う男性に「その前にカレーください。二つ」と一が言います。

「あの、私は・・・」と言う美咲に「美味しいですよ、ここのカレー。店はこんなデタラメな感じだけど」と一は言い、店の奥へと美咲を誘いました。

男性にカレーの辛さを聞かれ、一は「激辛」と答え、答えに迷う美咲に「無難に中辛でしょうか?」と一は聞きます。

「いえ、私も激辛で」と答える美咲。

激辛カレーを一口食べ、「辛い。でも美味しい」と美咲は笑顔になりました。

「うちのすぐ近くにこんなお店があるの知りませんでした」と言う美咲に一は「冒険のはずが、こんな裏通りの怪しげな店でがっかりしました?」と聞く一に美咲は微笑み“そういえば私、人とまともに話をするの久しぶりだ”と言います。

「三日前にコンビニで買い物をして以来かも。面と向かって話すの」と美咲が言い、“コンビニで会計の時に2円足りなかった話”をし、「すみません、それだけ」と美咲は謝りました。

これ、今時の一人暮らしあるあるですよね?

「私、通信機器の電話オペレーターなんですけど、毎日毎日クレームばっかりで。来る日も来る日も謝って。電話口で怒られては謝るの繰り返し。だから、謝るの得意なんです」と言う美咲に「ああ、だから、出逢った時、最初に言った言葉が“本当に申し訳ございません”でした」と言う一。

「それは本当に申し訳なかったので・・・」と恥じる美咲に一は笑い、「私の人生、人に謝ってばっかり。今に始まったことじゃないんです、昔っから。お友達とも衝突するくらいなら謝っとけって直ぐに謝ってました。簡単に謝れるんです。頭をスポンジにして、心を閉ざしてれば。

でも、たまにふと思うんです。あれ?私、なんで謝ってんだろ?なんか悪いことしたっけって」と言う美咲に一は

「心を閉ざして、何も感じないようにしてる方が楽なことってありますよね?疑問を感じ始めると、一気に溢れてしまうから」と言い、泣き出す美咲にインド的な男性が「やめちゃえ、やめちゃえ、そんな仕事」と言いますが、美咲は

「どんなに嫌でも怖くて辞められない。次の仕事がないんじゃないかとか、こんな私に出来ることあるのかとか余計な事考えちゃって、やっぱり冒険出来ないんです」と言う美咲にインド的な男性が「じゃあ、これからは僕が愚痴聞いてあげる。・・・ほら、青山、そろそろ珈琲だよ」と言います。

一は美咲にカフェオレを入れて持ってきました。

一口飲んだ美咲に「ちょっと待ってください。仕上げがまだなので」と一は言い、カフェオレに粉を入れ、「隠し味です。怪しい粉とかじゃないのでご安心を」と自分の指を舐め「さぁ、騙されたと思って、どうぞ」と言います。

一口飲んだ美咲は驚き「カフェオレの味がしない。なんで、さっき飲んだ時はカフェオレだったのに」と言いました。

一は「ガラムマサラです」と言い、“カフェオレに一振りするだけでチャイみたいな味にガラッと変わる”と説明します。

“たったの一振りでこんなに味が変わるなんて不思議”と言う美咲にインド的な少女が「どうぞ」と折り紙で折った花を渡しました。

折り紙の花を見て微笑む美咲を微笑みながら見つめる一。

美咲の部屋のベランダ。

少女に貰った折り紙の花を掲げる美咲。

美咲の声:ほんの少し裏道にそれるだけで、ほんの少し見方を変えるだけで、ほんの少しの一振りで、世界はガラッと変わるのかも。・・・こんな夕暮れ時は、生きてるって良いかもって思う。

一の伝えたかったことは美咲に伝わったようです。

洗濯物の靴下を持ち「よし!取り合えず、靴下から変えてみるか。思いっきり原色のやつに」と言う美咲。

夜の公園。

キャンディの様なものを口に入れて嚙み砕き、不気味に笑う杉三平。

どういう存在なんでしょう、ぺい(三平)ちゃん。

インド的な店。

インド人的な男性が一に「まさか青山が本当に珈琲屋やってるなんて、超受ける」と言い、一が「それはお互い様」と言います。

「あの子、また来てくれそうだね」と男性が言い、一は「死にたがりの目をしてたからな。放っておけなかったんだよ」と言い、男性は「なんで、幸せそうな子に見えたけどなぁ」と言い、「怠惰が人を殺すことだってあるだろう?」と言う一。

「皮肉なもんだなぁ、明日、死ぬかもしれない奴を前にして。・・・長く一か所にいるとヤバいぞ」と言う男性の言葉に一は遠い目をしました。

なにやら訳アリそうな一さん。

三平ちゃんの電話の相手に命を狙われているのでしょうか?

今は穏やかな一さんですが、もしやかつては極悪人だったとか?

ふわりとしたストーリーの流れの中に大切な言葉がたくさん詰まっているドラマですね。

果たして、一さんの過去に何があったのでしょうか?

一さんに安息の地はあるのでしょうか?

次は何処でどんな人の心を癒すのかも楽しみですね。

珈琲いかがでしょう2話ネタバレあらすじ

キラキラ珈琲

山間の村。

ミカン畑の間の空き地でオープンしているタコ・コーヒー。

農家のおじちゃん、おばちゃんが珈琲片手に寛いでいます。

やってきた男性に店主・青山一(中村倫也)は「こんにちは、大門さん。お待ちしていました」と挨拶をしました。

大門は一から珈琲を受け取って飲み「あ~、うめぇなぁ~!しかし、もう、この珈琲が飲めないなんてな。明日から東京、行っちまうんだろう?」と言います。

「はい。都心の公園で出店することが決まってます」と答える一。

「口寂しくなんなぁ。あ~、東京か。遠いなぁ」と大門が道の方を見るとピンク色に髪を染めた娘の雅(山田杏奈)が歩いてきていました。

「おい、雅!お前も珈琲、飲むか?」と聞く大門をチラリと見て無言で去る雅。

「お前・・・ろくに挨拶もしねぇで。すみません、馬鹿娘で」と大門は一に詫び、「あぁあ、恥ずかしい」と言います。

「腹減ったらいつでも電話してよ。みかんだけならいつでも送るから」と言う父の声を聞きながら雅は遠くを見て、深いため息をつき「もう嫌だ。うんざり。全部嫌い。だいっ嫌い!」と言いました。

夜の高速道路。

口笛を拭きながらキッチン・カーを東京へ向けて走らせる一。

助手席には箱一杯の艶々みかん。

車の後部から物音がして、一は口笛を止め、後部を気にして振り返ります。

パーキングエリアに着いた一が後ろの扉を開けると暗闇で雅が起き上がり、驚いて一が閉めた扉を雅が開け「着きました、東京?」と聞きました。

一はパーキングエリアでお茶を買ってきて車の後部に座る雅に渡し、「ありがとう」と言う雅に「あの・・・すみませんが、連れていく訳にはいきません」と言い、「なんで?」と聞く雅に「未成年の女の子をご両親の同意なく連れ回したら、僕が犯罪者になってしまいますから」と一が言い、

雅は「ご両親の同意はなくても私の同意があるじゃん」と言い、一は「いやいや、そういう訳には・・・」「ねぇ、いいでしょ?ついでに乗っけてってくれたって。大丈夫よ、ちゃんと置手紙してきたし、明日から学校連休だし。ノー・プロブレム」と言う雅。

「いえ、超プロブレムです。今すぐ引き返しましょ」「それだけは嫌!お願い!大事なオーディションがあるの!お願いします、青山さん」と言う雅に溜息をつく一。

「やった!やったぁ!サラバ、クソドイナカ!レッツラ初トーキョー!」とSNSに打ち込み、雅は一に見せます。

「ご実家、のどかで良い処でしたけど」と一が言い、「じゃあ、一生住めます?・・・私は無理!絶対に無理!目が痛くなるような緑に囲まれて、築何十年だよっていうくらい屋根傾いてて、・・・何故かゆで卵の匂いするんですよ、うち。おとんなんか、いつも鼻毛出てるし」

「はぁ」「あ~、ほんと、もうヤダ。ペットボトルで作った謎の風車?あんなダサいところにズッといたら私、腐っちゃう。腐る、腐る・・・」「あの~」「で、私って爆裂に可愛いじゃないですか?」「はい。爆裂に可愛いですね」

「正直、東京でも通用すると思うんすよ。おとんにはぶん殴られかけましたけど、私、東京でなんかしらになりたいんです。こう、ドカーンとテレビとかに出ちゃうようなポップでサブカルチャー的ななにか」

「あの~、それで今日泊まる処は決まってるんですか?」「イエス!私のインスタのファンだってよくコメントくれるお姉さんに連絡したら、女子だけのシェアハウスに住んでるから、そこに泊めてもらえることになってます」

「だったら、その場所をちゃんとお父さんに報告してください」「分かったってば。じゃ、私、寝るんで」と後部で寝てしまう雅。

一は深い溜息をつきました。

とんでもないお土産を連れてきてしまいました、珈琲屋さん。

数時間後。

キッチン・カーの後部ドアをノックして「起きてください。着きましたよ、東京」と言う一。

キッチン・カーから空を見上げ「あ、空が狭い」と呟く雅。

オープンの準備をしながら一は雅に「今日のご予定は?」と聞き、雅は「例のお姉さんがオーディション会場に連れてってくれるって。9時に原宿駅で待ち合わせ」と答えます。

「そうですか。じゃあ、出発前に珈琲、入れましょうか?」と一は言い、雅は「やった~!お願いします!」と言い、一は“どんな珈琲がいいか?”と尋ねます。

「なんかこう、ドカンとポップでキラキラした“ザ・東京”的な珈琲がいいです」と言う雅に「畏まりました」と恭しく一礼をして珈琲を淹れる一。

道具や生クリームを駆使してグラスに美しいグラデーションの珈琲を作り、一は最後にカラフルなキャンディの粒を乗せました。

「お待たせいたしました。可愛らしいピンク色の珈琲。ロサメ・ヒカーノで御座います」と雅に珈琲を差し出し、雅は「めっちゃ可愛い~!」と言い「この小粒のキャンディをホイップクリームの上に乗せた珈琲をオーストリアの女帝・マリア・テレジアは愛飲していたようです」と一が説明し、「女帝!」と喜ぶ雅。

一口飲んで雅は「めっちゃ旨い!いや、マジで私、こんなに可愛くて美味しい珈琲飲んだん初めてなんだけど」と言い、一は「それは良かった。今日一日、東京を楽しんでくださいね」と言い、雅は「オフ・コース!」と言います。

時々飛び出す、雅ちゃんの謎英語。気になりますね~。

原宿。

自撮りをしながら「来ました!原宿~!」と歓声をあげる雅。

自分なりに雅が実況していると「やっほー!礼で~す!」と礼(臼田あさ美)が現れました。

「お世話になります。雅です」「雅ちゃん、ほんとに来ちゃったんだ。インスタで見るより生の方がずっと可愛い」「いや、もう、礼さんもめちゃめちゃお綺麗ですよ」「もうそういうのいいから。大丈夫、原宿まで迷わなかった?」「もうバッチリでした」「じゃあ、行こうか」

と竹下通りを歩き始める礼と雅。

可愛いショップに次々と入りながら「キラキラ、フワフワ、ピカピカ、チカチカ、本当にさっき飲んだピンク色した珈琲みたい」と雅は思い切り、礼とショッピングやクレープの食べ歩きを楽しみました。

一人の男性が雅に「あの、お時間いいですか?」と声を掛け、礼が「あ~、すいません。今、この子、急いでるんで」と言い、男性は「もしかして、もうどこか事務所入っちゃってる?」と聞き、礼が「いえ、まだですけど」と言うと男性は「そうですか、じゃあ、名刺だけでも」と言い、礼は「名刺だけですよ」と言い、男性は「興味あったら連絡くださいね」と雅に名刺を渡します。

「え?何ですか?」と聞く雅に礼は「芸能スカウトだよ。こんなの当り前だよ。雅ちゃん可愛いもん。気付いてるでしょう?みんなが見てるの」と言いました。

雅には皆が雅を見て“超おしゃれ”“超可愛い”と言う声が聞こえてきます。

雅の声:これが東京・・・。ヤバい。たまらない。

ちょっと、これは危険では?

雅はデザイン・フェスタ・ギャラリーに惹かれ、礼を誘って中へ入りました。

「ヤバい!これ、なんなんすか?!」と聞く雅に礼は「作品出展者全員16歳の企画展だね」と教えます。

「16?私とタメじゃないっすか。え~っ!可愛い!へぇ~!可愛い!すご~い!」と感動する雅に「面白いくらい全部パクリだね~」と言う礼。

「えっ?パクリなんすか?」と雅が驚き、礼は“全部。どこかで見たことあるデザインばっかり。若い頃は仕方ないけど、無意識に見たもの聞いたものが自分の中から出てきたって思っちゃうから”と言いました。

雅は「でも、こうやって形に出来てるだけでもすごいと思います」と言い、礼は「オーディション遅れるよ」とギャラリーを出ます。

礼のアパート。

オーディションで何も出来なかったと落ち込む雅を連れて礼が戻ってきました。

礼の部屋。

「上がって」と部屋に入るレンの続いて部屋の入り口に立った雅は礼の部屋の散乱ぶりに驚きます。

「ごめん、ちょっと散らかってんだけどさぁ。適当に」と礼は言い、雅は散らばった洋服を避けながら座りました。

トイレから「流れ悪いな」と男性が出てきて驚く雅。

「礼さん、ここ、女子だけのシェアハウスじゃ・・・」と聞く雅に礼は「あ、こいつ、空気だから大丈夫。気にしないで」と言い、男は「こんにちは、東京初めて?楽しかった?」と雅に迫ってきます。

空気って、気にしないでって、無理です、礼さん。

礼が「その子、オーディション失敗して落ち込んじゃってるんだから、優しくしてあげてよ~」と言い、男は雅の髪を弄びながら「そっかぁ、じゃ、僕が慰めてあげる。・・・街で声かけられたっしょ。めっちゃ可愛いもんね」と言い、

「なんか名刺は沢山貰って」と言う雅の手から男は名刺を奪って見て笑い、「でもこれ全部詐欺だよ。高い登録料とってバックレるやつだよ」と言い、礼も「嘘、本気にしてた?」と言い、「本気にするわけないじゃないですか」と強がる雅に

「だよね~、良かった~。街を一日歩けば自分で気付けるよね?こっちじゃ雅ちゃんレベルごろごろいるってさぁ」と礼は言い、もう一人、男性が礼の部屋に入ってきました。

男性は「ピンクのJKとピンクなこと出来るのはこちらですか?」と言い、雅を見つけて「ヤバッ、超可愛い。ピンクちゃん、俺らもインスタ見てるよ」「田舎の夜空にポエム乗っけちゃってるやつ。超受けたよ」「夢見る痛い芋っこ娘」と言う男たち。

「ひっどいねぇ、あんたたち。なんてこと言うの」と礼が言い、男は「大丈夫、大丈夫、優しくするから」と上着を脱ぎ、礼は「まさかただで泊めてもらおうと思ってたんじゃないよね?そんな甘くないよ、東京は」と言います。

え~っ!めっちゃ悪い人だったんですね、礼さん!

男が雅に覆いかぶさり、「騒がないでね、ちゃんと教えてあげるから」と言った時、玄関をノックする音がしました。

ノックの音は続き、ドアが開いて紙袋を持った一が入ってきて「お待たせしました。珈琲をお持ちしました」と礼に言います。

「頼んでないけど、何、あんた?」と言う礼を通り過ぎ、一は「さぁ、帰りましょう」と雅に手を差し伸べました。

「何、勝手なことしてんだよ」と一の胸倉を掴む男。

一は礼に「お姉さん、児童買春斡旋容疑で警察にマークされてますよ」と言い、「なんなんだ、てめぇは」と言う男の腕を引いて上手に立ち「珈琲屋です」と言います。

珈琲屋さん、めっちゃ殺気放ってます・・・。

戦意喪失した男たちを残して、雅と去る一。

キッチン・カー。

車の助手席ですっかり意気消沈しながら雅は一に“何故、自分の居場所が分かったのか?”と聞きます。

一は「それは・・・実はお父さんに頼まれて後をつけていました。今日一日」と言い、雅に「ストーカー」と言われました。

「サービスエリアでお父さんに電話して、お父さん、真夜中なのに直ぐに電話に出られて、ものすごく心配していましたよ。それで、何かあったらどうか助けてやってほしいと頼み込まれまして」と言う一に雅は「きもっ」と言います。

「でも、そのきもくて過保護なお父さんのお陰で無事だった訳ですし・・・。お家帰りましょ。いいですね?」と一が言い、雅は窓を開け「珈琲飲みたい」と言い、「またピンクのキラキラにしましょうか?」と聞く一に「いい。普通のが飲みたい」と言いました。

一はドリンクホルダーからタンブラーを取り、「これ、先程淹れたものですが」と雅に渡します。

受け取って一口飲んだ雅は「そっかぁ。なんもしなくても元から美味しいんだ、青山さんの珈琲。・・・たった一日しかいなかったくせに、思い知ったよ。東京ってさぁ、キラキラで、フワフワで、ピカピカで、ツカツカで、ギタギタで、ペラペラで、ドロドロ。・・・根っこがちゃんとしてないとダメなんだ。青山さんの珈琲みたいに。

なんかしらになりたいんなら、なんかをちゃんとしなきゃダメなんだよ。じゃないと私、・・・痛い芋っこのまま。それがちゃんと見つかったら、また、またここに連れてきてくれる?」と聞く雅に微笑んで「はい。喜んで」と答える一。

「お父さんに電話してあげてください。心配してると思いますので」と言う一にタンブラーを渡し、バッグからスマホを取り出そうとした雅が辺りを見回し「スマホ忘れた」と言い、一は「えーーーー」と言いました。

また礼さんのお家に行く羽目になりましたね、珈琲屋さん。

某ラーメン屋。

カウンターでラーメンを啜る礼の友人の男とビールを飲む男。

一に腕を掴まれた男がビールを飲みながら「あいつの目」と言い、「あいつ?珈琲屋?」と聞く友人に「人、殺したことある目してた」と言い、友人は「大げさだろ?」と言います。

「ごっそさん!」とカウンターに代金を置いた三平(磯村勇斗)が一に腕を掴まれた男に「ねぇ、そいつの話、詳しく聞かせてちょ」と恐ろしい目で聞き、男は「はい」と言いました。

だめになった珈琲

礼の部屋。

スマホを見ながらカップ麺を食べている礼の背後で荷物を纏めるヤイ子(三浦透子)。

ヤイ子は「じゃあね」と言い「じゃあねって、何が?」と聞く礼に「出てくから」とヤイ子は言い「はっ?なにそれ?」と礼が聞くとヤイ子は「そのままの意味だけど。正直言ってもう礼には付いていけない。理由は分かるでしょ?」と聞くヤイ子に「はて」と言う礼。

「この間の女子高生のことだよ!売春斡旋まがいのことまでして、あんな奴らから金取ってたなんて信じられない。私、こんなとこであなたと腐ってくのごめんだから」「あ、そう。で、家賃はどうしてくれんのさ」「あんたが連れ込んでる男たちにでも払って貰えば?」

そう言って行こうとしたヤイ子は立ち止まり、「最後に一つだけ。・・・礼はもう絵、描かないの?」と聞きます。

「私、冬にゲンさんのカフェ・スペース借りて個展やるの。ゲンさんも礼の新作見たいって。もし礼がやる気あるなら一緒に・・・」「やんねぇよ、バーカ!ゲンさんのしょぼい内輪しか来ないじゃん。幼稚園のお遊戯会だよね、あんなの。なんかさぁ、ヤイ子って、まだそっちでいたい人だったんだ。笑える(笑)」「礼・・・あんた、本当にダメになったね」

ヤイ子が出て行った後、礼はカップ麺を食べるのを止め、寝転がり、溜息をついて「何様・・・」と言いました。

その時、ドアをノックする音が響き、礼がドアを開けようとすると一がドアを開けます。

驚く礼に笑顔で「先日は失礼いたしました。青山と申します」と言う一に礼は「なんですか?」と聞き、一は「実は雅さんがこちらにスマートフォンを忘れてしまったようで・・・」「ああ、ピンクちゃん?」「ありませんでしたか、スマートフォン?」「・・・あなた、何者?」

「僕は珈琲屋です」「勝手に探せば、どうせ退屈してたし」「ありがとうございます」

乱暴に服やクッションをどかしながらスマホを探す一に礼は「あの子、どうなった?」と聞き、一は「ちゃんと家まで送りましたよ。新たな決意を胸に、東京リベンジに燃えていました」と答えます。

「だろうね。ああいう子は結局なにしたって折れないもん。あの位の年の子って、街を歩くと回転ずしのネタみたいに品定めされるのね。だから、みんな精一杯、うにや大トロの振りするの。でもあの子はピッと背筋を伸ばして、初めからうにで大トロだった。選ばれし女の子だから」と礼が語り、礼の服の下からエスプレッソマシーンを発見した一が「おお」と声をあげました。

「なに?」「衣類の山の下から立派なエスプレッソマシンが出てきたので驚いてしまいました」と一はテーブルの上にエスプレッソマシンを置き、礼は“そんなところにあったのか”と言います。

「懐かしい~。東京出てきたばっかの時、無理して買ったやつ。故障してそのままにしてた。・・・ねぇ、探し物しながらでいいからさぁ、ちょっと聞いてよ」「はい」「このダメんなったエスプレッソマシンがまだピカピカで元気だった頃・・・」

既に何でも屋さん感の出てきた珈琲屋・一さん。

回想シーン。

礼の部屋。

礼のエスプレッソマシンに美味しそうなエスプレッソが出来ています。

髪を結った礼がエスプレッソを飲み「にがっ」と言い、キャンバスに向かったヤイ子が「また礼、無理してエスプレッソなんか飲んじゃって」と言い、礼は「はい、ヤイ子、うるさ~い。この苦いのがいいの。イタリアのバルでは仕事前にカッって引っ掛けるのが定番なんだから」と言い、ヤイ子は「はい、かぶれ~」と言い、

礼は「私、先、行くね」と玄関に向かう途中で立ち止まり「ヤイ子も今日ギャラリー来るよね?」と聞き、ヤイ子は「顔出す」と言い、「OK」「じゃあね」と別れる二人。

ギャラリー。

ゲンさんが「礼ちゃんはさ、もっと視野広げた方が作品が良くなるかもな。絵でも本でも映画でも音楽でも、良作にたくさん触れた方が良いよ。若い頃はスポンジみたく吸収出来るから」と言い、礼は「はい!」と返事をしました。

礼の部屋。

美術書がたくさん置かれたテーブル。

礼の声:そんな常套句を鵜呑みにして美術館行きまくって、映画観まくって、本読みまくって、かぶれにかぶれたね。

美術学校。

ネネモに「この間貸したDVD観てくれた?ラストの現代アートへのオマージュ、痺れたよね~」と言う礼にネネモは「難しくてよくわからなかったよ」と答えます。

礼の声:でも・・・

礼の級友が「ネネモちゃん、雑誌に作品載るんだって」と言い、“六本木の展示会にも声掛かってるらしい”と言いました。

礼の声:頭の良い子はちゃんと知ってるんだよね。どんなに吸収した気になっても、上手い事外に絞りだせなくちゃなんの意味もない。私はジャブジャブのスポンジ。それでもひたすら描きまくった。若さにまかせて。だけど差は開くばかりで・・・。

ゲンのギャラリー。

グループ展示会の受付をしている礼。

「ムラシタ タダシ来たよ」と受付の男子が言い、“ムラシタ タダシ”を知らない礼に「CMのグラフィックとか沢山やってる有名なアートディレクターだよ」と教える男子。

入ってきたネネモが「あ、ムラシタさん!」とムラシタに駆け寄り、ムラシタは“約束通り来たでしょう?”と言い、ムサシタとネネモはスキンシップをしながら絵を鑑賞します。

「二人、やけに距離近くない?」と言う礼に男子は“ムラシタとネネモはしょっちゅう飲みに行ったりしてるらしい”と言いました。

「そうじゃなきゃ、こんな専門学校のギャラリーなんか来ないだろう、普通」と言う男子。

「なんだ、そういうことか。枕か。なんだ、そういうカラクリかぁ」と呟き、笑い出す礼。

礼の部屋。

着飾り、ばっちりメイクも決める礼。

礼の声:たいしたことないくせに、成功している女は全員、枕。いやらしい。浅ましい。お盛んな雌犬どもめ!って本気で思ってた。

ギャラリー。

受付にいた礼が、やってきたムラシタに近付き、「ムラシタさん、ネネモちゃんばっかりズルいですよ。今度、私も飲みに連れて行ってください」とボディタッチをしながらねだります。

「なに、なに、君?え?なんか勘違いしてない?」と礼から離れるムラシタ。

礼の部屋。

床にへばりついている礼が「死にたい」と呟き、「てか、なんでネネモちゃんなの?あの子の作品、流行りものの焼き直しじゃない?」と言いました。

パソコンを開き、「ネネモパクリ」でググって、“アートぶりっこアンチスレ”を見つける礼。

礼の声:そこには私のぶちまけたい妬みや嫉み、僻みが転がっていて、すっごい気持ち良かった。生ぬるくてズブズブ浸ると、すっごい気持ち良かった。

ネネモパクリについて書き込みをする礼。

ある日。

礼の部屋。

「ねぇねぇ、デザインコレクターズのネネモちゃんの新作見た?」と礼はヤイ子に聞き「見たよ。ネネモちゃんらしいよね。ガーリー感満載で」と言うヤイ子に「そう?バスキアと高野さんのチャンプルみたいじゃん。よくあんなの発表できるよね。私なら恥ずかしくて絶対無理」と言いながらエスプレッソを淹れようとする礼。

ヤイ子が「じゃ、もっとすごいの描いてみてよ」と言い、礼は「うん、今、やってる」と言います。

礼の声:丁度その頃からかな。エスプレッソマシンが変な音立てて、軋むようになったの。

礼が「なんかエスプレッソ出てこないんですけど・・・」とマシンを叩きました。

キャンバスの前で何も描けずに呆然とする礼。

礼の声:結局、吐き出したはずの誹謗中傷は自分の中に沈殿してて全部跳ね返ってきた。そういうの紛らわせたくてゴミみたいな奴らと鶴んで、へらへら笑って、楽な方に流されて、気付けば・・・。

現実の部屋で礼は「つまり私には“あれ”がなかったんだよね。選ばれし者だけが持ってる“あれ”が。自覚したのと同時にこいつもダメんなって、スイッチ入れても動かない。哀れ~。共倒れ~」と言います。

エスプレッソマシンをみていた一が「あの、こいつは動きますよ。・・・ボイラーに石灰が溜まってるんです」と言い、車から除石灰剤を持ってきて「これを使えば解決です」と言い、エスプレッソマシンに除石灰剤を入れて運転させると注ぎ口から白い液体が出てきました。

「わぁ、なんかドロドロしたの出てきた」と礼が言い、「長年の汚れが蓄積されていたんですねぇ」と一が言います。

「いいなぁ。私の中のドロドロもこんな風に吐き出せたら良いのに」と言う礼に「ノズルや抽出口や内部を清掃すれば、きっとまた動きます」と言う一。

「本当?」「はい」「どうすればいいか、教えて。自分でやるから」

礼はブラシでエスプレッソマシンの部品を磨きながら「動いて、動いて」と唱えました。

清掃が終わりエスプレッソマシンをセットした礼に一が「見違えるほど綺麗になりましたね」と言い、礼は一に「珈琲豆ある?」と聞き、一は「勿論。珈琲屋ですから」と言い、「飛び切り美味しい豆をください」という礼に「はい。エスプレッソに相応しい深煎りのフレンチローストをどうぞ」と一は紙袋を渡します。

挽いた豆をマシンに丁寧にセットしてスイッチを入れる礼。

マシンが止まってしまい、エスプレッソは出てきませんでした。

「そりゃそうだわ。そんな簡単に元通りなんて・・・。て、動けや、こら」と礼はマシンを叩き「ちょっと汚れたぐらいでいじけてんじゃねぇよ。甘ったれてんじゃねぇよ!もうやなんだよ!妬み、嫉み、僻みでドロ団子みたいなの。

・・・なんにもしないであんたらのこと笑ってんの楽だったけどさぁ。ほんとは毎日惨めでたまんないよ!だらしなくしがみ付いてみっともないの分かってるけど、私だって本当は、私だって!私だって本当はそっち側がいいよ!」

礼が泣き出した時、エスプレッソマシンが動き出し、エスプレッソが出てきました。

一は微笑んで頷き「出ましたね、エスプレッソ。さっ」と言い、礼はエスプレッソを飲んで「苦い。けど、それが美味しい」と言います。

「昔は苦いだけだったのに、変なの」と言う礼に一は「僕は思うのですが、例え「あれ」を持っていなかったとしても、しがみついて続けられる人は、それに匹敵する何かを得ることが出来るのではないでしょうか?あなたの言うそちら側には戻れなくても、苦みを知ったからこそ描けるものがあるのでは?」と言いました。

既にカウンセラーの様な珈琲屋・一さん。

靴を履き帰ろうとする一に「探し物は見つかった?」と礼が聞き、一はポケットから雅のスマホを見せて「はい」と言い、「では」と一礼して出ていく一に礼は「ありがとう」と言う礼。

一を見送った礼は部屋に戻り、絵の道具箱から筆を取り出します。

礼の声:もう一回、頑張ってみてもいいですか?

その時、礼の部屋のドアを誰かが激しくノックしました。

少し後。

鉛筆で一の似顔絵を描く礼と壁に凭れている三平。

出来上がった似顔絵を礼が「はい」と三平に渡すと、三平は「おお!上手いね~。流石、元アーティスト」と言い、礼は「元じゃねぇし」と言いました。

三平が似顔絵を見ながら「これは100%俺の探してる男だ」と言い、礼が「その人、あんたみたいなのに追われるような人には全然見えなかったけど、一体、何したの?」と聞き、三平は「人殺し」と答えます。

「えっ?マジで?!」と言う礼。

いよいよ一さんの近くまで来た三平さん。

珈琲いかがでしょう3話ネタバレあらすじ

「男子珈琲」
 飯田正彦(戸次重幸)は、仕事もルックスも完璧なサラリーマン。あのヨン様にも似ていると言われるほどで、周囲に慕われていることは本人も自覚していた。青山一(中村倫也)の「たこ珈琲」に女子社員たちを引き連れ、全員分の珈琲を奢ったり、珈琲のうんちくを披露したりと“いい上司”をアピールしていた。
そんな折、新しい企画について部下と意見が衝突。かみ合わない不満を、見た目も性格も正反対の同僚・森(小手伸也)にぶつける。感情的になる飯田を森はなだめるが、そんな矢先、飯田はひょんなことから、女子社員の陰口を耳にし、自分が嫌われていることを知ってしまう。「勘違いしている」など、飯田の話題で盛り上がる女子社員たちの罵詈雑言にショックを受けた飯田は、青山の前で自分のカッコ悪さを嘆く。その頃、謎の男・ぺい(磯村勇斗)は青山に近づきつつあった――。

「金魚珈琲」
ぺいの姿を見た青山は、なぜか慌ててワゴン車で逃亡。ある田舎町にたどり着いた青山は、タイヤがパンクするというアクシデントをきっかけに、スナックのママ・アケミ(滝藤賢一)と出会う。しかもなりゆきでスナックの手伝いをすることに。あっという間に人気者となった青山を、アケミは昔どこかで見かけたような気がして…。
そんな折、偶然にもアケミの中学の同級生・遠藤(丸山智己)が来店する。野球部のエースで、学校の人気者だったという。青山が入れた珈琲焼酎を味わいながら、2人は久々の再会を喜ぶ。
アケミはスナックを営む傍ら、母親の介護にも追われていた。そしてかつて夢を諦めた後悔のような思いを、青山に吐露する。そんな心情を感じ取ったのか、遠藤はアケミに「閉鎖的な町から抜け出して、もう一度夢と向き合うべき」と訴える。

引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/story/03.html

1杯目「男子珈琲」

イケてる男・飯田

サラリーマンの飯田(戸次重幸)は毎晩、20個年下の妻・由美(筧美和子)がヨガをやる横で筋トレをやるような意識の高い男。
出社の際はストールを巻き眼鏡姿で女性社員からも憧れの目を向けられている。
そしてそのことを飯田自身も分かっていた。
そんな飯田が勤める会社のビルの前に青山(中村倫也)はたこ珈琲を出店していた。

飯田と正反対の同僚・森

飯田の同僚の森は肥満体系で薄毛の方も進行している、いわばイケてる飯田とは真逆の男だ。しかし森自身それらのことを気にしているそぶりは全くなくむしろ「俺はありのままでいいや」言うほど。
飯田はそんな森を内心、見下していた。

イケている、と思っていた…

飯田は若い女性社員3人を連れたこ珈琲を訪れていた。
珈琲を淹れる青山の前で飯田は社員たちに珈琲のうんちくを披露する。
博識な飯田に感心する社員たち。
その様子に気をよくした飯田は社員たちの珈琲代を奢ることに。
嬉しそうに会社へ戻って行く社員たちを見送る飯田に青山は「お詳しそうなので」と珈琲に何の豆が使われているかを問う。
飯田は適当と言いつつも青山の問いに正解する。
ただ青山は正解は正解だが飯田が答えた豆の他にもあり計8種類の豆がブレンドされているとも。
「そこまでは分からないよ」
飯田は少しだけ気を悪くした様子で会社へ戻って行くのだった。

その後、会議での森のプレゼンに参加している社員一同が賛同するもそれが面白くない飯田は「俺はちょっとどうかと思うけど」といちゃもんをつける。
だが飯田よりも10個以上年下の部下は「どこがダメなのか説明してください」と苛立ちながら言い返す。
苦し紛れに俯瞰的に見れていないと答える飯田だが、森はそれを真摯に受けとめる。

会議の後、飯田は自分に突っかかってきた部下の愚痴を森にこぼす。
そんな飯田を森は「誰もがお前みたいに上手くいかないんだから」となだめる。
話を変え会社の前に美味しい珈琲屋が来ていると言う飯田に「銭湯のコーヒー牛乳しか飲めないんだよ」と話す森。
飯田はそんな森にどんくさいなといいながら笑うのだった。

退勤前に飯田がトイレで手を洗っているとどこからか女性社員らの会話が聞こえてくる。
「自分が注目されてないとすぐマウントして。悪い癖だよね」
「さっきの珈琲屋でうんちく語ってる時のドヤ顔見た?イタイよね」
「でもおだてるとすぐ奢ってくれるの。かわいいもんだよ」
「誰か教えてあげて。あのストールそろそろやばいってさ」
話しているのはさっき珈琲を奢った社員たちで、その悪口は飯田に向けられていたものだった。
「香水もきついよね」
「筋肉付けてる暇あるなら仕事してよね」
去って行く社員たちの会話を聞きながら飯田はその場で崩れ落ちてしまうほどのショックを受ける。

就寝前、様子のおかしい飯田を見て由美は何かあったの?と聞く。
「俺ってもうイケてないのかな?」
由美は飯田の問いに驚き、
「え、うそ。やだ。まだイケてると思ってたの?」と言い放つ。
飯田の心は完全に折れるのだった。

下に見ていたあいつが…

翌日、ストールを巻かずに出社した飯田。
受付嬢に挨拶するも彼女の笑顔は若い部下に向けられなんとも言えない気持ちのままオフィスへ入ると何やら「おめでとう」という言葉が行き交っている。
なんと森がマレーシアへ行くことになっていたのだ。
あんなに見下していた同僚が自分より先に出世。
飯田は信じられない様子で「マレーシア…」と呟くのだった。

それぞれがそれぞれに自分の良さを

すっかり落ち込んだ様子でたこ珈琲に来た飯田。
淹れられた珈琲を飲み「8種類も入ってるんだ。全然分からないや」と飯田。
一息つき見下していた同僚が先に出世することを語り笑いながら「やってらんね。カッコ悪いね」と飯田は話し始める。
「外見ばかり気にして、人と比べてばかりいて、中身が伴っていなかったのは自分だった」
すっかり意気消沈な飯田に、青山はちょっとお時間よろしいですか?と聞き、珈琲を淹れる。
飯田はそれを飲むと「煮詰めすぎた麦茶みたい」とむせる。
インドネシアの比較的安い豆と言ってからさっきのブレンドに混ぜる。
それをもう一度飲むと今度はびっくりしながら苦みが増した…と飯田。
「独独の苦みが不思議なパンチを出して個性的な味になるんです。
青山はブレンドされることで味わい深くなる珈琲もあるといい、
それぞれがそれぞれに自分らしさを持っているから愛されるんだと話す。
飯田は苦い顔をして「自分らしさね」と呟く。
そして「ブレンドじゃなくストレートになりたかった。だったのに…」
そうい言ってから飯田は青山に君は?ブレンド?ストレート?と聞く。
困ったような顔をする青山に飯田は気楽な商売でいいと言う。
青山はおかげさまでと一言だけ返すのだった。

家でヨガをやっている由美の横で飯田も筋トレをしている。
その時、由美は何かに気づいたように飯田の体臭を嗅ぎだす。
「香水やめた?」
「え?うん。汗臭い?」
そう聞く飯田に由美は「マー君の匂いたまらな~い」と癒されるように話す。
続けて由美は「加齢臭大好きなの。じゃなかったら20個も上の飯田と結婚してないし」と。
「なんて言うんだろ?この煮詰めすぎた麦茶?みたいな匂い?たまらない!」
そう話す由美を飯田はめいっぱい抱きしめるのだった。

危機一髪

ぺい(磯村勇人)は口笛を吹きながらスマホを操作していると、
「おっ最新目撃情報。このへんじゃん」と呟く。
ぺいは青山がたこ珈琲を出している近くまで来ていたのだ。

青山が店の片づけをしていると、辺りを見渡しながら歩くペイの姿を見つける。
焦った様子で車の陰に隠れ、すぐさまその場を後にするのだった。

「金魚珈琲」

運命的?な再会

ぺいから逃げてきた青山はとある田舎町に着くも車のタイヤがパンクしてしまう。
そこでスナックのママ・アケミ(滝藤賢一)と出会いしばらく店の手伝いをすることになる。

スナックは数組の客で賑わっている。
忙しく手が足りなくなったアケミは「ヘルプ召喚よ」と言って青山を呼ぶ。
現れた青山のイケメンぶりに女性客は開いた口が塞がらなくなるほど。
女性客たちからの質問攻めに答えるアケミは青山をどこかで見た気がするのと話す。
そんな話題で盛り上がっていると1人の男性が来客する。
男性は初めてなんですがと言うがアケミは快く歓迎する。
席に座ろうとする男性はアケミを見て驚く。
「田村?」
「え?やだ待って。もしかして遠藤君?」
なんと2人は同じ中学の同級生だったのだ。
遠藤(丸山智己)は起業し地元に戻ってきたと言う。
なにがおすすめかと聞く遠藤にアケミは青山の作る珈琲焼酎はいかがと答える。
青山が作った珈琲焼酎を飲んだ遠藤は絶賛し、それを見ていた他の客も同じものを注文する。
青山は瞬く間に店の人気者になるのだった。

遠藤はアケミに明るくなったと言う。
アケミも当時の内気な自分からしたら現状は考えられないと話す。
そんな懐かしい話をしていると遠藤がカウンターの上に置いてある小さな金魚鉢の中にいる金魚に視線を移す。
アケミはこの金魚は雑種でつがいがいないため雄なのか雌なのか分からず自分と一緒だと言う。
そう話すアケミに遠藤は綺麗だねと言うのだった。

ある日、アケミは介護センターへ母を迎えに行っていき、
その時偶然、営業に勤しむ遠藤を見かけ真っ当に働く彼を見つめていた。

アケミの後悔?

開店前の店でアケミは青山に珈琲を淹れてもらっていた。
珈琲を飲みながら何かを極めることは大変と話すアケミ。
「私は途中で諦めちゃったからな」
後悔しているか問われたアケミは首を横に振り
「このお店好きだから」と笑顔で答える。
そんなアケミはやっぱりこの顔どこかで見たことがあるような、と話す。
それに対し青山は微笑むだけだった。

アケミが金魚に餌をやっていると突然アケミの心の声が。
『ねえ金魚。こんな狭いところに閉じ込められて自分の排泄物で濁って行く水の中。ただ食べてグルグル回ってお前幸せ?私みたいね。可哀想』
ふとアケミが店の入り口に目をやると遠藤が立っている。
「遠藤君いま私の心の中読んだ?」
遠藤は「いいや」と答え珈琲焼酎を注文するのだった。

時間は夜になり遠藤の他にも客が賑わっている。
この前の女性客たちも青山見たさに新しい客を連れて来客する。
そんな時、常連の客がアケミにいつものやつ歌ってとカラオケに曲を入れる。
それは中森明菜のDESIREでアケミはマイクを持ちノリノリで歌い出す。
するとここでまた突然、心の声が聞こえる。
『ねえ、私にはもっとほかの人生があったんじゃないの?ねえ』
遠藤は真剣な顔でそんなアケミを見つめていた。

遠藤の本性

店は閉店しアケミと遠藤が2人で飲んでいた。
遠藤は「毎晩こんな感じ?」と聞く。
「そうねえ」
「大変だな」
「大変だけど私はお天道様の下で堂々と働けるような人間じゃないし」
遠藤はそんなことないと言いつつも「でもなんかもったいないな」と話し始める。
今日アケミを取り巻く人たちを見て狭くて閉鎖的な町に住む彼らは上っ面な記号的なアケミのことしか見ていないんじゃないかと言い出したのだ。
そしてもう一度夢に向き合った方がいいのではと話す遠藤。
ここでまたしても心の声に入る。
『嬉しい。私ずっとずっと誰かにそんなふうに言われたかった』
遠藤がそれと同じことを口にする。
「ねえ!なんなのそれ?こないだから」とアケミ。
「私の心の中勝手に想像してブツブツ呟くのやめてもらえない?」
なんと今までの心の声はアケミのものではなく遠藤が勝手に想像したものだったのだ。
胸糞悪いし見当違いな想像。上っ面で記号的にしか見ていないのは遠藤の方だと言う。
そして常連の客たちへの感謝の想いを語り、
さらには金魚も最初はデカくて立派な水槽で飼っていたが広すぎてキョドって病気になったためあえて小さい鉢にしたのだということも話し、
遠藤に「悦に入るために私の周りの人たちを使うのはやめてくれる」と言い放つ。

それを聞いた遠藤は突然人が変わったような雰囲気で、なら現状満足しているのかと問う。
遠藤は「満足しているかと言えばどうか…」と答えるアケミを言いくるめ怪しげなサプリメントを売ろうとし始める。
遠藤の圧に屈してしまいそうになるアケミだがソファで寝ていた青山が「アケミさん!」と言いながら目覚める。
青山は酒を飲んで眠くなりそのまま寝てしまっていたと。
起きた青山は、遠藤に帰るよう促す。
食い下がる遠藤に青山は遠藤のバッグを腹にたたきつけ胸倉を掴む。
そしてすごい剣幕で睨みつけると遠藤は迫力に負け店を出て行ったのだった。

2度目だった…

昔から変な男ばかり引き寄せてしまうというアケミは嫌になると言い
「私はこの小さい鉢で十分」と店を見渡す。
青山は「数日店にいて思ったのは「あったかいですね。アケミさんの世界」と話す。
そんな青山にアケミは行くの?と聞くと「お世話になりました」と頭を下げる。
寂しそうにするアケミを青山は優しく抱きしめるのでした。

閉店後、一人ウイスキーをあおるアケミは、ふと何かを思い出す。
「あ。あの子…」
過去にアケミが働いていた店で乱闘が起きたことがあった。
その時、助けてくれたのが金髪姿の青山だったのだ。

「そっか。助けられたの、2度目だった」

その頃、青山を探しているぺい。
「ちょっと遠のいちまったか。うまく逃げられると思うなよ。待ってろアニキ」
そう言い車を走らせるのだった。

珈琲いかがでしょう4話ネタバレあらすじ

第4話
「ガソリン珈琲」
ワゴン車のタイヤがパンクした青山一(中村倫也)は、ガソリンスタンドに立ち寄る。厳つい風貌の店主・ゴンザ(一ノ瀬ワタル)とは知り合いのようで、笑顔を見せる青山に「昔のお前を知っていると身の毛がよだつ」と言いながら整備をしている。
そんな中、一台のトラックがやってくる。セルフでガソリンを入れ始めた運転手の菊川貞夫(野間口徹)は、どこか不機嫌そう。ゴンザ曰く、たまに来店する、声をかけても挨拶すらしない無愛想な客だという。そんな菊川が、思わず動きを止める。青山の珈琲の香りにつられたようだ。「淹れたての珈琲いかがでしょう?」――その声に我に返ったのか珈琲を飲まずに慌てて去ってしまうが、どこか寂し気な様子が気になった青山は、しばらくガソリンスタンドで「たこ珈琲」を開くことに。実は菊川は珈琲を“飲めない”のではなく“飲まない”、ある複雑な事情を抱えていた。

「ファッション珈琲」
青山は、元バリスタチャンピオンとして珈琲界では有名なカフェ店主・モタエ(光浦靖子)にコピ・ルアックの豆を届ける。“幻の珈琲豆”と言われるインドネシアの高級珈琲豆だ。2人でその珈琲を堪能していると、まもなく始まるワークショップの生徒が来店。その中に垣根志麻(夏帆)の姿を見つけた青山は、思わず影に隠れてしまう。そんなことを知る由もない垣根は、珈琲に興味を持つきっかけとなった青山との出会いを語り始める。一方、珈琲について純粋に教えたいモタエは、“箔付け”のために通う生徒たちとのズレに悩んでいて…。
その頃、ぺい(磯村勇斗)はとあるヤクザ事務所にいた。組員の花菱(渡辺大)に呼び出されたからだ。なにやら青山について話している2人。果たして2人と青山の関係は…?
そして青山の隠された過去が徐々に明らかになっていく。

ゲスト出演者
「ガソリン珈琲」

菊川貞夫
野間口徹

ゴンザ
一ノ瀬ワタル

ゴンザの妻
山田真歩

引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/story/04.html

「ガソリン珈琲」では、菊川貞夫(野間口徹)は、最愛の妻の病気が治るためにと、願掛けで大好きな珈琲を「飲まない」ようにしていました。

そんな菊川を見ていて、何かを感じたのか、青山は毎日、ガソリンスタントで美味しいコーヒーを淹れ、ついに菊川は、その珈琲を飲んでしまいます。

その後・・・実は、最愛の妻が亡くなっていたことがわかった第4話。切ない展開でしたが、青山が少しだけ菊川の心を救ってあげた回でした。

「ファッション珈琲」では、元バリスタチャンピオンとして珈琲界では有名なカフェ店主・モタエ(光浦靖子)にコーヒー豆を届けたことで、モタエの開催する、ワークショップの生徒として来ていた垣根志麻(夏帆)に遭遇。おもわず、隠れる青山。

モタエが開くワークショップには、垣根志麻以外にも、参加者がいたのですが、皆、珈琲を美味しく楽しむよりもインスタ映えやステイタスばかりを重視している主婦たちばかり。

純粋に珈琲を好きなのは垣根志麻だけ。ずっと我慢していたモタエでしたが、この日は、モタエはっきりと苦言を。

一方、垣根志麻にバレないように、その場から立ち去ろうとしていた青山ですが、青山を追うぺいにとうとう見つかってしまいます。果たして、ぺいの目的は?青山はどうなってしまうのでしょうか?

珈琲いかがでしょう5話ネタバレあらすじ

5月3日(月)放送
第5話
「ほるもん珈琲」
ぺい(磯村勇斗)が目の前に現れ、ワゴン車の中で青ざめる青山一(中村倫也)。しかもカフェで再会した垣根志麻(夏帆)が、車まで青山を追いかけて来てしまう。青山の元仕事仲間だと自己紹介したぺいは、「静かなところで3人で話そう」と提案する。だがぺいの目的は青山を花菱(渡辺大)のもとへ連れていくこと。垣根を巻き込みたくない青山だが、垣根は保険だと逃がそうとしない。
青山の運転で移動中、垣根から青山の前職について尋ねられたぺいは、「強いて言えば清掃業」と答える。そして血や泥にまみれながら“清掃業”をしていた当時について語り出す。

「初恋珈琲」
ある理由でぺいは花菱(渡辺大)らから殴る蹴るの暴行を受けることに。自分の真っ赤な血を見ながら、小学校時代の初恋の相手が背負っていた、真っ赤なランドセルを思い出す。少年時代のぺい(込江大牙)が恋心を抱いたのは、席替えで隣同士になったひとみだ。家が貧しく父親に暴力を振るわれ、早くも人生に絶望していたぺいにとって、ひとみは天使だった。そんな折、ひょんなことから、ひとみの家で手作りの珈琲ゼリーをごちそうになる。苦くて甘くて冷たくて…それはぺいにとって初恋の味だった――。
一方青山は、垣根に珈琲にハマるきっかけになった、ホームレスのたこ(光石研)との出会いを打ち明ける。

ゲスト出演者
「ほるもん珈琲」

花菱
渡辺大

引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/story/05.html

「ほるもん珈琲」では、垣根志麻と一緒に強引に青山の車に乗りこんだぺい(磯村勇斗)。

楽しいドライブが始まると思い込んでいた垣根志麻でしたが、ぺいから青山の衝撃の過去を聞くことになります。

青山はヤクザの組員で、ぺいは青山の舎弟でした。

そして「清掃業」と呼ばれていた青山とぺいは、組から依頼された「ほるもん」である人間をいとも簡単に何人も殺していた殺し屋のような人間でした。

そんな青山がある日、ある珈琲に出会ってしまったことで、大きく変わってしまったと笑いながら話すぺい。

このままぺいに、組に引き渡される??と思ったのですが、ぺいは、青山に襲われたふりをして、車から降ります。そして車から降りるときに、ぺいは青山に何かのメモを渡すのでした。

「初恋珈琲」

一方、組に戻ったぺいは青山を取り逃がしたことで、花菱(渡辺大)らから殴る蹴るの暴行を受けることに。

そんな中、ぺいは、幼少期の淡い初恋を思い出していました。

貧しかったぺいにやさしくしてくれたクラスメイトのひとみ。ひとみは自分の自宅に連れていき、手作りの珈琲ゼリーを食べさせてあげるのでした。

そんなことを思い出した後、街を歩いていたぺいは、なんとひとみに再会。お互いに小学生以来だと思いますが、気付くものなんですね。

美しく成長していたひとみ。

2人で喫茶店に入り、珈琲を飲み、他愛のない話をして、笑顔で別れますが・・・そのひとときで、ひとみが遠い存在だと感じてしまう切ない展開。

また、青山は、垣根に珈琲にハマるきっかけになった、ホームレスのたこ(光石研)との出会いを打ち明けます。

たこの珈琲を飲んでなぜか、その珈琲をまた飲みたいと思った青山は、たこの住んでいる場所に通い、珈琲を毎日のように飲ませてもらい、やがて、珈琲の入れ方を教えてもらうようになったのでした。

 

珈琲いかがでしょう6話ネタバレあらすじ

5月10日(月)放送
第6話
「たこ珈琲」
垣根志麻(夏帆)が淹れた珈琲を味わいながら、青山一(中村倫也)は珈琲の道に進むきっかけとなった、ホームレスのたこ(光石研)との出会い、そして青山が珈琲を淹れながら各地を巡っている本当の理由を打ち明ける。
たこの淹れた珈琲に魅了され弟子入りを懇願した若き青山。その申し出を受け入れたたこは、ただ単純に「珈琲を美味しく淹れる」だけではない、青山自身に足りていない何かを気づかせるための修行を始めるのであった。今まで自分が過ごしてきたヤクザな世界とは真反対な、穏やかな日常を過ごしたり、ちょっとしたシアワセに気づくような日々を送る青山。珈琲の腕前が上達していくのと比例するかのように、青山の中でも小さな変化が起き始めていた…。
とある雨の日、青山がいつものようにたこの家にいくと、そこには寝込んでいるたこの姿が。たこの淹れた珈琲を飲む青山は「いつか俺も誰かに美味しい珈琲を淹れることができるんだろうか」と問いかける。するとたこは青山に一番必要で大事なものが何なのかを語り始めるのだが…。
垣根を家まで送り、ぺい(磯村勇斗)から託されたメモを手掛かりに、本当の目的を果たすべく車を走らせる青山。最終地点に辿り着いたと思ったその時…。

ゲスト出演者

ぼっちゃん
宮世琉弥

花菱
渡辺大

夕張
鶴見辰吾

10歳のぼっちゃん
長野蒼大

 

引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/story/06.html

 

珈琲いかがでしょう最終回ネタバレ結末まとめ

テレビ東京の新ドラマ「珈琲いかがでしょう」の最終回結末のネタバレ予想いかがだったでしょうか??

原作では、なんと残忍な、元暴力団員だった過去がある青山一。

ドラマ版では同じような展開になるのでしょうか??

また最終回の結末について、新たなことがわかりましたら、情報更新していきます!

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