まんぷくラーメンの発売日に、一緒に試食もしてもらいましたが「おいしい」とは言ってもらえるものの売れ行きはいまひとつ・・・。
おはようございます!まもなく「まんぷく」のお時間です。
まんぷくラーメンが完成し、家族や仲間の力を借りてなんとか5000個の量産もやりとげました!世良さんがつないでくれた大阪の老舗・大急百貨店での試食販売会がまもなく…売れるかな〜♪ 売れてほしいな〜♪#まんぷく #朝ドラ pic.twitter.com/wjeSbFMdad
— 【公式】連続テレビ小説「まんぷく」 (@asadora_bk_nhk) 2019年2月17日
そこで福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)は、国立栄養研究所にまんぷくラーメンの栄養を分析してもらいました。
栄養があるとわかれば、宣伝の材料になると考えたからです。
するとまんぷくラーメンには多くの栄養素が含まれていることがわかりました♪
ここでわたしが気になったのが、チキンラーメンも栄養価が高い食品だったのか? ということ。
さて、チキンラーメンはドラマと同じように栄養分析をしていたのでしょうか。
そんな史実についてまとめてみました。
国立栄養研究所が出したまんぷくラーメンの栄養分析は?
本家まんぷくラーメンの偽物は実話?安藤百福もパクリに悩んだ?
まんぷくラーメンの売れ行きが今ひとつなことに、パッケージのデザインを担当した福子(安藤サクラ)の義兄、忠彦(要潤)は、無難なデザインのパッケージを持って現れました。
そのパッケージには「早い!おいしい!栄養たっぷり!」のキャッチコピーがあり、この”栄養”に目をつけた福子。
さっそく萬平(長谷川博己)はダネイホンのときにお世話になった大阪大学の栄養学の教授、近江先生(小松利昌)に頼んで、国立栄養研究所でまんぷくラーメンの栄養分析をしてもらうことになりました。
【ブログ情報】#安藤サクラ さんが1週間の放送の中から印象的だったシーンをピックアップする『福ちゃん通信』Vol.20が公開!
第20週の感想は「少年みたいな萬平さん!」https://t.co/cAFyDN52Ps
ブログを読んで、歓喜の瞬間を迎えた今週の余韻をお楽しみください♪#まんぷく #朝ドラ
— 【公式】連続テレビ小説「まんぷく」 (@asadora_bk_nhk) 2019年2月16日
その結果はー?
コラーゲンやミネラルなど、多くの栄養素が含まれていることが判明!
さらに「健康食品として推奨」とのお墨付きまでもらえました(^ ^)
さっそくこのことを宣伝に加えると、売り上げは一気に倍増。
さて、実際にチキンラーメンにもこのようなことがあったのでしょうか?
チキンラーメンも栄養分析をした?
はい! 実際にチキンラーメンは栄養分析をしています!
というのも、チキンラーメンを食べた人からこんな声が寄せられたことが発端だったそうです。
チキンラーメンを食べると精がつく
肌がツヤツヤになった
そんな声から日清食品の創業者でチキンラーメンを開発した安藤百福さんは、チキンラーメンの栄養分析をしてみようと思ったそうです。
栄養豊富な現代では考えられませんが(^_^;) 当時の食品の中では栄養満点な食べ物だったのでしょう。
そしてまだ日本人が摂取していた栄養そのものも今より少なかったため、反響も大きかったのかもしれませんね。
そこで人脈の広い安藤百福さんは、知人である国立栄養研究所長にチキンラーメンの栄養分析を依頼。
ちなみに国立栄養研究所とは、現在「国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所」といいます。 な・・・長い(^_^;)
すると、鶏丸ごとに香辛料を加えて煮詰めたチキンラーメンのスープからは、トサカや鶏ガラなどからコラーゲンなど多くの栄養成分が出ていることがわかりました。
安藤百福さんはこの結果を厚生省に持ち込みます。
すると厚生省は「妊産婦の健康食品」としてチキンラーメンを推奨、関西地方の保健所にチキンラーメンが展示されたそうです。
発売から2年後の1960年にはそれにビタミンB1、B2を加えたことで、厚生省からさらに「特殊栄養食品」のお墨付きをもらったことで、パッケージにも「特殊栄養食品」のマークが付けられました。
さらに栄養の代名詞ともいえる卵を乗せることでさらに栄養がパワーアップ! このアイディアも功を奏したのかもしれません。
カンタンにできちゃううえに、美味しくてしかも栄養もお墨付き! これなら多少高くても売れるのは自然の成り行きですよね〜。
ということで、チキンラーメンはドラマと同じように、国立栄養研究所で栄養分析をしてもらっています♪
そして「妊産婦の健康食品」として推奨され、のちにビタミンを加えることで厚生省から「特殊栄養食品」として認められました。
チキンラーメンは栄養満点?安藤百福は生涯チキンラーメンを食べ続けた?
まんぷくラーメンのCMは実話?チキンラーメンで安藤仁子が出演?
チキンラーメンが発売された1958年、そのとき安藤百福さんは48歳でした。
それから96歳でお亡くなりになるまで、毎日お昼はチキンラーメンを食べていたというので、およそ50年に渡って食べ続けたことになりますね(^ ^)
健康の秘訣を聞かれるとこう答えていたそうです。
週2回のゴルフと毎日欠かさないお昼のチキンラーメン
えええ!! 毎日???
ちょっとわたしには無理ですが(^_^;) さすがチキンラーメン生みの親、よく飽きなかったですね〜。
チキンラーメン発売当初は質の悪い類似品が出回り、食中毒をおこしたことで「体に悪い」というイメージもあった即席ラーメンですが、身をもってチキンラーメンが体に悪くないということを、証明したことになります。
ただ、チキンラーメンは主に炭水化物、これだけでは当然栄養は偏ってしまうので、朝と夜にバランスのとれた食事をしていたのかもしれませんし、適度な運動も良かったのでしょうか。
現在売られているチキンラーメンは85gでカロリーは377kcal。 今でもしっかりとビタミンB1、B2が入っていて、カルシウムも278mgです。
今多くの栄養士や料理のプロたちもインスタントラーメンに注目しているとか。
理由は野菜嫌いのこどもたちも、インスタントラーメンに入れた野菜なら食べられたり、カンタンに調理できることで自分で作るというきっかけにもなるそうです。
このところ毎日朝ドラ「まんぷく」でまんぷくラーメンを見ているせいか、チキンラーメンが無性に食べたくなります(笑)
そんな視聴者も多いようで、チキンラーメンが品薄になっているとニュースになりましたよね。
ドラマが終了するまでこの状態は続くのでしょうか?笑
まとめ
チキンラーメンの値段や物価の昔発売当初はいくら?【まんぷく】
NHK連続テレビ小説「まんぷく」は日清創業者の安藤百福さんと仁子さんご夫婦をモデルにしているので、ドラマで完成したまんぷくラーメンはチキンラーメンがモデルとなっています。
ドラマではまんぷくラーメンが国立栄養研究所の栄養分析によって、コラーゲンなど多くの栄養素が入っていると証明されますが、実際にチキンラーメンも同じ国立栄養研究所に分析してもらっています。
そしてドラマと同じように多くの栄養素が入っていることが判明、その結果を安藤百福さんが厚生省に持って行ったことで厚生省から「特殊栄養食品」というお墨付きをもらいます。
ということで、栄養分析のお話は実話です。
さて、せっかく栄養の効果も立証できましたが、萬平の販売能力のなさが心配です(笑)
萬平さん、しっかり売り込んでくださいよ!