BRIDGEネタバレ感想！奥村組がモデルの実話【ドラマはじまりは1995.1.17】

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１月１５日（火）夜９時からスペシャルドラマ「ＢＲＩＤＧＥ　はじまりは１９９５・１・17神戸」が放送されました。

２０１９年１月１７日で阪神淡路大震災が起きてから２４年。

地震で崩壊した神戸六甲道駅をわずか７４日で成し遂げた人々の物語です。

主演は井浦新（いうらあらた）さん。

１月１７日を前にして色々考えさせられるドラマでしたね。

今回は、「ＢＲＩＤＧＥ　はじまりは１９９５・１・17神戸」のネタバレ感想をまとめてみました。

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ＢＲＩＤＧＥ　はじまりは１９９５・１・17神戸のあらすじは？

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— 【公式】マイナビニュース・エンタメ (@mn_enta) 2019年1月12日

1995年１月17日午前５時46分、6000人を超える犠牲者を出した阪神・淡路大震災。

神戸の街は、一瞬にしてがれきの山と化し、交通は分断され、陸の孤島となった。
中でも被害の大きかったJR六甲道駅は東西をつなぐ要所。
一刻も早く鉄道を復旧させ、人と物資を運ばなければならない…。

過酷な状況のなか、2年はかかると言われた復旧工事をわずか74日間で成し遂げた人々がいた。

これは、震災の絶望の中、難工事を成功させた男たちと彼らを見つめた
地元の人々との関わり合いを描く、生命力に溢れたドラマである。

1995年1月17日。阪神・淡路大震災は、神戸の街を一瞬で破壊した。
JR六甲道駅では、駅が崩落。これでは物資も運べず、大阪へ通おうにも徒歩通勤を余儀なくされる。六甲道の人々は、ただ呆然と立ち尽くしていた。
そこに現れたのは一人の男・高倉昭（井浦新）。六甲道駅の復旧を担う建設会社・磐巻組の工事所長だ。まだ日常の残っている大阪に比べ、わずかな距離の神戸は、全てを失っている。

高倉は、ある決意をした。通常なら、2～3年かけて復旧させる規模の工事。しかし、JRからの指示のもと、彼らがとった工法は、“ジャッキアップ”という奇抜なものだった。柱が壊れ、崩れ落ちてはいるが、先人たちが作り上げた高架橋の躯体そのものは、頑強だった。この高架部分をジャッキで持ち上げ、固定する。大きな危険と困難を伴う難工事になるが、これにより、工期を大幅に短縮できる。

高倉は偶然出会った六甲道育ちの少年・春日豊（野村周平）を工事の記録係に任命する。春日は持っていたビデオカメラで困難に立ち向かう人々を映像に収めていくが、実はそのカメラには彼の秘密が隠されていて…。

2018年の秋、神戸にある阪神・淡路大震災慰霊碑に落書きをした少年の前に、謎めいた男（椎名桔平）が現れた。23年後の春日だ。いつかの自分のような少年に、春日は秘めてきた思いを語っていく。

希望を失った神戸の人々と、そこに集まってきた人々。嘆きや悲しみを抱えながらも、助け合い、ぞれぞれの困難に力強く向き合う人間たちの姿が、時を超え、今を生き抜く勇気を我々に与えていく…！

引用元：https://www.ktv.jp/bridge/#2

出演者は井浦新さん、野村周平さん、吉田羊さん、佐藤隆太さん、椎名桔平さんとかなり豪華です！！

井浦新さんは、１月４日のスペシャルドラマでも、ディーンフジオカさんとフジテレビのドラマでＷ主演をされていました。最近大活躍ですよねー(^^♪

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引き続き「ＢＲＩＤＧＥ」のネタバレ、感想を追記していきます。

六甲道駅復旧を決意する男と秘密を抱える若者

2018年秋の神戸　

逃げ惑う一人の若者は、阪神大震災の慰霊碑に落書きをして警察に追われていました。捕まった男の名は佐渡島（葉山奨之）

そこに現れた謎の男が佐渡島を殴りつけ・・・

「私こいつの親父なんですわー」頭を下げて警察から佐渡島を助けてくれました。

春日と名乗る男（椎名桔平）は、佐渡島の財布を人質にある場所に連れて行きます。

そこは六甲道駅。地震翌日の映像を見せ始めます・・・

時は変わって１９９５年１月１７日、阪神淡路大震災が発生。

翌日、若かりし春日（野村周平）はビデオカメラを持って、通りかかった女性・里津（阿部純子）をナンパ？

すると幼なじみの瞳（葵わかな）に見つかり叱られてしまいます(笑)

瞳は一人で大阪まで行くのが怖いという里津と以後、一緒に通勤する間柄となります！

地震の被害はとても深刻で、六甲道の街にある「六甲道駅」は倒壊。東海道線が分断され陸の孤島になってしまいました。

そんな中、バイクに乗った春日は、大阪から来た磐巻組の所長・高倉昭（井浦新）と出会います。

ひょんなことから二人は一緒に行動する事になり、バイクで大阪に向かうと３０キロしか離れていないのに大阪はいつもの姿。

「バイクでたったの一時間。どっちが嘘で、どっちが本当だ・・・どっちが夢でどっちが現実だ。おれはどこに存在するんだ」と思わずつぶやく高倉。

夜、高倉は妻の奈々（吉田羊）に背中を押され、六甲道駅の復旧に携わる事を決意。

翌日、春日のバイクで六甲道駅に行くと、そこには磐巻組ＯＢの江戸川（桂文枝）の姿が有りました。

江戸川と話し、六甲道駅の高架橋は盤石で、ジャッキアップで持ち上げれば復旧できると考え始めた高倉。

大阪に戻り、磐巻組のメンバーと会議をするもジャッキアップは危険だと反対する作業員たち。

普通に工事しては完全復旧は２・３年かかってしまう。

「聞いてください！我々はこの会議の後飲みに行ける。たった30キロ離れた六甲道には何にもない。それぞれいっぱい失っている。俺たちにできる事は何だ！！諦めたらそこで試合終了ですよ」

その一言で、ジャッキアップでの復旧を決意する磐巻組の面々。

スラムダンクの安西先生の一言って凄い(;^ω^)

高倉は、鶴（松尾諭）と花祭（波岡一喜）、御手洗（浅香航大）を連れて神戸に戻るのでした。

そして春日はビデオを持っていたため、記録係として雇ってもらう事になりますが、何か秘密を抱えている様子ですね・・・

六甲道の被災者から理解されていく作業員たち

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スナックのママ・あだばな（濱田マリ）、焼き鳥屋店主・但馬（小市慢太郎）、新聞屋・小比類巻（中村靖日）など、震災の影響を受けてしまった六甲道の人々。

謎の歌手・発光（片瀬那奈）は震災を利用して営業で一儲け？と考え六甲道の商店街で歌うも立ち止まる人は居ません。

春日は自宅でビデオカメラを見ています。そこには謎の少女が写っていました！

果たしてこの少女は？？

そして六甲道駅の復旧工事は、ジャッキアップの調査も終わり、がれきの撤去からスタート！

しかし余震は続き、「あの下にジャッキを置くなんて・・・」と作業員は不安そうです。

そこに長田で被災していた現場主任・國代（佐藤隆太）が戻ってきてくれます。

始まるジャッキアップ作業、しかし早くも崩落の危機！！

何とかその場は収まるも恐怖を感じる作業員たち。

当初は、ジャッキアップの工事は周辺住民からは批判的に思われていましたが、徐々に理解を示してくれ始めます。

焼き鳥屋の但馬が差し入れを持ってきて、感激する作業員たち！

徐々に、磐巻組のメンバーと周辺住民たちは理解する間柄となっていくのでした。

ここで２０１８年に話は戻り、春日は佐渡島を、但馬が再建した焼き鳥屋に連れて行くのでした。

そこには駅の工事作業員が集まった写真が飾られているも、春日の姿は有りません。

佐渡島がその理由を尋ねるも「おぼえてへんなー」という春日。

春日の秘密は何なのでしょうかねー？？

六甲道駅は７４日という短期間で復旧！！

作業員たちには、やきとりに続いて嬉しい出来事が有りました。

でっかい横断幕！「こうじのみなさまおケガのないように！！」

その頃、謎の歌手発光は六甲道の人々と触れ合った事で、純粋に皆のために歌っていました！

避難所の面々は、合の手を入れ楽しそうに聞いてくれています(^^♪

２０１８年の春日はその光景を思い出してこう言うのでした。

「地震による停電は不便だけど、まぶしい星が光った。みんなが立場を忘れて、ほんまの自分に戻れた。楽園は地獄にしかないんやろか。なあ・・・」

間もなく、六甲道でも水道が復旧。当たり前の日常を感謝する人々。

そしてジャッキアップ作業も順調に進み、90トンの圧力で高架橋は徐々に上がっていきます！

「やった！やった！」と喜ぶ高倉たち作業員。

５センチずつ少しずつあげては確認作業を繰り返し、五つの橋２６０メートルが元の高さにようやく戻ります。

「これでホームを作る作業が始められる！！」

ようやく一段落付いたころに、高倉宛にＦＡＸが届きます。

そこには、工期を前倒しするようにとの指示が書かれていました・・・

「紙っペラ一枚でこうだ！」怒りをにじませる高倉ですが、翌朝皆を集めて頭を下げます。

「四月一日の開通が決定しました。待っている人たちがいる。普通を取り戻したい人が！私たちにできる事は何でしょうか。俺たちにできる事は何だ！無理は承知しています。どうかよろしくお願いします」

皆は、高倉の思いを汲み作業を不眠不休で続けます！

そして迎えた運輸省の検査の日３月２９日！二か月半ぶりに東海道線に電車が走ります。

何と磐巻組の作業員たちは、二年かかる工事を７４日で完成させたのです！！

春日の秘密とは？

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東海道線が開通したことで、一緒に通勤していた瞳と里津は別れ別れになり寂しがります。

そして、高倉は春日に言いました。

「記録係も今日でおしまいお疲れ様でした。話したい事があるんだろ？何でも聞くぞ。隠しているのか言いたくないのか。何かつっかえてるんだろ？」

しかし、春日は打ち明ける事が出来ません。

２０１８年の春日が、佐渡島相手に飲みながら語ります。

春日「慰霊碑の落書きなんてかわいいもん。汚れを消せば罪は消える。俺は全壊した家から物を盗んではしゃぎまわった。ついついおもろうてな・・・」

佐渡島「工事を記録したカメラって・・・」

春日「俺はそのビデオカメラで録ったんや。泣いたり、笑ったり皆がガチでぶつかり合う姿をな・・・みんなが凄いと思ったら自分が嫌になった。俺が仲間面する資格無い。だから写真に写らなかった。電車が走ったら交番へ行く。そう決めていた・・・」

１９９５年４月１日　六甲道駅無事運転再開！

春日は走り過ぎる電車を見つめ、思わず涙が溢れてきてしまいます(´；ω；`)ｳｯ…

涙を流す、野村周平さんの演技がよかったですねー！！

電車が走る姿を喜ぶ六甲道の人々。磐巻組のＯＢ江戸川も感慨深げに見つめていました。

六甲道の新聞屋・小比類巻は高倉に言いました。

「あんたらはこれで終了。僕らの工事は今日から始まる」

この言葉、何か凄く深かったですよね・・・・

久しぶりに大阪に戻った高倉を妻の奈々は温かく迎えますが、娘は不機嫌気味でした。

何か月も家族を放ってしまってましたからね・・・

娘に謝る井浦新さんの姿もかわいかったです(笑)

そして２０１８年に話は戻り、春日の話が続きます。

「束の間の優しい時間もおしまいになった・・・それから現実との戦いが始まった。警察に行ったが俺は言えんかった。勇気が出なかった。俺はそういうやつや。いまだかつてこの話をしたのはおまえだけや。あのビデオカメラには持ち主が録った映像が５分位残っていた。アユミって子の最期の姿。もし親が亡くなっていたらそれは、アユミの生涯の宝物や。俺が盗んだのは家族の思い出やった・・・」

春日の秘密とは、震災にまぎれて盗んだビデオカメラに家族の思い出が写ってたという事だったんです！

「カメラは返しに行ったけど一面焼け野原・・・23年経った今でも、小さい子を見かけたら顔を確かめる。アユミはもう大人やのに。それでもな・・・酒を飲んだ帰り、お前らが悪さをしているのを見てようやく救われたと思ったからおまえを警察から救った。地震は終わった。ひっかきまわして悪かったな。ようやくわかった。誰かにもうええんやって言って欲しかった。許して欲しかったんや。アユミはここにおる。この神戸のどこにでもいつまでも。ずーっとおるんや！！」

春日の告白に、何かを感じたのか顔を洗いに洗面所に向かう佐渡島。

そして、席に戻ると春日は居ませんでした・・・

「あのおっさん、１６歳にたかるか・・・」そう言って思わず笑ってしまう佐渡島( ´∀｀ )

朝になり、六甲道駅を見つめる佐渡島は、警察官に声をかけ、自分の罪を告白したのか？？

ラストシーンでは、現代の六甲道駅にたたずむ年老いた男性が居ました。

きっとあの方は、磐巻組の高倉だったのではないかと思います(^^♪