黒井戸殺し犯人は誰かネタバレ！原作の結末や動機は？【アガサクリスティ】

黒井戸殺しのあらすじとは？殺人事件発生!

原作は小説「アクロイド殺し」。

以下、あらすじをネタバレしていきます。

このお話はドラマでは大泉洋さんが演じるジェイムズ医師の手記という形でストーリーが展開していきます！

富豪の未亡人で、大地主で富豪のロジャー（遠藤憲一）と再婚の噂があったフェラーズ夫人（吉田羊）が亡くなります。

医師であるジェイムズ（大泉洋）の検視によるとフェラーズ夫人の死因は睡眠薬の過剰摂取でした。

が、好奇心旺盛なジェイムズの姉キャロライン（斉藤由貴）は自殺だと主張します。

ここで、いろいろあってしばらく、お仕事をお休みしていた斉藤由貴さんの登場ですね♪

そんなときロジャー（遠藤憲一）から夕食に誘われた友人のジェイムズ（大泉洋）は、こんな話を聞かされます。

再婚を考えていたフェラーズ夫人（吉田羊）から「夫を毒殺したのは自分だ」と打ち明けられていたと言うことです。
夫人は酒乱の夫に耐え切れず殺害したのだという。
しかもその件で恐喝され、大金を取られていたと言います。

このことを話した後、ロジャーの自分への気持ちが一気に冷めたとわかり、そのことが原因でフェラーズ夫人（吉田羊）は自殺したと話すロジャー。

そこへフェラーズ夫人（吉田羊）からだという手紙が届き、その手紙には犯人の名前も書かれていたようで、ジェイムズ（大泉洋）は帰るように促されてしまいます。

ロジャー（遠藤憲一）から手紙は一人になって読みたいと言われ、ジェイムズ（大泉洋）は自分の家へ帰るのでした。

フェラーズ夫人を殺した犯人とは？

そしてその夜ジェイムズ（大泉洋）に何者かから電話があり、屋敷へ行きます。

執事のパーカー（藤井隆）と共にロジャー（遠藤憲一）の部屋の鍵を開けて中へ入ると、ロジャー（遠藤憲一）は刺殺され、手紙も行方不明になっていました。

次々に容疑者が浮上するもリストから外れる？

資産家であったロジャー（遠藤憲一）の資産を受け継ぐのは、金銭にだらしがない義理の息子、ラルフ（向井理）。

だが行方不明になっていたため、容疑者とされる。

ラルフ（向井理）と1ヶ月前に婚約したロジャー（遠藤憲一）の姪フローラ（松岡茉優）は、隣に住んでいたポアロ（野村萬斎）に助けを求めます。

ここでポアロこと野村萬斎さんの登場です。

ちなみに野村萬斎さんはドラマでは名探偵・勝呂武尊役で前作の「オリエント急行殺人事件」の時には、その独特な変な喋り方が不評でした(笑)

そしてまた不審者として容疑者が浮上します。

事件当日に屋敷を訪れたチャールズ（和田正人）です。

ポアロ（野村萬斎）はジェイムズ（大泉洋）を助手にして捜査を始めます。

捜査を始めていくとパーカー（藤井隆）には恐喝の前科があることがわかりましたが殺人は否定します。

そして不審者として目撃されていたチャールズ（和田正人）はロジャー（遠藤憲一）家の家政婦エリザベス（余貴美子）の息子でした。

だんだん一人ずつ容疑者がリストから外れてきました。

そしていよいよ事件は真相へと迫っていきます。

いよいよ衝撃の真犯人が！動機が原作とは違う？

ポアロ（野村萬斎）は関係者を集め、行方不明だった義理の息子ラルフ（向井理）は、ジェイムズ（大泉洋）が精神病に匿っていたと告げる。

実はラルフ（向井理）は小間使いのアーシュラ（秋元才加）と極秘結婚していたのです。

ロジャー（遠藤憲一）はラルフと姪のフローラ（松岡茉優）との結婚を望んでいたので、事実を知ったロジャー（遠藤憲一）は激怒したため、犯人と疑われないように身を隠していたのでした。

ちなみにフローラはラルフのことを愛していた訳ではなく、お金に困っていたので、遺産目的の打算で結婚を望んでしたのでした。

こうして、だんだん容疑者が絞られてきました！
さて、いよいよここから犯人のネタバレです！！

犯人を特定する上で大事だったのは死亡推定時刻。

ロジャー（遠藤憲一）は亡くなる直前に自分の声を録音していた。

犯人はロジャー（遠藤憲一）の死後、録音機でその声をパーカー（藤井隆）に聞かせることで、死亡推定時間を遅らせていたのでした。

 

 

ポアロ（野村萬斎）の推理はこうです。

ロジャー（遠藤憲一）の死亡時にそばにいることができ、録音機を持ち運びできる大きなカバンを持ち歩いている人物ー。

みなさん、誰だと思いますか？

大きなカバン・・・そう、医師のジェイムズ（大泉洋）だったんです！！

犯人は現場にあった録音機を持ち去るために、殺人現場に1番に行かなくてはいきませんでした。

なので、何者からの電話がかかってきたことにして、ロジャーの屋敷に駆けつけたのでした。

なんと・・・語り手でポアロの助手が犯人って、なんて斬新な(ー_ー)!!あんぐり開いた口がふさがりません・・・

フェラーズ夫人（吉田羊）を恐喝していたのもジェイムズ（大泉洋）で、その件がロジャー（遠藤憲一）にバレそうになったので殺害したのでした。

ちなみに

そして最後にジェイムズには姉がいるのですが、姉キャロライン（斉藤由貴）のためにたったひとつ逃げ道がある。「睡眠薬を飲みすぎるという方法も・・・」とポアロに言われ、家に帰ったジェイムズ（大泉洋）はこう書いて手記を終えた。これは事件のことは伏せてあげるので、自殺をしましょうという意味です。怖い・・・。

「これから睡眠薬を飲むことにするー。」

このストーリーは、真犯人がまさかの語り手という意外性だけでなく、最後にポアロが犯人に姉を悲しませないために、自殺を促すところも、かなり斬新だと思います。

普通は自首を勧めたり、警察に逮捕させたりするのが王道です。

 

 

ちなみにドラマでは、犯人がフェラーズ夫人を恐喝した動機が姉の病気を治すためのお金が欲しかったという、ちょっと良い話になっていますが、原作での犯人はただのお金が欲しかっただけの冷酷な殺人犯です。

オリジナルとしてラストを変えてきた三谷脚本が、すごく反響で三谷さんさすがだという声があがっています。

このようにカンタンに書いてしまうと薄っぺらい内容に見えてしまいすみません(^_^;)

原作はもちろんかなり読み応えのあるしっかりした内容です。

真犯人はわかりますが、それを踏まえて、ドラマを見るのも違った楽しみ方かもしれないですね♪

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演技がすごい！！と評判です。

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