となりのナースエイド原作ネタバレ結末!犯人と衝撃の真相とは?

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川栄李奈さん主演のドラマ「となりのナースエイド」は同名小説が原作の病院ライフエンターテインメント。「となりのナースエイド」の原作あらすじネタバレを最終回結末までご紹介します。主人公・桜庭澪の姉を殺した犯人は誰?

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※上記の情報は2024年1月15日の情報です。以降も最新情報は、公式サイトでご確認ください。

目次

となりのナースエイド原作と脚本家は?

シムネスとは?架空の病気?「となりのナースエイド」姉の死因のネタバレも

ドラマ「となりのナースエイド」とは?

となりのナースエイド高梨萌役【なしもえ】は恒松祐里!ライバー役

2024年1月クールの日本テレビ水曜ドラマは川栄李奈さん主演の「となりのナースエイド」です。

医療オタクでやたらと人との距離が近いナースエイド(看護助手)の主人公が、謎に包まれたイケメン天才外科医との出会いによって、自分の生きる道を見いだしていく一癖も二癖もある病院ライフエンターテインメント!

主人公の桜庭澪には、ある秘密があるようで・・・

予告動画でも「このドラマには裏がある」と言う意味深なテロップが。

その秘密が何なのか?裏があるとはどいうことなのか?もこの物語の注目ポイントになりそうですね(^^♪

原作は同名小説!

【となりのナースエイド】エンディング主題歌曲はAwesome City Club「ヒカリ」

原作は、現役医師のベストセラー作家・知念実希人さんの同名小説です。

小説家の夢を持ちつつも、祖父や父親と同じ医師の道に進んだ知念実希人さん。

内科を選んだのは父親のクリニックを手伝えるなど様々な理由があったそうですが、小説家としての道を進むために、内科の能力、知識が最終的に一番役に立つのでは?と思ったそうです。

4年間働き内科医の認定医となってから本格的に小説の執筆を始め、医師の父親が開業する医院で診療活動をしながら執筆活動を続けています。

2011年の『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューを果たし、以降も多くの作品で賞を受賞。

「仮面病棟」は坂口健太郎さん主演で映画化、「神酒クリニックで乾杯を」は三浦貴大さん、安藤政信さん主演でドラマ化、「祈りのカルテ」は玉森裕太さん主演でドラマ化されています。

脚本家

【となりのナースエイド】1話キャスト!早乙女の妻・みえこ役の中島亜梨沙と梶原善

気になる脚本は、コメディー界のトップランナーのオークラさん。

元々はお笑い芸人として活動されていましたが、相方が突然失踪したことで、放送作家に転身!

バナナマンや東京03をはじめ数多くの芸人とコントを作り上げて、人気ドラマの脚本も手掛けています。

これまでにテレビドラマは「サラリーマンNEOシリーズ」「ドラゴン桜 第2シリーズ」などの作品があります。

それでは以降で「となりのナースエイド」のストーリーを原作小説からネタバレ紹介していきます。

ナースエイドの澪の驚くべき秘密とは??

知りたくない方は閲覧ご注意くださいね!

となりのナースエイド原作ネタバレ結末!姉を殺した犯人と衝撃の真相とは?

【となりのナースエイド】エンディング主題歌曲はAwesome City Club「ヒカリ」

ナースエイドの主人公・桜庭澪

桜庭澪(さくらば・みお)は姉を亡くしたことで、ここ半年以上フラッシュバック症状に悩まされて精神科に通い診察を受けています。

引っ越しをしたばかりのボロアパートで、隣の住人に挨拶しようとする澪。

その住人はボロアパートには似合わない高級車に乗っており、挨拶しても無視されてしまいました。

澪の仕事は、星嶺大学医学部附属病院の統合外科病棟のナースエイド。

ナースエイドとは看護助手で、ベッドメーキング、食事の介助など看護師のサポートをするような仕事です。

元自衛隊員の遠藤剛史、看護師を目指して資格勉強中の早乙女若菜、ナースエイド歴30年のベテラン園田悦子に教えを請いながら、新人として日々業務に励んでいました。

そんな澪が勤務する統合外科病棟は率いているのは、教授の火神郁男。

ゴッドハンドと呼ばれる天才外科医で、人生をかけてがん治療の特殊な細胞「火神細胞」を生み出した人物です。

火神は腕の良い外科医を呼び、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズと医師ごとにランクを分けています。

ナースエイドが優秀な若手医師・竜崎大河に驚きの助言

そんな医師の中でも若手の有力株が、プラチナ医師の竜崎大河でした。

35歳ながらも、一見すると20代半ばぐらいに見えて端正な顔立ちからナースの間からも人気は高い。

そんな竜崎と澪は、ある患者の手術に関係したことで知り会うことになりました。

食道がん患者の木下花江は、かなりわがままな年配女性で、澪を困らせています。

しかし澪は患者に寄り添って話を聞いていたため、花江の娘から感謝されていました。

花江も表面上では意地の悪い態度を取るも、心の中では澪のことを信頼しています。

そして花江の手術が間近に迫った日、花江が腰が痛いと澪に言います。

澪は看護師や担当ゴールド医師の大垣に申し出ますが、ナースエイドが言うことに耳を傾けてくれません。

そしていざ手術の当日。澪は花江の状況を心配し驚きの行動を起こしました。

なんと執刀医の竜崎に直談判して、花江の様態をこと細かに伝え、手術前に検査をして欲しいと懇願したのです。

澪に対して冷淡な態度を当初は取る竜崎でしたが、的確に病気に対する指摘をする姿から検査を実行。

竜崎は、患者の日々近くにいるナースエイドの意見にしっかりと耳を傾けてくれたのです。

その結果は解離性大動脈瘤。

このまま手術をしていたら、花江は命を落としていたかもしれない。

竜崎は大動脈置換と食道切除を同時に行うという高度な手術を披露し、見事花江の命を救います。

澪の声に耳を傾けなかった大垣医師は竜崎の一声で、シルバーに降格に。

この出来事は外科の医局長・壷倉から、火神教授の耳にも入りました。

ナースエイドが医師に意見するなどもってのほかだが、今回は患者の危機を救ったと言うことで澪の処分は特になし。

澪の衝撃の正体は医師免許を持ってる?

【となりのナースエイド】1話キャスト!早乙女の妻・みえこ役の中島亜梨沙と梶原善

一人になった火神教授は澪の履歴書を見ながら「間もなく私の夢がかなう」と弱々しくつぶやいていました。

火神の夢とは何なのか?

後日、家にいた澪は、隣の部屋の住人に無視されて挨拶できなかったことを思い出します。

そして隣の部屋をたたいて、出てきた人物は・・・なんと竜崎だったのです!

澪はこれまでの竜崎を見てこう思っていました。

天才的な手術の技術はありながら、口下手で人付き合いが苦手なダメ人間。

しかしながら隣人であり、職場の医師として今後も関わっていくことになる竜崎へ引っ越しの挨拶として祖母から届いたという明太子の包みを渡します。

それを受け取ると、箱の蝶結びをわざとほどき、結び直してほしいと頼む竜崎。

澪は渋々ながらも紐を結び、竜崎はその結び方を見てあることを確信しました。

澪の結び方は外科医が行う結び方。

患者の病状を的確に見抜き、外科結びをした澪の姿を見て、竜崎は澪の正体を見抜きました。

そう、澪は医師免許を持っていて、かつては外科医だったのです!

澪の過去とは?姉の病気「シムネス」とは?衝撃の死因についても

澪は加賀野すみれ、百合という患者の担当をすることになります。

彼女たちは一卵性双生児で、胸部が結合した状態で生まれていました。

高校生となり、分離手術を受けることになったのですが、その手術を担当するのが竜崎です。

加賀野姉妹には三本の手があり、幼いころからピアノを演奏していたため、有名なピアニストになっていました。

今回分離手術を受ける前に、最後のコンサートを開くことになります。

分離後はピアニストを目指している百合がもう一つの手を引き継ぐ予定でした。

そしてコンサートの日、澪が席に座るとそこに竜崎がやってきて、再び澪に外科医であることを問い始めます。

外科結びは練習しただけと誤魔化していましたが、竜崎にそんな言い訳は通用しません。

ナースエイドなんてやってないで外科医に戻れと言い、何故外科医を辞めたのかと竜崎は尋ねると、澪の脳裏に最後に担当した患者が脳裏をよぎり・・・

激しい嘔吐に襲われて澪は、その場をあとにしました。

その後体調が良くなり、一人でコンサートを楽しんだ澪でしたが、帰宅すると家の中が無残にも荒らされています。

空き巣が入ったようで、現金は取られていなかったものの、ノートパソコンが無くなっていました。

警察に被害届を出した澪は、部屋の中が落ち着くまで、竜崎が手術の練習のために借りているもう一つの部屋で寝泊まりさせてもらうことになります。

翌日、分離手術を受けるにも関わらず、浮かない表情の百合が気になり話を聞いた澪。

実は百合はピアニストになりたいわけではなく、イラストレーターになりたいと言う。

すみれのほうがピアニストとしての才能があるものの、流れで自らがもう一つの手を引き継ぐことになった。

イラストレーターなら手は一つでもやっていける。もう一つの手はすみれに渡したい。

そんな百合の本音を聞き出すも、手術は手を百合に引き継ぐ方向で既に予定を進めています。

澪はこの姉妹の将来のために、手術を延期できるよう掛け合ってみると約束。

そしていざ竜崎に手術の延期をお願いすると、すでにサポートするほかの医師の予定を組んであり、延期は無理だと言われてしまいました。

しかし、竜崎はある条件を提示してくれます。

それは、澪が外科医であることを認め、辞めた理由を話すこと。

澪はやむなく外科医だったことを認めます。

そして誰よりも大事な姉を殺してしまったと衝撃の告白をしたのです。

二歳上の唯は、新聞記者として働いていたが、シムネスを患ってしまった。

シムネスとはこの作品の中に登場する「全身性多発性悪性新生物症候群」という癌のこと。

シムネスとは、どんな病気なのか?医療用語の意味について詳しく知りたい方はシムネスとは どんな病気なのか症状などまとめましたので、ご確認ください。

澪は勤める病院に唯を入院させ、主治医となりますが治療は難しい状況。

唯は最期まで事件を追いたいと望んだため、澪は人工肛門造設の手術を勧め、直腸の腫瘍を切除した。

延命して少しでも長く仕事を続けさせる道を選択したのです。

しかし、唯が記者として職場に復帰すると、上司から人工肛門のパッチが外れて取材対象に迷惑がかかると言われて、仕事を続けることが出来なかった。

死ぬまで記者でいたいという姉の夢をかなえることが出来なかった澪。

姉の唯はその後、こんなことになってごめんねというメッセージを残して、病院の屋上から飛び降りて死んでしまった。

澪は姉の死以降、医療行為が出来なくなり、フラッシュバックに襲われる日々が続いてしまい、医師を辞めます。

そんなとき火神教授が澪にナースエイドにならないか?と誘ってくれて、今日に至ると言うわけでした。

澪の告白を聞いた竜崎は、約束通り分離手術の日程を延期してくれます。

その間に、加賀野姉妹は本音を話し合い、手はすみれが引き継ぐ方向で改めて手術が行われることになりました。

姉・唯の死因は自殺でなく殺人!?

そして澪のもとにある人物が訪ねてきます。

それは姉の唯の恋人だった橘信也。

橘は刑事で、澪は空き巣の件で話を聞きに来たのかと思いましたが違いました。

橘は澪の部屋が荒らされたと聞いてあることを確信したと言います。

それは唯が自殺ではなく、殺されたという衝撃的な告白でした。

橘の言葉がにわかには信じられない澪。

警察としては、末期がんの患者が屋上から飛び降りて死んだとなれば、病気を苦にしたものと考えるのが必然。

さらにその日は雨が降っており痕跡も流されてしまい、最終的に自殺と結論づけたのです。

しかし、橘は唯は誰かに突き落とされたと言います。

橘の話を聞いた澪は、徐々に姉が会社から取材を禁止されたからと言って、素直に受け入れる性格とは考えにくいと思いを改めました。

むしろ逆にジャーナリスト魂に火が付いたはず。

つまり姉の唯は、何かしらの取材を続けていて、都合の悪い情報を掴んだために屋上から突き落とされて殺された!

犯人は悪事の証拠となるものが、澪の自宅に隠されていると考えて家を荒らした可能性も。

しかし、澪には姉から託された証拠となるものには全く思い当たるものがありませんでした。

姉が追っていた事件とは?犯人候補は半グレ辰巳浩二

そして橘は、唯が死ぬ前に追っていた事件についても教えてくれました。

それは、検事総長収賄事件。検事総長がハングレ集団から賄賂を受け取っていた。

事件関係者は逮捕されたものの、ハングレ集団のボスだけは逃げおおせているとのこと。

その人物の名前が辰巳浩二で、唯はその男の秘密を知ったために殺されたのでは?と橘は考えていました。

澪は橘から聞かされたことが頭から離れず、仕事中も気になって仕方ない様子。

すると患者の笹原遥未が、ボーっとしている澪のことを注意します。

遥未の病気は膠芽腫という、溶けるように脳に悪性度が浸潤していく病。

根治するには、腫瘍をその周りの脳組織と一緒に出来るだけ取り除くという、大手術が必要でした。

言語中枢を傷つけないために、手術中には麻酔を切り、覚醒された状態で会話を行いながら手術をする。

この難しい手術を担当するのはもちろん竜崎で、澪は一緒に手術中に遥未と会話するように竜崎から頼まれていました。

日頃からナースエイドの話に聞き耳を立てていた遥未。

盗み聞きを辞めて欲しければ、手術の不安を紛らわすために楽しい話をしようと澪に頼みます。

そして遥未は、澪と主治医の火神玲香とともに女子トークに花を咲かせることになりました。

ちなみに火神玲香は、火神教授の娘で優秀なゴールドのドクターです。

浮気を疑うのであればGPSを付けるべき、カーナビの履歴からもどこに行っていたかが分かる。

玲香のその言葉を聞き、澪はあることに気付きました。

姉の事件を追い驚きの人物に遭遇

姉の車のカーナビの履歴を追えば、死の間際に追っていた事件の真実に近づけるかも!

澪は休みの日、姉が残した車のカーナビの履歴を辿って、東京の奥多摩山中にやってきました。

たどり着いた先に有ったのは二階建ての洋館。

そこは橘が言っていたハングレ集団のボス辰巳の隠れ家だったのです。

こっそりと隠れ家を見ていると、何やら医療器具などが運ばれており、手術が行われる様子なのが分かりました。

まさか顔を変える手術を違法に行い、海外へ逃げるのでは?

そう思った澪。

すると医者らしき男が金を受け取っている様子が見えました。

その声は聞き覚えがあります。

なんと手術を請け負っていたのは、あの竜崎大河だったのです。

竜崎大河は悪人?

なぜ竜崎があそこにいたのか?

後日、澪は車に乗った竜崎を尾行して追いかけました。

すると竜崎がやってきたのは児童養護施設。

澪の尾行は竜崎にばれており、竜崎から問い詰められると、先日の奥多摩での出来事を逆に問い詰めます。

姉を殺したかもしれない男の顔を変える手術をしようとする竜崎を責める澪。

しかし竜崎は顔を変える形成手術などしない、辰巳が誰かも興味が無い。ただ報酬を提示されて執刀するだけだと言いました。

澪は反社の男を助けるのであれば、警察に通報すると暗に竜崎を脅します。

するとやむなく、辰巳の手術をする理由を教えてくれました。

竜崎が澪を連れてきたのは、とある病院。

そこに入院していたのは2歳くらいの胆道閉そく症の子供でした。

この子が助かるには、肝移植しかない。

竜崎は、この子の父親である辰巳から肝臓を取り出す手術を請け負っていたのです。

幼い子供を助けるためであればと竜崎の手術を認めた澪。

しかし姉の仇かもしれない辰巳を警察に逮捕させたい。

そこで、竜崎と協力して澪は辰巳の肝移植手術の場に助手として潜入することにしました。

怪しまれながらも、何とか手術を成功させたのちに、すきをついてGPSを辰巳の体に仕込むことに成功。

それから肝臓の摘出を終えて、子供への移植も無事に終わります。

澪は匿名で辰巳の居場所を警察に密告し、その後辰巳は逮捕されることに。

その報告を刑事の橘から受けた澪でしたが、橘からショックなことを聞かされます。

なんと辰巳は、澪の姉・唯を殺した犯人では無かったのでした。

竜崎大河の意外な過去

辰巳が姉を殺した犯人では無かった。

気落ちする澪に、竜崎は自らの過去を話してくれました。

父は物心が付く前に亡くなったこと。

母は中学生の時に子宮頸がんで命を落とした。

それから養護施設で育ったと言います。

母に寄り添ってくれたが、主治医は病気を見抜き助けることが出来なかった。

だから、母が死んだとき技術を持った患者を助けられる医師になりたいと思った。

それから奨学金で大学に行き、火神教授のもとで医師として力を磨き、稼いだ金を施設に寄付していたのでした。

竜崎と澪はスタンスは正反対だが、お互いに家族を失い患者を失いたいと思っている。

そこにシンパシーを感じたのか、竜崎は澪に外科医に戻るよう勧めたり、自らの過去を話したりしたのだろうと思う澪。

犯人は同僚ナースエイドの中にいる?

そして竜崎は澪に、姉を殺した犯人を見つけるためには協力してやる。その代わりに、犯人が見つかった外科医に戻れと言いました。

それから数日後、膠芽腫の遥未の手術が行われます。

無事手術は成功し、手術直後の遥未はもうろうとした意識の中、ナースエイドたちが話していた噂話を口にしました。

その言葉の中に衝撃のものが有ったのです。

「桜庭唯のデータをどこに・・・桜庭さんは隠している・・・あれが火神教授に渡ったらおしまい」

これを聞いた澪と竜崎は、同僚の中にまさか犯人が?と思い始めたのでした。

澪はナースエイドの同僚たちに罠を仕掛けます。

同僚の遠藤、若菜、悦子の前で、亡くなった姉の荷物を保管していた倉庫を引き払うので、週末に荷物を運び出す予定があると言ったのです。

もし彼らの中に姉のデータを探している犯人がいれば、この誘いに乗るはず。

そして週末、その倉庫に誰がやってくるのか?とこっそり澪と竜崎が待っています。

すると竜崎は、養護施設の子供が救急で病院に運ばれたからと一人病院に戻ってしまいます。

澪が一人で待っていると、そこに現れたのはなんと遠藤、若菜、悦子の三人でした。

犯人・黒幕の存在が明らかに!

そう、澪の家を荒らして唯の持っていたという証拠を探していたのはナースエイドの仲間たちだったのです。

澪は三人に姉を殺したのか?と問い詰めますが、盗みに入ったことは認めるも、殺人に関しては自分たちじゃないと否定します。

それでは誰に頼まれたのか?

三人が観念して告げた名前。それは病院の医局長の壷倉でした。

壷倉は医局の金を使い込んでしまい、そのことを唯に気付かれてしまっていた。

火神教授に知られた破滅してしまう。だからなんとしてもその証拠を探し出してほしい。

遠藤、若菜、悦子は壷倉に弱みを握られており、従わざる終えなかったとのこと。

澪は三人のことが許せなかったものの、このときは警察に突き出すことはせずに、壷倉を追い詰めるために必要な証拠を探し出すことにしました。

唯は情報を一番大切な人に預けたと言っていたらしい。

大切な人といえば、妹である自分。しかし全くと言って思い当たることは無い澪。

すると澪のもと竜崎から助けて欲しいと連絡が入りました。

竜崎は、養護施設で家族同然の玉野小夜子という女の子を助けたいが、助けられない状態に陥っていたのです。

小夜子は虫垂炎で手術をすれば助けることが出来る状態。

しかし親権者である育児放棄をしている母・早苗が、手術に同意しないために助けることが出来ないと言うのです。

竜崎が母・早苗を説得するも、頑として首を縦に振らないので、澪に何とか説得してほしいと依頼が回ってきたと言うわけでした。

いざ澪が母親の話を聞くと・・・母親は手術に同意しない驚きの理由を明かします。

それはオーラが消えてしまうから。

母親が信仰している宗教の教義で、手術をすることは許されないというのです。

母・早苗は怪しげな新興宗教にはまって、娘の手術を頑なに拒み続け、さすがの澪も説得不可な状態。

このまま放置すれば小夜子は死んでしまう。

しかし同意なく手術をすれば、竜崎は傷害罪に問われてしまう!

ここで火神教授の娘・玲香も動いてくれます。

このような状況であれば、児童相談所の所長の判断があれば母親の親権を停止して手術が出来るかもしれないと。

すると母親が信仰する宗教団体の弁護士が動き出し、子供を拉致されて腹を切り裂いたと逆にマスコミに告発すると言われてしまう状態に。

万事休すの竜崎でしたが、彼は家族と同様の存在の小夜子を助けることを諦めませんでした。

澪にどうしても助けたいと言う熱い思いを伝え、医師免許が無くなる覚悟で小夜子の手術を実行しようとします。

そのために澪に母親を小夜子の側から離れさせ、そのすきに小夜子を病室から連れ出すことに成功。

そして小夜子の手術を母親の許可なしにやってのけ、小夜子の命を救ったのでした。

手術を終え、医師を続けられなくなるかもしれない竜崎でしたが、幸せそうに微笑みます。

かつて母を救えなかったが、今度こそ家族を救えたから。

姉が残したSDカード

竜崎が無許可で手術を行ったことで、病院は大騒動となっていました。

澪は竜崎に姉の事件の黒幕は、壷倉医局長であることを伝えます。

そんな話をしていると、刑事の橘がやってきて、竜崎は無許可で手術を行ったことで告訴状が出たとして任意連行されていきました。

素直に連行される竜崎ですが、その後釈放されます。

一方澪は、竜崎の今後を心配しながらも、姉を殺した犯人・壷倉を追い詰めるための証拠を探しています。

そんなときかつて医者として自分が使っていた聴診器を久しぶりに取り出しました。

耳を当ててみると、何か異音がする。

聴診器の振動版と呼ばれるプラスチック膜の中に何かが挟まっていました。

それはSDカード。

そう、姉の唯が残したデータは澪の聴診器の中に隠されていたのです。

SDカードの中を調べようにもパスワードがかかっており見ることは出来ません。

そこで釈放された竜崎に頼み、火神教授に直接SDカードの中身を調べてもらおうとします。

火神教授であれば専門家に頼んで、SDカードの中身を明らかに出来るかもしれない。

真の黒幕・犯人の存在が明らかに

さっそく竜崎とともに火神教授に会いに行く澪。

火神教授は、壷倉医局長が横領をしていたとしたら由々しき事態だ。

告発するためにもSDカードは自分が預かると言ってくれます。

SDカードを渡したとき、澪の頭に違和感が走りました。

本当に壷倉が黒幕なのか?

ナースエイド三人の弱みを握ってスパイにするような力が果たしてあるのだろうか・・・

仮に壷倉が横領をしていたとしたら、わざわざ三人のナースエイドたちに伝えなくてもいいはず。

壷倉が自らをスケープゴートにしてまで守りたい存在がいたとした?

病院内で大きな影響力を持つ存在。

ここで初めて澪は、火神教授を怪しみ、SDカードを渡すことをためらいます。

しかし時すでに遅し、火神教授はSDカードを破壊したのです。

すると澪は思わず火神教授の首元に手を伸ばして「姉さんを殺したのはあなた?」と問い詰め、両手に力が入ります。

その様子を隣にいた竜崎は必死に止めました。

倒れこむ火神教授。そこまで強く締めたわけでは無かったのですが、実は火神教授は病に冒されていたのです。

末期がんで、姉の唯と同じ「シムネス」で余命3か月。

意識を取り戻した火神教授は、真実を話すためには条件があると言います。

それは、心臓にある腫瘍を取る手術を竜崎が行う事。

シムネスは全身のあらゆる臓器に腫瘍が生じるため、一部を切除しても意味が無い。

それでもやって欲しい。成功したら真実を話すからという火神教授の申し出のもと、澪も立ち合いのもと手術が行われることになります。

果たして手術は成功するのか?

火神教授の告白

手術が行われる前、澪は火神教授が何か言いたそうな様子なのを見つけます。

口元に耳を近づけると、すまなかったと謝る火神教授の言葉が。

なんと手術前に、火神教授は姉の唯を殺したことを告白したのです!

殺す気はなかった。

澪をナースエイドにスカウトした日、姉の唯に声をかけられた。

そのとき絶対に知られてはいけないことを指摘されてしまった。

釈明しようとしたら、取材をさせてくれるなら話を聞くと言ったので、夜に屋上で会うことにした。

唯は事実を公表すると言うと譲らなかった。

それから取っ組み合いとなって、はずみで屋上から転落してしまった。

澪はその告白を聞き、人を殺してまで守りたかった秘密が何なのか?と尋ねます。

しかし火神教授は、言えない。この秘密が暴かれたら、多くの人の命を落とすことになると口を割りませんでした。

シムネス治療のための「オームス」

そして澪に対して、シムネス治療のための「オームス」という機械を使いこなすオペレーターになるように言う火神教授。

理解できない澪でしたが、ここで火神教授は麻酔が利き始め意識を失ってしまったのです。

かつて火神教授は、澪をナースエイドとしてスカウトしました。

その真の目的は、シムネス治療のための「オームス」のオペレーターにすることだったようです。

オームスを使いこなすことはかなり困難で、さすがの竜崎も難しい様子。

しかし澪だけは例外で、オームスを操ることができたのでした!

そしていざ、火神教授の手術が始まりますが、心臓の腫瘍を取り除こうとしたところ、謎の赤黒い染みが少しずつ拡大していきます。

なんと腫瘍が増大していったのです。

竜崎と澪はなんとか腫瘍を取り除こうとしますが、うまくいかずに最終的には心臓が破裂してしまいました。

手術は失敗して、火神教授は命を落としてしまったのです。

となりのナースエイド原作ネタバレ⑨

火神教授が亡くなり、竜崎はその責任を取らされる形で休養という名の元自宅謹慎の処分が下され、医業停止処分も受けていました。

そして竜崎と澪は思います。

火神教授は、自らが死ぬことがわかっていて、あえてあの現象を自分たちに見せたかったのではないか。

腫瘍が異常増殖するあの光景を。

澪は火神教授が死ぬ前に言った、オームスのオペレーターになるかどうか迷っていました。

そんな中、最後にまた事件が起こります。

竜崎が命を救った少女・小夜子が母親によって連れ去られてしまったのです。

小夜子がいたのは母親の宗教団体のアジトでした。

なんとかアジトを発見した澪と竜崎。

小夜子を連れて逃げ出そうとしたとき、母親が宗教団体の男たちが持っていたボウガンを奪って、小夜子を撃ってしまったのです。

さらに竜崎も撃たれてしまいけがを負ってしまいます。

なんとか車に乗って逃げる竜崎と澪ですが、早く手術をしないと小夜子は助かりません。

すると近くにかつて辰巳の手術をした洋館があることが分かり、そこで手術をすることに!

しかし竜崎はケガをしており手術が難しい。

そこで竜崎は澪に手術を頼みます。

竜崎のサポートを受けて、約1年ぶりの手術を執刀した澪。

無事に手術は成功したものの、そこに知らせを受けた刑事の橘たちがやってきて、宗教団体の奴らや小夜子の母親は捕まります。

そして竜崎は「手術をしたのはすべて自分だ」と責任を自らが負おうとします。

澪は竜崎の気持ちを尊重し、本当のことが言えませんでした。

そんな澪に竜崎は言いました。

お前は俺が見込んだ通り一流な外科医だった。

自信をもって、未来はお前自身が決めろ。どんな選択をしてもお前はきっと多くの人を救えるはずだ。

澪は竜崎のその言葉に素直に感謝の言葉を伝えました。

そして竜崎はパトカーに乗せられ連行されていったのでした。

結末・最後のネタバレはハッピーエンド!

あれから三か月後、澪は今まで通りナースエイドとして仕事を続けています。

しかし変わった点もありました。

なんと外科医としても活躍していたのです!

そう、澪はナースエイドと外科医として病院で働く道を選んだのでした。

火神教授亡き後、娘の玲香は医者を辞めて、オームス開発メンバーとして製薬会社で、父親の夢を実現する道を選ぶことに。

そして澪は、火神教授が死の直前に行った「オームス」のオペレーターに協力することも決めていました。

一方、竜崎は手術を無断で行ったことなどから医師免許ははく奪されてしまい、アメリカに向かう事を決意!

ラストは、アメリカに向かう空港で別れる澪と竜崎のシーンです。

免許を奪われても、腕があるからどこでも医者はやっていけるし、患者は救える。

活躍できる場所は世界中にあると楽観的な竜崎。

澪は本格的に裏の世界の医者になる。ブラックジャックみたいですねと言います。

そして二人は握手をして、いつかまた会うことを約束。

人々が行きかう空港で、二人の外科医は胸を張って別々の道へと進んでいく。

そんな前向きなラストで締めくくられました!

となりのナースエイド原作の結末最後は未回収伏線の数々!続編がある可能性?

ハッピーエンドで最後を迎えた原作の「となりのナースエイド」。

しかし、この物語はいくつかの謎が残っている、解決していないままでした。

姉の唯が見つけ出した火神教授の秘密とは?

がん細胞が異常増殖する現象は何だったのか

澪がオームスのオペレーターとなったとき、はたして何が明らかになるのか?

もしかしたらまた続編小説が作られるのかも(;^_^A

映像化して原作の内容がどこまで再現されるのか楽しみですが・・・

もし原作通りのラストだとしたら、かなりモヤモヤした最終回になる可能性もありそうですね。

ドラマ「となりのナースエイド」最終回までのあらすじネタバレ全話まとめ

1話あらすじネタバレ

「くせ者ナースエイド誕生!」
2024.01.10 OA

名門・星嶺医科大学付属病院の統合外科に配属された新人の桜庭さくらば澪みお(川栄李奈)は、出勤初日の朝、ベテランナースエイドの片岡かたおか晴美はるみ(水野美紀)からいきなりお叱りを受ける。なぜなら、病院に着くなり、腰の痛みを訴える外来患者を見つけて、医師に「一刻も早く診察してください!」と指示してしまったから。――そう、澪は医師でもなければ看護師でもない、患者の身の回りの世話をするナースエイド(看護助手)。いくら患者を思ってのこととはいえ、医療資格がなく、医者の診察に首を突っ込むなんて医療現場の常識では「もっての外」なのだ。晴美に注意されても反省しているのかしていないのか、医療オタクの上に猪突猛進な新人・澪に、先輩ナースエイドの菊池きくち相馬そうま(矢本悠馬)と小野おの夏芽なつめ(吉住)もドン引きで…。

ナースエイドの仕事は、患者の食事や入浴の介助、ベッドのシーツ交換に心のケアまで。やることがたくさんな上に力仕事が多く、慣れない澪はすぐヘトヘトに。その上、朝の一件で看護師の中山なかやま明菜あきな(織田梨沙)から「調子に乗ってる」と目を付けられ、外科医の猿田さるた弥彦やひこ(小手伸也)からは「医師のマネ事がしたいなら医師免許取ってからにしてくれよ」と皮肉を言われ…。配属初日から、「めんどくさいナースエイド」認定されてしまう。 そんな澪には、この病院で楽しみにしていることがあった。統合外科には、日本医学会随一のイケメン天才外科医・竜崎りゅうざき大河たいが(高杉真宙)がいる!ただでさえ超優秀な外科医が集まる統合外科の中にあって、教授の火神ひがみ郁男いくお(古田新太)がひときわ信頼を寄せる大河。医療オタクにはたまらない、憧れの医師と一緒に働ける…と澪は胸を躍らせるが、大河の回診を見てその期待は裏切られてしまう。大河は、自分が執刀医を務める肺癌患者・早乙女さおとめ寛治かんじ(梶原善)に対し、あろうことか「手術をしても助からない可能性はある」と再発のリスクを歯に衣着せず伝えたのだ!不安でいっぱいの患者の気持ちを無視する冷たいふるまいに、思わず澪は抗議するが、大河は「患者を安心させる言葉など無意味だ」と一蹴する。そんな中、寛治が病院から逃げ出して――。

医療行為はできないけれど、寄り添うことで救える命だってある!新米ナースエイドの澪には、しかし誰にも言えない“想定外の秘密”が…。二転三転する怒濤の病院ライフエンターテインメントが開幕!

引用元:公式サイト

どうせ自分は助からないと思いつめた寛治が向かった先は、妻・美恵子が営む居酒屋。最近なかなか見舞いに来なくなったのは不倫しているからだ!と、思いをぶちまける。否定はするものの病院に来ない理由を言わない美恵子を、ますます疑う寛治は激しく責め立て、たまたま居合わせた澪が止めに入った拍子に、転んで左脇腹を痛めてしまう…。
病院に戻った寛治は、すっかり自暴自棄に。「俺が死んだ方が美恵子は幸せになれる」とふてくされ、病院食を食べず、なぜかコンビニのカップ氷ばかりを食べ続ける。
一方の澪は、美恵子の潔白を確信していた。美恵子の手…指の第二関節までひどいアカギレがあった。毎日、長時間、水仕事や調理をしていないとああはならない。澪は夜、美恵子のあとをつけ、真相にたどり着く。美恵子は寛治の治療代を捻出するために居酒屋の営業後もバイトをしていたのだ。寛治に黙っていたのは、そんなことを知ったら“手術をやめる”と言い出すに違いないから。美恵子の、「私、あなたのいない生活なんて考えられないの!」という必死の訴えに、寛治はようやく手術を受ける決心をする。そして美恵子が作って来てくれた大好物のメンチカツを食べる…が、なんだかいつもと味が違う気がして…?
澪は、大河に「早乙女さんの手術、よろしくお願いします!私、全力で応援します!」と言う。しかし、大河は「おまえが応援したらガン細胞が消えるのか?」…2人はどこまでいっても相容れない。

手術当日、寛治は澪に、先日のメンチカツが「なんか味が薄かった」とぼやく。さらに朝から腰の左側が痛み、足元がふらつくとも言う。心配した澪は医師の猿田に、手術前にもう一度検査をしてほしいと頼むが、猿田は「手術前の緊張でふらつく患者は珍しくもない!腰が痛いのは転んだからだろ!」と取り合わずにさっさと寛治をオペ室に運んでしまう。
でも…『メンチカツの味が薄い』と言った…氷ばかり食べていた…顔色が悪く足元がふらついていた…もしかして寛治は!?
澪はオペ室に飛び込む――「その手術、待ってもらえませんか!?」…どうしても術前診察をしてほしいと訴えた。猿田が「ナースエイドが偉そうに!」と吠える。そして執刀医の大河も「黙れ!」と一喝…しかし怒鳴った相手は澪ではなく、なんと猿田だった。「患者と最も身近に接するナースエイドが、患者の様子が“普段と違う”と訴えている。それは正確な診断のために耳を傾けるべきデータに他ならない。完璧な手術には、完璧な術前診断が必須だ!」診断すると、澪の指摘通り、寛治は居酒屋で左脇腹を打ったことで脾臓から出血。それにより巨大な血腫が生じて重度の貧血を起こしていた。もしこの血腫が破裂すれば致命的…とその瞬間、なんと本当にその血腫が破裂…!
猿田や看護師たちはパニックになる中、大河は冷静に脾臓を摘出し止血。その速さに息をのむ澪…。しかし、手術はこれで終わりではない。素早く胸腔鏡手術をしなければ。そんな状況の中、大河は、なんと澪も手術に参加するよう命じた。ナースエイドだからと遠慮する澪に、「最後まで責任を持って患者のそばにいろ」とたたみかける大河。一方、猿田に対しては「診断をせず手術をしていたら患者は死んでいた。おまえは患者の命を危険にさらした。手術に立ち会う資格はない」と言い放ち、オペ室から追い出した…!「さあ早くしろ!」大河に急かされた澪は慌てて準備を始める!……が、なんと血を見た途端に卒倒!結局手術には立ち会えなかった。

それでも手術は無事成功。美恵子は澪に何度もお礼を言う。「主人が元気になるまで、そばに寄り添っていてあげてください」その言葉を、澪はかみ締めるのだった…。

「私、このままやっていけるかな?どう思う?」…部屋に飾ってある指輪がついたネックレスに向かって話しかける澪。
そんな時、澪の部屋にやってきた大河が問いかける。「なぜ、ナースエイドをやっている?」
実は澪が出勤初日に介抱し、医師の診察に口を出して叱られることにもなった外来患者は、急死の危険性すらある状態だった。一刻も早い手術を医師に求めた澪が正しかったのだ。そして今回の寛治の件も…。
「おまえは何者だ?」と大河に詰め寄られる澪。
その口から、衝撃の言葉が飛び出す…「私は…人殺しです」澪の脳裏に、血まみれになったある女性の姿がよみがえり――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/01.html

オープニングは、血まみれの女性に駆け寄る主人公の澪の回想シーンが。何やら暗い過去があることがわかります。

そして新人ナースエイドとして病院にやってきた澪は明るく天真爛漫で、逆に同僚たちから、ちょっとウザがられます。

天才外科医・竜崎りゅうざき大河たいが(高杉真宙)の姿を見て、大興奮だった澪ですが、その冷たい態度に気持ちも冷めた様子。

ところが、なんとボロアパートの隣に住んでいた住人が竜崎大河だったことがわかり衝撃を受ける澪。

一方で、竜崎も澪が医師にアドバイスしたことが当たっていたこともあり、澪に何か疑惑を持ったようでした。

そして入院患者の早乙女に怒った異変にも気づいて、手術をする前に検査をするように要求。竜崎は澪の意見を聞き入れて検査し、危機的状況に陥ったものの、見事、早乙女の手術を成功させた竜崎。

しかしその後、竜崎は澪に「おまえは何者だ?」と問いかけられて「私は…人殺しです」と答えるのでした。

2話あらすじネタバレ

「モンスターナースエイドVS超わがままVIP患者!」
2024.01.17 OA

「私は…人殺しです」――。新人ナースエイドの桜庭さくらば澪みお(川栄李奈)は、急死の危険性もあった患者を立て続けに救ったことで、天才外科医・竜崎りゅうざき大河たいが(高杉真宙)から“何者だ?”と正体を怪しまれてしまう。
自分は人殺し…そう答える澪は、すぐに「冗談です…忘れてください」と訂正するが、大河は釈然としない様子…。

さらに、オペ室で大立ち回りを演じた澪の話はあっという間に看護師たちに知れ渡り、澪は完全にモンスターナースエイド扱い。まるで腫れ物にでも触るかのような、よそよそしい態度を取られてしまう。
そんな中、星嶺医大が誇る“超高級特別個室”に超わがままなインフルエンサーが入院。しかも冷徹な天才外科医・竜崎大河が担当医となり…統合外科にまたまたトラブルの予感⁉そのインフルエンサーは、ライバー『なしもえ』こと高梨たかなし萌もえ(恒松祐里)。今や配信だけにとどまらずタレントとしても活躍し、まさに人気絶頂のさなかにステージ1の膵臓ガンが発覚。幸い発見が早かったため、すぐに手術を受ければ完治が可能なのだが、何故か萌は「手術を受けたくない」と、頑なに手術を拒否。理由を聞いても、「嫌なものは嫌」の一点張り…。
手術をしないと、助かるはずの命も助からない…。本来ならば救うことが出来る命を見過ごせない大河だが、萌の説得に時間をかけている余裕もない。なぜなら、大河には日本初の事例となる大手術が控えているからだ。萌への説得は別の人に任せる方が合理的…そう考えた大河から彼女の説得を任された澪は、どうすれば萌が心を開いてくれるのか悩み始める――。

わがままなライバーが手術を拒否するワケとは?そして自分を“人殺し”と呼ぶ澪の過去に一体何が…?全く関係ないはずの2つの“秘密”が思いもよらぬ形で交差していく……。
二転三転する病院エンターテインメント、今週も目が離せない!

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/

ステージ1のすい臓がんで入院した人気インフルエンサーの萌は、手術をかたくなに拒否する理由を話そうとせずおてあげ。

すると大河は、澪(川栄李奈)にその理由を聞き出してほしいと言います。

澪は懸命に萌に寄り添い話を聞こうとしますが、勝手なわがままを言うだけで、理由を話そうとしません。

そんな中澪は、猿田弥彦(小手伸也)から萌に対して「わがまま」「勘違い」「芸能人になれなかった落ちこぼれ」散々なことを言い、反論。しかしそんな澪に逆切れした猿田が「医者になりたかったのに、ナースエイドをやってる落ちこぼれ」「落ちこぼれ同志傷をなめあっている」と言われて、何も言えなくなります。

そこに偶然通りかかり、すべての話を聞いた萌は、澪に心を開いて、手術を受けない真相を明かします。

もともと女優を目指していたが、全く売れなかったため当時の所属事務所を辞めさせられてライバーに転身。そして知名度があがり、夢だった女優の仕事を得ることができたが、その映画は肌を露出する際どいシーンが。このチャンスを逃したくないから、大きな傷跡が残ることを躊躇していた。

澪は「私が(萌にとって)良い方法を考える」と言ってしまいます。

しあkし映画の撮影が終わる半年後まで手術を待っていたら手遅れになる可能性があり、苦悩します。そんな中思いついたのは、ロボット「ダビンチ」による手術。大約1センチの複数の穴からロボットアームを挿入して、すい頭部と十二指腸を切除する方法で、このやり方だと傷痕はほとんど残りません。

大河と一緒にロボット手術について話をしに行った澪。しかしロボット手術は高難易度で、始めて見て予想外のガンの進行や、不測の出血などがあった場合、すぐに開腹しないといけないため、そのリスクがあり、絶対に傷をつけないとは言えないと正直に答えます。

それを聞いた萌は大河に怒りだし「絶対に傷痕を残さない!そう約束してくれるまで絶対に手術は受けない!」と言います。「その約束はできない」と返す大河。その夜、萌はライブ配信で大河とのやり取りを暴露して非難します。「私の執刀医、ミスしたら体に傷が残るとか言ってるの。それなのに強引に手術しようとするの!マジで超やぶ医者」と言うのでした。

萌のことで悩んでいた萌は火神の教授室に入るように言われます。

「いいんですか?私をこの部屋に入れて。私と教授の関係は秘密なんじゃ・・・」と澪。

2人にはどういう関係がある??と思わせるシーンでした。萌のことで悩む澪に火神は「患者も君と同じ思いになれば手術を受けるんじゃないのかな?」と声をかけるのでした。

その後、澪は大河に頭を下げて「嘘でもいい、高梨さんに、100%彼女の体には傷をつけないと約束してください!」「それはウソをつくことになるのかもしれない。でもそのウソで彼女を安心させたい!「心を無視した医療は患者さんの命を危険にさらします」と必死に訴える澪に大河は納得し「お前何があった?」と以前同じような経験をしているのでは?と思う大河。そして「お前の言う通りにしよう」と言いつつも「その代わり、自分のことを人殺しと言った意味を、過去のことを全部話せ」と言うのでした。

澪「絶対に傷を残さない」と大河が約束したことから、ついに萌は手術に同意。ロボット支援下によるすい頭十二指腸切除術は無事に成功し、傷痕もほとんどわからないほど小さいものでした。傷をみて安心してと涙を流す萌でした。

その後、約束通り、澪は大河に事情を話します。

「私は姉を殺した。姉はシムネスだったんです」と。一方その時、澪の部屋は何者かによって荒らされていました。また刑事の男が澪の姉・唯の写真を眺めているのでした。

3話あらすじネタバレ

「姉は…シムネスだったんです」――病院からの帰り道、澪みお(川栄李奈)は今まで秘密にしてきた過去を大河たいが(高杉真宙)に打ち明ける。
半年前に命を落とした姉・唯ゆい(成海璃子)のこと…、自分のことを“人殺し”と言った理由、そしてなぜナースエイドとして星嶺医大にやって来たのか……?

全てを告白し寮に戻った澪を待ち受けていたのは…、乱雑に荒らされた自分の部屋。
留守の間に泥棒に入られたようで、なぜか机の上に置いていたはずの“ノートPC”だけが盗まれていた…。警察が調べる間、部屋に入れなくなってしまった澪は、隣に住む大河の部屋に一晩泊めてもらうことになり……。

翌日、澪の“お泊り事件”を知ったナースエイド部屋はプチ騒ぎ。晴美はるみ(水野美紀)と夏芽なつめ(吉住)はどベタなラブコメ展開に興味津々。一方、澪に想いを寄せる相馬そうま(矢本悠馬)は、気が気でない。

その夜、澪たち一同は居酒屋『乙女』に立ち寄り、相馬の大学時代の友人・内藤ないとう雄二ゆうじ(戸塚純貴)と鉢合わせる。相馬と内藤は口下手同士仲が良かったが、会うのは2年ぶり。聞けば、内藤は当時付き合っていた恋人・伊織いおり(浅川梨奈)と別れてしまったらしい。「なんで?あんなに好きだったのに…」と、相馬が理由を尋ねた途端…!内藤は急に人が変わったように大声を出して、「俺はまだ伊織ちゃんのことが好きなんだよ!」と叫び始める。内藤の豹変に、相馬は驚いて…。
しばらくして我に返った内藤は、叫んだ記憶が全くないと言う。実は最近、職場でも同じように突如豹変し、先輩に暴言を吐いてしまったらしい。念のため星嶺医大で検査を受けた内藤を待ち受けていたのは、衝撃の検査結果で…。 物静かな男が突然豹変するワケとは一体…?

そんな中、突如澪の前に、姉の死に関係する“ある人物”が現れる…!

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/

半年前、多摩中央総合病院の外科医だった澪は、若くして“天才”と呼ばれ将来を嘱望されていた。そんな澪を火神ひがみが星嶺医大にスカウトしたが、その直後、姉・唯の『シムネス』が発覚。『シムネス』=全身性多発性悪性新生物症候群。全身に同時多発的に悪性腫瘍が生じ、確認できる腫瘍を全て切除したとしても、すぐに新しい腫瘍が発生して必ず患者を死に至らしめる…、火神が長年、研究テーマとして掲げている魔病だ。澪は唯の主治医となって最後までそばにいることを約束し、火神のスカウトの話を断った。
唯に少しでも長く生きてもらいたかった澪は、リスクを承知で半ば強引に手術に踏み切った。しかしその結果、唯は松葉杖なしでは歩くことができなくなってしまった。新聞記者として仕事一筋に生きてきた唯は絶望のどん底に…。婚約していた恋人・橘信也たちばなしんや(上杉柊平)に一方的に別れを告げ、『澪…ごめんね』というメッセージを残して、自ら命を絶ったのだった…。
姉を死に追いやった私は人殺し…と自分を責める澪は、それ以来PTSDとなり、メスを持つどころか注射さえも怖くてできなくなってしまった。そんな澪を見かねた火神が「医療行為をしないナースエイドならできるだろう?」と、星嶺医大に呼んだのだ。

相馬の親友・内藤雄二は、検査の結果、『脳炎』と診断された。記憶障害や異常な言動は、それによるものだった。内藤はそのまま入院。まずは脳炎の原因を突き止めるのが先決だが、担当医から内藤のカルテを見せられた火神は、急に顔色を変え、主治医を大河に変更する…。

相馬は、両親のいない内藤のために、入院生活に必要な着替えや日用品の準備役を買って出る。「仲いいんだね」とほほ笑む澪に、「僕…あいつに借りがあるんです」と相馬。ナースエイドになる前に勤めていた会社でのイジメで退職に追い込まれ、引きこもってしまった相馬に、内藤はこんな言葉をかけてくれた…「人生、前向きに生きてる方の勝ち」。あの言葉のおかげで再び外に出ることができたのだ。とはいえ特に目標もなく、ナースエイドの仕事も惰性で続けてしまってはいるけれど…。

内藤の病室に、突然元カノ・伊織が現れる。2年前に別れてからも内藤は伊織のことをずっと思っていたが、ふられた手前、自分から連絡はできずにいたのに、「一体なぜ…?」なんと伊織の話では、昨夜、内藤が電話をかけてきて「ずっと好きだった!会いたい!」と懇願してきたらしい。だが内藤は病気のせいで全く覚えておらず、伊織はショックを受ける。実は伊織は、内藤と別れたことを後悔していた。自分から“別れたい”と言ってしまったが、本当は内藤のことが忘れられず、昨夜の言葉が嬉しくて飛んで来てしまった…「バカみたいだよね」と肩を落として病室を去ろうとする伊織に、「待ってください!」と澪。確かに脳炎は異常な言動を引き起こす…でもその一方で、腹の底にたまった本音が出てしまうという症状も多数報告されている。澪に背中を押された内藤と伊織は、お互いようやく素直になって…。
ところが翌日、澪は、大河から衝撃の事実を聞かされる。「彼はシムネスだ」――澪は言葉を失う――。

大河は内藤に事実を告知する。このままなら余命は1カ月。バチスタ手術を行えば1年ぐらいの延命は見込めるが、リスクは極めて高い…。死を覚悟した内藤は、伊織の将来を思って「退院したら仕事に専念したい」とウソをついて伊織を冷たく突き放す。涙する伊織…。でも澪たちナースエイドにはどうすることもできない。伊織に本当のことを伝えるのは守秘義務違反になるし、何より内藤の気持ちを尊重しなければならないからだ。2人のために何ができるのか…、惑う澪に大河が言う…「まず姉と向き合え」。
澪は、今まで避けてきた“姉の死”と向き合う覚悟を決め、唯の遺品を保管しているレンタル倉庫からノートPCを取り出す。生前の唯が「私の全てが詰まっている」と言っていたPC。姉は死の直前に何を思っていたのか…私を恨んでいたのでは…押しつぶされそうになりながら、澪は意を決してPCを開ける……と、そこには予想もしていなかったメッセージが残っていた。 『澪へ、私が死んだ後、あなたを苦しめたくない。死にゆく者が最後にやるべきことは、自分が死んだ後、生きている人がちゃんと前向きに生きられるようにすること。』 澪は、内藤の元へ急ぐ――。

内藤はバチスタ手術を選択していた。「たった1年の延命ですけどね…ただ後悔はしたくない」と言う内藤に、「伊織さんの気持ちは?」と澪は問う。このまま内藤が亡くなれば、何もできなかった伊織にはきっと後悔だけが残る…。姉に何もしてやれなかったことを今も毎日後悔している自分と同じ思いを、伊織にさせてほしくない。死にゆく者が後悔を残したくないのと同じように、生き続ける者にも後悔を残させては駄目だ…「あなたの全てを伊織さんに伝えた上で、これから生きていく伊織さんに選ばせてあげて!」…その言葉に突き動かされた内藤は、ついに伊織に本心を伝える…「僕は君を愛している」…その思いを、伊織も涙で受け止めるのだった。

大河による内藤の手術は無事成功。内藤と伊織の幸せそうな姿を見た相馬は、「死ぬ前にあんな前向きな笑顔ができる人間は、勝ちです」 …そして、相馬も目標が決まった。「ナースエイドです。僕も澪さんのように患者に寄り添って、あんなふうに笑顔にさせたいです」。

澪は改めて唯のPCを開き、メッセージの続きを読む。『私は最後に伝えておきたいことがあります…それは』…文章はそこで終わっていた。姉は何を伝えたかったのか?思案する澪の元を、意外な人物が訪ねて来る。「澪ちゃん」…唯の元婚約者で刑事の橘だ。突然現れた橘は、思いも寄らない言葉を口にした…「唯は自殺じゃない…殺された」――澪の思考が止まる――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/03.html

成海璃子さんが澪の姉役であり、また謎の男が、澪の姉の唯の恋人だった刑事の橘信也(上杉柊平)だと判明した3話。

また自殺だと思っていた姉の死がもしかしたら殺人!?と気になる展開になってきました。

また相馬の大学時代の友人・内藤雄二(戸塚純貴)が余命わずかの病気で、元カノとの切ないエピソードも描かれました。

4話あらすじネタバレ

「新たなクセ強キャラ現る!」
2024.01.31 OA

「唯は自殺じゃない…殺された」――。澪みお(川栄李奈)は、姉・唯ゆい(成海璃子)の死に他殺の可能性があることを、唯の元彼で刑事の橘たちばな(上杉柊平)から聞かされる。
橘によると、唯は生前、ある男について調べていた。男の名は辰巳浩二たつみこうじ。半グレ集団のリーダーで、特殊詐欺や違法ドラッグなどあらゆる犯罪に手を染め、場合によっては殺人すらいとわない危険人物だ。警察も辰巳を捕まえようと躍起になっているが、今のところ居場所さえつかめていない。唯はその行方をたった1人で調べており、おそらく辰巳に関する重大な情報を手に入れたせいで殺された…「俺の知ってる唯は自ら命を絶つような人間じゃないから…」と無念の思いを口にする橘。辰巳を捕まえるために、唯の残したもので辰巳に関する情報はないかと澪に迫る。しかし、あまりに唐突かつ衝撃的な報せに大混乱の澪。お姉ちゃんが…、殺された…?
ひとりで抱えきれない澪は、夜、大河たいが(高杉真宙)に相談しようと部屋を訪ねるが、肝心の大河は最近、密かに毎晩どこかへ出かけているようで、何故だか全然寮に帰ってこない…。

そんな澪の前に、新たなクセ強キャラが出現。火神ひがみ(古田新太)の一人娘・玲香れいか(瀧本美織)がアメリカ留学から帰ってきたのだ!容姿端麗で外科医としての腕も超一流の玲香。留学前に大河を相手に“ある事件”を起こしたことは、病院内ではもはや伝説となっている…。
その玲香から、さっそく目を付けられてしまう澪。どうやら玲香は、澪の秘密を知っているようで…。そして澪は、気付かぬうちに、ある“とんでもない計画”に巻き込まれてしまっていた…!
玲香の目的とは一体!?大河は一体どこへ!?そして、不可解な姉の死の真相…。 全ての謎が動き出す急展開の第4話!!

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/

「桜庭さん、あなた…竜崎大河とどういう関係なの?」――澪は玲香に呼び出され、大河との関係を問い詰められる。澪は知らないが、病院内では、玲香が大河にベタボレなことはもはや常識だ。なんでも大河に派手にフラれたショックでアメリカに行ったとか…。「全然、そういう関係じゃないです」と澪がキッパリ否定すると、玲香はそれ以上はツッコまず、話を本題に移す。「あなたのことなんて、調べようと思えば簡単に調べられるの」…玲香は、澪が優秀な外科医だったことを知っていた…!そして、PTSDであることも…。

玲香は澪のPTSDがまだ完治していないことを確認すると、父の火神に疑問をぶつける。「あの子もオームス適応の候補者として考えているの?大河くんでもまだ適応できるか難しいのに…」。すると火神は「オームスは私の夢だ…少しでも可能性のある人間は全て候補者として考えている」。玲香が反論する…「私は認めない。…彼女が適応できるとは思えない」。火神が水面下で進めている『オームス』とは一体…?

その夜、澪は、レンタル倉庫に保管していた唯のノートPCを橘に見せる。「お姉ちゃんは原稿や取材のメモを全てこれに書き込んでいました」…先日、澪の部屋に忍び込んだ人間は、澪のノートPCを盗んでいった。しかし本当は、この唯のノートPCが狙いだったのではないか?もしかしたらこの中に辰巳に関する重要な情報が入っているのでは…。澪は、唯のノートPCを橘に託す。

翌日、澪は病院で大河を見つけ、最近ちっとも寮に帰ってこない理由を聞いてみる。「毎晩、何やってるんですか?」…でも大河は全然教えてくれないし、唯のことを相談しようとすると玲香の邪魔が入るし…。なんだか複雑な気分の澪。
そんな澪の知らないところで、玲香は、オームス適応の候補者にされている澪に関して、大河に相談していた。「私、不安なの…優秀な外科医の未来が失われるんじゃないかって…」――。

その日の帰り、澪は大河の車で寮まで送ってもらうことになり、ようやく2人きりに。唯の死に他殺の可能性があることを説明する澪は「どうしたらいいか分からない…」と頭が混乱していることを打ち明ける。すると大河は、「頭がぐちゃぐちゃした時、頭をすっきりさせる方法だけは知ってる。今から連れて行ってやるよ」と車を走らせる。しばらくして着いた場所は、大河の推しが出演しているライブハウスだった。推しのライブで汗びっしょりになるまで踊り狂う大河の意外な姿…。
散々踊った後でおなかが空いた2人は、そのまま近くのレストランへ。そこで澪は、以前から大河に聞いてみたかったことを尋ねる…「大河先生は外科医として何を目指してるんですか?」。大河は言う…「俺の夢は火神教授と同じ…シムネスの完治だ」。とはいえ、シムネスは治療不可能な魔病。体中の腫瘍を取ってもまた新たな腫瘍が生まれる。あの『火神細胞』をもってしてもダメだった…。
『火神細胞』とは、火神が生み出した、がん治療用の特殊な細胞。それをがん患者に投与すると、腫瘍細胞を次々に攻撃して破壊してくれる。しかも副作用がほとんどない。今の火神の名声があるのは、この『火神細胞』があるからに他ならない。だが、そんな画期的な『火神細胞』も、シムネスには通用しなかったのだ…。
それでも、火神はシムネスを駆除するための新たな治療法を開発しようとしている。その力になりたいと言う大河。「不治の病なんてあってはならない!俺は自分の体を犠牲にしようが、必ず…」と語気を強める大河は「おまえも協力しろ」と澪に迫る。「外科医に戻るんだ。…おまえの姉もおそらく、そうなることを望んでいたはず」――と、その時、店内の男性客が突然倒れた!大河と澪はすぐに男性の元に駆け寄る!男性はピーナッツアレルギーによるアナフィラキシーショックを起こしたようで、脈が微弱になり、血圧も低下、さらに気道もふさがってしまった…!今すぐ処置をしないと窒息死してしまう!大河は車に積んでいた医療道具を澪に持ってこさせ、「俺が気管切開して呼吸できるようにする。おまえはアドレナリンを打って、患者の血圧を上げろ!」…言われるがままエピペンを持つ澪。しかしその手が震えて打つことができない…。次第に眩暈がして…呼吸が乱れる…。それでも、大河は澪を信じて叫ぶ…「おまえの姉を殺したのは、おまえじゃない!おまえの姉はおまえの幸せを祈っていた!トラウマを背負う必要はない!おまえならできる!…おまえがこの患者を助けるんだ!」…大河の懸命の声が、澪の震えを止めた…「アドレナリン、筋注しました!」――。
男性は一命を取り留め、救急車で病院へ搬送された。唯が死んで以来、初めて注射を打ち、一瞬だけだがPTSDを克服した澪に、「それで十分だ」と、大河。「病気ってのは少しずつ治していくものだ」――。

澪の部屋に橘がやって来る。預かっていた唯のPCに鍵のかかったフォルダがあり、そのパスワードがどうしても分からないと言う橘は「俺は本当に唯のこと何も分かってねーな」と肩を落とす。実は橘は、唯の病気が発覚した後、指輪を渡してプロポーズしたが断られていた。その時に唯から言われた「私のことを何も分かってない…」という言葉が、今でも橘の頭を離れないのだ。……が、プロポーズの話を初めて聞いた澪は、“指輪”にピンとくる。それってもしかして…澪は部屋に飾ってあるリングネックレスを手に取る。それを見た橘は「俺が渡した指輪…」。唯は生前、この指輪を肌身離さず身に着けていた。「橘さんがプロポーズしたその日はいつですか?…お姉ちゃんにとって、その日はかけがえのない日だったはずです!」…澪に言われ、橘はその日付をパスワードに入力。するとフォルダが開いた!
たまらず目頭を押さえる橘…。命が尽きるその瞬間まで、唯は橘のことを愛していたのだった。

ようやく開いたフォルダの中には、やはり『辰巳浩二資料』と書かれたファイルがあった。ファイルには、とある住所が記載されていたが、ネットで調べたところ、かなり山奥のようだ。ここに一体何が…?気になって仕方がない澪は、橘が止めるのも聞かず1人でその場所へ向かう。するとそこには、一軒の屋敷が立っていた。澪は意を決して屋敷に入ろうとする…と、1台の車がやってくる。見覚えのある車…そのドアが開き、降りてきたのは、大河だった――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/04.html

姉の元恋人だった刑事の橘から、姉を殺害したかもしれない容疑者として、辰巳浩二の名前を聞いた澪。

そして辰巳の自宅かと思われた住所に出入りしていたのは、なんと大河でした。

5話あらすじネタバレ

澪みお(川栄李奈)は、姉を殺害した可能性が高い男・辰巳たつみ(やべきょうすけ)のアジトと思われる山奥の屋敷の前で大河たいが(高杉真宙)を目撃する。
刑事の橘たちばな(上杉柊平)が調べたところ、屋敷が辰巳と関係のある場所だということは間違いない。だとすると、何故大河があそこにいたのか…?大河と辰巳はつながっている…?姉のこと、辰巳のこと、そして大河のこと…。分からないことだらけで澪の頭の中はグチャグチャ。仕事に身が入らず、患者が話し掛けても上の空で、大河にもよそよそしい態度をとってしまう…。
その頃、火神ひがみ(古田新太)は独自に開発したオペレーションシステム『オームス』の実用を目指し、オームスに適応できる人材を探していた。「オームスを使いこなせる人間だけが、魔病シムネスに打ち勝つことができる」と豪語する火神。しかし、大河でさえ使いこなすことができないオームスを、並の医師が扱うことは到底不可能で、適応者が見つからないまま時間だけが過ぎていく。焦り始める火神の耳に、大河に関する悪いウワサが届く…。

澪の悩みなど知る由もないナースエイド控室では、他人の色恋沙汰を面白がる夏芽なつめ(吉住)が、澪に好意を寄せる相馬そうま(矢本悠馬)に「グズグズしてないで、コクっちゃいなよ」とけしかけ、相馬が遂に“覚悟”を決める。一方、晴美はるみ(水野美紀)は最近帰りが遅い大学生の息子のことで、澪は大河と辰巳の関係のことで頭がいっぱい…。
そして、遂に我慢できなくなった澪は、朝早くから車で出掛けていく大河をこっそり尾行するが、たどり着いた先で澪が目にしたのは衝撃の光景で…。
姉の死の真相に迫る澪に、またもや不測の事態が襲い掛かる!!

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/

火神が実用を目指す『オームス』とは、火神細胞にミクロ単位のバイオコンピューター回路を組み込んだ『新火神細胞』を、外部からの電気刺激と磁力で操作するシステムのことだった。いくつもの新火神細胞を患者の血管から注入し、それを操作し腫瘍に集めて、一気に食い尽くす…。魔病シムネスに打ち勝つための最終兵器だ。しかし、オームスを扱う者は心身共に大きなダメージを受けるため、並の医師では耐えられない。玲香れいか(瀧本美織)でも5分がやっと、大河ですら15分で体が悲鳴を上げる。最低でも1時間は操作出来ないと実用化は難しいが、適応者はいまだ1人も現れていない。

夏芽は仕事終わりに澪と相馬を飲みに誘う。元気のない澪を励ましたい…というのは建前で、本当は相馬に告白のチャンスを与えるため。予定通り、ほろ酔いになったところで夏芽は気を利かせて先に帰り、澪と相馬は2人きりに。ところがその直後、2人は晴美にバッタリ鉢合わせる。独りぼっちで泣いている晴美は、息子にGPSを仕掛けようとしたことがバレて、家を出て行かれてしまったという。「持ってると付けちゃうから、あげる」と、澪は晴美からGPSを譲り受ける…。

翌日、澪は、朝から車で出掛けていく大河をタクシーで尾行するが、ある病院にたどり着いたところで大河に見つかってしまう…「こんなところで何をしているんだ」。観念した澪が「辰巳浩二とはどういう関係ですか?」と問い詰めると、大河は、辰巳とつながっていることをあっさり認めた…。大河が言うには、あの屋敷は辰巳の隠れアジトで、バレないように他人名義で借りているらしい。しかも…「辰巳は俺の患者だ。正確には、患者の1人だ」…実は、澪と大河が今いるこの病院には、辰巳の2歳になる娘が入院している…。病名は先天性胆道閉塞症せんてんせいたんどうへいそくしょう。胆管が生まれつき閉塞している疾患で、そのまま放置すると肝不全を起こして命を落とす危険がある。それを防ぐために1度手術を受けたのだが、執刀医がミスをしてしまい、それにより肝硬変が進んで肝不全を起こしてしまった…。このままだと余命は2、3カ月。助けるためには肝移植するしかなく、そのドナーが、父である辰巳なのだ。手術は3日後、あの屋敷で辰巳の肝臓の一部を取り出し、この病院に再び運んで移植する。警察に追われている辰巳が居場所を隠して手術するためには、そうするしかない…。

そんな危険なオペを大河が引き受けるワケは、辰巳の娘の手術をミスした執刀医の佐々木が、大河が昔世話になった医師だからだ。「だからって…」…澪にとって辰巳は姉の敵。そんな人物の手術をなぜ引き受けるのか理解できず、警察に連絡しようとするが…「2歳の子どもを見殺しにする気か?」と大河。「目の前に助けられる命があるなら救う、それが医者だ。まだ医者としての魂があるのなら前へ進め!おまえの姉もそれをきっと望んでいるはずだ」…大河の言葉で、姉・ゆい(成海璃子)の“前向きに生きてほしい”という願いを思い出した澪は、悩んだ末、3日後に行われる辰巳の手術に助手として同行することに決める。

辰巳の移植手術当日。大河の車で辰巳の屋敷に向かう澪は、「肝臓の摘出が終わって屋敷を出たら、すぐに橘に連絡して辰巳を逮捕してもらう」…そう決めていたが、屋敷に到着すると、辰巳の部下・清水しみず(松角洋平)は「ボスの居場所を警察にリークされないため、違う場所で手術をしてもらいます」…大河と澪は目隠しをされたまま、清水が用意した別の場所へ連れていかれ、そこで辰巳の手術をすることに…。今居る場所がどこか分からない状況では、橘に報告しようがない…動揺する澪に、大河は「頭の中のゴチャゴチャは一度忘れて、手術のみに集中しろ!」――。
ドナー側・辰巳の手術が始まる。大河の執刀で辰巳の肝臓は無事摘出されるが、かん流を行うはずの助手がトラブルに見舞われ、急きょ大河がかん流を行うことに。「誰か、俺の代わりに縫合できるやついるか?」…誰も手を上げない中、「私にやらせてください!」…志願したのは、澪だ。相手が悪党でも、助けられる命があるなら救うのが医者…。目の前の命を救うために、澪は縫合を始める。だが、やはり手が震え、目まいがして…。そんな澪に、大河が叫ぶ…「おまえと姉との思い出は、悲しいことだけだったわけじゃないだろ!」…澪の脳裏に、唯との楽しかった日々の記憶がよみがえる。「私、なんでこんな大切なこと忘れてたんだろう…」…その思い出に力をもらった澪は、完璧な縫合をしてみせるのだった…。

辰巳の手術を終えた澪と大河は、再び目隠しをされて屋敷に戻ると、肝臓の入ったアイスボックスを持って娘の待つ病院へ急ぐ。移植手術は無事成功。佐々木は大河に礼を言うと、「約束通り5000万振り込む」。大河がオペを引き受けたのは、お金のためだった…。ニヤっとする大河の横で呆然とする澪…。と、突然橘から連絡が…「辰巳を逮捕した!」。実は澪が、晴美から譲り受けたGPSを、辰巳の縫合中にガーゼの中に忍び込ませていた。橘はそのGPSを頼りに、辰巳の潜伏先を突き止めたのだ。しかし、取り調べの結果、唯の死亡時に辰巳は海外にいたことが判明。唯を殺したのは辰巳ではなかった…。「そんな…。やっぱりお姉ちゃんは自殺ってことですか?」…ショックを受ける澪に、橘は衝撃の事実を告げる…「唯が残したノートパソコンに、気になる資料を見つけた」。その資料に載っていたのは、大河の写真だった――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/05.html

大河と辰巳の手術をすることになった澪。澪の機転でついに辰巳を逮捕することができたのですが、なんと辰巳にはアリバイがあり、姉殺しの犯人ではなかったことが判明。

そんな中、姉のノートパソコンから大河の大量の写真が。もしかして大河が犯人?という展開に!

6話あらすじネタバレ

澪みお(川栄李奈)が仕掛けたGPSを頼りに、橘たちばな(上杉柊平)が辰巳たつみ(やべきょうすけ)を逮捕した。しかし、取り調べの結果、辰巳は澪の姉・唯ゆい(成海璃子)の死とは無関係だったことが判明。やはり唯は自殺だった…?複雑な思いの澪に、橘は他殺の可能性を捨てきれないと言い、唯のノートPCに残っていた1枚の写真を見せる。写っていたのは……、大河たいが(高杉真宙)。さらに、唯のノートPCには星嶺医大の統合外科に関する資料が大量に残されていて…。
唯は大河のことを調べていた…?一体何故…?疑念を抑えきれない澪は、大河を居酒屋『乙女』に呼び出すと、単刀直入に問い詰める。「先生が私のお姉ちゃんを殺したんですか?」――。

一方その頃、晴美はるみ(水野美紀)は、星嶺医大に通う息子・照希てるき(兵頭功海)が相談も無く退学届を提出したことに大慌て!「どういうこと!?そんなのお母さん認めない!」…晴美がいくら理由を聞いても、照希は「干渉するな」の一点張りで、まともに口を利いてくれない…。親に反発するだけならまだしも、勝手に退学届まで出して…。照希の考えていることがさっぱり分からず頭を抱える晴美は、照希が尊敬する大河に頼み、大学を辞めないように説得してもらおうとするが…。突如、照希の体調に異変が起こる――。

唯は何故大河を調べていたのか?謎に包まれた大河の素顔とは…?
さらに、澪を欺く“まさかの事実”が発覚し、謎はさらに加速する――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/index.html

大河は唯を殺してなどいなかった。ホッとした澪は、統合外科と唯の関係について、何でもいいから分かったことがあったら教えてほしいとお願いする。すると大河は、スパイ役を引き受ける条件として、「外科医に戻って俺と共に火神教授のプロジェクトに加わるんだ」――。

失読症の症状が出ていた照希は、MRI検査の結果、海綿状血管腫かいめんじょうけっかんしゅと診断された。脳の血管の奇形の一種で、そこから出血したことで脳が圧迫されて失読症を起こしていたのだ。手術で摘出すれば治るが、もし言語中枢を傷つけてしまったら言語障害が残ってしまう。しかも照希の場合は腫瘍が言語中枢のかなり近くにあるため、術式は『覚醒下脳腫瘍摘出術』。全身麻酔をかけてから開頭し、脳を露出させた状態で患者を覚醒させる。そして患者と会話をしながら、執刀医が言語中枢の位置を見極め、そこを傷つけないように腫瘍を摘出する…。手術は1週間後。澪は執刀医の大河から、手術の時に照希との会話を担当する重要な役目を任される。

晴美は照希の病気を知って激しく動揺。大河に「照希を助けてください!」と泣きすがるが、その姿をうっとうしい目つきで見ていた照希から「ウザいんだよ!」と拒絶されてしまう…。
落ち込む晴美の為に、澪たちナースエイド一同は、照希が晴美のナースエイドとしてのスゴさを知れば晴美を敬うはず…と考え、照希の前で大げさに晴美を引き立てる。が…、思惑がバレて大失敗…。照希はますます機嫌を悪くし、「僕はあの人から解放されたいんです!退院したら星嶺医大も辞めて家も出て自由になりたいんです!」。すると、その会話をたまたま聞いていた玲香れいか(瀧本美織)が照希にブチ切れて…「どんだけ親があんたの面倒を見てると思ってるの?」。星嶺医大の学費は年間500万円、それを6年も払い続けることがどれだけ大変か、自分がどれほど親に愛されているか…そのひねくれた目を大きく開けて親のことちゃんと見てみろ!」とピシャリ。しかし照希は、親に愛されてなんかいないと言い張る。「僕は裏口入学なんです」。照希は以前、晴美が電話で「許してください、言わないでください、照希の裏口入学のことは…」と話しているのを聞いてしまったのだ…。自分を裏切った両親のことが許せないと言う照希。玲香も澪も、返す言葉を失ってしまう…。

一方その頃、大河は火神ひがみ(古田新太)に、「桜庭澪にオームス適応訓練を受けさせてほしい」と進言していた。危機感を抱いた玲香が澪にこっそり忠告する…「オームスに関わるのはやめたほうがいい」。澪は『オームス』が何のことかさっぱり分からず…。

手術前日、照希が病室から姿を消し、澪たちは大騒ぎ!捜索の末、照希は『乙女』で見つかった…。晴美と澪、執刀医の大河も駆け付けて事情を聞くと、照希は、父親のように慕っている寛治かんじ(梶原善)から治療代を借りに来ただけだと答える。「母さんには、もう1円も金を出してほしくない」…息子を信用しないで裏口入学させた親のことが許せないと憤る照希。晴美は「…知ってたの?」と驚き、裏口入学は照希の父が『俺には星嶺にコネがある』と言って勝手に進めたことだと釈明。でも、止めなかった自分も同罪…。晴美は「ごめんなさい!」と照希に謝罪する。…と、その時、大河のスマホに玲香からメッセージが届く。メッセージの内容を見て、「やはりな…」と大河。玲香が火神に裏口入学の事実を確認したところ、火神は「裏口入学させたものは1人もいない。星嶺医大は裏口入学できるほど甘くはない!」とキッパリ否定したのだ。照希は正真正銘、実力で入学していた…。照希の父は裏口入学詐欺に引っ掛かり、金をダマし取られていたのだった。

「治療費を自分で作るまで帰りません」…裏口入学の疑惑が晴れたというのに、なおも晴美の助けを拒否する照希。澪はそんな照希の真意に気付く。「本当はお母さんのためなんでしょう?」。晴美を拒絶するのも、大学を辞めようとしているのも、本当は、晴美を解放するため…。澪に図星を突かれた照希は、「母さんは僕のために自分を犠牲にして生きてきたから…」。父親に浮気されても、息子の学費のために離婚を我慢している…そんな晴美にもっと自由になってほしい…。でも直接言っても聞かないのは分かっていたから、こうするしかなかった…。「僕にとらわれていたら母さんは幸せになれない」。本音を吐き出した照希に、晴美は…、「あなたのことを考える時が一番幸せなの」。親子のわだかまりが、ようやく氷解する…。そんな2人を見て、澪は亡くなった唯に思いをはせる。「家族って当たり前のように“ある”ものじゃないから…。せっかく家族がいるんだもん。いいじゃん干渉しあえば」。すると大河も「学費だったら、奨学金制度もある。俺も奨学金で星嶺医大を卒業した。手術が終わったら、俺がいろいろ教えてやる」とアドバイス。大河も奨学生だった…意外な過去を知った澪は、大河のことをもっと知りたくなって…。

照希の手術が始まった。全身麻酔の後、麻酔科医によって一時的に覚醒した照希は、澪の呼びかけに反応し、質問に答えていく。その間、大河が脳に電気刺激を与えていくと、あるポイントで照希はうまく言葉が出なくなった。「言語野だ」…大河は照希の言語中枢を見極め、腫瘍の摘出を始める…。
5時間にも及ぶ手術は無事成功。澪は、手術台で眠る照希に声を掛ける。「照希くん、お疲れさま」。すると、照希は意識がないまま、何かをつぶやき始めた。「言わないでください、照希の裏口入学のことは…」。それは以前、晴美が電話の相手に言ったセリフ…。照希は電気的刺激を受けたことで脳が活性化され、過去に聞いた他人の会話を繰り返しているようだ。照希は続ける…「分かりました…桜庭澪を監視すればいいんですね」――。
晴美が澪を監視!?まさかの“裏”が発覚し、謎はさらに加速していく――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/06.html

晴美の息子の問題が無事に解決したかと思った矢先、息子が手術中に口にした言葉から、晴美が澪を監視していたことが判明する衝撃のラストでした。

7話あらすじネタバレ

「桜庭澪を監視すればいいんですね」――澪みお(川栄李奈)は先輩ナースエイドの晴美はるみ(水野美紀)が、誰かの命令で自分を監視していたことを知って大きなショックを受ける…。晴美に監視を命じたのは一体誰?何のために…? 頭の整理がつかず混乱する澪に、大河たいが(高杉真宙)が寄り添う…「冷静になって考えろ」。大河の考察では、晴美に澪の監視を命じたのは、澪の姉・唯ゆい(成海璃子)を殺した人物。その人物は、唯が調べていたデータを奪うため、晴美に澪を監視させ、さらに澪の部屋からノートPCを盗ませた…「おまえの姉を殺した犯人は、この統合外科にいる」――。警察に調べてもらうべきだと大河は言うが、晴美を犯罪者にしたくない澪は自分の力で真相を突き止めようとする…。

そんな中、相馬そうま(矢本悠馬)が「助けてください!」と澪に泣きついてくる。担当になった入院患者が全く口を利いてくれず、手に負えないという。患者は交通事故で下腿骨を骨折した高校生の香澄かすみ(上坂樹里)。命に別状はなく、ケガ自体は手術をすれば治るが、何故か相馬がいくら声を掛けても完全に無視。同じ女性同士なら…と澪が話を聞こうとしても、香澄は全く耳を貸さない。困り果てる澪と相馬を横目に、夏芽なつめ(吉住)は「放っておけばいいのよ」と我関せず。すると香澄は、なぜか夏芽を呼び止め、「あなたと2人で話がしたいです」――。

何もしゃべろうとしない患者が夏芽だけに心を許すワケとは!?そして澪は、晴美に監視を命じた人物の正体にたどり着き、今まで気付けなかった“衝撃の真実”に直面する…!!

以下、ネタバレを含みます。
入院初日から誰とも口を利こうとしない香澄は、人と関わることを避ける夏芽に興味を示し、夏芽だけに悩みを打ち明ける。「今、クラスのみんなから無視されているんです」香澄は、クラスのカースト上位の生徒に嫌われたことが原因で、それまで仲が良かった友達からも無視されるようになり、独りぼっちになってしまったという。もう友達なんかいらない…そう吹っ切りたいのだけど、やっぱり心のどこかで、みんなと友達に戻りたいと思ってしまう。誰かに依存してしまう自分が嫌だという香澄は、我が道を行く夏芽に、「どうすればあなたみたいになれますか?」。すると夏芽は「私はただ、人に期待してないだけ」。人は都合が悪くなると平気で裏切る…最初からそれが分かっていれば傷つくこともない…。

お昼。澪と大河が病院の食堂で唯の事件について話していると、「何の話をしているんですか?」――現れたのは、橘たちばな(上杉柊平)。とっさに口をつぐむ澪と大河。それに気付いた橘はいぶかしみつつ、「統合外科の竜崎大河さんですよね?いろいろ知ってますよ。あなたがどうやってお金を儲けているか?板橋羽ばたき園のこと…」。橘は何やら大河の秘密を知っている様子で…。橘と大河の間にピリピリした空気が漂う。

橘が統合外科についてかなり深くまで調べていると感じた澪と大河。晴美を警察から守るためにも、橘より先に真相を突き止めなければ…。まずは裏切り者をおびき出すため、澪はナースエイドのみんなの前で、「姉の遺品を保管しているレンタル倉庫の鍵が壊れてしまった」と嘘をつく。するとその夜、さっそくワナにかかった人物が…。澪と大河がレンタル倉庫で待ち伏せていると、暗闇の中、倉庫に忍び込もうとする晴美を発見!やっぱり晴美が……と思っていたら、暗闇の中に、まだ2人いる……夏芽と相馬だ!「何で3人が…」…あまりのショックに澪は倒れてしまう…。
澪が眠っている間、大河が晴美たち3人から事情を聞く。3人は全員、ある人物に脅されていたという。相馬はその人物に借金を肩代わりしてもらった見返りに、晴美は息子の裏口入学を餌に、それぞれ脅されていたのだ。だが、夏芽だけは、脅されていた理由を言おうとしない…。そして、3人の弱みを握り、澪を監視するよう命令していた人物は、猿田さるた(小手伸也)だった――。
なぜ猿田が…?大河は、これはもはや澪だけの問題ではなく、星嶺医大を巻き込んだ大問題に発展していくと予感。晴美たち3人に、今回のことは不問に付す代わりに、自分たちにバレたことを猿田に報告しないようクギを刺す。しばらく猿田を泳がし、重要な証拠を手に入れるために…。

大河から全てを聞いた澪は、翌日、ショックで病院を休んでしまう。そんな澪を心配する晴美と相馬は、自分たちのせいだと心を痛めるが、夏芽だけはいつも通り淡々と業務をこなす…。
一方その頃、病床の香澄は、誰も見舞いに来てくれないことに落ち込んでいた。友達なんていらないと思っていたけれど、やっぱり寂しい…。「夏芽さんは何で『人に期待しない』でいられるんですか?夏芽さんはその生き方で楽しいんですよね…?」。香澄に聞かれた夏芽は、黙ってしまう…。

夏芽は猿田に呼び出され、澪のレンタル倉庫から何も奪えなかったことを問い詰められる。適当に謝ってやり過ごそうとする夏芽。すると猿田は「犯罪者のおまえがここで働けているのは誰のおかげだと思ってるんだよ。過去をバラされたくなかったら、生意気な態度をとるな」。猿田の言葉に、夏芽は我慢の限界がきて…。

部屋にこもっている澪の元に、晴美と相馬が謝罪にやって来る。2人にも事情があったとはいえ、簡単には受け入れられない澪は「もう少しだけモヤモヤさせてください」。そんな澪に、晴美と相馬はもう1つ、病院での大事件を報告する。夏芽が猿田を殴り、病院を辞めると宣言して出ていったというのだ…!
澪は急いで夏芽のマンションに駆け付け、「辞めないでください!」。しかし夏芽には、澪が自分を引き留めようとする理由が分からない。だって…「あんたの部屋に侵入したのは私よ」。なんと、猿田に命令されて澪の部屋からノートPCを盗んだのは夏芽だった…!「私が辞めたらせいせいするでしょう?」と夏芽。しかし、それでも澪は、夏芽に辞めてほしくない。なぜだか自分でも分からないが、この数カ月、夏芽と一緒に働いてきて、澪は素直にそう思う…「私、夏芽さんのこと好きだし…」。動揺する夏芽は「私は誰にも期待しない!もうあんな思いはしたくないの!」……ナースエイドになる前、製薬会社で経理を担当していた夏芽は、親友でもあった同僚の横領に気付いてしまった。夏芽は「誰にも言わないから」と横領をやめるよう説得し、彼女も納得してくれたはずだったが…夏芽は彼女から裏切られ、逆に横領の罪を着せられて会社を追われてしまった…。そんな夏芽を拾ったのが猿田だった。星嶺医大でナースエイドとして働く代わりに、言うことを聞け、と。「だから私は誰も信じないし、期待しないの」…夏芽が人と深く付き合おうとしないのには、そういう理由があったのだ。しかし澪は「やっぱり夏芽さんて人間が好きなんですね」。人間が好きだから裏切られるのが怖い…嫌いになりたくないから期待しない…そんな夏芽の本心を見抜いた澪は「私は夏芽さんを裏切りません!私はナースエイドです。何を言われようが人に寄り添います!」…澪の揺るぎない思いに、夏芽は圧倒されて…。

夏芽に殴られて激怒する猿田を大河が一喝し、事態は大ごとにならずに済んだ。翌日、いつも通り出勤した夏芽は、香澄に…「人に期待しないと人生は楽だけど、たま~に期待してもいい人間っているから」。人が変わったような夏芽の言葉に、キョトンとする香澄。その病室に、クラスメートの茜が見舞いにやってくる…。

「先生…私、これからどうしたらいいんですか?」…澪は不安な気持ちを大河に打ち明ける。そんな2人の前に、再び橘が現れ…「お聞きしたいことがあるんです」。橘は、統合外科が隠している、ある重大な秘密に気付いていた――。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/07.html

晴美だけでなくナースエイド仲間の2人も澪を監視して、自宅に忍び込んでいたことが判明。

黒幕は医師の猿田でしたが、一体どんな真相が隠されているのでしょうか?

8話あらすじネタバレ

刑事・橘たちばな(上杉柊平)の言う“星嶺医大の秘密”とは一体…?澪みお(川栄李奈)は姉・唯ゆい(成海璃子)の死に星嶺医大が関わっていることを知り、混乱を隠せない・・・。

そんな中、突如大河たいが(高杉真宙)の家族だという少女・小夜子さよこ(永瀬ゆずな)が入院してくる。今すぐに手術が必要な危険な状態だが、小夜子にはどうしても手術を受けられない複雑な事情があって…。大河と小夜子の関係とは一体…?この少女の登場により、大河の知られざる過去が明らかに…。澪との思わぬ共通点が見えてくる…。

猿田さるた(小手伸也)に背いて澪の監視をやめた晴美はるみ(水野美紀)、夏芽なつめ(吉住)、相馬そうま(矢本悠馬)の3人は、猿田が反撃してくるのではないかと不安になる。案の定、猿田は既に火神ひがみ(古田新太)に根回ししており…。3人の前に現れた猿田は「責任は取ってもらうぞ」・・・もしかして、クビ!?3人のピンチを知った澪は慌てて大河の元に走る…「大変です!猿田先生が、晴美さんたちを火神教授のところへ連れて行きました!」――。
そして、3人は火神から衝撃の一言を告げられるーー。

謎に包まれた星嶺医大の秘密とは!?澪と大河、2人に共通する過去とは…?
1人の少女の登場により、物語は思わぬ方向へと動き出す…。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/story/

となりのナースエイドの登場人物・キャストは?

キャスト引用元:公式サイト

桜庭澪 【川栄李奈】

星嶺医科大学附属病院・統合外科に配属された新米ナースエイド。
患者の気持ちを第一に考え、とにかくなんでも全力投球の頑張り屋。医療オタクでやけに医療用語に詳しい。
人のことに首を突っ込みすぎて、相手との距離感を測り間違えることもしばしば。
実は彼女にはある秘密があって…。

 

竜崎大河 【高杉真宙】

星嶺医科大学附属病院・統合外科の天才医師。
技術至上主義で口癖は「技術がない医者は、医者とは言えない」
患者の気持ちを第一に考える澪とはいつも相容れなく、揉めてばかりいる。
プライベートは謎に包まれているが、病院でのクールな顔とギャップあり過ぎな一面があって…

火神郁男 【古田新太】

星嶺医科大学附属病院・統合外科の教授。
次期ノーベル賞候補とも言える人物で人当たりのいい人格者。海外でも活躍していた。
若き大河を信頼していて可愛がっている。

片岡晴美 【水野美紀】

星嶺医科大学附属病院・統合外科のベテランナースエイド。
優しく周囲に対して気が使えるしっかりモノ。ナースエイドたちのまとめ役。
子供がいる主婦でもある。

猿田弥彦 【小手伸也】

星嶺医科大学附属病院・統合外科の医師。
火神教授のためならどんなことでも行う中間管理職的な人物。
皮肉屋で何かと澪と大河を目の仇に。

菊池相馬 【矢本悠馬】

星嶺医科大学附属病院・統合外科のナースエイド。
無口であまりしゃべらないが、ピュアゆえに意外なところで独特の考え方を口に出す。
これまで何に対しても中途半端に生きてきたが澪と出会い…。

小野夏芽 【吉住】

星嶺医科大学附属病院・統合外科のナースエイド。
どんなことにも嫌味なことを言いがちな性格で、人間関係にもうるさい。
何を考えているのかいまいちよくわからない人物。
しかし、周りからの見え方を気にする一面も。

中山明菜 【織田梨沙】

星嶺医科大学附属病院・統合外科の看護師。
イマドキ女子の典型。病院内の噂話が大好き。
ナースエイドのことを下に見ているところがありぐいぐいくる澪をウザったく思っている。

【成海璃子】

【上杉柊平】

となりのナースエイドの主題歌

そんなドラマ「となりのナースエイド」の主題歌はAwesome City Clubの「ヒカリ」です。

2013年東京にて結成。
メンバーの幅広いルーツをMIXした音楽性を持つ、男女ツインボーカルの3人グループ。
2021年には映画「花束みたいな恋をした」に PORIN・メンバーが本人役で出演。
映画のインスパイアソング「勿忘」をリリースすると各配信サイトで上位にランクインし続け、関連動画を含めた再生回数は11億回超えを記録。
同年末には第63回日本レコード大賞にて「優秀作品賞」を受賞。第72回NHK紅白歌合戦への初出場を果たす。

引用元:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/music/

映画『花束みたいな恋をした』インスパイアソング「勿忘」がヒットしたグループですね。

第1話放送翌日の1月11日にはTikTokとInstagramでの先行配信され、1月15日に配信リリースされる新曲です。

ドラマで初めてどんな楽曲であるかわかります!楽しみですね。

まとめ

今回は「となりのナースエイド」を原作小説からネタバレ紹介しました。

看護助手の桜庭澪の秘密は実は外科医だったということ。

外科医を辞めた理由は、姉の死が関係しており、原作通りであれば姉を殺した犯人が誰なのか?というミステリー要素も加わってくると思います。

今回のドラマは、コメディ要素もある病院リアルエンタメと銘打っていますが、果たしてどのように描かれるでしょうか?

川栄李奈さん主演「となりのナースエイド」は、原作小説の内容を知っていても楽しめそうなドラマになりそうです。

是非皆さんご覧くださいね!

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