顔【松本清張】原作ネタバレあらすじ!犯人の衝撃の最後とは?

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後藤久美子さんと武井咲さん主演のテレビ朝日の新春ドラマスペシャル松本清張の「顔(かお)」が2024年1月3日に放送されます。松本清張「顔」原作小説あらすじネタバレを結末までご紹介。犯人の衝撃のラストとは?

目次

顔【松本清張】原作や脚本家は?

松本清張【顔】キャスト過去作!映画やドラマ【松雪泰子】など

テレビ朝日開局65周年記念のドラマ「顔」が2024年1月3日夜9時〜放送されます。

松本清張さんの不朽の名作を現代版にアップデート!

《殺人を犯した”覆面アーティスト”》と《殺人犯を目撃した”弁護士”》の美女2人が火花を散らす、二転三転するスリリングなサスペンスドラマです。

30年ぶりにドラマ主演の後藤久美子さんと、初共演となる武井咲さんがW主演を務めます!

さらに上川隆也さんや陣内孝則さん、前田拳太郎さん、駒木根葵汰さんなど人気俳優から若手イケメン俳優まで豪華キャストが勢揃い!

以下では、「顔」についてご紹介します。

顔の原作は松本清張の小説

「顔」は、松本清張さんの同名小説が原作です。

松本清張(まつもとせいちょう)さんは、日本を代表する小説家。

歴史小説や推理小説を中心に執筆し、1953年に『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞。

その後は「点と線」や「眼の壁」、「ゼロの焦点」など数々のヒット作を生み出し、”松本清張ブーム”や”社会派推理小説ブーム”を巻き起こしました!

40年にわたる作家生活で出版した小説の数は、約700冊!

没後30年経った今でも、「砂の器」や「黒革の手帖」、「ガラスの城」など多くのベストセラー作品がドラマ化され、【松本清張】作品として多くのファンから愛されています。

そんな松本清張さんの「顔」が出版されたのはなんと67年前!

1956年に刊行された推理小説短編集に収録された作品で、『日本推理作家協会賞』を受賞。

これまで倍賞千恵子さんや戸田菜穂さん、谷原章介さん、松雪泰子さんらが主演で何度もドラマ化されている、松本清張さんの不朽の名作です!

松本清張【顔】キャスト過去作!映画やドラマ【松雪泰子】など

今回は、そんな「顔」を現代版にアップデートしました。原作のネタバレを結末までは後程詳しくご紹介です。

そんな名作「顔」の脚本を手がけた人物とは?

脚本家

ガラスの城【松本清張】原作ネタバレ!犯人の正体と最後のどんでん返しまで

「顔」の脚本を手がけたのは、浅野妙子さんです。

浅野妙子さんは、現在62歳の脚本家。

「ラブジェネレーション」や「大奥」、「ラスト・フレンズ」、朝ドラ「純情きらり」、「デジタル・タトゥー」など多くの話題作を手がけ、過去には『ザテレビジョンドラマアカデミー賞』の脚本賞や橋田賞などを受賞。

最近では、「恋なんて、本気でやってどうするの?」や「プリズム」、「たとえあなたを忘れても」などの恋愛ドラマを手がけているのも印象的です。

そんな浅野さんは、実はこれまで5本の松本清張作品で脚本を手がけているんです!

2014年 「松本清張スペシャル 時間の習俗」 主演:内野聖陽

2014年 「霧の旗」 主演:堀北真希

2015年 「松本清張特別企画・共犯者」 主演:観月ありさ

2016年 「松本清張スペシャル かげろう絵図」 主演:米倉涼子

2021年 「黒革の手帖」 主演:武井咲

現代版の松本清張作品といえば、浅野妙子さんが馴染み深いようですね♪

以下では、そんな浅野妙子さんが手がけた「顔」のあらすじをご紹介します。

松本清張「顔」原作ネタバレ!犯人の衝撃の最後とは?

ガラスの城【松本清張】原作ネタバレ!犯人の正体と最後のどんでん返しまで

俳優として徐々に成功!しかし過去に怯える主人公

物語は主人公の井野良吉の日記と、目撃者の石岡貞三郎の日記で進行していきます。

井野良吉は劇団員として活動していましたが、あるチャンスが巡ってきて映画に出演できることに。

しかしチャンスにもかかわらず不安になる井野。今までの劇団の公演と違って映画だと「誰が見るのかわからない」からでした。

撮影が終わった映画を見てみると、自分が登場している場面は5,6カット程度。そして大写しは2か所で何秒かの短い間で、少し安心するのでした。

映画出演をきかっけに、味のある役者として人気が出て、メインの映画出演も決まり幸先のよくなります。本来なら喜ばしいところでしたが「破滅に近づいてきている」と思う井野。今回の映画で有名になれば更に多くの映画に出演することになるかもしれない。

過去の殺人で顔を目撃されていた

そしてあることを実行する決意をします。実は井野はかつて大衆酒場で女給をしていたミヤ子と人知れず付き合っていた。

ミヤ子が井野の子供を妊娠してしまい、おろすように言いますが、絶対におろさない、井野を手放さないと言うミヤ子。

井野は、自分の一生がこんなつまらない女のために台無しになるのは許せないと言う理由から、ミヤ子を温泉に連れていき、山の中で殺して埋めたのでした。

幸いなことに、周囲にバレないようにミヤ子と付き合っていたので、井野とミヤ子の関係を知るものはいませんでした。

完全犯罪を企てた井野でしたが、ミヤ子を殺す現場に向かって2人で電車に乗っている時、ある男性に気づいて声をかけるミヤ子。

井野はヤバイと思って、窓の方を向いて素知らぬ顔をして煙草をくわえていました。

そして立ち去った男。

見られた!と焦った井野はミヤ子からその後その男が「石岡貞三郎」と言う名前で鉄鋼関係の会社に勤めていることを聞き出します。

その後、ミヤ子の白骨化した遺体が発見され、新聞にニュースに。身元もミヤ子であることが判明。また新聞には、男と2人で電車に乗っているミヤ子の目撃証言があり、男の人相をなどを聴取して捜査をしていることが書かれていました。

そこで井野は新聞の目撃者が石岡貞三郎であると思います。

そして以降は、石岡貞三郎について興信所に頼んで毎年状況を報告させていました。石岡が八幡市にずっと定着していることを知り、自分が東京にずっといることから安心していました。

口封じに目撃者を殺害する計画を立てる

しかし映画に出演するとなると、事情が変わってきます。

井野は石岡を口封じで殺害する計画を立てます。

そして石岡に「ミヤ子の親戚です」と偽名を使って手紙を書きます。内容はミヤ子が殺害されたこと、そしてミヤ子を殺害した犯人らしき男に気づいたから、ミヤ子と一緒にいた犯人らしき男の顔を見ていたと言う話を聞いたので、石岡にその男が犯人なのか?確認してほしいというもの。

もしその男が犯人だとしたら、警察に連絡をしたいと言う内容でした。

この手紙で呼び出した石岡を言葉巧みに誘導して殺害現場に連れていき毒殺しようと計画したのでした。

意外な目撃者の真相

そして次は目撃者の石岡貞三郎の日記です。

石岡の目線でミヤ子の殺人事件について語られていました。

なんとミヤ子と井野を目撃した石岡でしたが、横顔しか確認していなかったこともあり、警察から顔を覚えているのか?と聞かれても「覚えていない」と答えていたのでした。

そんな中、不思議な手紙を受け取ったと石岡はその手紙の内容を警察に知らせると、警察は石岡がミヤ子と男を目撃したことを知っているのは犯人だけである(石岡の名前は新聞では公表されていない)手紙の相手と会うように言われます。

また石岡の住所まで知っているのもおかしいと言います。

また覚えていなかったとしても、その男の顔を見たら思い出すかもしれないと言う刑事。

そして刑事たちはわからないように、見ていると言うのでした。

ここで井野の日記のターンです。

石岡を呼び出した日、石岡と会うために、店に入って食事をしていました。すると・・・驚いた井野。なんと石岡が刑事2人と一緒にお店にはいってきたのでした。もちろん井野は2人が刑事だとはわかりませんでしたが、石岡の顔を見て驚きます。

そしてしまったと思い、青ざめる井野。石岡ははっきりと井野の顔を見てしまいます。しかし・・・何も反応がない石岡。

そこで初めて、石岡が自分のことを覚えていなかったことに気づいて、安心して帰宅する井野でした。

犯人の衝撃の最後とは?

そして今度は石岡の日記です。手紙の指定通りの場所に行った石岡でしたが、なぜか手紙の主は現れませんでした。

刑事たちは犯人がきっと感づいたのでは?と言うのでした。

そんな中、久しぶりに映画を見に行きます。「井野良吉」と言う俳優がいい役をしていると思った石岡。

彼が汽車にのって、煙草を吸いながら、窓の方を向いている横顔を見て、どこかで見たことがあると思った石岡。

そして気づくのでした。ミヤ子と一緒にいた男の顔と同じであることを。すぐに映画館を出て、警察に向かう石岡でした。

ここで物語は終了。石岡は正面の顔は覚えていなかったものの、電車で見た横顔を覚えていて、しかも目撃した時と同じ煙草を吸っているという状況もあり、皮肉にも気づいてしまったと言う衝撃のラストでした。

ドラマ「顔」のあらすじネタバレ!原作とは違う現在版の驚きの展開と結末とは?

疑惑松本清張ネタバレを結末まで!映画版のラストは?

音楽界を席巻する覆面アーティスト・井野聖良(武井咲)。美しい顔と歌声を持ちながら、聖良が「顔を出さないこと」を条件にアーティスト活動をするのには、“ある理由”があった。それは、彼女が「殺人犯」だったから──。

一方、殺人を犯した現場から立ち去る聖良を、人権派の弁護士・石岡弓子(後藤久美子)が唯一目撃していた。ある出来事をきっかけに、弓子は聖良と再会することに。

殺人を犯した覆面アーティストと、殺人犯を目撃した弁護士。2人が再び出会うとき、果たしてどんな物語が動き出すのか?

引用元:https://mindra.jp/episode/kao_ex/

殺人を犯した主人公が覆面アーティストとかなり大胆に原作のキャラクターを変えてきています。

主人公役を武井咲さん、主人公を目撃してしまった弁護士・石岡弓子役を後藤久美子さんが演じます。

だいたいのストーリーの流れは同じかと思いますが、かなり原作とは違う設定になっているので、現在版の「顔」がどのように描かれるのか?注目です。

クズな彼氏を殺害!しかし目撃者に顔を見られた!

同じ芸能事務所の森尾と交際していた井野聖良(武井咲)は、歌手デビューが決まったものの、自分を支配する彼氏を別れようとしたものの、ベッドでの動画を勝手に撮影されて、それをネタに別れさせてくれません。

意を決して、サングラスにマスクで顔を隠して、デートだといい、山登りに誘って一緒に行き殺害しようと計画。下見をして計画を立てて2人で出かけると、途中で山登り中に娘とはぐれて座り込んでしまった弁護士・石岡弓子(後藤久美子)を見かけた彼氏の森尾は「大丈夫ですか?」と声を掛けます。

心配してくれた森尾に「ありがとう」とお礼を言う石岡。聖良は顔を見られないように、横を向いていました。

そして2人で殺害予定の場所に到着。そこで、自分の動画が撮影されているスマホを奪おうともみ合いになりますが、聖良が用意していたナイフで森尾を刺して、崖から突き落とすのでした。

聖良は必死に逃げますが、先ほど、座り込んでいた石岡弓子と遭遇。顔を見られてしまいます。そのまま逃走した聖良。

ほどなくして森尾の遺体は発見され、事務所には刑事が聞き込みにやってきます。聖良は刑事に、知り合いかと聞かれて、同期だけれどもそれ以上の関係ではないと答えるのでした。

事件から4年後・覆面アーティストとして隠れて生活

それから、4年間、外を歩くときは、マスクとサングラスで過ごした。コロナ禍になり、そんな姿でも違和感がなくなります。

そんな中、顔を隠して歌を配信すると、プロの目に留まり、デビューをすることに。しかしせっかく美人だから顔を出した方が良いと言われたものの、歌で勝負したいから、顔を出してくないと言う聖良。

覆面アーティストとして活動をスタートするのでした。

そんな中、偶然にも、元カレを殺害した時に顔を見られて女・石岡弓子(後藤久美子)と遭遇。石岡の後をつけて、弁護士事務所の前までくると、石岡に気づかれます。

逃げるように立ち去ろうとした聖良でしたが階段から落ちて気を失ってしまいます。

目を覚ました聖良の目の前には石岡が。何を質問しても顔を隠して、はっきりとしない聖良に「助けてあげたんだからお礼くらいいいなさい」と言い、立ち去ります。

自分の顔を覚えていないのか?それともわかっていて、知らないふりをしているのか?と思う聖良でした。

目撃者の娘を助ける聖良

一方、石岡の娘が不登校になり、何があったのか話してくれず、悩んでいました。

そして、ある男が接触してきて、娘のさゆみが同級生たちの前で自ら服を抜いて裸になっている動画を見せられて、配信されたくなかったらと、お金を要求されます。そのことをさゆみに問いただしても何も話そうとせず、悩む石岡。

そんな中、娘の部屋に入ると覆面アーティストのSaraが好きで歌を聞いていることを知ります。その後、saraの顔が動画配信者によって遠目ですが、写真で撮影されて、拡散されます。

その写真を見て、石岡はSARA=聖良を呼び出します。

事情を説明して娘がSARAのことが好きだから話をしてほしいと言い、どうして私がそんなこと?と聞くと、自分はSARAの正体が、聖良であることを知っていると言います。

仕方なく、石岡の娘に会いに行き、自分もかつて森尾にされたことを思い出したのか?さゆみに寄り添って話をします。すると心を開いたさゆみ。石岡は聖良に感謝するのでした。

そして一緒に食事をして仲良くなります。

しかし、SARAの姿を撮影した動画配信者の岩城が、SARAとメディアにも出ている石岡が仲が良いことから、石岡に近づいてきます。SARAのことを聞かれても何も答えない、石岡に、娘が動画のことで脅されているのでは?とすべてを知っていると話します。それでも相手にしなかった石岡。

すると後日、岩城は自分のチャンネルで、弁護士の石岡の娘のさゆみが、悪い友達と付き合っていて、売春をしているかもしれないと本当かのように配信。そして、さゆみが自ら服を抜いている動画を入手していたことから配信してしまうのでした。

石岡がなんと殺人!?

ショックでさゆみが部屋から出てこなくなり、困り果てた石岡。

追い詰められた、さゆみが「(岩城を)殺しに行く!」と言うので止める石岡でしたが、お母さんが殺して!と言うさゆみ。

追い詰められた石岡は、SARAについての情報があると言い、岩城を呼び出します。

そして酒を飲ませて岩城を眠らせます。石岡は用意していたナイフを手にします。するとそこに、やってきたのはなんと聖良。娘のさゆみが、泣きながら母親を止めてほしいと、聖良に連絡をしてきたと言います。

思いとどまった石岡に聖良はある提案をします。そして2人はゴミ捨て場に岩城を連れていき、そこに寝かせて上半身を裸にして、体に落書きをして、撮影。そんないたずらを配信して、スッキリする2人でした。

また石岡と一緒にいるときに、偶然にも事件の話になり殺人事件の犯人を目撃したけれど逆光で顔が見えなかったと聖良に言います。

ラストは顔を思い出す衝撃展開!

それを聞いて安心した聖良は、アーティストとして顔を出して活動する決意をするのでした。

石岡とさゆみにも顔出しすることを伝えていた初めての顔を披露するテレビ放送の日。石岡とさゆみは、テレビの前で、聖良が登場するのを待っていました。

そしてスタジオで顔を披露して歌う聖良の姿を見る2人。すると逆光で光る聖良の顔を見て、事件の日に見た顔を思い出してしまった石岡は震えます。

決意して、さゆみに「仕事」と伝えて。出かける石岡。

聖良はテレビ出演が終わり、スタジオを歩いていると、そこに石岡が来ていて、パトカーの音がしてすべてを察し、泣き出します

何かを言おうとした石岡に「何も言わないで」と言い、石岡に「戦おうとしている自分を見てもらってよかったと」言う聖良。

その後、逮捕された聖良に面会に来た石岡は「弁護を担当させてほしい」と言うのでした。

顔のキャストは?

鬼畜【松本清張】歴代過去作の主演などキャストは?映画化された名作

引用元:テレビ朝日公式サイト

井野聖良(いの せいら):武井咲

井野聖良は、音楽界を席巻する“覆面アーティスト”。

美しい顔と歌声を持ちながら、「顔を出さないこと」を条件にアーティスト活動をする聖良だが、その裏には“殺人犯”という秘密を持つという役どころです。

武井咲さんコメント

私が演じる井野聖良は、殺人を犯した過去のある覆面アーティストです。 今回、後藤久美子さんとご一緒させていただくことになり、それだけでも喜びと緊張といろいろな気持ちがある中で、それが松本清張作品ということで、ますますうれしく思っています。『黒革の手帖』はたくさんの方々に声をかけていただくきっかけとなった作品ですが、今回はまた違った松本清張作品の違った役で、アップデートされた『顔』という物語がたくさんの方々に伝わったらいいなと思っています。 後藤さんと共演させていただける夢のようなこの作品。一瞬一瞬を噛み締めながら、撮影を頑張りたいと思っています。たくさんの方に楽しんで見ていただけるような素敵な作品に仕上げたいと思っていますので、どうか皆さまよろしくお願い致します。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4ddc1ce3cb76a12c4c0312faf96f3e230fa419c5

石岡弓子(いしおか ゆみこ):後藤久美子

石岡弓子は、殺人を犯した現場から立ち去る聖良を唯一目撃していた人物。

人権派の弁護士で、ある出来事をきっかけに聖良と再会することになるという役どころです。

後藤久美子さんコメント

今回、テレビ朝日のドラマスペシャル、武井咲、そして私、後藤久美子。この2人でどんなドラマが作れるか、どんな物語に仕上げたらよいか、さまざまな意見が出る中で、松本清張の『顔』ということに決まりました。内容はかなりアレンジされており、『顔』という小説の柱となる部分、根本的な骨組みを活かして膨らませた物語です。松本清張ファンはたくさんいらっしゃると思います。そういう方々の期待を裏切らない物語に、脚本の浅野妙子さんが書き上げてくださいました。それぞれの役柄を通して、人として生きていく上での喜び、そして苦しみ――そんなことを視聴者の皆さまと共有できたらいいなと思っております。 武井咲、後藤久美子の共演作、第1ラウンドです。松本清張『顔』、よろしくお願いします。

進藤薫(しんどうかおる):上川隆也

進藤薫は、聖良が犯した殺人事件を捜査する刑事。

事件と事故の両面で調べられていた被害者・森尾亘の死が“事故”という形で片付けられた後も、亘の死に疑念を抱き、執念深く犯人を追い続けていくという役どころです。

上川隆也さんコメント

今回、松本清張二夜連続ドラマスペシャル「顔」というとても大きな企画でお声がけいただけたこと、大変うれしく思いました。
私が演じた進藤薫という刑事は「うだつは上がらないがやる気だけはある」。ともすれば場を荒らす要素にもなる男ですが、その進藤の気質を緊張感のある物語の中で良い形で活かしていけるよう、監督とワンシーン毎に確認し合いつつ、進藤の言動を楽しみながら造っていきました。
武井咲さんの物腰柔らかく嫋やかな佇まいはこれまで画面を通して拝見していた印象と変わる事はありませんでしたが、ある日現場に入られた際、指に巻かれた絆創膏に「家事の最中火傷してしまって」と打ち明けられた時の微笑みはとても無邪気で、幾つもの側面をお持ちなのだろうと思わされた一コマでした。
そして後藤久美子さんには、これまでの半生を彩る華々しい経歴や足跡にも関わらず、初対面から気さくにお声掛けいただき、胸襟の開かれた親しみやすいお人柄には驚かされました。
後藤久美子さんの久し振りの地上波出演という大きな話題もあるかと思いますが、武井さんとお2人で描いていく緊張感のあるストーリーこそが今回の見どころでしょう。私もその一角で御力添え出来るよう、精一杯演じさせていただきました。ぜひお楽しみいただきたいと思います。

引用元:https://natalie.mu/eiga/news/550902

大西彰(おおにしあきら):陣内孝則

大西彰は、聖良と亘が所属する芸能事務所の社長。

デビューを目前に事務所を辞め、自分のもとから逃げた聖良を快くは思っておらず、成功した聖良と再会した大西は、捜査の目が彼女に向くよう仕向けていくという役どころです。

陣内孝則さんコメント

もはやレジェンドといっていい、後藤久美子さんの30年ぶりの復帰作であり、同時に武井咲さんの久々の作品に立ち会えて大変光栄に思います。
また「顔」という作品は、私は昔の松竹映画の印象があるのですが、今回は松本清張作品の面白さをそこなわない、2人が軸の令和の「顔」になっているのではないでしょうか。
私が演じた大西には、藤田監督から「ちょっと昭和のニオイのする昔ながらの芸能プロの社長を…」というリクエストがありまして…。私自身昭和の男という自覚があるので…そのまま演じました(笑)。
藤田監督の現場はいつもチームワークがよく、心地良い現場なのですが、今回はさらに武井咲さんはもちろん後藤久美子さんのスタッフや共演者に対する気遣い心遣いが座長然として癒されました。と、みんな言ってました!
武井さんは元々美貌の女優さんですが、結婚や出産を経験された事で逆に女性としての美しさに磨きがかかった上に凄く温もりを感じる素敵な女優さんでした。そんな華のある武井さんと後藤さんというお2人が対峙したシークエンスで放つ華麗なハレーションが、このサスペンスを一層盛り上げてくれる事だと思います。お楽しみに。

岩城昌義(いわきまさよし):緒形直人

(写真:左上)

岩城昌義は、ネットニュースの情報屋。

芸能関係、政治関係なんでも扱う悪名高き暴露系の動画サイト「イワッキーチャンネル」の配信者で、聖良の素顔を暴こうと彼女に接近。その中で弓子の娘・紗由美が抱えた秘密を知った岩城は、それを何倍にも誇張して配信するという暴挙に出るという役どころです。

緒形直人さんコメント

名作を、現代版として届けられることをうれしく思います。
この作品では、物語を引っ掻き回す曲者の役です。台本上では、チンピラのような人物でしたが、藤田監督からの提案で、少々クセのある人物像にしてみました。
藤田監督はとても熱い方なので、皆を引っ張り現場はいつも活気に溢れています。
同じような勢いを感じたのが、後藤久美子さんです。
毎日を、役をとても楽しんでいて、彼女の新たな魅力を作品から感じる事が出来ると思います。
1月3日よる9時からです。ぜひご覧ください!

高木信介(たかぎしんすけ):平岡祐太

高木信介は、聖良の歌の才能を見出す音楽プロデューサー。

石岡紗由美(いしおかさゆみ):吉柳 咲良

石岡紗由美は、母親に対して反抗心をむき出しにする弓子の娘。

伊藤左希(いとうさき):川瀬莉子

伊藤左希は、殺された亘のマネージャー。

森尾亘(もりおわたる):前田拳太郎

森尾亘は、聖良の元恋人で同じ事務所に所属する駆け出しの俳優。

嫉妬深い束縛男で、デビューを間近に控えた聖良から別れを切り出されると逆上し、聖良のあられもない姿を撮った動画を武器に彼女を引き留めようとするという役どころです。

前田拳太郎さんコメント

サスペンスドラマならではの急展開なストーリー、そして後藤久美子さん、武井咲さんのお2人が魅せるお芝居。序盤から目が離せなくなるようなドラマになっていますので、ぜひお楽しみに。

引用元:https://natalie.mu/eiga/news/552047

和田友彦(わだともひこ):駒木根 葵汰

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和田友彦は、不良グループのリーダー。

弓子の娘・紗由美が裸にさせられている写真を入手した和田は、それをネタに弓子を脅して金を要求。その動画は思いもよらぬ者の手に渡り、さらなる波紋を呼ぶことになるという役どころです。

駒木根葵汰さんコメント

後藤さんの復帰作でドキドキ、ソワソワするような展開になっています。そんな中で、僕が演じる和田も後藤さん演じる石岡弓子にいろいろ仕掛けていきます。盛りだくさんなドラマですのでお楽しみください。

まとめ

鬼畜【松本清張】の原作ネタバレ!結末は男の子が崖から落ちる衝撃のシーン?

今回は松本清張ドラマ「顔」の原作あらすじや脚本家、キャストについてご紹介しました。

原作は松本清張さんの67年前に出版された推理小説短編集。幾度もドラマ化された名作です。

脚本は「霧の旗」や「共犯者」など、これまでも松本清張作品をドラマ化した浅野妙子さんが担当。

殺人を犯した“覆面アーティスト”と、殺人犯を目撃した“弁護士”が出会い、女同士の極上のバトルを展開するスリリングサスペンスとなっています。

主演は30年ぶりに地上波ドラマ復帰を果たす後藤久美子さんと、武井咲さん!

上川隆也さんをはじめ、前田健太郎さんや駒木根葵汰さんなど注目の若手俳優陣も出演します!

放送は、2024年1月3日テレビ朝日系夜9時〜!お楽しみに♪

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