ブギウギ東京の歌劇団「梅丸楽劇団UGD」のモデルは松竹楽劇団【SGD】

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朝ドラ「ブギウギ」は福来スズ子がスカウトされて東京の歌劇団・梅丸楽劇団【UGD】に参加することに。東京の歌劇団「梅丸楽劇団【UGD】」のモデルは笠置シヅ子さんが参加していた松竹楽劇団【SGD】です。ブギウギの東京の歌劇団のモデルについてご紹介します。

目次

ブギウギ東京の歌劇団「梅丸楽劇団UGD」のモデルは松竹楽劇団【SGD】!笠置シヅ子が参加!

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朝ドラ「ブギウギ」で鈴子が大阪で所属していた梅丸少女歌劇団のモデルは・松竹少女歌劇団です。

笠置シヅ子さんは、松竹少女歌劇団で活躍していましたが、新たに東京に創設される松竹楽劇団【SGD】にスカウトされます。

 

笠置シヅ子が服部良一と出会う

松竹楽劇団は、当時少女歌劇団しかもっていなかった松竹が日劇ダンシングチームの成功に触発されて創設した男女混合のレビュー団で、帝国劇場(東京都千代田区)を拠点としていました。

スカウトときかっけに、大阪から上京した笠置シヅ子さん。

松竹楽劇団には演出の増田貞信さん、指揮者に紙恭輔さん、そして紙恭輔さんは、副指揮者に、当時淡谷のり子さんの「別れのブルース」で人気作曲家となっていた服部良一さんを指名しました。

服部良一さんは草彅剛さんが演じる羽鳥善一のモデルですね。

そしてタップダンスの中川三郎さん、そしてOSSKの秋月恵美子さん(秋山美月のモデル)、芦原千鶴子さん、小倉みね子さん、などが加わります。

しかし、前宣伝の段階から松竹楽劇団【SGD】の目玉は「大阪の歌姫」と言われた笠置シヅ子さんでした。

服部良一さんは、初対面で(前評判を聞いていたので)想像と違っていた笠置シヅ子さんに驚いたそうです。手に薬瓶を持ち、目をしょぼしょぼさせた小柄の女性。まるで大スターとは思えない・・・とびっくりしたそうです。

しかしその日の夜の舞台稽古に現れたシヅ子さんは昼間に会った時とは別人でした。しょぼしょぼした目には3センチほどもありそうな、長い付けまつげがつき、パッチリと輝いていました。軽快なジャズのリズムにのって舞台袖から飛び出してきて、掛け声をいれて激しく踊り歌ったのを見て、すっかり魅せられます。

ブギウギでも鈴子が、何かを変えるために、長い付けまつげをつけていましたね。

そして、服部良一さんは、そのつけまつげのファンになったそうです。

そして1938年(昭和13年)4月28日に行われた旗揚げ公演「スヰング・アルバム」」でシヅ子さんは冒頭から30人のロケットガールズ(OSSKのラインダンスチーム)と交互に登場し、前評判以上の人気を獲得することになります。

笠置シヅ子が「ラッパと娘」を歌う!スウィングの女王に!

松竹楽劇団の舞台は歌、コント、コーラス、群舞、ソロダンス、タップダンス、ラインダンスなどで構成され、映画のアトラクションとして上演されました。

当時は外国曲か既存曲の編曲が使われるのが一般的でしたが、服部良一さんはシヅ子さんのために次々とオリジナル曲を書き下ろします。

ドラマ「ブギウギ」にも登場する「ラッパと娘」、そして「センチメンタルダイナ」「ホット・チャイナ」「アレイ可愛や」などが世に出ることになります。

こうして、笠置シヅ子さんは「スウィング女王」と雑誌などに書かれることになります。

松竹楽劇団【SGD】への参加により、笠置シヅ子さんは、「ラッパと娘」と「センチメンタルダイナ」でレコードデビューを果たすなど、歌手として有名になります。

戦争で解散!

しかし、1939年に第二次世界大戦が起きたことで、状況は大きく変わります。

モダンで米国的な男女混合のレビューへの逆風は強く、団員の減少、経営的な行き詰まり、先行きへの懸念もあり解散を決定します。

なんと、松竹楽劇団【SGD】はわずか3年で解散することになります。

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羽鳥善一からジャズの鬼特訓を受ける!

秋山美月とともに、東京にやってきた鈴子。

下宿先も決まっていました。

日帝劇場に行き、UGDのメンバーと初めて会うことに。

いよいよ、スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)の梅丸楽劇団初日。部長の辛島(安井順平)、演出家の松永(新納慎也)、バンマスの一井(陰山泰)、ダンサーの中山(小栗基裕)そして、作曲家の羽鳥善一(草彅剛)と対面する。スズ子は羽鳥が憧れの「別れのブルース」の作曲者だと聞いて感銘を受ける。この日は、顔合わせのだけのはずだったが、羽鳥はさっそくスズ子に何か歌ってみるように要求する。

その中でも鈴子の人生を変える人物が、作曲家の羽鳥善一は、茨田りつ子の「別れのブルース」の作曲者として有名でした。

そして鈴子の興味を持った作曲家の羽鳥善一は鈴子にいきなり、歌うように言います。

鈴子は「恋のステップ」を歌います。すると「ラッパと娘」の楽譜を鈴子に手渡した善一。翌日から、善一と鈴子のマンツーマンのレッスンがスタートします。

しかし、善一は鈴子の歌い方になかなかOKを出さずに、具体的な指示も出さずに「ジャズは楽しく歌えばそれでいいんだよ」とだけ言い、何度も歌わせます。

鈴子はヘトヘトになりながら歌い続けますが、やはりOKは出ません。こうして連日、稽古が続きます。

しかしOKは出ずに「うーん、楽しくないな~。本番もう少しだよ。大阪に帰る?」と言う善一でしたが、善一の求めることがわからない鈴子は焦ります。

羽鳥善一の自宅に突撃!?家族と対面

そしてとうとう鈴子は、なんと善一の自宅を訪れます。

そこで善一の妻の麻里と息子に対面。そして善一の自宅では、鈴子は今までと違い、善一に食ってかかるように室内を動き回って表情豊かに歌いとおします。

すると善一が「なんだか少しだけジャズっぽくなったじゃない」と言われるのでした。それでもまだわからない鈴子。

その後、善一の自宅で食事をした鈴子は、妻から善一が「ようやく(善一が)やりたいことができた、いい歌手に出会えた」と言っていたと聞くのでした。

旗揚げ公演は大成功!スウィングの女王に!

翌日からもさらに稽古は熱を帯びていきます。そして本番の日、不安なまま梅丸旗揚げ公演「スウィング・タイム」の初日の幕が上がります。

鈴子は「ラッパと娘」を派手に歌うと観客は大盛り上がり。公演は無事に終了し、善一と鈴子の子弟コンビが誕生したのでした。

その後「スウィング女王」と書き立てられる存在となる鈴子でした。

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作曲家/羽鳥善一(はとり・ぜんいち)草彅 剛

大阪生まれの作曲家。モデルは作曲家の服部良一氏。ジャズを得意とし、「東京ブギウギ」「青い山脈」「別れのブルース」など数多くの名曲を世に生み出す。
上京した鈴子の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる。

演出家 / 松永大星(まつなが・たいせい) 新納慎也

外国帰りのやり手演出家。梅丸楽劇団の旗揚げ公演を任せられる。鈴子の才能に気がつき、羽鳥に紹介する。

梅丸楽劇団の制作部長 / 辛島一平(からしま・いっぺい) 安井順平

大阪の梅丸少女歌劇団(USK)の林部長の後輩。いつも、大物作曲家や演出家、歌手らの間に挟まれて苦しい思いをしている。

ダンサー / 中山史郎(なかやま・しろう) 小栗基裕 (s**t kingz)

日本のトップダンサーの一人。タップダンスの名手。秋山と組んで公演の主演を担う。

トランペット奏者 / 一井(いちい) 陰山泰

トランペット奏者で、梅丸楽劇団のバンドマスターを務める。

引用元:https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=39110

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