PICU北海道にモデルの病院はある?実在の医師についても

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吉沢亮(よしざわりょう)さん主演のフジテレビ月9「PICU 小児集中治療室(ぴーあいしーゆーしょうにしゅうちゅうちりょうしつ)」が2022年10月からスタートしました。

このドラマは北海道で駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこたたけしろう)が、子供のICUである「PICU」に配属され、子供達の命を守るために奔走する物語です。

北海道に設置された「PICU」が舞台になっているのですが、そもそも「PICU(ピーアイシーユー)」は実在するのでしょうか??

そして北海道に「PICU」のある病院はある??モデルが実在するのでしょうか?

今回はドラマ「PICU」に登場する「PICU」は実在するのか?北海道にPICUがあるモデルの病院は実際にあるのか?について、まとめていきます。

実在の医師のモデルも存在する?

目次

PICU北海道にモデルの病院はある?

PICUの医療監修は?植野のモデル医師についても

ドラマ「PICU小児集中治療室」とは?

まずはドラマのストーリーについてご紹介です。

舞台は、雄大な自然、広い空、そして、地平線が果てしなく広がる北の大地・北海道。人々を魅了してやまない美しい大地である一方、広大すぎるがゆえに搬送までに長時間を要することも少なくなく、刻一刻を争う急患の子どもたちにとっては残酷な土地でもあります。この物語は、「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われてきた北海道で、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く感涙必至のメディカル・ヒューマンドラマです。

引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2252214/full/

3年前の人気子役の死をきかっけに、北海道知事が、医師の植野に依頼し、子供ためのPICUの立ち上げを打診。

植野はPICUのパイオニアと言われた医師。

北海道ご出身の安田顕さんが演じています。

都知事はこの人!さすが月9、豪華なことになっています。

そして3年の時を経てようやく丘珠病院にPICUが設置されましたが・・・集まったのは訳あり医師と新人小児科医の主人公の志子田。

一緒に配属された訳ありの綿貫りさからは、志子田は役に立たないと、厳しいことを言われる始末(^^;

志子田は、配属早々に、少女の死を目の当たりにする事態に。

広大な北海道。そして北海道内で、重篤な症状の子供をPICUに運ぶシステムが整っておらず、そのために搬送が遅れ命を落としてしまった少女。

北海道という場所から、PICUで子供の命を救うためには、多くの課題があることが浮き彫りになった1話でした。

PICUとは?実在する?

そんなドラマのタイトルにもなった「PICU(ピーアイシーユー)」。そもそも実在する病院なのでしょうか??

PICUとは?ドラマの公式サイトで以下のように紹介されていました。

PICUとはPediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”です。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/introduction/index.html

なんかありそうな説明ですが・・・

実はPICUは実在するんです!!!!

以下、PICUに関する情報が載っているホームページです。

以下のサイトでは、全国にあるPICUの情報が載っています。

引用元:https://www.jsicm.org/provider/picu.html

個人的にも初めて聞いた名前で、ドラマを通して非常に勉強になりました。

PICUは北海道にモデルの病院がある?

そして上記のサイトをご覧になるとわかると思うのですが、北海道にPICUは実在します。

それは札幌にある子供専門病院に設置されています。

「北海道子ども総合医療・療育センターPICU」

住所:札幌市手稲区金山1条1丁目240番6

ドラマでPICUが設置された丘珠病院は札幌にある病院ですが、「北海道子ども総合医療・療育センターPICU」も札幌にあります。

北海道唯一の小児専門病院です。

と言うことは、こちらの病院はモデルになっているのでしょうか??

医療監修や取材協力などで、様々な医療機関や医師たちの名前がラストのクレジットで紹介されていたのですが、「北海道子ども総合医療・療育センターPICU」は紹介されていませんでした。

と言うことはモデルではない??個人的には厳密なモデルではないと思いますが、大いに参考にしていると思います。

以降でその理由をご紹介しようと思うのですが、実は、ドラマに登場する安田顕さん演じる植野医師にはモデルがいることがわかっています。

まずは、植野のモデルになった医師についてご紹介していきます。

PICU北海道のモデル医師はいる?

PICU小児集中治療室ネタバレ!原作あらすじは実話のストーリー?

ドラマ「PICU」では、北海道にPICUを設置するために、奔走していた植野医師。

植野元とは?北海道にPICUを立ち上げた医師!

植野元(うえのはじめ)PICU科長

アメリカでPICU医の資格を取得し、帰国後、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア。穏やかな口調で物腰は柔らかく、常に子どもの目線を忘れない心優しい小児科医だ。武四郎のことを“しこちゃん先生”と呼び、根気強く指導していく。はるばる北海道までやってきた植野は、日本一広大な自然を相手に「医療用ジェット機を運用する日本屈指のPICUを作る」という壮大な目標を掲げる。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/chart/index.html

人物紹介を見てわかる通り、PICU医の資格をアメリカで取得した後、日本各地にPICUを設置することを推し進めてきたPICUのパイオニア!

実は、モデル医師が存在することは、ドラマ公式からも公表されているんです。

PICU北海道のモデル医師は植田育也!

植野のモデルは、埼玉県立小児医療センター小児救命救急センター長の植田育也(うえだいくや)医師です。

ドラマの医療監修もされています。

植田先生は1991年に千葉大学医学部を卒業後、千葉大学で小児科研修を日本各地でPICU開設に尽力経て、アメリカオハイオ州の病院に渡り4年間小児集中治療に従事。その後、アメリカから日本の小児医療体制の中に救命治療に特化した「PICU」の分野を持ち込んで尽力してきました。

長野県立こども病院、静岡県立こども病院のPICU設立、運営に携わった後、2016年に現在在籍する埼玉県立小児医療センターに小児救命救急センターを開設しています。

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも取り上げられた植田先生。

PICUのパイオニアで、まさにドラマの植野のモデルそのものですね。

おそらく全国のPICUのことも把握していて、地域で抱えている問題もご存じだと思います。

なので、「北海道子ども総合医療・療育センターPICU」についてもご存じドラマに反映されている可能性が高いのでは?と思います。

PICU北海道のモデル?北海道子ども総合医療・療育センターではは同じ問題を抱えている?

そしてモデルかどうかは、はっきりとはわかりませんが、ドラマOA後、北海道にある実在のPICU「北海道子ども総合医療・療育センターPICU」の取材をした記事が投稿されています。

以下、記事リンクです。

引用元:https://mamatalk.hokkaido-np.co.jp/special/186387/

上記の記事では、「北海道子ども総合医療・療育センターPICU」の医師たちに話を聞いているのですが、北海道のPICUが抱える問題がまさに、ドラマで植野や志子田たちが直面している問題そのものでした。

北海道はさらに深刻です。道内の小児人口60万人に対して、PICUはコドモックルの6床のみ。なぜ、整備が進まないのでしょうか。

「地方では、小児科医自体が足りていない」と北海道保健福祉部。では、医療資源が集中する札幌においても整備が広がらないのはどうしてでしょうか。「採算性が低いんです」。コドモックルの大場淳一副センター長は、小児人口の減少に歯止めがかからない北海道で、高度な医療を担保する人材や機材を確保し、維持することの難しさを説きます。

広い北海道で、「北海道子ども総合医療・療育センターPICU」ではわずか6床のみ。

人不足そして、人材や機材の確保の難しさが語られています。

ドラマでもPICUを設置するのに3年の期間を費やしたにもかかわらず、十分ではない人員。

またドラマでの語られていた広大な北海道での患者さんの搬送の課題についても

PICUの新設が難しいのならば、今あるPICUへの重症患者の集約化が必須。しかし、北海道は、搬送においても大きな課題を抱えています。

「僕らが直面しているのは常に物理的な問題。北海道は大きすぎる」。コドモックルの小児集中治療医の酒井渉医師は、悔しさをにじませます。「北見から今すぐ運ばなければいけない患者さんがいました。冬の夜間だったため、ドクターヘリもメディカルウィング(小型ジェット機で患者を搬送する北海道の事業)も飛ばせなかった。救急車で到着したころには身体が冷えきっていた」。その患者さんは回復したものの、やりきれなさを感じたといいます。

引用元:https://mamatalk.hokkaido-np.co.jp/special/186387/

記事の中では、ドラマとの関係などについては、語られていないのですが、医師たちに取材をしたのでは?と思われるほど、ドラマのPICUと合致する内容でした。

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