【鎌倉殿の13人】のえ役の女優は菊地凛子!義時を毒殺した怖い悪女?

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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人(かまくらどののじゅうさんにん)」2022年9月4日放送の第34話「理想の結婚」では、なんと義時の結婚が描かれます。

結婚ということは、主人公の義時に新しい妻が登場します!

比奈と離縁した後の3人目の妻は「のえ」。

実在の義時の妻で「伊賀の方(いがのかた)」と言い、義時を毒殺した!?という疑惑がある??

そんな悪女かもしれない「のえ」役を演じるキャストはハリウッド女優としても知られる菊地凛子(きくちりんこ)さんです。

今回はドラマ「鎌倉殿の13人」でのえ役のキャスト女優の菊地凛子さんについてプロフィール、経歴などご紹介しつつ、恐ろしい女という噂もある、のえ【伊賀の方】の史実についてもご紹介していきます。

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目次

【鎌倉殿の13人】のえ役の女優は菊地凛子!ハリウッド女優の経歴とは?

ハリウッドでも活躍し国内外で活動していることで知られている菊地凛子さんの公式ホームページは、英語です。

個人的に英語が苦手なので、何を書いているのかわからないのですが(^^;とにかくすごいカッコいいホームページです。

http://www.rinkokikuchi.com/#biography

菊地凛子
生年月日 1981年1月6日
出身地 神奈川県

現在年齢は41歳の菊地凛子さん。

1996年にラフォーレ原宿でスカウトされたことがきっかけで芸能界入りし、当初はモデル活動をしていた菊池さん。

そして1999年に新藤兼人監督映画『生きたい』で女優デビューを果たします。

2004年に出演した石井克人監督の映画『茶の味』はカンヌ映画祭で監督週間オープニング作品になりました。

そんな菊地凛子さんが注目されたのが2006年のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画『バベル』。

この映画では、女子高生役を演じ、その演技力が絶賛されアカデミー助演女優賞を含むいくつかの映画賞にノミネートされたことから、日本でも注目されます。

そして、最終的にナショナル・ボード・オブ・レビュー新人女優賞、ゴッサム賞新人女優賞を受賞します。

以降、国内外の作品に出演する女優として注目されるように。

プライベートでは、2015年には俳優の染谷将太さんと結婚を発表し、2人のお子さんがいらっしゃるママでもあります。

【鎌倉殿の13人】のえ役の女優の菊地凛子の出演作品は?

そんな菊地凛子さんの出演作品についてご紹介です。

2009年の映画『ブラザーズ・ブルーム』では主役の1人を演じ、自身初の完全英語での演技が話題に。

2019年の村上春樹さんのあまりにも有名な名作の実写化、映画「ノルウェイの森」ではヒロインの直子役を演じました。

映画「恋するマドリ」では、新垣結衣さん演じる中目黒のマンションに引っ越した20歳の美大生の元の住人で一級建築士の女性役を演じました。

2009年のスペイン映画「ナイト・トーキョー・デイ」では主演。主人公の昼間は築地市場で働いていて、夜になると殺し屋として裏社会で活動するという2つの顔を持つ女性役を熱演。

アカデミー賞作品賞にノミネートされた2004年の映画『サイドウェイ』を20世紀フォックスとフジテレビがリメイクした作品にメインキャストの1人・ミナ・パーカー役で出演。

アメリカの映画「トレジャーハンター・クミコ」では、主演。

2022年の映画「大怪獣のあとしまつ」では国防軍大佐の真砂千役を演じました。

このように自ら積極的に国内外のオーディションを受けに行くスタイルで国内外、また映画の規模を問わず、様様な作品に出演。

またドラマも映画で共演した新垣結衣さん、松田龍平さん出演の「獣になれない私たち」では、 松田龍平さんの元カノ役を演じ話題に。

ドラマ「モテキ」では元ヤンキーのシングルマザー・林田尚子役で出演。

WOWOWの ドラマ「蝶の力学 殺人分析班」では、法医学者の相羽町子役を演じました。

テレビドラマの出演の頻度はそれほど多くないのですが、それだけに、時々出演してくれると嬉しい女優さんですよね。

以降では、そんな菊地凛子さんが演じる「のえ」の史実についてご紹介です。

【鎌倉殿の13人】のえは義時毒殺疑惑もある怖い悪女?

のえ役についてのご紹介です。

二階堂行政の孫

のえ
菊地 凛子(きくち・りんこ)

二階堂行政の孫。執権にのぼりつめる北条義時の第三の妻となる

引用元:https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/iganokata.html

のえは、鎌倉殿の家臣の1人である二階堂行政の孫娘。

義時は気に入っているようですが・・・なんと裏の顔がある!?という衝撃の悪女っぷりを見せてくれた「のえ」。

義時の第三の、3人目の妻になります。

菊地凛子さんをキャスティングするだけあり、かなり癖が強いキャラクターのようですが、史実では実際は、どうだったのでしょうか?

のえは、義時の実在の妻「伊賀の方(いがのかた)」で、1203年に北条義時の妻となり、結婚後、代執権となる政村(まさむら)を生んでいます。

伊賀の方に関しては義時との夫婦の関係などがわかるエピソードはあまりありませんでした。

しかし・・・義時の死後に様々なエピソードが。

謀反・「伊賀の変」を起こした?

なんと義時の死後、謀反を起こしたという話が。

1224年、北条義時が急死したのち、兄の伊賀光宗(いがみつむね)と共謀して謀反を起こしたと言われているんです。

これが世にいうところの「伊賀の変」!

息子の政村を執権にするために、娘婿の一条実雅(いちじょうさねまさ)を将軍にしようと画策します。

しかしこのはかりごとは、北条泰時を次の執権に決めた北条政子の動きにより失敗。

命は取られなかったものの、伊賀の方は伊豆へ、光宗は信濃、実雅は越前へ流罪となりました。

一方で伊賀の方の息子・政村は、泰時の計らいで連座を免れて鎌倉幕府に居続けることができたのです。

伊賀の方は、伊豆へ流されたのちに間もなく亡くなったとされています。

この「伊賀の変」の首謀者は伊賀の方と思われそうですが、史実では北条泰時が伊賀氏の謀反を否定しているんです!

一説には、義時亡き後の自らの影響力低下を恐れた北条政子が、伊賀氏をつぶすためにでっち上げたのでは?という説もあるみたいですね(^^;)

諸説あるようなので、真実は不明ですが、ドラマでは謀反が描かれるのか、気になるポイントです。

義時を毒殺した疑惑で怖い悪女!?

また、なんと義時を毒殺したという疑惑もある伊賀の方。

藤原定家の日記「明月記」に書かれている内容で、

承久の乱の首謀者の一人が3年後にとらえられた時に言った言葉である事実が判明!?

「首を切れ。さもなくば義時の妻が義時に飲ませた薬で早く俺を殺せ」

怖いですが、鎌倉殿の登場した回の、のえの言動を考えると、この説を採用する可能性がある気がします。

義時はのえをすっかり信じていて、最後まで騙されて殺されそうな気も(^^;

菊地凛子さんが悪女役がハマるからこそ、期待してしまいます。

一体どんな悪女が描かれるのか?注目です。

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