【競争の番人】ネタバレ!原作あらすじ結末と黒幕はドラマと違う?

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坂口健太郎(さかぐちけんたろう)さんと杏(あん)さんのW主演となるフジテレビ月9「競争の番人(きょうそうのばんにん)」が2022年7月11日夜9時からスタートします。

このドラマは、行政機関・公正取引委員会(こうせいとりひきいいんかい)を舞台に、坂口健太郎さん杏さん演じる男女の凸凹バディが企業の不正をあぶりだしていくエンタメミステリーです。

原作は新川帆立(しんかわほたて)さんによる同名小説で、「元彼の遺言状」に次いで2作連続で月9にてドラマ化されることになったんです。

同じ原作者の作品をドラマ化するなんて、かなり異例なケースですよね。

そして公正取引委員会が舞台になるドラマというのは、今までに見たことが無いのでかなり新鮮な感じがします。

果たして、原作小説はどのような展開になっているのでしょうか?

今回は「競争の番人」の原作小説のあらすじを結末までネタバレ紹介します。

かなりのネタバレを含みますので知りたくない方は閲覧ご注意ください。

目次

【競争の番人】の原作や脚本家は?ドラマ版は原作と違う?

【競争の番人】の原作とは?

今回月9でドラマ化される「競争の番人」の原作は、新川帆立さんによる同名小説です。

2022年5月9日に書籍化された待望の最新刊『競争の番人』が早くもドラマ化されるんです!

この作品は、公正取引委員会を舞台に20歳で司法試験に合格、東大法学部卒という天才・小勝負らの活躍を描いています。

新川帆立さん自身、東大法学部卒で司法試験に合格し、大手法律事務所での勤務経験もあり、さらには企業の法務部での勤務時代に企業が直面する法的問題全般を幅広く担当していたという異色のキャリアの持ち主です。

実は「競争の番人」の前作「元彼の遺言状」も新川帆立さんが手がけた小説が原作なんですよね(^^♪

【元彼の遺言状】ネタバレ原作を結末まで!犯人と衝撃の真相とは?

ドラマ【競争の番人】の脚本家は?原作とは違う展開?

競争の番人の脚本家は、以下の5人が担当されます。

丑尾健太郎

主な作品「七つの会議」、「半沢直樹」、「ノーサイド・ゲーム」

神田 優

主な作品「愛しい嘘~優しい闇~」、「うきわ」「ラジエーションハウスⅡ」

穴吹 一朗

主な作品「親バカ青春白書」、連続ドラマW「邪神の天秤 公安分析班」

蓼内 健太

主な作品「アンサング・シンデレラ」「ROAD TO EDEN」

5人の脚本家さんで担当されるということで、後ほども紹介しますが「元彼の遺言状」と同様に、1話~2話、3話くらいまでに原作小説のエピソードは終了して、それ以降は、1話完結などのエピソードが描かれるのでは?と思います。

【競争の番人】のストーリーは?

そんな競争の番人の第1話のあらすじを見ていきましょう!

 

刑事の白熊楓(杏)はミスをして異動させられてしまう。異動先は公正取引委員会審査局第六審査。勢いよく挨拶して第六審査の部屋に入った白熊だが、出迎えたのは桃園千代子(小池栄子)だけだった。桃園によると、他のメンバーは入札談合の疑いがある大手建設会社に立入検査中。白熊は桃園と一緒に、現場の建設会社へと向かう。

現場に着くと、桃園は第六審査のメンバーを白熊に紹介する。キャップの風見慎一(大倉孝二)を皮切りに、六角洸介(加藤清史郎)、紺野守里(石川萌香)が挨拶するが、桃園はもう一人、小勝負勉(坂口健太郎)がいると白熊に教える。メンバーたちが次々に公取の立場の弱さを愚痴る中、白熊は不審な社員を見つけた。

白熊の視線に気づいた社員、豊島浩平(長谷川朝晴)はファイルを持って部屋から逃げ出す。白熊が追うと豊島は資料室に入り、そこにいた男にファイルを渡そうとする。白熊は豊島と男を確保するのだが…。白熊にあらがう豊島に、男が証拠隠滅は『検査妨害』だと解く。疑問を感じる白熊に、男は小勝負だと名乗った。

第六審査に戻ったメンバーは留置した資料を調べ始める。地味な作業に辟易している白熊に、桃園や風見は小勝負は東大法学部を主席で卒業した優秀な人物だと教えた。そんな時、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が現れる。本庄は白熊に小勝負を頼むと謎の言葉をかけた。

第六審査は新たな案件に着手。栃木県のホテル間で行われるウエディング費用のカルテルの疑いだ。風見は現地での調査をするよう小勝負と白熊に命じる。

引用元:公式サイト

ドラマ版の主人公は坂口健太郎さん演じる小勝負のようですが、小説の方はどちらかといういと杏さん演じる白熊がメインで描かれています。

レギュラーキャストも小池栄子さん、寺島しのぶさんなど超豪華ですが、第1話のゲストも山本耕史さんなどかなり豪華な面々です!

そんな「競争の番人」の気になる原作小説のストーリーを以降で詳しくネタバレしていきたいと思います!

知りたくない方は閲覧ご注意くださいね。

【競争の番人】原作ネタバレあらすじを結末まで!黒幕は誰?

刑事を目指した白熊楓とエリートの小勝負勉がコンビ!

主人公の白熊楓は、父親が警察官だったため刑事を目指したものの、母の反対などもあって公正取引委員会の審査官として働いている女性。

とある談合事件に関わり、聴取をした豊平浩平という男が自殺。

その娘の美月から父親の死について尋ねられ説明するも、自らが関わった案件で自殺者が出てしまったことに少なからずショックを受けていました。

そんな白熊が所属する公正取引委員会の第六審査通称「ダイロク」に、同期のエリートである小勝負勉が異動してくることに!

テルウエディング事業に関わるカルテル調査から殺人未遂事件勃発

白熊は小勝負とコンビを組み、栃木県S市にある三社のホテルウエディング事業に関わるカルテルについて調査をすることになったのです。

カルテルとは、事業者同士が話し合って値上げなどの合意をすること。

ちなみに官公庁が、入社に先んじて事業者同士が話し合うのはカルテルの一種の「談合」。

カルテルは、消費者にとって価格が一方的に吊り上げられるため公平とは言えない状態。

白熊、小勝負は「ダイロク」のメンバーである上司の桃園、課長補佐の風見の協力も得て早速S市に向かい調査をスタートしました。

今回カルテルの疑いがかかっているのは「Sクラシカルホテル」「温泉郷S」「ホテル天沢S」。

すると「Sクラシカルホテル」で殺人未遂事件が発生!

被害者は社長の安藤正夫で、何者かに刺されたようだが犯人は見つかっていない。

正義感から失敗する白熊

白熊は襲撃事件が気になるものの、それは警察の仕事だと小勝負に言われ、渋々カルテルの内偵を進めることに。

二人が追っていたのは「ホテル天沢S」のオーナーの天沢雲海。

尾行していると雲海が刃物を持った男に襲われている姿に遭遇してしまいます。

ここで助けては尾行がばれてしまうと思いながらも、人命を助けなければ。

そんな思いから二人は動き出し、警察官をめざしていた白熊はナイフを持った男の足にけりを入れて、落ちたナイフは小勝負が拾います。

こうして雲海襲撃の犯人は捕まえることができたものの、公正取引委員会が裏で動いていることが雲海に知られてしまいました。

そのため、今回のウエディング事業カルテル案件はいったん終了になってしまいます。

犯人はフラワーショップ経営の石田正樹

そして雲海を襲撃したのは、石田正樹という男であることが判明。

先の安藤正夫襲撃の容疑者にもなっており、安藤に関しては否認。

雲海に関しても差すつもりは無かったと言っているという。

白熊と小勝負は、石田の証言の裏どりのために新たな調査を任されました。

実は石田は、被害者二人のホテルに花を下ろしていた納入業者。

たびたび無理難題を押し付けて、いわゆる「下請けいじめ」をしていたからその恨みからの犯行では?

「下請けいじめ」が事実であれば、それは公正取引委員会が調べる必要がある。

二人は早速石田の営む「フラワーショップ石田」へ向かい、妻の七瀬に話を聞きました。

七瀬は妊娠しており、夫が逮捕されたことでかなり追い詰められている様子。

ホテルから難題を押し付けられても、売り上げの半分以上であるために断ることができなかったと言います。

そんな七瀬に、ホテルへの依存を辞めて店頭販売をメインに据えるなど考えるべきだったのでは?と厳しい指摘をする小勝負。

怒りをにじませる七瀬を見て、白熊は帳簿も手にいられたので、小勝負を止めて早々にその場を後にしました。

小勝負は七瀬が何か隠し事をしているのでは?と感じている様子でしたが、白熊としては弱っている人にあんな冷たいことを言うなんてと非難します。

下請けいじめがあった?

それから時が経ち、公正取引委員会として、下請けいじめに対して立入調査を行うことに。

ダイロクのメンバー、白熊、小勝負、桃園、風見が向かったのは「ホテル天沢S」。

ホテル長の長澤に迎え入れられ、いざオーナーの雲海と対峙するも、雲海は立入調査を断固拒否します。

拒否する場合独占禁止法に基づき罰則が科されることを告げますが、雲海の方が一枚うわてでした。

実はこの罰則は一度も発動されたことはなく、拒否したところで検察が動くはずがないと雲海は高をくくっていたのです。

拒否されてはこれ以上強制は出来ない。

白熊たちが悔しさをにじませながらホテルを出ようとすると、ホテル長の長澤がノートパソコンを抱えて通用口から出ようとする姿を目撃!

追いかけていくと長澤は、持っていたノートパソコンを渓流に向かって放り投げたのです。

あのパソコンに何か不正の証拠があるはず!

白熊は渓流に入り込みなんとかノートパソコンを見つけ出します。

一方その頃、「ホテル天沢S」では雲海が公正取引委員会に対して憤っていました。

そして一方的にノートパソコンを捨てて挙句の果てに、公正取引委員会に回収されたことで長澤をホテルから辞めさせてしまったのです。

自分は何も悪いことをしてないのに、長澤の勝手な勘違いで話をややこしくしたと言うのが雲海の言い分。

さらに長澤を切り捨てた雲海は、ウェディング部門長の碓井に最初の事件「安藤襲撃」について調べさせていました。

犯人の妻七瀬の不正と裏切り

その後、白熊は上司の本庄審査長から九州への転勤の話を聞かされます。

これは左遷ではなく、例年通りの通常人事。地方で様々な経験をさせてもらうための異動。

このときの白熊は彼氏の徹也との結婚を控えており、異動に関して考えさせて欲しいと本庄に答えました。

そして白熊は事件のいとぐちを見つけるため、小勝負と共に逮捕された石田の弁護士・磐田に会いに行くことにします。

磐田の話では相変わらず石田は否認を続けえていると言う。

さらに磐田は、石田がナイフを持っていたのは雲海が焚きつけたからで、殺意は無かったと教えてくれます。

話を聞いたのち、白熊は石田の妻・七瀬のことが心配で小勝負と別れ一人花屋に向かうことにしました。

七瀬は「ホテル天沢S」だけでなく「Sクラシカルホテル」との契約も切られて、新しい花屋に切り替えられてしまったと言います。

白熊はホテルとの付き合いが長かったのか尋ねるも、七瀬ははぐらかし不自然に話題を変えました。

やはり何か七瀬は隠し事をしていると感じる白熊。

すると白熊は、以前来た時に店頭にあったオリエンタルポピーという花が作業部屋のすみに追いやられていたことが気になります。

実はその花はオリエンタルポピーではなく、栽培が禁止されているハカマオニシゲだったのです!

そのことを七瀬に告げると、違法だと知らなかった処分するので見逃してほしいと言います。

白熊は正直に警察に言うように勧めますが、これ以上厄介ごとに巻き込まれたくないと言う七瀬。

その言葉に負けてしまい、白熊は今回は見なかったことにすると言い、その場を後にしました。

しかし数日後、雲海がマスコミを通じて「花屋で不正がおこなわれた」ということを明らかにします。

雲海曰く、ホテル側はいじめているのではなく、いじめられている。

「フラワーショップ石田」を含む6件の花屋が結託してホテルの取引を制限して、ほかの花屋を締め出していると言う。

もしこれが事実なら花屋側が独占禁止法を違反していることになる。

七瀬があの時、他のホテルとの話をはぐらかしたものこれが理由だったのかと思う白熊。

その後、「フラワーショップ石田」に立入検査が入り、違法植物ハカマオニシゲがあることも摘発されます。

すると七瀬は白熊から「こっそり処分すればばれない」と言われたと証言。

これを聞いた白熊は、七瀬に裏切られたことでショックを受け、公正取引委員会の審査官として自信を失うも、小勝負に励まされて再び事件に立ち向かうことになるのでした。

黒幕はホテル天沢Sのオーナーの雲海?

年末になり、石田の釈放が決定。

白熊は小勝負たちと調べた内容をもとに、七瀬に話を聞くことにします。

「フラワーショップ石田」にあった違法植物ハカマオニシゲの存在に気づいた雲海は激怒。

石田は何度も謝った結果、雲海はある指示をした。

それはナイフを持ってとある場所に来ること。

石田はその通りに動いた結果、その場を白熊たちが目撃をしてつかまってしまった。

やはり雲海は石田を利用して、公正取引委員会の動きを明るみにしようとしたんでです!

石田は違法植物が発覚されては困るから、これまで黙っていたが明るみになって真実を語った。

このままでは「フラワーショップ石田」は完全に雲海に支配されて、悪者にされてしまう。

そんな白熊の話を聞いた七瀬は、天沢グループの不正を暴いてほしいと言い、花屋同士の結託の証拠を提出してくれたのです。

その後、花屋の新規参入店の締め出しには排除措置命令が出されることに。

残すところ解決すべき案件は、ホテルの下請けいじめと、ウエディング事業のカルテル。

カルテルを証明できる?

そして「ホテル天沢S」のノートパソコンの中身が復旧され、そこに謎の団体名と金額が書かれていることが明らかに。

するとノートパソコンを捨てた長澤が「ダイロク」を訪れてきて、自らホテルへの立入検査を願い出てくれたのです。

長澤は有給消化中で立場上はまだホテル長なので、立入検査を受け入れる権限がある。

ノートパソコンに残された情報に関しては知らないという長澤。

こうして雲海不在の日に、立入検査が実行されることに!

この検査で、ウェディング部門長の碓井は悪びれることものなく納入業者への下請けいじめを認めます。

あとはウエディング事業のカルテルのみだが、それにかかわる資料を見つけ出すことは出来ませんでした。

すると翌日、長澤からカルテル資料の保管場所が分かったと連絡が入ります。

急ぎ白熊と小勝負は、ホテルの書庫に向かい、長澤に誘導されますが、なんと鍵を閉められて閉じ込められてしまうのです。

スマホは書庫に入る前に外に置いたまま。

実は、長澤は雲海と通じていて二人を罠にはめていたのです。

二人は何とか書庫から証拠を探そうとしますが、カルテルに関する明確な情報は見つかりません。

有ったのは過去の古い契約書と宿帳だけ。

白熊が宿帳を見ていると見覚えのある名前を発見!

それは談合事件に関連して自殺した豊島浩平。

907号室にたびたび宿泊しており、そこには過去のカルテル当事者の名前が記載されていたのです。

もしやこの部屋で、カルテルを結ぶ話し合いをしていたのでは?

この宿帳を持ち出すと窃盗になってしまうため、記憶力抜群の小勝負はがすべての宿帳の名前を記憶することに。

翌日、二人は警備員に発見されるも、迷い込んだだけだと言い訳をして持ち出したものもないために無罪放免。

小勝負が記憶した情報からリスト化すれば、カルテルの調査も再開できる!

衝撃の黒幕・犯人の正体とは?

そして年が明け、襲撃された安藤が意識を取り戻します。

刺した犯人はなんと豊島浩平の娘の美月だと言うのです!

美月は死んだ父が亡くなる前に安藤に脅されていたことを知り、安藤に会いに行ったのは事実。

しかし刺してはおらず、美月には犯行時にアリバイが有りました。

それでは誰が安藤を刺したのか?なぜ犯人を知っているのに本当のことを言わないのか?

その後、「ダイロク」に石田夫婦から、ホテルオーナーたちの密会の日が分かったと連絡が入ります。

さらに密会の参加者である「温泉郷S」オーナー政岡が「ダイロク」の協力者として録音をしてくれることになりました。

これまで白熊の先輩である桃園が、政岡を必死に落として味方につけてくれていたのです!

そしていざ密会の日、ホテル天沢Sの907号室で行われている密会の声を、密かに聞いている白熊、小勝負ら「ダイロク」の面々。

参加者は雲海、安藤、政岡。

すると雲海は部屋に盗聴器が付いているのを見つけます。

それは安藤の仕業だと指摘し、この音声をゆすりの道具に使っていただろうと問い詰めます。

しらばっくれる安藤ですが、雲海はすでに確証を持っていました。

それは安藤の共犯からすべてを吐かせていたのです。

その人物とは、ウェディング部門長の碓井。

すると安藤はこれまで秘密にした事実を明らかにしました。

そう、安藤を刺した犯人は碓井だったのです。

理由は金の取り分でもめたから。

しかし碓井が犯人だと告白すると、カルテル部屋のことが明るみになってしまうため豊島の娘の美月に罪を擦り付けようとしていたのでした。

カルテルがついに解決!2人のバディの結末とは?

このとき当の碓井は、雲海によってホテルに監禁状態。

一連のやり取りを聞いた、白熊たちはなんとか雲海の逮捕状を取ろうとします。

そして二日後、ダイロクの面々たちは、検事や刑事たちも引き連れて「ホテル天沢S」にやってきました。

雲海に逮捕状を突きつけ、監禁している碓井の場所を問いただします。

しかし雲海は、碓井は監禁ではなくただホテルに泊まっているだけだと言い張ります。

監禁罪の要件は満たしていないという雲海ですが、実は逮捕状は「監禁罪」ではなかったのです。

刑事が出した逮捕状に書かれていたのは、独占禁止法違反。

かつて雲海が立入検査を拒否した罪で逮捕状を請求していました。

前例が無い逮捕だったが、裏で監禁や襲撃事件が変わっているという事で、逮捕状が下りたと言うわけでした。

命運尽きた雲海はとっさに近くにいた白熊の首元にカッターを突きつけて人質に取りますが・・・

白熊は警察官を目指していたため、簡単に雲海を逆に取り押さえます。

こうして悪の元凶・雲海は逮捕されて、ウエディングカルテルについても見事解決!

のちに雲海は複数のカルテルほう助の罪で再逮捕。

安藤はカルテル当事者恐喝疑惑で取り調べを受けることに。

碓井も共犯で、さらに殺人未遂も追加されます。

この一件で、白熊と小勝負はよきバディとなっていましたが、かつて本庄審査官から打診された九州への異動を受け入れることにしたのです。

付き合っていた彼氏とは、浮気が発覚して別れていたんですね・・・

白熊の送別会の日、いつもは来ない小勝負は二次会まで参加してくれます。

そしてその日はちょうどホワイトデー。

白熊はバレンタインに義理チョコを渡していたため、小勝負はお返しをくれました。

そしてお互い別れを告げて歩き出します。

思わずもらったチョコの箱を見て、涙が出てくる白熊。

悲しいのか、寂しいのか、嬉しいのかわからない。

小箱を大事にかばんをしまい、振り返らずに前に進んでいくのでした!

ドラマ【競争の番人】1話~最終回まで!原作とは違う1話完結型?

ドラマ【競争の番人】1話ネタバレあらすじ!

刑事の白熊楓(杏)はミスをして異動させられてしまう。異動先は公正取引委員会審査局第六審査。勢いよく挨拶して第六審査の部屋に入った白熊だが、出迎えたのは桃園千代子(小池栄子)だけだった。桃園によると、他のメンバーは入札談合の疑いがある大手建設会社に立入検査中。白熊は桃園と一緒に、現場の建設会社へと向かう。

現場に着くと、桃園は第六審査のメンバーを白熊に紹介する。キャップの風見慎一(大倉孝二)を皮切りに、六角洸介(加藤清史郎)、紺野守里(石川萌香)が挨拶するが、桃園はもう一人、小勝負勉(坂口健太郎)がいると白熊に教える。メンバーたちが次々に公取の立場の弱さを愚痴る中、白熊は不審な社員を見つけた。

白熊の視線に気づいた社員、豊島浩平(長谷川朝晴)はファイルを持って部屋から逃げ出す。白熊が追うと豊島は資料室に入り、そこにいた男にファイルを渡そうとする。白熊は豊島と男を確保するのだが…。白熊にあらがう豊島に、男が証拠隠滅は『検査妨害』だと解く。疑問を感じる白熊に、男は小勝負だと名乗った。

第六審査に戻ったメンバーは留置した資料を調べ始める。地味な作業に辟易している白熊に、桃園や風見は小勝負は東大法学部を主席で卒業した優秀な人物だと教えた。そんな時、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が現れる。本庄は白熊に小勝負を頼むと謎の言葉をかけた。

第六審査は新たな案件に着手。栃木県のホテル間で行われるウエディング費用のカルテルの疑いだ。風見は現地での調査をするよう小勝負と白熊に命じる。

引用元:公式サイト

刑事の白熊楓(杏)は、ミスをして異動させられてしまう。

異動先は公正取引委員会第六審査。勢いよくあいさつして第六審査の部屋に入った白熊だが、出迎えたのは桃園千代子(小池栄子)だけ。他のメンバーは入札談合の疑いがある建設会社に立入検査中だといい、白熊は桃園と一緒に、現場へと向かった。

現場に着くと、桃園は第六審査のメンバーを白熊に紹介。キャップの風見慎一(大倉孝二)を皮切りに、六角洸介(加藤清史郎)、紺野守里(石川萌香)があいさつするが、桃園はもう1人、小勝負勉(坂口健太郎)がいると白熊に教える。

メンバーたちが次々に公取の立場の弱さを愚痴る中、白熊は不審な社員を見つけた。

白熊の視線に気づいた社員、豊島浩平(長谷川朝晴)は、ファイルを持って部屋から逃げ出す。白熊が追うと豊島は資料室に入り、そこにいた男にファイルを渡そうとしていた。白熊は、豊島と男を確保するが…。

白熊にあらがう豊島に、男が証拠隠滅は「検査妨害」だと解く。疑問を感じる白熊に、男は「小勝負だ」と名乗った。

第六審査に戻ったメンバーは、留置した資料を調べ始める。地味な作業に辟易(へきえき)している白熊に、桃園や風見は「小勝負は、東大法学部を主席で卒業した優秀な人物」だと教えた。

そこへ本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が現れ、白熊に「小勝負を頼む」と謎の言葉をかけた。

第六審査は新たな案件に着手。栃木県のホテル間で行われるウエディング費用のカルテル(※)の疑いだ。風見は、現地での調査をするよう小勝負と白熊に命じる。

※各企業がそれぞれ決めるべき商品の価格や生産数量などを共同で取り決める行為

カルテルの中心人物は「ホテル天沢」の専務、天沢雲海(山本耕史)と目されていた。

「ホテル天沢」や周辺で調査を始める小勝負と白熊。白熊は、小勝負の洞察力の深さを見せつけられて一旦、ダイロクに戻る。

すると、豊島が出てきた。聴取に応じた豊島は、自分が知っていることを「すべて話して楽になった」と2人に話した。そんな豊島を心配する娘の美月(服部樹咲)が出迎える。

栃木県での調査開始から9日目。雲海とカルテルを行っていると疑われる「クラシカルホテル」の安藤正夫社長(勝矢)が何者かに刺されるという殺人未遂事件が発生した。

小勝負と白熊が「クラシカルホテル」に向かうと、ラウンジに雲海を発見。2人が尾行すると、雲海に何者かが近づいて刃物を取り出した。白熊と小勝負は刃物を持った男を確保して、雲海の危機を救うが…。

ダイロクに戻ると風見の表情は冴えない。刃物事件で雲海に公取の捜査がバレてしまったのだ。さらに、本庄に調査内容を聞きにくる事態となったが、本庄が拒否した。

帰ろうとする雲海に小勝負は「(雲海を襲った男は、雲海が)なぜ、そこにいることを知っていたのか?」、そして、「カルテルをやっているのだろう」と直接問いかける。すると、雲海は「ウエディングのカルテルが疑われているのか」と口走った。

小勝負は「カルテルとは言ったが、ウエディングとは言わなかった」と責める。すると雲海は捨て台詞を吐いて去って行った。

雲海のカルテルの調査は、棚上げにされてしまった。だが、本庄は逆転のチャンスはあるとダイロクに緑川瑛子検事(大西礼芳)を連れて来た。

緑川は小勝負と白熊に、石田正樹(武田航平)の話をする。石田は、安藤社長の殺人未遂事件と雲海を襲った容疑者になっていた。

花屋を経営する石田は、警察の取り調べ中、「ホテル天沢」の下請けイジメと思われる供述。そして、検察は新たにこの件の調査をダイロクに指示してきたのだ。小勝負と白熊は、さっそく石田の店を訪ねた。

石田の妻、七瀬(野村麻純)が応対すると、小勝負は店が「ホテル天沢」が行うディナーショーや、おせち料理を大量に買わされていることに気づく。

他にもウエディング用の花を納入して、当日に変更が出てもすべて店の負担にされてしまうと七瀬は訴える。だが、七瀬は「つらくても、経営が立ち行かなくなるのでホテルを告発することはできない」と言う。小勝負は、冷徹に商売方法を変えろと迫るが…。

そんな2人に、桃園から連絡が入る。建設会社の談合で聴取した豊島が自殺したという連絡だった。ダイロクのメンバーは揃って豊島の葬儀に参列。その式に、国土交通省官僚の藤堂清正(小日向文世)が来ていた。藤堂を見た小勝負の様子がおかしいことに、白熊は気がつく。

そのとき、白熊は父の死の理不尽さを豊島の娘、美月に問われる。そんな2人を、小勝負が見ていた。

ダイロクに白熊が戻ると小勝負がいた。小勝負はパソコンに何やら打ち込んで、プリントアウト。それは昼間訪ねた花屋の帳簿だった。

小勝負は記憶力が良いので、帳簿を見た時にすべて覚えたのだと言う。この帳簿を武器に「ホテル天沢」の立ち入り検査ができるかもしれないと小勝負は言うが、白熊は「店がやっていけなくなる」と反対。だが、小勝負は「不正が無ければ豊島のように犠牲になる人は誰もいなくなり、それを止めるのが自分たちの仕事だ」と譲らなかった。

本庄が許可を取り、「ホテル天沢」の立ち入り検査が行われる。しかし、雲海は検査を拒否。風見たちは苦虫を噛み潰してホテルを去ろうとするが、小勝負は六角に頼んで、ホテル長の長澤俊哉(濱津隆之)の動きを追わせていた。

案の定、長澤はノートパソコンを持って逃げ出す。小勝負と白熊が追うと、長澤はパソコンを川に投げ捨てたが、小勝負は執拗に川に潜ってパソコンを探し出した。小勝負たちが立入検査の拠点に戻り、六角がパソコンを調べようとしていると雲海が現れた。堂々とパソコンの返却を求める雲海。だが、小勝負と白熊は「パソコンは長澤が捨てたものだ」と反論。

言葉を無くす雲海に、小勝負は「石田に襲われたのは芝居だったのではないか」と逆襲を始める。自分たちの正体を探るために、雲海に逆らえない石田を利用したのではないかと言うのだ。

さらに、石田の店の帳簿を盾に、小勝負はカルテルだけでなく、下請けイジメもしているのだろうと続けた。本庄も小勝負の攻勢に言葉を添えるが、雲海はあとで大恥をかくなと出て行った。

その夜、藤堂と会う雲海…。翌日、白熊が出勤するとダイロクは大騒ぎになっていた。なんと、雲海が「地元の花屋が結託して、不正行為を行なっている」と、ワイドショーに出演して訴えていたのだ。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-620337/4/

主人公の白熊楓の元刑事という設定以外は、ほぼ原作と同じような展開だった1話。

このペースだと2話で原作小説の内容は完結して、3話以降は新たなエピソードが1話完結で放送される可能性があるのでは?と思います。

ドラマ【競争の番人】2話ネタバレあらすじ!

小勝負勉(坂口健太郎)や白熊楓(杏)たち第六審査、通称ダイロクのメンバーは、『ホテル天沢』のウェディングにおけるカルテルを追っていた。しかし、専務の天沢雲海(山本耕史)のガードは固く、小勝負たちは納入業者である花屋へのホテルの下請けいじめにも気づくのだが、有力な証拠をつかめずにいた。そんな時、雲海が逆襲に出る。不正行為を行なっているのは近隣で結託した花屋側で、いじめられているのはホテル側だとマスコミに流したのだ。

雲海が圧力をかけたのか、『ホテル天沢』の納入業者いじめの調査は年末までで終了とダイロクメンバーに通達される。そこへ、六角洸介(加藤清史郎)が『ホテル天沢』のホテル長、長澤俊哉(濱津隆之)が退職したとの情報を持ってきた。早速、小勝負と白熊は長澤の自宅へ。だが、長澤は二人に何も話そうとはしない。

小勝負と別れた白熊は花屋いじめで苦しむ『フラワーショップ石田』へ。殺人未遂の容疑者となった石田正樹(武田航平)の代わりに店を守る妻の七瀬(野村麻純)を勇気づけようとする白熊は違法植物が置いてあることに気づく。白熊はすぐに警察に連絡して、売却分を回収するよう助言するが、七瀬は見逃して欲しいと頼んだ。

白熊は『ホテル天沢』で小勝負と合流。二人の目の前で、ブライダル部門長の碓井健司(赤ペン瀧川)が明らかな花屋へのいじめを行っている。そこに、雲海が現れた。小勝負たちが物陰から見ていると、車に向かう雲海と碓井の前に少女が立ち塞がる。それは、長澤の娘、由香里(新津ちせ)だった。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index02.html

小勝負勉(坂口健太郎)や白熊楓(杏)たち第六審査(通称ダイロク)のメンバーは、「ホテル天沢」のウェディングにおけるカルテル(※)を追っていた。しかし、専務の天沢雲海(山本耕史)のガードは固い。

※各企業がそれぞれ決めるべき商品の価格や生産数量などを共同で取り決める行為

小勝負たちは、ホテルの納入業者である花屋への下請けいじめにも気づくが、有力な証拠をつかめずにいた。

そんな時、雲海が逆襲に出る。不正行為を行なっているのは近隣で結託した花屋側で、いじめられているのはホテル側だとマスコミに流したのだ。

雲海が圧力をかけたのか、「ホテル天沢」の下請けいじめの調査は、年末までで終了とダイロクメンバーに通達される。

そこへ、六角洸介(加藤清史郎)が「ホテル天沢」のホテル長の長澤俊哉(濱津隆之)が退職したとの情報を持ってきた。さっそく、小勝負と白熊は長澤の自宅へ。だが、長澤は2人に何も話そうとはしない。

小勝負と別れた白熊は、下請けいじめで苦しむ「フラワーショップ石田」へ。

殺人未遂の容疑者となった石田正樹(武田航平)の代わりに店を守る、妻の七瀬(野村麻純)を勇気づけようとする白熊。そこで、違法植物が置いてあることに気づく。白熊はすぐに警察に連絡して、売却分を回収するよう助言するが、七瀬は「見逃してほしい」と頼んだ。

白熊は「ホテル天沢」で小勝負と合流。2人の目の前で、ブライダル部門長の碓井健司(赤ペン瀧川)が明らかな花屋へのいじめを行っている。

そこに、雲海が現れた。小勝負たちが物陰から見ていると、車に向かう雲海と碓井の前に少女が立ち塞がる。それは、長澤の娘、由香里(新津ちせ)だった。

由香里は、雲海に父を辞めさせた理由を聞く。雲海は「大人は失敗したら、責任を取るのが当たり前」だと言い、去ってしまった。

本庄聡子審査長(寺島しのぶ)は、ダイロクのメンバーに花屋の結託についての調査を最優先にすると通達。納得いかない白熊は、違法植物がバレてしまうと思い、「フラワーショップ石田」への検査を担当させてほしいと桃園千代子(小池栄子)に申し出る。

だが、桃園は小勝負と新規参入店の「ブーケドゥッフェ」に行くよう命じた。

小勝負は「ブーケドゥッフェ」の経営に興味津々。店主の青柳歩夢(岩岡徹)は、地域の冠婚葬祭ビジネスから自分の店が締め出されているかもしれないと証言した。

店を出ると、小勝負は青柳の店舗をしきりに誉め、「フラワーショップ石田」は青柳の店ほどではないと言う。白熊が反論していると、桃園から連絡が入った。

「フラワーショップ石田」を検査していた桃園のもとに白熊と小勝負が行くと、警察が来ていた。バックヤードに違法植物が隠されていたことが発覚したのだ。

さらに、七瀬は「自首するつもりだったが、白熊にこっそり処分すればバレないとアドバイスをもらった」と警官に話していた。

警察で取り調べを受けた白熊は、すぐに解放。待っていた大森徹也(黒羽麻璃央)は、クリスマスの日に食事をしようと白熊と約束する。

休日を利用して、小勝負は白熊と「ブーケドゥッフェ」の様子を見に行く。排除措置命令が出たことで、青柳は古い花屋6店舗が抑えていた取引先と契約を結べた様子。

小勝負は、七瀬より、市場を抑えられていた青柳のほうが可哀想だったと白熊に話す。

次に小勝負が白熊を連れて向かったのは、長澤の家。長澤が隠そうと川に投げ捨てたパソコンから、天沢グループが慈善団体に多額の献金をしていたデータが見つかったのだ。

小勝負は寄付金の内容を長澤に尋ね、下請けいじめやウエディングカルテルについても聞く。長澤は「知らない」と答えるが、小勝負は由香里が雲海と対峙したことを教える。

さらに、小勝負と白熊は七瀬の店へ。すると、七瀬は天沢グループの傘下に入ることになったと言うではないか。小勝負は動じることなく、「以前は店頭に並べてあった違法植物を、なぜバックヤードに移したのか」と七瀬に尋ねる。答えられない七瀬に、小勝負は雲海だろうと話し、ハメられたのだと突きつけた。

石田が雲海のもとに包丁を持って現れたのも、雲海に違法植物の件で脅されていたからだろうと続ける小勝負。そして、天沢グループの傘下に入ったことで石田は釈放されるだろうと告げた。最後に、「ご主人が帰ったら、よく話し合ってください」と言い、小勝負は白熊と店を出ていく。

そんな2人を雲海が見ていた。

「ホテル天沢」への検査がタイムリミットを迎えようとしている。

そんな時、小勝負は、自殺した豊島浩平(長谷川朝晴)の留置していた私物を返しに行くと言う。白熊も一緒に行くと、豊島の娘の美月(服部樹咲)は部屋にこもったままだった。

小勝負たちが庁舎に戻ると、長澤が訪ねて来ていた。長澤は目が覚めたと言い、小勝負たちの立ち入り検査に協力することを約束。そして、クリスマスイブの日…つまり明日、雲海が留守にするという情報を寄せた。

ダイロクは急いで立入検査の準備をし、本庄は委員会の承認を得た。

こうして「ホテル天沢」への立入検査が始まるが、その途中で雲海が帰ってきてしまう。それでもなんとか納入業者いじめの証拠は集まった。

すると、雲海は碓井に責任を押し付けて解決しようとする。小勝負は、ウエディングカルテルまで踏み込もうと、料金の決定過程の資料を求めるが、雲海は「あるわけがない」と否定した。

その夜、白熊は小勝負に呼び出される。長澤からカルテルの資料保管場所がわかったと連絡が来たのだ。長澤の案内でホテルの旧館に行くと、一室に閉じ込められてしまった2人。

小勝負と白熊、公正取引委員会の調査を追いやろうとする雲海の新たな一手だった。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-626673/4/

ドラマ【競争の番人】3話ネタバレあらすじ!

小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たちダイロクメンバーは、『ホテル天沢』の元ホテル長、長澤俊哉(濱津隆之)の協力を得て、天沢雲海(山本耕史)の留守を狙い納入業者イジメの調査に入る。併せてウエディングカルテルの資料も集めようとするが、雲海が戻ってしまい追求出来なかった。そんな中、長澤にカルテルの資料の保管場所が分かったと言われ小勝負と白熊は、資料が保管されている倉庫に案内される。しかしそれは雲海の罠で、小勝負と白熊はそのままホテルの書庫に監禁されてしまう。

小勝負は不法侵入したと雲海が警察に突き出すつもりだと分析。一方、大森徹也(黒羽麻璃央)とデートの約束をしていた白熊は弱そうな壁を見つけ、壁を蹴って穴を空けることに成功。しかしそこはトイレと給湯室があるだけで外には出られなかった。そんな中、小勝負は書類の中に過去の宿泊台帳と顧客カードを見つける。そこには、ウエディングカルテルだけでなく、過去に摘発されたカルテルの当事者たちが同じ部屋を利用した記録があった。建設会社の談合で自ら命を絶った、豊島浩平(長谷川朝晴)の名もある。

翌朝、小勝負と白熊は警備員に発見された。雲海はワイドショーに出演して公取の違法調査だと息巻く。そんな時、石田正樹(武田航平)と七瀬(野村麻純)が公取に来た。天沢グループから抜ける決意を固めたという夫婦は、小勝負たちに雲海と『温泉郷・絆』の政岡一郎(春海四方)が会合する日を教える。雲海たちは納入業者を使って打ち合わせの日を連絡し合っていたのだ。ダイロクは決定的なカルテルの証拠をつかもうと動き出す。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index03.html

小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち第六審査(通称ダイロク)のメンバーは、「ホテル天沢」の元ホテル長・長澤俊哉(濱津隆之)の協力を得て、専務・天沢雲海(山本耕史)の留守を狙い、納入業者いじめの調査に入る。

あわせてウエディングカルテル(※)の資料も集めようとするが、雲海が戻ってしまい追求出来なかった。

※カルテル=各企業がそれぞれ決めるべき商品の価格や生産数量などを共同で取り決める行為

その後、長澤に「カルテルに関する資料の保管場所が分かった」と言われ、小勝負と白熊は資料が保管されているという倉庫に案内される。しかしそれは雲海の罠で、2人はそのままホテルの書庫に監禁されてしまった。

小勝負は、不法侵入したと雲海が警察に突き出すつもりだと分析。

一方、大森徹也(黒羽麻璃央)とデートの約束をしていた白熊は弱そうな壁を見つけ、蹴って穴を空けることに成功。しかしそこはトイレと給湯室があるだけで外には出られなかった。

そんな中、小勝負は書類の中に過去の宿泊台帳と顧客カードを見つける。そこには、ウエディングカルテルだけでなく、過去に摘発されたカルテルの当事者たちが同じ部屋を利用した記録があった。

建設会社の談合で自ら命を絶った、豊島浩平(長谷川朝晴)の名もある。

翌朝、小勝負と白熊は警備員に発見された。ワイドショーに出演して公取の違法調査だと息巻く雲海。

その頃、ダイロクには、納入業者いじめを受けていた「フラワーショップ石田」の石田正樹(武田航平)と妻・七瀬(野村麻純)が来ていた。

天沢グループから抜ける決意を固めたという夫婦は、小勝負たちに雲海と「温泉郷・絆」の政岡一郎(春海四方)が会合する日を教える。雲海たちは、納入業者を使って打ち合わせの日を連絡し合っていたのだ。

ダイロクは決定的なカルテルの証拠をつかもうと動き出す。

桃園千代子(小池栄子)が落とした政岡は、雲海との会合の様子を携帯電話を使ってダイロクに流すことに。だが、用心深い雲海は盗聴発見器を持っていた。

六角洸介(加藤清史郎)は「携帯の電波には反応しないはずだ」と言うが、発見器が反応。盗聴器は目覚まし時計に仕掛けられていた。

雲海は「クラシカルホテル」の安藤正夫(勝矢)が仕掛けたものだと政岡に伝える。雲海によると、安藤は盗聴器を仕掛けてこの部屋で行われている密談を録音し、関係者を脅して金を巻き上げていたという。

政岡が「自分たちのカルテルの密談も録音されていたのか」と聞くと、雲海は「そうだ」と、うなずく。つまり、今この会話をダイロクに聞かれているとは知らずに、雲海はカルテルを行っていたことを認めたことになった。

さらに、雲海は安藤が何者かに刺され入院してしまったため、「録音データがどこに保管されているかがわからない」とも政岡に告げた。

ダイロクへ、安藤の意識が戻ったと検察から連絡が入った。

小勝負と白熊はさっそく、安藤の病室へ見舞いに出向く。小勝負は「録音データをどこに隠しているのか」と尋ねるが、安藤は答えない。

仕方なく、2人が帰ろうとすると安藤を刺した人物と同じ背格好、服装の何者かとすれ違う。その人物は、病室へ向かうではないか。

白熊が声をかけたところで逃げ出すその人物を追いかける2人。小勝負が捕えた人物は、建設会社の入札競合の問題で自殺した豊島の娘の美月(服部樹咲)だった。

美月が安藤を刺したことを認めたと、検察官・緑川瑛子(大西礼芳)がダイロクに報告。

父の手帳に「ホテル天沢」や「天沢雲海」の名が度々書かれていることを見つけた美月は、雲海に会いに行く。そこで雲海は、豊島が安藤に脅されていたと美月に話した。それで美月は安藤を刺してしまったのだ。

美月は安藤を刺したことを後悔し、自首する前に病室へ謝罪しに行ったところで小勝負たちに見つかった。

小勝負は、雲海が美月を利用して安藤を始末しようとしたのだろうと言う。安藤の録音データが流出すれば、雲海は部屋を利用したカルテルの当事者たちから恨みを買ってしまうからだ。

そんな時、お腹を空かせた白熊が、安藤の部屋から小勝負が持ち帰った菓子を食べて倒れてしまう。

数日後、白熊の病室に大森が見舞いに来て、毒入りの菓子を食べたことにあきれていると、小勝負が労災の申請書を渡しに来た。

白熊が「ホテル天沢」調査の進展を尋ねると、小勝負は「リーチがかかった勝負どころ」だと答える。

白熊が退院すると、公正取引委員会のダイイチからダイロクまでのメンバーが招集された、大掛かりな調査が始まる。

調査は、小勝負が白熊の入院中に仕上げた資料に基づいていた。

本庄聡子審査長(寺島しのぶ)の号令のもと、いよいよ「ホテル天沢」へ向かう。ロビーに入った小勝負と白熊、桃園、風見慎一(大倉孝二)を長澤が迎えた。

風見が雲海への聴取を求めると、長澤は会うわけがないと拒否。小勝負は閉じ込められた恨みごとを皮肉るが、白熊は「長澤さんなりに戦っていると思っている」と話す。すると、長澤は協力することに。

長澤の案内で、4人は雲海の部屋へ通される。

小勝負たちは「ホテル天沢」のカルテル密会部屋の使用や、安藤の盗聴の件の証拠として、政岡の協力による録音を突きつけた。また、美月を利用して安藤を処分しようとしたことも話すが、雲海は動じない。

ダイロクは毒殺されそうになった安藤からもすべてを聞いていた。それでも、カルテルや会合部屋を認めようとしない雲海。

そこに、桃園の携帯に六角から連絡が入る。雲海がカルテルの手伝いをしている化学メーカーを調査中の六角は、メーカーの職員から「雲海に毒物を渡した」との証言を得ていた。

ここまで詰められても、ダイロクの芝居だと雲海は認めない。

だが、ダイロク以外の公正取引委員会のメンバーは、小勝負が記憶から起こした宿泊台帳と顧客カードをもとに、大規模な調査を行なっていた。雲海のもとに、立入検査された顧客たちから続々と電話が入りだす。

ついに雲海は、「私利私欲で金儲けをしている者から金を奪って何が悪い」と開き直った。

すると、小勝負はそのために競争にすら参加できなかった者たちや、豊島のように命を落とした者もいると言い、あげくは美月に殺人未遂を起こさせたと憤る。さらに、ウエディングカルテルを知らずに結婚式を挙げた人たちや、納入業者いじめに遭っていた花屋も雲海の被害者だと言い放つ。

そこに、県警の刑事が入ってきて、雲海に殺人未遂と独占禁止法違反容疑での同行を促す。雲海は近くにあったビンを割り、白熊のクビに突きつけるが…相手が悪かった。白熊は雲海の隙をついて一気に倒して失神させてしまう。

こうして、雲海は殺人未遂容疑で起訴され、独占禁止法第3条違反で排除措置命令が下され課徴金を求められることになった。

一方、本庄は国土交通省の事務次官・藤堂清正(小日向文世)と廊下ですれ違う。「ホテル天沢」の件を労う藤堂に、本庄は雲海を追い詰めたリストは小勝負が作ったと教えた。だが、藤堂は意に解さない様子で去って行く。

ダイロクは、新たな調査案件に移った。

世界的電機メーカー「アレス電機」による優越的地位の濫用、いわゆる下請けいじめの調査だ。「アレス電機」の役員の写真を見ていた白熊は、見覚えのある顔に気づく。

それは、公取に出向するきっかけになった強盗殺人事件で、白熊が取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)だった。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-633945/6/

原作小説の内容は3話で完結する展開でした。

そして1話の冒頭で登場した岡田義徳さんが再登場。4話から重要人物であることが判明。

新たな事件での白熊と小勝負の活躍が楽しみですね。

ドラマ【競争の番人】4話ネタバレあらすじ!下請けいじめの意外な真相!

小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち“ダイロク”は新たに世界的な電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用を調べることに。自社の地位を利用した部品単価の一方的な減額や支払期限の延長を強制する、いわゆる下請けいじめだ。

本庄聡子(寺島しのぶ)が説明していると、『アレス電機』の役員を見ていた白熊が知った顔の男がいることに気づく。それは白熊が強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)ではないか。しかし、警察は事件の捜査を中止していた。白熊は今度こそ柴野を捕まえることが出来るかもと意気込むが、今は公取委の身なので捜査は出来ない。本庄は、柴野は下請けいじめの中心人物と目されているが、強盗殺人という重大事件に関わっている可能性があると分かった以上、公取委での調査は出来ないと言う。

柴野の案件は公取委から離れたかと思いきや、緑川瑛子(大西礼芳)が白熊の情報を警察に伝えるが警察は動かず、独自に動いた検察も上層部に止められた。桃園千代子(小池栄子)は六角洸介(加藤清史郎)に、検察庁の幹部である父親に聞いてみてと軽口を叩く。ともかく、本庄は『アレス電機』の優越的地位の濫用についての調査開始を告げる。警察や検察の捜査がなくなったからだ。

小勝負と白熊は『アレス電機』の下請け会社へ向かう。他のメンバーもそれぞれに話を聞きに行くが、どの会社も不満は感じているようだが返答は待って欲しいと言うだけだ。ただ、小勝負は『丸川製作所』の丸川俊春社長(吉沢悠)だけは困ったことはないと断言したことに違和感を覚える。

 

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index04.html

小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち第六審査(通称ダイロク)は、新たに世界的な電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用を調べることに。

自社の地位を利用した部品単価の一方的な減額や支払期限の延長を強制する、いわゆる下請けいじめだ。

本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が説明していると、アレス電機の役員を見ていた白熊が知った顔の男がいることに気づく。それは、白熊が強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)だった。

しかし、警察はなぜか事件の捜査を中止していた。白熊は今度こそ柴野を捕まえることができるかもと意気込むが、今は公取委の身なので捜査はできない。さらに本庄は、柴野は下請けいじめの中心人物と目されているが、「強盗殺人という重大事件に関わっている可能性があると分かった以上、公取委での調査はできない」と言う。

小勝負と白熊はアレス電機の取引会社へ向かう。他のメンバーもそれぞれに話を聞きに行くが、どの会社も不満は感じているようだが「返答は待ってほしい」と言うだけ。ただ、小勝負は「丸川金属工業」の丸川俊春社長(吉沢悠)だけが「困ったことはない」と断言したことに違和感を覚える。

ダイロクではそれぞれが取引会社から持ち帰ったアレス電機の不正をまとめる。そこに、柴野がやってきた。

小勝負と白熊が話を聞きに行くと、柴野は「新製品の開発のために手伝ってもらったり、部品の単価を下げてもらったりしているのは全部、取引先からの提案」と、証拠書類を提出。確かに書面上はそうなのだが、小勝負も白熊も納得できない。

すると、柴野は白熊が自分を取り逃した刑事だと気づいて揶揄する。その態度に、白熊は刑事のような態度をとってしまい…。

小勝負と白熊がダイロクに戻ると騒然としている。桃園千代子(小池栄子)はアレス電機の取引先全社から一様に「不正はない」というメールが送られてきたと2人に教えた。

小勝負は、どの会社も同じような文面で足並みを揃えているのは、取引先の中にまとめ役がいるのだと気づく。

次の日、緑川瑛子検事(大西礼芳)と駒場直樹検事(小松和重)がダイロクに姿を見せる。アレス電機の顧問弁護士から、白熊が柴野を強盗殺人容疑で取り調べたとクレームが来たのだ。

白熊がうなだれていると、駒場は「アレス電機」より優先して調べてほしい案件があると風見慎一(大倉孝二)に資料を渡した。

仕方なく、風見が検察に渡された案件の仕事を割り振ろうとすると、小勝負は「上の命令に従うしかない検察や公取も、アレス電機の取引先と同じだ」と言い、丸川の元へ行ってしまう。

桃園は「検察からの案件は自分たちでやる」と、白熊に小勝負を追わせた。

丸川に会うと、「取引先のまとめ役ではないですか」と質問する小勝負。「組合の幹事ではある」と言う丸川に、小勝負は「それだけではなく、柴野と長い付き合いもあるのではないか」と言う。柴野と丸川は少年時代に同じ野球チームにいたのだ。

丸川は「だから肩を持っているのではなく、仲間だと思って仕事をしている」と言い、小勝負たちを追い返す。

その後、丸川はアレス電機の取引先の経営者たちと会合を持つ。経営者たちの中には、「公取に協力したほうが良いのではないか」と言い出す者も現れ、不協和音が生じ始めていた。

ダイロクに戻ると、白熊が風見に丸川がまとめ役だったと報告。

一方、立入検査ができないか本庄に掛け合ってくると言う小勝負。「アレス電機への検査は、まだ無理だ」と桃園が言うと、小勝負は「検査をするのはアレス電機ではなく丸川金属工業だ」と答えた。

柴野と個人的な繋がりを持つ丸川が、アレス電機の濫用行為に加担していると言う。白熊や桃園たちは、丸川もいじめを受けている側だと小勝負の真意を図りかねていた。

本庄が許可し、小勝負、白熊、六角洸介(加藤清史郎)は、丸川金属工業で検査を行う。

小勝負はパソコンデータなどから出た、丸川がアレス電機のいじめに加担している証拠を洗い出し、手厳しい。それでも丸川は「すべて自分1人でやったこと」と柴野をかばい続けた。

丸川金属工業から持ち帰った留置資料からも、明らかに丸川自身もいじめを受けていることは明らか。それでも丸川の関与を認定するつもりなのかと聞く白熊に、小勝負は「良いものを見つけた」と示す。

それは、丸川がアレス電機に提案した値下げ資料。しかし、2枚提出されている。丸川が出し直したのだ。そこでは丸川金属工業だけの単価が大幅に下がっていた。

丸川は、他の取引先の単価をこれ以上下げさせないことを条件に、自分だけ値下げを被っている。小勝負はこれを見つけるために立入検査を行ったのだ。

風見が息子の野球チームの決勝大会を応援していると、小勝負と白熊がやってくる。対戦相手は、丸川と柴野がかつて所属した野球チームだった。

小勝負が立入検査に入ったとき、試合を教えていたため丸川が見に来ていた。そして小勝負は丸川に「他の取引先に事情を説明した」と話す。

そこに、取引先の社長たちが現れた。丸川は謝るが、社長たちには別の思いが。丸川だけが値下げに応じて自分たちを守ってくれた、と。

そして、社長たちはアレス電機の不正を暴くために公取への協力を約束。小勝負は、そこには丸川の力も必要だと説得する。こうして、ついに丸川もうなづいた。

数日後、全取引先の証言を揃えたダイロクは、いよいよアレス電機への立入検査を行おうとする。しかし、その矢先、取引会社の一つがアレス電機の契約を切られたと丸川から連絡が入った。

それでも、アレス電機のイジメが証明出来れば再契約もあると意気込むダイロクメンバーたち。そこに、六角敦夫検事(羽場裕一)が現れ、立入検査の一旦中止を求めた。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-640352/4/

4話では、1話の冒頭で登場した岡田義徳さんが再登場。

そして下請けの会社との意外な関係が判明しました。

気になる六角敦夫検事(羽場裕一)の圧力についてなど、5話以降も見逃せない展開になりそうです。

ドラマ【競争の番人】5話ネタバレあらすじ!

『アレス電機』の下請けいじめを調査する小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たちダイロクは、下請け会社をまとめていた丸川俊春(吉沢悠)の協力を得る事に成功。各社の証言も得たため、いよいよ『アレス電機』への検査が行われようとした時、ダイロクに六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の敦夫(羽場裕一)と駒場直樹(小松和重)が現れて検査に待ったをかけた。下請けいじめの重要人物にもなっている柴野竜平(岡田義徳)に横領の疑いがあるため、検察の捜査を優先させて欲しいと言うのだ。敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見慎一(大倉孝二)だが、本庄聡子(寺島しのぶ)は検察の捜査の邪魔はしないと断わる…。

数日後、ダイロクは『アレス電機』へ立入検査に出向く。しかし、風見が社員たちに検査の趣旨を説明しようとしたところに検察が踏み込んで来て、資料などを差し押さえてしまう。検察は下請けいじめ調査に必要な資料は渡すと約束したのだが、送られた留置資料はわずかなもの。すぐに資料の調査は終わるのだが、小勝負は留置品にあった雑誌に興味を引かれている様子。そんな中、極秘なはずの立ち入り検査の情報が、なぜ検察に情報が漏れていたのかを桃園千代子(小池栄子)が疑う。立入検査の日取りを知っていて検察とつながりのある人物とは・・・?

そんな中、『アレス電機』が新たに下請け30社に発注書を出した。スケジュールも厳しく、単価もさらに下げられている。白熊は公取に協力した報復を疑った。ダイロクメンバーたちは下請け業社が受注しないよう願うのだが、すでに丸川は引き受けていた。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index05.html

「アレス電機」の下請けいじめを調査する小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち第六審査(通称ダイロク)は、下請け会社をまとめていた「丸川金属工業」の丸川俊春社長(吉沢悠)の協力を得ることに成功。

 

各社の証言も得たため、いよいよアレス電機への検査が行われようとした時、ダイロクに六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の敦夫(羽場裕一)と駒場直樹検事(小松和重)が現れて検査に待ったをかけた。

下請けいじめの重要人物にもなっている柴野竜平(岡田義徳)に横領の疑いがあるため、検察の捜査を優先させてほしいと言う。敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見慎一(大倉孝二)だが、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)は検察の申し出を断わり…。

数日後、ダイロクはアレス電機へ立入検査に出向く。しかし、風見が社員たちに検査の趣旨を説明しようとしたところに検察が踏み込んで来て、資料などを差し押さえてしまう。

検察は「下請けいじめ調査に必要な資料は渡す」と約束したが、送られてきた留置資料はわずかなもの。すぐに資料の調査は終わってしまう。しかし、小勝負は留置品にあった雑誌に興味を引かれている様子で…。

そんな中、極秘なはずの立ち入り検査の情報が、なぜ検察に情報が漏れていたのかを桃園千代子(小池栄子)が疑う。

アレス電機が新たに取引先30社に発注書を出した。スケジュールも厳しく、単価もさらに下げられている。白熊は公取に協力した報復を疑う。

ダイロクメンバーたちは業社が受注しないよう願うが、すでに丸川は引き受けていた。また、契約を切られていた1社にも発注されている。受注すれば再契約をするという条件だった。

小勝負と白熊は丸川を訪ね、今回の仕事を受注してしまえばアレス電機の違反を追求できなくなると話す。しかし、丸川は「アレス電機と敵対したいわけではないので、自分の会社だけでも受注する」と頑なに言い張った。

一方、桃園と六角は再契約をほのめかされた会社を訪ねる。

受注を迷う一木晃社長(坂田聡)に、六角は捜査中の検察が柴野の不正を暴いてくれると言ってしまう。そんな六角に桃園は「余計なことは言うな」と釘を刺した。

取引先の受注回答期限まであと10日。ダイロクに来た緑川瑛子検事(大西礼芳)は、検察の捜査では柴野の横領の証拠が見つからなかったと報告。押収品もすでに返却済みだと言う。

すると小勝負は、もう一度アレス電機に立入検査をしようと促した。

ダイロクは、小勝負の言葉通りに立入検査をして留置資料のブツ読みに入る。

そんな時、丸川が過労で倒れたと連絡が入った。小勝負は弱っている時がチャンスだと、丸川から柴野の弱みなどを聞き出してくるよう、白熊と六角に頼んだ。

白熊と六角は丸川を訪ねる。だが、聞き出せたのは、同じ野球チームだった中学生時代に、丸川が柴野にケガをさせてしまったこと。優勝を目指していた柴野の夢をつぶした丸川は、負い目を感じていた。

そして、再会した現在、丸川は柴野がアレス電機で目指す「世界が驚くような最高な製品を作る」という夢を実現させたいと思っているということだった。

病室を出た白熊と六角は、丸川の見舞いに来た取引先の社長たちと出会う。彼らは、アレス電機に立ち向かうことを諦めている様子で…。

ダイロクへの帰り道、六角は「上の命令には逆らえない」と白熊に話す。六角は検事志望だったが、司法試験に落ちていた。六角は父の敦夫に期待され、逆らうことができずにいる。

ダイロクに戻った白熊たちは、丸川の様子を報告。ブツ読み中のメンバーも、検察の捜査後に不正につながる証拠を消されていたため、残っていたのは取引先の評価資料ぐらいで有力な手がかりは見つけられずにいた。

それでもブツ読みを止めようとしないメンバーに、六角は「なぜそんなに頑張れるのか」と問う。小勝負は「犯罪者を捕まえることに関しては警察や検察には敵わないが、自分たちが相手にしているのは目に見えないもっと大きなものだ」と話した。

書類のチェックが終わると、ダイロクのメンバーは紺野守里(石川萌香)たちDFT(デジタル解析チーム)が留置したパソコンからアウトプットしたデータのブツ読みに入る。

そんな仲間の姿を見ていた六角は、敦夫に立入検査の情報を漏らしたと謝罪。

だが、小勝負や桃園は気づいていた様子。それでも謝る六角を止めた小勝負は、パソコンの資料に現在アレス電機が契約する取引先の調査資料を見つけた。

アレス電機の取引先の社長たちが集まり、回答期限まで翌日と迫った受注をどうするかを相談。不利な条件での受注に傾きかけた時、小勝負と白熊が現れた。

小勝負はアレス電機が契約していない会社と、契約中の会社の評価資料を見せる。契約中の会社の評価は圧倒的に高かった。小勝負はアレス電機にとって、契約中の会社はなくてはならない存在だと勇気づける。

焚きつけすぎではないかと心配する白熊に、小勝負は「立入検査も、ブツ読みもダメなら説得しかできない」と答えた。だが、「柴野に認めさせるのは、自分たちでは無理だ」と小勝負は言う。

取引先の社長たちは柴野を訪ね、発注内容の見直しを求める。だが、柴野は応じることなく、部下に新たな発注先を探すよう命令。そこに、小勝負と白熊が現れた。「他の会社で納得いく製品が作れるのか」と小勝負は柴野を説得する。

そんな時、丸川が来て、帰ろうとする社長たちを引き止め始めた。白熊は、「丸川さんは、柴野と一緒に最高の製品を作ろうとしている」と言う。競合他社より先に発売しなくてはいけないと頑なな柴野に、小勝負は「それはあなたの都合で、下に押しつけるものではない」と話した。

そして、小勝負は留置資料に入っていた、柴野と丸川が最初に開発したという犬型ロボットを返す。丸川の思いと自分の夢を認めた柴野は、契約の見直しとこれまでの下請けいじめの事実を認め、頭を下げた。

六角は敦夫に、「自分は検察には行かず、一人前の公正取引委員会の審査官になりたい」と申し出る。敦夫が落胆していると、ダイロクから来てほしいと連絡が来た。

ダイロクのメンバーは、アレス電機の留置資料から柴野の横領事件の手がかりを見つけていた。

横領は検察の捜査で、柴野ではなく、彼の部下がやっていたことが判明。結局、白熊が飛ばされることになった強盗殺人事件も、柴野の関与は認められなかった。

がっかりする白熊を、桃園や六角は「公取として柴野の不正は暴けたので、良かったのでは」と励ました。

そんなダイロクの捜査の裏で、本庄は、国土交通省の事務次官・藤堂清正(小日向文世)と会っていた。

そして、白熊が追っていた強盗殺人は、ダイロクメンバーを巻き込むだけでなく、国の根幹を足元から脅かす大きな事件に発展していこうとしていた。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-645296/6/

ドラマ【競争の番人】6話ネタバレあらすじ!大手呉服店の私的独占疑惑の意外な真相とは?

白熊楓(杏)は桃園千代子(小池栄子)の聴取を見学。見事な聴取に感心する白熊に、桃園は小勝負勉(坂口健太郎)は教えてくれないのかと聞く。教わったことは何もないと答える白熊。二人が第六審査に戻ると、小勝負は風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)と押収した証拠品を身につけて遊んでいるように見える。小勝負は着てみたらいろいろわかるかもしれないと言う。そんな時、新たな調査案件が舞い込んだ。

今回の調査案件は大手呉服店『赤羽屋』による私的独占。事業者が他の事業者の参入を妨害、排除するなどして市場の競争を制限する行為だ。妨害を図っているのは『赤羽屋』の社長、赤羽千尋(真飛聖)で、情報を提供したのは呉服店『ファイブシーズン』の社長、井出香澄(萩原みのり)。メンバーに説明する風見はいつも以上にピリピリしている。本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が出張のため、留守を任されていた。

小勝負と白熊は千尋の着付け教室へ。千尋は客には温和だが、従業員には厳しい態度で臨んでいる。次に二人は香澄から話を聞く。香澄は『赤羽屋』で千尋のもとで働いていたが、厳しさについていけずに退職。経営コンサルタントの栗田保(篠原悠伸)に相談して『ファイブシーズン』を立ち上げ、直接織元と契約を結び上質な着物を安く手に入れる新しい経営を始めた。だが、最近、職人が次々と契約を切るようになる。香澄は千尋が圧力をかけたのだろうと疑っていた。小勝負たちから話を聞いた桃園は、千尋から事情聴取しようと言い出す。桃園と千尋は過去に因縁があった。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index06.html

白熊楓(杏)は、桃園千代子(小池栄子)の聴取を見学。見事な聴取に感心する白熊に桃園は、小勝負勉(坂口健太郎)は教えてくれないのかと聞く。教わったことは何もないと答える白熊。

 

2人が第六審査(通称ダイロク)に戻ると、小勝負は風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)と押収した証拠品を身につけて遊んでいるように見える。着てみたらいろいろわかるかもしれないと言う小勝負。

そんな時、新たな調査案件が舞い込んだ。

今回の案件は大手呉服店「赤羽屋」による私的独占。事業者が他の事業者の参入を妨害、排除するなどして市場の競争を制限する行為だ。

妨害を図っているのは赤羽屋の社長、赤羽千尋(真飛聖)で、情報を提供したのは呉服店「ファイブシーズン」の社長、井出香澄(萩原みのり)。

メンバーに説明する風見はいつも以上にピリピリしている。本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が出張のため、留守を任されていたからだ。

小勝負と白熊は千尋の着付け教室へ。千尋は客には温和だが、従業員には厳しい態度で臨んでいる。

次に2人は香澄から話を聞く。香澄はかつては赤羽屋で千尋のもとで働いていたが、厳しさについていけずに退職。経営コンサルタントの栗田保(篠原悠伸)に相談してファイブシーズンを立ち上げ、直接織元と契約を結び上質な着物を安く手に入れる新しい経営を始めた。

だが、最近、職人が次々と契約を切るように。香澄は、千尋が圧力をかけたのだろうと疑っていた。

小勝負たちから話を聞いた桃園は、千尋から事情聴取しようと言いだす。桃園と千尋は過去に因縁が。桃園は7年前に私的独占で千尋を調査したが、立証できなかったのだ。

桃園による千尋の聴取が開始。桃園が「着物職人を無理やり引き抜いただろう」と聞くと、千尋を公取に告発したのが香澄だとわかってしまう。それでも、千尋は私的独占については認めない。

さらに、7年前に桃園から「競争のない世界は必ず滅びる」と言われたことを持ち出し、終わるどころか店は繁盛していると切り返されてしまった。

白熊は、香澄に現状では千尋を罰することはできないと説明に行く。すると香澄は、呉服店の1軒が新たに店をただんだことを話し、千尋の関与を疑っていた。

店を出た白熊は、桃園と会う。桃園は7年前も自分が立証できなかったせいで何軒もの呉服店が廃業したことを明かし、「悲劇は繰り返したくない」と言う。桃園は以前「一つの案件に肩入れするな」と話していたが、白熊は「肩入れしても良いのではないか」と告げた。

苦しんでいる人たちを公取なら救えると話す白熊に、励まされた桃園。そんな時、白熊は小勝負に呼び出される。

小勝負が白熊を呼び出したのは「赤羽屋」。なぜか着付けをされる白熊のかたわらで、小勝負は着付け係に話をさせる。

着付け係の話では、千尋は香澄に誰よりも目をかけていたが、最悪の喧嘩別れになったということだった。そこに千尋が白熊の着付けを早く済ますように促しに来る。白熊は数が足らない着付けモデルにされていたのだ。

白熊が小勝負に文句を言う。だが、小勝負は千尋が認めたという店内の防犯カメラ映像に釘付け。そこには、千尋が中年男性に怪しげな封筒を渡す姿が映っている。着付け係は、中年男は千尋が懇意にしている呉服問屋の社長だと小勝負たちに教えた。

ダイロクでは桃園が風見に赤羽屋への立入検査実施を求める。探せばボロが出ると言う桃園に、小勝負はなぜか「やめたほうがいい」と反対する。

それでも「立証してみせる」という桃園に押され、風見は委員会に諮(はか)り、立入検査の許可を取った。だが、小勝負は留置した甲冑などを返しに行く、と出ていってしまう。

仕方なく、風見は小勝負不在で赤羽屋の立入検査を実施。千尋は落ち着いていて、何も出なかったら桃園に責任を取るよう求めた。

大量の留置物を持ち帰るが、証拠となるものは何も出ない。そこに小勝負がやって来た。呑気に委員会への報告は「何も出なかった、でいい」と言う小勝負に、風見は焦り気味。ついに桃園も赤羽屋に私的独占の疑いはないと認める。

すると、小勝負は香澄の申し出が嘘だったらと言いだした。小勝負は、香澄が千尋の圧力を疑った廃業した呉服店に話を聞きに行ったと話す。だが、その呉服店は赤羽屋の圧力を否定し、「時代の変化についていけなかっただけ」と答えていた。

そして、小勝負は今回の件で一番得をしたのは香澄のファイブシーズンではないかと白熊たちに問う。小勝負は最初に赤羽屋とファイブシーズンに行った時、売っている反物の素材に疑いを持っていた。

六角が着物の素材を調べると赤羽屋と同じ柄だが、ファイブシーズンでは安く販売されていた絹の反物は、半分以上が合成繊維だと判明する。

小勝負と白熊は、香澄に任意の聴取を求めるが拒否される。

だが、六角からファイブシーズンが職人たちへの代金未払いなどで次々に契約を打ち切られていると連絡が入った。折りしも、卒業式シーズンで大量の注文を受けていたファイブシーズンは窮地に陥ってしまう。

その噂は赤羽屋の千尋にも伝わった。そこに桃園が現れ、千尋に詫びる。すると、千尋は自分との約束を覚えているかと尋ねる。桃園は覚悟を決めるが…。

小勝負と白熊は再び香澄に聴取を求めに行く。だが、窮地の香澄にそんな余裕はなく、営業妨害とまで言いだす。

そんな香澄を現れた千尋が一喝。千尋は自分の店のスタッフや着物をトラックで運んできていた。ここは自分に任せろと言う千尋に言われ、香澄は聴取に向かう。

小勝負と白熊の聴取に、香澄は赤羽屋への営業妨害を認める。

すると、小勝負は以前、香澄が話していた千尋に引き抜かれたという着物職人は、質の悪い反物を一流品だと偽って販売していたと話す。千尋は香澄を陥れるのではなく、粗悪品を市場に出さないためにしたのだ。もちろん、千尋はすぐにその職人との関係を断つ。

また、防犯カメラに映った千尋が呉服店の社長に渡した怪しい封筒の中身は、着物の写真だった。職人が自分たちに作った反物がどう生まれ変わったかを伝えるためで、その際、千尋が社長に頭を下げていたのは香澄を引き立てて欲しいと頼んでいたのだった。

小勝負は、千尋が他の問屋や職人にも香澄を頼むと頭を下げて回っていたと言う。白熊は、この日もファイブシーズンを助けに来たのは千尋の提案だったと香澄に話す。

桃園との約束を、千尋は香澄の窮地に活用したのだ。すべては、千尋が香澄を守るためだった。

なぜ、そこまで自分のためにと戸惑う香澄に、小勝負は千尋の弟子だからだと諭した。

ファイブシーズンでは、すべての客の対応を無事に終えた。

千尋は7年前に自分を戒めてくれたと桃園に礼を言う。その頃は、現在の香澄と同じように、千尋は自分が上り詰めることだけを考えていたのだ。

桃園に言われた通り、「気づいたら着物業界が脆弱になっていた」と千尋は言う。続けて、いつか香澄のような活きの良い競争相手と復活させるので、見守っていてほしいと桃園に話した。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-651638/7/

ドラマ【競争の番人】7話ネタバレあらすじ!

白熊楓(杏)は桃園千代子(小池栄子)の聴取を見学。見事な聴取に感心する白熊に、桃園は小勝負勉(坂口健太郎)は教えてくれないのかと聞く。教わったことは何もないと答える白熊。二人が第六審査に戻ると、小勝負は風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)と押収した証拠品を身につけて遊んでいるように見える。小勝負は着てみたらいろいろわかるかもしれないと言う。そんな時、新たな調査案件が舞い込んだ。

今回の調査案件は大手呉服店『赤羽屋』による私的独占。事業者が他の事業者の参入を妨害、排除するなどして市場の競争を制限する行為だ。妨害を図っているのは『赤羽屋』の社長、赤羽千尋(真飛聖)で、情報を提供したのは呉服店『ファイブシーズン』の社長、井出香澄(萩原みのり)。メンバーに説明する風見はいつも以上にピリピリしている。本庄聡子審査長(寺島しのぶ)が出張のため、留守を任されていた。

小勝負と白熊は千尋の着付け教室へ。千尋は客には温和だが、従業員には厳しい態度で臨んでいる。次に二人は香澄から話を聞く。香澄は『赤羽屋』で千尋のもとで働いていたが、厳しさについていけずに退職。経営コンサルタントの栗田保(篠原悠伸)に相談して『ファイブシーズン』を立ち上げ、直接織元と契約を結び上質な着物を安く手に入れる新しい経営を始めた。だが、最近、職人が次々と契約を切るようになる。香澄は千尋が圧力をかけたのだろうと疑っていた。小勝負たちから話を聞いた桃園は、千尋から事情聴取しようと言い出す。桃園と千尋は過去に因縁があった。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index06.html

白熊楓(杏)は、風見慎一(大倉孝二)から1人で調査案件を担当してみないかと聞かれる。今まで一緒に担当していた小勝負勉(坂口健太郎)は、第一審査局の応援要請で建設会社の談合案件の手伝いに行っていた。

不安げな白熊に、風見は小勝負が「白熊さんにはまだ早い」と言っていたと話す。すると白熊は、この案件を無事に解決して小勝負を見返してやると意気込んだ。

調査案件は大手通販サイト「三ツ星マーケット」の自社オリジナルファッションブランド「アンカレント」の再販売価格維持。再販売価格維持とは、メーカーやブランドが販売店に対して指定した価格で売るように圧力をかけること。販売店は、自社で値段がつけられないため競争が阻害される。

風見は三ツ星マーケット社長の山辺純次(姜暢雄)か、ブランド事業部長の黒崎美佐子(雛形あきこ)の指示だろうと白熊に話す。

白熊が風見とネット通販会社を回ると、美佐子の名で値引きを禁止するメールが届いていた。

ある会社で話を聞いて帰ろうとした白熊に、館山留美(夏子)が声をかける。アパレル会社「ワンソーイング」のブランド事業部で販売不振に悩んでいる留美は、「三ツ星マーケットの不正を公取が暴いてくれたら、自社製品も客に選んでもらえるようになる」と、白熊に頼んだ。

白熊は、許可を取って三ツ星マーケットに立入検査を行う。すると、美佐子はメールの差し出しなどを認め、山辺も調査に協力的。白熊は立入検査を打ち切り、美佐子たちに期日までの書類提出を求めた。

三ツ星マーケットは公取に改善措置の報告書を提出し、取引会社への謝罪も済んだ。あとは、行政処分を行うだけ。

白熊がホッとしていると小勝負がやって来て、「また調査対象者に肩入れしたのか」と話しかける。白熊は、美佐子や山辺は十分に反省していると反論するが、小勝負は「表面的なことだけにとらわれてはいけない」と注意した。

そんな時、留美が白熊を訪ねて来て三ツ星マーケットが人気商品ランキングを不当に操作している可能性があると訴える。証拠はないが、他のブランドがいくら良い商品を作ってもランキング上位には入らないと言うのだ。

白熊はDFT(デジタル解析チーム)の紺野守里(石川萌香)にランキング操作の可能性を尋ねる。すると守里は「できる」と答えた。白熊は風見に話し、半ば強引にランキング操作を調査することに。

三ツ星マーケットの取引先を回った白熊は、やはり各社がランキングに不満を持っていることを知る。だが、証拠は得られない。

桃園千代子(小池栄子)に励まされてブツ読みをする白熊は、美佐子と山辺が同じ大学の出身だということを知った。

白熊はもう一度、留美に話を聞こうとワンソーイングを訪ねる。しかし、留美はブランドの撤退が決まったため、退職。

白熊は留美に電話をかけて待ち合わせる。そこで留美は、自分がアンカレントに憧れてファッション業界に入ったことを話す。留美はアンカレントの商品の写真を集めて研究していたスクラップを白熊に見せた。

肩を落としてダイロクに戻った白熊を、風見が飲みに誘う。自分のせいで三ツ星マーケットの不正を見抜けなかったと落ち込む白熊に、風見は「自分らしく真っ直ぐに突き進めばいい」とアドバイスした。

白熊は美佐子の元へ行き、「アンカレントのデザインが、三ツ星マーケットに加わる前はずいぶん違ったものだったのではないか」と聞く。白熊の調査では、以前は生地選びにもこだわりを持っていたのだ。

「より売れるほうを選んだのではないか」という白熊の問いを否定しない美佐子。現在は、山辺の方針でデザインを選んでいた。

三ツ星マーケットは公取がこれ以上調査を続ければ、事実無根の調査によって損害を被ったと国家賠償を請求すると伝えてきた。風見は「上層部も手を引くように言っている」と話すが、白熊は納得しない。

そして、白熊は美佐子を尾行する。すると、美佐子は古着屋で昔のアンカレントの服を買っていた。

そんな時、守里は販売維持の調査で留置した三ツ星マーケットのデータの中で、アンカレントに対する低評価の口コミが非表示になっていたと白熊に教える。

だが、守里は「口コミの表示、非表示はサイト独自のロジックで管理している」と書いてあるので問題とは言えないとも伝えた。

白熊は、調査をもとに美佐子を聴取することに。風見や桃園、六角洸介(加藤清史郎)がモニターで見守る中、聴取が始まった。

ランキングの意図的な操作を問う白熊だったが、美佐子は否定。だが、白熊の資料では明らかにアンカレントより売れている他社の商品が低いことを指摘した。アンカレント自体の売り上げも、ここのところ伸び悩んでいる。

そして、白熊は留美から借りたスクラップを見せ、ある時からアンカレントのデザインが変化したことを指摘する。

それは、アンカレントが三ツ星マーケットと手を組んだ時からだった。

さらに、白熊は山辺が最初から美佐子を利用するつもりだったと、縫製工場との契約書を見せる。山辺は、美佐子と手を組む前からアンカレントを大量生産ブランドへと舵を切らせるつもりだったのだ。

低評価の口コミが増えたのも、それ以降だったと白熊は続ける。アンカレントに憧れて業界に入ったが、夢破れて去った留美の話と彼女のスクラップを見た美佐子は、自身が若かったころを思い出し、ランキング操作について知っていることを話すと白熊に打ち明けた。

こうして三ツ星マーケットをめぐる不正は暴かれることになった。

一方、その裏で建設会社の談合疑惑を調査していた小勝負は、緑川瑛子(大西礼芳)に呼び出された。緑川は資料室で見つけた過去の資料を小勝負に見せる。

そこには、小勝負誠「ラクター建設」、そして、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)の名前が書かれていた。

ドラマ【競争の番人】8話ネタバレあらすじ!

小勝負勉(坂口健太郎)は緑川瑛子(大西礼芳)に呼び出された。緑川は小勝負に、検察の保管庫で見つけた15年ほど前の死体検案書を見せる。公正取引委員会に入ったのは、このためではないかと疑う緑川。その死体検案書には『ラクター建設』や本庄聡子(寺島しのぶ)の名があり、本庄の名を見た小勝負は表情を曇らせた。

15年前、本庄は公取の四国支所にいた。本庄は仕事が出来て、審査課長の上沼慎太郎(おかやまはじめ)からの信頼も厚い。四国支所で新たに取り組むのは建設工事の談合疑惑。ゼネコン大手の一角『ラクター建設』の関与が疑われるが有力な情報は得られずにいた。

本庄は同僚の三島徹(今井悠貴)とともに、『ラクター建設』の木下健一(石井正則)から話を聞く。談合を問う本庄に、木下は否定して社員への聞き込みも迷惑だと断った。本庄は木下が目を話した隙に周囲を見回す。すると、本庄は『ラクター建設』のような大手が相手にしそうにない小さな建設会社『小勝負建設』の調査資料を発見する。

本庄と三島は『小勝負建設』へ。社長の誠(高橋努)は談合の件など知る由もない様子。そんな時、誠が参加していた工事が入札から漏れたと連絡が入った。仕事が上手くいっていない誠は落胆し、妻の朋子(遠藤久美子)も途方に暮れてしまう。それでも誠は、心配する息子の勉(市原匠悟)になんとかなると安心させた。勉も「弱くたって戦わなきゃ」と返す。この勉こそ、後のダイロクの小勝負だ。家族に「なんとかする」とは言ったが仕事が回らない誠。そんな時、木下が誠にある話を持ちかけた。それは、仕事に困っている誠への入札談合の誘いだった。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index.html

小勝負勉(坂口健太郎)は、検察官の緑川瑛子(大西礼芳)に呼び出された。

緑川は小勝負に、検察の保管庫で見つけた15年ほど前の死体検案書を見せる。公正取引委員会に入ったのは、このためではないかと疑う緑川。

その死体検案書には「ラクター建設」や本庄聡子審査長(寺島しのぶ)の名があり、本庄の名を見た小勝負は表情を曇らせた。

15年前、本庄は公取の四国支所にいた。仕事ができる本庄は、審査課長の上沼慎太郎(おかやまはじめ)からの信頼も厚い。

四国支所で新たに取り組むのは、建設工事の談合疑惑。ゼネコン大手の一角、ラクター建設・愛媛支店の関与が疑われるが、有力な情報は得られずにいた。

本庄は同僚の三島徹(今井悠貴)とともに、ラクター建設の木下健一(石井正則)から話を聞く。談合を問う本庄に、木下は否定して社員への聞き込みも迷惑だと断った。

木下が目を離した隙に周囲を見回す本庄。すると、ラクター建設のような大手が相手にしそうにない、小さな建設会社「小勝負建設」の調査資料を発見する。

本庄と三島は、小勝負建設へ。社長の小勝負誠(高橋努)は、談合の件など知る由もない様子。

そこに誠が参加していた工事が入札から漏れたと連絡が入った。仕事が上手くいっていない誠は落胆し、妻の朋子(遠藤久美子)も途方に暮れてしまう。

それでも誠は、心配する息子の勉(市原匠悟)を「なんとかなる」と安心させた。「弱くたって戦わなきゃ」と。

この勉こそ、後のダイロクの小勝負だ。

家族に「なんとかする」とは言ったが仕事が回らない誠。そんな時、木下が誠にある話を持ちかける。それは、仕事に困っている誠への入札談合の誘いだった。

卑怯なやり方と迷う誠だが、家族や社員たちを守るためにと談合への参加を決断。誠は木下に参加を表明した。

すると、すぐさま先日の入札で漏れた仕事を回される。木下たちは、これから行われる入札で受注する会社も、かなり先まで決めていた。

木下は、戸惑う誠を藤堂清正(小日向文世)に紹介。この辺りの談合を仕切っているのは、国土交通省から四国地方整備局に来ている藤堂だった。

誠が会社に戻ると、朋子や勉、社員たちが仕事が来たと喜んでいる。しかし、誠は胸中複雑で…。

数週間後、本庄は小勝負建設が順調に仕事を受注し始めたことに疑問を持つ。

その一方、誠の知り合いの小さな建設会社は次々に倒産していた。誠は、木下に他の会社にも仕事を回すよう頼むが断られてしまう。

談合を疑って再び訪ねて来た本庄にも、誠は事実を語ることができずにいた。

しかし、将来は父と一緒に日本一のビルを建てるという勉の夢を聞いた誠は良心に抗いきれず、本庄に談合に加担していることを打ち明ける。

誠の証言をもとに、四国支所はラクター建設への立入検査を実施。そのため、誠はラクター建設の関連会社から裏切り者扱いされ、地元の建設業界からも総スカンを食らうようになってしまった。

仕事が滞った誠は、家族を守るために最後の決断をする。本庄に電話して、「談合を裏で取りまとめているのは藤堂だ」と教え、自ら命を絶った。

本庄が15年前のことを思い起こしているところに、小勝負が来た。緑川から受け取った資料を本庄に見せ、藤堂を捕まえるために公取に入ったと言う小勝負は、力を貸してほしいと頼む。

だが、本庄は「何も知らない」と答えるだけだった。

一方、藤堂は、新たに「東京湾岸地区再開発プロジェクト」という歴史的な巨大プロジェクトの談合を仕切り始めていた。

そんな巨大プロジェクトを横目に、第六審査(通称ダイロク)が受けた新しい案件は、中堅ゼネコン会社による下請けいじめ。だが、小勝負はまだ第一審査から戻ってこない。

桃園千代子(小池栄子)が「第一が調べている談合には、ラクター建設が関係している疑いもある」と言うと、白熊楓(杏)は眉をひそめる。

1年前、白熊が公取に飛ばされるきっかけになった事件の被害者はラクター建設の役員だったからだ。

第一審査は、いよいよ河川工事の談合疑惑でラクター建設への立入調査を行うことになった。だが、その情報は何者かによって藤堂へ知らされてしまう。

知らせたのは本庄だった。また、本庄は木下から怪しげな資料も受け取っていた。

その頃、白熊は下請けいじめの件で「小津建設」へ。資金繰りに窮している小津耕介(竹財輝之助)、環(前田亜季)夫婦から話を聞いていると、テレビから「東京湾岸地区再開発プロジェクト」のニュースが流れてきた。

環は、「どうせまた談合が行われ、その陰で自分たちのような小さな会社が潰れていく」と愚痴る。談合のせいで年間1000社ほどが倒産すると環から聞いた白熊は驚いた。

第一審査は、予定通りラクター建設への立入調査を実施。

しかし、応対する樋山雄也(平原テツ)は余裕の表情。そんな樋山に、小勝負は談合は裏で官僚と繋がっていると突きつける。樋山は多少動揺したかに思えたが…。

立入調査を仕切る第一審査のキャップ、菅原良人(坪内守)に電話連絡が入った。

すると、菅原は上からの命令だと立入調査の中止を告げる。嫌味を言う樋山に、小勝負は藤堂の仕業だろうと問う。だが、樋山はなんのことだと知らぬ顔をしていた。

第一審査の調査中止は、すぐにダイロクに伝わった。今までにこんなとこがあったのかと聞く白熊に、風見や桃園はなかったと訝しむ。

そこに小勝負を探して緑川が来た。調査中止の理由を尋ねる白熊たちに、緑川は噂では官僚からの圧力があったらしいと教える。

白熊がダイロクの部屋から出ると、ちょうど小勝負が来た。本庄を探しているという小勝負に、白熊が見ていないと答えると、小勝負は「調べることがある」と踵を返す。

小勝負の背中に、白熊は第一審査の談合案件は終わったのではないかと声をかける。小勝負は「そう簡単には終わらせない」と言い捨てて去ってしまった。

その夜、小勝負は料亭で本庄が藤堂と会っている姿を目撃する。

翌日、小勝負は本庄を訪ね、第一審査の立入調査が中止になったことを報告。

情報漏れがあったらしいと続けると、「知らない」と言う本庄。すると、小勝負は情報を漏らしたのは本庄だと言い放つ。本庄と藤堂の密会を見たからだ。

裏切りだと責める小勝負。それを否定した本庄は「これ以上、藤堂さんに近づかないで」と警告。小勝負も「俺の邪魔をするな」と譲らなかった。小勝負は「東京湾岸地区再開発プロジェクト」のイベント会場へ向かい、終了後に藤堂のもとへ行く。そして、小勝負は藤堂に「談合の日時と場所は決まったのか」と問いかけた。

樋山が慌てて警備員を呼びに行くと、小勝負は藤堂と対峙。藤堂は小勝負という名前をやっと思い出したと話しだす。

誠の死は残念だったが、そのせいで自分たちも大変な目に遭ったと藤堂は小勝負を揶揄する。さらに、藤堂は「談合よりも競争のほうが悪に思える」と続けた。

小勝負は、談合を絶対に止めてみせると言うが…。

会場を後にした小勝負に、国土交通省の者という声で談合のタレコミ電話が入る。

詳しいことは、場所を変えて話したいというタレコミ相手の指示に従って、小勝負はとあるビルへと向かった。しかし、ひと気のないビルでタレコミ相手を探していた小勝負は何者かに襲われてしまう。

小勝負は必死に抵抗するが、刃物を持った相手は容赦ない。いよいよ、小勝負の抵抗も虚しくなった時、相手は刃物を突き刺す。

その刹那、小勝負を庇うために飛び出した人物が凶刃の犠牲に。目標を誤った何者かは去った。

小勝負が自分を庇い、傷ついた人物の顔を確認すると、それは本庄だった。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-662763/8/

ドラマ【競争の番人】9話ネタバレあらすじ!

東京都発注の土木工事の談合疑惑で『ラクター建設』などへの立入検査を行う予定だった公正取引委員会第一審査だったが、急遽中止になってしまう。父、誠(高橋努)の死の延長にある談合疑惑に小勝負勉(坂口健太郎)は独自で調査を進めた。そんな小勝負を本庄聡子(寺島しのぶ)は止めようとする。しかし、談合の黒幕と踏んでいる藤堂清正(小日向文世)と本庄の繋がりを疑う小勝負には通じない。そんな時、小勝負は「談合の件で」と国交省の者と名乗る人物に電話で呼び出された。待ち合わせ場所に行った小勝負は、刃物を持った人物に襲われる。すると、小勝負を身を挺してかばった本庄が刺されてしまった。

この件で、小勝負は勝手に調査をしたとして謹慎処分になってしまう。また、殺人未遂事件として警察が動き出したため、公正取引委員会は談合についても警察の捜査が済んでからということになった。そんな時、白熊に恋人の大森徹也(黒羽麻璃央)から情報が入る。それは、本庄と藤堂のつながり、そして本庄を刺した犯人が白熊が公取に異動となるきっかけとなった『ラクター建設』の古賀康弘を殺害した犯人と同一人物の可能性もあるということだった。

白熊は徹也から得た情報を、桃園千代子(小池栄子)、風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)に話す。小勝負が調べていたのは『ラクター建設』、そして藤堂と本庄の繋がりにダイロクメンバーは疑念を持つ。一方、謹慎処分になった小勝負は、本庄の所持品から手帳と怪しげな鍵を見つけて…。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index09.html

【競争の番人】の主要キャストは?

キャスト引用元:公式サイト

小勝負勉 【坂口健太郎】

第六審査・審査官。20歳で司法試験に合格。東大法学部を首席で卒業後、どの会社・官庁にでも就職できたのに、あえて公取委に就職したことで、まわりからは「もっといいところに入れたはずでは?」と度々疑問を投げかけられる。小勝負自身は公取委で働くことにこだわりがあるようで、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やす様はどこか狂気じみている。その理由は小勝負の過去に関係が?他の審査官とは違う独特の視点や洞察力がある一方、人とは違う調査の仕方で周囲からは変わり者と思われている。

白熊楓 【杏】

第六審査・新人職員。男勝りな性格で、警察官の父に憧れ、自らも警察官に。しかし、ある事件で犯人を目前で取り逃がしてしまい、そのことが問題視され公取委への異動を命じられる。実直で感情のままに行動し、頭で考えるよりも先に、気持ちと身体で体当たりしていく。企業への立ち入り検査のほかにも、事情聴取や、張り込み・尾行など真実を突き止めるために、警察のようなことも行う一方、警察のような強力な権力を持たない公取委の調査には、さまざまな障壁があることを知り、公取委の実情に驚く。

桃園千代子 【小池栄子】

第六審査の主査。ひょうひょうとしつつも、常に明るく、人付き合いが上手。公取委にとって重要な聴取も、人心掌握術に長ける桃園にはお手の物で、特に中年男性にはウケが良い。公取委が国民にあまり知られておらず、利権も人材も予算もないという現状を憂いている。

 

風見慎一 【大倉孝二】

第六審査のキャップ。立ち入り検査などで現場を仕切るリーダー的立ち位置だが、小勝負や白熊に現場で勝手な行動をされたり、トラブルを起こされたりと部下に翻弄(ほんろう)される。上司や官公庁に対して絶対的に腰が低く、公取委のことを「弱小官庁」と卑下している。

六角洸介 【加藤清史郎】

第六審査・審査官。育ちの良いお坊ちゃんで、新人の白熊に、明るく元気に公取委の仕事を教え、桃園ら先輩たちには後輩としてどんな無茶振りにもこたえる“ダイロク”のムードメーカー的存在。

藤堂清正 【小日向文世】

国土交通省事務次官。国交省の官僚として建設会社との黒いうわさがささやかれている人物。小勝負とは過去に何やら因縁があるようで、一方的に特別な思いを抱かれている。“ダイロク”や小勝負にとって最大の敵となって行くのだが、謎多き存在だ。

本庄聡子 【寺島しのぶ】

公正取引委員会の第六審査長。もともと、公取委には第一審査から第五審査までが存在しており、小勝負や白熊がいる第六審査は公取委の可能性を広げるために本庄が新たに立ち上げたチーム。そして本庄は、謎多き小勝負の過去を知る唯一の人物でもある。公取委が調査する上で、重要事項の決断は、公取委のトップにいる委員長と4人の委員の議決で決められる。普段は物腰穏やかで上品な本庄だが、小勝負や白熊が企業の不正を暴く証拠を見つけるため、委員会のトップを自ら説得するなど内側には誰よりも熱い正義心がある。

【競争の番人】原作ネタバレまとめ

今回は「競争の番人」の原作小説から結末をネタバレ紹介しました。

原作小説では、ウェディング事業にかかわるカルテルから派生した襲撃事件などを見事解決に導き、主人公の白熊楓は異動するという結末となります。

しかしおそらく小説の内容は、第1話もしくは2話までで完結してしまいそうな気がしますね(^^;

前作の「元彼の遺言状」も第2話までが原作小説で、第3話以降はオリジナル展開でしたから!

さらに小日向文世さん演じる藤堂は原作小説には登場しないので、後半は国土交通省事務次官・藤堂を追い込んでいくというオリジナル展開になるのでは?と予想します。

「競争の番人」は、7月11日夜9時、初回30分拡大でのスタートです。

これまであまり描かれたことのない公正取引委員会を舞台にしたドラマを是非皆さんご期待ください!

 

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