1981年から放送されたフジテレビの人気シリーズドラマ「北の国から」で田中邦衛さん演じる五郎が言ったセリフ「子供がまだ食ってる途中でしょうが」のシーンが名場面であることは有名ですが元ネタは何話?またなぜ言ったのか状況とは?
「子供がまだ食ってる途中でしょうが」の元ネタは何話なのか?なぜ言ったのか?シーンの状況・ネタバレなど詳しくご紹介していきます。
【子供がまだ食ってる途中でしょうが】とは?五郎が言ったあまりにも有名な名場面!
【子供がまだ食ってる途中でしょうが】とは?五郎が言ったあまりにも有名な名場面!
ドラマ「北の国から」は1981年10月から翌82年3月にかけて、フジテレビ「金曜劇場」で全24話が放送された長寿ドラマです。
脚本は倉本聰さん、主演は田中邦衛さん。舞台は北海道・富良野の麓郷エリアで、幼い兄妹と父が自然豊かな土地で再生していく物語です。
連ドラ終了後も、約20年間にわたるシリーズが制作され、家族の人生と富良野の変化を追い続けました。
以下の記事ではドラマの紹介をまとめてあります!
【北の国から】最終回ネタバレあらすじ結末!母親の死や純の成長など
特に始まった当初は子供だった純くんと蛍が成長して大人になっていく姿を描いていて、その成長を親のような気持で見れるのもこのシリーズのだいご味ですね。
多くの語り継がれる名場面がある「北の国から」の中でも有名なシーンが田中邦衛さんが怒りながら言う「子供がまだ食ってる途中でしょうが」のシーンではないでしょうか?
#私の思う忘年会
「子供がまだ食ってる途中でしょうが」 pic.twitter.com/tOrhJgvIc6— あつ森劇場 未来テレビ (@shi666) December 17, 2024
言葉の通りで、純がまだ食べ終わっていないのに、やる気のない女性店員が、純のラーメンを片付けてしまったことに怒り出した五郎が言った一言でした。
ちなみに嫌な女性店員役を演じた女優は伊佐山ひろ子さん。
伊佐山ひろ子さんのキャラ、演技もこのシーンを名場面にした1つの要因だと思います。
ロケ地の「三日月食堂」も有名に!
このシーンが名場面として語り継がれたことで、舞台となったラーメン屋さんのロケ地も有名になりました!
TL更新されないから富良野の「三日月食堂」の写真でもアップするか…
「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!」ヽ(`Д´)ノ pic.twitter.com/9CyQgbjL4A— 大西さん (@2012apocalypsis) April 9, 2020
【三日月食堂(閉店)】
住所:北海道富良野市朝日町6-1
残念ながら2009年に閉店してしまいましたが、それまで多くの人が訪れたこととも思います。
北の国から「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」でお馴染みの三日月食堂跡 残念ながら2009年に閉店し今は駐車場に。#ロケ地探訪 pic.twitter.com/N3dviTdROv
— ニュー伊吹 (@ibukiinterpress) October 15, 2020
またこんなラーメンも発売されています。
三日月食堂はもうないので、「子供がまだ食ってる途中でしょうがラーメン」の発売元のとみ川さんで夕食。
富良野ももう「北の国から」の余韻を感じることが困難になりつつありますが、タクシーの運転者さんに、「ドラマのことは、みんなの心の中にあるんだ」と言われてハッとしました。 pic.twitter.com/1pfPdcZThU— 北海観光節 (@onitoge) April 3, 2021
【子供がまだ食ってる途中でしょうが】の元ネタは何話?なぜ言ったのかネタバレは?
元ネタは何話?
そんな「子供がまだ食ってる途中でしょうが」と五郎が言った元ネタとなったラーメン屋さんのシーンですが、一体何話だったのでしょうか?
実は連ドラ版のシーンではないのです。
連ドラ版が最終回を迎えた後のスペシャル版、北の国から(84)のラストのシーンでした。
純(吉岡秀隆)と正吉(中沢佳仁)は中畑(地井武男)おじさんのところに帰省中の努(六浦誠)がパソコンを自由自在に操るのを見てショックを受ける。東京を離れて4年。都会はだいぶ進んでいるようだ。さらにショックだったのは努から「お前のおやじにはがっかりしたよ」と言われたことだった。今年の春、丸太小屋を焼失してからというもの父・五郎(田中邦衛)は確かにパワーがなくなっていた。もうひとつ純の心にひっかかることがあった。丸太小屋が焼けた原因は純の不注意からだったが、純は黙っていた。正吉は正直に責任を認めたのに…。
引用元:公式サイト
この84年のスペシャル版のラストシーンのラーメン屋さんでは、純が父親の五郎にある告白をすることに。以降では、あのシーンのあのセリフが出てしまった背景をご紹介していきます。
【子供がまだ食ってる途中でしょうが】なぜ言ったのか?背景のネタバレ
84年のスペシャル版では、純と正吉は濡れた衣類をストーブの上に掛けるが、それがきっかけで丸太小屋が全焼してしまう出来事が。
このことを受けて、五郎に元気がなくなってしまったのですが・・・火事の原因は、純と純の親友の正吉の2人ですが、正吉だけが自分のせいだと警察に言っていました。しかし純は言い訳を繰り返していました。
その後に起こった様々な出来事に対しても、言い訳ばかりして嘘をつき、全てを正吉のせいにしてしまう純。そのせいで正吉がいつも悪者扱いされてしまう状況に。
そして夏の終わり、黒板家はラーメン屋に立ち寄ります。
純(吉岡秀隆)は食事に手を付けず、今までの自分の卑怯な行為、嘘をを父・五郎(田中邦衛)に告白する。「僕が卑怯で弱虫だった」と涙する息子に、父も「自分もいつの間にか人に頼ろうとしていた」と本音を漏らしながら、純の言うことを受け入れようとするのでした。
そこであの名場面が。店員さんが現れて純の食べ途中のラーメンを下げてしまいます。
純と真剣な話をしているのにもかかわらず、無神経な言動をしたと思った五郎が怒ってしまったのでは?と思います。
子供がまだ食ってる途中でしょうが「水曜日のダウンタウン」で話題に!
そんな名場面が、2024年10月30日放送の大人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』で取り上げられたことが話題になりました。
番組の人気企画「みんなの説SP」が展開され、モグライダーらの案と共に“あかつさん”による『北の国から』の名セリフ再現が話題を呼びました。
この企画の狙いとは?
“子どもが食べている最中に器を下げられたとき、あのセリフを自然に出せるか?”という挑戦がスタート。
“あのトーンでないとセリフの威力が出ない”という点にスタジオも注目していました。
セッティングの詳細(演出の流れ)
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ターゲット:あかつ(芸人)
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仕掛け役:娘役として“のどかちゃん”
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場所:中華料理店(『北の国から』の雰囲気を意識)
仕掛け人は、早く店を閉めたいと示唆し、態度がそっけない店員を演出。料理が雑に提供され、母子で張りつめた空気が漂う展開に…。のどかちゃんが泣き出すと、店員がラーメン鉢を下げようとするその瞬間がクライマックスでした。そこであかつがついに…:
「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!」と本家に忠実な口調で発言し、スタジオは爆笑と感嘆に包まれました。
水曜日のダウンタウン 北の国から あかつ 「子供がまだ食ってる途中でしょうが」リアルに言わせることも可能説
くそワロwww#水曜日のダウンタウン #ダウンタウン
pic.twitter.com/n6jCXHDkhR— 仮スマのオフタイム (@karisumaofftime) April 22, 2025
放送後の反響とあかつさんの感想
あかつ自身もTwitterで次のように投稿しています:
「このタイミング逃したら今後一生あの名台詞を言える機会はないと思って言ってみました… ‘食べてる’じゃなくて‘食ってる’って言えば完璧だったけどな〜」
スタジオや視聴者からも称賛が相次ぎ、まさに“神展開”として記憶される名シーンとなりました。