【ミステリと言う勿れ】ネタバレ!原作の犯人が多すぎる事件などまとめ

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菅田将暉(すだまさき)さん主演のフジテレビ月9「ミステリと言う勿れ(みすてりというなかれ)」が2022年1月10日夜9時からスタートします。

このドラマは、天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのうととのう)が様々な事件に巻き込まれ、淡々と自身の見解を述べて事件を解決に導いていく新感覚ミステリー!

原作は、月刊フラワーズで2016年に連載をスタートし、これまで10巻を刊行している大人気漫画なんですよね!(^^)!

原作漫画の久能整は事件に吸い寄せられるかのごとく様々な事件に遭遇し、その鋭い観察力と弁舌で真相を明らかにしていきます。

どのエピソードもその意外な犯人にかなり私は驚かされちゃいました(^^;)

そしてエピソードによっては、二転三転する展開で、犯人が1人じゃない!?犯人多すぎる事件など、数々の面白い事件に主人公が巻き込まれる話題の「ミステリと言う勿れ」。

今回は「ミステリと言う勿れ」の原作漫画のストーリーと結末をネタバレ紹介します!

犯人や事件の真相、結末までネタバレしています。

かなりのネタバレを含みますので知りたくない方は閲覧ご注意ください。

8話、9話で描かれる山荘での事件の原作のネタバレは以下の記事にまとめてあります。

ミステリというなかれ別荘【山荘】アイビーハウスの事件のネタバレ犯人は?

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目次

【ミステリと言う勿れ】の原作とネタバレ!アフロのおしゃべり偏屈大学生が主人公?

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これまで既巻10巻を刊行し、累計発行部数ははやくも1300万部を突破するほどの大人気漫画なんですよね!

映像化の権利を巡っては一時出版社に問い合わせが殺到したそうで、今回見事フジテレビの月9枠がゲットしたことになったようですね。

【ミステリと言う勿れ】のネタバレは数々の事件に巻き込まれる大学生のサスペンス

主人公の久能整(くのうととのう)は天然パーマがコンプレックスで、友達や彼女はおらず、休日にカレーを作ることが楽しみな大学生!

ある日、身に覚えのない事件で容疑をかけられたことから、事件に隠されたヒントや、刑事の悩みに気づいていき、事件や人々の悩みを解きほぐしていくという新感覚ミステリードラマです。

ある日、久能整がとある殺人事件の容疑者にされてしまい取り調べを受けることになることがきかっけで物語はスタートします。

正直読んでいても「うざい」と思ってしまうほどのおしゃべりな久能整。でも頭がよく、その知識を話さずにはいられない性格なようです。

そんなおしゃべりすぎる久能整に、取り調べの刑事たちも手を焼き・・・。という展開です。

久能整を菅田将暉さんが務めることも話題になっていますね。

ドラマスタート前は、人気作品で、個性的なビジュアルな主人公なだけに髪型などから「 渡部豪太」「岡田将生」など多くの演じる俳優の予想で盛り上がっていたのですが、今回は菅田将暉さんに決定!

なんと地毛で挑んだというアフロヘアにも注目ですね。

それでは気になる第1話のあらすじを見ていきましょう。

大学生の久能整(菅田将暉)は、朝から自宅アパートでカレーを作っていた。そこに、アパートの大家が大隣警察署の刑事、薮鑑造(遠藤憲一)と池本優人(尾上松也)を連れて現れる。昨夜10時の行動を薮に問われた整は1人でカレーを作っていたと答えた。すると、薮は付近の公園で寒河江健(藤枝喜輝)の遺体が発見されたことを整に伝え、警察署へ任意同行を求めた。

整は薮、そして青砥成昭(筒井道隆)の聴取を受ける。公園で殺害された寒河江は整と同じ高校の出身で同じ大学に通っていた。さらに、寒河江が殺害された時刻に整と争っているのを見た目撃者もいる。そのため、整は容疑者となっていたのだ。だが、薮たちの追求に整は淡々と無実を訴える。目撃情報もはっきりと自分だと言えるのかと理屈を並べて返して行く。
夜になると、整は明日も取調べに応じるという条件で解放された。刑事の風呂光聖子(伊藤沙莉)に預けていた携帯電話を返してもらいに行った整は、彼女がペットロスであることを知る。また、池本が間もなく父親になるという話も整の耳に入った。

翌日、整が警察署に行くと、薮から指紋を採るよう命じられた風呂光と池本が取調室にいる。整は風呂光のペットロスを言葉で癒し、池本にも間もなく出産を迎える妻への労りをアドバイスした。薮はそんな整が犯人に違いないと青砥に告げる。
取調べ三日目、整は署内での立ち位置に悩む風呂光に希望を与えた。そこに藪が来て、寒河江を殺害した果物ナイフが見つかり、整の指紋が検出されたと伝える。

引用元:公式サイト

第1話から、殺人の容疑者にされてしまう久能整!原作漫画通りですね。

このエピソードは第一巻で描かれているので、基本的には原作に忠実に描かれていく展開になりそうです。

果たして、整の大学の同級生を殺害した犯人は誰なのでしょうか?

また予告を見ると、1話のラストから、バスジャック事件に巻き込まれることになりそうな、整。これも原作漫画通りの展開です。

以降で、原作漫画からネタバレ紹介します。

知りたくない方は閲覧ご注意くださいね。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ①大学生殺人事件の真犯人とは?

突然容疑者になった大学生の久能整

大学生の久能整(菅田将暉)が自宅でカレーを作っていると、刑事が突然自宅にやってきます。

同じ大学に通う高校の同級生でもある寒河江健が近くの公園で殺されてしまい、整は容疑者として任意同行されてしまったのです。

現場近くで二人が言い争っていたという目撃証言をもとに、刑事の藪(遠藤憲一)、青砥(筒井道隆)、池本(尾上松也)、風呂光(伊藤沙莉)によって事情を聴取されるも身に覚えのない整は犯行を否認。

しかし殺害に用いた凶器のナイフが発見され、指紋が付いていたことから整はさらに窮地に陥ってしまいます。

物証が出たことで藪は強引に自供を引き出そうとしますが、整は頑として認めません。

そして家宅捜索の結果、整のパソコンから寒河江から金を借りていたという借用書が見つかります。

藪は金銭がらみで口論になり刺し殺した!と詰め寄りますが、整はここで黙秘に転じます。

取り調べで刑事たちの心をつかむ

そんな中、整はそれぞれの刑事の過去や悩み事を知ることになります。

藪は妻子をひき逃げで亡くした過去がある。

青砥はかつて無実の犯人を逮捕したが、今でもそいつが犯人だと思い真相にこだわっていること。

池本は新婚の妻との関係がうまくいかず悩んでいる。

風呂光は先輩刑事たちから女だからとなめられていること。

悩みを聞いて的確なアドバイスをくれた整のことを池本と風呂光は見直します。

そして整は、一年前に自宅のカギを落としたが交番に届けられた過去を風呂光に打ち明け、あることを調べて欲しいと頼みました。

被害者の過去の事件と衝撃の真犯人

事情聴取5日目。

藪は今日こそは白状させようと詰め寄りますが、整から思い出したことがあると切り出されます。

それは寒河江が高校時代に免許を取り、高級な車を買って自慢していたけど、夏休み明けに成績不振を理由に親に車を取り上げられたと話していたこと。

しかし、本当は事故を起こしていて表沙汰にならなかった。

整は、その事故の被害者が藪の妻子だったと言い出すのです。

藪は交番に届いたカギで合鍵を作り部屋に侵入にナイフを盗んで、家族の復讐のために寒河江を殺した!

この事実を突きつけられ、刑事の藪は犯行を認めます。

「殺すつもりはなかったが、事故を認めなかったから刺した」

そう告白する藪に、整はもう一つ思い出したことを話し出しました。

寒河江は買った車を先輩に貸してばかりで全然乗っていなかったと言っていた。

借用書は金を貸したのではなく、脅し取られたものだったとしたら・・・

寒河江は先輩たちに金を脅し取られて、勝手に車を乗りまわされたのかもしれない。

するとそこに風呂光がやってきて、寒河江の部活の先輩が過去に車で人をひいたと自供したという報告が入ります。

刑事の藪が妻子の復讐のために寒河江を殺し、その罪を久能整に着せようとしていた。

しかし、妻子をひき逃げした犯人は別人だったという驚きの真相だったのです!

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ②バスジャック事件の犯人は多すぎる!?

久能整とバスジャック事件に巻き込まれるメンバーは?

ある日、整が美術館で印象派展を見に行こうとバスに乗ると、バスジャック事件に巻き込まれてしまいます。

犯人の犬堂オトヤは、バスに居合わせた乗客をある場所に連れて行こうとしました。

バス車内のメンバーは、コンビニバイトの淡路一平、職探し中のガタイの良い坂本正雄、主婦の柏めぐみ、町工場の事務員・露木リラ。

ちなみに露木リラはヒコロヒーさんが演じることが発表されています。

そして、定年退職した元重役の奈良崎幸仁、無職でコミュニケーションが苦手な小林大輔、クールなイケメン熊田翔、そして久能整とバスの運転手の煙草森誠。

犯人のオトヤは、なぜか乗客たちに様々な質問を投げかけていきます。

「人を殺したことがあるヤツは?」「どうして人を殺しちゃいけないの?」などなど

整の発言がオトヤを挑発してしまいます。l

犯人から刺されそうになった整!ガロとの出会い

挑発に怒り出した犯人から、整がナイフで刺されそうになったそのとき!

整は翔によって助けられ、背後から坂本がオトヤを殴りつけました。

こうして事件は解決と思われたのですが、なんと坂本はオトヤの仲間だったのです(・_・;)

坂本の名前は犬堂ガロで、オトヤの兄であることがここで判明。

そしてバスは、犬堂家の豪邸にたどり着きました。

バスから舞台は大豪邸へ!犯人たちの目的は??

豪邸に入ると玄関には美しい女性の写真が飾られています。

それを見て、驚きの表情を見せる乗客たち。

整は「知っている人ですか?」と尋ねるも乗客たちは知らないと答えました。

部屋に招き入れられた乗客たちが話を続ける中、整はこっそり部屋から抜け出し刑事の池本に電話を掛けます。

犬堂という豪邸にいることを伝えると、最近起きている連続殺人事件の最初の被害者が犬堂愛珠(いぬどうあんじゅ)という女性であることを聞かされます。

そしてこの犬堂愛珠のキャストも発表されています。

犯人も目的は犯人を捜す!?

この中に犯人がいるはずと思い始める整。

そして整は、犬堂ガロが人質のある一人にだけ、背中を向けるときが有ったことに気づきました。

実はもう一人バスの乗客に味方がいて、そいつが本物の犬堂ガロだと言います。

それは、整を助けてくれたり色々協力してくれていた熊田翔だったのです!

このバスジャック事件は、犬堂ガロ、そしていとこのハヤとオトヤが仕組んだものでした。

それはガロの姉である愛珠を殺した犯人を明らかにするため。

運転手の煙草森もガロに頼まれて、偽のバスを走らせていたことがここで判明します。

愛珠は行方不明になった日バスに乗っており、そのバスに乗っていた乗客たちを集めたのでした。

連続殺人事件の衝撃の真犯人とは?

ガロが乗客たちに真相を問い詰めると、その日の状況が明らかになっていきます。

実はバスの中で、愛珠は体調が悪そうにしており眠ったような状態でした。

淡路一平は隙を見て愛珠の財布を盗んでしまっていた。

柏めぐみは、具合が悪そう愛珠から降りようとしたとき服をつかまれたが、自分のことに精いっぱいで振り払ってしまった。

露木、奈良崎、小林は直接は関りは無かったと言います。

しかし、まだ誰かが嘘をついているはずだと思うガロたち。

すると整はある人物を疑い始めます。

それは運転手の煙草森でした。

全ての乗客が降りたと思った煙草森でしたが、よく見ると座席には愛珠の姿が!

すでに息絶えていると思った煙草森。

そのときお酒を飲んでしまっていた煙草森は、隠蔽しようと画策し近くの山に愛珠を埋めた。

しかしまだ愛珠は生きており、土の中から這い上がろうとします。

煙草森は必死に地面を押さえつけて、愛珠を殺してしまったのです。

そのときの感触が忘れられず、再びバスに残った乗客を殺害して埋めるという犯行を繰り返した煙草森。

ガロのその後と事件の顛末

真相が明らかになった時、刑事の青砥や池本がやってきて連続殺人犯の煙草森、バスジャックを起こしたガロ、ハヤ、オトヤは連行されて事件は解決となりました。

しかし後日、整の自宅に冷凍便で「犬堂ガロ」から何かが届きました。

中を開けてみると、そこには冷凍された右腕が((+_+))

刑事の青砥からその後のことを聞かされた整。

なんと移送中に車ごと煙草森はさらわれてしまった。届けられた手は煙草森のもの。

ガロはいとこのハヤ、オトヤと共に行方をくらませてしまったという衝撃の結末でした!

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ③新幹線内での女性との出会い

手紙の暗号は恐怖のメッセージ!?

バスジャック事件のために印象派展を見ることが出来なかった整。

ガロから次は広島でやることを教えてもらっていたので、新幹線で広島に向かうことにしました。

広島に行けば、ガロと再び会えるかもという思いも有った様子。

新幹線で偶然隣り合わせた女性・紘子が見ていた手紙を見て、思わず「京都には来るな」とつぶやいてしまった整(^^;)

その手紙には父から娘の紘子への思いが書かれていたのですが、手書きのイラストの頭文字をつなげるとそのように読めてしまったのです!

紘子はほかの手紙にもイラストが描かれていたと整に見せます。

「だまされるな」「うそだ」「あぶない」「きけん」

紘子は自らの生い立ちを話し始めます。

新幹線で出会った女性の過去とは?

両親は幼いころに亡くなってしまい、今の母親が女で一つで育てれくれた。

育ての母は実の母と友達だったそう。

しかし、最近母親のクローゼットからこの手紙を見つけてしまった。

その手紙には父親から娘を返してほしいという内容。

本当は両親は死んでおらず、嘘をついて引き取っていた。

父は生きていて、実の母は体調を崩して入院中。

育ての母に黙って、実の両親に会いたいと思い結婚前に京都に行くことを決意したと紘子は語りました。

すると整は、後ろの席に育ての母がこっそり後をつけていたことに気づくのでした。

手紙の暗号の驚きの真相

母親は全ての真相を紘子に話してくれました。

父親は暴力がひどく、実の母は友人である自分に娘を託した。

実の母は自分が逃げたら、何をするかわからないので離婚することは無かった。

父親は「娘を返してほしい」と手紙を送り続け、母はその手紙にこっそりとイラストで注意喚起をした。

その後父親は酒の飲みすぎで死んだが、母親は心を病んでしまい今でも娘を守っているつもりで手紙を送り続けている。

そんな真実を知って、紘子と母親は京都で新幹線を降りていきます。

整は手紙のイラストの頭文字の解釈「ひろこしあわせで」が気になり育ての母に質問しました。

「ひろこしあわせで」じゃなくて「ふたりでころした」とも読める。

実の母親と育ての母二人で、父親を殺した。

だから実の母は病んでしまったのでは?

整の意見に、育ての母はこう返しました。

「絵手紙は読みたいように読める。あの子がしあわせでと読んだならそれが正しい」

整はそんな二人を見送って、広島に着くまで座席で眠りにつくのでした。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ④広島遺産相続事件の犯人とは?

依頼人はガロの知り合い?遺産相続騒動に巻き込まれる!

無事に広島で印象派展を見終えた整。

ひょんなことから出会った狩集汐路(かりあつまりしおじ)という女の子から遺産相続についての頼まれごとをされます。

汐路に整を紹介したのは、なんと失踪中の犬堂ガロだったのです!

整は渋々ながらも狩集家に向かい、汐路とともに祖父の遺言を聞くことになりました。

祖父の子供たちはすでに亡くなっており、孫にあたる汐路、狩集理紀之助(かりあつまりりきのすけ)、波々壁新音(ははかべねお)、赤峰ゆら(あかみねゆら)の中から一人が遺産相続を受ける権利がある。

遺言の執行人を任されたのは顧問弁護士の車坂と顧問税理士の真壁。

「狩集家にあるそれぞれの蔵にあるべきものをあるべき所へ過不足なくせよ」

その成果を見て、遺言執行人の二人が協議の末で相続人の一人を選ぶというもの。

四人の孫たちは、おのおの蔵のカギを受け取り調査をスタートすることになりました。

死人が出る遺産相続

しかし、この狩集家の遺産相続にはある因縁が有ったのです。

それは遺産相続のたびに死人が出ており、相続人たちが殺し合いをしたのでは?という噂。

実際、汐路たち相続人の孫の父母四人も自動車事故で死亡していたと言う過去がありました。

この死亡事故も実は仕組まれていたことだった可能性も。

整は汐路と車坂弁護士の孫で汐路が慕う朝晴と共に蔵の調査を進めていく中で、蔵の中から「鬼の集」という芝居のチケットを見つけます。

恐怖の芝居のストーリーは実話?

この脚本を描いたのは狩集家の親族の一人で、すでに自殺をしていました。

その芝居の内容とは、3匹の鬼が名家の家に押し入って主人たちを殺害するというもの。

小さい娘だけが使用人によって逃がされたが、行方は知れず。

そして鬼たちはこの名家を乗っ取って暮らし続け、敷地内に四つの蔵を建てた。

しかし、逃げた少女がいつか現れるのでは?と不安に駆られて、自分と同じような明るい髪を持ったわが子を殺した。

その後も、自分と似たような容姿を持つ子が生まれた殺さなければならないという掟を作った。

時が流れた現在。その掟は続いている。それが鬼の集いであるというもの。

父親の死の驚きの真相

これを読んだ汐路たちは、狩集家のことを描いているのだろうと確信します。

そして、父親たちはその真相に気づき、逃した少女の子孫を探そうとしていたのでは?

さらに四つの蔵の地面を掘ってみると、そこには白骨遺体が見つかりました。

汐路の父は明るい髪色で殺されるかもしれないと思った。

そして調べた内容を記録したUSBの存在があることを知り、そのありかを調べ上げた整たち。

すると先回りして、その屋敷に放火しようとした人物がいたのです!

真犯人の正体

それはなんと汐路が慕っている車坂朝晴でした。

実は3匹の鬼たちは、狩集家、車坂家、真壁家と別れて、協力して掟を守ってきた。

鬼と分かる容姿を持って生まれたらひそかに殺してきた。

その役割を引き継いでいたのが、車坂朝晴だったのです。

朝晴は汐路の父親に薬を飲ませて、自動車事故を起こさせて殺害。

しかし生き残りの子孫の行方を聞き出す前に殺してしまったために、父親から何かを聞いているかもしれない汐路たちを集めて遺産相続争いを仕掛けていたのでした。

全ての真相が明らかになった時、汐路の父親が残したUSBが見つかります。

その記録を頼りに、汐路たち四人が子孫に会いに行くとその女性は、こう話してくれました。

「あなたのお父様たちは、こんなばかなことは自分たちの代で終わりにすると言っていた。決して子供達には引き継がせない。すべてを明るみに出すと・・・」

こうして事件を解決した整は、再び新幹線で眠りながら東京に戻っていくのでした。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑤爆弾犯との遭遇!

ある雨の日、久能整がなじみのお店でポテトサラダを食べに行こうと歩いていると、髪がぼさぼさでずぶ濡れの男と遭遇!

男は家がどこなのか、自分の名前すら憶えていないと言います。

整は警察や救急車を呼ぼうとしますが、止めて欲しいと頼む男。

そして、2人は雨を見ながら何気ない話を続けると「爆弾」という言葉に男は反応します。

「今日もどこかに行こうとしていた、地下鉄に乗るつもりだった」と言いますが、それ以上は思い出せません。

その後も、幼いころクラスになじめずにはみ出していたから、先生が世話を焼いてくれて、東京タワーや浅草の三社祭に連れて行ってくれて楽しかった。

野球が好きなこと、ロボットの三原則、高杉晋作の都都逸などいろいろな話をした二人。

そして整は、男の指にはめている指輪をみて「牡羊座ですか?」と尋ねます。

それは指輪に牡羊座のマークのようなものが付いていたから。

そのマークを見た男は何かを思い出してこう呟きます。

「どこかに爆弾を仕掛けたような気がする・・・」

爆弾を仕掛けたという男の言葉を聞いて整は慌てだします。

「気のせいかもしれないし、場所もわからない」と言う男に、整は何故爆弾を仕掛けたのか?と興味を示します。

すると男は生まれた時からの使命だと言うのです。

報いを受けるべきだから?俺は特別だから。そうしたかったから。何故だろう?

男がそう言う姿を見て、整は全て思い出したのでは?と問いかけます。

そして「今日あなたが乗ろうとした地下鉄は銀座線ですね」と言い、刑事の池本に電話をして爆弾が仕掛けらているかもしれないと連絡。

今月すでに2つの爆弾が仕掛けられ未然に防げた。三つめは今日の13時に爆発すると予告が有ったけど、場所が分からないと言う池本。

間違っているかもしれないけどと、爆弾が仕掛けられているかもしれない場所を伝え整は電話を切りました。

そして男に対して、話の中で「3」にまつわる話題ばかりしていたと整は言います。

だから、東京の地下鉄の三号線の銀座線に乗ろうとしたと整は思った様子。

銀座線に乗って浅草に行こうとした。浅草駅から隅田川にを渡って向島に、雨乞い有名な三囲神社がある。

その近くにある母校の中学校に爆弾を仕掛けたのでは?

男にそう話していると、池本から電話があり、神社の近くの中学校の教室に爆弾が見つかったと報告が入ります。

土曜日だった為、学校に人はあまりおらずに無事避難が出来た様子。

爆発時刻まであと30分以上あるから、爆発処理班がなんとかできそうに思えたその時!

整は、男の時計が30分早まっていることに気づき、爆発は12時半に起こることを池本に伝えました。

そして何とか危機一髪で爆発を回避することに成功。

するとそこに警察官がやってきました。

車で人をはねた気がすると自首してきた人がいたとのこと。

実は男は、車にはねられたショックで記憶を失っていたんです!

警察官に連れていかれる男に、整は少し腑に落ちないと語り掛けました。

小一時間話してみたが、犯罪を犯すような人には思えなかった。

何故、土曜日の中学校に爆弾を仕掛けたのか?

子供が少ない日なので、本当は子供を殺めるつもりはなかった。

そして牡羊座のマークの指輪。

横にすると「3」のように見えるので、指輪を見て爆弾のことを思い出したはず。

「あなたはそんなことするような人に思えない」

整の言葉に、男は「それは侮辱だ」と言い、自分の名前が三船三千夫(みふねみちお)であることを告げました。

そんな三船に、整は小学校の頃の好きだった先生に会ってみたらいいとアドバイス。

三船は、後で知ったことだが、その先生が実の母親だと言うのです。

そして三好達治の乳母車という詩のラストをつぶやきました。

「母よ、私は知っている。この道は遠く遠く果てしない道」

そして警察官に連行されていったのでした。

三船がいなくなった後、地面に落ちている三船のスマホに気づいた整。

拾おうとしたとき、雨で滑ってしまい土手の下に転げ落ちてしまいます((+_+))

その後、整は頭を打っているかもしれないので念のため病院で検査入院することになったのです。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑥入院中の元刑事との不思議な出来事

大事を取って数日入院することになった整。

初日の夜、同部屋の隣にいるお年寄り・牛田悟郎と会話をすることに!

牛田はマルクスアウレリウスの「自省録」を読んでいて、入院している女の子からもらったと言います。

その女の子はすべて丸暗記していると聞き、整は驚きます。

「自省録」を読んだことがある整は、牛田と人生についての話で盛り上がりました。

すると牛田は自らが定年退職した刑事であることを明かし、過去の面白かった事件について問題を出します。

1問目は、罪を他人に擦り付けた犯人の話。

2問目は、空き巣の話。

そして3問目は、20年前の未解決事件のこと。

羽喰玄斗(はぐいげんと)という凶悪犯が次々と売春を生業にする女性を暴行して殺害。

同じような女性が助けを求めた際、相棒の刑事・霜鳥を先に行かせた。

牛田は自宅が空き巣に入られてしまい遅れて到着したところ、そこには無残な姿が有った。

女性は死んでおり、霜鳥は腹を刺されて重体。

一命はとりとめたものの、左腕は使えなくなり警察は辞めてしまった。

そして羽喰は逃げおおせた。

その話を聞いた整は、驚きの答えを出します。

それは、犯人が相棒の霜鳥だったという事。

牛田のこれまでの問いをヒントにすると、最後の事件は霜鳥が犯人としか思えない。

すると牛田は真相を話してくれました。

見つかった羽喰の車から、霜鳥のボールペンを見つけたがとっさに隠してしまった。

その後こっそり調べてみると、霜鳥は最後の被害者の女と関係があることが分かった。

奥さんの実家の警備会社に天下り予定だったので、問題を起こすわけにはいかない。

羽喰を探し出して車と指紋を手に入れて命を懸けて大博打を打った相棒。

牛田はそのことを今の今まで誰にも言えなかったと言います。

しかし、死を前にして誰にも言わずに死んでいいのかと迷いが生じていたのです。

整は、怖いのは相棒の罪が暴かれること、それとも牛田さんの罪がばれることどっちか?と鋭い点をついてきます。

そしてこれまで持っていた証拠をどうするか決めていたが、先日霜鳥が見舞に来て気が変わったと言うのです。

霜鳥は、身寄りがない自分の面倒を見てくれ、治療費を肩代わりしてくれると言ってくれ、以前と同じように優しい奴だった。

そういうと、牛田は「自省録」を整に差し出します。

整は「持っているから」と断りますが、「版が違うと使えねえかもしれないから」と意味深なことを言う牛田。

夜が明け目が覚めると、隣のベッドに牛田はいませんでした。

看護師に聞くと、牛田は昨日の朝亡くなったと言う。

冷や汗をかく整(・_・;) まさかあれは幽霊??

すると病室に霜鳥がやってきて、整は「ほっとしましたか?」と質問。

するとそこに警察が現れ、霜鳥の別荘から人骨が発見され、指名手配中の羽喰玄斗だったと言います。

そう、牛田は死の間際に証拠を警察に提出していたのです。

ここまで黙っててくれたの。面倒を見ると言ったのがプライドを傷つけたのか・・・と言う霜鳥に整は言います。

「違います。そういう申し出をされるのが嫌いだということを忘れてしまった霜鳥さんのことが悲しかったんだと思う」

霜鳥が連行された後、整は牛田のベッドに置いてあった「自省録」をもらうことにします。

栞が挟まったページには「正気に戻って自己を取り戻せ。現実のものを眺めよ」と書かれており、整は「そうしたんですね」と一人呟くのでした。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑦ライカという女性との出会い!

検査を終え、明日退院することになった整は暇を持て余しています。

病院の廊下を見ていると、至る所の張り紙に誤字を発見。

その誤字を正しい文字にして繋げてみるとこうなりました。

「温室 三時 招待」

もしかしてガロくんの導き?

そう思った整は、病院の敷地内にある温室に指定の時間に行ってみることにしました。

扉は開いているものの管理している女性・梅津は不在。

すると植木鉢の下に鍵を見つけます。

鍵を開けてさらに奥に進むと、謎の数字の羅列がありました。

覚えられないので写真を撮っていると、そこに管理している梅津がやってきて逃げる整。

病室に戻り、牛田からもらった自省録を読んでいると、ページの項目に目が留まります。

温室にかかれた数字「51-7-16」が、51ページの7行目16文字目と考え、他の数字も読み解いていくとこう読めたのです。

「夜、三時戻ってくるがよい」

夜中の三時に行ってみると、再び数字の羅列がありました。

繋げてみると「大きな鉢の下を見よ」との指示が!

スコップで土の下を見てみると、そこにはカバンが隠されていたのです。

すると、梅津がやってきて「なんでわかったの?」と整にはさみを向けます。

なんとか梅津を落ち着かせると、そのかばんは亡くなった仲良くしていた入院中のおばさまのものだと告白。

不仲の娘さんがいらないというから処分するのもと思いもらってしまった。

しかしお金がいっぱい入っていて、怖くなって鉢の中に隠した。

整は話を聞いてあげて、徐々に梅津は落ち着きを取り戻します。

そして病院の弁護士に自分がやったことを正直に相談することを決めたのです。

温室を出た整は、自らにメッセージを送った人物の存在に気付き声を掛けます。

するとそこには髪の長い女性の姿がありました。

女性は数字の羅列を口にするので、解読すると「君はその目的を達した」と言う。

整は、牛田さんに自省録をあげた女の子では?と問うと、その女性は自らを「ライカ」と名乗ります。

そして再び数字を言い始め、整が解読するとこう言っていたのです。

「明日昼三時 この場所で」

果たして、このライカという女性は何者なのでしょうか?

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑧炎の天使による放火事件の真相!

退院した整は、大学の准教授・天達に謎の女性・ライカについて相談。

天達は暗号を使って話してくると聞き、あなたに何か助けを求めているのか、利用したいと思っているのかもしれないが、将来のために人に会い、人を知るようにとアドバイスをしてくれました。

そしてライカに会うために病院に戻ってくると、カエルに似た男にぶつかられてしまうんです(^^;)

その男は土下座を要求するも、整が土下座には意味が無い、強要罪に当たるかもと言うと、あきらめてその場を去って行きました。

昼の三時になり、整が約束の桜の木に向かうと手紙が刺さっています。

数字が書かれた紙と、二枚の写真。

落書きがされた塀を写したのもので、住所も記されています。

ここに来いと言う意味だと察した整が、そこに向かうとその家は数日前に放火されていました。

塀には写真と同じ落書きもあります。

近所の人の話によると、小学生の子供が助かったが、両親は亡くなったと言う。

そこには捜査中の池本刑事と青砥刑事の姿があり、これは放火で「炎の天使」が虐待する親を焼き殺しに来る都市伝説では?と話をしています。

整は二人に気づかれないようその場を去り、もう一枚の写真の住所に向かうことに!

するとそこも火事で焼けた家で、ようやくライカが登場!

ライカの話によると先月放火があり、子供だけが助かったと言う。

ここの塀にも同じような落書きがありました。

整は「犬堂ガロと知り合いですか?」と尋ねるも、知らないと言うライカ。

さらに「妹の千夜子(ちやこ)も知らない」と意味深なことを言うのです。

そして二人が病院にもどると、壁に同じ落書きを発見!

ライカは明日、三時にここでと言い去って行こうとすると、再び謎の暗号を告げたのです。

それを解読すると「桜が咲くころには、私はこの世にいないけどな」

果たして、この言葉の意味とは?

気になる方は、以下の記事にライカの正体について先行してまとめているので是非ご覧ください!

【 ミステリと言う勿れ】ライカの正体のネタバレ原作!千夜子との関係は?

ライカが去り整が立ちすくんでいると、温室の管理者・梅津が声をかけてくれます。

昨日のお礼を伝えた梅津は、温室で足湯を始めたのでと誘ってくれました。

温室に行ってみると、足湯につかっているカエルに似たあの男の姿が!

整が話をかけると、怒り出してしまう男。

するとそこに赤いポインセチアを持ってきた梅津が現れます。

男はそれを見て胸を押さえ始めたのです。

赤いものを見ると痛みが起きる病気なんだそう。

そして男が耳に6と9のピアスをしていることに気づく整。

男は「おまえ気持ち悪い!」と言ってその場を去って行き、一人になると金髪の男に「陸(ろく)ちゃん」と呼ばれていました。

カエルに似た男の名前は下戸陸太(おりとろくた)!

その男は陸太に向かって「厄介だったら燃やせばいい」と言うのでした。

一方、整は池本刑事から「炎の天使」の都市伝説について聞かされています。

「炎の天使」は、3年前に放火で捕まった少年では?と警察は推理している様子。

少年の名は、井原香音人(いはらかねと)で、陸太と話していた金髪の男だったのです。

翌日、整が再び温室に行くと陸太がやってきました。

整が何故火事の現場に現れたのか?疑問に思い、その動向を探りに来たのです。

家に帰った陸太は、香音人に「あの男が何か気づき始めている」と相談。

すると病院に落書きを描いた女の子を助けて、一緒に久能整を始末しては?と言う香音人。

整はとある倉庫に陸太から呼び出されます。

その倉庫の中には、女の子の両親が拘束されていました。

整も拘束されて一緒に燃やされてしまいそうになりますが、陸太が赤いものをみて気分を悪くなった隙に拘束から逃れることに成功。

そして「あなたが子供を虐待している親を焼き殺している炎の天使なのか?」と尋ねます。

しかし陸太はそれを否定し「天使はもっときれいなんだ」と言い、先輩の香音人のもとに連れて行ってくれることになるんです。

陸太と香音人のきれいな自宅に招かれた整。

そこで香音人が母親に虐待されていて、偶然起きた火事がきっかけで自分だけが助かり、母親が死に自由になったことを聞かされます。

その後香音人は、同じような境遇の子供たちを放火による火事で救い出していたんです!

陸太も香音人に助けられた子供の一人でした。

カエルに似ていることで母親からはかわいがられずに、辛い日々を送っていた陸太。

助けてくれた香音人を先輩として信頼して、一緒に虐待する親を放火で殺し、子供たちを助け出していたのです。

しかし、助け出した子供たちが皆幸せになっているとは限らないことを知った香音人。

「僕は天使を辞める」と言いますが、陸太はそれを止めます。

すると整はこう言いました。

「あなたは香音人さんを殺したんですね」

実は、招かれた自宅は汚くて、香音人はそこにはいなかったのです。

すでに香音人は陸太によって殺されていました。

天使を辞めると言う香音人に捨てられると思い、ナイフで刺してしまった陸太。

その遺体は自宅の箱の中に入れられていたのです。

最近起こった放火事件は、陸太一人で行ったものでした。

整と話していて、自分が幻の香音人を見ていたことにようやく気付いた陸太。

家でも学校でも辛い思いをしていた陸太に、整は教師になりたいと思っていることを伝え、自分が教師だったら陸太のような子が教室にいたら絶対に気づく。そうなるつもりだと約束します。

その言葉を聞き「なんで殺してしまったんだ」と後悔する陸太。

整は「考えて考えて、誰かに話してください」と諭していると、そこにライカが現れます。

香音人の遺体を見つけて「最近の天使の仕事はあなたの仕業じゃないと思っていた」と呟き、数字の暗号を言って去って行くのです。

そして池本刑事たちがやってきて陸太は連行されていきました。

後日、いつもの場所でライカと会っている整。

「感謝する。君の火に助けられ苦痛は過ぎ去り、私は喜びに満ちている」

解読した暗号のメッセージを伝え「あなたも天使を呼んだんですか?」と尋ねる整。

ライカは「私の一存。千夜子は知らない」と言います。

これを聞き、整は姉妹揃って虐待を受けていたのかと感じた様子。

さらに整には気になっていることがありました。

それは陸太の様子が、爆弾魔の三船とどこか似ていたこと。

三船は牡羊座のマークが彫られた指輪を持っていた。

陸太は6と9の文字が入ったピアス。

それを重ね合わせると、かに座のマークに似ている?

これは何か繋がっているのか?と思う整なのでした。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑨初詣の帰りに事件に遭遇?

ヘアアイロンを購入して試してみた整!

サラサラにしたからと言ってイケメンになるわけではない?

真っ直ぐになったもののすぐにもどってしまい、返品することにしました(^_^;)

そんな整は、大晦日にライカと初詣に行く約束をします。

年が明けておみくじを引いてみると、凶が出てしまい整はショック。ちなみにライカは中吉。

たこ焼きを食べて恋人のような気分になり楽しかった二人。

帰り道、ライカは焼き肉を食べたいと言い出し、偶然開いていた店に入ることになりました。

お店は閉店間際だったようで、父親は閉めようとしますが、娘は二人を迎え入れてくれます。

水を運んでくる娘の手が震えているのが何か気になる二人。

すると床に十円と五円が落ちており、娘は先付として「ゴーヤトーフ」を出してくれました。

そしていざ焼き肉を注文して、美味しく食べる整とライカ。

そのさなか、二人は数字の暗号で会話を続けます。

食べ終えて店を出た整は、急ぎどこかに電話し、ライカは病院に戻ってまた明日会おうと約束。

焼き肉屋では店を閉めたものの、「忘れ物をした」と整が再び現れました。

すると別の客が大勢店に入ってきてしまいます。

実はこの客たちは、整が呼んだ警察官でした。

店にいた父親は実は強盗犯だったのです。

無事逮捕されて連行されていき、店の奥からは店主夫婦が見つかります。

娘は泣きながら整に気づいてくれたことに礼を言いました。

手が震えていたこと、小銭の五円と十円、「ごーやーとうふ」は「ごーとー」を示していた。

それに気づいたライカは数字の暗号で「父のふりをしている強盗」と整に伝えていたんです。

翌日、二人は足湯に入りながら焼き肉屋の強盗について話します。

色々あったけど楽しかったけど、春までの間にまたどこかに行こうと約束するのでした。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑩犬堂ガロが再登場!愛珠はジュートに殺されようとしていた?

横浜で連続殺人事件が発生!

全て通り魔的な犯行で、被害者はみんな女性でした。

3人目の被害者の傷跡からは、22年前の連続殺人事件の被害者の血が見つかります。

22年前の事件の犯人は羽喰玄斗でした。

羽喰玄斗とは、整が入院中に元刑事から聞かされた事件に登場した犯人のこと。

果たして、この事件は羽喰玄斗と関係があるのか?

神奈川県警の女刑事・猫田が中心になってこの事件の真相を追っていきます。

猫田がホームレスに目撃情報が無いか尋ねに行くと、猫と名乗るホームレスと出会います。

実はこのホームレスは、あの犬堂ガロだったのです!

ガロは、姉・愛珠が何故バスに乗ったのか?独自に調査を続けています。

愛珠は最後に自らに宛てて以下手紙を書き、とある場所に残していました。

「もうすぐ亡くなるわたしへ」

「ずっと不自由だった。思うように生きられなかった。腫れ物にさわるように扱われた」

「生きる資格が無い。何もない。私はダメな人間だ。ゆっくり死んでいく」

「もし出来なかったらジュートに頼もう」

ガロは自宅を調べた結果、愛珠が働いていたのが横浜の違法カジノだと知り潜入することにしました。

そこで出会った女の子・五十嵐留美から「カウンセリングで闇カジノで働くように言われた」と愛珠が話していたことを聞かされたガロ。

その後何と、五十嵐留美は巷で発生している連続殺人事件の犯人によって殺されてしまうんです((+_+))

次にガロが向かったのは寄木細工ミュージアム。

愛珠の自宅に有った寄木細工の箱が気になるも、中を開けることが出来ず、そこに行けば開けてもらえると思ったからでした。

ミュージアムで出迎えてくれたのは、学芸員の辻浩増(つじひろまさ)という男。

辻はこの寄木細工は、箱根に工房がある月岡桂(つきおかかつら)が作ったものだから本人に頼んだ方がよいと言います。

そして愛珠のことも知っており、月岡と親しくしていたことも教えてくれました。

愛珠があんなおかしな奴に殺されたのが悔しいと言う辻。

実は、その辻という男こそが愛珠の手紙に書かれた「ジュート」だったのです!

一方、刑事の猫田は被害者の五十嵐留美のカバンから犬堂ガロの指紋が見つかったことから、ガロの足取りを調べて辻浩増に行きついていました。

そしてある夜、猫田が辻に会いに行くと、女装した辻に襲われてしまうんです((+_+))

辻は自らが羽喰十斗(はぐいじゅうと)で、羽喰玄斗の息子であると告白。

連続殺人事件の犯人は、羽喰十斗だったのです。

何故、十斗がこのような連続殺人を起こしたのか?

それは、姿を消した父が元刑事に罪を擦り付けられて殺され埋められたことに気づき、警察に投書を送るも一向に動いてくれなかったから。

父の真似をして事件を起こせば、警察が捜査に乗り出し、遺体を探そうとするだろうと期待したからでした。

十斗は羽喰玄斗の正式な子供では無かったものの、父親のことを尊敬していました。

「十」が名前に入る女を殺していたので、十斗も名前に「十」が付く、五十嵐留美たちを次々に殺していたんです!

命の危険にさらされた猫田刑事でしたが、そこにガロとハヤ、オトヤがやってきて十斗を連れ去ったことで何とか命は助かりました。

そして、十斗はガロの所有する船に連れてこられ、真相を話し始めます。

愛珠が自分に殺してほしいと頼んでいたこと。

あの日、バスの終点の十字路で殺してあげる予定だったこと。

寄木細工職人の「月岡桂」が愛珠の彼氏であり、鳴子巽(なるこたつみ)というカウンセラーを愛珠に紹介してあげた。

全てを聞き終えたガロは、ジュートを眠らせて連続殺人犯として、警察に引き渡します。

その後ガロが向かった先は、寄木細工職人の月岡のもとでした。

月岡と会って、愛珠にも幸せな時が有ったと知り涙を浮かべるガロ((+_+))

そして月岡は、寄木細工の箱を開けてくれました。

中に入っていたのは、山羊座のマークが印字された指輪。

月岡曰く、生前「先生にもらった」と愛珠が語っていたとのこと。

引き続きガロは、愛珠の生前の動向を調べ続けることにしました。

これまで、星座が刻印されたアクセサリーがたびたび登場しています。

牡羊座のマークの指輪を持っていた爆弾魔の三船。

かに座のマークに似たピアスを付けていた下戸陸太。

そして、山羊座のマークの指輪を持つ犬堂愛珠。

この三人は、鳴子巽というカウンセラーと関りが有ったのか?

ちなみに今回のエピソードでは、主人公の久能整は登場しませんでしたね(^^;)

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑪アイビーハウスのミステリー会

ある日、整はお墓参りにやってきました。

それは幼いころに世話になった喜和のお墓。

そこには天達の姿もあります。

実はこの日は、喜和の命日でした。

ミステリと言う勿れ【美吉きわ】ネタバレ!殺害の犯人や黒幕は誰?

墓参りのあとに一緒に甘いものを食べた整と天達。

そこで天達は、週末にアルバイトをしないか?と整を誘います。

学生時代の友人の別荘で、謎解きミステリー会をやるから、片付けとか細々としたことを手伝ってほしいと言うのです。

そしてもう一つ頼みたいことがあると言う天達。

それは参加者の中で嘘をついている人を見つけて欲しいというもの。

週末、車に乗って向かったアイビーハウス。

アイビーハウスの持ち主・蔦は天達の学生時代からの友人です。

他の参加者は、整と同じく大学の学生・相良レン、天達の友人で役所勤めの橘高。

そしてミステリー好きのデラとパンという男性二人。

こうして謎解きミステリー会はスタートするのですが、早々に蔦が出題した問題を整は解き明かしてしまいました。

すると橘高が衝撃の事実を話します。

実はこの別荘は、5年前に天達のパートナー喜和がストーカーによって殺害された場所だったのです!

そして犯人の男もこの場所で、暖炉に夾竹桃を燃やして毒の煙を流し、一緒に死んでいました。

カウンセラーだった喜和は患者の一人に執着されてしまい、危険だと感じた天達は別荘に避難させます。

この場所はごく限られた人しか知らなかったはずなのに、どうしてストーカーに居場所がばれてしまったのか?

このミステリー会は、その黒幕が誰なのか?見つけるために企画されたものでした。

整は別荘の中で一緒に過ごす中で、参加者の中で嘘をついていた人物を見つけ出します。

それは橘高でした。

何とストーカーに居場所を教えてしまったのは橘高だったのです(・_・;)

喜和から、高校時代の友人の若宮から電話が入るから、居場所を伝えて欲しいと頼まれた橘高。

電話が入った時、相手が名乗る前に「若宮さん?」と尋ねて住所を伝えてしまいました。

その相手が実はストーカーで、喜和は殺されてしまいます。

わざとでは無いとはいえ、自分のミスで友人の恋人が殺害されてしまった!

その事実に苦しめられた橘高は、ストレスからかその後ある行動を繰り返しました。

勤務先の役所で得たストーカー被害者の情報を、ストーカーに流していたのです。

実は参加者のデラとパンは刑事で、最近起きたストーカー殺人について捜査中。

その情報を流した人物として橘高に疑いをむけており、天達に頼みミステリー会に参加していました。

そんな中、整はある衝撃の事実を皆に伝えます。

それは橘高が透明人間になって、参加者全員を殺害しようと企んでいたこと。

橘高は別荘に来てから、自らがいた証拠を全く残していないことに整はずっと引っ掛かっていたのです。

この場所で仲間で集まろうと言われて、怖かったのでは?

先生(天達)に復讐されるかもしれないと・・・

最終的に、橘高の参加者殺人計画はもろくも崩れ去ります。

「すまない」と言う橘高に対して、天達と蔦は親御さんの世話は任せろと言います。

こんな状況になっても、彼らの友人としての優しさを知り「変わってないな天達、蔦も」と涙しながら橘高は警察に連行されていくのでした。

原作漫画にはまだまだ続きがあるので、後ほど随時更新していきます!

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑫ライカと美術館デートで事件に遭遇!

とある美術館にやってきた整とライカ。

閉館間近に入りながらも、様々な絵を見て回る二人。

すると、黒ずくめの男たちが、美術館にいる客をスタンガンで脅して別の部屋に拘束する様子を目撃してしまいます。

男たちは、整とライカのもとにもやってきて、とある質問をするのです。

満月に頭(こうべ)を垂れて星降る夜 この続きを知っているかな?

知らないと答えると、ほかの客と同じ目にあう。

ライカはとっさにそう判断し、暗号で整に知っているふりをしようと言いました。

犯人たちは、整とライカそしてさきほど整たちに声をかけてくれた元学芸の黒松が何か知っていると判断し、三人に先ほどの歌の下の句を問いただします。

見当もつかない整たちは、事情を教えて欲しいと頼みました。

すると犯人たちはやむなく、状況を語り始めたのです。

親方がここにきて、誰かと何かをするはずだったが倒れてしまって意識不明になった。

おそらく親方は、下の句の謎を解いて、何か宝を盗み出そうとしていた。

そのためにも、歌の続きが必要だと言うのです!

ライカは、ここに「月」にまつわる絵が20個あるからまずはそれを探すように犯人たちに言いました。

犯人の一人に見張られながら、整とライカ、黒松は下の句について考察を始めます。

親方が会おうとしていたのは同僚だったのでは?と言う黒松。

同僚は短歌が趣味で、自分と同世代、孫が引きこもりで悩んでいたと言う。

そして数字をみると、歴史上の有名な出来事を思い出すような人物だった。

そんな話をしているとき、病院に帰らなければならないライカは時間を気にして整に尋ねます。

4時15分だと言うと、黒松はそのとき壁にある大阪夏の陣屏風を見ていました。

すると犯人の一人が、ある絵の近くの銅像の中から紙に書かれた数字を見つけます。

さらにそこに黒松が探していた黒猫もやってきて・・・

整は見つかった数字は、年号を示しているのでは?と推理。

その情報から導き出したのは、美術館の床にある日時計でした。

天井のライトを満月として、下を見るとそこには北斗七星が描かれている。

北斗七星のひしゃくの先が「9」を指している。

9が一字で「いちじく」!

「いちじく」をあらわす絵と言えば、この美術館にあるのはミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画。

ちょうどそこには、先ほどの黒猫のミケが寝ていました。

しかし、その絵はフェイクだろうと言う整。

もう一つ「いちじく」に関係するのは、キリストの再臨と言われる「パンとワインといちじく」の絵。

いつもこの辺りには、レンブラントの「エマオのキリスト」の絵があったはずだが見当たらない。

すると黒猫のミケが動き出し、その方向に抜け道らしきものを発見!

階段を下りて、地下にある電気室に入ると、そこには「エマオのキリスト」の絵が有ったのです。

これこそが親方が盗もうとしたお宝!

しかし絵は二枚、どちらが本物か偽物かわかりません。

犯人たちがどちらも盗もうとすると、整はどちらも偽物だと言いました。

そして親方が会おうとしていたのが、黒松ではないかと言う整!

実は整は、黒松が大阪夏の陣屏風を見ていた時にすでに気づいていたのです。

4時15分は、1615。年号にすると1615年で大阪夏の陣が起きた年。

黒松が話したのは同僚の事ではなく、自らのことでした。

素直に認めた黒松とは親方とのことを話しだしてくれます。

泥棒家業の親方とは、短歌の会で仲良くなった。

身寄りのない子供たちを引き取って育てたが、子供達には同じことをさせたくない。

そのためには山でも買ってみんなでひっそり暮らしたいが、金が要る。

だからこれが最後の仕事だと、美術館からレンブラントの絵を盗もうとした。

一瞬でも盗まれたとすれば、偽物でもその価値が上がるからマニアに売る。

そんな計画だったと言う黒松。

ちなみに気になる下の句は「魂と果実 ルーブルの夜景」!

整は「レンブラントの夜警」とかけたんですねと気づいてくれました。

そして、親方が倒れたのは、酒を飲みながらナメクジを食べたからだと黒松は言います。

真実を知った犯人たちは、親方に怒られると言いながら、警備会社が来る前に逃げていきました。

整とライカも急いで帰っていくと、黒猫のミケを抱きしめながら「やらなくてよかった」黒松は涙するのでした(/ω\)

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑬ライカの正体は千夜子で解離性同一性障害!

後日、美術館の一件で青砥刑事にがっつり絞られてしまった整(;^_^A

いつものように、病院の桜の木の下に向かうと、車椅子に乗ったライカが現れます。

「ライカさん、ちやこさん?僕ちやこさんのお姉さんの・・・」と尋ねるも車椅子を押す女性から「この子に姉はいません」と言われてしまうのです。

疑問に思った整が改めてライカに会って「双子だったの?」と尋ねるとライカは本当の二人の関係を話してくれました。

実はライカは二重人格、解離性同一性障害だったのです。

この世には千夜子しかおらず、ライカは後からできた人格の一つ。

父親はクズで虐待をしており、母親は見て見ぬふりをしていた。

「ライカのカメラ」だけを大事にしていた父親は、千夜子にとっては虐待をする化け物に見えた。

とうとう耐え切れずに逃げ込んで、ライカという別人格が生まれる。

千夜子は父親が大事にするカメラになりたいと思っていたのかもしれない。

だからライカという名前が付いた。

私は千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれてきたと語るライカ。

その後、様々な別人格が増えたが、両親も亡くなり、入院してからは楽になり、今の人格は私しかいない。

本当は千夜子は歩けるけど、歩けないと勘違いしているから代わりに足を鍛えてあげていると言うライカ。

そして整のことを知らないから、見かけても話しかけないでほしいとお願いします。

自分は春になったら統合されていなくなる、レプリカのようなもの。

だからそれまでまた遊びに行こうとライカは言うのでした。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑭痴漢冤罪と久能整の過去

今日は月に一度の、フルーツサンドを食べる日!

昼の二時にフルーツパーラーにやってきた整ですが今日はかなり混んでいます。

三時にライカに会いに行きたいので間に合うかわからないがとりあえず整は並ぶことにしました。

すると行列の横から、聞こえるお客さんたちの話し声が気になってしまいます(笑)

特に気になったのが男女が話していた痴漢冤罪の話。

わざと痴漢を起こした女が、神社の石段から突き落とされた。

冤罪の男は、仕事はクビになり家族も出ていったという。

犯人はやっぱりはめられた男かな?

そんな話を耳にしていたとき、整はライカに会う時間に間に合わないと思い、今日はフルーツサンドを諦めます。

走ってその場を去ろうとしたときに、その男女たちに思わず言ってしまいます。

「犯人は女性だと思います」

男女たちから、きもい聞いてたの?と声が上がる中、一人の女性が整を追いかけてきました。

何故女性だと思ったのか?と尋ねられた整は答えます。

冤罪事件が起きた時、もっとも傷つけられるのは日常の痴漢被害者である女性たち。

冤罪が起きることで、本当の被害者が声を上げづらくなってしまう。

一番の問題は痴漢の被害者がいるということ。

それを聞いて涙する女性に、整は犯人に心当たりがあるなら、大隣署の風呂光刑事に相談すると良いとアドバイス。

女性の名前は水間由珠。

整が去っていくと、友人女性が追いかけてくれました。

そして大隣署に付き合ってほしいと言います。

水間由珠が痴漢の被害者で、冤罪を訴えた女性を突き落とした犯人だったようです(/ω\)

そして病院に向かいライカに会った整。

ライカに向かって「あなたと千夜子さんは力を合わせて生き抜いたんです」と言います。

そしてライカが「整くんは生き抜けなかったのか?」と尋ねると、整は自らの過去を話します。

同居した祖母が常軌を逸した人で、母はいつも苦しめられていた。

父親は祖母の味方で言葉が通じなかった。

母はいつもごめんと謝り、あなたをかわいがってあげられないと言っていた。

そして自殺したという事になっているが、誰かに殺されたと思っていると話す整。

するとライカは「整くんの痛みも代わってあげられたらよかったな」と言い、整は泣きそうになってしまいます(/ω\)

そして「消えるときは消えるので、それまでは今まで通り普通にしてほしい」とライカはお願いし、整との友人関係はこれからも続いていくのでした。

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑮双子の見分けに整が挑戦!

ある日、大学にいた久能整はある女性に声をかけられました。

それはかつて広島の遺産相続事件でかかわった狩集汐路です。

「双子を見分けて欲しい」

今回も汐路に整を勧めたのは、犬堂ガロでしたが、整はそのことを知りません。

汐路のその申し出を受けることにした整が向かったのは、豪邸の鳩村家でした。

出迎えてくれたのは、ピーピジョンというかばんの有名な会社の東京支社長の瓜生。

前社長の鳩村一葉が半年前に飛行機事故で死んでしまい、二人の双子が残されてしまった。

小学生の有紀子(ゆきこ)と実都子(みつこ)は、しょっちゅう入れ替わってしまいどちらがどちらか分からない状態。

瓜生は一葉の死んだ夫の弟。双子にとってはおじと姪の間柄。

面倒を見ている家政婦の畑中詩とその夫・徹も二人の見分けがつかない。

整は鳩村家に家庭教師として通うことで、有紀子と実都子の様子をうかがい双子の見分けに挑戦することになりました。

鳩村家では鳩を飼っており「あいこ」と名付けて、双子も世話をしています。

整は双子の様々な様子が気になっていました。

色鉛筆の色の減り方。

通う日によって水に浮いているアヒルのおもちゃの色が違う。

双子だが、性格や書く文字が違うこと。

さらに家政婦の詩が、母・一葉は自分が長女だってわかる名前だから、子供達にはそうしたくない、でも順番が分かる名前になったと言っていた事。

一葉が残したアレキサンドライトの指輪。

そして整が、ピーピジョンという会社について調べてみると、岐阜県中津川市実戸と言う場所で創業したことが分かります。

実戸は「さんと」と珍しい読み方をする。

そのようなことから、整はあることを思いつきます。

それは、有紀子(ゆきこ)と実都子(みつこ)が双子ではない!

なんと彼女たちは三つ子で入れ替わっていたのです!

一葉はふたご座の石・アレキサンドライトをお守りにしていた。

アレキが、有紀(あれき)。

サンドは、実都「さんと」と読める

となると「ライト」がいるはず。

鳩に名付けた「あいこ」がいるはずでは?

色鉛筆の色の減り方や、アヒルの色から、三人にはそれぞれカラーがある!

整のその推理に観念した詩と徹は、三つ子であることを認めます。

双子たちも、よく気付いたと整に感心している様子。

そしてもう一人の女の子が登場します。

その名も「藍糸子(あいこ)」

ここで、詩が母・一葉の過去を話してくれました。

一葉も双子でその下に妹がいた。

しかし幼いころ、一葉が目を離したすきに妹は風呂で溺死してしまった。

一葉の母は、一葉のことを責めてそれ以降酒浸りになり病んでしまい現在は施設に入所している。

双子の妹の方は、成長してアメリカに行ってしまった。

一葉は自分が家族をバラバラにしてしまったとずっと嘆いていた。

ところがある日、「わたしのせいじゃなかった」と元気になって、三つ子だったから下の子は殺されたと不可解なことを言い出した。

何度も三つ子ではないと説明するも、一葉は納得しなかった。

その後は見違えるように明るくなり、亡くなった父に代わって若くして社長になり結婚して、子供が生まれた。

その子供たちが三つ子だったことで、「双子じゃないと殺される」という妄想に駆られて、一番下の子を隠していた。

そして、3人が少し成長した時に、一葉は子供たちに入れ替わりのゲームをしようと提案。

「ばれたら怖いおじさんがさらいに来るから」と言って・・・

そんな話をしていたとき、鳩のあいこが手紙を持って戻ってきます。

子供たちは「まきちゃん」と呼ばれる人と文通している様子。

そのことは家政婦の詩たちは知らないみたいです。

翌日、整は老人施設を尋ねます。

そこにいたのは一葉の母のまきえでした。

そう、子供たちが文通していた「まきちゃん」とは、祖母のまきえだったのです。

実は生前、一葉は伝書鳩を通じて母とやりとりをして、すでに過去のわだかまりは解消していました。

そして整が鳩村家にやってくると、そこには子供たちの叔父である瓜生の姿が。

瓜生は姪たちが実は三つ子だったことに驚きながら、部下の楡崎に藍糸子以外を自家用船に連れていくよう指示。

詩や徹は納得がいかない様子ですが、子供たちに危害を加えられたくなければ・・・と言われおとなしく従います。

そして整も一緒に船に乗せられるのですが、海からかなり離れたところで係留されたひもが切られてしまい、楡崎の乗った船はそこから去ってしまうのです。

海の真ん中で置き去りにされてしまった整たち(・_・;)

船は浸水し徐々に沈みそうになっていきます。

果たして、何故瓜生はこんなことをしたのか?

実は瓜生は会社の金を使い込み、それを経理部長に知られて殺害。

遺体を埋めていた時、双子のひとりに見られていました。

「有紀子ちゃん」と呼ばれていたのを耳にし、見ていたのは有紀子だと確信。

今はわからなくても、成長すれば自らの悪事がばれるかも?

そう恐れて、双子のどちらが有紀子かを明らかにして、殺害しようと目論んでいたのです!

藍糸子だけを生かしたのは、後継者として自らの金づるにするため。

そして船上では、なんとか助かる方法を探していました。

すると鳩のあいこがついてきていたことに気づきます。

整はメッセージを書いて、あいこに託しました。

そのメッセージは祖母のまきちゃんあてで、刑事の青砥たちに知らせて欲しいと書いていたのです。

さらに船に、遭難の際の発信機があることに気づき、そこからも助けを呼ぶことにしました。

一方、鳩村家では邪魔者を処分してワインを瓜生はワインを開けようとしています。

するとそこに青砥刑事たちが登場!

さらに藍糸子が驚きの証言をします。

「幼稚園の時見た。おじさんが人を殺して埋めるところ」

そう、すでにあのとき三人は入れ替わっていたので、目撃したのは有紀子ではなく藍糸子だったのです!

そして船上では、発信機に気づいたのかある人物が現れてくれました。

それは犬堂ガロ!

一緒に来てほしいと言いますが、自分だけは行けないと答える整。

そして去っていくガロを見て「何しに来たのか?」と整は不思議そう(笑)

その後、無事救出部隊がやってきて、整たちは救い出されます!

瓜生が逮捕されて、すべてが解決したとき、詩と徹あてに亡き一葉から45周年の結婚祝いとして宝石が届きます。

そこには手紙が添えられて、これまで娘たちや自分に尽くしてくれた感謝の言葉がつづられて、三つ子の娘についても公表するつもりだと書かれていました。

この手紙を見て、涙しながら今後も三人の子供たちを支えていく決意をした詩と徹。

そして整は、アレキサンドライトの指輪の入手先が気になりましたが、詩はわからないと答えます。

これまで事件にかかわった人物が星座を模したアクセサリーを身に着けていました。

もしかしたら今回の鳩村一葉も、何か関わっているのかもしれません!

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑯鳴子巽を監視するガロ!

犬堂ガロは、コンビニで食料を購入しています。

その後向かったのは、とあるマンションの一室。

305号室鳴子巽。

ここは、犬堂愛珠が死を決意する前に会っていたカウンセラーの部屋です。

実は、ガロは愛珠と鳴子巽の関係を調べるために、部屋に忍び込み天井裏に住み着いていました。

いとこのハヤ、オトヤも引き続き協力しており、鳴子の動向を監視中。

いまのところ、愛珠に関わる情報は得られていないようです。

鳴子巽とは、都心の一等地にメンタルクリニックを構えるイケメン心理カウンセラー。

マスコミに登場することもあるが、割と地味に暮らしており、誰かと飲んで帰ってくることもない。

合鍵の所在を確認することもない。

ただ、鳴子巽のパソコンの中には気になる映像がありました。

そこに映っていたは患者の鳩村一葉。

目を閉じながら、幼いころ妹の命を奪ってしまったことを悔やむ一葉に、第三者がいてそいつを殺したと巽は言います。

それがきっかけで、鳩村一葉は妹の死は自分のせいではないと思うようになった。

それから2年後、鳩村一葉は三つ子を妊娠していることを相談。

妹のように殺されると言う姿を見て、子供を隠して入れ替わるのはどうかと鳴子は提案したのです。

やっぱり、鳩村一葉も鳴子巽の影響を受けていました(;・∀・)

その映像を見たガロは「えげつない」と感じながら、引き続き鳴子巽の部屋での監視を続けるのでした。

 

【ミステリと言う勿れ】原作ネタバレ⑰鍵山事件と青砥刑事の娘誘拐事件の真相!

神奈川県西部の土砂崩れ現場で、何体も人骨が発見されていたころ。

久能整は立ち食いそばでうどんを食べるかそばにするか悩んでいました(^^;

すると大きなバックを下げてあたふたした様子の男性を目撃!

その男は小諸という名前で、公衆電話から指示を受けて何かを運んでいました。

整は声をかけられて、目的の広場の場所を教えてあげます。

一緒に広場まで行くと、近くの公衆電話が鳴り、整も話すことに。

犯罪がらみなのかと尋ねる整に、自分は「してんちょう」だと答える電話の相手。

してんちょうは、整にもう二か所案内してあげて欲しいと言い、整は小諸を目的の場所まで連れて行ってあげました。

小諸は犬を運ぶゲームだから、誰にも言わないでほしいと言いますが、整は当然怪しみます。

誘拐事件が起きているのかも?

そう考えて池本刑事に連絡するも、そのような事件は起きていないと言う。

整はかつて青砥刑事が関わった鍵山事件が気になっており、青砥と話したいと言いますが、青砥は珍しく定時で帰っていました。

別れた妻と暮らす娘の友香と久しぶりに会っていたのです!

回転寿司を食べて友香と別れた青砥のもとに電話が入ります。

「あんたの娘を誘拐した」

その電話の相手は「してんちょう」と名乗り、井口竜樹という子供を誘拐するように指示。

警察には知らせられない青砥は、これまで難事件を解決してきた久能整をやむなく頼ることにします。

整はすでに今日起きた誘拐事件を独自に調べていました。

小諸という男の顔に見覚えがあったのです。

それは8年前に起きた連続幼女殺害事件、通称「鍵山事件」の容疑者として浮上した小諸。

青砥は当時その事件を追って、小諸を逮捕したものの証拠が無く冤罪事件として問題になっていました。

その小諸が今誘拐事件に巻き込まれている。

その犯人と名乗るのは「してんちょう」という男。

青砥は自分の娘も誘拐されたことを明かし、整に協力を頼み二人は独自の捜査を始めることになります。

二人は井口竜樹の父親について調べ、子煩悩なシングルファザーで配達員の井口虎雄であることを突き止めました。

しかし、自宅に向かってみるも不在。

実はすでに「してんちょう」が竜樹が誘拐していたのです!

一方、青砥の娘・友香がコンビニ近くで連れ去られたことが分かり、ドライブレコーダーの映像にその犯人らしき人物が映っていました。

その映像を見た青砥は、鍵山事件で小諸が犯人だと証言した塩川夫妻であることに気づきます。

鍵山事件の関係者が、それぞれの子どもを誘拐させているのでは?と考え始める整と青砥。

そして、神奈川から発見された遺体の中に、鍵山事件と同じころに行方不明になった少年の遺体が有ったという情報が入ります。

少年の首にはタオルが巻かれていて、ブルーシートでくるまれていた。

これは鍵山事件の犯人と同じような手口。

しかしこの犯行は、小諸では不可能。

ここで青砥は、鍵山事件の真犯人は小諸ではないことを確信したのです。

当時の目撃者に今一度話を聞いてみると、犯人は天秤座のマークのペンダントをしていたと証言してくれました。

そのペンダントと同じものを身に着けている人物が、友香の周囲にいたことが分かります。

それは、スイミングスクールのイルカ先生こと蘇我実!

早速蘇我の家に向かっていると、鍵が開いているものの中には誰もいません。

そして部屋の中のベットに寝ている子供の姿が。

その子供は井口竜樹で、すでに息絶えていたのです。

その後犯人のしてんちょうは、整と青砥に竜樹を連れてキャンプ場に来るように指示します。

プレハブのコンテナがいくつか並んでおり、整たちは5番に入るように言われました。

部屋にはモニターがあり、そこには鍵山事件の関係者たちの姿が!

関係者5人は、それぞれ別のプレハブに入れられて、関係者たちの子どもたちを誘拐させられていたのです。

一人目は井口虎雄。当時小諸に娘を撮影されていた男。

二人目は鍵山事件をセンセーショナルに書き立てた記者の久我山実知。

三人目は鍵山事件の容疑者とされた小諸武史。

四人目は目撃者の塩川夫妻。

そして青砥と久能整。

井口は久我山の息子、久我山は小諸の娘、そして塩川夫妻が青砥の娘を誘拐。

青砥は井口の息子・竜樹を誘拐できないと思い、事前に誘拐していたもののすでに死んでいたのです。

そして「してんちょう」は8年前の鍵山事件の真犯人をあぶりだそうとします。

もしモニター越しで、それぞれが嘘をつけば子供は危険な目にあう。

5組は天秤でつながっていて、嘘をつくとその天秤が上がったり下がったりする。

それを聞いた整は、「してんちょう」の「してん」は天秤の支点を意味していたことに気づきます。

そしてこの5組の中の人たちの発言や、モニター越しの映像から、してんちょうがこの中にいると整はわかったのです。

その人物とは、竜樹の父・井口虎男でした。

鍵山事件の真犯人は、井口虎男!

井口は幼いころから影が薄い存在で、かわいい友達が声をかけられて男に連れていかれたのに自分は声をかけられなかったことをトラウマに感じていた。

以降、自分は軽い存在だと思い込み、選ばれなかった子供をかわいそうな存在だと感じるようになった。

高校生になり、川の近くで自分と似た男の子をかわいそうだと思い殺害。

そして8年前の鍵山事件、かわいい女の子に目を向けている小諸の姿を見て、見てもらえない方の女の子を哀れに思い殺害。

その後殺人を止めていた井口だったが、息子の竜樹が死に、かつて埋めた子供たちの遺体が発見されて潮時だと思い動き出した。

竜樹が死んだ理由は、イルカ先生こと蘇我実が卵の入ったクッキーを食べさせたから。

さらに驚くべきことに蘇我は、井口が幼いころに友達を連れ去って海外に売りさばいた男だったのです!

蘇我は井口によって既に殺され、近くの池の底に捨てられていました。

すべての真相が明らかになった時、井口はショベルカーを動かして青砥の娘・友香のいるコンテナを池に落としてしまいます。

しかし、そこに事件を嗅ぎつけた青砥の仲間である池本刑事と風呂光刑事がやってきて、救出されることに!

こうして8年前の鍵山事件と、誘拐事件は解決するのでした。

 

ドラマ【ミステリと言う勿れ】のネタバレあらすじ1話~最終回まで!

ドラマ【ミステリと言う勿れ】1話ネタバレあらすじ!

大学生の久能整(菅田将暉)は、朝から自宅アパートでカレーを作っていた。そこに、アパートの大家が大隣警察署の刑事、薮鑑造(遠藤憲一)と池本優人(尾上松也)を連れて現れる。昨夜10時の行動を薮に問われた整は1人でカレーを作っていたと答えた。すると、薮は付近の公園で寒河江健(藤枝喜輝)の遺体が発見されたことを整に伝え、警察署へ任意同行を求めた。

整は薮、そして青砥成昭(筒井道隆)の聴取を受ける。公園で殺害された寒河江は整と同じ高校の出身で同じ大学に通っていた。さらに、寒河江が殺害された時刻に整と争っているのを見た目撃者もいる。そのため、整は容疑者となっていたのだ。だが、薮たちの追求に整は淡々と無実を訴える。目撃情報もはっきりと自分だと言えるのかと理屈を並べて返して行く。
夜になると、整は明日も取調べに応じるという条件で解放された。刑事の風呂光聖子(伊藤沙莉)に預けていた携帯電話を返してもらいに行った整は、彼女がペットロスであることを知る。また、池本が間もなく父親になるという話も整の耳に入った。

翌日、整が警察署に行くと、薮から指紋を採るよう命じられた風呂光と池本が取調室にいる。整は風呂光のペットロスを言葉で癒し、池本にも間もなく出産を迎える妻への労りをアドバイスした。薮はそんな整が犯人に違いないと青砥に告げる。
取調べ三日目、整は署内での立ち位置に悩む風呂光に希望を与えた。そこに藪が来て、寒河江を殺害した果物ナイフが見つかり、整の指紋が検出されたと伝える。

引用元:公式サイト

とにかく喋る?!取り調べに動じない大学生

ある日、カレーを作る久能の元に警察と大家さんが来てアリバイを確認され「近所であった事件で話が聞きたい。被害者は大学の知り合いの寒河江くん」と任意動向を求められます。
警察の言い回しから殺人事件の疑いをかけられていると気づいた久能は「親しくないし」と断ろうとしますが、断りきれず警察署まで行きます。
中学でもクラスメイトであったことを聞かれた久能は「チャラチャラしてて嫌な奴だった」と話すと、警察側では目撃者が取調室にいる久能を見て「この人が犯人だ」と証言します。
取り調べをする藪と青砥、藪が「目撃者がいるんだ。君の頭、特徴的だろ?」と話すと、久能は「近くの公園って暗かったですよね。よくはっきり見えましたね?僕どんな服装でした、その人は何してたんですか?皆さんは目撃者のことを知ってるんですか?」と尋ねます。
久能の質問に「え・・・」と息を呑む藪に対し、青砥は「そんなわけないだろ。善意のある人だ」と伝えます。
「それなら僕と立場は一緒なのに、どうしてその人の言葉が本当で、僕が嘘だと言い切れるんですか?」と久能は話します。
落ち着いている久能に「よく落ち着いていられるな」と青砥が聞くと「僕は無実なので。警察はそこまで馬鹿じゃないと思ってますから」と久能は答えると、帰ろうとしますが藪に引き留められ、夜まで取り調べられ「明日も来てほしい」と言われるのでした。
夜になり帰ろうとした久能は風呂光の元に、預けていた携帯を取りにいくと、風呂光の退職願やペットが死んでしまい、遅刻したことで上司の男性に怒鳴られ、怯えている姿を目撃します。
その後、帰宅途中に、池本が同僚と話している内容でもうすぐ子供が生まれることを知ります。

刑事たちの悩みを言い当てる

翌日、デジタルで指紋の提出を求められた久能、薮の指示で風呂光が指紋を取ることになると、何度か失敗し辿々しく久能の指紋を採取します。
指紋を取り終えると久能は「ペット亡くなったんですね」と話すと、池本は「ちょっと目を離した隙に亡くなったって落ち込んでて、藪さんなんで「奥さんと娘の死に目にも会えなかったのに」と話します。
情報を聞いた久能は「それなら猫ですか?風呂光さんが好きだったんですね。猫の習性ってだけじゃなく、亡くなる姿を見せたくなかったんですよ」と同じように祖母が亡くなった時のことを話しながら久能は意見を伝えます。
「そんなわけない」と否定する池本に久能は「僕はあなたにだけは捕まりたくない」と話していると、藪が来て「いつまでやってんだ風呂光!ビクビクすんな!なめられるぞ、だから一係に女はいらないんだ!」と風呂光を怒鳴ります。
二人が出ていくと池本が取り調べをはじめ、池本の服をじっと見た久能は服にシワなどがあり乱れていることから「奥さんと何ヶ月ですか?喧嘩でもしました?」と尋ねます。喧嘩したことを言い当てられ驚く池本。
「確かに帰るの遅かったりしますけど、刑事ってそういうものだと思ってほしい」と池本が話すと「家事やってます?」と久能が聞くと「ゴミ捨てとかしてるし」と言われます。
「どこからですか?」と聞く久能に池本が戸惑っていると、「ゴミ捨てって、ゴミを集めるとこから始まって、分別できてなければして袋をまとめる。そこまでが面倒なんです」と久能が話します。
池本が圧倒されていると、藪がやってきて「授業に出たい」と話す久能に対し「残念だったな」と話すと、「いつまで続きますか?」と答える久能に「お前次第だ」と藪は言うのでした。

風呂光の本音

久能が帰り、「あいつはやってる」と断言する藪に、青砥は違和感を持ちます。一方、風呂光は携帯の画面に映るペットの写真を見て、久能の言葉を思い出します。
翌日も取り調べが続き、池本が取り調べをしていると「薮さんが呼んでる」と風呂光が呼びにきて、そのまま戻ろうとすると「取り調べしないんですか?」と久能は尋ねます。
「馬鹿にしてるんですか?女だからってなめないでください!」と答える風呂光に、久能は「風呂光さんがなめられないようにしないといけないのは刑事課のおじさんたちだと思います。それが存在意義ですよ」と伝えます。
「存在意義って何ですか?」と尋ねる風呂光に久能は「偏見の塊の意見ですけど、おじさんたちって徒党を組んで、不正をするんです。でもそこに女性が一人いるとやりにくいんです。
あなたはいわば監視位置なんですよ。馴染めないって悩んでるみたいですけど、そのままでいてください、別の生き物なんだから、違う生き物でいてください」と話します。

家宅捜索で絶体絶命

直後、藪がやってくると久能に果物ナイフについて尋ねると「しまったまま使ってない」と答える久能に、お前の指紋と寒河江の血液がついたナイフが何ブロックも先のゴミ捨て場から見つかったと報告に来ます。
「あそこにはうるさいおばさんが居てな。お前の指紋のついた袋に入ってた」と話す藪に「僕は馬鹿ですか。この場合、僕が使った場合と僕以外の人が手袋をして使った場合、2通りあってその結果は同じです。この違いをどう見極めるんですか?」と久能は話します。
怒った藪は久能に掴みかかり怒鳴ると「僕は記憶力がいいんです。もしこのまま起訴されたら、一言一句間違えずにこの状況を説明します」と話すと、藪は久能を突き放します。
そこへ青砥が家宅捜索の令状が出たと報告に来て、部屋を漁られるのが嫌な久能が嫌がると、慌てる久能に嬉しくなった藪は「なんだ、押し入れで大麻でも育ててんのか?ノートパソコンからやばいものでも出るのか?」と話すと、久能は引っ掛かりを覚えるのでした。

久能は残った青砥に藪の亡くなった家族について聞くと「三年前の夏、息子さんと奥さんがひき逃げで。藪さんは張り込み中でいけなくて、犯人は捕まってない。」と言われます。
美容院に行きたいと話す久能は帰ろうとして青砥に呼び止められると、青砥の顔を見て「僕思い出しました。あなた冤罪で槍玉に上がってましたよね。また冤罪作るんですか?」と話します。
「あれは間違ってない。犯人の嘘を見抜けなかった。どんな虚言でも真実は一つだ」と指を机に叩きつけながら話す青砥に、久能は否定すると「人は主観でしか見れない。神のような第三者がいないと、必ず意見が食い違う。
真実は人の数だけあるんです。でも事実は一つです。真実に惑わされるから冤罪がおきる」と青砥の指の癖を真似しながら話します。
久能の家宅捜索ではノートパソコンから寒河江に金を借りるための借用書見つかり、寒河江の自宅からも人にお金を貸した紙が見つかっていて、藪に「嫌いだったんだろ」と久能は責められます。
すると「明るくて人気者だったから嫌いだっただけで、お金も貸すって感じではなくて・・・。いつも高価なものを買ってもらってて、高三の時なんか・・・」と久能は話すと、何かに気づき黙り込んでしまいます。

人を殺すように思えない?

そのまま久能は泊まり込むことになり、青砥は久能の言葉からもう一度過去の東京都幼女連続誘拐事件について再調査していると、藪たちが戻ってきて「落ちますか?」と尋ねると藪が「物証だけでも起訴できるだろ」と言われます。
帰り道、池本は風呂光に久能に言われた通りにゴミ捨てを始めてみて「ゴミ袋無くなりそうだから買ってくるって言っただけで泣いて喜ばれた」と話すと「私にはあの人が人を殺すように思えない」と風呂光が答えると「俺もそう思うけど・・・」と池本は答えます。

翌日久能は風呂光に果物ナイフがなかったことを確認すると「家の鍵が第三者に開けられた形跡がないか調べてほしい。」とお願いをします。
結果は・・・なんの痕跡もなし!すると、落ち込む久能。その時風呂光が「鍵を落としたとしたら・・・」と話すと、久能は一年前に落としたことを思い出します。
「すぐに交番に行って見つかったからことなきを得たと思ってた」と話す久能に「寒河江を殺したいと思ってた人がたまたま拾ったなんて偶然あるわけない!」と池本は否定すると「そうです。そんな偶然なんかない。誰が拾ったのか調べてほしい」と久能はお願いするのでした。

衝撃の真犯人の正体とは?

風呂光が調べた結果・・・鍵を拾っていたのは、なんと藪!久能は取調べにきた藪に「僕思い出したことがあります。寒河江が高三の春に車の免許を取って、父親に車を買ってもらったことです。
でも、その夏休み明け寒河江は車を取り上げられたと話してた。それは3年前の夏です。なんの噂もなかったけど、きっとその時寒河江はひき逃げ事件を起こした。それが藪さんの家族だった。
僕が違和感を持ったのは最初に目撃者の知り合いか尋ねた時、藪さんが息を呑んだから知ってるんだと思った。ゴミ捨て場の時も、そこじゃなくあそこと言ったから、おばさんのことも知ってるんだと思った。
家宅捜索でも、ノートパソコンや押し入れが今時あるなんて知ってるのは一度入っていたからなんですね。
僕が落とした鍵を拾ったのは藪さんだった。それで合鍵を作り、僕の家に入ってナイフを盗み、復讐のために寒河江を殺したんですね。」と久能は話します。
すると笑う藪に「ほんとに笑うんですね。ドラマで、無実の人は怒り、真犯人は笑う。寒河江は犯行を認めましたか?」と久能は尋ねます。
すると、藪は青砥に「言うな!」と止められるものの「否定したよ。それどころか、あいつは「言いがかりつけたら、身内に消してもらえる。いくらでも金はやるから、いくら欲しい」と言われたから殺した。認めて謝れば逮捕したのに」と藪が答えます。
「ナイフまで用意したのに?」と尋ねる久能に「お前が鍵を落とさなきゃこんなこと考えなかった。寒河江を監視するため大学に行ったら、お前が会釈してた。その直後に鍵を落としたんだ。
どう使うかは決めてなかったがとりあえず型は取っといた。それで合鍵を作って、侵入しナイフを盗んで、借用書を仕込んで袋を盗んだ。そううまくいかないな」と答えます。

真犯人の本音は??

「楽しかったですか?復讐は?仕事に打ち込んでたから、息子さんの学校行事等にも全く出なかったんでしょう。
それでも、復讐には時間を割けたんですね。寒河江にたどり着くには膨大な努力と時間が必要だったはずです。
でも生きてる家族のためには時間を割けなかった。なくなった時も認めるのが怖かったんですね。
僕が子どもならこう思う。お父さん楽しそうだね。あんなに忙しいって、仕事に全てを投げ打って来たのに、お父さんが忙しいって言ってたのは僕らに会いたくないからで、僕らが死んだら忙しくないんだね」と久能が話します。
すると、怒った藪は久能に掴みかかると「お前も寒河江と同じだろ!家族も持ったこともない奴に何がわかる!」と怒鳴りつけると「確かにわかりません。薮さんの真実は薮さんにしかわからない。
確かに僕は子どもを持ったことはないけど、子どもだった時はあります。僕は今子供の立場で話してます。」と久能が答えると、藪は力が抜け久能から離れるのでした。

ひき逃げ事件の驚きの犯人

久能は「もう一つ思い出しました。夏休み明けに寒河江が言っていたことですが「部活の先輩に貸してばっかで、全然運転はしてなかった」って。
ほんとに寒河江が運転してたんでしょうか?お金を貸した紙になんて書かれてました?」と話すと、青砥は「イニシャルと金額だけ」と答えます。
久能は「だったら、脅し取られてたのかも知れない。僕は寒河江の真実は知らない」と答えると、藪は呆気に取られます。
そこに風呂光がやってきて「久能さんに頼まれて調べたら、寒河江さんの先輩と呼ばれた人たちを当たったら、一人見つかりました!3年前の夏、藪さんの家族をひき逃げした人です。私と一緒にこの署に来てます!」と話します。
「あなたも普段ならここまで調べてたでしょう」と久能が話すと「遅くに生まれた子だったから、爺さんが学校に行けば恥ずかしいと思った」と藪が話すと「本人にちゃんと伝えないとわからない」と久能は話します。
青砥に連れて行かれる藪に久能は「藪さん蠍座ですか?ネクタイピンがトパーズだ。ネクタイはいつもえんじ色で奥さんのプレゼントですか?腹巻きなどもしてる。奥さんはいつもあなたの健康を祈ってた。
あなたはそれをしましたか?奥さんの好きな花やお子さんの好きな食べ物を備えてあげてください。そもそも知ってますか?復讐よりそのことに時間を使ってください。
今でも遅くないです。家中に溢れているはずです。トパーズには「探し始める」の語源があるそうです」と言うのでした。

その後解放された久能は、見送る池本と青砥・風呂光にものすごい勢いで苦情を伝えると「この件握りつぶさないでください」と話します。
「お前に言われた通り過去の事件をもう一度洗い直すことにした」と青砥が伝えると、久能は風呂光にお礼を伝え「僕が何か事件を起こしたら、風呂光さんに捕まえてもらいます」と伝え帰ります。
後ろ姿を見ながら青砥は「あいつは自分の父親への恨みを話しているようだったな」と言います。その後、風呂光は退職願を捨てます。

バスがジャック事件の始まり!

1ヶ月後、山林に向かう青砥、見つかった遺体を見て「これで四体目か」と呟きます。
久能はカレーを作っていると、池本が訪ねてきて「聞きたいことがある」と無理矢理部屋に上がり込まれます。
池本に「奥さんに八つ当たりされる。子ども産むとかわるんだな。俺も育児手伝ってるのに」と文句を言われ、何かいいって欲しいとお願いされると、久能は行きたい場所に行く時間が迫っていたため、池本のお願いに答えることにします。
久能は「メジャーリーガーの人たちって子どもの成長に関わりたくて、大切な日には休むんです。権利だと思ってるから。でも日本の解説者とかは、奥さんが怖いんだねって言うんです。彼らは義務だと思ってるから気持ちがわからないんです。権利と義務には大きな差があるんです」と話します。
すると、風呂光が池本を呼びに来て「四体目の遺体が発見された」と聞くと、二人は目を合わせ久能に「意見を聞きたい」と話します。
「ただの学生ですよ」と答える久能に、池本は「興味が湧いたら連絡して。連絡先も教えてよ」と尋ねると、池本は連絡先を渡し、久能も電話番号を教えます。
印象派展に行くためバスの時間に間に合うよう慌てて走って乗り込んだ久能。しかし、風呂光が道で久能が落としたチケットを拾い、池本から連絡先を受け取って久能を追いかけます。
バス停まで着いた風呂光は、久能が乗りたいと話していたバスの時間ちょうどでしたが、久能はおらず、一本前のバスで向かったと判断し、久能にチケットが落ちていたことと、渡すために入り口で待っていてほしいと連絡します。
チケットを落としたことに気づき久能が落ち込んでいると、乗客がいつもと違う道であることに気づき、久能が運転手に話に行こうとすると、乗客の一人にナイフを向けられます。
携帯なども回収され、久能はバスジャックに遭ってしまうと「3時に終わりますか」と話「終わるわけねえ!」と怒られると「せめて3時半に」と言うのでした。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】2話ネタバレあらすじ!

美術館に行くため久能整(菅田将暉)が乗った路線バスがジャックされた。乗客に名前を尋ねる犯人に、整は逆にバスジャックの目的と名前を聞く。すると犯人は犬堂オトヤ(阿部亮平)と名乗るが、目的はそのうちわかると教えなかった。
その頃、大隣警察署には連続殺人事件の捜査本部が立っていた。朝には新たに4体目の遺体が発見されている。被害者に共通点はなく、容疑者の目星すらつかない状態だ。青砥成昭(筒井道隆)や池本優人(尾上松也)らが忙しく動く中、風呂光聖子(伊藤沙莉)は捜査に加わらせてもらえない。そんな時、風呂光は後輩警官からバスジャックの通報があったと報された。だが、付近の路線バスや観光バスは問題なく運行している。風呂光は青砥たちに話すが、ただのイタズラだと一蹴されてしまった。
整の乗ったバスは公園に停まり、オトヤは乗客たちを1人づつトイレに行かせる。真っ先にトイレに向かわされた整は外部に連絡する方法を考える。出がけ前に池本から連絡先を知らされていた整はメモ用紙に現状を書いて、犯人に見つからなさそうな場所に置いた。
再びバスが走り出すと、整がオトヤを理詰めにして怒らせてしまう。逆上したオトヤはナイフで切りかかるが、乗客の熊田翔(永山瑛太)が整をかばった。さらに、乗客の坂本正雄(久保田悠来)がオトヤを殴り倒す。乗客たちは安堵するが、坂本は落ちたナイフを乗客たちに向け…。その後、バスは犯人の指示で、ある屋敷にたどり着く。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/mystery/story/story02.html

バスに乗ると、バスジャック!?

風呂光はチケットを久能に届けるため美術館に行きますが、連絡が取れず渡せないまま、諦めてお菓子を買いに行きます。
警視庁では生き埋めの連続殺人事件の捜査報告が行われており、被害者に共通点は一切見つけられません。
その後、風呂光がお菓子を買って警察署戻ると、行ったお菓子屋が被害者の勤め先でしたが知らずに聞き込みができおらず、捜査に参加できるよう青砥にお願いをしますが、受け入れてもらえません。
久能は美術館に行くために乗ったバスがバスジャックされ、外部と連絡が取れず、犯人の指示により窓を布で覆い、外の状況を知ることができない状態となります。
自己紹介と職業を乗客に尋ね出す犯人のオトヤ。

乗客はコンビニバイトの淡路一平(森永悠希)・工場事務員の露木リラ(ヒコロヒー)・主婦の柏めぐみ(佐津川愛美)・職探し中の坂本正雄・証券会社を定年退職後ボランティアに参加する奈良崎幸仁(金田朋夫)・研究員の熊田翔。

久能は自分の自己紹介をすると犯人にも同じ質問をし、目的を尋ねると名前だけ言われます。

整は、バスジャック犯にもいつも通り?

その頃警察では風呂光にバスジャックの通報依頼が友人から来たと情報が入り、バスについて一通り調べますが何もわからないまま、風呂光は青砥にそのことを話すと連続殺人の事件についての情報を整理するよう言われます。
トイレ休憩のためバスが止まると「逃げた奴がいたら、残り全員を殺す。逃げた奴のせいでみんなが死ぬ」と脅すオトヤに「それは違う、そんなことになってもあなたのせいです。ここで起こること全てあなたのせいです」と久能は言います。
「逃げるきか!」と怒るオトヤに久能は「どうせ印象派展には行けない」と口々文句を言うと、先に外に出ることになり、池本の連絡先の紙に現状を書き残し、紙を見つけられそうで目立たない場所に隠しバスに戻ります。
風呂光は会議室の整理をしていると、青砥が来て「どうして現場に連れて行ってもらえないと思う?」と尋ねられ「女だからですか?」と答えると、ため息をつかれ立ち去られてしまいます。
その頃、休憩所では久能の書き残した紙は破り捨てられ、バスでは「整くん面白いね」と久能は翔に話しかけられ「その髪いいですね」と的はずれの返しをするのでした。

バスジャック犯に共犯者!?

オトヤの指示で急発進したバスは自転車にぶつかりそうになると、急ハンドルを切ったためバスが揺れ、運転手を殺そうとしたオトヤをめぐみが止めると「殺しちゃいけない理由を教えろ」と言われます。
それぞれが「法律に決まってる」と口々に自分の意見を述べますが、久能は「殺しちゃいけないわけじゃない。ただ罰則があるだけで、秩序を守るための便宜上のこと。あなたも人を殺したければ戦争のある場所に行けばいい。
すぐ殺されるけど。ただ、あなただけが殺す側にいたいと思うなら、それは優位に立ちたい劣等感の裏返しで、それはもう次元の違う話です。」とオトヤがイラついた時に見せる、ものを叩く癖を真似して話します。
すると、怒ったオトヤに久能は刺されそうになると、翔の助けがあり助けられ、暴れるオトヤを制圧した坂本。
一同は、犯人を制圧できた!!と喜びますが・・・坂本は共犯者であることがわかり驚きます。

坂本は久能に「さっきの話は面白かったが、棒高跳びをしたがるのが、殺人鬼だ」と言います。
その頃警察署では、一人残る風呂光が事件の捜査報告書を読み、独自で聞き込み捜査に出かけます。
バスではお礼を伝える久能が翔に、腕時計が右にあることから「左利きですか?」と尋ねると、図星で驚く翔は「犯人がどこで怒るか図ってたんだね。俺たちにてるかも」と言われます。

バスが大豪邸に到着!?バスジャック犯は連続殺人事件の犯人?

そんな中、バスは大きな犬が数十匹いる犬堂家に到着。

屋敷の大きさに驚く一同、とある部屋に案内されると、書かれた風景画に目を奪われる久能、しかし、バスの乗客一同は大きく飾られた女性の絵に驚いた表情を見せます。
絵のサインのガロについて久能が尋ねると、坂本が「俺だ、俺の本名は犬堂ガロ。オトヤと兄弟だ」と話します。

食事やトイレなどが用意された部屋でしたが、一同はなんとか逃げ出そうとしますが、窓には格子がはめられ逃げる場所もなく、慌てるめぐみがお菓子をこぼしてしまい、運転手・煙草森と片付けます。
何かを探す煙草森に翔はゴミ箱の場所を教えますが、煙草森は「はい」と返事をするだけ、その後もゴソゴソとする煙草森。
その時リラが「私本当はジャーナリストで、聞いてほしいことがある」と話すと、連続生き埋めの殺人事件が起きていて、犯人がオトヤたちで一人ずつ殺そうとしているのでは?と話します。
その頃警察では、風呂光が聞き込み情報から被害者の唯一の共通点「同じバス経路を使用している」を見つけ、池本に説明します。
最初に被害者だけ情報をつかめないことを話すと、池本は「久能にも連絡が取れない」と話すと、風呂光はバスの運行間隔がおかしいため、久能が乗ったバスがバスジャックされているのでは?と推測を立てますが、バスの異変がなかったため「違うだろ」と池本が言います。
しかし、風呂光はバスに関する通報を調べていると、非接触の自転車との交通事故が起きていることを知り、事件現場まで通報の警察署と向かいます。
近くのトイレ付近を隈無く捜索すると、風呂光は小さな破られた紙を見つけ「池本」と読み取れた字から、久能が池本から受け取った紙だと解ります。
バスについて調べると廃車になったバスが一台走らされており、見失った位置から先にあるのは、連続殺人事件の最初の被害者「犬堂愛珠」の家犬堂家に繋がると調べた風呂光は、青砥と池本に報告し「連続殺人被害者の共通点が全て繋がった」と話します。

バスの中に犯人がいる?

その頃犬堂家では煙草森の挙動を観察する久能、そこにオトヤたちがやってくると、「3ヶ月前にいなくなった俺の妹愛珠を探偵を使って調べた」と話し始めます。
調査によると、運転手の情報で愛珠は今回乗っていたバスの乗客たちと一緒にいなくなっており、死体で発見されたことから一同の中に犯人がいるとオトヤたちは推測していました。
情報提供をしたのは煙草森で、オトヤたちに協力してバスを走らせて、乗客を集めたのでした。
すると久能は「僕は・・・?」と話すとオトヤが「お前が突然乗り込むから!」と怒ります。
「犯人が特定できるまで解放できない。わからなければ皆殺し」と話すガロ、「僕関係ないのに」と久能は呟きます。

久能が皆の心を癒す?いじめ対策の新しい考え方!

誰も名乗り出ないでいると、ガロがそれぞれに「これまで犯した最も思い罪について話せ」と言います。
最初に話したのは翔。罪は、子供の頃喧嘩した友人に「お前なんか死んじゃえ」と伝えると、相手が本当に死んだこと。翔は石のブレスレットを撫でながら話し、久能は石が気になります。
次は淡路。罪は、万引きを繰り返した駄菓子屋が潰れたこと。理由は、いじめで逃げられなかったから。
「逃げたかったのに」と話す淡路に、久能は「どうしていじめられる側が逃げなきゃいないんでしょう。欧米の一部ではいじめている側がおかしいと思うんです。
いじめなきゃいられないほど病んでる。だから隔離して、治療するんです。でも、日本は逆で、いじられる側を逃す。でも、被害者側が逃げると損ばかりする。病んでたりして、恥ずかしくて問題があるのは加害者なのに。
例えば歩いてて急に殴られたら、通報するでしょ?その感覚で、あいつ病んでるから、カウンセリング受けさせようって、すぐに言えるように、みんながそう思えるようになればいいと思う」と話します。

真面目な人は馬鹿じゃない

次はリラ。罪は、消防車見たさに子供の頃嘘の通報で、別の場所で起きた火事が消火できなかったこと。
ガロの調査でジャーナリストが嘘だとバレたリラは「いつも時間通りコツコツする作業は、馬鹿みたいで、嘘くらい吐かせて。大陸をヒッチハイクで楽しそうに横断する元彼にも馬鹿にされて」と話します。
久能は「その人は飛行機とかを利用したなら、その飛行機とかを飛ばしたり、大陸を横断するために必要なのは、毎日コツコツ時間通りに仕事する人のおかげでできてる。
それの何が悲しいですか?その元彼が山奥で自給自足でもしてない限り、話を聞く必要はない」と言い張ります。
警察署では久能の無事を祈る風呂光、池本と青砥は久能のいる現場に向かおうとすると、青砥はデスクに座る風呂光に「何してる、早く行くぞ!」と声をかけます。
その頃、犬堂家では犬が吠え始め慌てて出て行ったガロたちは部屋の鍵を閉め忘れ、一同が逃げようとすると、めぐみが声をあげ犯人にバレてしまいます

この中に連続殺人犯がいる!

めぐみがそんなことをしたのは、被害者として注目され家族に心配して欲しかったから。旦那の実家とうまく関係を気づけないめぐみ。
子供ができないため、離婚して出ていけと言われているめぐみの罪は、子供をおろしたこと。
結婚前の旦那との子で、義母に言われ仕方なくおろしたものの、その後は妊娠がしにくくなり、体外受精でないと可能性が低い。しかし、旦那の実家には「神の領域だ、不自然なことはするな」と言われていたのでした。
「そんなにダメなことですか?」と話すめぐみに、久能は「人は自然の生き物だから、人のすることは全て自然の範疇だと思う。人は一から蜂蜜を作れない、植物や動物の行う神のような生態の仕組みでできてる。
それなら人が作り出す仕組みもまた、自然の範疇だと思う。だからあなたも、できることでしたいことがあるならすればいいと思う。
ただ、苦しいことを薄めるため、より悪いことを望むのはいけない。その結果がどうなるのか僕は知ってる」と話します。
すると翔も「怒り方がわからない人は、何が正しいかもわからない。って誰かが言ってた。だから僕は怒ろうと思います。どうぞ、あなたも」と声をかけます。
久能の言葉に癒されていく一同、そんな少し穏やかな空気の中、警察の特別機動隊が突入してきます。
青砥の掛け声、久能が風呂光に「メモが届いてよかった」と話すと、破り捨てられていたことを聞きます。
警察関係者か?と疑うガロたちや翔に、青砥が否定するとガロは「僕たちの目的は知ってるでしょ?」と話し、久能が「この中に連続殺人犯がいます」と話します。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】3話ネタバレあらすじ!連続殺人事件の犯人がついに判明!

久能整(菅田将暉)たちが監禁された犬堂邸に、いち早く気づいた風呂光聖子(伊藤沙莉)と青砥成昭(筒井道隆)、池本優人(尾上松也)たち大隣警察署・強行犯一係が急ぐ。その頃、邸内では犯人に促された乗客たちによる“これまでに自分が犯した一番重い罪”の告白が続いていた。露木リラ(ヒコロヒー)、柏めぐみ(佐津川愛美)、淡路一平(森永悠希)の次に話したのは、奈良崎幸仁(金田明夫)。部下に自殺された奈良崎は、遺族から自分のせいだと突きつけられて悩んでいる。話を聞いた整はリラたち同様、言葉で奈良崎の心を癒してゆく。
奈良崎の話が終わると、犬堂ガロ(久保田悠来)、オトヤ(阿部亮平)犯人兄弟ではなく、乗客の1人、熊田翔(永山瑛太)が運転手の煙草森誠(森下能幸)にも告白するよう指名した。驚く煙草森だが、幼い頃、親が飼っていた金魚をうっかり死なせてしまい思わず隠してしまったと話す。そんな時に、SATを先頭にした風呂光たちが飛び込んで来た。
警官隊の突入に、犯人は抵抗するものと思われたが、ガロとオトヤは素直にバスジャックを認めた。警察は連続殺人事件の最初の被害者の遺族だと分かったからここに来たのだろうとガロが告げると、整はこの中に連続殺人犯がいると後に続いた。整は今まで観察して来た乗客たちの行動から、連続殺人事件の犯人が誰なのかの特定を始める。しかしその前に、整はバスジャック犯の犬堂兄弟について話し出した。ガロは家に飾られた絵を自分が描いたと言ったが、整は彼が本物のガロではないと言い出した。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/mystery/story/story03.html

熊田翔の正体がガロ!?

久能達が犬堂邸で自分の罪を告白していく中、青砥達は犬堂邸に向かいつつ久能がバスジャックにあってしまった経緯と、現在の行き先の確認をしていきます。
その頃犬堂邸では奈良崎が、自分の罪は部下を自殺させて遺族に責められていること。「家族にも出て行かれたし、気持ちを察しろなんて無理な話だ!」と貧乏ゆすりをしながら話します。
すると久能は奈良崎の真似をし「仕事ではその能力必要ないんですか?」と尋ねると「必要だろ!顧客のニーズに応え、上司の機嫌を伺う必要がある」と答える奈良崎に「能力持ってるじゃないですか?どうしてそれを家族や部下に向けないんですか?あなたはできるのに」と伝えると、奈良崎は部下の墓参りと家族に会いにいくことを決めます。
次に煙草森の罪は、幼い頃金魚を触って殺してしまい、両親に怒られることを避けるため地面に埋めたこと。
煙草森が罪を告白すると、警察が突入してきて罪を告白するガロたち「この中に連続殺人犯がいる」と久能が言います。
久能は熊田を見ると「日本のドラマで刑事が犯人に背を向けたりするけど、そんなことしたら危険なんです。でも、バスでオトヤさんがガロさんに背を向けた時があって、やっぱり仲間で、ここにきてガロさんが唯一背を向けた人がいる」と言います。
ガロが書いたと話した絵が、素人の描いた絵で左利きの特徴があったため、右利きのガロは本物のガロでないと言う久能。
では、一体本物のガロは・・・熊田翔。

自分がガロだと認めた翔は、今までガロと名乗っていたのはハヤトで、ハヤトとオトヤがいとこで、愛珠が妹でメモを破ったと白状します。
これまでのオトヤやハヤトの言動や行動はガロの考えたテストで、それぞれの乗客の反応を見て犯人を炙り出そうと考えていたのでした。
ガロは「復讐するつもりはない。どのみち警察に通報しようとしてた」と話すと、犯人として淡路を指します。
しかし、ガロの問い詰めに淡路は慌てると「ごめんなさい!僕は財布を奪っただけ」と話します、愛珠が亡くなった日、バスで気を失った愛珠のバックから財布を盗んでいて、窃盗の癖があるためバイトを首になっていたのでした。
すると、他の乗客も「なんとなく気づいたいたけど知らないふりをしてしまった。全く気づかなかった」とそれぞれ謝ります。

連続生き埋め殺人犯の正体判明!

「誰かが嘘をついてる」と話すハヤトとオトヤに久能は「嘘なんてついてない。煙草森さん、床に落とした食べ物ゴミ箱に捨てないで、絨毯の下に隠しましたね。」と話します。
「片付けました」と話す煙草森、久能は他にも同じように行動する煙草森を見ていて「子供はよくします。目に見えないとO Kになる。あなたは殺害したのではなく、片付けたんですね?」と話します。
煙草森は、いつもはよく確認するものの愛珠のいた日だけは確認し忘れ、急ブレーキで愛珠が気を失ったと思い、怒られるのが怖くて愛珠を埋めたことを告白します。
「見えなくなればO K」と話す煙草森は、愛珠を埋めた後、生き返って腕が出てきて抑えた時の、その振動の感覚が気持ち良くて何度も繰り返していました。
煙草森の告白を聞いて久能はガロに「わかってたんだよね」と話すと、ガロは煙草森が「生き埋めにされた」と発言したことに違和感を持ち、犯人と確信していたのでした。
また、久能も連続殺人の情報を話す煙草森を驚くように見ていたガロの姿を見て、犯人だと確信していました。
ガロが淡路を責めたのは、何か隠していたことを白状させたかったから。
煙草森が連行され、ガロたちも捕まりそうになると、乗客たちは「何もされてない。バスハイクをしてただけ」と話し、ガロは黙って愛珠の写真を一人眺めていました。

ガロが犯人を拉致して逃走!?

ガロと二人になった久能は「ガロ君は乗客に混じって、他の人を守ってたんだね」と話すと「なんで、運転手を疑わなかったんだろ」と落ち込むガロに「制服の人は盲点になりやすい」と久能は伝え、ガロのブレスレットの石が「許しを願う石」だと話します。
「どうしてバスなんか」と話すガロに「仲良かったんだ」と話すと「両親に甘やかされて、嫌なやつだった。でも、愛してた」とガロが答えると、久能はガロが「死んじゃえ」と言った相手が愛珠だとわかります。
人の癖を真似することを指摘したガロは「小さな子が大人の気をひく為にするんだけど、小さな整君は、誰の気を引きたかったんだろうね」と久能に伝えます。
印象派展が次は大阪であることを教えて立ち去ろうとするガロに、どんな感じを書くのか聞く久能、ガロの漢字は「我路」。
後日、カレーを作る久能の元に、ガロから冷凍便が届くと、中身は・・・ガロの腕時計とブレスレットのついた手。
怯えて体を丸める久能、しかしなんとか警察に持っていくと、青砥に移送中の煙草森が攫われて、右腕は煙草森のものだった。精神鑑定に持ち込まれそうになって一線を超えた、あの3人は姿を消したと話を聞き「連絡があったら知らせろ」と言われます。
警察からの帰り道、久能はガロが一度も自分をうざいと言わなかったため「もっと話がしたいから、春になったら、こっそりうちに来て」と呟きます。
後日、久能はガロの直毛に憧れヘアーアイロンを買って直毛にしてみますが、途中で「どんな髪型でも変わらない」と気づくと、返品することにします。
一方警察では、ガロの行方を気にする風呂光に、青砥が「初手柄はどうだ?」と尋ねると「事件が解決すれば、犯人が捕まって解決すると思ったけど、違って。怖くなった」と話します。
ガロは証拠が足りず指名手配もできない状況で、ガロたちは船で海の上を漂っていました。
海を見つめるガロに、ハヤトが後悔しているのか尋ねると「心残りがあって、不起訴になったら整君の家に遊びに行く約束をしたから。僕たちちょっと似てると思う、だから気になるのかな。また会いたい」と話します。

漂流郵便局にある愛珠の葉書の「ジュート」とは?

そんなガロの元に叔母から、差出人不明の手紙が入っていたと連絡が来て、送られてきた画像を見ると「香川県の島にある漂流郵便局に愛珠の葉書が残っている」との内容でした。
「愛珠がバスに乗った理由を探りたい」と香川まで行こうとするガロに、ハヤトはガロの思いを受け止め、一行は香川に向かいます。
漂流郵便局にたどり着いた3人は、愛珠のハガキを探し、ガロは他の人の手紙を読みつつ「愛珠が天国でも手紙を読んでくれるかな?」と考えていると、ハヤトが愛珠のものを見つけます。
内容は、「もうすぐ亡くなる私へ」と題した、親から甘やかされ自立できなかったことで不自由を感じ苦しかったこと、持病の薬を飲まずゆっくり死にたい、できなければジュートに頼もうと書かれており、まるで遺書のようでした。
そもそも愛珠の行方不明に気づいたのは、持病の病院に行っていなかったため、家には飲んでいない薬が残されていた。
内容から自殺したがってたと考えるハヤトに「それはない。体を弱く産んだ両親を恨んで、俺に面倒を見るように言った」とガロは伝えます。
そして、ジュートに殺してらうためにいつもは乗らないバスに乗ったこと推測した3人はジュートを探すことにします。
ガロたちが「全てが終わった」と思ったのは間違いで、ハガキをきっかけに思いがけない真実に辿り着くことに、そして久能は印象派展の大阪行きのチケットを買い、そこからしばらく経って二人は再会します。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】4話ネタバレあらすじ!爆弾犯との遭遇

久能整(菅田将暉)がカレー作りを楽しんでいると、スマホに風呂光聖子(伊藤沙莉)から着信が。イヤな予感を覚えながらも応答した整に、風呂光は案の定、事件の謎解明を手助けしてほしいという。

それは、闇サイトにアップされた爆破予告場所の特定だった。

予告にはアルファベットの暗号文が付記されており、幸い予告に書かれていたビルが特定されたため、爆弾が発見されて未遂に終わる。だが翌日、再度予告があり、今度は大隣署管内に仕掛けられたため、池本優人(尾上松也)が整に協力を求めようと風呂光を向かわせたのだ。

風呂光の迎えで、整はまたしても取調室へ。民間人へ捜査協力を依頼したことを青砥成昭(筒井道隆)たちに知られるわけにはいかないからだ。

整は、前日の暗号文はミステリー作品のタイトル名で、作家の名前が爆弾を仕掛けた場所ではないかと解く。

そんな時、2つ目の爆弾が発見されたと知らせが入る。そこも作家名にまつわる場所で、暗号は作品名になっていた。整は風呂光に暗号解読力を褒められるが、何かが引っかかっていた。

次の日、3度目の予告がアップされた。整から意見を聞いていたことを青砥に知られた風呂光は、自分で暗号解読を始める。

そんなことを知らない整は、雨の中を食事に出かける。すると、見知らぬ男・三船三千夫(柄本佑)に声をかけられた。しばらく会話を交わした整は、三船が記憶を失っていることに気づく。

風呂光は自力で暗号を解読したが、該当する場所で爆弾が発見されない。

その頃、整は三船の求めに応じて会話を続けていた。すると、三船が爆弾を仕掛けたかもしれないと言いだす。しかし、三船はどこに仕掛けたのかを覚えていない。整が風呂光に連絡すると、犯人をその場に留めておいて欲しいと頼まれてしまった。仕方なく整は、三船から爆弾を仕掛けた場所を聞き出そうとする。

整と話すうちに、三船は幼い頃の話を始めた。小学校4年生の時の担任が自分に目をかけてくれたが、それが原因で担任は他校に飛ばされてしまったと言う。続けて三船は、自分の母親が父親と別れて家を出て行ったことを思い出した。

そこまで話した時、整は三船の言葉に異変を感じる。どうやら記憶を取り戻したようだ。そして、ここまでの三船の話や仕草から、爆弾を仕掛けた場所を特定した整は風呂光に連絡する。

三船が爆弾を仕掛けたのは、彼が通っていた小学校だった。さらに、風呂光に暗号を送ってもらった整は、爆弾は三船が担任から歌を教えてもらっていた音楽室に仕掛けられていると教える。爆弾は間一髪で、その役目を果たすことはなかった。

三船は、警察に捕まり連れていかれる寸前、整と初めて名乗りあう。そこで三船は、担任の先生が実の母親だったことを明かす。

すると、整は小学校に爆弾を仕掛けたのは、爆破を止めてほしかったのではないかと問いかける。母親との楽しい記憶がある場所を壊したかった、でも、大切に守ってもいたかった。本当は母親が大好きだったのだろうと、整は三船に告げた。

すべてが終わり帰途につこうとした整は、土手下で鳴っている携帯電話の音に気づく。自動車にはねられ、携帯電話を持っていなかった三船が落としたものではないかと思った整が拾いに行こうとした時、風呂光に声をかけられた。振り向いた整は、誤って土手から落下してしまい…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-482801/

原作にも登場する記憶喪失の爆弾犯のエピソードでした。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】5話ネタバレあらすじ!元刑事の過去の事件とライカ登場!

爆弾魔事件で頭を打った久能整(菅田将暉)。外傷もなく、整もなんともないのだが、念のため大隣総合病院で検査入院をすることになってしまった。

事情を知った池本優人(尾上松也)は青砥成昭(筒井道隆)に対し、整は警察に協力したためなので入院費ぐらいこちらで持っても良いのではないかと進言。青砥が許可すると、風呂光聖子(伊藤沙莉)が手続のため病院に向かう。

 

売店で買い物をした整が病室に戻ると宛名と依頼主が自分の名前という小荷物が届いていた。

身に覚えのない箱を開けると、中にはドライフラワーと手紙が入っている。手紙の文章から整は犬堂我路(永山瑛太)からのものだと気づき、また良からぬものが入っているのではと警戒しながら箱を改めると何かが落ちた。

整が落ちたものを探していると風呂光が来た。しかし、整が拾い上げた指輪と手紙に書かれた「会いたいな」というメッセージに風呂光は動揺し、手続の用紙に整のサインをもらうとすぐに帰ってしまう。

その夜、整が寝ようとすると隣のベッドの老人から声をかけられる。老人は牛田悟郎(小日向文世)と名乗り、定年退職した刑事だと言う。

そして、牛田は相棒の刑事、霜鳥信次(相島一之)と担当した事件を話し出した。牛田は事件の解決までは話さず、整に問題として謎を解かせる。嫌々ながらも整は2問目までを見事に正解した。

3問目は、22年前に売春する女性が次々に殺害された未解決事件に関するもの。当時、容疑者は羽喰玄斗(千原ジュニア)と特定されるが逮捕には至らなかった。

そんな時、羽喰に狙われているという女性から保護を求める連絡が警察に入る。牛田は霜鳥と女性に指定された場所へ向かったが、一度家に着替えに戻った牛田は、約束の時間に10分遅れて女性宅に到着。すでに部屋に人影はなく、外から霜鳥の悲鳴が聞こえてきた。

慌てて牛田が声のするほうへ行くと、すでに女性は絶命し、霜鳥も数ヵ所ナイフで刺されていた。そして、以来、羽喰の姿は消え、重傷を負った霜鳥は警察を辞めたと牛田は話す。

整は一つのケースとして、霜鳥が犯人だったのではないかと提示。それまでの事件は羽喰だったが、最後は霜鳥ではなかったのでは?と言うのだ。

牛田は否定するが、突きつけられた犯人説に驚くことはなかった。なぜなら、その後発見された羽喰の車から、霜鳥のボールペンを拾っていたからだ。証拠提出せずに咄嗟に隠した牛田が霜鳥を調べると、最後に殺された女性と関係があることも分かった。妻の実家の警備会社に天下った霜鳥は、問題を起こせなかったのだろうと牛田は語る。

自分はもうすぐ死ぬと言う牛田は、証拠のボールペンと捜査メモをどうするか悩んでいた。実は決めていたのだが、霜鳥が見舞いに来て考えが変わったのだそう。入院費を持つと言う霜鳥の申し出を牛田は断っていた。そして、昔と変わらず優しいやつだった、とつぶやく。

どう考えが変わったのかと尋ねる整に、牛田は読んでいた「自省録」を渡した。

翌朝、看護師に起こされた整だが、隣のベッドには誰もいない。看護師に聞くと、牛田は昨日の朝に亡くなったと言うではないか。では、整が話していたのは…。

そこに、1人の男が入ってくる。整は牛田から聞いた霜鳥の怪我から、すぐに本人だと気づいた。そして、牛田が亡くなって悲しいか?ほっとしたか?と、問いかける。

直後に警官が来た。牛田からボールペンとメモが送られ、霜鳥が持つ別荘の花壇から羽喰のDNAを持つ人骨が発見されたのだ。なぜ今になってと悔しがる霜鳥。

すると整は、霜鳥が見舞いに来た時、入院費のを持つと言ったらしいが、牛田はそういう申し出をされるのが嫌な人間だったのではないかと言う。牛田がそういうことを嫌がる人間だということを、霜鳥が忘れてしまっていたことが悲しかったのだろうと話した。

霜鳥が警察に連れて行かれ、牛田がいたベッドには「自省録」が残されていた。整は、栞が挟まれたページの一節を読み上げ、牛田へ思いを馳せる。

整が入院患者向けに書かれた病院の掲示板を見ていると風呂光が来た。

昨日の贈り物の相手を探る風呂光に、整は我路だとバレたのではないかと気が気ではない。差出人も不明なので誰かのイタズラだろうと言う整は、掲示板の誤字に気づいた。それも数ヵ所ある。風呂光と正確な文字に変えていくと、「温室、三時、招待」とつながった。

整と風呂光は、院内にある温室に行くが誰もいない。だが、地面に数字が書かれている。数字は牛田が遺した「自省録」のページや行に対応していた。

再び整と風呂光が読み解くと「夜、三時、戻って来るがよい」とある。我路の仕業ではないかと疑う整は、風呂光にただのイタズラだと言い張るが…。

整は、午前三時に温室へ向かう。

静まり返った温室に何者かが現れた。女性だ。整のことが気になり、見に来ていた風呂光は、整の前に現れた相手が女性だと知ると帰っていった。

整に対し、女性は早口に数字を捲し立てる。「自省録」で確認すると、「お疲れ、君はその目的を達した」となった。わけのわからない整に、女性はライカ(門脇麦)と名乗り、再び数字を捲し立てて去って行く。

意味は「明日、昼三時、この場所で」だった。

 

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-488558/

爆弾犯の事件の後、入院することになった整。整へのガロからのプレゼントを病院で見た風呂光が整に恋人がいる!?と勘違いして、整が好きな設定!?原作にあったっけ??という展開から、病室の隣の元刑事から話しかけられたことがきっかけで、ある事件の謎を解いてしまう整。

元刑事は、過去のある連続殺人事件の犯人が後輩の刑事だということをわかっていたのに、ずっと黙っていたのですが・・・死を前にその事実を明らかにすることに。

そんな元刑事が整にクイズ形式で事件の顛末を答えさせようとして・・・見事当ててしまう整(^^;

しかし、その後、元刑事は整が会話したときには既に亡くなっていたことを知ります。幽霊と話していた!?というゾゾゾとするラスト。

またその事件の後には、今後整に大きくかかわってくる謎の女「ライカ」と出会います。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】6話ネタバレあらすじ!炎の事件は2話にわたって描かれる!

大隣総合病院に検査入院している久能整(菅田将暉)は、退院を翌日に控えた夜、病院の掲示板に秘められた暗号に導かれて院内にある温室へ。

 

そこで整は「自省録」のページや行を組み合わせた数字で言葉を伝えるライカ(門脇麦)と出会った。ライカは数字で、翌日午後3時に再び温室に来るよう整に指示して姿を消す。

翌日、退院手続きを済ませた整は、ライカが指定した時間まで昼飯を食べようと病院のレストランへ。

すると、途中で患者の下戸陸太(岡山天音)とぶつかってしまう。整は謝るのだが、陸太は難癖をつけて許さない。だが、冷静に理詰めで返す整に陸太は辟易(へきえき)して去っていった。

午後3時になり、整が温室へ行くと床に数字が書かれている。「自省録」で確認すると、ある場所の土の中を見るよう指示する文章になった。整がそこを掘ると、カバンが入ったビニール袋が出てくる。

その時、整を静止する女性の悲鳴が。温室を管理する梅津真波(阿南敦子)だ。ビニール袋は、事情があって真波が埋めたものだった。真波から事情を聞いた整は、悩みを解決する。

真波と別れた整は、桜の幹にピンで止められた封筒を発見。「中を見よ」というライカからの数字の暗号を受け、開封すると、中には落書きが描かれた塀の写真が。落書きは、炎を象ったようなマークに見える。写真の裏には住所が記されていた。

整が写真に書かれた住所に行くと、一軒家が全焼していた。整は消防官や警官、野次馬の中に青砥成昭(筒井道隆)、風呂光聖子(伊藤沙莉)、池本優太(尾上松也)の姿を発見。刑事たちは放火を疑って現場していたのだ。

消失した家では両親が亡くなり、子どもだけが助かっている。整は陸太も見つける。整に見られていると気づいた陸太は、話をしていた井原香音人(早乙女太一)と姿を消した。

すると、いつの間にか整の隣にライカがいる。ライカは先月も炎が描かれた家が放火され、両親が消失して子どもだけが助かった事件があったと整に教える。また、ライカは以前も炎の絵を見ていると言う。

整は犬堂我路(永山瑛太)を知っているかと聞くが、ライカは知らないと言って病院に戻っていった…。

大学の講義終わりに、整は天達春生(鈴木浩介)にライカについて聞いてみる。天達はライカの整への接近にさまざまな可能性を示し、暗号を使うのは「誰かに知られたくない」という怯えがあるのだろうと答えた。

再びライカに会った整は、自分に何をさせようとしているのかと尋ねるが、明確な答えは得られない。だが、ライカは暗号を使い桜の花が咲く頃には自分はいないと言い、でも、妹の千夜子は見るだろうと整に告げた。

その後、整はライカに誘われ、温室の足湯へ。すると、真波の助けを求める声が外から聞こえる。

整が向かうと、苦しむ陸太が真波の持った赤い花を遠ざけてくれと頼む。陸太はメガネをかけずに赤いものを見ると発作が起きる病気のようだ。

温室を離れた陸太は、香音人と会う。香音人は、整が自分たちにとって厄介な存在だったら早めに片付けてしまおうと陸太に語った。

一方、警察では青砥も炎マークに注目していた。この半年で、炎マークが描かれた4件の家が放火。そして、青砥は3年前の放火殺人現場でもマークを目撃しており、やはり両親が焼死して子どもだけが生き残っていた。当時、容疑者として香音人の名前があがっていたが逮捕には至らなかったという。

香音人は母子家庭で育ち、10歳のときに香炉を火元とした火事で母親を亡くしている。香音人はその後もボヤ程度の放火を繰り返して捕まるが、母親を亡くした火災のトラウマと判断されて医療少年院に送致された。

だが、ちょうど今回の放火が発生し出した半年前に出所していると風呂光と池戸に話す。

整がライカと会うため病院に行くと、風呂光と池本が来ていた。池本は先日の放火殺人で生き残って入院した少年が、虐待されていた可能性があることを話す。

さらに、池本は「炎の天使」という都市伝説サイトがあることも教える。そこでは、炎マークを家の壁や塀に描けば、炎の天使が虐待を繰り返す親を焼き殺してくれると書かれていた。

風呂光は生き残った子どもにも尋ねたが、何も言わないという。入院した子どもは携帯電話も所持しておらず、親のPCからアクセスした形跡もない。さらに、風呂光たちは青砥からの情報も整に教えた。

風呂光たちと別れた整が足湯に行くとライカがいた。炎マークの意味を知っているのか整が聞くと、ライカは「明日はクリスマスイブだな」と話をそらしてクリスマスプレゼントを交換しようと言い、去ってしまう。

入れ替わりに陸太が来た。整は、火災のことをどこまで知っているのか聞かれるが、はぐらかす。

その後、香音人に会った陸太は整は火事のことを何か知っていると報告。すると、香音人は一緒に燃やしてしまえば良いと陸太に言い放った。

次の日、整とライカは約束通りプレゼントを交換。ライカは赤いオーナメントを、整はルソーのポストカードを渡した。

整が帰ろうとすると、病院の壁に炎マークを描いている少女に気づく。少女を気にする整に陸太が近づいて話しかけてきた。少女は母親から虐待されていると言う。

そんな時、母親が再婚相手と一緒に少女を連れ戻しに来た。陸太は再婚相手も少女に虐待を加えていると整に教える。そして、陸太は真波からクリスマスの準備の手伝いを頼まれたので、整も夜11時に倉庫へ来てほしいと話した。

夜を待つ整は、陸太をパソコンで調べる。放火殺人事件を苗字の下戸で検索するとヒット。陸太の両親も放火殺人事件の被害者だった。

時間になり、整が病院の倉庫へ行くと、待っていた陸太に襲われてしまう。倉庫には昼間の少女の母親と再婚相手も拘束されていた。陸太は少女の両親はアパート住まいなので火事を起こすと他の住人に迷惑になる。だから、ここで整と一緒に燃やしてしまおうとしていたのだ。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-492277/

5話で出会ったライカとともに、放火事件を追う「炎の天使」の事件。なんと2話連続と丁寧に描かれています。

ライカに導かれるように、温室を管理する梅津真波(阿南敦子)の隠された秘密を見抜く整。

無事に梅津真波の秘密は整が話すことで解決。

その後、出会った、感じの悪すぎる男、下戸陸太(岡山天音)は謎のイケメン井原香音人(早乙女太一)と、虐待している子供たちのために、連続放火事件を起こしている??という展開。

そのことに気づいたのでは?と思われた整を下戸陸太が殺そうとしている!?というところで終了!

事件の真相など次週、7話で判明するようです。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】7話ネタバレあらすじ!炎の天使完結編で切ない真相が

ライカ(門脇麦)に導かれて奇妙な放火殺人事件を調べ始めた久能整(菅田将暉)は、下戸陸太(岡山天音)も放火による火災で両親を亡くしたことを知った。

しかし、クリスマスイブの夜、大隣総合病院で行われるイベントの手伝いをしてほしいと陸太に呼ばれて倉庫に向かった整は襲われてしまう。倉庫には、入院している虐待疑いがある少女の両親も拘束されていた。

それより2日前。放火殺人事件を捜査する青砥成昭(筒井道隆)たち大隣警察署強行犯一係は、現場に残された炎のマークから、3年前に起きた同様の事件で証拠不十分で逮捕できなかった井原香音人(早乙女太一)を洗うことになった。

香音人は結局その後、ボヤ程度の放火で逮捕され、医療少年院に服役後、半年前に釈放されたのだが、現在の足取りがつかめない。

だが、イブの夜、青砥は放火犯“炎の天使”を扱う都市伝説サイトの管理人、鷲見翼(今井悠貴)も放火殺人事件で生き残った子どもだったことを突き止め、風呂光聖子(伊藤沙莉)、池本優人(尾上松也)と事情を聞きに向かう。

整は、ライカからもらった赤いオーナメントのおかげで陸太を苦しめて形勢逆転に成功。“炎の天使”ではないかと問う整に、陸太は自分ではなく先輩だと答えた。整が先輩に会わせてほしいと頼むと、陸太はとあるビルの一室へと連れて行き、香音人に引き合わせた。

香音人は、自分が母親から虐待されていたことを整に話す。だが、ある夜、母が趣味とする香炉の灰が転がり家が燃えた。その火事で母が亡くなったとき、逃げ延びた香音人は爽快感を覚えたと言う。炎が虐待から救ってくれたと思った香音人は、自分と同じ思いをしている子どもたちを助けることにしたのだ。

陸太は、自分も香音人に救われたと話し出す。やはり母親の虐待を受けていた陸太は、親を燃やしてあげるとほのめかす香音人に出会い、従った。すると、整は陸太が許可したのかと尋ねる。肯定した陸太が香音人に感謝していると告げると、整は赤いものが見られなくなったのも虐待だと断言。

しかし、陸太は香音人とともに助けた子どもたちは、みんな幸せになっていると言い張った。

その頃、青砥たちは鷲見から事情を聞いていた。

“炎の天使”に両親殺害を頼んだのかと尋ねる青砥に、鷲見はあくまで噂話だと語り始める。両親に虐待されていた鷲見は、ある日、カエルのような子どもから炎のマークを描けば、天使が両親を燃やしてくれると話しかけられたと言う。

青砥は香音人の写真を見せるが、鷲見は答えをはぐらかす。だが、その天使が鷲見が運営するサイトを見て半年前に会いに来たと言うではないか。可哀想な子どもたちを救ってあげているのがうれしいと話す天使を、鷲見は否定。鷲見は両親が亡くなったあとも苦境に苛まれていた。

サイトは、自分と同じように天使に救われた子どもたちのその後が知りたかったから作ったが、みんな苦しんでいると話す。そして鷲見は、天使(=香音人)の母は不慮の火災で亡くなったが、自分たちは親殺しの許可を与えてしまったのだと語った。

一方、約束の時間に現れない整にがっかりしていたライカは、倉庫前に引きちぎられた赤いオーナメントが転がっているのを発見。倉庫から聞こえる物音に、ライカが中に入ると男女が拘束されているではないか。2人から事情を聞いたライカは、整が陸太と一緒に香音人の元へと向かったことを知る。

鷲見と別れた青砥は、ずっと携帯電話に耳を当てている風呂光を注意。すると、風呂光は電話が整と繋がっていることを教え、聞こえてくる会話が変だと青砥と池本に聞かせる。

整は2人と話しているようだが、相手の声は同一人物のようなのだ。聞こえてくる会話では、もう天使をやめると言う香音人を陸太が必死に引き留めている。すると、整が陸太に自分は香音人を一度も見ていないと告げた。火事現場でも整が見たのは、一人二役で会話をする陸太だけだったのだ。

青砥たちは発信源を追い、整のもとへと急ぐ。

整は床に広がる血痕が香音人のものではないかと続けていた。すべてを思い出した陸太は、香音人が天使をやめると言ったから殺したのではなく、自分が捨てられると思ったから殺害したことを告白する。

すると、香音人の猫・がシシ大型冷凍庫をひっかく音が陸太の耳に響く。シシにやめろ!と言う陸太。だが、整からシシもいないと言われ、陸太は自分がシシも殺害したことを思い出した。

自分の正体を暴き出した整に、陸太は何者なのかと問う。教師を目指す学生だと答える整に、陸太は子どもの頃に教師から受けた酷い仕打ちを話した。

すると、整は自分が教師で陸太や香音人がクラスにいたら、異変には必ず気づくと告げる。そして、これから何をすればと問う陸太に、整は幼い頃に美吉喜和(水川あさみ)から教わったことを話した。とにかく考えて、そして誰かに話すことだと…。

その時、ドアが勢いよく開かれ、ライカが入って来た。香音人の亡骸に手を合わせるライカは、数字の暗号で何かをつぶやく。整が「自省録」で意味を確かめていると、青砥たちが踏み込んで来た。次の瞬間、すでにライカの姿はなく、陸太は警察に連行されていく。

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翌日、警察署での聴取を終えた整は大隣総合病院でライカに会う。整は、昨日の暗号の意味からライカも天使を呼んだのではないかと聞く。

ライカは否定せず、自分の一存で妹の千夜子は知らないと答え、「自省録」の一節から“炎の天使”への依頼を決心したと話した。そして、ライカは“炎の天使”にもう一度会いたかったのだと整に礼を告げた。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-497540/

親から虐待を受けていた子供たちのために、火事を起こして両親を殺害していた犯人・炎の天使の完結編!

原作漫画通り、カエルが自分を助けてくれた井原香音人をすでに殺害していたことを整が見抜く衝撃の展開に。

子供たちを助けていたと思っていたら、両親を火事で亡くした後、子供たちが必ずしも幸せになっていない・・・という悲しい真実がわかり、絶望した香音人が犯罪者なのに同情してしまう真相でした。

そして香音人になんと謎の女・ライカも過去に助けられていたことがわかった7話のラストでした。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】8話ネタバレあらすじ!アイビーハウスのミステリーナイト前編

久能整(菅田将暉)は、美吉喜和(水川あさみ)の墓参りに行く。すると、そこには喜和のかつてのパートナーであり整の恩師・天達春生(鈴木浩介)がいて、喜和の命日を忘れないでいてくれたと整に礼を言う。

 

そんな天達は、整に高校時代の同級生とゲストを呼んで、別荘でミステリー会を開くので来てほしいと頼む。また、自分の講演会に風呂光聖子(伊藤沙莉)が来たことを話し、そこで風呂光から、整が警察に協力をしていることを聞いたので、ミステリー会で謎解きの腕前を披露してほしいと言うのだ。

整が答えに困っていると、天達はただ荷物運びや食事の片付けの手伝いのアルバイトだと安心させる。そして、一つだけ頼みがあるとあることを付け加えた。それは、会の参加者に1人だけ嘘をつく人がいるから見ていてくれというものだった。

約束の朝、整が待ち合わせ場所に行くと天達が車で迎えに来た。車に乗っている風呂光を見て整は驚く。風呂光が勉強熱心だったので誘ったと言う天達は、彼女が刑事だということは会に集まる人には教えないようにしようと2人に話した。

雪の中を走る天達の車は、蔦に覆われた山荘にたどり着く。天達曰く“アイビーハウス”と呼ばれているそうだ。

整たちを玄関で迎えたのは、橘高勝(佐々木蔵之介)。他にも山荘内には、主人の蔦薫平(池内万作)が待っていた。天達と橘高、蔦は高校の同級生。蔦はミステリー会のゲストだとデラ(田口浩正)、パン(渋谷謙人)も招いている。部屋割りなどを済ませ、夜になるとミステリー会が始まった。

蔦は、別荘の以前のオーナー夫人がバルコニーから転落して亡くなったことを話す。事故ということで処理されたが、夫は妻がストーカーに殺されたと疑っていた。果たして夫人の死は事故なのか?事件なのか?蔦は、その真相を招待した人々に山荘内を探って解き明かしてほしいと言う。招待客はそれぞれに動き始めた。

整は、天達に頼まれて書庫の整理に向かう。そこに風呂光も来て、実際に起きた事件をゲームにするのは気がとがめるし、事故ではなかったら刑事として見過ごせないと整に話した。

そんな時、整は前のオーナーが妻に宛てた手紙を発見。風呂光も束になった妻宛ての手紙を見つける。手紙の送り主の名はアイビー。風呂光が蔦ではないかと疑念を抱いていると、整は事件を掲載した新聞の切り抜きを見つけた。そこには亡き夫人の夫として蔦の写真が載っているではいか。

さらに、整は夫人が残したクローバーの栞が、どの本にも252ページに挟まれていることに気づき、リビングへ急いだ。

リビングでは、蔦が亡くなった夫人が遺したワインを開けようとしていた。ワインに毒が入っていると警告する整は、亡くなったのは蔦の妻だと突きつける。

新聞の切り抜きや証拠を挙げて蔦に迫る整。栞が挟まれた252ページ。“252”は消防無線の通話コードで要救助者という意味だと解き、蔦の妻は助けを求めていたと整は言う。そして、整は壁に飾られた花の絵から読み取れる花言葉からもストーカーがいたとしたら蔦ではないかと問い詰める。

そして、ワインは夫人が亡き後も蔦を道連れにしようとしているものなので、飲んではダメだと警告したのだ。

すると、蔦が拍手した。天達も続く。

そして、蔦は前オーナーの話はミステリー会のゲームのために用意した作り話だと言うではないか。蔦はアイビーなんて呼ばれたこともないし、独身だと告げる。整も本当の事件ではなくて良かったと安堵するが、橘高が良くないと口を開く。

橘高は、実際にこの山荘で5年前に女性が亡くなっていて、それは天達のパートナーだった喜和だと憤った。橘高は蔦に、パートナーを亡くした天達に無神経だと怒る。だが、天達は大丈夫だと告げ、喜和に起きたことを話し始めた。

5年前、心理カウンセラーで心療内科に勤めていた喜和は、1人の患者のストーカー行為に悩まされていた。危険を感じた天達は、蔦に頼んで喜和を山荘に匿ってもらう。だが、なぜかストーカーに居場所がバレ、喜和が1人でいる時に押し入られて殺されたのだ。

ストーカーも一緒に死んでいた。暖炉に夾竹桃(きょうちくとう)がくべられていて、その毒のせいで2人とも死んだのだ。夾竹桃をくべたのが犯人かどうかは判明していない。

また、その時はたまたま煙突が詰まっていて部屋に煙が充満してしまっていた。

庭に出た風呂光が夾竹桃を見ていると整が来た。ゲームの内容に憤る風呂光に、整は天達も内容を最初から知っていたのではないかと言う。なぜなら、山荘に誘われた時、整は“1人だけ嘘をつく人”を見ていてほしいと天達に頼まれていたからだ。

話を聞いた風呂光は驚く。風呂光は逆に“嘘をつかない人”を見ていてほしいと頼まれていたのだ。風呂光は貴和の事件の裏には何かがあるのではないかと疑う。

こうして1日目の夜は更ける。天達、橘高、蔦、デラ、パン、風呂光、そして整。それぞれの夜を、それぞれに過ごして…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-502808/

アイビーハウスでのアルバイトだと言われ参加したミステリーナイト。

整のことを幼いころ気にかけてくれていた、天達のパートナーの美吉喜和の死が大きくかかわってくることに。

美吉喜和の死の謎を解くことができるのでしょうか?

原作版のネタバレは以下の記事にまとめてあります。

ミステリというなかれ別荘【山荘】アイビーハウスの事件のネタバレ犯人は?

ドラマ【ミステリと言う勿れ】9話ネタバレあらすじ!アイビーハウスのミステリーナイト前編

久能整(菅田将暉)は、天達春生(鈴木浩介)に招かれミステリー会に参加。会が行われている山荘で、かつて美吉喜和(水川あさみ)がストーカーに殺害されたという事実を知る。

喜和だけでなく、ストーカーも暖炉にくべられた夾竹桃(きょうちくとう)の毒性の煙で死んでいた。

最近、都内でもストーカーによる連続殺人が発生していると憤る風呂光聖子(伊藤沙莉)に、整は、山荘に来る前、天達から「参加者の中に1人だけ嘘をつく人物がいるので見ていてほしい」と頼まれたことを話す。すると、風呂光は天達から逆に「嘘をつかない人を見ていてほしい」と言われたと言うではないか。

整と風呂光は喜和の事件に何か裏があるのではないかと考え始めた。

翌朝、目覚めた参加者たちは雪かきをする。整が天達に、喜和の事件に関して尋ねると、天達は第三者の進入の形跡はなかったが、ずっと事件について違和感があったと答えた。そして天達は整に、「とにかく、会の状況を先入観なしに見てほしい」と頼む。

そのころ、風呂光は夾竹桃の枝が数本折れているところを見つける。

雪かきを終え、整と風呂光がガレージで道具を片付けていると停電が発生。2人は電動シャッターが開かなくなり閉じ込められてしまう。整は、橘高勝(佐々木蔵之介)がガレージに張ったテントの中から懐中電灯を持ち出す。

その時、整はテントの中に山荘付近の地図を見た。

整たちは、山荘につながるドアを天達に開けてもらい解放される。停電の原因は、送電線が雪の重みで切れてしまったためだった。

復旧は夕方までかかりそうとのことで、とりあえず昼食を食べることになり、整はカレー作りを頼まれてしまう。カレーを作りながら参加者を観察する整は、ある事に気がつく。

山荘には7人いるのに、使われている食器やスリッパは6人分しかないのだ。

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橘高がワインを飲もうと持ち出すと、整が飲んではダメだと制止した。そして、整がまだゲームは続いているのか?と聞くと、天達は肯定。すると、整は今、2つの出来事が進行していると話しだす。

1つは天達に頼まれたことだと言う整は、嘘をついているのは橘高だと決めつけた。整は昨日から、橘高が度々鼻に指をあてる行動を見ていて、それは嘘をつく時の人が行う可能性のあることだと言う。

整が、橘高が鼻を触った時の言葉をあげていくと、風呂光は嘘をつかなかったこともあったと言う。それは、橘高だけが昨日のゲームに怒ったときのこと。

橘高は、喜和の事件を思い出すようなゲームをするのは、天達に悪いと憤った。が、実は喜和の事件に触れてほしくないのは、橘高自身だったのではないかと風呂光は言うのだ。

天達も喜和の事件の時に山荘に来なかった橘高が、現場を見たかのような発言をしていたことをあげた。そして、「あの日の朝に時間を巻き戻せたら」と言った真意を整に見抜かれた橘高は、あきらめて真相を語り始める。

その日、市役所に勤める橘高は喜和からの電話を受け、友人が電話をかけてくるからストーカーからの避難先を教えてほしいと頼まれた。しばらくしてかかってきた電話に、橘高は喜和の友人と思い込み相手の確認もしないで教えてしまう。

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不安になった橘高は山荘に向かったのだが、すでに喜和とストーカーは夾竹桃の煙に巻かれて死んでいた。そして、橘高はミスを誰かに知られたくないため、自分の足跡を消して山荘を後にしていたのだ。

蔦薫平(池内万作)はなぜ今まで話さなかったのかと憤り、天達は薄々気づいてはいたが、橘高本人から話してほしかったと告げる。だが橘高は、そのために今さらミステリー会を開いたのか、と納得できない様子。

すると、成り行きを見守っていたデラ(田口浩正)とパン(渋谷謙人)が、最近、西東京市で3件のストーカー殺人が起きていると口を開く。風呂光にそれと喜和の事件との関係があるのかと聞かれると、デラは西東京署捜査ニ課の奥寺で、パンは同じ署の捜査一課の小麦だと身分を明かした。2人は刑事だったのだ。

パンは、犯人たちがいずれも非通知の電話で、被害者が逃げ込んでいる場所を知ったと証言が取れたと言う。デラは橘高が勤める市役所の市民課市民係は、ストーカーやDV被害者の支援手続きをしていると続けた。

橘高は係は自分だけではないと言う。しかし、橘高が喜和の事件の関係者だと知った刑事たちは、天達に捜査協力を頼んでいたのだ。すでに刑事たちは橘高の所持品から電話をかけた場所を突き止め、犯人たちに電話があった日にそこにいたことも調べさせていた。

ところが、橘高は「これって罪になるの?」と言い、喜和の事件に関するミスへの後悔に疲れ「ストレスでやったことだ」と開き直る。さらに、整にカレーを食べようと言うではないか。

そんな橘高に、整はやっと動機がわかったと話しだす。整は、2つの出来事が進行していると最初に話したが、1つは喜和の事件の真相。もう1つは、橘高がここに集まった人間を殺そうとしていることだと言い切る。

整は、橘高が透明人間になるため、食器やスリッパなどを自ら持ち込み、手袋や帽子を被っているため、6人が殺されても疑われることはまずないだろうと話す。テントにあった地図は、山荘から麓まで続く暗渠(あんきょ)排水路が示されていた。

行きは蔦の車の後部シートで寝ていたため、監視カメラには映らず、帰りは暗渠を使えば人に見られることもない。天達は自分が傷心のあまり、喜和と親しかった人と無理心中を図ったことにされるのかと気づく。

さらに、整が橘高の行動を暴いていると、風呂光が別の山荘で4人が夾竹桃の煙を吸って無理心中した記事をスマホで探しあてた。それは、橘高が透明人間の話をした時と同じ状況。整は橘高が予行演習をしたのだろうと告げる。

天達たちに、喜和を殺した自分を責めれば良いと開き直る橘高を、整は否定。喜和を殺したのは、あくまでストーカーで、橘高は人の役に立とうとして事件に巻き込まれただけだと言う。問題は、橘高がミスしたことではなく、それを誰にも話さなかったことだと整は続けた。

誰かに話していれば、次の被害も起こらず予行演習も必要なかったと言う整は、ここに来るのが怖かったのではないかと橘高に尋ねる。もし、天達と蔦がすべてを知っていたら、殺されるのは自分ではないか?と。

蔦はあり得ないと言うが、天達は殺す選択肢のある人間には、殺される選択肢も生まれてしまうと橘高に告げる。こうして、橘高は警察に連行された。

警察署に出勤した風呂光は、山荘での件を青砥成昭(筒井道隆)と池本優人(尾上松也)に報告。2人とも整の推理力に舌を巻いた。

その後、風呂光は傷害被害者の診断書を大隣総合病院へ取りに行く。すると、桜の木の下にライカ(門脇麦)がいるのを見かけた。風呂光がしばらく見ていると、ライカが倒れてしまう。

慌てて駆け寄った風呂光に、ライカは大丈夫だと立ち上がろうとするが、再び倒れて昏倒してしまった。

そこに、看護師が駆けつける。看護師がライカを千夜子と呼んでいることを風呂光が不思議に思っていると、ライカが目を覚ました。看護師に気分を問われるライカは、千夜子と呼ばれていることに違和感がない様子。さらに、自分がどうしてここにいるのかもわからないようだ。

その頃、整は自宅で作ったカレーを美味しそうに食べていて…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-511408/

アイビーハウスのミステリー会の完結編。

嘘つきと、喜和の居場所をストーカーに教えてしまったのは、なんと橘高勝(佐々木蔵之介)であることを見ぬいた整。

しかも透明人間になり、皆を殺そうとしていた・・・という恐ろしい真実までわかった整。

佐々木蔵之介さんの凶悪犯役の演技、すごかったです((+_+))

喜和の件は、後悔したものの、それをきっかけに、他のストーカーたちに、逃げている女性たちの居場所を教えて、ストレス解消をしていた橘高。

そして・・・なんとミステリー会の参加者のデラとパンが刑事で、もともと橘高がストーカー殺人にかかわっていたことを疑っていて、ずっと見張っていたことも判明。

そんな橘高が警察に連行される時、最後は、介護が必要なお母さんのことは任せておけ!と声をかけるやさしい天達先生たちでした。

またラストは、ライカに病院で偶然会った風呂光がライカの異変に気付いてしまう、次週が気になる過ぎるラストでした。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】10話ネタバレあらすじ!焼肉屋の事件とライカとの別れ

久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)が大隣総合病院の温室で足湯を楽しんでいると、梅津真波(阿南敦子)が来て正月の過ごし方の話になる。病院に来る途中、神社を見かけた整が初詣に行かないかとライカを誘うと、真波も2人で行ってみたらいいと勧めた。

ライカも承諾したので、整は元日午前3時に行こうと約束する。

2人きりの小イベントに、整は大晦日からソワソワしながら過ごし、約束の時間に神社でライカと合流。お互いに初めての初詣に戸惑いながらもお参りをして、おみくじを引き、屋台のたこ焼きを頬張って楽しむ2人。

そんな2人を、年始のパトロールに駆り出されていた風呂光聖子(伊藤沙莉)と池本優人(尾上松也)が見かける。ライカを見た池本は何かに気がつくが、風呂光に2人の邪魔をしてはいけないと促されパトロールに戻っていった。

神社から出ると、ライカは焼肉を食べようと整を誘う。元日のこんな時間に開いている店はないと整は言うのだが、すでにライカが灯りの点いている焼肉店を見つけていた。

整が店内をのぞくと、店主らしき浦部沢邦夫(堀部圭亮)と店員の沙也加(志田未来)がいる。整がまだ営業中か尋ねると、邦夫は閉めようとしていたと言う。ところが、沙也加は年明け早々の客を返してはダメだと邦夫をたしなめて、整とライカを迎え入れた。

沙也加の言葉から、邦夫とは父娘の関係らしい。席に着くとライカが数字の暗号で整に何かを伝える。めんどくさがりながら「自省録」で確認する整。焼肉を食べ始めると、整に手首のためらい傷を見られたライカは、これをやったのは自分ではないと妹の千夜子の話を始めた。

まず、ライカは千夜子は妹ではなく、この世には千夜子しか存在しないと言う。そして、自分は解離性同一性障害、いわゆる多重人格の千夜子が生み出した別人格の1人だと告白した。

父親から暴行を受けていた千夜子はライカたち別人格を作り、自身は閉じこもっていった。千夜子は表に出た時、死を選ぼうとするのでライカたちが必死に眠らせていたと言う。表に出ていたライカは、香音人(早乙女太一)と下戸陸太(岡山天音)に会い、両親の殺害を依頼したのだ。

その後、精神科病棟に入った千夜子は落ち着きを取り戻し、別人格は役割を終えて徐々に消えていき、最後に残ったのがライカだった。

ライカは、自分は歩けないと思っている千夜子に代わって病院を抜け出し、足を鍛えていた。だが、10歳の頃で精神の成長が止まっていた千夜子に成長の兆しが見えてきて、春から里親の元で暮らすことになったのだ。

千夜子の幸せを見届けたら消えると整に話すライカ。整は、ライカが話していた“春になったら自分は消える”という意味を理解する。そんな話の間にも、料理を提供する沙也加の様子がおかしいことに、整とライカは気づいていた。

食事を終えて店を出た整とライカ。整はある場所に連絡して、しばらくしてから店へ戻る。すでに店には鍵がかけられていたが、整は中にいた沙也加に忘れ物をしたと話しかけて開けてもらった。すると、店が開いていると他の客が大勢なだれ込んで来てしまう。

整が沙也加と邦夫に話して注意を引きつけていた、その時、邦夫が客に拘束された。客たちは整の通報を受けた刑事たちだったのだ。

池本もいて、店の奥に沙也加の両親が拘束されているのを見つける。邦夫は逃走中の強盗殺人犯。沙也加は自分が出した救助サインに気づいてくれた、と整に礼を言う。

整は、外で待っていたライカを病院へと送る。病院の桜の木の下で、整が春までにまたどこかへ行こうと提案すると、ライカは次はないと断った。

抜け出していることが病院にバレたと言うライカは、もともと千夜子の幸せしか望んでいなかったのだが、最近、整と知り合ったことで、「楽しい」や「うれしい」という感情が芽生えてしまったと言う。さらに、このままだと消えたくないと思ってしまうので、今日の初詣を最後に自分は永遠の眠りにつくことにした、と語る。

千夜子の幸せがライカの幸せならと、話を飲み込もうとする整。ライカは、千夜子は整を知らないので、見かけても話しかけないでほしいと頼む。すると、整は自分の胸の傷を見せ、ライカと同じ痛みだと告げた。整の痛みも代わってあげられたら良かっと言うライカは、今までの礼を言ってその場を去った。

整は、ライカの背中に“さようなら、ライカさん”とつぶやく。

桜が開花した。ライカという友人を無くした整は、心が定まらずにいた。いつもと違う様子に気づいた天達春生(鈴木浩介)に話しかけられた整は、初めて誰かと一緒に桜を見たいと思った自分に驚いていると話す。

天達はそんな整に、まだ頭でしか知らないことが多いが、この先、体験することで考えが変わることもあるだろう。それは、恥ずかしいことではないので、人に会い、人を知るようにとアドバイス。そして、それは自分を知る旅だと伝えた。

千夜子が里親に連れられて退院する日、整は遠くからその姿を見送った。

そして、桜を見に行くと、風呂光に声をかけられる。千夜子の退院は風呂光が整に知らせていたのだ。礼を言う整に、風呂光は寂しくないかと問いかける。何も答えない整に、風呂光は自分が友達になってあげると言いだす。刑事としてではなく、1人の人間としてだと続ける風呂光に、整はありがとうございますと頭を下げた。

そして、2人は一緒に咲き誇る桜を眺めて…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-518115/

10話はライカと初詣デート♪という展開。

そして2人でいるといつも事件に遭遇するのですが、今回も2人で入った焼き肉屋で、事件が起きていることを察知したライカと整。

なんと強盗が押し入っていた焼き肉屋。店主だと思われた男は強盗だったんです。

ライカが暗号で話したことから、人質の娘も暗号で2人に何が起きているかを伝えて、店員さんとその両親を助けることができたライカと整。

良い雰囲気の2人でしたが、ライカから、驚きの告白が。

いつも口にしていた「千夜子」は妹ではなく・・・

解離性同一性障害、いわゆる多重人格の千夜子が生み出した別人格が「ライカ」だった。

そして、千夜子が里親で預けられることをきっかけに、ライカは消えると言い、お別れだと言います。

整は悲しいけれども「さよなら」と言い、病院から里親のところに向かう千夜子を、隠れて見送るのでした。

なんだか切ないラストでした。

ドラマ【ミステリと言う勿れ】11話ネタバレあらすじ!殺人鬼ジュートが登場

久能整(菅田将暉)がライカ(門脇麦)を見送った桜の季節の4ヵ月前。整は、犬堂我路(永山瑛太)から教わった大阪で開催される美術展に行くことを考えていた。

その頃、大隣警察署には新たに発生した連続殺人事件の応援要請が来ていた。青砥成昭(筒井道隆)に指名された風呂光聖子(伊藤沙莉)は、捜査本部が設置された芝浜警察署へと向かう。

すでに3人の犠牲者を出していたこの事件は、遺体を交差点の真ん中に磔のように遺棄する猟奇的もの。さらに、3人目の遺体の傷口から被害者本人のものではない血液が検出される。

血液はDNA鑑定で22年前に殺害された被害者と一致。羽喰玄斗(千原ジュニア)による連続婦女暴行殺人事件の17人目の被害者、辻十岐子だ。

18件目の殺人を犯して以来、姿を消していた羽喰がまた殺害を始めたのかと捜査本部はいろめき立つ。だが、備前島操警部(船越英一郎)は、羽喰の犯行ではない線もあると言う。部下の猫田十朱(松本若菜)も羽喰の事件とは様相が違うと賛同。会話を聞いていた風呂光は、猫田とバディを組むよう備前島に指示された。

一方、我路は妹・愛珠(白石麻衣)の死の真相を求めて、“ジュート”という人物を追っていた。すると、愛珠が生前、タクシーで頻繁に倉庫街に通っていたことを知る。そこでは、不定期で闇カジノが開かれていた。

カジノに潜入した我路は、横田留美(夏子)と知り合い、愛珠がカジノで働いていたことを知らされる。

捜査本部では、遺体が一時的に折り畳まれて運ばれた可能性が上がった。風呂光と聞き込みをしていた猫田は、遺棄現場付近でスーツケースを押しながら歩く少女が目撃されていると報告。

そんな時、風呂光に匿名の人物から事件のタレ込み電話が入った。声の主は風呂光に闇カジノが開催されている倉庫を教え、連続殺人事件とも関係がありそうだと電話を切る。風呂光は気づかなかったが、電話をしてきたのは我路だった。

風呂光は1人で闇カジノに向かう。だがその時、警察の一斉捜査が入って、風呂光まで捕まってしまう。

備前島に大目玉を食う風呂光は、タレコミ電話の件を打ち明けた。

そんなところに、連続殺人事件の新たな報告が入る。被害者女性たち全員が、摘発された闇カジノでアルバイトをしていたことがわかったのだ。周辺の防犯カメラを洗い飛び出す猫田について行こうとする風呂光は、備前島から「お客様体質に気をつけろ!」と注意される。

その日の捜査を終えた風呂光が警察署の道場にいると、猫田が来た。風呂光は、殺人犯が現実に存在することに気づいてしまい恐怖を感じていると猫田に告白。強くなろうとしたところ、備前島に「お客様体質」と言われ悩んでいた。すると、猫田は備前島の言葉の真意を風呂光に教える。

その翌日、我路はハヤ(久保田悠来)と寄木細工ミュージアムへ向かう。愛珠が集めていた寄木細工の箱でどうしても開かないものがあったからだ。2人に応対した学芸員の辻浩増(北村匠海)は、我路を見て愛珠の兄だと気づく。

辻によると、愛珠はこのミュージアムで買い物をしていた。愛珠の死を悼む辻は、寄木細工作家の月岡とも親しかったと言う。また、我路が持ち込んだ箱は月岡でなければ開けられないと、彼の工房も教えてくれた。

そんな時、ミュージアムで流されていたテレビのニュースが連続殺人事件で新たな被害者が出たことを報じる。被害者の名を知って顔色を変える我路。それは、愛珠のことを教えてくれた瑠美だった。

さらに、ニュースは遺体に“羽喰十斗”という署名が残されていたことも伝えていた。

捜査本部は“羽喰十斗”と玄斗の関係を調べ始める。“ジュート”という植物があり、繊維にすると黄色い麻ができるので“コウマ”と呼ばれている情報などがあげられる。

さらに、被害者の携帯から我路の指紋が検出された。風呂光は備前島、猫田と青砥成昭(筒井道隆)にタレコミ電話を聞いてもらう。青砥はバスジャック事件の時の音声は残っていないが我路の声だと思うと告げる。青砥は、できればその声を聞いてもらいたい一般市民がいるが、都合がつかないと言う。青砥の言う一般市民こと整は、大阪に向かっていたのだ。

捜査本部で玄斗、我路、闇カジノ、スーツケースの少女などの関連性がわからないと言う青砥に、備前島は必ず何かの繋がりがあるだろうと言う。そこに、寄木細工ミュージアムに我路が現れたと報告が入った。すぐに、風呂光と猫田はミュージアムへ向かう。

ミュージアムで風呂光たちに応対したのは辻。我路は愛珠の遺品を確認しに来たと話した辻は、職員に呼ばれて仕事に戻ろうとする。その時、猫田は何かあったら連絡が欲しいと辻に名刺を渡した。

ミュージアムを出た風呂光は、なぜ我路が闇カジノの情報を知ったのかに疑問を持つ。そこで、風呂光は猫田と別れ、署に戻って捕まった闇カジノ関係者から話を聞くことに。

一方、1人になった猫田は、思い出したことがあるので夜8時ごろにミュージアムに来てほしいと辻から電話を受ける。

風呂光は、闇カジノで黒服として働いていた男に我路の写真を見せるが、心当たりはないと言われてしまう。仕方なく、写真を捜査ファイルに戻そうとした時、スーツケースの少女を見た黒服が、「それ、占い師だよね?」と風呂光に問いかけた。

カジノに来ていた占い師だと言うではないか。姓名判断でよく当たると女性従業員に評判で、闇カジノでは偽名を使う女性たちも占い師には本名を教えていたらしい。占い師の年齢を尋ねる風呂光に、黒服は20代後半と答える。少女ではなかったのだ。さらに、占い師は少女どころか男だと風呂光に話した。

すぐに風呂光は捜査本部に報告に戻って報告しようとするのだが、出払っていて誰もいない。風呂光は猫田に電話して、状況を伝える。

その時、風呂光は被害者の女性の名前に、“十”が共通で使われていることに気づく。猫田は玄斗の被害者も確認するよう風呂光に告げ、自分は辻に会いに行くと電話を切った。

風呂光が調べると、やはり玄斗の被害者の名にも“十”が使用されていることがわかった。さらに被害者リストには気にかかる名前が…。辻十岐子だ。ミュージアムの学芸員、辻浩増と同じ姓ではないか。風呂光は辻が市職員に“コウマちゃん”と呼ばれていたことにも思い当たった。“コーマ”は“ジュート”という植物の別名。風呂光は、猫田十朱の名には全ての漢字に“十”が入っていると気づき、慌てて電話をかけるが…。

ミュージアムに着いた猫田が建物の裏手に回ると、辻がいた。落としたコンタクトを探していると言う辻を手伝おうとした猫田の身体に衝撃が走る。辻が猫田の腹にナイフを突き立てたのだ。

辻は自分が十斗で玄斗の息子だと話す。身体に力が入らない猫田を残して立ち去った辻は、少女のメイクを施し、スーツケースを押して戻って来た。

すると、猫田は力を振り絞って辻と自分の腕に手錠を固定。辻が怒っているところに、風呂光が駆けつけた。

しかし、恐怖で体が動かない。その時、風呂光は猫田から言われた“お客様体質”の真意を思い出す。それは、お客様ではなくチームの一員として動けというものだった。

風呂光は備前島に電話をかけるが、何者かに口を塞がれ、眠らされてしまう。

それは我路だった。我路は猫田の手首を切断しようとしていた辻の手を掴み、「お前が、ジュートなのか」と対峙する。

そんなことが起きていることをまったく知らない整は、大阪の美術展を楽しんで帰路につこうとしていた。

引用元:公式サイト

最終回目前、原作ファンの間でも話題になっていた、愛珠の死に関わりのある「ジュート」が登場!

女刑事猫田が、ジュートに殺されるという場面でガロがやってきます。

最終回は原作漫画通りだと、ジュートと愛珠の死について話をして、新たな人物にたどり着く展開になると思います。

【ミステリと言う勿れ】キャスト俳優・登場人物まとめ!

それでは、そんなドラマ「ミステリと言う勿れ」を盛り上げるキャスト俳優陣のご紹介です。

久能 整(くのう ととのう):菅田 将暉

カレーをこよなく愛する大学生。天然パーマにコンプレックスを持っている。友だちや彼女はひとりもいないが、何とも思っていない。社会では“当たり前のこと”とされている常識にも常に疑う視点を持ち、普通は見逃してしまうようなわずかな違和感にも気づく。とことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開する。たとえ周囲で何が起きていようとも思いついたら喋らずにはいられないため、「うざい、面倒くさい」と言われ続けて生きてきた青年。

 

薮 鑑造やぶ かんぞう):遠藤 憲一

家族やプライベートよりも仕事を第一優先に生きてきた。署内では仕事の鬼、刑事の鑑と呼ばれている。妻と一人息子を事故で亡くしたが、その際も捜査現場を離れられず、みとることができなかったという悲しい過去を持つ。刑事の勘から整が事件の犯人であると信じて疑わず、厳しく追及する。

 

青砥 成昭(あおと なりあき):筒井 道隆

冷静沈着で頭が切れ、自分にも他人にも厳しい実力主義者。部下からの信頼も厚いが、実は誤認逮捕によるえん罪事件を起こして左遷された苦い過去を持つ。整と関わったことで、これまで正しいと信じてきた自身の考えに疑問を持ち、今一度過去の事件と向き合うことになる。

 

風呂光 聖子(ふろみつ せいこ):伊藤 沙莉

新人刑事。もともとは強い信念を持って警察官になったが、男社会の警察組織の中でいつまで経っても刑事として独り立ちできず、心が折れそうな日々を送っている。一時は退職も考えたが、とある事件をきっかけに整と出会い、その鋭い洞察力と観察力に強い感銘を受ける。整との出会いによって、警察官を夢見た頃の初心を取り戻し、刑事として成長を始める。

 

池本 優人(いけもと ゆうと):尾上 松也

お調子者で署内のムードメーカー的存在。プライベートでは第1子出産を控えてナーバスになっている妻の扱いに手を焼いている。整の多岐に渡る知識や既成概念を覆す独自の思考に触れて家庭への意識を改め、夫婦円満に。面倒臭いが一理あることを言う整を面白がり、容疑者であることを忘れてアドバイスを求めるようになる。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/mystery/chart/

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