日本テレビの水曜ドラマ「私たちはどうかしている」が2020年8月12日夜10時からスタートします。
浜辺美波(はまべみなみ)さん演じる若き和菓子職人・花岡七桜(はなおかなお)と、横浜流星(よこはまりゅうせい)さん演じる老舗和菓子屋のクールな跡取り息子・高月椿(たかつきつばき)によるドロドロ展開のラブミステリードラマです。
横浜流星さんの母親役に観月ありさん祖父役に佐野史郎さんなど豪華なキャストが脇を固めます。
原作は、安藤なつみさんの同名漫画で、累計発行部数200万部を超えるほどの人気作品!
過酷な人生に振り回されて翻弄されながらも、惹かれあう主人公の二人。
主人公・七桜の人生を狂わせた15年前の殺人事件の真相とは何だったのでしょうか?
今回は「私たちはどうかしている」の原作漫画のネタバレ結末を紹介していきます。
※原作漫画を最初から最後までネタバレしているので、知りたくない方は閲覧ご注意ください!
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私たちはどうかしているネタバレ結末の原作漫画はキャスト陣は?
ドラマ「私たちはどうかしている」の原作は?
ドラマ「私たちはどうかしている」の原作漫画は、講談社の女性向けコミックの「BE・LOVE」に連載中の安藤なつみさんが原作の同名漫画です。
はなおかなお(浜辺美波)は和菓子作りに情熱を注ぐ才能溢れる若き和菓子職人。ある日、贔屓の客で茶道の宗家の娘・真由まゆ(小島藤子)に頼まれた七桜は、結婚式の引き出物を決めるための和菓子対決を受けて欲しいと頼まれる。自分の御菓子を大勢の人に食べてもらえるチャンスに心踊る七桜だが、対決相手が創業400年の金沢の老舗和菓子屋“光月庵こうげつあん”だと聞き絶句。それは15年前、七桜から全てを奪った店だった…。
15年前―。和菓子職人だった母・百合子ゆりこ(中村ゆり)とともに光月庵に住み込むことになった幼い七桜は、光月庵の同い年の一人息子・高月椿たかつきつばきと出会い、和菓子作りの面白さに目覚めていた。明るく人懐こい椿と優しい百合子と共に幸せな日々を過ごしていたある日、明け方の雷鳴に目を覚ました七桜は、母屋へ。椿が咲き乱れる庭の先で七桜が見たのは、血まみれで立ち尽くす椿と、その足元で息絶えている椿の父・樹いつき(鈴木伸之)の姿だった。従業員たちが駆けつける中、椿は父親を殺したのは百合子だと証言する…!椿の一言で殺人犯の娘となり全てを失った七桜は、血の“赤”が怖いという致命的なハンデを抱えながらも、和菓子作りだけを心の支えに生きてきたのだった。
その光月庵が相手と知り、和菓子対決を辞退する七桜。そんな中、住み込みで働いていた店から突然解雇されてしまう。原因は、毎日店に届く『花岡七桜の母親は人殺しです』というメールだった。雨の中行き場を失った七桜は、見知らぬ男・多喜川たきがわ(山崎育三郎)から母から預かっていたという手紙を渡される……。今は亡き母の思いを知った七桜は、長い黒髪をバッサリと切り落とし、光月庵との和菓子対決に臨む覚悟を決める。
和菓子対決当日。15年ぶりに顔を合わせた椿つばき(横浜流星)の冷たく自信に満ちた姿を前に、思わず体を強張らせる七桜。椿が七桜の正体に気付かない中、七桜は“食べる人への想いを込める”気持ちで持ち直す。対決の御菓子のテーマは“桜”。七桜と椿、二つの才能が織りなす美しい和菓子対決の行方は…?
対決の後、七桜を待っていた椿。椿は“初対面”の七桜に、突然プロポーズして…!?七桜と椿、2人の波乱に満ちた運命が動きだす―――!
主人公の若者が和菓子職人というのが今まであまりない設定で面白そうですね。
もちろん、色とりどりの和菓子を見ることができると思います。
ドラマ「私たちはどうかしている」のキャスト陣は?
花岡七桜【浜辺美波】
修行中の和菓子職人。
和菓子職人だった母親の才能を受け継いでおり、人の心を掴む、斬新で思いやりのある御菓子を作る。
15年前に、殺人容疑をかけられたまま亡くなった母からの手紙を受け取り、無実を証明すると心に決めた。
幼なじみの椿の証言で母が逮捕されたため、椿を憎んでいる。再会した椿からのプロポーズを受け、正体を隠したまま光月庵に乗り込むが…!?
まっすぐで、どんな逆境にもめげない芯の強さを持つ。
和菓子愛が強すぎて、周りが戸惑うほど熱く語るなど“和菓子バカ”の一面も。
高月椿【横浜流星】
老舗和菓子屋・光月庵の跡取り息子。
創業400年を超える歴史をもつ光月庵を継ぎ、より愛される店にすることを志す。
親が決めた結婚を破談にすべく、和菓子対決で出会った七桜に、その日のうちにプロポーズする。
七桜が15年前に店にいた、幼なじみの少女だとは気づいていない。
一見、クールで傍若無人だが、和菓子や店に対する強い思いがあるがゆえ。母や祖父から、家族としての愛情を受けてきておらず、実はとても孤独。
そのため、愛情表現に関しては不器用な一面も。
高月今日子【観月ありさ】
光月庵の女将で椿の母。
もともと加賀御三家・鳳家の令嬢で、大旦那に見初められ、樹の妻となる。
夫の死後、老舗の暖簾を守り、一人息子の椿が立派に光月庵を継ぐことに人生を懸けている。
美しいものを好み、気位が高く上品。一方で、執念深く、敵に回すと最も怖いタイプ。
高月宗寿郎【佐野史郎】
光月庵の大旦那で椿の祖父。老舗を守る使命感が強い。息子の樹が亡くなってから体調が悪くなり、臥せりがち。孫の椿にはなぜか冷たいところがある。
大倉百合子【中村ゆり】
七桜の母親。食べた人が温かい気持ちになる御菓子を作る和菓子職人。七桜が5歳の時、光月庵に住み込みで働くことになる。15年前、樹を殺害した容疑者として逮捕され、取り調べ中に倒れて亡くなってしまう。
高月樹【鈴木伸之】
椿の父親。光月庵の先代当主。心優しく真面目な性格で、和菓子職人としても優秀だった。15年前、何者かに刺されて亡くなっているところを椿に発見される。
私たちはどうかしているネタバレ結末①15年前の殺人事件
主人公の七桜(浜辺美波)が、運命の人・椿と出会ったのは5歳の春でした。
和菓子職人である母・百合子(中村ゆり)と共に、老舗和菓子店・光月庵で住み込みではたらくことになった七桜。
跡取り息子の椿は七桜の名前を見て「僕と同じ春の名前だ!」と喜び、以後七桜のことを「さくら」と呼び二人は仲良くなっていきます。
椿が教えてくれるお菓子作りに魅了されていく七桜は、徐々に椿へも恋心を抱いていくことに。
そんなある日、突然光月庵の跡取りでもある椿の父・樹(鈴木伸之)が自分の部屋で刺されて死んでしまうという事件が発生!
椿はある光景を目撃しておりこう証言したのです。
「さくらのお母さんが部屋から出てくるのを見た」
その証言がきっかけで、七桜は光月庵から追い出されてしまうのです。
私たちはどうかしているネタバレ結末②突然のプロポーズ!?
それから時が経ち15年後。
21歳になった花岡七桜は、和菓子職人としてとある店で働いていました。
しかし、店に「花岡七桜の母親は人殺しです」というメールが届いたことが原因で解雇されてしまいます。
雨の中、悲しみに暮れる七桜の前に傘を差し伸べた謎の男(山崎育三郎)は、亡き母・百合子から頼まれたという手紙を渡します。
その手紙の中身をみて、気持ちを奮い立たせ七桜。
客の真由から頼まれていた結婚式の引き出物の菓子対決を引き受けることを決意します。
その対決の相手は、光月庵の椿でした。
七桜と会っても、椿は15年前の「さくら」であることは気づきませんでした。
そして、対決の場で七桜は素晴らしい菓子を披露するのですが、結果は光月庵の勝利。
老舗和菓子店の光月庵をないがしろにできず、初めからこの勝負は出来レースだったのです。
しかし、椿はそんな七桜のことに興味を示し「俺と結婚しない?」と切り出します。
七桜の答えは「いいよ。しましょう。結婚」
そのとき地面に落ちた、母・百合子からの手紙にはこう書かれていました。
「私は何もやってない」
私たちはどうかしているネタバレ結末③母の無実を証明するために光月庵に入り込む七桜
七桜は、15年前無実の罪を着せられ、裁判中に悲願の死を遂げた母の無実を証明しようと光月庵に入り込むことを心に決めていたのです!
椿は本当に結婚する気があるのであれば、約束の日に和菓子の土産を持って光月庵まで来るように指示します。
そして約束の日。
光月庵で行われていたのは、椿と名家の長谷屋の三女・栞(岸井ゆきの)の結婚式でした。
七桜が椿に渡した土産は、結婚式には不釣り合いな真っ黒な羊羹。
参列者が失礼な!と騒然とする中、その羊羹に込められた意味を知った椿は「やっぱり面白い」と七桜を評価し、突如こういうのです。
「俺はこの女(七桜)と結婚する」
当然相手方の長谷屋の当主は大激怒!
そこに現れて場を収めようとしたのは、椿の母で光月庵の女将でもある今日子(観月ありさ)でした。
椿に平手打ちをくらわせ「わがままもいい加減にしなさい」としかりつけます。
その様子を見て、七桜は15年前子供のころ見た、今日子の冷たい瞳を思い出していました。
そして七桜はこう切り出します。
「長谷屋さんのお嬢さんは知っているんですか?15年前この店で旦那さまが亡くなったときのこと。世間的には病死になっていますけど本当はどうなのでしょうか?私はそれを知っても椿さんと一緒になりたいです」
今日子は「なんなのあんた?何が目的?」と七桜に詰め寄ります。
するとそこに、光月庵の大旦那で椿の祖父でもある宗寿郎(佐野史郎)が割って入り、参列者に土下座し謝罪。
椿も一緒に謝罪をして、その場は収まりましたが、宗寿郎は去り際、椿にこう言います。
「半人前のくせに。3か月で成果を出さなければその娘とここを去れ」
こうして七桜は、母親の濡れ衣を晴らすために、光月庵に住み始め職人として働き始めることになります。
そして七桜は、光月庵の古い客でもある白藤屋からの依頼で菓子を作り届けることになるのですが、七桜を良く思わない今日子の策略によって、菓子は真っ赤に塗られてしまうのです!
実は七桜は、15年前の事件以来、赤い色にトラウマがあり菓子に真っ赤な色を使う事が出来なくなっていました。
私たちはどうかしているネタバレ結末④祖父が椿を認めない理由とは?
今日子の策略によって、大事なお客からの信用を失ってしまった七桜。
「疫病神!」と言って今日子は七桜を追い出そうとしますが、椿はそんな七桜のことを庇います。
実は信用を失ったかに思われた白藤屋から、七桜指名で最中20個の注文が入ったのです。
裏で手を引いていたのは、七桜に母の手紙を渡したあの謎の男。
そして椿は祖父・宗寿郎から「お前が小さいころさくらと呼んでいたあの子は見つかったか?」と意味深なことを告げられ「お前は絶対この店を継げん!」とダメ出しされていました。
実は宗寿郎は、椿を今日子と別の男の間の不貞によって生まれた子だと思っており、椿を正式な後継者として認めていないのでした。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑤椿が七桜の正体を疑う?
七桜は椿から光月庵のあんこの作り方を教わり、無事白藤屋に最中を届けて一件落着。
しかし宗寿郎と今日子は、二人のことを認めておらず、結婚するにもかかわらず寝室を別にしていることを怪しみ、「偽りの嫁!」と罵ります。
椿は一緒に寝ることを二人に宣言し、七桜を連れて寝室に向かい、二人は遂に結ばれることに。
復讐相手の椿と結ばれることに、複雑な気持ちを抱く七桜。
椿は七桜に幼いころの「さくら」という女の子のことを話します。
「もしさくらが現れたら?」という問いに椿は「消えてもらう。俺の前から永遠に」と答え凍り付く七桜!
椿は父親と七桜の母が部屋で二人っきりでキスしている姿を目撃し、父親を殺したのは七桜の母だと思っている様子。
以後、さくらに対する気持ちは憎しみしかないと言い切ります。
椿のその言葉を聞いて、七桜は自分がさくらであることは絶対知られてはいけないと思うのでした。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑥今日子が七桜の正体を突き止める
一方その頃、今日子は七桜の素性を調べあげ、15年前光月庵に職人として働いていた百合子の娘であることを突き止めていました。
七桜に向かって「15年前のあの日、何していたの?」と今日子が問い詰めていると、そこに七桜の母親と名乗る女性が登場!
花岡夕子(須藤理沙)と名乗る女性は、七桜の母であると今日子たちに語りその場を収めてくれました。
去っていく夕子を追って「何故母親だなんて・・・」と七桜が尋ねると、ある人物に頼まれたと夕子は答えます。
その人物は、七桜に母の手紙を渡した謎の男でした。
光月庵に戻ると、七桜は椿から監禁されてしまいます。
それは、なおも七桜を疑い追い出そうとする今日子から守ろうとするためでした。
しかし、七桜が隙を見て抜け出そうとすると、上から花瓶が落ちてきて・・・庇った椿が手に傷を負ってしまいます。
そんな中、お茶会で出す菓子の依頼が入り、負傷した椿は断ろうとしますが、七桜は依頼を引き受けることにします。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑦あんたはさくらなのか?
お茶会には祖父の宗寿郎も出席するようですが、「偽りの心を持つものが作ったものは食べる気にならん」と相変わらず冷たい。
しかし、七桜はめげずに茶会で出す「落とし文」という菓子を作ることに奔走。
そんな姿を見て、椿は一人の女性として七桜に惹かれていくのです。
そして七桜にこう尋ねます。
「もし、あんたがさくらならこの気持ちを殺さなきゃならない。本当にあんたは花岡七桜なのか?それともさくらなのか?」
私たちはどうかしているネタバレ結末⑧椿と祖父の確執は15年前の証言
「私は花岡七桜です。さくらではありません」
地獄に落ちる覚悟の七桜は嘘を吐き通します。
そんな七桜に「おまえを信じる」と言って椿はキス。
その日以降、椿は七桜が職人の城島(高杉真宙)と話している姿を見て嫉妬するなど、七桜への気持ちをさらに強くしていきます。
そして茶会の当日、七桜が「落とし文」を用意するも、椿は宗寿郎に出す「落とし文」だけ自分で作ると言い出します。
椿は七桜に宗寿郎との確執の原因を話します。
15年前、椿の父・樹と百合子が争っていたと警察に証言した椿でしたが。実は嘘で本当は二人はキスをしていた。
その事実を知った宗寿郎は「真相をうやむやにして息子をちゃんと弔う事も出来なかった。この嘘つきが!お前はこの家の人間じゃないからあいつの死を蔑ろに出来るんだ」と椿を責め、以後椿が作った菓子は一切食べてくれなくなったのです。
後に、椿が踏切で転んで指を挟んで動けなくなった時も、見てみぬふりをして助けてくれなかった。
「あのひとが一番大事なのは高月家の血。それ以外は簡単に切り捨てる。俺の命も」
そんな経験を経て椿と宗寿郎の確執は続き、椿は何としても光月庵を自分のものにしようと心に誓っていたのです。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑨椿と祖父の関係を変えた七桜
そして茶会の席で、七桜は宗寿郎へこれまで純粋に菓子を作り続けた椿の思いを訴えます。
その気持ちが届き、菓子の出来を評価した宗寿郎は茶会の場で菓子に手を付けなかったものの、自宅に持ち帰り食べてくれたのです!
「まだまだだな」と言いながらも食べてくれた祖父・宗寿郎の姿をこっそり見かけた椿は嬉しさのあまり涙を流します(/ω\)
さらに、茶会で七桜はこれまで謎の人物だった、母の手紙をくれた男の正体を知りました。
名家の家柄の多喜川薫(山崎育三郎)で、幼いころから母・百合子の菓子に惚れこみ、ひそかに七桜のことを見守ってくれていたのです。
今回の件で、椿の七桜への愛はさらに深まっていきます。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑩今日子の協力者とは?
一方、今日子は七桜への恨みを深めていき、もう一人手を貸していた男の正体が判明。
「いいこと思いついたんですよね。奪うんですよ。大事なものを」
それは、七桜と親しくしていた職人の城島(高杉真宙)だったのです。
城島は椿のことを恨んでいました。
それは、光月庵のせいで実家の和菓子屋「しまや」が潰れてしまったと思っているため。
傾きかけたしまやが、再起をかけて参加したデパートの催事で目玉の「わらび餅」を出そうとするも、何者かがわらび餅を落としてバラバラにしてしまったのです。
そこに落ちていたのは光月庵の袱紗。
その後城島の父親は過労で亡くなり、母親は病で入院してしまいます。
城島は椿から七桜を奪おうとしますが、七桜は今度行われる催事でしまやのわらび餅を再現しようと奮闘。
さらに椿はそのわらび餅を催事に出すことで、城島の抱える借金を肩代わりすることにしたのです。
復讐しようと考えていた飯島ですが、七桜と椿の行動に複雑な気持ちを抱いていきます。
そんな中、七桜に妊娠の兆候が表れるのでした。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑪今日子の策略に・・・
百貨店の催事のために七桜が作りあげたわらび餅。
しかし朝になるとそのわらび餅はバラバラにされていました。
犯人はおそらく飯島では?
しかし飯島はせっかく作ったわらび餅を壊すことは出来ず、今日子が手を下していたのです。
今日子は自分たちが用意した最中の菓子を催事に出すことにしましたが、実はその最中の中身は何とわらび餅でした!
そう、バラバラにされたわらび餅は七桜が作った失敗作。
今日子の妨害を想定して、すでに最中にわらび餅を入れて出す計画を立てていたんです。
わらび餅入りの最中は、催事で一番の売り上げとなり大成功!
椿は、この菓子を「しまや」と名付けて売り出すことにしました。
以後、飯島は光月庵への恨みを捨てて、いつかわらび餅を自分でも作れるようにと職人として努力するようになっていきます。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑫七桜と椿の出生の秘密とは?
一方、椿と七桜の結婚式が近づいていき、七桜の妊娠も明らかになります。
七桜の母役になってくれていた夕子(須藤理沙)は、七桜の妊娠を知り心配しますが「椿にはまだ言わないで欲しい」と懇願する七桜。
夕子はそんな七桜に「私が本当の母親だったら、幸せになって欲しいと言うよ」と優しい言葉をかけてくれました。
椿の七桜への愛が深まる中、妊娠した七桜は椿を恨む気持ちと愛おしく思う気持ちの中で葛藤を続けていました。
そんな中、七桜はかつて母・百合子が住んでいた部屋の天井裏から道具箱を見つけます。
そこには七桜あての封書が入っており、中を開けるとDNA父子鑑定書が入っていました。
そこには、七桜と椿の父・樹の親子関係を記す内容が書かれていたのです。
さらに椿と樹の親子関係は0パーセントとも。
実は、七桜が本当の光月庵の後継者だったのです!!
七桜はこう思いました。
「椿は子供ながらに、父・樹と百合子がキスするところを見て、樹が自分の父ではないと気付いた。そしてさくらがいつか現れた光月庵を取られてしまうのではないか」
自分の正体を明かせない、子供のことは隠せないし、椿を苦しめたくない・・・
その思いから七桜は、光月庵を去ることを決心するのでした。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑬今日子の悲しい過去とは?
光月庵を去る前に、多喜川に会いに行った七桜。
椿とは結婚しないこと、新しい働き口を紹介して欲しいことをお願いしました。
すると多喜川は「やり残したことあるのでは?後悔しない?」と尋ねられ15年前の母・百合子の死の真相を明らかにしてから出ていくことを決意!
その頃、光月庵にはかつて椿と結婚する予定だった栞(岸井ゆきの)が尋ねてきて別の男性と結婚することを報告。
近々行われる茶会に、栞も参加することになります。
その頃椿の祖父・宗寿郎は遺言書を書いていました。
その内容は「全財産を高月椿に相続させる。ただし高月家の血を引く孫が現れた場合は、その孫が全財産を相続する」というもの。
その遺言書の存在を知った今日子は、なんとかその遺言書を奪い取ろうと画策します。
そして七桜は、茶会の日にだけ宗寿郎が開ける奥の部屋に行けば、母の死の秘密が何か分かるかも?と思い始めます。
そして茶会の日の夜、今日子が宗寿郎の部屋に侵入し遺言書を探しているところに、ろうそくと遺書を持った宗寿郎が現れます。
宗寿郎はかつて他の男と密会していた今日子の姿を見たことを告げ、今日子は樹から一度も触れてもらえなかったことを告白。
今日子は宗寿郎が名家から連れてきた嫁でしたが、一度も樹に愛してもらえなかった悲しい女性だったのです。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑭椿の父を殺した犯人は今日子?
二人はもみ合いになり、倒れた宗寿郎は頭流してしまい、持っていたろうそくが畳に引火し、燃え上がってしまいます。
その頃七桜はこっそりと奥の部屋に進み、樹の部屋で今日子の姿を見つけます。
「旦那さまと女性職人は仲が良かったって聞きました。愛し合っていたって」
その言葉を聞き逆上する今日子に七桜は続けます。
「旦那様を殺したのもあなたですか?」
今日子は「違うわ」と否定しますが「私があなたを見たって訴えます。私がさくらです。その職人大倉百合子の娘です」と七桜は告白。
すると、今日子は笑い出し「やっと言ってくれたわね。ねえ聞いたでしょ?」そう言って振り向くと・・・
そこには椿の姿があったのです!
遂に七桜がさくらであることを知ってしまった椿。
今日子は騒がしい母屋の様子を見に行くと言って、その場を去っていきます。
椿「嘘だよな・・・」
七桜「15年前この部屋で何が有ったのか知りたかった。ママは絶対旦那様を殺していない。私はママの無実を証明するためにここに来たの」
信じられない椿は七桜を抱き寄せキスをしますが、そのとき火事が発生したということを知り、椿は宗寿郎を探すために母屋の奥に向かっていきます。
「大旦那を見つけたらもどってくる。お前はここからでるな」
「待ってる。椿を待っているから」
一人部屋で待つ七桜のもとに心配した飯島が現れます。
七桜はここで椿を待つと言いますが、突如お腹が痛み出し意識を失い飯島によって助け出されるのでした。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑮火事で流産と意識不明
そして、2日後病院で目を覚ました七桜。
母屋は燃えてしまったものの、光月庵の店は燃えずに済み、亡くなった人は誰もいなかったものの椿は意識不明の重体になり、七桜は流産してしまいます。
椿は宗寿郎を助け出し、店を継ぐ者が使う伝統の道具も母屋から持ち出していました。
母親の死の真相を明らかにできず、悲しんでいる七桜の前に現れたのは多喜川(山崎育三郎)でした。
「七桜ちゃん、きみはこれからどうしたいんだい?
「私は御菓子を作りたい」
そして時は流れ、3年後。
七桜は多喜川と共に新しい和菓子屋「花がすみ」を起こし、その店主となっていました。
「今の光月庵には消えてもらうから」
七桜は光月庵の乗っ取りを企んでいるようです!
私たちはどうかしているネタバレ結末⑯七桜は光月庵の乗っ取りを企む
3年前の火事で椿は意識不明の重体になり、意識が戻った時には七桜の姿はありませんでした。
椿はあの日、茶会に来ていた元婚約者の栞(岸井ゆきの)に助けらたのですが、栞はそのときに顔に火傷を負ってしまっていました。
そんな栞と椿は現在「和菓子教室」に通っている先生と生徒の関係に。
そして3年前火事から救い出された宗寿郎は、病院に入院しており意識はあるものの誰にも話をしようとせず廃人同然の状態に。
椿は光月庵の主人として忙しく、菓子作りはできない日々が続いていました。
栞は予定通り結婚する予定でしたが・・・何と!椿のことが忘れられずに婚約を破断し、実家から勘当されてしまうのです。
そして、光月庵で働き始めることになりました。
椿の母・今日子(観月ありさ)は、名家の娘である栞を椿と一緒にさせようと企み始めます。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑰七桜と椿が再会
そんなある日、栞は七桜と再会。
七桜は「花がすみ」という店を開いたこと、栞は「光月庵」で働いているとお互いの状況を語り合う二人。
七桜は「光月庵の菓子は椿さんが作っていない、そんな店に負ける気がしないから」と宣戦布告。
後日、光月庵と花がすみは園遊会で使われる菓子を決める対決で対峙することに。
庭で偶然七桜と椿は出会うのですが、「だれかいるのか?」と椿は七桜に気付きません。
実は、椿はあの火事で目を傷めてしまい時折視力が衰えてしまう事がある様子。
園遊会の菓子対決の結果は、光月庵の勝利でした。
しかし勝てたのは、今日子が選定員の一人の溝口に賄賂を送っていたため。
園遊会で出す菓子を作り上げるまでは目の手術は出来ない。しかし医師は失明の可能性もあると椿に言いました。
そんなある日「花がすみ」の視察を兼ねて椿が店を訪ねると、そこに七桜が居たことに驚きます。
椿「あの日、どうして何も言わず消えたんだ!」
七桜「あの日待っていたら変わったの?これまでのことは全部嘘だった。私は「さくら」なんだよ椿!」
そして多喜川も現れて「彼女のことを傷つけるのは許さない」と言われてしまった椿は、その場を去るしかありませんでした。
後日、園遊会のお菓子は先方の意向により「光月庵」と「花がすみ」が合同で行う事が決定し、舞台となる温泉に七桜と椿は招待されることになるのです。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑰栞が妊娠!?
二人が一緒に温泉に行ったという事を知り、椿のことを想う栞は今日子に向かって衝撃の告白をします!
「私妊娠しているみたいなんです・・・」
その頃七桜と椿は期せずして、一緒に混浴に入ることになり動揺!
温泉から上がった二人は、梅酒を飲みながら菓子作りの話で盛り上がり、七桜はこのときはじめて椿の目が悪いことを知ることになります。
そして二人はキスを交わしますが、それ以上のことはありませんでした。
椿を好きな気持ちはあるものの、光月庵を乗っ取るという気持ちは変っていません。
光月庵に戻った椿は、今日子から栞の妊娠を告げられ驚きを隠せませんでした。
その夜、椿の部屋に裸の栞が現れて「私に椿さんの子供をください」と迫られますが、椿はきっぱりと断ります。
一方、今日子は頼みの綱だった溝口から見捨てられたことをきっかけに、宗寿郎を手元に置いておこうと動き出します。
それは、3年前のあの火事の日の記憶がよみがえっては困るから。
さらに遺言書の行方もまだ明らかになっていなかったのです。
宗寿郎を連れ出そうとしたとき七桜が現れてこう叫びます。
「私が光月庵の正式な後継ぎなのは変わらない。樹さんの本当の子供は私です」
それはおそらく宗寿郎の耳にも聞こえていたはず。
後日七桜は、光月庵の母屋に忍び込み、宗寿郎の前に現れます。
「さくらなのか?」
その言葉を発した直後、宗寿郎は倒れてしまうのです。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑱七桜が椿との別れを決意
倒れた宗寿郎のもとに椿が現れ、心臓マッサージを施したことで息を吹き返します。
そこに今日子も現れ、七桜の持っていた証拠書類を破り捨ててしまいますが、宗寿郎は「その娘と二人にして欲しい」と言い椿と今日子はその場を下がることに。
「お前が本当にさくらなのか?」
うなづく七桜は証拠として菓子を差し出します。
その菓子を食べた宗寿郎は、あの頃食べた懐かしい味を思い出し七桜が自分の本当の孫であることを確信。
宗寿郎は、樹が百合子が好きだと知っていながら別れさせ、今日子と政略結婚させたことを話し始めます。
「そんな自分を許せるか?」と尋ねる宗寿郎に「許さない」と答える七桜。
「だけど、私は父と母が大切にしたこの店が欲しいです。この店でお菓子が作りたい!」
その言葉を聞いた宗寿郎は、椿を呼び明日二人に菓子勝負をさせて買った方に光月庵を譲ると宣言するのでした。
その日以降、菓子勝負に向けて必死になる七桜。
そして多喜川からは「君の夢が叶ったら僕と結婚して欲しい」とプロポーズされます。
しかし、椿への想いを捨てきれない七桜。
「今夜一晩だけ椿の時間を私に下さい」
そう椿を誘って、一夜を過ごすことに。
「子供のころ椿のことが本当に好きだった。でも同時に浮かんでくる光景があるの。椿がママを指さしたあの瞬間。それを思い出すとどうしよもなくドロドロした感情に支配される」
「一晩、今夜だけ最後に私を抱いて欲しい。勝っても負けても勝負の日が私たちの最後になるから」
最後にもう一度だけ結ばれた二人。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑲光月庵の当主となるのは七桜か椿か?
そして菓子勝負の当日!
七桜が作ったのは柚子を使った上生菓子。
そして椿が作ったのは、ふるくからあるシンプルなつばき餅でした。
それは、椿が父親から教わった初めての菓子だったのです!
椿の作った菓子を食べて涙を流す宗寿郎。
果たして、結果はどうなるのか?
椿の勝利かと思いきや、宗寿郎が選んだのは七桜でした。
結果を告げると突如宗寿郎は倒れこんでしまいます。
病院に運ばれて二人きりになった椿と宗寿郎。
最後にこう椿に語り掛けました。
「椿、お前の作ったつばき餅。魂をふるわされた。本当にうまかった。わしのためにわしだけに向けられた菓子だった」
「すまなかったな椿。これからはもっと自由に菓子を作っていい。お前のおまえだけの菓子を作れ。なにもしばられず自分のために好きに自由に・・・」
宗寿郎はそのまま息を引き取りました。
椿は祖父の最後の言葉を聞いて涙を流します。
宗寿郎は自分のために作った椿の菓子を選びたかったが、光月庵の当主としては万人が美味しいと思う七桜の菓子を選択したのだと思います。
そして、光月庵は七桜が継ぐことになり、椿は「一つだけたのみがある。光月庵をつぶさないでくれ」と言って光月庵を去っていきました。
私たちはどうかしているネタバレ結末⑳光月庵は前途多難で・・・
しかし、当主となった七桜を従業員たちはすんなり受け入れてくれず前途多難な船出に。
そんなある日、七桜は栞の姉・由香里から「武六会」の招待状を受け取ります。
武六会とは、数ある老舗の中でも伝統を受け継ぐ由緒ある店だけが参加できる会合。
参加した七桜は、言葉遣いなどを指摘され散々な目にあいますが、奉納の儀に出す菓子の出来具合を見て、最終的な評価をされることになりました。
その菓子は、光月庵に伝わる道具を使って作るのですが・・・
当主になった七桜を快く思わない、今日子がその道具を持って姿を消してしまうのです。
一方その頃、椿は偶然夕子と再会!
3年前の火事の時に七桜が妊娠していたことを聞かされて衝撃を受けます。
七桜は栞と共に必死に今日子の行方を探します。
そしてついに神社の前で道具を燃やそうとする今日子の姿を発見。
何とか火を消して道具箱を取り戻すことが出来た七桜。
そんな七桜の前に「お前は本当に無茶なやつだな」と言って椿が姿を現したのです。
その場を逃げ去る今日子の前に現れたのは多喜川でした。
「どうして父はあんたみたいな人に夢中になったのかな」
そう、今日子が以前関係を持った相手は多喜川の父親だったのです!
という事は、椿と多喜川は兄弟ってことです。
多喜川が七桜に近づいたのは、家族を壊した今日子に復讐するためでした。
そんな多喜川に今日子はこう言います。
「光月庵がダメなら多喜川家を椿に継がせようかしら」
というところで、原作漫画「私たちどうかしている」の第12巻は終了しているんです。
13巻は8月12日発売予定なので、続きが分かり次第更新していきたいと思います(^^)/
私たちはどうかしているネタバレ結末原作!犯人は観月ありさ?
今回は「私たちはどうかしている」の原作漫画の結末をネタバレ紹介しました!
原作漫画は現在もまだ続いており完結していませんが、今のところ椿の父を殺した犯人は明らかになっていません。
椿の母・今日子の母の可能性が高そうですが、本人は否定していますからね(・_・;)
自殺の可能性もありますし、もしかしたら七桜の母・百合子が殺した可能性もあるのかも?
そして実は椿が光月庵の正式な後継者ではなく、七桜が後継者であることが明らかになり、光月庵は七桜が当主になることに!
さらに七桜を陰で支えていた多喜川が、実は椿と兄弟であることも判明し、原作漫画はまだまだ継続中です。
「私たちはどうかしている」は新型コロナウイルスの影響もあって8話終了では?と言われています。
椿を演じる横浜流星さんが新型コロナウイルスにかかったと報じられた際に、8話のうち7話まで撮影が終了しているとニュースになっていましたからね。
という事は、原作漫画の結末を待たずにドラマオリジナルのラストになりそうです!
果たして、七桜が光月庵の当主になって、椿の父の死の真相まで全8話で描くことが出来るのでしょうか?
もしかすると続編を匂わすラストになる可能性もあるかもしれませんね(^_^;)