NHKの朝ドラ「まんぷく」では遂に萬平さん渾身の即席インスタントラーメンが完成!
その名も「まんぷくラーメン」です(*´▽`*)
福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)の名前を取ったネーミングがステキですよね。
そんなまんぷくラーメンのパッケージデザインを任されたのが、福子の義理の兄・忠彦さん(要潤)です!
果たして、実際のチキンラーメンの袋の包装パッケージをデザインしたのも香田忠彦(こうだただひこ)さんのモデルの人物だったのでしょうか?
今回は朝ドラ「まんぷく」のまんぷくラーメンのモデルとなった「チキンラーメン」の包装パッケージと、パッケージのデザインをした人物について紹介します!
カップヌードルのデザインについては以下にまとめてあります!
合わせて御覧ください。
チキンラーメンの初代や歴代パッケージとは?
「まんぷく」の萬平のモデルとなった人物は、安藤百福(あんどうももふく)で、日清食品の創業者です!
1958年に販売をスタートしたチキンラーメンは、一袋35円で販売されました。
当時のJRの初乗りが10円、銭湯が16円だったので、かなりお高目な値段設定だったようです!
百福が最初に作ったチキンラーメンの気になる最初のパッケージをまずは見てみましょう。
#まんぷく ラーメンが完成してパッケージづくりに入るみたいだから、初代チキンラーメンのパッケージを振返ってみよう。 pic.twitter.com/K31gIsfp3k
— prism (@khot23) 2019年2月12日
中身が見えるように窓が開いているデザインなんて、当時としてはかなり斬新だったのではないでしょうか!
さらに一種類だけではなく、味が違うバージョンも販売されていました(^^)/
ごく初期のチキンラーメンのラインナップ。『千金蕎麦』と書いて『チキンソバ』と読ませるセンスがとても素晴らしいですね!そして意外にもカレー風味というのは初期の方からあったんですね。 http://t.co/ZnzjfeHQiK
— しんかい (@Shinkai6500) 2014年5月10日
チキンソバに、カレー味のものまであったんですねー。私全く知りませんでした(;^ω^)
ソバにチキン味って合うんですかねー。食べてみたいような、みたくないような・・・(笑)
そして、現在のパッケージがこちらです!
…どうやらボク「ひよこちゃん」はチキンラーメン60周年を機に「にわとりちゃん」に成長したようです。応援してくれていたみなさん、なんだかごめんなさい。 pic.twitter.com/UvV7HfXEvm
— チキンラーメン ひよこちゃん (@nissin_hiyoko) 2018年4月2日
チキンラーメンのパッケージには長くひよこちゃんが描かれていたのに、いつの間にかニワトリちゃんに変わっていたんですね(笑)
パッケージは、年代が変わる事によって少しずつ変化が見られ、昭和40年にはキャラクターの「ちびっこ」が生まれ、平成3年からひよこちゃんが登場します!
★昭和54年 日清食品 インスタントラーメン未開封 あ~らよ♪ 出前一丁 ちびっこ坊や 展示しております。 pic.twitter.com/GTb91lvJpr
— 昭和ギャラリー (@kurichan46) 2015年5月27日
パッケージは進化している。
チキンラーメンのパッケージを見てもよくわかりますね。#パッケージマーケティング pic.twitter.com/QyU4cuCSbj— パッケージマーケッター 松浦 陽司 (@p_matsuura) 2016年7月17日
2018年には、まんぷくの放送に先駆けたのか?復刻版パッケージも発売されているんですねー!!
今年でチキンラーメン60周年、日清焼そば55周年、出前一丁が50周年!
記念に、懐かしの復刻版パッケージが発売です〜!
うれしくって3種類ぜんぶ食べたら、「世の中をまんぷくに」する前にボクがまんぷくになっちゃいました。(ゲプ) pic.twitter.com/mU5nSgXD18— チキンラーメン ひよこちゃん (@nissin_hiyoko) 2018年10月1日
日清食品のチキンラーメンのサイトで時代ごとのチキンラーメンのパッケージを詳しく見る事が出来ます(^^)/
http://www.chickenramen.jp/history/
Q6「生まれたころのチキンラーメンはどんなだったんですか?」の項目を見てみて下さいね!
まんぷくラーメンのパッケージを担当した忠彦のモデルは?
「うおおおおおおお〜!!」忠彦さんが孫の誕生からインスピレーションを得て考えた包装デザインです。
福ちゃんたちが乗り越えてきた荒波を親しみがあるものにしたとのことで、満場一致(?)で決定です!
社名も「まんぷく食品」で決まり!
ええデザインや~!#まんぷく #朝ドラ pic.twitter.com/sBn6rLYPdB
— 【公式】連続テレビ小説「まんぷく」 (@asadora_bk_nhk) 2019年2月13日
ドラマの中の「まんぷくラーメン」のパッケージデザインを作成するのは、要潤さんが演じる香田忠彦です。
そんな忠彦にもモデルとなる人物が居るんです!
有元一雄(ありもとかずお)という日本画家が、忠彦のモデルとなった人物なんですよねー(^^)/
福子のモデルとなった安藤仁子(あんどうまさこ)の姉・澪子(みおこ)の夫の有元一雄。
澪子の姉の晃江が一雄と同じ絵の愛好家グループだった事が縁で、澪子は一雄の絵のモデルとして紹介されます。
澪子の父は「裸のモデルはダメだが、手だけならいい」とモデルになる事を許可し、その後二人は結婚。
日本画家の一雄は京都の醍醐に住んでおり、もっぱら和鳥が描きたくて家に集め、庭はシラサギなどを飼っていました。
一雄の絵は売れたか?と言いますと・・・戦前は愛好家が居た為そこそこ売れたようですが、戦後はさっぱり売れずいつも貧乏だったんですねー。
画商から「こういう絵を描いてくれ」と注文されて絵を描くことが嫌いだったので、自らの絵を画商には売ろうとしなかったのも貧乏の一因でした。
そんな貧乏な中でも、有元家の家計を支えた妻の澪子。仁子も絵を買い取るなどして姉夫婦を精一杯支えたのでした。
一雄は、死ぬまで絵を描き続け後世に何作か作品を残していますが、華々しい成功を遂げた画家とまではいえない人物のようですね(-_-;)
チキンラーメンのパッケージをデザインしたのは竹内仙之助!
朝ドラ「まんぷく」の中で香田忠彦がデザインを手掛けるため、モデルの有元一雄がデザインした?と思う方もいるかもしれませんが実は違います( ´∀` )
チキンラーメンの記念すべき最初のパッケージをデザインしたのは、竹内仙之助(たけうちせんのすけ)という画家なんです!
チキンラーメンの開発者・安藤百福は友人の画家にデザインを依頼していたんですねー。
忠彦さんデザインの「まんぷくラーメン」のパッケージ。素敵ですね。あの有名な「チキンラーメン」のパッケージをデザインしたのは、安藤百福の友人であった画家の竹内仙之助。竹内は本の装丁画や挿絵などの絵も描いているので、白羽の矢が立ったようだ。 #まんぷく pic.twitter.com/lIwPz5R6O8
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2019年2月13日
「まんぷく」のドラマの中で忠彦がデザインをすることになりますが、これは実話ではないという事になります!
確かに忠彦のモデルとなった有元一雄の画家としての性分を鑑みても、商業目的のデザインを引き受けるとは思えないですよね(笑)
画商から頼まれても絵を描かない一雄が、ラーメンのパッケージのデザインを依頼されてもきっと断るでしょう・・・(-_-メ)
まんぷくの忠彦は、ラーメンのパッケージデザインをしたことを含めると、有元一雄と竹内仙之助の2人を合わせてモデルにしていると考えた方が良いかもしれませんね!
まとめ
今回は、朝ドラ「まんぷく」のモデルとなっているチキンラーメンのパッケージをデザインした人物を紹介しました。
安藤百福の友人・竹内仙之助という画家がデザインした初期のチキンラーメンのパッケージ!
ドラマの中では忠彦がデザインするので、ドラマと現実では少し違うようですね(^^♪
果たして、まんぷくラーメンもチキンラーメンと同様にヒットするのでしょうか?
「まんぷく」の放送も残すところおよそ一か月半となりました!
最終回に向けて目が離せませんよねー( *´艸`)