2025年8月16日の【ほん怖】こと「ほんとにあった怖い話」夏の特別編2025で放送される岡田将生さん主演の「右肩の女」についてあらすじネタバレを結末までと紹介考察していきます。
別れたくても別れらえない彼女には見えた「ほん怖」右肩の女の衝撃の右肩のおばさんの女性の幽霊の正体のネタバレ解説とは?生霊と嘘どっち?
【ほん怖】右肩の女のあらすじネタバレ!おばさんの幽霊の衝撃の正体とは?
「右肩の女」は2012年に「ほん怖」で放送された話題のエピソード
『ほんとにあった怖い話』(通称・ほん怖)の長い歴史の中でも、多くの視聴者の心に深く刻まれているエピソードが「右肩の女」です。
初回放送は2012年夏。
主演を務めたのは俳優・岡田将生さん。放送当時、「じわじわ迫る恐怖感が忘れられない」「夜道で無意識に右肩を振り返ってしまう」といった感想がSNSや掲示板を中心に相次ぎました!
以降でそのあらすじネタバレを結末までご紹介していきます。
右肩の女
脚本:穂科エミ
演出:鶴田法男ある日、付き合っている彼女から霊がついていると言われた利也。 彼女の真美がおはらいまでしてくれたが状況は悪化するばかり。つ いに利也の命を脅かすほどに…
引用元:公式サイト
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就活がうまくいかず、大学の構内でため息をついている大学生の利也。
同級生の健太は、そのため息で幸運が一つ逃げたと言います。
健太も就活はうまくいっていないようだが、笑うと幸運がやってくると言い笑っていました。
すると利也の携帯が鳴り、再びため息をつきます。
それは彼女の真美からのメッセージ。
しつこい真美に嫌気がさしているようで、彼女と別れられれば幸運の一つぐらい逃げてもいいと言う利也。
健太は、あんなきれいな子となかなか付き合えない、超もったいないと返しますが、利也は一緒にいると疲れるからと別れを切り出すつもりのようですが、なかなか言えずにいました。
二つ年下の彼女・真美。
利也にとって美人で明るくて最初は大好きな彼女でしたが、最近はそんな気持ちがすっかり薄れていたのでした。
その夜、真美と食事をしている利也。
真美が今日元気ないと言うと、利也は話があると切り出しますが、こちらを凝視してくる真美。
「最近、右肩重くない?」
「言われれば重いような・・・」
「やっぱり、驚かないで聞いてね。私霊感あるって言ったじゃん。あのね・・・いま利也くんの右肩にいるの」
「何が?」
「赤と青のワンピースを着た髪の長いおばさんが・・・」
「そんな、ほん怖じゃあるまいし」
そんなおばさん心当たりが無い利也。
そして真美は利也を連れて、利也の自宅に向かいます。
久しぶりの利也の家で嬉しそうな真美。
ここに問題があると言い始め、買ってきたお札を取り出し除霊をすることに。
帰り際、利也の頬にキスをして帰っていく真美。
利也の部屋の壁にはお札が多数貼られています。
その後、真美のおはらいが効いたのかすっかり右肩も軽くなった利也。
しかし、ダラダラと過ごして真美との別れ話も引き延ばしになっていました。
ある日の健太との飲み会中。
真美から「大丈夫?」とメッセージが届きます。
気にせずに飲みを続けていた翌朝。
電話が鳴り二日酔い気味で、電話に出てみると真美からでした。
「利也くん大丈夫だった?私夢の中でワンピースの女に追いかけられた。逃げても逃げても追いかけてくるから超怖かった。だからもしかしたら利也くんにも何かあったんじゃないかって心配で」
「それ真美が見た夢。俺は関係ないかなって・・・」
「でも目が覚めたら金縛ってた。その女が上に乗って邪魔するなーって恐ろしい声で怒鳴られたんだから」
「大事な話があるんだけど・・・」
「私も超大事な話があるんだ。私ねあの女を見つけたの」
その後、二人はいつもの店で会うことに。
利也は別れ話を切り出そうとしますが、真美はタブレット端末で自分のブログを見せてきます。
友達しか見れないようにしているのに、謎のアンダーバーのハンドルネームがいる。
ハンドルネームをクリックすると、そこに利也の右肩にいる女の服の写真が!
真美は心配になったようで、しばらく一緒にいようと利也に提案。
ためらう利也ですが、真美が自分の右肩を凝視するので、結局別れを切り出すこともできませんでした。
一緒にいることは断り、朝を迎えて一人自宅に帰っていると背後にあの服の女性が!
追いかけられている感じがして必死に逃げる利也でしたが、それは夢。
ベッドの上で目を覚ますと金縛り。上には女性がおり「邪魔するな」と言い・・・
再び目を覚ますと利也がいたのは大学の教室でした。
教室の背後の窓に何かを感じた利也。
何か音が聞こえ後ろを見るも誰もいない。
しかし利也の目の前には、あの女性が・・・
前を向くとその女性の姿は消えています。
すると突如窓に石のようなものが投げつけられ、割れたガラスで傷を負ってしまった利也。
怖くなり健太の紹介で後日霊媒師に会うことに。
霊媒師は言います。
「あなた別れようとしている彼女がいるよね?まだきちんと別れてないみたい。今あなたに降りかかっている災難はそこにいる女のせいじゃない。あなたについている中年女は彼女の生き霊よ」
「中年女性がいるというのは彼女の嘘。別れようとしていることに気付いたからそれを止めようとした。それから生き霊となってあなたにとりついてしまった。それを理由にそばにいられるから。生き霊は力が強いので私には払えない」
その後、真美に霊媒師の言い分を伝えるも、訳わかんないと一笑する真美。
霊媒師から、もし生き霊を払うのなら、はっきりした態度を示さないとダメと言われた利也。
ここで意を決して、真美に言いました。
「あのときあそこにいたよね?」
あのときとは、ガラスが割られた講義。
真美はあの先生の講義が聞きたかったからと講義にいたことは認めます。
すると「やっぱりいるよ・・・」と利也の背後を指さす真美。
もっと強いお祓いをしようと言いますが、利也は「別れよう。さよなら」と言って去っていくのでした。
二人の関係が終わって、何日かった日。
真美の告白「ごめん。あの女、私だったのかも」
健太と話をしていると真美からメッセージ届きます。
タイトル「ごめん、やっぱりわたしだったかもしれない」
さらに添付ファイルが付いています。
「元気にしてますか?ちょっと伝えたいことがありメールしました。最近人生の大掃除のつもりで片づけたら出てきた。子供の頃すごく気に入って着ていたものなんだけどすっかり忘れていました」
添付ファイルと見てみると、それは赤と青のワンピース。
「だからごめん。あの女私だったのかも」
【ほん怖】右肩の女の考察・解説!ワンピースの女は生霊・嘘どっち?
かなり怖ーいお話でしたが、蓮佛美沙子さん演じる彼女の真美は、自分の知らないところで生き霊となっていたのかもしれません。
岡田将生さん演じる彼氏の利也が別れを切り出したいことになんとなく気付いており、別れたくない気持ちが強いあまりに生き霊が生まれてしまったとか?
そして本当に真美には、右肩の女が見えていたのか?
それは彼女の嘘だったのかもしれません。利也の気持ちを繋げ止めたいがために・・・
ブログも真美の自作自演だったように思います。
しかし別れを告げたら意外にもすんなり別れを受け入れたのがちょっと引っかかるところですね。
以下、考察をまとめていきます。
考察① 生き霊説
真美は、利也が別れを切り出そうとしていることに薄々気づいていた可能性があります。
別れたくないという強い執着心が、「生き霊」として利也の右肩に現れてしまった、という解釈です。
この説だと、右肩の女は真美の感情そのものであり、利也を繋ぎ止めるために無意識に発生した存在と考えられます。
考察② 嘘と自作自演説
一方で、右肩の女の存在は真美の作り話だったのではないか、という見方もあります。
利也の気持ちを引き留めるために、「私にも見える」と演じ、ブログの不気味な投稿も自作自演だった可能性があります。
しかし、別れを告げられた真美があっさり別れを受け入れた点が、この説の最大の謎です。執着していたはずなのに、なぜ…?
考察③ 両方が真実説
物語は意図的に曖昧に終わっており、「生き霊説」と「嘘説」のどちらも成立する作りになっています。
つまり、真美は本当に生き霊を飛ばしていたが、同時に利也を試すために嘘を混ぜていた、という二重構造です。
視聴者は最後まで真実を掴めないまま、得体の知れない不安だけを抱えて物語が終わります。
右肩の女のキャスト出演者!霊媒師や彼女・真美役など
沢田利也 … 岡田将生
物語の主人公。付き合っている彼女と別れたいと思っていた。
スクリーンデビュー:「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007年)で映画初出演を飾る。
主演作・新人賞ラッシュ:2009年公開の『ホノカアボーイ』『重力ピエロ』で多数の新人賞を受賞し、注目の的に。
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助演賞の受賞:2010年、『告白』『悪人』で日本アカデミー賞 優秀助演男優賞を受賞 。
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ドラマや映画での幅広い活躍:
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大河ドラマ『平清盛』(2012年)
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伝説のコメディ『リーガル・ハイ』(2012–13年)
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サスペンス『ST 赤と白の捜査ファイル』(2014年ドラマ版・2015年劇場版)
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連続ドラマ『ゆとりですがなにか』(2016年ドラマ版・2023年劇場版)
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朝ドラ『なつぞら』(2019年)、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)
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映画『銀魂』シリーズ(2017・18年)、『ドライブ・マイ・カー』(2021年)、『ラストマイル』(2024年)など
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結婚:2024年11月、女優・高畑充希さんとの結婚を発表 。
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2025年以降の活動:公式サイトによれば、話題作への続々出演が予定中。たとえば2025年にはアニメ映画『果てしなきスカーレット』の声優出演なども控えています 。
伊藤真美 … 蓮佛美沙子
主人公・利也の彼女。利也の右肩におばさんの幽霊が見えると言い出す。
蓮佛美沙子さんは、女優として映画・ドラマ・舞台で活躍する実力派俳優です。2005年、角川映画・ソニーミュージック・Yahoo! JAPANが共同で開催した大型オーディション「MISS PHOENIX」で、応募総数約37,000人の中からグランプリに輝き芸能界入りしました。
その翌年、映画『犬神家の一族』(2006年・市川崑監督)で女優デビューを果たします。その透明感と演技力の高さが評価され、以降さまざまな作品で主演や重要な役を担ってきました。
■ 主な出演映画
公開年 | 作品名 | 役名 |
---|---|---|
2006年 | 犬神家の一族 | 野々宮珠子 |
2020年 | 天外者(てんがらもん) | 五代豊子 |
2022年 | 鋼の錬金術師 完結編(2部作) | リザ・ホークアイ |
2023年 | 女優は泣かない | 園田梨枝 |
2023年 | スイート・マイホーム | 清沢ひとみ |
2022年 | あちらにいる鬼 | 坂口初子 |
蓮佛さんは、シリアスからファンタジーまで幅広いジャンルに出演しており、特に『鋼の錬金術師』のリザ役ではアクションシーンにも挑戦。高い表現力と芯のある存在感が注目されました。
■ 主な出演ドラマ
放送年 | タイトル | 放送局 |
---|---|---|
2020年 | うきわ 友達以上、不倫未満 | テレビ東京 |
2022年 | マイファミリー | TBS |
2023年 | 大奥(フジテレビ版) | フジテレビ |
ほか | 恋はつづくよどこまでも など多数 | – |
地上波・配信ドラマともに多数出演しており、主演はもちろん脇を固める役でも光る演技を披露しています。
山田健太 … 窪田正孝
主人公・利也の友達。
窪田正孝さんは、繊細な表現力と圧倒的な存在感で知られる実力派俳優です。1988年8月6日生まれ、神奈川県出身。2006年、テレビドラマ『チェケラッチョ!! in TOKYO』で主演デビューを果たし、同年に映画『ユモレスク 逆さまの蝶』で映画デビューも果たします。
その後も着実にキャリアを積み、若手時代には不良映画『ガチバン』シリーズ(2010年〜)で主演を務め、若年層を中心に熱狂的な人気を獲得。NHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)や『エール』(2020年)では幅広い世代から支持を受け、国民的俳優の仲間入りを果たしました。
■ 映画出演作品の一部
公開年 | タイトル | 役名 |
---|---|---|
2025年 | 宝島 | レイ |
2025年 | 悪い夏 | 金本龍也 |
2024年 | 聖☆おにいさん THE MOVIE | マーラ(声) |
2024年 | 本心 | AI(声) |
2024年 | Cloud クラウド | 村岡 |
2024年 | ラストマイル | 久部六郎 |
2016年 | 64 ロクヨン(前・後編) | 手嶋班の刑事 |
2017年 | 東京喰種 トーキョーグール | 金木研(主演) |
2016年 | MARS〜ただ、君を愛してる〜 | 主演 |
最新映画『宝島』では、レイ役として2025年9月19日に公開予定。時代背景の濃い物語で、彼の演技力がどこまで昇華されるかに注目が集まっています。
■ テレビドラマの代表作
タイトル | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
ラジエーションハウス | フジテレビ | 放射線技師・五十嵐役 |
エール | NHK | 主演・古関裕而モデル |
アンナチュラル | TBS | 中堂系(法医解剖医) |
Nのために | TBS | 謎多き青年・成瀬慎司役 |
デスノート(ドラマ版) | 日本テレビ | 夜神月役 |
ヒモメン | テレビ朝日 | コメディ路線への挑戦 |
特に『アンナチュラル』や『ラジエーションハウス』では、冷静沈着でプロフェッショナルな役どころが話題となり、医療・法医学ジャンルでの存在感を確立しました。
渡辺美由紀【霊媒師】 … 橋本真実
健太に紹介してもらった霊媒師。
まとめ
今回は「ほんとにあった怖い話」の岡田将生さん主演「右肩の女」についてネタバレ紹介しました。
彼女が別れたくない思いが強く、生霊となって彼氏にとりついていた?
2012年に放送された名作でかなり怖ーいお話でしたね(;^_^A