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笠置シヅ子とその楽団が【福来スズ子とその楽団】のモデルで実話とは？

朝ドラ「ブギウギ」
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朝ドラ「ブギウギ」では戦争が激化し実在の「笠置シヅ子とその楽団」がモデルの「福来スズ子とその楽団」が結されます。今回は「福来スズ子とその楽団」のモデルとなった「笠置シヅ子とその楽団」の実話とネタバレをご紹介していきます。なぜ楽団は結成されたのか？どんなメンバーだったのか？

目次

笠置シヅ子とその楽団の実話とは？

笠置シヅ子の父親は亀井音吉！ブギウギの梅吉のモデル！

松竹楽劇団の解散で【笠置シヅ子とその楽団】が結成

朝ドラ「ブギウギ」の「福来スズ子とその楽団」のモデル、「笠置シヅ子とその楽団」も、「ブギウギ」と同じように所属先の松竹楽劇団の解散がきっかけとなり作られました。

戦況が厳しくなってきた1941年、正月興行の『桃太郎譚』で松竹楽劇団が解散。設立からわずか3年後のことです。

笠置シヅ子さんは独立し、とローンボーン奏者の中沢寿士さんをリーダーに、服部良一さんの援助のもと「笠置シヅ子とその楽団」を立ち上げました。

中沢寿士さんはジャズの草分け的なバンド「スターダスターズ」のトロンボーン奏者で、「中沢寿士とそのオーケストラ」も結成。

松竹楽劇団の旗揚げ公演にも参加されました。

淡谷のり子さんの紹介で、中島信さんがマネージャーになります。

楽団でわかっているメンバーは、このおふたりのみです。

淡谷のり子と合同公演

「笠置シヅ子とその楽団」旗揚げ公演は四国で行われました。

東京に戻り、淡谷のり子さんとの合同公演も開催されています。

ですが敵性音楽を歌う歌手と言われ、軍からも目をつけられていたため、活動場所は減っていきます。

このころは主に軍需工場や、映画館での実演公演をしていて、得意のジャズは歌えなかったため、服部良一さんが提供してくれた「アイレ可愛や」などを歌っていました。

楽団を勝手に売却される！

楽団には13人所属していたといい、空襲警報により公演がキャンセルになったりで、収入面でも苦しかったそうです。

「笠置シヅ子とその楽団」は1944年、空襲が激化したころに解散しています。

原因はマネージャーの中島さんが、勝手に楽団をほかの興行師に売却したためでした(>_<)

のちに笠置シヅ子さんは自伝で、中島さんは悪い人ではなく、家族を養うためお金が必要で、いっときだけ借りるつもりだったのでは、と考えておられます。

ですがその後楽団を結成していないので、かなりショックを受けたのではないでしょうか。

その後の中島さんについては、調べてみましたがわかりませんでした。

以降では、【笠置シヅ子とその楽団】をモデルにした朝ドラ「ブギウギ」に登場する【福来スズ子とその楽団】のネタバレをご紹介します。

【福来スズ子とその楽団】のネタバレとは？

小林小夜のモデルは笠置シヅ子の弟子で美空ひばり？ブギウギで富田望生が熱演

NHK連続テレビ小説「ブギウギ（ぶぎうぎ）」趣里（しゅり）さんが演じている、ヒロインの福来スズ子（ふくらいすずこ）のモデルは、ブギの女王と呼ばれた大スター、笠置シヅ子（かさぎしづこ）さんです。

ネタバレになりますが、これから福来スズ子は「福来スズ子とその楽団（ふくらいすずことそのがくだん）を結成します！

そこでこの「福来スズ子とその楽団」のモデルとなった「笠置シヅ子とその楽団」について調べてみました！

なぜ楽団は結成されたのか？どんなメンバーだったのか？朝ドラ「ブギウギ」の「福来スズ子とその楽団」のキャストや、ネタバレについても一緒にご紹介させていただきます！

まずは朝ドラ「ブギウギ」の「福来スズ子とその楽団」に関するネタバレです！

連続テレビ小説　ブギウギ Ｐａｒｔ１/ＮＨＫ出版/足立紳

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梅丸楽劇団が解散で茨田りつ子がきっかけに！

戦争が激化し、客足が遠のいた梅丸楽劇団。次々と楽団員たちも戦争に召集されていき、ついに解散が決まりました。

途方に暮れた福来スズ子（趣里）は、羽鳥善一（草彅剛）の元を訪ねます。

そこでその夜に行われる茨田りつ子（菊地凛子）の公演チケットを譲り受けました。

りつ子の「別れのブルース」に心を掴まれた福来スズ子。

楽屋にその感動を伝えに行くと、りつ子はこう返します。

「こっちは楽団抱えてんのよ？維持するだけ稼ごうと思ったら、半端な歌は歌えない。雇われのあなたとは覚悟が違うわ」

相変わらず手厳しいりつ子(;^^）

「歌いたいんじゃないの？だったら歌いなさい！」と叱咤激励します。

その晩梅吉（柳葉敏郎）と、ツヤの思い出話に花を咲かせた福来スズ子。

独立し、楽団を立ち上げる決心をしました。

福来スズ子とその楽団を結成！

こうしてできたのが「福来スズ子とその楽団」！

マネージャーの五木ひろき（村上新悟）を筆頭に、UGDのバンドマスターで、ここでもバンドマスターを務めるトランペットの一井（陰山泰）、若手のピアノ、二村（えなりかずき）。

ベテラン、ギターの三谷（国木田かっぱ）、そして大柄なドラムの四条（伊藤えん魔）という少人数ながら、精鋭たちが集まりました。

五木は辛島（安井順平）の紹介でやってきた、自称「腕利き」です。

そこに再びやってきた小林小夜（富田望生）が付き人となり、1941年春に楽団が結成されました。

敵性音楽といわれ厳しい活動

ですが以前から敵性音楽をやっている、という評判の福来スズ子。

冬になっても公演ができずにいました。

善一に呼ばれた福来スズ子とりつ子。ふたりが思うように活動できていないことを聞き、「くそくらえだ」と言います。

歌う場所がないなら作ればいい

善一の発案で、年末に合同コンサートを開催することに。

戦死した弟、六郎（黒崎煌代）のために、善一が作った「大空の弟」などを歌い上げた福来スズ子。

観客は総立ちで盛大な拍手を送り、観客席で涙が止まらなかった梅吉は、故郷の香川に帰る決心をします。

運命の人との出会い

1943年6月。福来スズ子とその楽団は、地方巡業を続けていました。

どこも謝礼は少なかったのですが、このご時世、呼んでもらえるだけでも有難いと、福来スズ子たちは思っています。

愛知に巡業で行ったとき、東京の大学に通うおとなしい学生、村山愛助（水上恒司）に出会います。

愛助は大阪の梅丸少女歌劇団にいたときから、福来スズ子のファンでした。

愛助は大阪随一の演芸会社、村山興業の御曹司。福来スズ子より10歳近く年下です。

その後愛助から手紙が届くようになり、家にレコードを聴きに行ったりしているうち、ふたりは惹かれあっていきます。

福来スズ子とその楽団に、村山興業の東京支社長、坂口（黒田有）が現れました。

「うちのボンを、たぶらかさんといていただきたい」

友人だと説明しましたが、その後愛助から告白された福来スズ子！

しばらく考えたのち、福来スズ子も愛助の気持ちを受け入れることにします。

ふたりのやり取りを聞いていた楽団の団員たちは、祝福の音を楽器で奏でました♪

持ち逃げ

1944年3月。地方巡業を続けていた福来スズ子とその楽団。

戦況は厳しさを増していましたが、福来スズ子は愛助との束の間の幸せを感じていました。

そんなころ、坂口が五木に「ふたりを別れさせてほしい」と頼み、お金を渡します。

楽団の経営が厳しいことから、別れたふりをしてほしいと言われた福来スズ子。

ふたりが別れたら、大金が入ると言う五木に「まさか、もうもらったりしてまへんね？」と福来スズ子が聞くと、ごまかしながら五木は行ってしまいました。

その後の巡業先で、五木は楽団のお金を持ち逃げし、行方をくらましてしまいます。

五木はすでに坂口からお金をもらっていて、謝罪の手紙を残していました。

こうして福来スズ子とその楽団は活動休止に。

後に愛助は体調を崩します。愛助の頼みで、村山興業を引退した、初老の男性、山下がマネージャーを引き受けることになり、福来スズ子とその楽団は活動を再開。

ですが戦況はさらに厳しいものとなり、ついに8月6日、広島に新型爆弾が投下されました。

以上が現在わかっているネタバレでした。

楽団を結成しても、思うような活動ができず、さらにマネージャーが楽団のお金を持ち逃げ！

そんななかでも、福来スズ子と愛助は愛を育んでいました。

さて、史実では楽団はどうなるのでしょうか！

【福来スズ子とその楽団】のキャストは？

六郎は戦死する？ブギウギで戦争のネタバレと実話も

マネージャー・五木ひろき（村上新悟）

辛島部長から紹介された、自称「腕利き」マネージャー。

＜村上新悟さんからのコメント＞

このたび念願叶い「朝ドラ」初出演、そして何よりも「ブギウギ」という魅力的な作品の一員になることができ、大変嬉しく思っております。
今回演じる役はザックリ言うと、
「五木です。ひろきです。五木ひろきです。」
どんな人物かは登場をお楽しみに！
趣里さんを筆頭にチーム一丸となって奏でる独創的なハーモニー。皆さまの心が「ズキズキ・ワクワク」する時間をお届けできるよう魂を込めて、感謝を込めて演じさせていただきます！

トランペット・一井（陰山泰）

「福来スズ子とその楽団」トランペット奏者。

ピアノ・二村（えなりかずき）

「福来スズ子とその楽団」の最年少メンバー。ピアノとアコーディオンを担当。

＜えなりかずきさんからのコメント＞

趣里さん演じる福来スズ子さんを、日米開戦前から楽団員としてサポートさせて頂きます！
暗澹たる時代を明るく逞しく生きていく福来スズ子の姿に役柄としても、自分自身としても勇気をもらいました。

ギター・三谷（国木田かっぱ）

「福来スズ子とその楽団」ギター奏者。

ドラム・四条（伊藤えん魔）

「福来スズ子とその楽団」ドラム。

付き人・小林小夜（富田望生）

福島出身の女性。鈴子のような歌手になるのが夢で、弟子にしてほしいと訪ねてくる。

＜コメント＞

なんともコロコロッとした…愛らしい女の子を務めることになりました。
「ホント小夜ちゃんしょうがない子やわ～」と、チームの皆さまに見守られながら、ズキズキワクワクな日々を全力で駆けております。趣里さんの側でお芝居できること、この物語のヒロインの人生にお供できること、大変嬉しく、光栄です。小夜ちゃんの見つめ方で、支えとなれますよう尽力して参ります。楽しみにしててくんちぇ！

キャスト引用元　NHK公式サイト

みなさんお気づきでしょうか？「福来スズ子とその楽団」の小林小夜を除くみなさん、苗字の始まりが数字なのです(≧∇≦)

制作サイドの遊び心でしょうか（笑）

史実ではマネージャーが楽団を売り飛ばしてしまいましたが、朝ドラ「ブギウギ」ネタバレではお金を持ち逃げしてしまいました(;^^）

個性的な演奏者の面々が揃いましたね♪みなさんの演奏も楽しみです！

まとめ

羽鳥善一【はとりぜんいち】のモデルは？『ブギウギ』で草彅剛が服部良一を演じる！

「福来スズ子とその楽団」は、朝ドラ「ブギウギ」で所属先の梅丸楽劇団が解散し、途方に暮れたヒロイン、福来スズ子が立ち上げる劇団です。

モデルは福来スズ子のモデル、笠置シヅ子さんが立ち上げた「笠置シヅ子とその楽団」！そのまんまでしたね（笑）

史実ではマネージャーが、楽団を売り飛ばしたことで解散となりましたが、「ブギウギ」で現在わかっているあらすじでは、まだ解散まで描かれていません。

マネージャーがお金を持ち逃げしたところまで描かれ、そこから空襲が激しさを増します。

あらすじには描かれていませんが、もしかしたらそのまま解散になるのかもしれませんね。

楽団員として、えなりかずきさんや村上新悟さんなどがご出演！えなりかずきさんは、収録前からアコーディオンを猛特訓されたそうです！

みなさんの演奏にもご注目ください！

朝ドラ「ブギウギ」
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