PICU小児集中治療室ネタバレ!原作あらすじは実話の北海道のストーリー?

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フジテレビ月9「PICU 小児集中治療室(ぴーあいしーゆーしょうにしゅうちゅうちりょうしつ)」が2022年10月からスタートします。

このドラマは北海道を舞台に、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこたたけしろう)が、子供のICUである「PICU」を作るために奔走する姿を描く感動必死のメディカルヒューマンドラマとなっています。

主人公の小児科医を演じるのは、大河ドラマ「青天を衝け」以来の連ドラ出演となる吉沢亮(よしざわりょう)さんです。

小児集中医療をテーマにした連続ドラマは初めて見たいなのですが「PICU(ピーアイシーユー)」に原作があるのか?さらに脚本や主要キャスト、どのようなストーリーなのか気になっている方も多いと思います。

今回は月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」の原作キャストあらすじなどをネタバレ紹介していきます。

「PICU 小児集中治療室」はモデルがある、実話のストーリー?

目次

PICU小児集中治療室の原作ネタバレや脚本家は?

PICUの医療監修は?植野のモデル医師についても

PICU小児集中治療室の原作ネタバレは?

2022年10月10日スタートフジテレビ月9「PICU 小児集中治療室」は、原作の無いオリジナルの物語となります。

小児集中治療にフォーカスした連続ドラマはいまだかつて無く、今回、連ドラ初となる“知られざるPICUの世界”を完全オリジナル脚本で描いていきます。

引用元:公式サイト

脚本家は誰?

そして気になる脚本家は、倉光泰子さんです。

埼玉県出身で東京芸術大学大学院で脚本を学び、2014年の『隣のレジの梅木さん』がフジテレビヤングシナリオ大賞の大賞を受賞!

『アライブ がん専門医のカルテ』『うきわ』などを手掛けており、最近では「純愛ディソナンス」などが記憶に新しいところです。

主題歌は?

さらにドラマを盛り上げる主題歌ですが、なんと中島みゆきさんが担当されます。

タイトルは「俱に(ともに)」で、雄大な自然、命の尊さを思わせる壮大なバラードとなっているとのこと。

第1話の放送で初解禁となります。

中島みゆきさんの楽曲でフジテレビドラマと言えば「ドクターコトー診療所」の「銀の龍の背に乗って」が個人的には思い出されます。

フジテレビ、医療ドラマ、中島みゆきさん主題歌に外れは無いはず!!

主題歌にも期待がかかりますよね(^^♪

PICU小児集中治療室とは?モデルがいる実話の北海道のストーリー?

PICU小児集中治療室は本当にある?実在する北海道の施設なの?

PICUとは?実在する?北海道にある?

舞台となるのは、小児専門の集中治療室「PICU」!

PICUとはPediatric Intensive Care Unitの略称です。

PICUとはPediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”です。PICUでは小児集中治療を専門とする医師や看護師が各専門分野の医療スタッフと連携し、搬送のタイムリミットと闘いながら、重篤な子どもの尊い命を救うために命懸けで治療に当たっています。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/introduction/index.html

よく耳にする「ICU」の子供版と考えると分かりやすいかもしれません。

PICUは実在する施設です。

正直、私は「PICU」の存在を知りませんでした。

それもそのはずで、まだ日本の医療界では数が少なく、先進国でありながらも小児死亡率の高さが深刻な問題となっているそう。

そんな中、小児集中治療の必要性を問う医師たちの動きによって、各地にPICU開設がどんどん進んでいるようです。

そして北海道にも現在、札幌市に一か所、開設されています。

引用元:https://kodomo.hospital.pref.hokkaido.lg.jp/department/nurse/icu/

PICUは実在のモデルの医師がいた!実話のストーリー?

今回この作品では、吉沢亮さん演じる主人公・志子田武四郎は北海道の自らの病院でPICUを新設する姿が描かれていきます。

そしてそこに東京からはるばるやってくる医師が安田顕さん演じる植野元(うえのはじめ)です。

この植野というキャラクターは、日本のPICUのパイオニアの一人である埼玉県立小児医療センター小児救命救急センター長の植田育也医師をモデルにしているとのこと。

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀でも取り上げられたPICUの日本でのパイオニアである植田育也さん。

今回のドラマ「PICU」は公式で完全オリジナルと紹介しているので、実話のストーリーではないと思います。

ただ、医療監修を担当している植田育也さんに多くの取材をしたり話を聞いたりして実際のエピソードも多く聞いていると思います。

その中で、同じようなエピソードが描かれている可能性が多いと思われますので、完全実話でなはいと思いますが、実話に近いエピソードもあるのでは?と個人的に思います。

そんな実在の医師がモデルとなった植野元というキャラクターにも注目ですね。

PICU小児集中治療室ネタバレあらすじ1話から最終回まで

PICU1話キャスト!子役の星野沙羅【さら】役や母親役の入山法子など

PICU1話ネタバレあらすじ!

それでは気になる「PICU」第1話の公式のあらすじを見ていきましょう。

北海道で生まれ育った志子田武四郎(吉沢亮)は、丘珠病院に勤務する27歳の小児科医。幼いころに父を亡くし、女手ひとつで育ててくれた母・南(大竹しのぶ)とふたり暮らしをしている。武四郎は、母思いで料理上手、家事全般もそつなくこなす優しい青年だが、大事な場面で不器用さを発揮することもしばしば。

網走総合病院で救急救命医をしている矢野悠太(高杉真宙)、南がバスガイドとして働く旅行バス会社の娘で、自身もバスガイドとして働いている涌井桃子(生田絵梨花)、そして武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働く河本舞(菅野莉央)は、武四郎の幼なじみで、家族同然ともいえるような大切な存在だった。

ある日、武四郎は、丘珠病院に新設されたばかりのPICU=小児集中治療室への異動を命じられる。そこで出会ったのが、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア・植野元(安田顕)だった。3年前、道内で起きた悲劇が大きな契機になり、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)が植野を訪ねてPICUの整備を依頼したのだ。その際、植野はある条件を提示し鮫島は、近い将来必ず実現させると約束した。3年を経てようやく設立されたPICUだが、集まったスタッフは、植野、武四郎のほか、植野と行動をともにしてきた優秀な看護師・羽生仁子(高梨臨)と、植野に誘われてやってきた救急救命医の綿貫りさ(木村文乃)の4人だけだった。その現状に、口が悪く横柄な態度のりさは、「初期研修を終えたばかりの未熟な小児科医は使い物にならない」と本人の目の前で武四郎を非難するようなありさまだった。

そんな折、PICUに、発症から4時間も経過した少女を運び込まれ……。

引用元:公式サイト

1話は3年前からスタート。2019年、志子田は、幼馴染たちとカヌーやキャンプなどを楽しんでいたのだが、通りかかった車の後部座席で苦しそうにしている少女を見てしまう。

その少女はドラマ撮影中だったの人気子役の星野沙羅。

突然、体調が悪くなり、撮影場所から1時間ほどかかる場所にスタッフの車で送っていくことに。

心配そうにしている星野沙羅の母親でしたが、星野沙羅は車の中で突如嘔吐し、吐血。

その後、志子田は星野沙羅が死亡したニュースを聞くことになります。

星野沙羅の死を受けて、北海道知事・鮫島(菊地凛子)、植野元(安田顕)の元を訪ね北海道にPICUを作って欲しいと依頼するのでした。

2022年、志子田は小児科医として駆け出しの新人だったのだが、丘珠病院に新設されたPICU=小児集中治療室に異動が決まる。しかし集まったスタッフは植野、武四郎、仁子、りさの4人だけ。

しかも武四郎はりさから「初期研修を終えたばかりの未熟な小児科医は使い物にならない」と言われ散々。

思いを寄せる幼馴染は妊娠!?

自宅に戻り母親に異動を報告する志子田。

すると幼馴染の桃子が自宅に遊びに来ていました。桃子は志子田の母親と同じバスガイドをしていて、妊娠していました。

それは・・・別の男性の子供。志子田は桃子に思いを寄せているようですが「あんたがかっこつけている間に」別の男に取られてしまったと、桃子が帰った後、志子田に言う母親でした。

PICUの初の患者!衝撃の顛末

そんななか発症から4時間も経過した少女がPICUに運び込まれるることに。何もすることできない志子田。少女のそばにいた志子田を少女は苦しそうにして小さな手で志子田の服をつかみますが・・・、吐血。志子田の顔は少女の血が飛び散りますが、動けません。

そのまま少女は亡くなってしまいます。

その後すぐに、皆を集めた植野は、淡々と何をすべきだったのか、反省会を行います。メンバーは淡々と状況などを発言。すると、1人泣き出す志子田は、泣きながら「どうして少女が死んだばかりで、冷静に話ができるのか」と言います。

それを聞いた植野は「死んだからやるんです。今皆の記憶が新しいうちに話すんです。次は必ず救うために」と、検証することの必要性を訴えます。

志子田とPICUの驚きの関係・・・手紙

その後、植野は志子田を連れて、死んだ少女を最初に診察した町医者の元に。2人を見ると誤診をしてしまったことを土下座して謝る医師。

しかし植野「責めに来たわけではない。どうか1人で悩まないでほしい。これからは相談してほしい。PICUを作るのに3年かかってしまった、もう少し早ければ、今回の不幸は防げたかもしらない」と言うのでした。

そして2人は当時の状況を聞き、病院を後にするのでした。

帰宅途中に、自身の未熟さに落ち込む武四郎。そんな武四郎に植野は知事から預かっていたある手紙を渡します。

その手紙は3年前、志子田が知事に宛てに書いたもの。人気子役の死をきっかけに初めて「医者になりたい」と強く思った武四郎は、手紙には命を救うことへの熱さや憤りが込められており、植野はその思いに胸を打たれたと話し、今回PICUに志子田を呼んだ理由がこの手紙だったことを話すのでした。

PICU2話ネタバレあらすじ!

丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人手不足問題に直面したままだった。志子田武四郎(吉沢亮)は、何かの役に立てるならと、休日を返上して出勤する。だが、同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)から「ひとりにカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまう。

同じころ、PICUの科長・植野元(安田顕)は、「北海道PICU推進に向けた意見交換会」で、参加した北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大救急科科長の渡辺純(野間口徹)は、PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるほどのスタッフならば手放すはずはない、と植野に告げる。続けて渡辺は、PICU設置に動いた北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)のことに触れ、彼女がやっていることは、次の選挙に向けての票集めでしかない、と言い放つ。

そんな折、丘珠病院に火傷を負った急患2名が救急搬送されてくる。9歳の姉・佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度の火傷を負っていた。植野は、救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎には、姉弟の母・京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示するが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index.html

火傷の理由について語らない佐渡莉子(田中乃愛)。

しかし志子田が、莉子と丁寧に話をして、火事の原因が弟・理玖(中村羽叶)が母親のために料理をしようとしたことだったことが判明。弟をかばったのでした。

事実を莉子から聞き出せたことを褒められた志子田。

その後、莉子(田中乃愛)の声が元には戻らない可能性があり、母親は、娘には事実を伝えないでほしいと言い、主治医の植野元も、母親の意見に同意。

元のように話せるか?気にする莉子に嘘をつきます。

しかし志子田は、本人に事実を話した方が良いのでは?と意見しますが、綿貫りさ(木村文乃)にたしなめられることに。

それでも納得たいかない志子田は、莉子から直接問い出されたことから、事実を告げてしまいます。

志子田の前では、気丈に売る舞っていた莉子。志子田も間違ったことをしていないと、植野に報告。

しかし直後に、莉子に異変が。植野と志子田が駆け付けると、呼吸が苦しそうな莉子。

そこには莉子が書いたメモが「元のように歌えないなら死んだ方がまし」と書かれたもの。

そのメモを見てショックを受ける志子田。植野は独断で莉子に事実を伝えたことを厳しく諭すのでした。

PICU3話ネタバレあらすじ!

丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人手不足問題に直面したままだった。志子田武四郎(吉沢亮)は、何かの役に立てるならと、休日を返上して出勤する。だが、同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)から「ひとりにカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまう。

同じころ、PICUの科長・植野元(安田顕)は、「北海道PICU推進に向けた意見交換会」で、参加した北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大救急科科長の渡辺純(野間口徹)は、PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるほどのスタッフならば手放すはずはない、と植野に告げる。続けて渡辺は、PICU設置に動いた北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)のことに触れ、彼女がやっていることは、次の選挙に向けての票集めでしかない、と言い放つ。

そんな折、丘珠病院に火傷を負った急患2名が救急搬送されてくる。9歳の姉・佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度の火傷を負っていた。植野は、救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎には、姉弟の母・京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示するが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index02.html

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)のもとへ、網走総合病院で救命医をしている親友・矢野悠太(高杉真宙)から電話があった。

その際、悠太の様子がどこかおかしいことに気づいた武四郎は心配になり、休日を利用して網走総合病院を訪ねる。すると悠太は、トラックに跳ねられて救急搬送されてきたばかりの7歳の少年・杉本淳之介(松野晃士)くんを受け入れようとしているところだった。

ただちに悠太のサポートをする武四郎。

自宅から4㎞も離れた場所で事故に遭った淳之介くんは、大腿骨骨折のほか、右の第4肋骨と第5肋骨が折れ、肺を損傷している可能性もあった。

外科医がオペ中だったため、悠太は、淳之介くんを設備の整った大きな病院へ搬送しようと決断。救急車でヘリコプターが着陸できる近くの小学校へと向かう。

ところがその途中、濃霧がひどくヘリコプターを飛ばせないとの知らせが入る。悠太は、このまま救急車で釧路に向かうよう指示した。だが、救急隊員によれば、釧路までは山間の道を進むことになり、3時間はかかるという。

武四郎は、丘珠病院PICUの科長・植野元(安田顕)に連絡して事情を伝えると、ドクタージェットを出してほしいと要請。その提案を了承した植野は、ひとまず女満別空港へ向かうよう、武四郎に指示する。

看護師長・羽生仁子(高梨臨)から、ドクタージェットが別の搬送に使用されているとの報告を受けた植野は、防災ヘリコプターに搬送を依頼し、丘珠病院のPICUで淳之介くんを受け入れることにする。

待機していた綿貫りさ(木村文乃)や今成良平(甲本雅裕)らは、PICUに運び込まれた淳之介くんの処置にあたる。救命医・東上宗介(中尾明慶)や小児外科医・浮田彰(正名僕蔵)と河本舞(菅野莉央)らもヘルプに来ていた。

植野たちの必死の治療により、危険な状況を脱する淳之介くん。ECMOによって容体は安定しつつあるものの、問題は損傷が激しい右肺だった。

植野は、手術後のリスクを考慮し、右肺の全摘出を提案。管理体制が整っていないPICUの現状もあり、りさや浮田もそれに同意した。

武四郎が淳之介くんのケアをしていると、隣のベッドの佐渡理玖(中村羽叶)くんが心配そうに見つめていた。

淳之介くんもローカルヒーロー「梟の戦騎カント」を好きだと知った理玖くんは、目を覚ましたらカントの話がしたいと言い出す。武四郎は、そんな理玖くんに「きっと耳は聞こえてるよ」と伝えた。

駆けつけた淳之介くんの父親・亮平(結木滉星)は、植野から右肺の全摘出についての説明を受ける。術後、日常生活は問題ないが、ハードな運動は難しいと言われた亮平は、困惑しながらも手術に同意した。3人の子を持つ亮平は、下の子どもたちの面倒に追われ、遊びに行きたがっていた淳之介くんに「後で行くから、先に公園で遊んでいろ」などと言ってしまったことを後悔し、自分を責めていた。

それを知った武四郎は、本当に全摘しなければならないのかと植野に問いかけた。すると植野は、武四郎の気持ちは痛いほどわかるが、心配なのは手術の後だと返す。

その夜、悠太は武四郎の家に泊まることに。武四郎の母・南(大竹しのぶ)や、駆けつけた涌井桃子(生田絵梨花)、舞と一緒に楽しいひと時を過ごす悠太。

一方、りさのもとへやってきた札幌共立大救急科科長の渡辺純(野間口徹)は、りさの元夫が病院を辞めたことを告げる。りさのことが原因で、立場が悪くなったのだという。

夜遅く、悠太は眠っている武四郎を起こさないように志子田家を出て行く。

その気配に気づき、悠太の後を追いかけた武四郎は、先日の電話のことを尋ねた。すると悠太は、何の用件だったのか忘れたらしく、「酔っていたのかもしれない」と言って去っていった。

淳之介くんは、油断できない状況が続いていた。

亮平が、妻に電話して不安な気持ちをこぼしていたのを聞いてしまった武四郎は、改めて植野と話す。

そんな武四郎の思いを知った仁子は、植野と仁子が長野の病院にいた10年ほど前、淳之介くんと似た損傷を負った子どもを受け入れたこと、その際に植野は左肺の温存を選択し、手術も成功したが、術後管理中に亡くなってしまったことを打ち明けた。

仁子の話を聞いて決意を固めた武四郎は、植野に、3日間だけ時間がほしいと申し出る。その間に、術後管理を安心して行えるようスタッフを集めたい、というのだ。

武四郎は、丘珠病院内の医師や看護師たちだけでなく、医大時代の同窓生たちにも声をかける。だが、必死に頼み込んでもスタッフを集めることはできなかった。

植野は、「もう少し時間がほしい」という武四郎に、「これが現実ならば受け入れましょう」と声をかけ、彼を労う。

するとその時、PICUのフロアから人の声が聞こえてきた。そこにいたのは、東上や舞、そして各科から集まったスタッフたちだった。各科を回って頭を下げていた武四郎を見かねて、集まってくれたのだという。

集まったのは、常勤で看護師が日勤5名、夜勤3名。医師はERと兼務の東上のほか5名。植野は、集まってくれたスタッフたちに礼を言うと、淳之介くんの右肺温存に向けて、カンファレンスを始める。

ほどなく、浮田の執刀で淳之介くんの手術が行われる。手術は成功し、その後はスタッフたちによる術後管理が行われた。

やがて淳之介くんは、自発呼吸ができるように。そんなある日、淳之介くんが目を覚ました。

亮平の顔を見た淳之介くんは、「パパ。ごめんね」と謝った。淳之介くんは、カントのブレスレットを持っていない亮平のために自作しようと思って出かけ、事故に遭ってしまったのだ。

元気になったら戦いごっこをやると約束する亮平。そこで淳之介は、「隣のお友だちとも一緒にやると約束した」と亮平に告げた。話しかけていた理玖くんの声は、ちゃんと淳之介くんに聞こえていたのだ。

うれしそうに笑う理玖くんの姿を見た母親の京子(紺野まひる)は、武四郎に礼を言った。

その日の夜、武四郎を誘って食事に行った植野は、自分はすぐ意見を変えてしまう、と話す。治療方針に強い信念を持つことは大事だが、そういう意地を張り続けて患者の治療の邪魔になるのは違うという。

続けて植野は、淳之介くんの搬送時のことに触れ、医療は公平に与えられなくてはいけないのだから、ドクタージェットは常に北海道にあるべきだ、と告げた。りさは、とある弁護士事務所訪れていた。そこでりさは、担当弁護士に、「覚悟は出来ています。医者が医者を訴えているんですから」と伝え…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-717182/7/

PICU4話ネタバレあらすじ!

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、PICUの科長・植野元(安田顕)や先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)らとともに、一般病棟に移ることになった佐渡理玖(中村羽叶)くんを見送る。交通事故に遭いPICUで治療を受けていた杉本淳之介(松野晃士)くんは、「お友だちがいなくなった」と寂しそうだった。

するとその時、PICUにRSウィルスに感染し重症化した生後7日の赤ちゃんが運び込まれる。実はこの赤ちゃんは、乳児院の子だった。赤ちゃんの母親は20歳の大学生だったが、両親からの反対を受け、生まれてすぐに乳児院へ預けられたのだという。それ故、まだ出生届も出されておらず、名前すらなかった。植野は、綿貫に武四郎と組んで、この赤ちゃんを担当するよう指示する。だが、「自分一人で十分です」と答える綿貫。後輩の育成も仕事のうちだと植野になだめられた綿貫は、渋々、武四郎と組むことになるが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index.html

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、PICUの科長・植野元(安田顕)や先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)らとともに、一般病棟に移ることになった佐渡理玖くん(中村羽叶)を見送る。

交通事故に遭いPICUで治療を受けていた杉本淳之介くん(松野晃士)は、「お友だちがいなくなった」と寂しそうだった。

その時、PICUにRSウィルスに感染し重症化した生後7日目の赤ちゃんが運び込まれる。実はこの赤ちゃんは乳児院の子だった。

赤ちゃんの母親は20歳の大学生だったが、両親からの反対を受け、生まれてすぐに乳児院へ預けたのだという。それ故、まだ出生届も出されておらず、名前すらなかった。

植野は、武四郎と綿貫に、この赤ちゃんを担当するよう指示する。

赤ちゃんの母親・深田奈美(中田乃愛)に何度も連絡を取ろうとする武四郎。しかし電話がつながらなかったため、赤ちゃんが丘珠病院のPICUにいること、一度会って話がしたいという内容の留守電に残していた。

夕方、PICUに看護師長・羽生仁子(高梨臨)の長女・希子(田牧そら)がやってくる。塾に行くついでに、着替えを届けさせたのだ。希子はそんな母に怒っていて…。その夜、武四郎のもとへ奈美から電話が入る。だが奈美は「もう電話をしないでほしい」と武四郎に告げ、電話を切ってしまった。

奈美の赤ちゃんは、危険な状態が続いていた。

奈美にその状況を伝えようと電話する武四郎。その際、電話口から航空機の音を聞いた武四郎が病院の外に駆けつけると、そこに奈美の姿があった。

武四郎と話した奈美は、妊娠後に相手の男性と連絡が取れなくなってしまったこと、出産後は乳児院に連れて行くことを親と約束したことを打ち明けた。「育てられるわけないじゃないですか。私は母親になれない」。奈美はそう武四郎に告げ…。

武四郎が帰宅すると、母・南(大竹しのぶ)と、妊娠中の幼なじみ・涌井桃子(生田絵梨花)がフラダンスの練習をしていた。

奈美のことが頭から離れない武四郎は、ふいに「母親って、子どもが無条件にかわいいもんだよね?」と南に尋ねた。すると南は、長年不妊治療をして武四郎を授かったときは最高の母親になると心に決めたが、それでも母親であることに疲れたと思ったことが何度もあったという。

「そういう時はどうするの?」と桃子から問われた南は、一番かわいかったときのことを思い出すと返した。それは、遊園地で武四郎が迷子になったときなのだという。

夕方、PICUに出勤した武四郎は、奈美に会えたことを植野に報告。だが植野は、奈美の父親から、娘を精神的に追い込んだ武四郎を訴える意思があるという電話があったことを武四郎に伝えた。

植野は、武四郎の気持ちを理解しつつも、「今は少し距離を取ったほうがいいかもしれない」と助言する。

一方、裁判を控えていた綿貫は、病院に迷惑をかけたくないという思いから、植野に辞意を伝え、赤ちゃんの担当を代わってもらう。

綿貫が担当を降りたと知った武四郎は、無責任だと非難。綿貫は母親に甘い、母親の気持ちばかり考えて子どもに何かあったらどうするのか、と言う武四郎。それに対して綿貫は、母親の神経を逆なでした武四郎は無責任ではないのか、母親だって事情はわかっている、と反論した。

すると武四郎は、「母親ではないのだから、母親の気持ちなんてわからない」と言ってしまう。

南は、帰宅した武四郎に、遊園地で迷子になった4歳のときのことを話す。「覚えてない」と返す武四郎。その日の夕食は餃子だった。

南は、武四郎が鼻血を出したために、それ以来餃子にニンニクを入れなくなったという話をすると、母は強しと言うが同時に怖がりで臆病な生き物だと続けた。

あくる日、淳之介くんの手術が行われる。

綿貫から、手術している間、時間を飛び越えられるという目に見えない魔法のマントをもらっていた淳之介くんは、父・亮平(結木滉星)に笑顔を見せていた。

その日の午後、綿貫は裁判所に出廷。綿貫は、以前勤務していた札幌共立大学病院を訴えていた。

法廷で綿貫は、3年の不妊治療の結果、娘を授かったこと、妊娠36週のときに激しい腹痛を覚えたため入院したいと訴えたが、胎児に異常はないとの理由からそのまま帰されたこと、しかしその後、大量に出血し、救急搬送されて帝王切開を受けたものの、娘の死亡が確認されたことを話した。

「異変を訴えた際、すぐに入院していれば娘は生存できたかもしれない」と言うのだ。

だが、札幌共立大学病院側の弁護士は、緊急時には開腹手術をして母体を優先するという夫の同意書もあり、病院に責任があるというのは事実とは異なると反論する。

すると綿貫は「事実とは異なるとおっしゃるならば、あなた方が見た真実を教えてください。どの状態まで娘は生きていて、死ぬときに誰がいたのか。1人ではなかったか。死ぬ前に1度でも、外の空気を吸ったのか。あなた方は、すぐに示談の話で煙に巻いて、何一つ私のほしい情報を与えてくれなかった」と言って涙を流す。

続けて綿貫は、「私は、この件で子宮をなくしました。私が母親になることは二度とありません。娘の命を奪った病院に、1億円の損害賠償を請求します」と訴えた。

植野に連れられて裁判を傍聴した武四郎も泣いていた。

閉廷後、綿貫と合流した武四郎たちは、傍聴していた札幌共立大救急科科長の渡辺純(野間口徹)らとすれ違う。すれ違いざま、渡辺と一緒にいた同僚医師は「金目当てだろ」と綿貫に聞こえるように言った。

その言葉に怒った武四郎は、金のことと命のことを繋げて話すな、母親が自分の娘の最期を知りたくて何が悪いのか、と詰め寄り…。

武四郎たちは、裁判所の前で待っていた今成良平(甲本雅裕)や羽生と合流し、飲みに行く。

その席で武四郎は、綿貫や奈美の気持ちはわからないものの「子どもの気持ちならわかる」と言って、迷子になり母と再会した時の気持ちを話した。

「きっと、綿貫先生のお子さんも、会いたかったと思う」。

武四郎の言葉に涙を流す綿貫。植野から、子どもの名前を問われた綿貫は、沙耶だと答えた。「素敵な名前ですね」。植野からそう言われた綿貫は、堰を切ったように泣きだした。

植野は、そんな綿貫に、病院に戻ってきてほしいと告げ…。

その夜、武四郎は、奈美に電話してほしいと綿貫に頼む。それが功を奏し、奈美は丘珠病院を訪れ、赤ちゃんと再会した。

奈美は赤ちゃんに「蒼」という名前を付けていた。綿貫は、泣きながら赤ちゃんに謝っている奈美に、「あなたは、これからお母さんになるんですから。ゆっくりお母さんになってください」と声をかけた。

武四郎と河本舞(菅野莉央)は、産婦人科を受診しに来た桃子に会った。そこで桃子は、昨日、札幌で矢野悠太(高杉真宙)を見かけたと2人に話す。武四郎は気になって悠太に電話するが、つながらなかった。

そんな中、思わぬ事態が起きる。丘珠病院に救急搬送されてきた男性──それは悠太で…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-724483/5/

PICU5話ネタバレあらすじ!ついにドクタージェットが!悠太の意識が回復!

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)が勤務する丘珠病院に、親友の矢野悠太(高杉真宙)が救急搬送されてきた。ただちに悠太の処置に当たる救命医の東上宗介(中尾明慶)。PICU科長の植野元(安田顕)も東上のヘルプに入る。武四郎は、突然のことに激しいショックを受けながらも、PICUの仕事に取り組もうとする。

そんな折、植野は、新たに10歳の立花日菜(小吹奈合緖)ちゃんと、12歳の小松圭吾(柊木陽太)くんをPICUで受け入れると綿貫りさ(木村文乃)や武四郎たちスタッフに伝える。日菜ちゃんは、急性リンパ性白血病で7歳のころから丘珠病院の小児科を受診しており、武四郎も研修医のころからよく知っている女の子だった。日菜ちゃんは先月から化学療法で寛解を目指して治療していたが、副作用で白血球が急激に減少していた。

一方、近いうちに受け入れる予定の圭吾くんは小学校4年生のときに拡張型心筋症を発症し、函館市内の病院で治療を受けていたが、心拡大が悪化しそこでの治療継続が難しくなっていた。植野は、圭吾くんをより安全に搬送するため、ついにドクタージェットが使えることになったと武四郎たちに伝えて……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index.html

意識不明で目を覚まさない悠太(高杉真宙)を心配する志子田(吉沢亮)や桃子たち。

睡眠薬を大量に飲んだと聞き、自殺だと受け入れられない、志子田は回復を願いつつ、PICUの仕事に取り組んでいきます。

しかし、志子田に悠太からの手紙がきて、自殺であることがわかり母親の前で自殺した悠太を「見損なった」と言う志子田。

そんな志子田に母親は悠太の命は悠太のもの、人ぞれぞれ死にたいと思ってしまうことは違っている。悠太のこれからを考えてあげるべきだと言われた志子田。

その後、悠太の意識が無事に回復し、会いに行った志子田は、自分の悩みばかりを聞いてもらって、辛かった悠太のことを気付いてあげられなくてごめんと泣きながら謝罪するのでした。

一方、家族のにる網走に帰りたくても帰れない淳之介(松野晃士)くん。

ドクタージェットでの輸送で網走に返してあげようと働きかける植野ですが、お金の問題で実現せず。植野は、志子田と一緒に、北海道知事に再度お願いに行きますが、知事は、頑張ったけど、自分には実現できなかったと謝ります。

志子田はそんな知事に、現状を訴え再度お願いしますが、植野は、今まで知事がPICUのために頑張ってくれたことをわかっているから信じていると言うのでした。

PICU6話ネタバレあらすじ!

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)とともに、急性リンパ性白血病で丘珠病院PICUに入院中の立花日菜(小吹奈合緖)ちゃんの回診を行う。日菜ちゃんと会話していると、ずっと意識がない状態が続いていた小松圭吾(柊木陽太)くんが目を覚ます。PICU科長・植野元(安田顕)からカンファレンスを仕切るよう指示された武四郎は、麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)や小児外科科長の浮田彰(正名僕蔵)、救命医の東上宗介(中尾明慶)らとともに、圭吾くんの今後の治療方針を検討する。拡張型心筋症で、心不全の憎悪を何度も経験している圭吾くんには、心臓移植が必要だった。だが、圭吾くんは心臓移植を希望しておらず、移植待機の登録もしていなかった。

圭吾くんの担当医となった綿貫は、彼にあいさつし、聴診器を当てようとする。だが、「放っとけよ!」と手を振り払われてしまい……。

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心臓移植が必要なのに、なぜか拒否をして、急変して対応した志子田に「どうして助けたんだ」と生きることに希望を見いだせず諦めている圭吾君。

圭吾くんの幼馴染のゆりちゃんも、函館からやってきて会いに来ましたが話をしようとしない圭吾。

ゆりちゃんは、圭吾君のことを怒らないでほしいと、圭吾君への思いを志子田に伝えます。

圭吾君が辛く当たり、泣き崩れる母親。母親は、どうして心臓移植を拒むのか?わからず、志子田たちに移植を希望することを説得ほしいと言います。

志子田は圭吾君に「自分の気持ちなんてわからない」と言われ「わからないから知りたい」と言い、何を考えているのか?教えてほしいとやさしく諭します。

すると、病気で辛いことそして心臓移植は誰かが死ぬのを待つから嫌だという本音を志子田に話す圭吾くん。

その言葉を聞いた志子田は、PICUの医師たちに、圭吾君の気持ちを動かすために、圭吾を外に連れだすことを提案。リスクがあるからと反対する医師たちですが、バスから降りなければリスクが減らせると言い志子田の熱意が伝わり、悠人のアックアップ、そしてバスガイドの桃子にも協力してもらい、バスで圭吾を強引に外に連れ出します。

東京への修学旅行に行けなかった圭吾君のために、札幌でのなんちゃって東京観光を決行。しかし東京ドームと言いつつ、札幌ドームだったり、上野動物園が円山動物園だったりと「違うじゃん」と冷めた様子の圭吾君。

しかし東京タワーと言いつつも札幌のタワーに到着し、母親から父親と初めて手をつないだのが東京タワーだと聞き、次第に表情が変わる圭吾君。

幼馴染のゆりちゃんと手をつないだ時のことを思い出していました。また一緒にサポートでついてきた医師たちがお弁当を食べるのを見て、小学校で給食を食べていた時のことを思い出します。

圭吾君は名物のチキンライスを食べ、それを嬉しそうに見つめる母親や医師たち。

そして最後に到着した場所では、ゆりちゃんと函館の子供達が遠くで手を振っています。「函館で待ってるよ!!!」と書いてある大きな紙を持って。

5分だけだと言い、バスの窓を開けた志子田。子供達が「圭吾会いたかった」「圭吾待ってるよーー」「また遊ぼう!!!!」「早く戻って来いよ」と口々に言い、涙ぐむ圭吾くん。

ゆりちゃんが「元気になって東京タワー一緒に登ろう」と言うと「おう!」と大きな声で答える圭吾君でした。

その後帰りのバスを追いかけてくるゆりちゃんは「中学に入ったら一緒に部活に入ろう。高校に入ったら一緒にバイトをしよう。大学に入ったら一緒に東京に旅行に行こう、約束だよ」と叫び「ゆり!!大好き」と叫ぶ圭吾くんでした。

その後、圭吾君は志子田に「心臓移植をしたい。心臓をくれる子の分も長く行きたい。大きくなったゆりと同じ大学に行って結婚するわ。だから俺、先生みたいな大人になりたい。かっこいいじゃん。」と言うのでした。

志子田が自宅に戻ると、食欲がなく、食事をしていない母親に気づきます。

そして母親に最近、全然ご飯食べてないのでは?医者は騙せないと言います。そして、本当は圭吾くんのツアーのバスガイドを頼んだのにどうしてこなかったのか?心配していたことを、聞こうとする志子田でした。

PICU7話ネタバレあらすじ!

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、食欲がなく、顔色も悪い母・南(大竹しのぶ)の体調を心配する。だが南は、すい炎と診断されて薬を処方されただけだと答える。説明が面倒だから話さなかった、という南の言葉に武四郎はホッとする。

武四郎は、しばらく丘珠病院に泊まるつもりで荷物をまとめて出勤する。拡張型心筋症を発症後、心拡大が悪化してしまった12歳の少年・小松圭吾(柊木陽太)くんの病状が心配だったからだ。武四郎は、圭吾くんのわずかな変化も見逃さないよう、寝る間も惜しんで見守る。

そんな折、PICU科長の植野元(安田顕)のもとへ、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)から連絡が入って……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index.html

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、食事をほとんどとらず、顔色も悪い母・南(大竹しのぶ)に体調はどうかと切り出す。

すると南は、「病院ですい炎と診断され、薬を処方された」と打ち明ける。「説明が面倒だから話さなかった」という南の言葉に少しだけホッとする武四郎。

あくる日、武四郎は、しばらく丘珠病院に泊まるつもりで荷物をまとめて出勤する。

拡張型心筋症を発症後、心拡大が悪化して函館の病院から丘珠病院に搬送された12歳の少年・小松圭吾くん(柊木陽太)の病状が心配だったからだ。武四郎や友だちの藤原優里ちゃん(稲垣来泉)らに支えられて心臓移植手術を受ける決意をした圭吾くんは、武四郎のような医者になりたいと言い出し、治療だけでなく勉強にも積極的に取り組むようになる。

だが、移植待機希望を出しても心臓移植ができるようになるまでは時間がかかるため、早めに補助人工心臓を植え込む手術をする必要があった。

そんな折、PICUの科長・植野元(安田顕)のもとへ、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)から連絡が入った。

鮫島知事は、ドクタージェットを丘珠空港に常駐させる件が本年度では白紙になったことを植野に告げると、ある提案を持ちかける。圭吾くんの病状は徐々に悪化。だが、腎機能がかなり低下しているため、補助人工心臓の植え込み手術ができない状況だった。

圭吾くんのわずかな変化も見逃さないよう、寝る間も惜しんで見守る武四郎。植野や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)は、そんな武四郎のことを心配していた。

植野は、矢野悠太(高杉真宙)に会う。悠太は、救急搬送されてきてしまい心配をかけてしまったことを謝ると、医者に戻りたいという思いを植野に伝える。

実は植野も、悠太を丘珠病院に迎えたいと考えていた。悠太は、救命医の東上宗介(中尾明慶)の下で、丘珠病院の救命医として働くことになった。植野たちは、急性腹痛でおう吐を繰り返しているという5歳の女の子・須藤七海ちゃん(宮崎莉里沙)を受け入れる。

血液検査の結果から、七海ちゃんが糖尿病性ケトアシドーシスであることに気づく武四郎。植野は、見落としがちな血糖値に気づいた武四郎を褒め、河本舞(菅野莉央)に七海ちゃんを担当するよう指示した。

だが、七海ちゃんの両親は、仕事が忙しいとの理由で病院にこない。そもそも七海ちゃんの異変に気づき、救急車を呼んだのも隣人だった。

植野は、落ち着きを取り戻した七海ちゃんに話を聞く。七海ちゃんが腹痛のことを話したところ、親から「うるさい」などと言われていたらしい。

植野たちは、医療ネグレクトの可能性も考え、児童相談所などとも連携を取りながら七海ちゃんを保護することに。その結果、七海ちゃんは退院したら施設に預けられることになった。植野から家に帰って休むよう命じられた武四郎は、テーブルの上に置かれていた南の薬に気づく。それは、すい炎では処方されない鎮痛剤のモルヒネ塩酸塩錠だった。

武四郎は、南を問い詰め、札幌共立大病院で受けたという検査の結果を見せるように言う。南から手渡された検査結果に記されていたのは膵臓がんのステージⅣだった。

すぐに丘珠病院へ来るよう南を説得する武四郎。だが南は、頑なにそれを拒否。「随分悪いから、もういいの」。南は、そう武四郎に告げた。

小児外科の浮田彰(正名僕蔵)は、圭吾くんが全身性の感染症に侵されていることを武四郎たちに報告。感染症が治るまで、補助人工心臓の植え込みはできなかった。

武四郎は、大きなショックを受け…。

夜勤明けの植野は、顔色が悪い武四郎に声をかけて一緒に帰る。

そこで植野に、南のことを打ち明ける武四郎。植野は、志子田家を訪れ、南に事情を尋ねた。どうやら南は、がんの治療に嫌な思い出があるようだった。

植野は、そんな南に、治療にはその人に最適な形があること、医者はそれらを提案するが最後に決めるのは患者本人であることを告げると、「丘珠病院には、緩和ケアが得意な医者もいるから一度来てほしい」と説得した。植野と飲みに行った武四郎は、南を説得してくれたことに対して礼を言う。

「医者になったことを初めて後悔した」とこぼす武四郎。知識がある分、この先、南がどのくらいの痛みや苦しみを負うのか、そして治療をしなければ残された時間がどのくらいあるのか予想がついてしまうというのだ。

植野は、そんな武四郎に、「僕たちがやれることは、あるところまでは人間の仕事なんだけど、あるところから先は神様の領域で、どんなに頑張ってもたどり着けない」と告げ…。

あくる日、七海ちゃんは一般病棟へ移ることになった。七海ちゃんは、植野を手招きし、「先生、ありがとう」と伝えて去っていく。臨床を卒業し、行政の立場から何か働きかけないか、と鮫島知事から誘われていた植野は、知事に電話をかける。

植野は「現場で人と接するのが好きだから」という理由で鮫島の誘いを断ると、「北海道の理想の医療のために、現場からドクタージェットの理想を掲げていく」と告げた。

その時、圭吾くんの容体が急変し…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-747212/6/

PICU8話ネタバレあらすじ!

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)ら丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾(柊木陽太)くんの処置にあたる。圭吾くんには、一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だが、感染症が治らなければそれも難しい状態だった。

そんな折、丘珠病院に10歳の小学男児2人が公園で倒れているとの連絡が入る。救命医の東上宗介(中尾明慶)は、ふたりが倒れていた公園が丘珠病院から5分ほどの距離であることから、救急車で搬送するよりドクターカーで現場に直行した方が早いと判断し、武四郎、矢野悠太(高杉真宙)らとともに現場へと向かう。

武四郎たちが公園に到着すると、2人の少年――矢本大輝(森島律斗)くんには意識があったが、後藤光(寺嶋眞秀)くんは心停止していて……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index08.html

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)ら丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾くん(柊木陽太)の処置にあたる。

幸い、圭吾くんは一命をとりとめるが、予断を許さない状況に変わりはない。一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だが、感染症が治らなければそれも難しい状態だった。

そんな折、丘珠病院に10歳の小学男児2名が河川敷で倒れているとの連絡が入る。そのうち1名は心停止しているという。

救命医の東上宗介(中尾明慶)は、2人が倒れている場所が丘珠病院から5分ほどの距離であることから、救急車で搬送するよりドクターカーで現場に直行したほうが早いと判断し、武四郎、矢野悠太(高杉真宙)らとともに現場へと向かった。

武四郎たちが到着すると、倒れていた少年たち──矢本大輝くん(森島律斗)は意識があるが、後藤光くん(寺嶋眞秀)は心停止していた。ただちに心臓マッサージとAEDの処置を施す武四郎たち。ほどなく、光くんの蘇生が確認できたため、東上たちは2人を丘珠病院へと搬送する。

大輝くんたちは、河川敷で遊んでいる際にボールを奪い合って斜面を落下。頭部を打った光くんは硬膜外血腫を起こし、心停止の状態が最低でも10分以上は続いたものと思われた。ただ、外気が低かったことから低体温症となり、脳へのダメージが減った可能性も。

消化管穿孔の大輝くんは腹部の緊急手術を終え、容体は落ち着いていた。

北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)は、札幌共立大の救急科科長・渡辺純(野間口徹)と会っていた。

鮫島は、「丘珠病院と札幌共立大が協力し、ドクタージェットを常駐させることができれば、より多くの人々を救える」と話す。すると渡辺は「札幌共立大の准教授を、丘珠病院のPICU科長にしてほしい」と提案。自分が後ろ盾になれば優秀な人材も集まる、というのだ。

大輝くんは、様子を見に来た武四郎に、自分のせいで光くんが脳死になったと言い出し、涙を流しながら何度も「ごめんなさい」と謝り続けた。

武四郎は、「事故だから誰も悪くない」と言って聞かせる。だが、大輝くんは過呼吸気味に。麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)が鎮静剤を投与して落ち着かせた。

光くんのことが心配で眠れずにいる大輝くんに声をかけたのは、隣のベッドの圭吾くんだった。

圭吾くんは、「友だちにパワーを送ってあげて応援すればいい」と大輝くんにアドバイスすると、一緒に光くんへ念を送る。そんな2人の姿を見つめていた武四郎は、大輝くんの母親(八重澤ひとみ)にそのことを伝えた。

一方、綿貫りさ(木村文乃)も、目を覚まさない光くんのことを心配している母親(須田晶紀子)に、「声をかけてあげてください。お母さん優しい声、頑張れると思います」と伝える。

PICUの科長・植野元(安田顕)は、武四郎に母・南(大竹しのぶ)のことを尋ねる。南はこの後、丘珠病院で検査を受けることになっていた。

それを聞いた植野は「よかった」と返すと、「知り合いに、東京の病院に勤務する優秀な腫瘍内科医がいるから、一度診てもらったらどうか」と言って資料を渡した。

病院のソファーで検査の順番を待つ南は、やってきた武四郎に、着替え用の下着や弁当を手渡す。武四郎は、「検査結果は聞いておくから」と、終わったら先に帰るよう、南に告げた。

南の検査後、武四郎は担当医を訪ねるが…。

そんな折、再び圭吾くんの容体が急変した。

植野たちの必死に処置で、なんとか危機を脱する圭吾くん。だが、未だに感染症の原因は特定されておらず、補助人工心臓の植え込みは出来ない状態だ。

カンファレンスで今成は、「いろいろなケースを想定して、圭吾くんの両親に話す必要がある」と武四郎に告げる。助かる可能性が低い以上、終末期の過ごし方なども伝える必要がある、というのだ。

看護師長の羽生仁子(高梨臨)は、「圭吾くんは大人の雰囲気をすぐに察するから、話すときは気を付けてほしい」と武四郎に助言した。

出産を間近に控える涌井桃子(生田絵梨花)は、南のもとへ食材や料理などを届けにいく。

武四郎から事情を聞いている桃子は、「何かあったときの連絡用に」と言って夫の電話番号を書いて南に渡した。

その夜、目を覚ました圭吾くんは、「もし自分がダメだったら光くんに体をあげてほしい」と武四郎に頼む。「俺の命、無駄にされたくない」。圭吾くんは、真剣な表情でそう訴えた。

あくる日、光くんが目を覚ます。光くんは、大輝くんのことも認識したようだった。それを知って大輝くんもようやく安堵の表情を浮かべた。

武四郎は、圭吾くんの母・真美子(野村麻純)と父親(古澤蓮)に会い、圭吾くんの容体を伝える。

「医者ができることはほとんどないかもしれません。だから一緒に考えたいんです。圭吾くんにとって何が最適なのかを」。武四郎からそう言われた真美子は、「函館に帰してやりたい」と答え…。

その日の夜、圭吾くんは、武四郎に「俺、もう死ぬんでしょ?だから函館に帰るんでしょ?」と問いかけた。

武四郎は、本当のことを教えてほしいと懇願する圭吾くんに、「感染症の治療が終われば補助人工心臓の手術ができる。その治療は難しくないから、自宅のある函館の病院でも大丈夫だ」と言って安心させた。

そんな武四郎の姿を見つめていた植野は、「正しかったです、君は」と声をかけた。

植野は、「圭吾くんが何度も心停止を乗り越えることができたのは、しこちゃん先生が生きたいという希望を諦めさせなかったから」と告げる。

続けて、「圭吾くんの両親が決心できたのは、やれることをすべてやったからだ」と伝え…。

帰宅した武四郎は、南に圭吾くんのことを話した。

そして、「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための、時間を」と床に手をついて頭を下げ、東京の病院で検査を受けてほしいと頼んだ。

南は、「わかった」と返し…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-752910/6/

PICU9話ネタバレあらすじ!

「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を。」

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、膵臓ガンの治療を拒否している母・南(大竹しのぶ)にそう言って頭を下げ、一度、東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。

羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもとだった。そこで、いくつかの検査を受ける南。武四郎は、原口医師から検査の結果を聞かされて……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index.html

「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を」。

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、膵臓がんの治療を拒否している母・南(大竹しのぶ)にそう言って頭を下げ、一度だけという約束で、東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。

羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、丘珠病院のPICUの科長・植野元(安田顕)から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもと。

そこで、南はいくつかの検査を受ける。原口医師がこれまでに手がけた難しい症例についても事前に調べており、一縷の望みを託していた武四郎。

だが南は多発転移しており、寛解は難しい状況だった。原口から検査結果を聞かされて診察室から出てきた武四郎の姿を見た南は、何かを感じていた。武四郎は、「東大病院に行こう」と南に言うと、タクシーに乗る。しかし、その途中でタクシーを止め、柴又・帝釈天を回る観光バスに乗りたいと言いだす南。

南は、武四郎が東大病院の予約を取っていないことも、原口医師から言われたであろうことも察していた。

観光を楽しんだ2人は、予約していた高級旅館を訪れる。武四郎は、食事をとりながら、「なぜ治療をしないのか教えてほしい」と南に頼んだ。

そこで南は、武四郎の父のことを話しだす。

優しくて、人が好きだったこと。この人の子どもは世の中に残さないといけないと思って不妊治療をしたこと。不妊治療が上手くいかず謝ったときには「僕の大好きな人のこと、そんな風に言うな」と怒られたこと…。

南は、不妊治療をやめてすぐに武四郎を身ごもっていた。ところが、武四郎が生まれてしばらくしてから、武四郎の父は職場で倒れたのだという。

肺がんで余命半年と宣告された武四郎の父は、つらい治療の影響もあってか人が変わったようになり、南にも当たるようになったらしい。

自身の病状について理解していた南は、病院ではなく自分の家で、武四郎のことを頭に焼き付けて最期を迎えたいと強く願っていた。

「わかった」。そう答えた武四郎に、「武四郎、愛しているよ」と告げる南。武四郎も、「俺だって、大好きだよ、母ちゃん」と返し…。南は、札幌に戻って1週間もしないうちに息を引き取る。葬儀には、植野はもちろん、矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)も参列した。

葬儀を終えた武四郎は、悠太たちと一緒に志子田家で食事をし、そこで桃子に南からのプレゼントを手渡す。それはおくるみだった。

そこには「桃ちゃん 元気な赤ちゃんを産んでね。母親になるのも、悪くないわよ」と書かれたメッセージカードが添えられていた。

あくる日、武四郎は自ら願い出て仕事に復帰する。

綿貫りさ(木村文乃)や今成良平(甲本雅裕)たちは、そんな武四郎のことを心配していた。

そこに、喘息の発作を起こして自宅前で倒れていたという少女・奥野紀來ちゃん(阿部久令亜)が救急搬送されてくる。紀來ちゃんは、喘息の発作がひどく、呼吸が上手くできていない状態だったが、治療によって落ち着きを取り戻した。夕方、目を覚ました紀來ちゃんに、武四郎は喘息の発作で倒れて病院に運ばれたことを説明すると、父親(永岡佑)がもうすぐ病院に来ることも伝えた。

だが紀來ちゃんは、それを聞いた途端、「絶対ダメ!」「帰る!」と言って暴れ出してしまう。

植野たちは、紀來ちゃんが父親と2人暮らしであることから、ネグレクトの可能性も考慮。ほどなく、植野は、病院に駆けつけた紀來ちゃんの父親と会うが、虐待を疑われたことに怒っていた。

そこで植野は、紀來ちゃんが24時間近く発作状態にあったことを伝え、「紀來ちゃんの顔をしっかり見てあげていましたか?」と問いかけた。その夜、思わぬ事件が起きる。紀來ちゃんが勝手に酸素マスクと点滴を外してしまい、苦しみ出したのだ。アラームが鳴り、駆けつけた武四郎と悠太は、すぐに紀來ちゃんの処置に当たった。

あくる朝、武四郎は目を覚ました紀來ちゃんから話を聞く。そこで分かったのは、仕事と家事に追われ、いつも大変そうな父親に心配をかけたくないという紀來ちゃんの思いだった。

武四郎は、そんな紀來ちゃんに、「大切な人が苦しんでいるのに気づけないことのほうがうらいんだよ」と伝えて…。

夜、武四郎のもとへ、函館の病院に移った小松圭吾くん(柊木晴太)の同級生・藤原優里ちゃん(稲垣来泉)ちゃんがやってくる。優里ちゃんは、良くなったと思っていた圭吾くんがもう話もできない状態であることを知ってショックを受けていた。

「圭吾、死んじゃうんでしょ?なんで見捨てちゃったの?お医者さんなら治してよ!」と泣きじゃくりながら訴える優里ちゃん。武四郎は、「ごめんね」と言って頭を下げるしかなかった。

翌朝、植野は、札幌共立大の救急科科長・渡辺純(野間口徹)から電話をもらう。渡辺は、「あなたは東京に戻る人です。ここは我々に任せるのが賢明じゃないですか?」と植野に告げた。

電話を切った植野は、武四郎のデスクがキレイに片付けられていることに気づく。そして植野のデスクには、退職願が置かれていて…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-755819/6/

PICU10話ネタバレあらすじ!

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、PICU科長・植野元(安田顕)のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。

それを知った矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)の3人は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが武四郎は、「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。

そんな折、武四郎のもとへ1本の電話が入って……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/PICU/story/index10.html

そんな「PICU」には、さすが月9ドラマということでかなり豪華キャストが勢ぞろいしています。

制作陣が「監察医朝顔」のスタッフということもあり、「監察医朝顔」に出演していたキャストも何人かいらっしゃいますね。

以降で豪華キャストをご紹介します。

PICU小児集中治療室のキャスト俳優陣は?

PICU神崎鏡花役の子役は磯村アメリ!1話のゲストの少女役

キャスト情報引用元:公式サイト

志子田武四郎 【吉沢亮】

北海道で生まれ育った27歳の小児科医。幼い頃に父を亡くしており、女手一つで育ててくれた母・南(みなみ)と二人暮らしをしている。母思いで料理上手、家事全般もそつなくこなす優しい青年だが、大事な場面で不器用さを発揮することも。ある日、勤務先の丘珠病院に新設されたPICUに異動することになり、そこでPICU医の植野元(うえの・はじめ)と出会う。駆け出しの若者である武四郎が、植野の「志子田くんにとって医者の仕事って何なの?」との問いかけに正面から向き合っていくことになる。

吉沢亮さんは現在28歳。

映画「キングダム」、朝ドラ「なつぞら」など数々の作品に出演。

2021年大河ドラマ「青天を衝け」では主人公・渋沢栄一を演じ、今回はそれ以来の連ドラ出演となります。

植野元 【安田顕】

アメリカでPICU医の資格を取得し、帰国後、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア。穏やかな口調で物腰は柔らかく、常に子どもの目線を忘れない心優しい小児科医だ。武四郎のことを“しこちゃん先生”と呼び、根気強く指導していく。はるばる北海道までやってきた植野は、日本一広大な自然を相手に「医療用ジェット機を運用する日本屈指のPICUを作る」という壮大な目標を掲げる。

現在48歳の安田顕さん。

 

演劇ユニット・TEAM NACSとして活躍しながら近年は多数の連ドラ映画にも出演。
「らせんの迷宮」「なつぞら」などに出演し、「しもべえ」ではアプリから出てくる謎のおじさん役が話題になりました。

綿貫りさ 【木村文乃】

植野に誘われPICUにやってくる救急救命医。優秀な女医として上司から一目置かれる存在だったが、ある悲劇が綿貫を襲う。その日以来、心を閉ざし、仕事の評価も一転。職場では腫れ物に触るような扱いを受けるようになる。武四郎と同じタイミングでPICUにやってくるが、態度は横柄で攻撃的。未熟な武四郎のことは医師として認めておらず、「使い物にならない」と厳しく非難する。

 

現在34歳の木村文乃さん。
「麒麟がくる」では主人公・明智光秀の妻役。
連ドラで主演を務めることも多く「家族募集します」「七人の秘書」などに出演しています。

矢野悠太 【高杉真宙】

武四郎の幼なじみで親友。医大卒業後は地元の札幌を離れ、網走で救命医として孤軍奮闘している。武四郎から“お悩み相談”の電話がかかってくるたび、「武四郎ならできるよ、頑張れ」と励ましてくれる良き理解者。頼りになる存在で、子どもの頃から周囲の人間に慕われていた。実は誰にも言えない秘密を抱えていて-。

現在26歳の高杉真宙さん。

長きにわたって所属した事務所を退社し、2021年には個人事務所を設立。

現在はぐるナイの「ごちになります」のレギュラーも務め、朝ドラ「舞いあがれ!」にも間もなく登場するなどマルチに活躍されています。

 

羽生仁子 【高梨臨】

優秀な看護師。以前は東京のPICUで働いており、植野との付き合いも長い。3人の子供をもつ母親でもあり、家族総出で北海道へ移住。しかし現実は圧倒的人材不足で「植野先生、詐欺じゃないですか!?」とかみつくが、持ち前のバイタリティーを武器に人員確保に奔走する。PICUのムードメーカー的存在。

現在33歳の高梨臨さん。

 

朝ドラ「花子とアン」大河ドラマ「西郷どん」などに出演。

「恋がへたでも生きてます」では主演を務め、最近では「アンラッキーガール」などに出演されていました。

 

河本舞 【菅野莉央】

武四郎の幼なじみ。サバサバした性格で髪型はいつもショートカット。頭の回転が速く優秀。友情を大切にする姉御的存在だ。昔から医師になることを夢見て、今は武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働いている。時々近況報告を兼ねてビデオ通話で武四郎と励まし合っている。

子役から活躍されている菅野莉央さんは現在29歳。

大河ドラマ「青天を衝け」、江口のりこさん主演ドラマ「SUPER RICH」などに出演されています。

 

涌井桃子 【生田絵梨花】

武四郎の幼なじみ。実家が経営する旅行バス会社でバスガイドとして働いている。幼い頃からずっと一緒でまるで家族のような関係だが、実は武四郎は子どもの頃から桃子のことが好きだった。当の桃子は武四郎の想(おも)いには気づいておらず全く意識していない様子で…。

元乃木坂46のメンバー生田絵梨花さんは現在25歳。

 

数々のミュージカル作品に出演し、近年のドラマでは「世にも奇妙な物語」「オールドルーキー」などで主要キャストを演じていましたね。

 

東上宗介 【中尾明慶】

優秀で冷戦沈着な救命救急医。口数は少ないが情熱を秘めており、1秒を争う緊急かつ重症な患者の対応に全力で当たる。医師や看護師からの信頼も厚く、いざというときに頼りになる存在。ただ、寡黙なのは性格の他にも理由がありそうで・・・。

中尾明慶さんは現在34歳。

 

「ドラゴン桜」「ルーキーズ」など数々の作品に出演。

 

最近では「監察医朝顔」「六本木クラス」などでの好演が記憶に新しい所ですね。

 

鮫島立希 【菊地凛子】

北海道知事。38歳の若さにして抜群の行動力と率先力で北海道を住みやすい街にするため尽力している。ある少女の死をきっかけに、「もう二度とこのような悲劇が起きないように」とPICUの必要性を問い続けてきた。強い信念を持ち、「北海道は素晴らしい場所です。だから、ここに住んでいる子どもが、北海道が広いから、札幌が遠いから、そんな理由で命を落とすことがあってはならないことなんです」と訴える。

菊地凛子さんは現在41歳。

映画を中心に活躍されていましたが、近年は「獣になれない私たち」など連ドラにも出演しています。

現在放送中の「鎌倉殿の13人」では北条義時の妻で悪女といわれる「のえ」を演じて話題です。

 

 

鈴木修 【松尾諭】

丘珠病院小児科科長で武四郎の元上司。事なかれ主義であらゆることをごまかすクセがあり、誰も行きたがらないPICUに武四郎を異動させる際も、「栄転だよ!」とはやし立て、偽りの笑顔で送り出す。医師や看護師の評判は良くないが、温和な診察スタイルで患者からは大人気。

松尾諭さんは現在46歳です。

伊豆からの半生をつづった著書「拾われた男」がドラマ化されたことでも注目されています。

「相棒」「ひよっこ」など人気作品に多数出演。現在放送中の朝ドラ「舞いあがれ!」にも間もなく登場予定です。

 

浮田彰 【正名僕蔵】

大人計画所属の個性派俳優・正名僕蔵さんは現在52歳。

「おっさんずラブ-in the sky-」「真犯人フラグ」など人気ドラマに多数出演されています。

 

今成良平 【甲本雅裕】

丘珠病院の小児外科科長。郷土愛が強く、東京の大学を卒業後、地元を守りたい一心で丘珠病院へやってきた。浮田の評判を聞きつけて手術をお願いする患者もいるほど腕の良い小児外科医だが、後輩には厳しく、河本をはじめ新米医師は浮田の指導に震えている。

甲本雅裕さんは現在57歳。

「踊る大捜査線シリーズ」など数々の作品に出演。

最近では朝ドラ「カムカムエブリバディ」で上白石萌音さん演じる主人公の和菓子職人の父役が思い出されます。

 

山田透 【イッセー尾形】

稚内市にある、古くから続く山田医院の院長。分厚い眼鏡をかけ、いかにも頑固そうな雰囲気をまとう。建物には年季が入り、庭は荒れ果て、診察室には古い医療機器が並ぶ。ある日、そんな山田のもとに腹痛を訴える一人の少女がやってくる。後に武四郎たちを巻き込む大きな事態へと発展していくことに…。

現在70歳のイッセー尾形さん。

日本における一人芝居の第一人者とも呼ばれる俳優で、近年は「青天を衝け」などに出演。

「石子と羽男」では中村倫也さん演じる羽男のくせのある父親役を演じていました。

 

志子田南 【大竹しのぶ】

武四郎の母。夫を若くして亡くし、女手一つで武四郎を育ててきた。バスガイドとして生計を立て、定年後の今も体力は衰え知らずで、時折ヘルプに出ている。カラッとした明るい性格で、まるで北海道の大地のように器の大きい“どさんこ母ちゃん”だ。今はハワイに行くためにフラダンスを特訓中。

大竹しのぶさんは現在65歳です。

月9は「監察医朝顔」にも出演しており、バラエティ番組でも活躍!

現在放送中の「鎌倉殿の13人」では、なぞの占い師・歩き巫女役でサプライズ出演したことも話題になりました。

PICU小児集中治療室ネタバレまとめ

今回は「PICU」の原作あらすじキャストなどについてご紹介しました。

小児集中治療をテーマにしたこのドラマに原作は無く、オリジナルの作品となります。

しかしながら、現実のPICUの医師をモデルに描く部分もあるみたいですね。

キャストも吉沢亮さん、安田顕さん、木村文乃さん、大竹しのぶさんとかなり豪華です。

個人的には中島みゆきさんの主題歌にもとっても期待しています!

そんな「PICU」は10月10日夜9時からスタートです。皆さん是非ご覧ください!(^^)!

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