時代背景が変わって新シーズン「大阪万博期」に突入した『べっぴんさん』ですが、「大阪万博期」のキーマンとなる西岡徳馬(にしおかとくま)さん演じる古門(こかど)充信が話題となっています。
そこで今回は、古門充信のモデルやKADOSHOについてまとめていきたいと思います。
べっぴんさんの古門充信とは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/10200″]東京で指折りの大手商社であるKADOSHO(カドショー)の代表取締役社長を務める古門充信は、東京進出を目論むファッションブランド「エイス」に出資し、エイスの発展に一役買うことになります。
さらに、当時最大のイベント事業「大阪万博」にて、「エイス」を中心としたファッションの一大プリジェクトを企画、板東すみれ(芳根京子)を有する「キアリス」にも参加を打診した。
高度成長期の日本を支えた大物実業家の一人として名を連ねる存在です。
西岡徳馬さん、大物俳優さすがの貫禄で古門充信を好演していますね。
べっぴんさんの古門充信のモデルとは?
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/9849″]では、西岡徳馬さん演じる古門充信の実在のモデルとは一体誰なんでしょうか?
そのヒントとなるのは、古門充信が社長を務める大手商社「KADOSHO」のモデルでしょう。
主役の板東すみれが設立したファッションブランド「キアリス」とすみれのモデル・板野惇子(ばんのあつこ)さんが設立したファッションブランド「ファミリア」やファッションブランド「エイス」のモデル「VAN」の関係から、「KADOSHO」のモデルは「丸紅(当時は丸紅飯田)」だということがわかります。
実際の史実にも、「丸紅飯田」は「VAN」の東京進出時に多額の融資をしていて、「VAN」の創始者・石津謙介(いしずけんすけ)氏の経営手腕に惚れ込んで、「VAN」を買収しようと企んでいました。
なので、古門充信のモデルは当時「丸紅飯田」の社長の座についていた檜山廣(ひやまひろ)という人物が最有力候補のようです。
檜山氏といえば…当時、内閣総理大臣をしていた田中角栄(たなかかくえい)氏が関わったことでも知られる世界を巻き込んだ大規模汚職事件『ロッキード事件』の中心人物として逮捕されたことでも知られています。
なので、西岡徳馬さん演じる古門充信も何がしかの汚職事件を起こして逮捕されるものと考えられますが、モデルの檜山廣氏も2000年に亡くなる直前まで「丸紅」の名誉顧問として会社に関わっていたことを考慮すると、『べっぴんさん』の中で、古門充信がいなくなるということは考えにくそうです。
べっぴんさんの古門充信の評価は?
「大阪万博期」が始まって間もないですが、早速視聴者の方から評価の声が上がっているようですので、少し紹介していきましょう。
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/10673″]「古門社長の眼光鋭い感じ。とにかく言えるのは朝ドラに新しい風が吹きそう。不敵な微笑みが似合いそう。とにかくあの社長だから西城を面白いと考えたと思う。」
「西岡徳馬のタヌキおやじ感… 栄輔さんの言葉を遮って自分の利益だけを考えてる感じがね…危険水域に入ってきましたな。」
「KADOSHOのシーン(西岡徳馬)で飛行機の音鳴るんは、ロッキードなんか、なんかな
西岡徳馬が犯人っぽいって話です?」
「KADOSHOが丸紅なら 後にロッキード事件を起こす訳で だからなのか 西岡徳馬の悪代官キャラ」
「西岡徳馬さん、「一見いい人だけど実はとんでもなく腹黒」キャラをやらせたら他の追随を許さないと思うんですが」
「「君、なかなか良い目をしてるね」からのいきなりの肩ポンボディタッチ…西岡徳馬さんが昭和の社長表現してらっしゃる。」
「西岡徳馬が万博景気に浮かれてる感じでなんか危なっかしいな。VANが倒産すると知ってるからだろうか。」
やはりと言ったら語弊があるのかもしれませんが…西岡徳馬さんの悪党役には高評価が出ていますね。
コメントにもあるように、古門充信の背後に飛行機の音が聞こえているシーンがあるようで、ロッキード事件を彷彿させる伏線になっているのでしょうか?
今後の流れで、ロッキード事件のような事件が起こるのかも見どころの一つと考えてもいいでしょう。
まとめ
[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/10176″]今回『べっぴんさん』の「大阪万博期」に出演中の西岡徳馬さん演じる古門充信のモデルについてまとめてみました。史実にかなり忠実に作り込まれている『べっぴんさん』だけに檜山廣氏の壮絶な生涯をいかに表現するかも気になりますね。