朝ドラ「ほんまもん」モデルは誰?山中木葉の元ネタの料理人はいる?

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NHKの朝ドラ・連続テレビ小説「ほんまもん」が、2026年10月26日からBSでアンコール放送されます!

「ほんまもん」は池脇千鶴(いけわき・ちづる)さんが主演をつとめ、2001年度後期に放送された、連続テレビ小説の第65作です。

ヒロインの山中木葉(やまなか・このは)が、料理人をめざして修行を積んでいく姿を描いた作品ですがモデルは誰?実在するのでしょうか?

今回は朝ドラ「ほんまもん」のヒロイン、木葉木葉のモデルは誰?なのか実在するのか調べてみました!
また元ネタになった料理人はいるのでしょうか?

目次

朝ドラ「ほんまもん」のヒロインの山中木葉とは?

ヒロインの山中木葉(やまなかこのは)とは?

まずは「ほんまもん」のヒロイン、山中木葉(やまなか・このは)がどんな女の子なのか、くわしくご紹介します!

木葉は、和歌山県・熊野地方の本宮町で生まれ、奥深い山の中で育ちました。
家族は、林業を営む祖父・定道と祖母・フジ、父・一路、母・千里。木葉はひとり娘です。

木葉は食いしん坊で大食い。そして、父親ゆずりの天才的な味覚の持ち主です。

祖母のフジが病気で倒れたとき、父・一路が作った茶粥を幸せそうに食べて旅立っていく姿を見たことが、木葉が料理人をめざす「原点」になりました。

その後、大阪へ出た木葉は、ホテルのレストランへの就職、解雇、黒門市場でのアルバイト…と、いくつものつまずきを味わいます。
そして出会うのが、和食の究極ともいわれる「精進料理」。

人と人、人と自然のつながりの大切さに気づき、料理を通して「人生の奥義」をつかんでいくのが木葉です。

ヒロイン役は池脇千鶴!

ヒロインの山中木葉を演じたのは、当時19歳だった池脇千鶴さん。
ヒロインのオーディションには、それまでの朝ドラでいちばん多い2541人が集まり、その中から大阪出身の池脇さんが選ばれました。

ヒロインに決まったときは、「半年間続くドラマなので、体力もいる」「ヒロインも大きく成長するので、演技も難しいと思う」と、気を引きしめるコメントをしていました。

大阪・東大阪市で育った池脇千鶴さんは、1981年生まれ。
芸能界入りのきっかけは、1997年の「三井のリハウス」のCMです。8代目のリハウスガールに選ばれ、2年後の1999年には『大阪物語』でスクリーンにも登場しました。

映画での評価がとても高い女優さんで、『ジョゼと虎と魚たち』『半世界』などで数々の賞に輝いています。
2014年公開の『そこのみにて光輝く』は、日本アカデミー賞で優秀主演女優賞をもらった代表作です。

ドラマでは、2021年に主演した『その女、ジルバ』で、放送文化基金賞の演技賞を受賞しました。

朝ドラには、2025年度後期の『ばけばけ』にも出演。
ヒロインの母・松野フミを演じ、「ほんまもん」のヒロインから、今度はヒロインのお母さん役になりました。

池脇千鶴さんの年齢やこれまでの活動は、こちらの記事でもまとめています。
その女ジルバ池脇千鶴の年齢や現在の活動は?
ごめん愛してるで若菜【わかな】役の池脇千鶴の現在の活動は?脱いでたって本当?

ほんまもんの山中木葉のモデルは誰?元ネタは料理人?

ほんまもんの山中木葉にのモデルは誰?元ネタは料理人?

「ほんまもん」に原作はなく、脚本家の西荻弓絵(にしおぎ・ゆみえ)さんが書いたオリジナル作品です。
そのため、ヒロインの木葉に実在のモデルはおらず、元ネタになった料理人もいないと思われます。

木葉がどのように生まれたのかがわかる、西荻弓絵さんのコメントがありました。

テーマは『食』。ヒロインの出身地は、熊野で。物語の舞台は大阪で。という依頼がありました。

引用元:NHK「ほんまもん」公式サイト(当時)

NHKからの「食」「熊野」「大阪」というお題をもとに、西荻弓絵さんがヒロインを考えていったんですね。

熊野といえば、山で修行をする「修験道(しゅげんどう)」の地。
そこで西荻さんは、山伏のおじいちゃんを持つヒロインが、料理の世界をめざすという形を思いついたそうです。

さらに、つらい修行をのりこえて「精進」していくヒロイン…というところから、行きつく先は「精進料理」に!
西荻さん自身は「ほとんどこじつけのように生まれた」とユーモアたっぷりに話しつつ、「実は、大まじめ」とも書いていました。

やっぱり、木葉は特定の料理人をモデルにした人物ではなく、熊野と精進料理から生まれたオリジナルのヒロインのようです。

ちなみに西荻弓絵さんは、取材をすすめるうちに、ふだんの食生活や、食べ物に感謝する気持ちを見失っていたことに気づかされたとも話していました。
「料理を味わうとき、おいしいかまずいかより、ありがたいと思うことが大事」という気づきが、木葉の物語にもこめられているんですね。

父・一路は魯山人に憧れている設定

木葉にモデルはいませんが、放送当時の公式サイトには、気になる一文がありました。
木葉の生まれつきの味覚は、「魯山人(ろさんじん)」に憧れる父から受け継いだものと書かれていたんです。

魯山人とは、昭和の時代に活躍した美食家で陶芸家の北大路魯山人(きたおおじ・ろさんじん)のこと。
料理だけでなく、料理を盛る器まで自分で作ったことで知られる人物です。

木葉の父・一路(根津甚八)は、実在の人物の魯山人に憧れている料理人、という設定なんですね。
木葉の「天才的な味覚」は、そんな父から受け継いだものとして描かれています。

料理の場面は本物の料理人が支えた

木葉のモデルになった料理人はいませんが、ドラマの料理の場面は、本物の料理人が支えていました。

  • 料理指導:為後喜光さん(『きょうの料理』などでも活躍)
  • 精進料理の監修:棚橋俊夫さん

ドラマに出てくる料理は、プロの料理人が指導・監修していたんですね。
ヒロインが作る精進料理がおいしそうに見えるのも、このおかげかもしれません。

朝ドラ「ほんまもん」のストーリーは?どんなドラマ?

概要

NHK連続テレビ小説の65作目にあたる「ほんまもん」。放送期間は2001年10月1日〜2002年3月30日で、全部で151回ありました。
視聴率は、いちばん高い回で25.1%、平均でも22.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)という人気ぶりでした。

舞台になったのは、和歌山県・熊野地方と、大阪の黒門市場や南船場。
撮影は、熊野本宮大社や熊野古道のある本宮町(現在は田辺市の一部)を中心に行われています。

熊野本宮観光協会の公式サイトでは、いまも当時のロケの写真などが紹介されています。

スタジオでの収録は、2001年11月にオープンしたばかりのNHK大阪の新放送会館で行われました。池脇千鶴さんは、オープンのときのテープカットにも立ち会っています。

原作と脚本家

くり返しになりますが、「ほんまもん」は小説や漫画を原作にしたドラマではなく、西荻弓絵さんが一から書いた物語です。

東京都生まれの西荻弓絵さんは、1991年に脚本家デビュー。嫁と姑のバトルを描いた『ダブル・キッチン』(1993年)で一気に注目を集めました。
ほかにも刑事ドラマの『ケイゾク』『SPEC』や、政治コメディの『民王』など、ヒット作がたくさんあります。

ミステリーからホームドラマ、コメディまで、いろいろなジャンルを書ける脚本家さんですね。

同じ西荻弓絵さんの脚本で、こんなドラマもありました。
妖怪シェアハウスネタバレ原作!あらすじキャストまとめ
最高のオバハン中島ハルコのネタバレ!原作あらすじ脚本家キャスト

語り

ナレーションは、女優の野際陽子さん。
木葉に精進料理を教える尼寺の庵主・桜井泉恵尼(さくらい・せんけいに)役も演じています。

この「ほんまもん」での語りと演技が評価されて、野際陽子さんはザテレビジョンドラマアカデミー賞で特別賞をもらっています。

主題歌

テーマ曲は、千住明さん作曲の「君を信じて」。
曲の中のバイオリンをひいているのは、千住真理子さん。千住明さんの妹さんです。

ドラマの中で流れる「誰かがそばにいる」という歌は、小林幸子さんの作詞・歌。小林さんは、木葉の叔母・道代の役で出演もしています。

タイトル

タイトルの「ほんまもん」は、大阪の言葉で「本物」のこと。
料理も生き方も「ほんもの」をめざす木葉の姿が、そのままタイトルになっています。

当時の公式サイトでは、「関西人の好きなことばのひとつ」とも紹介されていました。

あらすじ

和歌山・熊野地方に生まれ育った山中木葉(このは・池脇千鶴)は、生まれつき鋭い味覚の持ち主。料理人である父・一路(いちろ・根津甚八)に影響を受け、料理の道を目指して大阪へ。アルバイト中に出会った精進料理にほれ込み、京都の尼寺で修業を積む。厳格な庵主・泉恵尼(野際陽子)に弟子入りして精進料理の精神を学びながら、さまざまな料理にも挑戦していく。木葉が数々の困難に打ち勝ち、本物の料理人をめざす物語。

引用元:NHKアーカイブス 朝ドラ全史

当時の公式サイトでは、木葉が「強く美しく生きる母」「尼寺の庵主さま」「黒門市場のおばちゃん」という3人の女性から、たくさんのことを学んでいく物語だと紹介されていました。

また、木葉と同い年の異母妹があらわれて家族が大混乱になるなど、家族の物語も見どころです。

最終回では、木葉が夫の松岡武司と娘の雪枝に見送られながら、フランス・パリへ旅立ちます。
熊野本宮観光協会の公式サイトでも、最終回で木葉が「パリに旅立っていきました」と紹介されていました。

最終回までのくわしいネタバレは、以下の記事でご紹介しています。
朝ドラ ほんまもん 原作ネタバレ最終回!結末はどうなる?

朝ドラ「ほんまもん」の登場人物キャスト俳優陣は?

山中木葉:池脇千鶴

ヒロイン。熊野の山の中で育ち、父ゆずりの天才的な味覚を持つ。大阪で料理人をめざして修行を積み、精進料理と出会う。

山中千里:風吹ジュン

木葉の母。林業を営む山中家に嫁ぎ、木葉を生んだ。熊野古道の語り部や野菜づくりで家計を支える、話し好きで世話好きな涙もろい人。

山中一路:根津甚八

木葉の父。代々続く林業に見切りをつけ、大阪・南船場に創作和風レストランを開く。店が軌道にのってきたころに病に倒れ、料理への思いを木葉に託す。

山中定道:佐藤慶

木葉の祖父。山のことなら何でも知っている修験道の山伏。林業をやめようとする一路とぶつかり、木葉が料理人をめざすことにも反対するが、だれより木葉を愛している。

山中フジ:小林千登勢

木葉の祖母。熊野の郷土料理の名人で、その味は木葉に影響を与える。最期に一路の茶粥を幸せそうに食べた姿が、木葉が料理人をめざす原点になる。

松岡武司:海東健

木葉の恋人で、のちの夫。資産家の家に生まれたが、家に反発して学生時代に家を出た。外資系の商社をへて、自然保護官(パークレンジャー)になる。

桜井泉恵尼:野際陽子

京都の尼寺の庵主で、木葉に精進料理の心を教える師匠。ドラマの語りも担当。

浅井エミ子:宮川花子

大阪・黒門市場の八百屋のおかみさん。夫が姿を消してから、ひとりで店を切り盛りしている。木葉の下宿先になり、食材の目利きをきびしく教えこむ。

村沢:宮川大助

黒門市場の魚屋の主人。エミ子の店のおとなり。ホテルを解雇された木葉をアルバイトでやとい、魚を見る目を育てる。

白鳥聖子:麻生祐未

木葉が就職したホテルのレストランのレジ係。木葉をおとしいれてしまうが、のちに木葉と親しくなり、熊野の魅力にひかれていく。

麻生祐未さんが出演した、ほかのドラマの記事はこちらです。
愛していると言ってくれ麻生祐未の年齢は?ネタバレは元カノ役

入江:桂三枝(現・六代桂文枝)

大阪の老舗料亭の大旦那。一路の才能を見ぬき、店を開くのを応援する。木葉にも、料理の心をどう身につけるかを助言していく。

田中道代:小林幸子

一路の妹で、木葉から見ると叔母にあたる。ドラマで流れる歌「誰かがそばにいる」も歌っている。

キャスト引用元:NHK「ほんまもん」公式サイト(当時)

まとめ

「ほんまもん」のヒロイン、山中木葉(池脇千鶴)に実在のモデルはいません。
「ほんまもん」は脚本家・西荻弓絵さんのオリジナルストーリーなので、元ネタになった料理人もいないと思われます。

木葉は、NHKからの「食」「熊野」「大阪」というお題から、山伏のおじいちゃんを持ち、精進料理の道へ進むヒロインとして生まれました。

ただし、父・一路は実在の美食家・北大路魯山人に憧れている設定で、ドラマの料理は本物の料理人が指導・監修していました。

モデルはいなくても、木葉の「食べることへの感謝」や「ほんものをめざす気持ち」は、見ている人の心にもひびくはずです。
アンコール放送は2026年10月26日(月)スタート。月曜〜土曜の朝7時15分から、NHK BSとBSプレミアム4Kで見られます。木葉の成長を、ぜひ毎朝見守ってくださいね!

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