【らんまん】娘・園子が誕生！モデルは牧野富太郎の子供？

らんまん波多野【はたの】のモデルは染谷徳五郎と池野成一郎？

まずは、万太郎と寿恵子の間に子供が誕生したネタバレをご紹介です。

高知での結婚式を終え、万太郎の祖母のタキが亡くなってしまい、再び、上京して植物学者として周囲を顧みることができない万太郎に驚きながらも、万太郎を支えていく寿恵子。

ドレスなどを質入れしてお金を作り・・・万太郎の植物学図鑑制作のために印刷機を購入する寿恵子。

「石版印刷機を買うことはできませんでしょうか！？」

「えっ！？」

一大決心をした寿恵子。
「私、本気です…」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/buTqCJgs6p

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 11, 2023

そんな中、ついに寿恵子はは万太郎との子供を妊娠します！！

万太郎と寿恵子は、日本植物志図譜 第二集の発刊を準備していました。
そして寿恵子のお腹には、７か月目の赤ちゃんが。

幸せいっぱいな二人です🐸💗🐸#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/D5TGPs8HcF

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 19, 2023

しかし・・・植物学者の万太郎は妊娠中の寿恵子を残して、藤丸と植物採集の旅に出てしまいます。

#らんまん観察日記📷

採集シーンでのメイキング動画をお届け！

なぜかモニター前には、監督風なあの人が…！？

楽しく撮影している姿をぜひご覧ください👀❤#朝ドラらんまん#神木隆之介 #前原滉 #前原瑞樹 pic.twitter.com/Jix9kQgZ31

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 20, 2023

臨月になり不安の中、1人での生活が続く寿恵子ですが、ついに産気づいて、長屋の人たちの助けてもらい見事出産！

植物採集に出かけていたはずの万太郎も駆けつけます！

産気づいた寿恵子を長屋のみんなで支えます。

息を切らしながら泥だらけで帰宅した万太郎。
命を生み出す激痛と戦う寿恵子の声が、外まで響きます。

「頑張ってくれ…寿恵ちゃん……」

万太郎が祈っていると…
――産声があがりました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #安藤玉恵 pic.twitter.com/I1XUrprV3b

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 21, 2023

そして万太郎が考えた名付けた子供・長女の名前は「園子（そのこ）」

「――園子。この子の人生にありとあらゆる草花が、咲き誇るように」

生まれたばかりの命を慈しみながら、”園子”という名前をつけました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/SdMk7ZAjB6

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 21, 2023

「――園子。この子の人生にありとあらゆる草花が、咲き誇るように」

生まれたばかりの命を慈しみながら、”園子”という名前をつけました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/SdMk7ZAjB6

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#らんまん虫めがね🔍

小さな瓶に入れ、万太郎が大事に持って帰って来た植物「 #コオロギラン 」🌱

万太郎と寿恵子の娘・園子のために取ってきた、小さなラン。
かわいらしいですね😊#朝ドラらんまん pic.twitter.com/0OBpgvSCfz

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 21, 2023

ということで、万太郎と寿恵子の最初の子供は女の子で長女の名前は「園子」ちゃんでした。

そんな園子ちゃんですがモデルは実在するのでしょうか？？万太郎のモデルは植物学者の牧野富太郎さんなので、牧野富太郎さんの子供で娘なのでしょうか？？以降で詳しくご紹介していきます。

【らんまん】娘・園子のモデルは牧野富太郎の長女の園子！驚きの史実とは？

らんまん藤丸次郎のモデルは田中延次郎！酒屋が実家で菌類学者に！

らんまんで誕生した万太郎と寿恵子の娘・園子ちゃんは、万太郎のモデルの牧野富太郎さんの最初の子供で長女の園子さんだと思います。名前も一致しているので、モデルでほぼ間違いないですね。

園子さんは、1888年に誕生！

1888年といえば、らんまんで描かれた「トガクシソウ事件」があった年です。田邊教授が激怒していた事件ですが・・・。

藤丸が持ってきた雑誌『Journal of Botany』。
そこには、#トガクシソウ が…。

学者同士の競い合いにうんざりしてしまった藤丸。

「誰が発表したって、花は花じゃないですか！」

「こんなの…心が保つんですか…？」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #今野浩喜#前原滉 #前原瑞樹 #田中哲司 pic.twitter.com/PdCbqiovxV

— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 16, 2023

らんまんと史実の誕生した時期も一致していると思います。

 

ドラマと同様に、富太郎さんは植物学教室に出入りして研究をしていたものの、正式な職業としての研究ではありませんでしたので、給料が入ることなく、酒屋の実家からお金を無心して借りて生活するなど、貧乏生活だったそうです。

寿恵子のモデルとなった壽衛さんが実家に書いた手紙が上記の牧野富太郎さんに関する書籍に記載されていたのですが、1893年の手紙によると、幼い園子さんは風邪をこじらせて寝たきりになっていると書かれています。

父親の富太郎さんと同様に病弱だった可能性も。

また、手紙には新たに次女の香代さんが生まれていて、壽衛さんはさんはその産褥期だったとのことで、当時は家族全員が床に臥せていたようです。

しかしその後すぐに再びの壽衛さんから実家への手紙の内容は驚くべきことが書かれていました。

当時4歳だった長女の園子さん死亡したという連絡でした。風邪をこじらせて寝たきりになり、そのまま死去したとのこと。

当時富太郎さんは、破産しそうな実家の整理で高知にいたことから、1年ほど自宅を留守にしていたそうです。園子さんの死に目にはあえなかったようで、その手紙を確認して、急いで東京に戻ったそうです。

ということで、史実と同じような展開になるのか？不明ですが、待望の長女・園子さんはわずか4歳という幼い時に死んでしまう史実です。

 

【らんまん】娘・園子だけじゃない？牧野富太郎の子供はたくさんで貧乏生活！

最初のお子さん、園子さんを、わずか4歳というかわいいさかりに亡くしてしまった牧野富太郎さん。

しかし、壽衛さんと富太郎さんの間には、お子さんは、園子さんを含めると、なんと13人生まれるんです。

しかし残念ながら、早くに病などで亡くなってしまったお子さんもいて、成人したのは、以下の2男4女です。最初の子どもの園子さんが亡くなってしまいましたが、悲しい子供の死は園子さんだけではないですね。

ただ、当時としては、病気で幼いころに子どもが亡くなってしまうことは少ないことではなかったのかもしれません。

そして以下が2男4女のお子さんたちです。

長女・香代

次女・鶴代

長男・春世

次男・百世

三女・巳代

四女・玉代

園子さんの死は悲しいものでしたが、その後もたくさんのお子さんを出産され、育て上げた壽衛さん。たくましいですよね～。

ただ、富太郎さんは小学校中退という学歴があり、素晴らしい植物学者の学歴があるものの、植物学で高いお給料をもらえる立場に就くことができず、貧乏生活が続き、壽衛さんは家族をささえるために、苦労したそうです。

ちなみに、後に50歳にして東京帝国大学理科大学から講師として迎えれた牧野富太郎さんは、学歴を持たず権威を持っていなかったにもかかわらず、最高学府の要職に就くことは当時としては極めて稀なことでした。しかし学歴があったら、もっと早くこのような地位につけていたのでは？と思います。

結婚した当初は先ほどご紹介したように、酒屋だった富太郎さんの実家にもお金の無心をしていたのですが、富太郎さんへお金を渡していたことも一因だと言う説もあるのですが、実家の酒屋は破産してしまいます。

頼るところのない、寿衛子さんと富太郎さんは多くの借金を抱えていたとのこと。

そして借金取りの対応はすべて、寿衛子さんが行っていたそうです。

借金取りの対応を自宅で寿衛子さんが行っている時、富太郎さんは自宅の奥で、植物学の研究に没頭していたそうです(^^;

それでも寿衛さんは牧野富太郎さんを尊敬し、子供たちに「我が家の貧乏は学問のための貧乏だから恥ずかしく思わないように」と日ごろから諭していたそうです。

なかなかできることではないですよね。

牧野富太郎さんの成功は、妻の寿衛さんの存在なくしてはありえなかった気がします。

富太郎さんの借金問題を解決するために、小澤寿衛子さんは「待合」という商売を始めて支える決意をします。

「待合」とは待ち合わせや会合の場所を提供する貸席・貸座席。芸妓を呼んで三味線や唄、踊りなどを楽しむことのある場所でした。

わずかな資金で小さな家を借りて「いまむら」と名付けて待合を切り盛りしました。

しかしいわゆる「水商売」だったことから、大学で働く富太郎さんの妻が働くことは都合が悪いものでした。

そのため、寿衛さんは、富太郎さんや子供たちとは別居していたそうです。

寿衛子さんの力量で「いまむら」は評判が良くなり繁盛しました。

そのあと、良い時期に「いまむら」を売却し、そのお金で現在の練馬区大泉の土地に富太郎さんが研究できるような家を建てることに。

自然豊かな土地に、自宅ができることを非常に喜んだという富太郎さん。

大正14年に現在の練馬区立牧野記念庭園の地に自宅が完成

今日のらんまんでは「キンセイラン」が登場しましたが、牧野記念庭園では同じラン科植物「キンラン」が咲き始めました。同じ頃に咲く白い花のギンランに対して、黄色の花色からキンランという名がつきました（残念ながらギンランはありません）。スエコザサが覆っているアカシデの根元に咲いています。 pic.twitter.com/ZwpskBeUtZ

— 練馬区立牧野記念庭園 (@makinoteienJP) April 14, 2023

この時、富太郎さんは64歳、寿衛子さんは52歳になっていたそうです。

やっと自分たちの自宅を練馬持つことができた富太郎さんと寿衛さんでしたが、寿衛さんはすぐに体調を壊してしまい、入退院を繰り返すことになります。

そして昭和3年2月に54歳で生涯を閉じたのでした。寿衛子さんの死因は明らかになっていないのですが、子宮がんの疑いがあったそうです。

このように、富太郎さんと寿衛さんの間にはたくさんの子供が生まれ、貧乏生活を送る・・・という史実なのですが、ドラマではどこまで描かれるのか？注目です。；