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つまらない住宅地のすべての家ネタバレ！原作あらすじの日置の目的と結末とは？

NHKドラマ
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2022年10月からスタートするNHKの夜ドラ「つまらない住宅地のすべての家（つまらないじゅうたくちのすべてのいえ）」。

主演はジャニーズの井ノ原快彦さん。

平凡すぎる住宅地のつまらない日常に突然飛び込んできたニュース・刑務所を脱獄した女の存在が、町を大騒動に巻き込んでいくストーリー。

今回はドラマ「つまらない住宅地のすべての家」に原作はあるのか？あらすじネタバレ、脚本家、キャストなどドラマについてご紹介していきます。

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目次

つまらない住宅地のすべての家の原作ネタバレと脚本家は？

原作とネタバレは？

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」の原作は津村記久子さん作の小説です。

津村記久子さんは、現在44歳の小説家。

新卒で入社した会社でパワハラを受けたことがきっかけで、退社。2001年に転職後、2005年に「マンイーター」で太宰治賞を受賞し、小説家デビューを果たします。

その後は、会社員と小説家の兼業作家として執筆活動をし、2012年には会社を退職し専業で小説家として活動をするようになります。

著書「ポトスライムの舟」は、2009年に第140回芥川龍之介賞を受賞。

また『この世にたやすい仕事はない』は、NHKBSプレミアムでドラマ化されています。

そして「つまらない住宅地のすべての家」は、。双葉社の『小説推理』で2019年10月号から2020年5月号まで連載された作品で、2021年3月に刊行されました。

とある町の、路地を挟んで十軒の家が立ち並ぶ住宅地。そこに、女性受刑者が刑務所から脱走したとのニュースが入る。自治会長の提案で、住民は交代で見張りをはじめるが……。住宅地で暮らす人間それぞれの生活と心の中を描く長編小説。

引用元：https://www.futabasha.co.jp/book/97845752438570000000?type=1

脱獄犯人の存在で関わるようになっていく住人たち。

一見、平凡は普通の住人たちが、それぞれトラブルを抱えている・・・というストーリー。

そして次第に脱走した日置と住宅街の関係が明らかになっていきます。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」のストーリーは？

そして以下がストーリーです。

関東近郊の、どこにでもあるような住宅地に、路地を挟んで9軒の家が並んでいる。挨拶はするけど、これといった近所付き合いもない。隣に住んでいるけど他人。好きでもなければ嫌いでもない。自分の人生とは関係ない人々・・・。
そこに、「刑務所を脱走した女がこの辺りに向かっているかもしれない」というニュースが飛び込んでくる。たまたま自治会長だった丸川明は、町の安全を守るために住民総出で見張りをすることを提案する。明にとっては、妻が出ていった現実からの逃避だったが、この思い付きが、町を大騒ぎに巻き込んでいく。
見張りをきっかけに、初めてご近所と深く関わることになった住人たち。それぞれの家が、人知れず抱える問題が浮き彫りになってくる。子育ての悩み。社会からの疎外感。ひとり暮らしの寂しさ。彼らの悩みは、果たして解決するのか？　そして、逃亡犯が脱走した本当の目的とは？
“つまらない”と思いこんできた住宅地を舞台に、ちょっぴり残念な主人公とクセのあるご近所さんたちが巻き起こす、　スリリングなのにユーモラスな、ホーム・サスペンス・ドラマです。

引用元：https://www.nhk.jp/g/blog/udg20977bl3b/

脚本家は誰？

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」の脚本を担当するのは、池田奈津子さんです。

最近では映画「アキラとあきら」、またドラマ「君と世界が終わる日に」テレビ東京の「東野圭吾 手紙」など多くの話題の作品を手掛けている脚本家さんです。

つまらない住宅地のすべての家のネタバレ！原作で脱獄犯日置が住宅地にやってきた理由とは？【閲覧注意】

以降で、原作の結末のネタバレをしているので閲覧注意です。

脱獄犯の日置は、過去に両親が営んでいた工務店が倒産。倒産してしまったきっかけは、長谷川建設に見積金額の情報が漏れたためでした。

日置の両親は離婚し、母親は病死します。

その後、日置はなぜ、重要な情報が長谷川建設に漏れてしまったのか？知りたくて脱獄。余命僅かで入院している父親に真相を聞こうとし、会いに行った日置。

長谷川建設は町に住む、長谷川弘（須田邦裕）が社長を務めていました。日置の両親が倒産したのは、長谷川建設の先代の社長の代です。

すると、当時日置の父親と長谷川建設の先代の社長の妻である小夜は愛人関係だったことが判明。小夜を信頼していた父親は情報を漏らしたことから、倒産に追い込まれたのでした。

小夜を演じているのは、吉行和子さん。存在感のある演技とキャラクターで、どのように、描かれるのか楽しみです。

その後、自分の脱獄を手伝ってくれた峠坂のために、丸山明の息子の友人である恵一に会うことにした日置。

しかし、丸山が息子と恵一の話を聞いてしまったことで、待ち合わせ場所に待ち伏せして、住民たちがやってきたことから、逃亡生活が終わりを迎えるのでした。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」あらすじネタバレ１週

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」1話あらすじネタバレ

埼玉県にあるどこにでもありそうな住宅地。そこにさまざまな事情を抱えた人たちが住んでいた。ある日、女子刑務所から一人の女囚が逃げ出し、住宅地に向かっていることがわかる。自治会長の丸川明（井ノ原快彦）はいままでかかわりのなかった住宅地の人々に交代で「見張り」をしよう、と提案する。

引用元：https://www.nhk.jp/g/blog/udg20977bl3b/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」2話あらすじネタバレ

明（井ノ原快彦）がいいだした近所迷惑な見張りプロジェクトは近所の住人にさまざまな反応を呼び起こす。それぞれの家にそれぞれの事情があり皆意外な姿に気づいていく。そして当の明も実は妻が家出中という問題を抱えていて、気をまぎらわせるために無駄なやる気を出していた。そんな父の姿に息子の亮太はあきれ気味。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/K65J93K5V4/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」3話あらすじネタバレ

明とともに見張りをしたのは松山（尾美としのり）と真下。松山はどうやら年甲斐もなく恋をしているらしい。その相手とは近所の一人暮らしの女性正美（夏川結衣）だった。明たちが頓珍漢な見張り業務にいそしむ中、女囚日置昭子は刻々とこの住宅地に向けて足を進めていた。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」4話あらすじネタバレ

正美が家にひきいれた男は弟だった。そのことを知り松山はほっとする。一方見張りに来た同じ住宅地の三橋も何やら中学生の息子について問題を抱えているようだった。そして見張りに興味を示さない長谷川家では…逃亡犯のニュースをじっと見る厳格な祖母・長谷川小夜（吉行和子）の姿があった…

住宅街に逃亡犯が近づいてきた！？と言うニュースから自治会長の丸川明（井ノ原快彦）が見張りをしようと提案。

戸惑いながらも、従い交代で見張りをする住人たち。

そんな住人たち、それぞれの家庭は、何か問題を抱えていることが徐々に明らかに。

一方、明の息子の高校の友達が、逃亡犯である日置が従弟であることを告白。

そして息子は明にその事実を知らせるのでした。

 

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」あらすじネタバレ2週

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」5話あらすじネタバレ

自治会長明（井ノ原快彦）がはじめた日置昭子への見張りはつまらない住宅地に小さなさざ波をひきおこす。ひきこもりの息子に気を遣う三橋家、オタクの大柳、見張りを通していままでになかったコミュニケーションが各家に生まれ、とまどいが生じる。

 

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」6話あらすじネタバレ

家出した妻苑子に未練たらたらの明はある日、彼女の職場をたずねてしまう。だが、結局何もできずにその場を去る。一方「見張り参加拒否」を方針として打ち出す祖母・長谷川小夜（吉行和子）は頑（かたく）なに長谷川家を支配していた。孫娘の千里はそれを不満に思う。

 

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」7話あらすじネタバレ

正美（夏川結衣）に気がある警備員の松山（尾美としのり）は彼女を居酒屋デートに誘う。そのころ、逃亡犯日置昭子は刻々とつまらない住宅地に迫っていた。えつ子の家で行われる見張りの会には各家で問題を抱える子供たちも集まりだし、住宅地のたまり場へと変化していく。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」8話あらすじネタバレ

亮太が友達と日置昭子の父親の見舞いに行くと聞いた明（井ノ原快彦）は全力でとめようとする。一方逃亡する昭子はホームレスの藤田に別れを告げ、住宅地に向かう。三橋家では、ひきこもりの息子に悩む母博子がスーパーの同僚である正美（夏川結衣）に事情をうちあけかけてしまう。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/GPGR8GQQK3/

2週目に入り、ついにそれぞれの家庭の秘密が浮き彫りに。

日置明子の見張りを始めた明ですが、意外にも住民たちが集まります。

長谷川家の孫娘の千里は、家で絶対の権力を持つ祖母に反抗し、見張りに来たり、育児放棄の母親の矢島家の娘も見張りにやってきます。

無理やり連れてこられた引きこもりの大柳も、なりゆきで見張りに関わることに。

そこで、今までなかった意外な交流が生まれるのでした。

三橋家は、息子が引きこもり状態で、両親は何やら計画をしているよう。

育児放棄でほとんど家に帰ってこない母親の矢島家の幼い娘たちを、何かと気遣う正美（夏川結衣）。

明（井ノ原快彦）は突然出て行ってしまい、その理由がわからないことから、つい妻の会社まで行ってしまい、会わないで帰ってきたものの、明を見かけた妻から「二度とこないで」と連絡が入ってしまいます。

一方、逃亡犯の日置は、糖尿病のホームレスを助けたことがきっかけで、ホームレスにかくまってもらうことに。

そして明の息子の友達が、日置の従妹で、日置の病気の父親のお見舞いに一緒に行くという話を聞いて驚き、止める明。明は、松山（尾美としのり）や三橋家の夫たちと飲みに居酒屋に行った時、日置の父親が入院している話を、酔ってついバラしてしまうのでした。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」あらすじネタバレ3週

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」9話あらすじネタバレ

亮太からの情報で逃亡犯日置アキ子の父親がこの町の病院に入院していることを知った明（井ノ原快彦）たちは騒ぎ始める。松山はそんなことはそっちのけで正美に夢中。そんな折、明は妻の苑子に会い、よりを戻そうとするが、苑子はそっけなく、落ち込むのだった。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/GZ8PK4Y436/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」10話あらすじネタバレ

日置昭子は刻々と住宅地に迫っていた。そんなとき、明はひょんなことから長谷川小夜（吉行和子）の長谷川建設が、かつて手荒いやり方で同業者を倒産させたという噂をきく。そして日置昭子の実家は「日置工務店」。明は両者にある因縁を感じる。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/5L48Y65XGY/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」11話あらすじネタバレ

日置昭子の同級生で同じ町内の真下耕一から明と松山は昭子について事情を聞く。やはり日置の実家の工務店から仕事を奪い倒産させて一家離散に追い込んだのは長谷川家だった。ジャーナリスト志望の居酒屋店員由歌は、あろうことか長谷川家に話を聞きに行く、と言い出す。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/66KVK7KNJ4/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」12話あらすじネタバレ

松山がとてつもなく遅い歩みで正美を口説いていたころ、由歌は長谷川家を突撃、小夜を対面を果たす。明は自治会長として長谷川家を調べたいが、尻込みしていた。そんなとき、突然明は小夜から長谷川家に呼び出されてしまう。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/Z97R952V4V/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」あらすじネタバレ4週

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」13話あらすじネタバレ

明（井ノ原快彦）と長谷川小夜は（吉行和子）ついに対面する。が、小夜は日置昭子は自分たちのことを逆恨みしているだけだと反論する。そんな折、松山（尾美としのり）の秋田の父が倒れたとの知らせが入り、松山は急遽帰郷することに。正美（夏川結衣）はさみしさを感じながら、マンションへの引っ越しの準備を続ける。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」14話あらすじネタバレ

日置昭子は長野でなく、すでに住宅地付近に迫っていた！ひきこもりの息子を抱える三橋家に潜入、痕跡を残してしまう。一方住宅地のご近所同士は徐々に距離を縮め始めていた。そんなとき、気のいい松山が秋田から帰京し、正美はほっとしてしまい、この住宅地から出ていくことを考え直し始める。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」15話あらすじネタバレ

置昭子の友人耕一は住宅街で偶然昭子に会ってしまうが昭子はその場を去る。オタクの大柳は近所の女児に良からぬことを考えていたが、笠原えつ子が心をときほぐしていく。そんな折、矢島家からなくなった白衣は日置昭子が盗んだのではないか、という話に住宅街がなる。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」16話あらすじネタバレ

日置昭子はついに父・優のいる病院にたどり着く。盗んだ白衣は病院潜入のためのものであった。と、そこで昭子は居酒屋の女子大生・由歌と出会い、話をすることになる。住宅地では昭子の同級生真下が昭子が向かったのは父のいる病院ではないかと考え、自らそこへいくことを決意する。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/18XZM1Y649/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」あらすじネタバレ5週

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」17話あらすじネタバレ

日置昭子は盗んだ沙織の白衣を着てついに病院に潜入。父優と対面を果たす。由歌はその昭子のあとを追い、公園で昭子から過去の長谷川建設一族との因縁を聞き出すに至る。一方白衣を盗まれた矢島家では常にいらいらする母沙織の心を山崎正美がときほぐしはじめていた。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」18話あらすじネタバレ

昭子のインタビュー後、由歌は携帯の入ったかばんを盗まれる。昭子はその携帯に偶然かかってきた電話をとると、親戚の恵一が出る。恵一は明朝昭子と会うことを約束する。一方明の息子亮太は日置昭子をきっかけに明と大喧嘩（げんか）。母苑子が出て行った原因も明にあると亮太はなじる。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」19話あらすじネタバレ

明と喧嘩（けんか）し、プチ家出した亮太は日置昭子の親戚である同級生の恵一と、明朝昭子と会ったときに渡すものをリュックにつめていた。明は亮太と喧嘩（けんか）したことを悩み。松山に打ち明ける。そのころ、長谷川家では小夜の厳格なやり方に孫の千里が反抗し始めていた。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」20話あらすじネタバレ

つまらない住宅地でいつもと違う夜が明ける。亮太と恵一は昭子に会うため、早朝神社へ向かう。亮太の行先に気づいた明も、松山・正美・えつ子たちとともに神社へ向かう。そして因縁ある長谷川小夜も…つまらない住宅地のすべての家の人々にクライマックスが訪れる。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/LP9NMWW889/

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」あらすじネタバレ6週【最終週】

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」21話あらすじネタバレ

亮太と恵一が呼び出した神社の裏手で、ついに日置昭子は住宅地のすべての人々と会う。逃亡の理由を皆に語る日置。そこには長谷川建設をめぐる、長谷川小夜との因縁があった。と、そこに現れる長谷川小夜。ついに日置昭子の逃亡のすべての謎が明かされる。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」22話あらすじネタバレ

日置昭子はついに警察に自首をする。一方三橋家のひきこもりの息子・博喜が失踪したとの知らせが明のもとに。明が探すと博喜は動物園にいた。三橋夫妻は安どする。一方明は、昭子から託された峠坂の手紙をどうするか迷っていた。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」23話あらすじネタバレ

日置昭子の逃亡事件から端を発した見張りの会は、つまらない住宅地の人々に大きな変化を及ぼした。三橋家の家族の絆は深まり、オタクの大柳は真人間に。正美と松山の距離も縮まり、そして明と妻苑子の関係にも変化が訪れる。

ドラマ「つまらない住宅地のすべての家」最終回あらすじネタバレ

明は峠坂の手紙をもって、千葉へ向かう。その手紙は峠坂の実の娘へあてたものだった。明は無事手紙を娘の美鈴に渡す。昭子は真下と刑務所で面会、心を通わせる。日置の逃亡から始まった住宅地の騒動はここに大団円を迎える。

引用元：https://www.nhk.jp/p/ts/ZN7Q737JMX/episode/te/G94RV6YWG2/

つまらない住宅地のすべての家のキャスト登場人物一覧

丸川明 （まるやまあきら）：井ノ原快彦

信用金庫に勤める一児の父。几帳面でこだわりが強く、マイルールを作っては無意識に人に押しつけたりしてしまう。その息苦しさが嫌で、妻の苑子は少し前に家を出て行ってしまったが、ご近所にはそのことを隠している。
一緒に暮らす息子の亮太は家事も手伝ってくれるが、最近どこかよそよそしい。そんな時、逃亡犯の出身地が近いことを知り、現実逃避で急に自治会長のスイッチが入る。「住民が交替で見張る」という明の思い付きが、やがて住宅地を大騒動に巻き込んでいく。

丸川亮太(まるやまりょうた）：岸蒼太（ジャニーズJr．）

中学３年生になる明の息子。空気を読まずに自分のペースを押し付ける父親にうんざりしつつも、家事もちゃんと手伝って明を支えている。家を出て行った母の苑子とは密かに連絡を取っているが、明には言ってない。右往左往する大人たちよりも冷静に状況を見ていて、明よりも早く逃亡犯の真相に近づく。

山崎正美（やまざきまさみ）：夏川結衣

町に一つしかないスーパーマーケットでパートとして働く。真面目な仕事ぶりが評価されてチーフを任されている。２年前までは大手企業の課長として精力的に働いていたが、母の介護のために実家に戻った。その母も1年前に死去。今は、どこか他所の町への引っ越しを考えている。

 

笠原えつ子（かさはらえつこ）：中田喜子

叔母から相続した家に長く住んでいるが、夫が亡くなってからは一人暮らし。編み物や料理が趣味で、着物にも詳しい。一人暮らしで寂しい思いをしていたが、２階の一室が「見張り部屋」となったことで、ご近所さんたちが詰めかけることに。急に賑やかになったことを内心嬉しく思っている。

 

松山基夫 ：尾美としのり

スーパーマーケットの警備員。秋田県出身。友人から安く譲ってもらった家に一人で暮らしている。スナックで知り合ったフィリピン出身の女性と結婚を考えていたが破局。いまだ独身を貫いている。おしゃべりでお調子者な性格が、住民たちをつないでいく。実は、正美に好意を寄せているのだが・・・。

 

三橋博子 ：京野ことみ

生まれ育った家に、夫と中学１年生になる息子と３人で暮らしている。スーパーマーケットでは、正美と一緒にパートとして働いているが、世間話をする程度の関係でしかない。息子の博喜は、人との関わりが上手く築けず、目を離すと放浪してしまう癖もあり、夫婦はそのことで日々、不安に苛まれている。

真下耕市：浜野謙太

東京の設計会社で働く建築士。最近、都内のマンションを引き払って実家に戻ってきた。実は、婚約者と破局しているが、母親にはそのことを言い出せずにいる。実は、逃亡犯の昭子は、中学までの同級生だった。見張りに参加しつつも、昭子のことを信じたいという気持ちが強い。

長谷川小夜 ：吉行和子

この住宅地で、明らかに他の家とは違う大きな家が長谷川家。息子夫婦、中学生の孫と一緒に暮らす小夜は、今も一家の長として君臨;している。自他ともに厳しく律する強い女性で、家族は誰も逆らえない。また、近所付き合いからも、あえて距離を取ってきた。家業の工務店は、かつて倒産の危機に瀕していたが小夜がひとりで立て直した過去があり、そのことである秘密を抱えている。

NHKドラマ
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