遙かなる山の呼び声で武志の病気は自閉症?続編最終回のネタバレは?

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NHKドラマ「遥かなる山の呼び声(はるかなるやまのよびごえ)」が2023年9月からスタートし話題になっています。

主演は阿部寛さんで、日本の巨匠・山田洋次監督が脚本を手がけた、北海道の雄大な大自然を舞台にした笑って泣けるヒューマンラブストーリー。

原作は亡き高倉健さん主演の映画のリメイクで当時「幸福の黄色いハンカチ」が大ヒットした後に制作された高倉健さんがかっこよすぎる作品です。

そんな「遥かなる山の呼び声」3話で、常盤貴子さん演じる風見民子(かざみ・たみこ)の息子・風見武志(かざみ・たけし)ですが、成長した中学生になっって、幼いころはなかった病気になった??「自閉症」では?と言う声があがっています。

今回はドラマ「遥かなる山の呼び声」で子役の佐藤優太郎(さとうゆうたろう)くんが演じる武志は本当に病気で自閉症なのか?について以降で、すでに過去に放送された続編のネタバレからご紹介していきます。

また原作映画では「北の国から」でおなじみの当時人気子役だった吉岡秀隆さんが演じていた武志は病気だったのか?についてもネタバレご紹介します。

目次

遙かなる山の呼び声での武志は病気で自閉症!?中学生になっての発症に驚きの声

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ドラマ「遙かなる山の呼び声」とは?

まずはドラマの紹介です。

北海道東部、雄大な大自然に囲まれる中標津の地で、亡き夫が遺した零細ながらも良質な牛乳を生産する酪農家・民子(常盤貴子)のもとに、ある嵐の晩、怪しい男・耕作(阿部寛)が転がり込む。 耕作は、民子に思いを寄せる地元建設会社の社長・虻田(筧利夫)や民子の義父・吉雄(中原丈雄)、そして夫の叔母・鈴江(高畑淳子)たちから怪しまれながらも、人手の足りない民子の農場を手際よく手伝い、父親を亡くして寂しい日々を送っていた民子の幼い息子・武志(佐藤優太郎)からもなつかれ、民子から厚く信頼されるようになっていく。 しかし、訪れ始めた幸せな日々は、耕作がひた隠しにしてきた秘密が明らかになったとき、音を立てて崩れていく・・・

引用元:公式サイト

ドラマの舞台は北海道の雄大な大自然に囲まれる中標津の地。夫を亡くした民子は、夫の父親・息子の武志と一緒に暮らし、牧場を経営していました。

ある夜、義父が見知らぬ男を連れてきます。雨の中困っていたところを連れてきたと言う義父。

最初はその男・耕作を気味悪がっていた民子ですが、義父の突然の入院などのハプニングもあり、牧場を手伝ってもらったことをきっかけに距離が縮まり、牧場に暮らすようになった耕作。

息子の武志も耕作になついて、まるで家族のように過ごす、民子、耕作、武志。

しかし・・・別れは突然やってきます。耕作は実は、自殺した妻をバカにした借金取りを殺害して逃亡していた逃亡犯だったことを告白。

牧場を出ていくと言います。民子は、突然の告白に驚きつつも、一緒にいてほしいと思うのでした。

そんな中、自首をした耕作は裁判で有罪判決を受け、服役することに。民子は裁判を傍聴し、耕作に聞こえるように、耕作のことを牧場で待っていると告げるのでした。

ここまでが2話までのストーリーです。

遙かなる山の呼び声での武志は病気で自閉症!?中学生になっての変化に驚きの声

そして3話では2話から数年後が描かれています。

第3話
初回放送日: 2023年10月7日

逮捕され刑務所に入っていた耕作(阿部寛)は仮出所を許され札幌で暮らす妹・加奈(真飛聖)のアパートに身を寄せることになる。しかし、服役中も手紙を出し続け出所を待ちわびていた民子(常盤貴子)に対して耕作は一度も返事を出さず、出所の知らせさえも入れずにいた。そんな中、息子のピアノ教師の西川(藤井隆)が民子に想いを寄せていることに気づいた叔母の鈴江(高畑淳子)は、二人を近づけようと画策する。

引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/R7Y363VNQM/episode/te/LNJNMPL58R

民子は、服役している耕作に手紙を出し続けましたが、返事がないまま時がすぎていました。

耕作は出所しましたが、妹の加奈のもとに行き、一緒に暮らすことに。仕事も加奈の職場の警備員の仕事を紹介してもらいます。

民子に会うつもりはありませんでした。自分なんか・・・と思ってしまっている耕作。

一方で民子は耕作が出所したことを蛭田から聞いて知り、内心穏やかではありませんが、蛭田の前では「関係ない」と言います。

そんな中、中学生になっていた武志!牧場の仕事を手伝わずに、ピアノばかりしていて、おかしいと近所で噂になっていると言われ、起こる民子。

民子は、武志がピアノをやらせてあげたいと思い、無償でレッスンをしてくれる音楽教師の西川にレッスンを頼んでいました。

そんな中、武志が民子と話す会話に違和感が。発達障害?自閉症を思わせる話し方に驚きが。

なぜかというと、小学生時代は、そんな様子ではなかったんです。

ちなみに、小学校時代も、中学校時代もどちらも子役の佐藤優太郎くんが演じています。

いきなり中学校になってなんらかの病気になったのか??ツイッターでも疑問の声があがっていました。

なんの病気なのかははっきりとしないのですが、何やら発達障害のような、自閉症のような特性が見られたことで驚きの声が上がっていました。

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武志は病気で自閉症かドラマの中で判明した?

3話では、武志が何か病気なのか?特に語られていませんでした。

民子が蛭田と叔母の鈴江に「普通の子がやることはできないけど・・・」と話していたことくらいで、病気なのか?はっきりとはわかりません。

また小学校の時の2話では、やはり、普通に話しをしていて、病気のような兆候、特性はみられません。

5年の間に何かあったのか??そして最終回で病気について語られることはあるのでしょうか?

実は「遙かなる山の呼び声」はすでに2018年にBSプレミアムで放送された内容なんです。

その時に見ていた内容から、武志の病気について、話し方についてなど、ドラマの中で触れられることはありませんでした。

実は少しネタバレすると、武志は耕作に5年ぶりに再会して、その後、耕作は民子とも会話をするのですが、耕作も武志について、何かを聞くことはなく、普通に時が過ぎていきます。

武志が(おそらく)自閉症というのが、自然なこととして物語が進行しているのが印象的でした。

自閉症とは?

それでは、ネットでも自閉症では?と言われている武志の病気。自閉症とはいったいどういう病気なのでしょうか??

自閉症(自閉症スペクトラム障害)は先天的な発達障害の1つで、特徴として
①社会性と対人関係の障害
②コミュニケーションや言葉の発達の遅れ
③行動や興味の偏り
の3つがあると言われています。

従来、世界保健機関(WHO)の定めた国際疾病分類(ICD)やアメリカ精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)では、アスペルガー症候群などとともに広汎性発達障害というカテゴリーのもと自閉症という診断が位置づけられていました。2013年に刊行された「DSM-5」では、自閉症という障害名は廃止され、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害の障害名のもとに統合されました。

そのため、今後自閉症という名称での診断は少なくなることが予想されますが、自閉症は現在も耳にする名称であり、また発達障害者支援法などの法律や文部科学省でも使用されています。以上をふまえ本記事では、自閉症という名称を用いてご紹介します。

引用元:https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/autism/

なんと現在では「自閉症」という言葉が使われないようになり、自閉スペクトラム症、いわゆる「ADS」と言われるんですね。

自閉症の原因とは?

そして小学校時代は、自閉症の兆候がなかった武志。一体何が原因でその特性が出てきたのでしょうか?

自閉症の原因にはさまざまな説がありますが、まだ特定はされておりません。生まれつきの脳機能障害であると考えられ、親のしつけや愛情不足など育て方が直接の原因ではありません。

最近は、自閉症の傾向があるお子さまへの早期療育をおこなう例が増えてきています。早期から介入し療育をおこなうことで、特性自体を治療することは難しいものの、いじめ、不登校、抑うつなど二次的な問題を予防することができると言われています。

引用元:https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/autism/

原因などはわかっていないのが現状のようですね。

昔は親の愛情が薄いなど、ひどいことを言われていた時代もありましたが、まったくそんなことはないことがわかっています。

遙かなる山の呼び声での武志は病気の自閉症は映画版ではどうだった?

ドラマ「遥かなる山の呼び声」は1980年3月15日に公開された高倉健さん主演の映画「遙かなる山の呼び声」は、山田洋次監督作品です。

そして、なんとドラマ版も山田洋次監督が手掛けているんです。

と言うことは・・・映画版の武志も病気で自閉症だったのでしょうか?

映画版の武志役を演じているのは、現在でも俳優として活躍している吉岡秀隆。

吉岡秀隆さんといえば、子役時代「北の国から」をきかっけに大人気俳優さんに成長しました!

そしてドラマ版と映画版は時代背景を変えて、リメイクされたので多少違うことはありますが、1話、2話のストーリーはほぼ同じです。

しかし・・・実は映画版は武志が子供の時、小学生時代までしか描かれていません。

耕作の出所後の再会までは描かれていないんです。映画は民子との別れで終わっていて、きっと2人は再会するのでは?と思わせるラストシーンでした。

そして映画版の小学生時代の武志は、ドラマ版と同じように自閉症の病気を抱えているような特性は見受けられません。

なので、武志の病気・自閉症のような描写は、ドラマオリジナルの設定だと思われます。

山田洋次監督が脚本も手掛けているので、何か思い入れがあり、その設定にしたのかな?と勝手に想像しています。

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