絶好調の「コウノドリ」第2シーズン。
5話のラストでは、神谷カエ(かみやかえ)という妊婦がぺルソナに救急搬送されてきましたね。元子役の女優福田麻由子(ふくだまゆこ)さんが演じています。
神谷カエとは、いったいどんな人物なのでしょうか?
神谷カエと松岡茉優(まつおかまゆ)さん演じる下屋加江(しもやかえ)の関係、原作漫画のネタバレ、衝撃すぎる結末をまとめていきます!
神谷カエと下屋の関係は?
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/26696″]第5話のラストで救急搬送されてきた妊婦、神谷カエ。
彼女と下屋は、ある産婦人科で出会いました。
下屋はピンチヒッターとして、ある産婦人科の当直に入ることになります。
神谷カエは、その病院に切迫早産で入院したばかりでした。
看護師いわく「あの妊婦さんは病識が足りていない。なんで入院しているか分かっていない」とのこと。
神谷カエは「みんな妊娠中もランチしたり楽しそうなのに、なんで自分だけ・・・」と泣いてばかりだったのです。
そんな彼女に、下屋は「私の勤めている病院では、常に切迫流産や切迫早産で入院している人がいます。あなただけじゃないですよ」と説明します。
「お母さんがい1日、1週間、1か月頑張れば、赤ちゃんも必ず頑張ってそのぶん発育してくれます。
そしてその先には必ずゴールがあります。
ずっと妊婦さんではいられませんから、のんびり行きましょう。」
そう優しく話すと神谷カエも打ち解けて、二人はおしゃべりで盛り上がります。
なんと名前も同じですが、年齢も同じ、おまけに彼女のお腹の子は「サクラ」と名付ける予定だと聞き、下屋は神谷カエに親しい気持ちを持ちます。
ただ、下屋は気がかりなことがありました。
神谷カエは入院してから動悸がひどくなったと言うのです。
動悸は切迫早産の点滴の副作用でもあるので、さして気にすることもないのですが、なぜか下屋は「甲状腺が悪いのでは?」と気になったのです。
その病院の院長に一応報告し、この日は土曜日のため週明けに詳しく検査しよう、ということに。
下屋も一安心してペルソナに戻ったのですが・・・
その3日後に神谷カエは急変して、ペルソナへ搬送されてきました。
神谷が救急搬送された病名甲状腺クリーゼとは?
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/26702″]神谷カエは突然息苦しくなり、肺に水が溜まって、頻脈に。
いったい何の病気なのでしょうか?
それは、甲状腺クリーゼというものでした。
[blogcard url=” https://dorama-netabare.com/archives/25524″]甲状腺クリーゼとは
甲状腺機能亢進症の人の1%~2%の割合で突然発生する。
心拍や血圧、体温が危険なほど上昇、心不全に繋がる可能性がある。
治療が迅速に施されない甲状腺クリーゼは多くの場合、死に至る。
神谷カエは、もともと甲状腺機能亢進症だったようです。
甲状腺機能亢進症を持つ人は、新陳代謝を促すためのホルモンを過度に作ってしまうので、適切な治療が必要なのですが・・・
自分が甲状腺に異常があることに気づかずにいたため、突然こういう事態になってしまいました。
入院していた病院から運ばれる救急車の中で心停止になり、ペルソナで緊急帝王切開を行うことになります。
神谷カエは助かるのでしょうか?
神谷カエと赤ちゃんは助かるの?原作ネタバレ
緊急帝王切開をして、母体の血流を心臓に戻して心拍が戻ることが期待されましたが・・・
残念ながら、亡くなってしまいます。
赤ちゃんも、すでに心拍はない状態で産まれてきたため、助かりませんでした。
このことがきっかけとなり、下屋は救命に転科することになります。
[https://dorama-netabare.com/archives/23880]下屋を成長させるために必要なエピソードなので、おそらくドラマでも同じ結末になると予想されます。
でも5話に続いてまた死産というのは重すぎませんか。
ドラマでは、せめて赤ちゃんだけでも助かって欲しいなと思います(>_<)