石橋静河さん主演のNHK朝ドラ「ブラッサム」第5週から登場する、高良健吾さん演じる人気作家・秋山格之介(あきやまかくのすけ)。モデルは、文豪・芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)です。
今回は、秋山格之介がどんな人物なのか、モデルの芥川龍之介の史実、第5週の秋山と珠のネタバレ、そして演じる高良健吾さんについてご紹介します。
秋山格之介(あきやまかくのすけ)とは?珠と出会う売れっ子小説家!
朝ドラ「ブラッサム」とは?
珠の作家人生に深く関わる方々の、クランクインの様子をご紹介します🎬
染谷将太さん
高良健吾さん
佐藤緋美さん
北野秀気さん
イッセー尾形さん/
🗣#ブラッサム の放送は #9月28日スタート
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— 朝ドラ「ブラッサム」公式 (@asadora_bk_nhk) September 25, 2026
「ブラッサム」は、2026年9月28日から放送されている、NHK連続テレビ小説の第115作です。
主人公・葉野珠(はの・たま)役は、石橋静河さんがつとめています。
物語のモデルになっているのは、明治から平成まで生きた作家・宇野千代さんです。
ただし原作はなく、実在の人物をヒントにしながら、名前などを変えたオリジナルの物語として描かれています。
珠は、山口県・岩国の葉野家に長女として生まれた女の子。
小さいころから本を読むのが大好きで、やがて自分でも「物語」を作るようになります。
代用教員の仕事をやめさせられ、つらいうわさに苦しんだ珠は、ふるさとをはなれて東京へ。
書くことを通して自分と向き合い、作家の道をめざしていきます。
時代は大正から昭和へ。
関東大震災や戦争、結婚や離婚など、激しい時代の波にもまれながら、それでも前を向いて生きる珠の一生を描く物語です。
物語を書いているのは、「ブギウギ」の脚本家・櫻井剛さんと小松與志子さんの2人。
YOASOBIが歌う「咲き誇れ」が、毎朝ドラマをいろどっています。
第5週「狂騒で、東京」からは、いよいよ東京編がスタート。
珠のまわりに、作家や編集者など、文学の世界の人たちが次々と登場します。
秋山格之介とは?珠と出会う売れっ子小説家!
📢新たな出演者のお知らせ
🌸作家
秋山格之介/ #高良健吾
鋭い洞察と独自の感性で名を馳(は)せる文壇の寵児(ちょうじ)。代表作に『羅城門』『蜘蛛の巣』など。/
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秋山格之介は、高良健吾(こうら・けんご)さんが演じる作家です。
公式サイトでは、次のように紹介されています。
鋭い洞察と独自の感性で名を馳(は)せる文壇の寵児(ちょうじ)。代表作に『羅城門』『蜘蛛の巣』など。
「文壇の寵児」とは、文学の世界でもてはやされている、いちばんの人気者のこと。
秋山は、当時の若手でいちばん売れている作家です。
秋山が初めて登場するのは、10月26日(月)放送の第21回。
第5週の番組紹介では、こう書かれていました。
珠は近所の書店で、若手一番の作家・秋山格之介(高良健吾)や「イワンの馬鹿」を翻訳した作家・小山牛丸(イッセー尾形)と出会い、大きな刺激を受ける。
引用元:番組表.Gガイド
作家になる夢を持つ珠にとって、秋山はまさにあこがれの存在。
東京で暮らしはじめた珠は、本郷の書店で、この売れっ子作家と出会うことになります。
秋山格之介のモデルは芥川龍之介
モデルは文豪・芥川龍之介
秋山格之介のモデルは、『羅生門』や『蜘蛛の糸』で知られる文豪・芥川龍之介です。
新しい出演者が発表された2026年8月には、高良健吾さん自身が、芥川龍之介をモチーフにした役だとコメントしています。
今回は芥川龍之介をモチーフとした役で朝ドラに帰ってくることができ、とても光栄です。
引用元:デイリースポーツ
代表作の名前もそっくり!
秋山の代表作として紹介されている作品の名前にも、芥川龍之介らしさがあらわれています。
- ドラマの秋山の作品:『羅城門』『蜘蛛の巣』
- 芥川龍之介の作品:『羅生門』『蜘蛛の糸』
1文字ずつ変えてあるだけで、芥川龍之介の代表作を思い出させる名前になっているんです。
作品名を見ただけで、「これは芥川がモデルだな」とわかるようになっているんですね。
芥川龍之介とはどんな人?
芥川龍之介は、1892年(明治25年)に東京で生まれた小説家です。
生まれてまもなく、母の実家の芥川家にあずけられて育ち、のちに伯父の養子になって「芥川」の名字になりました。
成績がとても優秀で、第一高等学校から東京帝国大学の英文学科へ進学。
大学に在学中から、友人の菊池寛や久米正雄たちと同人誌『新思潮』を出して、小説を書きはじめます。
- 1915年(大正4年):『羅生門』を発表
- 1916年(大正5年):『鼻』が夏目漱石に絶賛される
- 1918年(大正7年):『蜘蛛の糸』を発表
- 1919年(大正8年):大阪毎日新聞社に入社し、書くことに専念
大学を出たあとは、海軍機関学校で英語の先生をしながら、作品を発表していました。
英語が得意で、外国の文学にもくわしかった芥川。
ドラマで秋山が洋書を読みふけっているのも、そんな芥川らしい姿なのかもしれませんね。
その後も『地獄変』『杜子春』『藪の中』『河童』など、今も読みつがれている作品をたくさん書きました。
ですが、1927年(昭和2年)、芥川は35歳という若さで、みずから命を絶ってしまいます。
芥川が亡くなって8年後、親友の菊池寛が、芥川の名前をつけた新人のための文学賞「芥川賞」をつくりました。
芥川賞は、今も日本でいちばん有名な文学賞のひとつとして続いています。
秋山格之介のネタバレ!珠との出会いと接点など
この先は、第5週「狂騒で、東京」で描かれる秋山と珠のネタバレをふくみます。放送前に知りたくない方は、ここでストップしてくださいね。
本郷の書店ですれちがう
1916年(大正5年)10月。
珠(石橋静河)が、いとこの保(金子大地)と東京で暮らしはじめて、1か月がたちました。
下宿「三好」では、2人は「兄と妹」ということにしてくらしていますが、大家の娘・マキ(中村優子)は、本当に兄妹なのかと疑いはじめています。
ある日、珠は近所の書店「ぶくぶく堂」へ。
店に入るとき、背の高い男性のお客さんとすれちがいます。
すると店主の本田(川島潤哉)が大興奮。
今のお客さんこそ、『羅城門』や『蜘蛛の巣』を書いた、いま一番の売れっ子作家・秋山格之介だったのです!
このとき珠は、もうひとりの作家・小山牛丸(イッセー尾形)とも出会います。
珠と保が暮らす下宿「三好」の父娘を演じる2人は、こちらの記事で紹介しています。
ブラッサム下宿先キャスト!大家の娘役の中村優子と赤堀雅秋
悠樂軒で再会
その後、珠は西洋レストラン「悠樂軒」でウエイトレスとして働きはじめます。
悠樂軒には、売れ行きナンバーワンの文芸雑誌『首都公論』の編集長・黒崎大三郎たちが来ていて、作家たちが原稿を見てもらおうと集まってくる、にぎやかなお店でした。
ある日、店で1人のお客さんが、外国の本を夢中で読んでいました。
先輩のウエイトレス・松子から、そのお客さんが作家の秋山だと教えられ、珠はびっくりして、胸がいっぱいになります。
小説を酷評された珠をはげます
働きながら小説を書きつづけていた珠は、書き上げた作品を、思いきって黒崎編集長に読んでもらいます。
ところが返ってきたのは、「稚拙。つまらん」という、きびしいひと言でした。
すっかり落ちこんでしまう珠。
そんなある日、悠樂軒に来ていた秋山が、珠に声をかけてきます。
珠が、自分の小説を黒崎にこき下ろされたことを打ち明けると、秋山はこう言って珠をはげましました。
「こき下ろされて傷つくのは自分を信じた証拠だろう?」
あこがれの売れっ子作家からのひと言は、作家をめざす珠にとって、大きな力になったはずです。
第5週で、秋山と珠のつながりがはじまりました。
宇野千代さんと芥川龍之介の史実のように、これから2人がどう関わっていくのか楽しみですね。
岩国時代に珠が恋をした島村先生の史実も、あわせてどうぞ。
ブラッサム島村先生のモデルは誰?宇野千代との衝撃の顛末
秋山格之介役の高良健吾とは?
ダブル主演 高良健吾 原田琥之佑
特集ドラマ【#手塚治虫の戦争】\新キャスト発表/
主演のお二人に加え、新たに5名の出演者を発表!
田中哲司 岡崎体育 野内まる 久野渚夏 山田健人\放送日決定/
8/12(水)夜10時 [総合・BSP4K]https://t.co/fMw1lylorC pic.twitter.com/gTp8CPdJOB— NHKドラマ (@nhk_dramas) July 1, 2026
高良健吾のプロフィール
- 名前:高良健吾(こうら・けんご)
- 生年月日:1987年11月12日
- 出身地:熊本県熊本市
- 身長:176cm
- 血液型:O型
- 所属事務所:テンカラット
お父さんの仕事の関係で、小さいころは福岡県の北九州市や福岡市で暮らし、中学2年生のときに熊本にもどりました。
高校1年生のとき、熊本の情報誌の編集者にスカウトされたのがきっかけで、高校2年生で芸能界に入ります。
デビューと代表作
俳優デビューは、2005年のドラマ『ごくせん』第2シリーズ。
2006年には映画『ハリヨの夏』で映画デビューしました。
その後は映画を中心に活躍し、たくさんの賞を受けています。
- 『軽蔑』:日本アカデミー賞 新人俳優賞
- 『苦役列車』:日本アカデミー賞 優秀助演男優賞
- 『横道世之介』:ブルーリボン賞 主演男優賞
主演した映画『横道世之介』では、ブルーリボン賞の主演男優賞に輝きました。
2016年の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』では主演をつとめ、ザテレビジョンドラマアカデミー賞で主演男優賞をもらいました。
大河ドラマでは、『花燃ゆ』で高杉晋作、『青天を衝け』で渋沢喜作を演じています。
スタジオジブリの映画『かぐや姫の物語』では、捨丸の声も担当しました。
朝ドラは3作目
高良健吾さんが朝ドラに出演するのは、「ブラッサム」で3作目です。
- 『おひさま』(2011年)丸山和成 役
- 『べっぴんさん』(2016年〜2017年)野上潔 役
- 『ブラッサム』(2026年)秋山格之介 役
『べっぴんさん』では、ヒロイン・すみれの姉、ゆり(蓮佛美沙子)の夫役を演じていました。
芥川龍之介を演じるのは2回目
じつは高良健吾さんが芥川龍之介を演じるのは、今回が初めてではありません。
2016年の映画『蜜のあわれ』では、芥川龍之介の幽霊の役を演じました。
高良健吾さんは今回の役について、「実質二度目の芥川役」と話しています。
発表された秋山の写真には、「雰囲気がそっくり」「完全に芥川龍之介」と、おどろく声も集まっていました。
2026年8月には、NHKの特集ドラマ『手塚治虫の戦争』で、原田琥之佑さんとダブル主演をつとめています。
結婚と家族
高良健吾さんは、2024年10月に、タレントの田原可南子さんと結婚したことを発表しました。
田原可南子さんは、歌手の田原俊彦さんの長女です。
2025年3月には、第1子の誕生も報告しています。
まとめ
朝ドラ「ブラッサム」で高良健吾さんが演じる秋山格之介のモデルは、文豪・芥川龍之介です。
秋山の代表作『羅城門』『蜘蛛の巣』は、芥川の『羅生門』『蜘蛛の糸』を思わせる名前。
珠のモデルの宇野千代さんも、本郷の洋食店「燕楽軒」で働いていたころ、実際に芥川龍之介と出会っています。
第5週では、珠が本郷の書店で秋山とすれちがい、悠樂軒で再会。
小説を酷評されて落ちこむ珠を、秋山が「こき下ろされて傷つくのは自分を信じた証拠だろう?」とはげまします。
演じる高良健吾さんは、映画『横道世之介』などで知られる実力派で、朝ドラは3作目。
芥川龍之介を演じるのは、映画『蜜のあわれ』に続いて2回目です。
これから秋山が、作家をめざす珠にどんな影響を与えていくのか、注目ですね!