朝ドラ「ブラッサム」で、珠(石橋静河)の妊娠がわかり、おどろいた方も多いのではないでしょうか。
保(金子大地)とはまだ結婚していない2人。
「珠の赤ちゃんは無事に生まれるの?」「この先2人はどうなるの?」と、今後の展開が気になりますよね。
今回は、朝ドラ「ブラッサム」で今後妊娠、子供、出産はどうなるのか?またモデルの宇野千代(うの・ちよ)さんの史実についても合わせてご紹介します。
ブラッサム 珠が未婚で驚きの妊娠!
朝ドラ「ブラッサム」とは?
「ブラッサム」は、2026年9月28日から放送がスタートした、NHK連続テレビ小説です。
主人公の葉野珠(はの・たま)を演じているのは、石橋静河さんです。
物語のモデルは、明治・大正・昭和・平成を生きぬいた作家の宇野千代さん。
原作の本はなく、宇野千代さんの歩みをもとに、人の名前や設定を変えて描いたオリジナルのドラマです。
山口県・岩国の造り酒屋の家に生まれた珠は、子供のころから本が大好き。
ふるさとでつらい出来事を重ねたあと、東京に出て、小説家への道を歩みはじめます。
連続テレビ小説「#ブラッサム 」主題歌ができるまで#石橋静河 と #YOASOBI が初対談!YOASOBIが主題歌「咲き誇れ」に込めた思いとは?サプライズに石橋が思わず涙する場面も…
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珠のおなかの子の父親になるのが、木村保(きむら・たもつ)です。
珠のいとこで、かつて珠が嫁いだ木村享一の弟にあたる、まじめでやさしい青年です。
優しく穏やかなな雰囲気を纏う青年、木村保さん(#金子大地)。
珠に兄・享一のことを正直に話す姿から、誠実な人柄が窺えます。 珠の突飛な行動に驚きつつも、晴れやかな表情を見せていました🌸📱保さんを驚かせた珠の行動は…NHK ONEで配信中https://t.co/kDOilTWV0w#ブラッサム pic.twitter.com/aaPsIjcZfd
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保にもモデルがいるといわれています。気になる方は、こちらをどうぞ。
ブラッサム木村保(たもつ)のモデルは藤村忠!元夫の弟で驚きの結婚!?
ブラッサム 珠が未婚で驚きの妊娠!
ここからは、珠が東京に来てから妊娠するまでの流れを、ネタバレでふり返ります。
1916年(大正5年)4月、京都の第三高等学校に通っていた保から、珠に1通の手紙が届きます。
そこには、帝大に進むことになり、9月から東京でくらすと書かれていました。
この知らせを読んだ母のリョウは、東京へ行って保といっしょにくらすよう、珠に勧めます。
保の母・照子にも、もう話を通してあるというのです。
弟や妹たちを置いていけないと迷う珠。
それでも、「このまま岩国にいても、うずくまったままなんよ」と弟の守に本心を伝え、東京行きを決めました。
9月、珠はリョウに駅で見送られ、ひとりで東京へ旅立ちます。
たどり着いたのは、本郷にある下宿屋「三好」。
大家は大工の三好辰五郎(赤堀雅秋)、下宿を切りもりするのは娘のマキ(中村優子)です。
学生用の下宿に、他人の男女が1つの部屋で住むわけにはいきません。
そこで珠と保は、「兄と妹」ということにして、いっしょに住みはじめます。
「兄妹」と偽り暮らしていた珠と保。
しかし、勘の鋭いマキさんは些細な違和感も見逃してはくれません。嘘は早くも限界を迎え、覚悟を決めた保さんの行動で事態は思わぬ展開へ…
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その夜、保は珠に、ずっとかくしてきた気持ちを打ち明けます。
「いつか岩国でのつらいことを忘れられたら、そのときは自分のほうを向いてほしい」という思いでした。
ところが、勘のするどいマキに、2人が本当の兄妹ではないことを怪しまれます。
もうごまかせないと思った2人は、本当のことを辰五郎とマキに話しました。
事情を知った2人は、珠と保をあたたかく受け入れてくれます。
隠していた事情を正直に話して、温かく受け入れてくれた辰五郎さんとマキさん。
勘の鋭いマキさんからは保さんとの恋仲について尋ねられますが、珠の初恋の傷はまだ癒えていないようです。
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珠も、保のことが好きでした。
けれど、前の恋でひどく傷ついた珠は、もう一度だれかを好きになるのがこわくてたまりません。
保は、そんな珠に「待つ」と伝えます。
1917年(大正6年)10月、保の父が入院し、家からのお金が苦しくなってしまいます。
保が勉強に打ちこめるようにと、珠は自分が働くと決めました。
珠が働きはじめたのは、西洋レストラン「悠樂軒(ゆうらくけん)」のウエイトレスです。
お店には、文芸雑誌『首都公論』の編集長・黒崎大三郎(遠藤憲一)たちもやってきます。
悠樂軒で働きながら小説を書きつづける珠は、作家をめざす青年・左良太(北野秀気)と知り合います。
悠樂軒で働く人たちを演じる俳優さんは、こちらの記事で紹介しています。
ブラッサム レストラン キャスト!ウエイトレス役の芸人や店長役など
そんなある日、仕事帰りの珠の前に、左があらわれます。
小説を書く仲間どうし、「おたがいがんばろう」と手を差し出す左。
そこへ迎えに来た保が、手を取り合う2人を目にして、はげしく怒ります。
「一年以上、珠さんがこっちを向くのを、ずっと待っちょったんじゃ」
保の言葉を聞いた珠は、「恋人になったら、きっと終わりが来る」と不安を口にします。
保は珠を引きよせ、「ワシは珠さんを裏切らん」とまっすぐに誓います。
長い遠回りの末に、2人の気持ちがようやく1つになりました。
「ウチ、保さんが好きじゃ」——。
関係が壊れることを恐れて、想いに蓋をしてきた珠。
保さんのひたむきな誓いの言葉が、縛られていた心の枷を解き、ようやく二人は結ばれました🌸
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そして、それから数か月後。
珠は、自分が妊娠していることに気づきます。
保はまだ帝大の学生で、2人は結婚もしていません。
放送後のSNSでは、「急展開すぎる!」という声も多く上がっていました。
左良太のモデルになったといわれる人物は、こちらで取り上げています。
左良太のモデルは今東光で小説家?宇野千代との関係とは?
ブラッサム 珠の妊娠と子供の今後はどうなる?ネタバレとは?
ここからは、第6週「ふたり、北へ」のネタバレです。
放送まで知りたくない方は、気をつけてお読みくださいね。
朝ドラ #ブラッサム 次週予告🌸
『第6週』11/2(月)〜11/6(金)放送
❝ふたり、北へ❞📱『第5週』の本編とダイジェストはNHK ONEで配信中https://t.co/3G6OGsJ4We#石橋静河 pic.twitter.com/R52a2zJJMP
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妊娠3か月、母親になる喜び
季節は進み、1918年(大正7年)の5月。妊娠がわかってから、3か月がたちました。
思いがけない妊娠に、はじめは珠も保もとまどっていました。
それでも珠は、日に日に、母親になるうれしさを感じるようになっていきます。
2人にとって、いちばんの悩みはお金のことでした。
籍も入れないまま母親にさせてしまうことを、保は「申し訳ない」と珠にわびます。
そして、帝大を卒業すれば給料のいい仕事につけるので、それまでの1年半は勉強を続けさせてほしいと話しました。
家族の反応はさまざま
珠は、岩国の実家に、妊娠を知らせる手紙を送ります。
妹の俊子と弟の英男は、赤ちゃんが生まれることを知って大よろこび。
いっぽうで、母のリョウと弟の守は、2人のこれからのくらしを心配して、顔を見合わせます。
保の実家の木村家も、保から助けてほしいと頼まれましたが、お金を出せる余裕がありません。
照子は、どうしたらいいのか頭をかかえてしまいます。
照子のいとこ・正吾が札幌行きを提案
それから3週間ほどたったころ、照子が、自分のいとこの木村正吾をつれて、2人をたずねてきました。
照子は、2人に結婚するよう勧めます。
正吾は岩国の生まれで、30年前に北海道へわたり、いまは札幌拓殖銀行で総務部長をしている人物です。
出産にかかるお金も、卒業までの保の生活費も、自分が出す。そのかわり、大学を出たら札幌に来て、自分の下で働いてほしい。それが正吾の申し出でした。
北の都・札幌を、お金の力で、人々が安心してくらせる豊かな街にしていきたい。
そんな正吾の話を聞いて、珠と保は北海道にひかれ、すぐに札幌へ行くことを決めました。
2人は婚姻届を出す準備を進め、珠は悠樂軒のみんなに、結婚して北海道へうつることを伝えます。
『首都公論』の黒崎にもあいさつに行くと、「小説はもう書かないのか」と聞かれました。
珠は、「おなかに子もいますから、まずはそちらに専念しようかと」と答えます。
妊娠7か月で赤ちゃんを亡くす
その年の秋。
妊娠7か月をすぎたある日、珠はとつぜん、はげしいおなかの痛みにおそわれます。
珠と保の赤ちゃんは、7か月で早く生まれ、そのまま静かに息を引き取りました。
深い悲しみにつつまれる珠と保。
2か月後の1919年(大正8年)1月になっても、珠は床についたままでした。
「どこへ行ったんじゃろうね……あの子……」
少しずつふだんのくらしを取りもどしていたある晩、珠は、引き出しにしまっていた作りかけの赤ちゃんの肌着を見つけてしまいます。
涙が止まらなくなった珠は、「ウチが、死なしてしもうた」と自分を責めました。
保は「違う!」と泣きながら、珠を強く抱きしめます。
保は大学をやめて北海道へ
次の朝、珠が目をさますと、保はもう正吾あての手紙を書いていました。
保は、卒業を待たずに北海道へ行くことを決めたのです。
「何も分からん土地で、一から始めよう」
勉強はどうするのかとおどろく珠に、保は「もうじゅうぶん学んだ」と答えます。
しっかりした仕事について、近いうちに結婚しようと考えていたのでした。
1919年3月、珠と保は、マキと辰五郎に別れを告げ、北へ向かう汽車に乗りこみます。
札幌での新しいくらし
札幌では、正吾が2人のために広い借家を用意してくれていました。
その晩、2人は正吾の家にまねかれ、妻の浪江が作ったごはんでもてなされます。
正吾は、近所の人たちが少しずつお金を出し合う「頼母子講(たのもしこう)」にも、2人を入れてくれました。
この土地では、人と人のつながりで生きているのだと、正吾は話します。
片づけを手伝っていた珠は、浪江の足袋を見て、はっとします。
何度もつくろってありますが、汚れひとつなく、ていねいにはかれていたのです。
お金も物もない土地だったから、破れても大事に使ってきたと話す浪江。
珠は「右も左も分かりませんが、いろいろ教えてください」と、あらためて頭を下げました。
珠の裁縫の腕を知った浪江は、近所の人の着物を仕立ててみてはどうかと勧めてくれます。
こうして珠は、赤ちゃんを亡くした悲しみをかかえながらも、札幌で新しい一歩をふみ出していきます。
保のモデル・藤村忠と、宇野千代さんの結婚生活については、こちらで紹介しています。
宇野千代 2番目の夫は誰?藤村忠との史実まとめ
珠の妊娠は宇野千代の史実と同じ?
ドラマの珠の妊娠と赤ちゃんとの別れは、モデルの宇野千代さんの人生と重なる部分があります。
実際の宇野千代さんは、どんな経験をしていたのでしょうか。
宇野千代と藤村忠は東京で暮らしはじめた
明治30年(1897年)に岩国で生まれ、98歳まで書きつづけた宇野千代さん。
史実でも、宇野千代さんは、元夫の弟でいとこにあたる藤村忠(ふじむら・ただし)さんと、京都から東京へうつっています。
1917年(大正6年)、忠さんが東京の帝国大学に入ることになったためです。
2人が正式に結婚したのは、忠さんが大学を卒業するのを待った1919年(大正8年)です。
ドラマの珠と保は、結婚前に赤ちゃんができ、保は大学をやめて北海道へ向かいます。
史実では大学を卒業してから結婚しているので、ここはドラマならではの流れといえそうです。
札幌へうつったのは銀行への就職がきっかけ
卒業した忠さんの勤め先に決まったのが、北海道拓殖銀行でした。
札幌に引っこしたのは、1920年(大正9年)です。
ドラマで2人を札幌へまねく正吾も、「札幌拓殖銀行」で働く人物として描かれています。
銀行の名前や札幌という場所は、史実をもとにしていることがわかりますね。
宇野千代は流産・死産を何度も経験
宇野千代さんは、忠さんと夫婦だったころに、何度も妊娠しています。
けれど、赤ちゃんは1人も無事に育つことがなく、流産や死産をくり返しました。
亡くした赤ちゃんの数は、出どころによって伝わり方が分かれています。
- 瀬戸内寂聴さんとの対談(1983年『婦人公論』)では、6人の子を亡くしたと話している
- 宇野千代さんの札幌時代を紹介した記事では、5回妊娠し、4回が流産、1回は生まれたその日に亡くなったとされている
この対談は、のちに中公文庫の『わたしの宇野千代』(瀬戸内寂聴著)にも収められました。
「赤ちゃんが育たない体」と語った宇野千代
対談の中で宇野千代さんは、体のつくり(骨盤の小ささ)のせいで、赤ちゃんがおなかで十分に育つ前、7か月ほどで出てきてしまったという趣旨のことも打ち明けていたそうです。
ドラマの珠が、妊娠7か月の早産で赤ちゃんを亡くすのは、この話と重なります。
ドラマでは、このあと札幌で、珠がお医者さんから思いがけないことを告げられる場面も出てきます。
宇野千代さんの体のことが、ドラマにも反映されているのかもしれません。
亡くした子のことは多くを語らなかった
宇野千代さんの自伝的な作品『生きて行く私』は、恋もお金のことも正直に書いた本として知られています。
それなのに、赤ちゃんとの別れについては、ほんの少ししか書かれていないようです。
1人1人の赤ちゃんが、いつ、何か月で亡くなったのかといったことも、くわしくはわかっていません。
どんなことも明るく書いた宇野千代さんでも、この悲しみだけは、言葉にしにくかったのかもしれませんね。
宇野千代さんの子供について、さらにくわしくはこちらでまとめています。
宇野千代の子供はいる?何人かと妊娠・死産の史実まとめ
ドラマと史実のちがいは?
ドラマと史実をくらべると、次のようなちがいがあります。
- ドラマ:結婚する前の1918年に妊娠がわかり、7か月で赤ちゃんを亡くしたあと、札幌へ
- 史実:1919年に結婚し、1920年から札幌でくらす。赤ちゃんを亡くしたのは、忠さんと夫婦だったころ
- ドラマ:第6週で亡くす赤ちゃんは1人
- 史実:失った赤ちゃんは、5人とも6人ともいわれる
何度もくり返した悲しい経験を、ドラマでは1人の赤ちゃんとの別れに込めて描いているようです。
保を演じる金子大地さんは、ドラマの撮影の合間にこんな表情も見せていました。
ロケの合間にかき氷屋さんの前で📸
金子さんはご自身の演じる保さんを「こんなにいい人をどう演じたらいいんだ」と悩むくらい、スマートでさわやかな人、と印象を語っていらっしゃいました。
📱#ブラッサム はNHK ONEで配信中https://t.co/txerkoSNha#金子大地#ブラッサムオフショット pic.twitter.com/DFd9zCHSqB
— 朝ドラ「ブラッサム」公式 (@asadora_bk_nhk) October 20, 2026
金子大地さんは、NHKの音楽番組「名曲考察教室」にも出演しています。
📣あす放送【名曲考察教室】
斉藤和義「やさしくなりたい」を徹底考察🎸「ブラッサム」出演中🌸
金子大地は歌詞から切ない夫婦愛を描き
川村エミコは憧れの女性を主人公に再解釈✨️📺10/29(木) 20:15~ NHK総合
※一部地域では放送予定が異なりますhttps://t.co/6xwPwXbUAX pic.twitter.com/GpOcLPY5ne— NHK MUSIC (@nhk_musicjp) October 28, 2026
井之脇海さんとW主演をつとめたドラマ『晩餐ブルース』も話題になりました。
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ドラマ「#晩餐ブルース Special」🍽️
✨ご視聴いただきありがとうございました✨
✧ ───── ✧ ───── ✧#井之脇海 さん #金子大地 さん #草川拓弥 さん
のオフショットをお届け🥕🥔💚💐お馴染みのエプロンを付けて
キッチンに並ぶ3人です🍳… pic.twitter.com/Femz6EqJJR— ドラマ「晩餐ブルース Special」【テレ東公式】U-NEXTなどで一挙配信中! (@tx_bansanblues) April 26, 2026
まとめ
朝ドラ「ブラッサム」で珠が妊娠したことにあわせて、この先のネタバレと、モデルの宇野千代さんの史実をご紹介しました。
- 珠は東京で保と「兄妹」としてくらし、第25回で恋人に。数か月後に妊娠がわかる
- 第6週、札幌の銀行で働く正吾にさそわれ、2人は夫婦になって北海道へ行くと決める
- ところが妊娠7か月で珠はおなかの痛みにおそわれ、赤ちゃんを早産で亡くしてしまう
- 保は大学をやめ、1919年3月に2人は札幌で新しいくらしを始める
- 史実の宇野千代さんも、藤村忠さんと夫婦だったころに、流産や死産を何度もくり返していた
赤ちゃんを亡くした悲しみを、珠と保がどう乗りこえていくのか。
札幌での2人のくらしにも注目したいですね。
宇野千代さんと首都公論のモデルになった雑誌については、こちらもあわせてどうぞ。
首都公論のモデルは文芸雑誌「中央公論」!宇野千代と深いかかわり!