【聖母アビゲイル教団】ネタバレ原作!ハヤブサ村の事件の真相と結末とは?

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テレビ朝日木曜ドラマ「ハヤブサ消防団(はやぶさしょうぼうだん)」が2023年7月からスタートして、9月14日についに最終回が放送されます。

このドラマは池井戸潤さんの同名小説が原作で、中村倫也さん演じる小説家の三馬太郎(みま・たろう)が田舎町の「ハヤブサ地区」に移住し消防団の一員となり、連続放火そして殺人事件の真相に迫っていくミステリー。

連続放火事件は、怪しげな宗教団体「アビゲイル騎士団」が名を改めて【聖母アビゲイル教団(せいぼ・あびげいる・きょうだん)】の信者たちが行っていたことが最終回直前で明らかになりました。

聖母とは亡き山原展子(やまはらのぶこ)という女性のことで、今度は立木彩(たちき・あや)を聖母に据えて、ハヤブサの地を新たな聖地にしようという目的だったのです。

果たして、最終回で太郎は聖母アビゲイルの野望を打ち砕くことが出来るか気になるところ!

今回は「ハヤブサ消防団」に登場する【聖母アビゲイル教団】について原作小説からネタバレ紹介します。聖母アビゲイル教団の結末とは?ハヤブサ村を乗っ取ってしまうのでしょうか?

かなりのネタバレを含みますので知りたくない方は閲覧ご注意ください。

目次

ハヤブサ消防団の【聖母アビゲイル教団】とはアビゲイル騎士団が改名した後継団体!

山原展子役の女優は小林涼子!写真の女性は聖母だった【ハヤブサ消防団】

ハヤブサ消防団は、亡き父の故郷である山間の小さな集落「ハヤブサ地区」に移住した作家の三馬太郎(中村倫也)が、地元消防団に加入したのを機に、連続放火騒動や住民の不審死など怪事件に遭遇、次第に巨大な陰謀に巻き込まれていくミステリーです。

太郎が消防団と調べた末に、連続放火事件は「アビゲイル騎士団」という新興宗教団体の信者たちが、ハヤブサの土地を取得するために行っていたことが明らかになりました!

その実行犯は、なんと消防団のメンバーの徳田省吾(岡部たかし)だったのです。

そして裏で関与していたのがソーラパネルの営業・真鍋(古川雄大)でした。

二人はアビゲイル騎士団の信者だったのですが、そのアビゲイル騎士団とは?

数年前、教祖と幹部3名が信者12名を拷問の末に殺害するという凄惨な事件を起こし、世間を震撼させた新興宗教団体です。

教祖・高斎道春(森下創)と幹部は逮捕されたものの何も語らず、動機もうやむやなまま死刑が確定します。

教団は自主的に解散したが、一部の元信者はいまでも教義を信じており、弁護士・杉森(浜田信也)を中心に今でも活動を続けていました。

その名も「聖母アビゲイル教団」!!

このように、問題を起こした宗教団体が名前を変えて活動している・・・リアルでも見かけることですよね。

聖母とは、アビゲイル騎士団を創設にかかわったとされる山原展子(小林涼子)の事です。

展子は亡くなっているものの、立木彩(川口春奈)を新たな聖母にして、取得したハヤブサの土地をアビゲイルの聖地にしようとしていたというわけでした。

第8話では続々と聖母アビゲイルの信者たちが、ハヤブサに押し寄せてきます。

そしてハヤブサのお寺の前に集まりました。

住職の江西(麿赤兒)が彼らを追い返すかに思いきや・・・

なんと信者たちを向かい入れるような発言が!

なんと住職も聖母アビゲイルの信者だったのです(;’∀’)

【ハヤブサ消防団】住職のネタバレ原作!江西佑空は宗教アビゲイルの信者?

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【聖母アビゲイル教団】ネタバレ原作は①オルビス十字軍という名前で登場!

それでは気になる最終回の公式あらすじです。

 “随明寺”住職・江西佑空(麿赤兒)が“聖母アビゲイル教団”を受け入れたことにがく然とする、ミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)。その矢先、太郎たち消防団は近々、教団が“聖母降臨”の儀式を行う予定だと知る。彼らは発足以来、江西の亡き妹である山原展子(小林涼子)を神格化し“聖母”として崇めてきたが、その後継者として新たな聖母を擁立する計画を企てているようだった。太郎は、その“新聖母”こそ、立木彩(川口春奈)だと直感。そして、儀式は皆既日食の日に開催されるに違いないと推理する。
 ハヤブサ消防団は、儀式を阻止しようと一致団結。急きょ東京から駆けつけた中山田洋(山本耕史)はこれ以上踏み込むのは危険だと心配するが、太郎は「ハヤブサは僕らハヤブサ分団で守らなければなりません」と宣言。一同も大きくうなずく。
 そして儀式当日――。太郎は作家である自分にしかできないある方法で、彩を止め儀式を制止しようとするが、はたして太郎の言葉は彩に届くのか…!?  このままハヤブサは教団に乗っ取られてしまうのか!? ついにハヤブサに襲いかかる陰謀のすべてが明らかに…!

引用元:公式サイト

果たして、このまま聖母アビゲイル団体によって、穏やかな田舎町ハヤブサは占領されてしまうのでしょうか?

気になる最終回の結末はもしかすると原作と違う可能性も?

しかし原作の結末が気になっている方も多いと思いますので以降でご紹介したいと思います。

知りたくない方は閲覧ご注意ください。

「ハヤブサ消防団」は、田舎町で巻き起こる怪事件にスランプ中の小説家が巻き込まれる戦慄の田園ミステリーで、原作は池井戸潤さんの同名小説となっています!

原作小説にも怪しげな新興宗教団体は登場しますが、「アビゲイル騎士団」ではなく「オルビス・テラエ騎士団」という名前です。

オルビス・テラエ騎士団とは、高斎道春を教祖とした宗教団体で、脱退しようとした信者たちを無残に殺した事件により解体されました。

しかし、名前を「オルビス十字軍」と名を改めて活動を続けていたのです。

ドラマで言う「聖母アビゲイル団体」が原作で言うところの「オルビス十字軍」という事になります。

原作小説でも、オルビスの信者がハヤブサ地区の中にいました。

まずは立木彩、さらに怪しげな老婆・映子(村岡希美)です。

そしてソーラパネルの営業の真鍋もしっかり登場して怪しげな雰囲気を醸し出します。

さらに原作では郵便局員の吉田というキャラが登場し、この吉田という男が真鍋の放火事件の秘密を知っているような描かれ方でした。

そしてのちに吉田は真鍋によって殺されてしまいます。

ドラマでは、この吉田の役割を消防団の省吾が担っていたような描かれ方になりましたね。

ちなみに原作にも省吾は登場しますが、ドラマのように放火事件に関わってはいません。

原作の放火事件の犯人は、真鍋とその手下の信者だったという結末でした。

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【聖母アビゲイル教団】ネタバレ原作②ハヤブサ村をターゲットにした理由とは?江西住職と山原展子の関係は?

【ハヤブサ消防団】原作との違い9選!省吾が犯人と彩との恋愛など

そして気になる江西住職ですが、原作ではオルビスの枢機卿という役職であることが明らかになります。

しかし、江西住職は実はオルビスに入信はしておらず、ハヤブサの信教を守るためにあえてオルビスに従ったふりをしていたのです。

自らが動き出して、殺されでもしたらお寺自体が無くなってしまいますからね・・・

原作小説では、真鍋や代表の杉森が逮捕されたのち、江西の口から山原展子と自らの関係性が語られることになります。

山原展子はハヤブサの町長・信岡(金田明夫)の父親とその妾の間に生まれた子で、町長と展子は異母兄妹という関係。

信岡町長の父親は、悪名高い高利貸でほどなく死亡します。

その後ハヤブサから逃げるように母親の実家がある移り住み、妾の子である展子はこのとき養子に出されてしまいました。

展子を引き取ったのは名古屋の繊維問屋の江西家で、のちに江西住職こと佑空が生まれ、展子は姉になります。

ドラマでは、展子は江西住職の妹という設定ですが、原作小説では江西住職の姉なんですね。

その後江西家の家業が、展子が高校生の頃に倒産してしまい一家離散・・・

展子と佑空は親戚筋の家に預けられ、高校を卒業すると展子は税理士事務所で働き始め、その後企業に転職するも会社は倒産してしまい、これまでの人生に嫌気がさして世界を放浪する旅に出ることになります。

そして放浪先のイスラエルにてオルビスの教祖・高斉道春と出会い、心酔していきオルビス・テラエ騎士団に入信。

展子は教団の幹部になると、教団経営で手腕を発揮し、信者も増えていき大きくなったころ、病に冒された展子は29歳で亡くなってしまうのです。

それからというもの、迷走した教団は殺人を犯して解体。

一方の江西住職こと佑空は、仏教大学に進み、卒業後には偶然にもハヤブサの随明寺を継いで欲しいという話が舞い込みます。

姉の展子の地元だったため、迷うことなく住職を継ぐことにしました。

そして、オルビス十字軍の杉森がやってきて、オルビスの功労者である姉・展子の事を色々話してくれ、自分の知らない姉について話してくれる杉森を拒絶することは出来なかった。

そして枢機卿に任じられてしまったが、受け入れるつもりは無かったと言うのが真相でした。

【聖母アビゲイル教団】ネタバレ原作③結末はどうなる?

そしてそんな聖母アビゲイル教団の結末はどうなったのでしょうか?

彩はオルビス十字軍の司教という地位にいたことがわかり、この真実を彩に突きつけた太郎。

すると、彩はついにこれまで隠していたことを詳らかにします。

彩はオルビス十字軍の杉森の命令で、ハヤブサにきて地元のコミュニティに入り込み、信者となった人たちの面倒を見るようになり、生活の相談に乗ったり、ときに寄進を勧めたりするのが役目でした。

そして彩は放火の事は一切知らず、逃げ出したかったが司教に任じられてて逃げられなくなってしまったのでした。

そして彩は、自らこの状況を終わらせる、教団を抜けて、全ての知り得た情報を公にすると言います。

そのことを杉森にも伝えたので、今狙われているのは自分自身だと言う彩。

なんと、杉森の指令を受けた真鍋が彩を殺しに来ると言う展開に。そして真鍋とその手下がやってきます。

玄関に出た彩を庇う形で、太郎は肩を撃たれてしまいます。

しかし命に別条は無く、大きなけがを負ったものの、数週間入院して退院できました。

真鍋と手下の男は、消防団たちに取り押さえられて、現行犯逮捕されて無事に事件は解決します。

東京のオルビス十字軍の本部にも捜査が入り、杉森以下、幹部たちが逮捕されることになる結末でした。

ちなみに原作小説では、立木彩を聖母にしようという描かれ方はありません(;^_^A

かなり原作小説とドラマでは描かれ方が違う部分もあるので、もしかしたら最終回の結末は大きく異なるかもしれませんね。

より詳しい原作のストーリーは、以下の記事にもまとめているのでぜひご覧ください!

【ハヤブサ消防団】原作ネタバレ!犯人・黒幕が二転三転の放火と殺人事件!

【聖母アビゲイル教団】ネタバレ原作まとめ

今回は「ハヤブサ消防団」の聖母アビゲイル団体について原作小説からネタバレ紹介しました。

原作小説では、聖母アビゲイル団体は、オルビス十字軍という名前で登場します。

オルビスという団体に関わった亡き山原展子の生まれ故郷で、聖地を作ろうと放火をして土地を取得しようという描かれ方は原作小説でも同じです。

そして展子は江西住職の妹となっていますが、原作小説では姉となっています。

さらに原作小説では、立木彩を聖母にしようという展開は無いので、ドラマと原作の結末は異なるかもしれません。

果たして9月14日の最終回はどのような結末になるのか?是非皆さんご期待ください(^^♪

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