眠れる森キムタクの最後は死んだ？死因や犯人ネタバレも

眠れる森キムタクの最後は死んだ？最終回の終わり方が意味不明？

【眠れる森】輝一郎の母親の衝撃の正体ネタバレは幽霊か幻？

初の地上波での再放送が話題のドラマ「眠れる森」。

現在、動画配信サイトなどで配信されていない作品なので、貴重な再放送ですね！

最終回の結末ネタバレは？

まずは、最終回のストーリーと終わり方をネタバレしていきます。

＜第12回＞
　実那子は１５年前の真実を知るために直季と共に直巳のコテージを訪れる。直巳は催眠療法を施して実那子の記憶の扉を開ける。記憶は包丁を握り、返り血を浴びた犯人が国府だったことを実那子に告げる。また実那子は記憶の時間旅行の中で、タイムカプセルに埋めた父親の写真も見る。それは他ならぬ直巳だった。直季と実那子は兄弟だった。「幸せになれよな」今は仲のいい姉のように実那子に言える直季。駆けつけた輝一郎に、実那子は凛とした面もちで「犯人は国府だった」と言う。
　クリスマスイブ、大型クルーザーが出航する。その中にはウエディングドレスの実那子、タキシードの輝一郎、離れたフロアには直季の姿もあった。そしてウェイターに変装した国府の姿も。船上での結婚式が始まろうとした矢先、直季の携帯に刑事から連絡が入る。「敬太が最後にかけた番号が分かった。相手の場所が電波から特定できた。君が今いる船の上だ」。

引用元：https://www.fujitv.co.jp/b_hp/nemureru/story10_12.html

ドラマ「眠れる森」は1998年10月からスタートし、全12話で、最終回の放送日がなんとクリスマスイブの12月24日だったんです。

最終回もクリスマスイブの日の出来事だったので、当時は非常に盛り上がった最終回だったと思います。

最終回は、中山美穂さん演じる実那子が、直巳に再び催眠療法で過去の記憶を呼び戻してもらい、15年前の起きた家族を殺された殺人事件の犯人が、国府だったと言うことを証言します。

そしてついに直季とは兄弟関係であることを知った実那子。犯人も分かったところで、国府はまだ行方不明だったので不安も残っていましたが、予定通り、クリスマスイブの日に、結婚式を大型クルーザーで挙げることに。

しかし・・・結婚式会場には、なんと国府が潜り込んでいました。

そして結婚式で、カメラのフラッシュが次々光ったことで、再び実那子にフラッシュバックが。

15年前の殺人事件の記憶が蘇ります。事件現場にいた男、振り返った男は、国府ではなく、なんと結婚相手の輝一郎だったのでした。

輝一郎が実那子の姉と両親を殺害した犯人でした。

かけつけた直季が、ショックで倒れこんだ美那子に駆け寄ります。

どうして輝一郎は、殺人を犯したのでしょうか？それは、実那子の姉のことが好きだったからでした。

国府と交際していた実那子の姉の2人が駆け落ちをしようとしていたことを知った輝一郎は、実那子の姉を永遠に自分のものにするために、殺害したのでした。

すると・・・輝一郎の前に現れたのは、なんと国府。国府は「時効成立おめでとう」と言い、輝一郎を刺します。

急所を故意に外して、刑務所に入り、出所したらまた現れ、また刺し、その時も急所を外す。永遠に復讐をし続けると宣言する国府。

最初から国府の目的は輝一郎への復讐だったのでした。

そして国府も連行され、輝一郎も逮捕され、事件は終わりを迎えます。

この後、衝撃のラストシーンが待ち受けています。

キムタクの最後は死んだ？最終回の終わり方が意味不明？

クリスマスイブの事件から1ヶ月後、実那子は直巳のところにしました。

そして直季は、東京にいました。

実那子に直季から手紙が届きます。

「再会のやり直しをしないか。場所は、俺たちの眠れる森」と書かれていました。

そしてラストは2人がそれぞれ約束の場所に向かいます。

先に到着した実那子はハンモックに揺られて眠っているようです。

一方で、電車に乗って約束の場所に向かっていた直季でしたが、駅に到着しても起きません。

直季の目からは涙が流れます。

そして・・・そのままラストを迎えます。

一体どういうラストシーン？？と頭が？になってしまった視聴者も多いと思います。

2人は会えないまま終わりを迎えたのですが、最終回がどういう結末だったのか、意味がわからず、問い合わせが当時殺到したそうです。

いろいろな可能性が考えられるのですが以下の3択？？

・直季が死んで、実那子は生きている

・直季も実那子も死んでしまった

・直季が実那子も眠っているだけで生きている

以降では、そのネタバレをご紹介していきます。

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ラストに木村拓哉さん演じる直季と中山美穂さん演じる実那子が生きているのか？死んでいるのか？

実は、原作者で脚本家の野沢尚さんの手記により、後にはっきりと判明することになります。

野沢尚さんによると、ラストシーンは、実那子は生きていて、直季は死亡したのでした。

そう、悲しすぎる最後の終わり方だったんです。

この直季の最後の死亡に関しては賛否わかれる反響となりました。

実は、このラストは、最初から決まっていたそうなんです。

脚本を担当した野沢尚さんは手記であるエピソードを語っていました。

もともとキムタクはドラマ「眠れぬ森」のオファーを受けた時に、自分が主役ではなく2番手だから、主役ではできない展開にしてほしいという、たとえば「最後で死ねないか？」と言う要望を言ったそうです。

この要望を受けて、野沢さんがこのアイデアを採用して、ストーリーを作ったそうです。

なんと最後のキムタクの死は、自らのアイデアだったことが手記で明かされていたんです。

また木村拓哉さん演じる直季の死という絶望的な終わり方にした理由について、野沢尚さんは、安易に死の展開を入れてきたわけではなく、死を美しいもの、甘美なものとしてとらえている風潮に違和感を感じていた、そして、死がどんなに絶望的で残されたことを苦しめるのか？という現実を表現したようでした。

「死があっけないほど、残される人間の虚無感は深い。この虚無を描くことによって死が甘美なものとして現代に蔓延しつつある危険が胸に迫ってくるのではないか」と。

確かに、残された実那子にとって、直季の死は全くもって美しくない。絶望しかない、そんな結末。実那子がかわいそすぎるラストでした((+_+))

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最後の死亡してしまったキムタク演じる直季ですが、では一体どうして死亡してしまったのでしょうか？

それはおそらくサンタクロースに襲われた時のケガによるものでは？と思います。

10話で起きた、サンタクロースにボコボコに殴られるシーン。

＜第10回＞　『サンタクロース』
　直季（木村拓哉）は直巳（夏八木勲）の元を訪ね、15年前の事件について迫る。しかし直巳は確かにその場にはいたが、事件とは関わり合いのないことを直季に説明する。
　再び敬太（ユースケ・サンタマリア）と中華街で春絵（横山めぐみ）の張り込みを始める直季。敬太が掴んできた情報によると、国府（陣内孝則）らしき男がサンタクロース姿のサンドイッチマンとして近所に現れたらしい。　
　数日後、中華街に、赤い衣装を身にまとったサンタクロースが現れる。
　子供たちの嬌声を振り払うかのようにやってきたサンタクロースは、直季が見張っていたアパートに入って行く。一人きりだった直季は、アパートから町工場の廃墟へと逃走するサンタクロースを追いかける。しかし、そこで直季は不意打ちを食らう。鉄材が降り下ろされる。
　倒れて身じろぎしなくなった直季に、それ以上攻撃を加えることをやめたサンタクロースは、顔を覆っていた髭のマスクを外し、その場を去ろうとする。その時、朦朧とした意識の中、直季は手にしていたカメラをサンタにむけ、シャッターを切った。サンタクロースは再び直季を襲おうとしたが、それは集まってきていた子供たちによって遮られてしまう。
　病院で精密検査を受けることを拒み、直季はアパートに横たわっていた。敬太に知らせを受けた実那子が真っ先に駆けつける。自分のせいで傷だらけになっている直季に涙する実那子。それでも直季は「大切な思い出が眠っている、俺達の眠れる森に行こう」と呟く。疲れて寝息を立てる直季の顔にそっと手を伸ばす実那子。しかし思いとどまり、部屋を去っていく。残された直季の頬にも一粒の涙がこぼれる。
　そして入れ替わるようにやってきた由理（本上まなみ）は、悪夢にうなされる直季が、うわごとの中で「敬太、フィルムだ、急いで現像を・・・」と訴えるのを聞く。
　敬太から事情を聞いた由理は、直季に内緒でフィルムを現像する。 そこに写っていた犯人の顔を見て驚愕する由理。そして新たな悲劇の幕が開く・・・。

引用元：https://www.fujitv.co.jp/b_hp/nemureru/story10_12.html

ちなみに、この時のサンタクロースは、仲村トオルさん演じる輝一郎で、国府の潜伏先の近くで犯行に及んだことで、国府を罪を擦り付けようとしたからでした。

サンタクロースに襲われた後、病院に搬送されたが、検査などせずに勝手に退院。

そんな直季がたびたび頭を痛そうにしているシーンが出てきました。

これは、後の直季の死の伏線だと思われます。

そして、1ヶ月以上たった日に、サンタクロースの格闘の時の傷が致命傷となり、死亡したのでした。

もし病院に行って、きちんと検査を受けていたら、死ぬことはなかったかもしれない((+_+))と、見ていて、切なくなってしまう死因・真相でした。