2022年9月17日に放送されるフジテレビスペシャルドラマ「ガリレオ禁断の魔術(きんだんのまじゅつ)」。
福山雅治さん演じる大学准教授の湯川学(ゆかわまなぶ)が様々な難事件を解決していくミステリーの映画化にあたって放送されるスペシャル版です。
「禁断の魔術」で主人公の湯川は、かつての教え子・古芝伸吾(こしばしんご)へかかった容疑を晴らすために奔走するストーリーなのですが・・・この「禁断の魔術」のネタバレが話題になっています。
なんと、先日亡くなられた安倍晋三首相の襲撃事件と似ている?とネットで話題に。それゆえに、このストーリーを放送していいのか?と言う声も。
それは、ある人物が「レールガン」という武器を自作で作っていくのですが・・・本当に安倍総理の事件と似ているのでしょうか?
今回はドラマ「ガリレオ」の「禁断の魔術」に登場する「レールガン」が安倍首相の事件と似ているのか?ネタバレを原作からご紹介していきます。
原作の重要なネタバレを一部紹介するので、知りたくない人は閲覧注意です。
【ガリレオ禁断の魔術】に登場?レールガンとは?
【ガリレオ禁断の魔術】犯人ネタバレ原作!古芝伸吾の結末とは?
レールガンとは?
まずは、レールガンとは?ご紹介していきます。
一般に「ガン」というと、拳銃・小銃・機関銃から、大きいところでは戦艦の主砲に至る武器を指す。いずれも、「装薬」と呼ばれる一種の火薬を燃焼させて、それによって発生した燃焼ガスのエネルギーによって弾を撃ち出す。
それに対して、レールガンは装薬を使わない。代わりに使うのは、「電力」と「ローレンツ力」と呼ばれる原理である。「砲身」に相当するのは、導電性を持つ素材で造られた2本のレールだ。その2本のレールの間に「弾」を挟んで接触させるのだが、その弾の方も導電性を持っている必要がある。
そして、レールの間に弾を挟んで接触させた状態で大電流の電力を送り込む。すると、レールと弾が接触している部分で、磁場の相互作用によって弾を推進する力が発生する。要約すると「火薬の力ではなく、電力によって発生させた磁場の力で弾を投射する」のがレールガンである。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/132952?page=2
200キロ先へ弾丸を飛ばすと言われている電磁兵器で、日本語では、「超電磁砲」などと呼ばれているそうです。
電磁・・・となると物理学と関係がありそうで、ガリレオにも出てきそうですよね。
動画を見ると、その威力に驚きですよね(^^;
その威力を動画で見ると、驚きですよね。
このレールガンがガリレオに登場する?!どういうことなのでしょうか??
【ガリレオ禁断の魔術】に登場するレールガンとは?
「禁断の魔術」のメイン登場人物は、村上虹郎さんが演じる古芝伸吾(こしば・しんご)。
古芝伸吾は、廃部危機に陥っていた高校の物理研究会の新入部員を勧誘するためのデモストレーション・パフォーマンスについて湯川に相談。
研究会に入りたくなるような、魅力的なパフォーマンスをするために、湯川が提案したのが自作の「レールガン」でした。
湯川は、高度な技術だったものの、古芝伸吾に教えて協力し、見事な自作の「レールガン」を作成し、見事部員が入り、廃部はま逃れて、古芝伸吾が湯川に憧れるきかっけとなるものが「レールガン」。
ただのパフォーマンス用なので、兵器でも武器でもないのですがこれが安倍首相の事件に関係するのでしょうか??
【ガリレオ禁断の魔術】レールガンが安倍首相の事件と似てる?
【ガリレオ禁断の魔術】古芝秋穂役は朝倉あき!ネタバレ原作の死の真相とは?
このレールガンが登場する禁断の魔術ですがツイッターではこんな声が。
ガリレオで禁断の魔術が放送される!
ガリレオの中でも結構好きな話で小説も何度も読み返した!
ただ、これ手作りのレールガンで狙撃する話なんだけど、安倍総理の銃撃事件があって国葬前だけど放送して大丈夫かしら— Hiroto (@OhtaZin) September 10, 2022
どうして「安倍総理の銃撃事件」と関連があるのでしょうか??
実は個人的にも原作を知っていたので、同じように、今このタイミングの放送は大丈夫なのか?と思っていました。
もしかしたら、多少、変更はあるかもしれませんが、事前のあらすじ予告などから、おそらくレールガンという言葉は登場しないかもしれませんが、安倍総理の銃撃事件を連想させるシーンがメインとなってくると思われます。
以降で詳しく、禁断の魔術のネタバレをご紹介していきます。
【ガリレオ禁断の魔術】レールガンのネタバレは?安倍首相の事件との共通点は?
以降で、禁断の魔術の原作のネタバレをご紹介していきます。重要なストーリーのネタバレを含むため、知りたくない人は見ないように注意してください。
まずは、ドラマのストーリー予告です。
帝都大学の准教授・湯川学(福山雅治)のもとを、医学部の新入生・古芝伸吾(村上虹郎)が訪ねてくる。湯川と伸吾は同じ高校の物理研究会の先輩・後輩という関係で、湯川は物理研究会のOBとして、高校生の伸吾に実験の指導もしていた。優秀な科学者だった伸吾の父のことも知る湯川は、伸吾が医学部に入学したことが意外だと話し、「君ほど優秀な人間なら、医療の分野でも人の役に立つ仕事ができるだろう」と伸吾の将来に期待を膨らませる。尊敬する湯川と出会えた喜びを姉の古芝秋穂(朝倉あき)に伝えようと、電話をする伸吾だが、その電話に出たのはなぜか警察の人間だった・・・。
5カ月後、フリーライターの長岡修(平原テツ)が自宅で後頭部を殴打され殺害された。現場には、ある動画ファイルが収録されたメモリーカードが残っていた。刑事・草薙俊平(北村一輝)、牧村朋佳(新木優子)らの捜査により、長岡は茨城県・光原市で計画中の科学技術に関する公共事業の反対派だったことが判明。その事業を推進するのが、代議士の大賀仁策(鈴木浩介)だった。
長岡が残した動画に突然倉庫の壁に穴が開いた奇妙な現象が映っているのを見た草薙は、部下の牧村を連れ、帝都大学の湯川のもとを訪ねる。草薙と牧村が動画を湯川に見せ、殺害された男性が長岡だと話すと、湯川と助手の栗林宏美(渡辺いっけい)は表情が一変する。長岡は殺害される数日前に湯川の研究室に訪れていたのだ。しかし湯川は、長岡が研究室に訪れたことを草薙と牧村には言わなかった。「映像が撮影された場所を見せてくれ」と話す湯川のただならぬ様子を気にかけつつ、草薙は牧村とともに現場へと向かう。一通り現場を見終えた湯川はおもむろに誰かに電話をかけるも、相手は電話に出ない。その電話の相手は伸吾だった。
その後、牧村と刑事・太田川稔(澤部佑)は、光原市で聞き込みを開始。大賀が講演でやってくると聞き、長岡との接点を探るため直撃を試みるが、秘書の鵜飼和郎(中村雅俊)に阻まれてしまう。 同じ頃、湯川は、「クラサカ工機」という町工場にいた。湯川は伸吾がなぜか帝都大学を入学直後に退学し、「クラサカ工機」に就職したという情報をつかんだからだった。湯川が工場内を見渡していると、制服姿の倉坂由里奈(森七菜)に声をかけられ、そこで湯川は伸吾の現状を知る。
引用元 フジテレビ公式サイト
✴2022年ガリレオ完全新作SPドラマ✴
『#禁断の魔術』映像解禁❗豪華キャスト陣による
今まで見たことのない #ガリレオ をどうぞお楽しみに!#福山雅治#新木優子#澤部佑#村上虹郎#森七菜#中村雅俊#鈴木浩介#渡辺いっけい#北村一輝 #9月17日よる9時 pic.twitter.com/HIsFxCa830— 【公式】ガリレオSPドラマ『禁断の魔術』 (@galileo_kindan) August 11, 2022
小説では、古芝伸吾(村上虹郎)の姉の古芝秋穂(朝倉あき)が遺体で発見されるところからスタートします。
おそらくドラマでも同じような展開なのかな??と思います。
とあるホテルの一室で大量の血を流し多状態で見つかった姉の秋穂ですが、その死因は子宮外妊娠が原因の卵管破裂でした。
殺人ではないのですが、この死は防げる死だったことが後に判明します。
姉の秋穂は愛人の代議士・大賀と一緒にいて、出血したものの、不倫関係がバレ、スキャンダルとなることを恐れ、秘書からのアドバイスを受け、苦しんでいる放置されたため死んだのでした。
もし、救急車を呼んでいたら、生きていました。もちろん姉のお腹の中の子供の父親は大賀でした。
姉の死にショックを受ける、小芝伸吾。姉は両親をすでに亡くしていた小芝伸吾にとって、親代わりになり自分に寄り添ってくれた唯一の肉親でした。
そして死の真相について調べ始めて、大賀のしたヒドイことに気づき・・・姉の復讐を決意する古芝伸吾。
その復讐に使用しようとしたのが、武器・兵器が湯川と一緒に作ったレールガンでした。
もちろん、湯川と一緒に作った段階の「レールガン」で、人を殺すことはできません。
しかし、小芝伸吾は奨学金を得てまで入学した大学を辞めて、「クラサカ工機」という町工場に就職して、技術を習得して、「レールガン」の改良と実験を重ねて、人を殺せるまでに作り上げていくのでした。
#禁断の魔術 今夜9時より放送❗️
✨放送を楽しみにして下さってる皆さまに貴重なオフショットを公開✨
古芝伸吾(#村上虹郎)と
町工場の娘・倉坂由里奈(#森七菜)2人はどうして出会って、
何が起きるのかー
ぜひ今夜ご覧ください🙇♂️#ガリレオ#福山雅治#新木優子#北村一輝 pic.twitter.com/sFgnqNsPMM— 【公式】ガリレオSPドラマ『禁断の魔術』 (@galileo_kindan) September 17, 2022
大きな共通点としては・・・自作の武器を作って政治家に復讐を計画したことでしょうか?
原作を知っていた人はドキっとして展開になると思います。
ただ、この物語の政治家は、目の前に死にそうな恋人を見殺しにしたクズな男なので実際とは全然違いますね。
そして、この復讐は成功したのか??ですが・・・以下、ネタバレです。【閲覧注意です】
湯川は、伸吾を説得します。
湯川は伸吾が尊敬する死んだ父親が、地雷撤去の機械を開発していたこと、そして「地雷は科学者がつくった最低最悪の代物で、いかなることがあっても人間の生命を脅かすことは許されない」という言葉を残していたことを話します。
これを聞いた伸吾は、犯行を辞め、観念し逮捕されます。罪状は器物損害のみでした。
そして悪党の大賀の悪事は、明らかにされず、お咎めなし・・・という結末です。
湯川は、伸吾の犯行を見事止めることに成功。
復讐のターゲットである大賀の悪事は明らかにならず、何も傷がつかない・・・という、ちょっとすっきりしない結末でした。
科学を悪用すれば、すなわちそれは「禁断の魔術」となる・・・そんな湯川のセリフが、今回の物語のタイトルとなっている切ない真相・結末です。