日本テレビ土曜ドラマ「コントが始まる」は、菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さん演じるお笑いトリオ「マクベス」の3人と、有村架純さん、古川琴音さん演じる中浜姉妹の5人の若者の姿を描く青春群像劇です!
毎回冒頭で「コント」が描かれて、そのコントの意味が残りの53分間で描かれる。
実は「コント」がこのドラマの「前フリ」のような役割を果たし、見終わった後になるほど〜と納得し、気持ちがちょっと穏やかになれる!
そんなドラマでした。
そして6月19日に放送されたドラマ「コントが始まる」の最終回。マクベス解散の後、皆は幸せになれるのでしょうか??
ハッピーエンド??バッドエンド??
今回はドラマ「コントが始まる」の最終回のネタバレあらすじを結末まで紹介します。
ラストシーンでは、最大の伏線回収が!!?
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コントが始まる最終回ネタバレ結末!驚きの伏線回収でハッピーエンド!
里穂子「ワタシにとって『マクベス』とは一体なんだったんだろう……」
春斗「オレにとって『マクベス』とは……一体なんだったのか」
コント『引っ越し』。ステージに現れたのは夫役の春斗(菅田将暉)と妻役の瞬太(神木隆之介)。そこに、引っ越し業者を演じる潤平(仲野太賀)が到着するが、引っ越しを拒む妻が邪魔するせいで、夫婦の荷造りは全く進んでおらず……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。いよいよ、コントトリオ「マクベス」の解散ライブ当日。里穂子(有村架純)をはじめとして、潤平の彼女である奈津美(芳根京子)や、マネージャーとしてライブを見守る楠木(中村倫也)とつむぎ(古川琴音)、恩師の真壁(鈴木浩介)と息子の太一など、これまでマクベスの人生と交差してきた様々な人物たちが顔を連ねる。そしてついに、出囃子が鳴り、舞台は暗転から明転へ。彼らの「最後」が始まった……。そのライブを見ながら、マクベスと出会ってからの日々を心の中で巡らせる里穂子。里穂子にとっての「マクベス」とは、一体なんだったのか―――。
そして、ステージ上で顔なじみの人々を見ながら春斗はまた全く別の意味で思う。「オレにとって『マクベス』とは……一体なんだったのか」。……その答えはライブを終えたその時にも出ぬまま、時計の針は進んでいく。
解散ライブのその瞬間。そして終えた後のマクベスと中浜姉妹の日常。そんな彼らの人生と寄り添ってきた人々のこれから。これまで、様々な数奇な運命が絡み合ってきたこの群像劇の最後の最後は、このドラマ「ならでは」の終幕を迎えることに。20代後半。失敗を経験しながらも、もがき、悩み、そして笑いながら生きてきた彼らの生き様。春斗が出す自問自答の答えとは。このドラマの最後はもちろん…………。
引用元:https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/
それでは最終回の予想のネタバレをご紹介していきます。
コント「引っ越し」
コント「引っ越し」
春斗(菅田将暉)は夫役、瞬太(神木隆之介)は妻。
そして潤平(仲野太賀)が引っ越し業者!
潤平「全然片付いてないじゃないですから〜」
春斗「すみません。梱包しても妻が全部出しちゃうんです」
瞬太「引っ越したくないからよ。あんな田舎まっぴらごめんよ」
潤平「どうします。先に奥様梱包しちゃいましょうか?」
春斗「なんてこと言うんだ」
瞬太「やれるもんならやってみなさいよ。私はこう見えても柔道の有段者」
レスリング経験があるという潤平と瞬太が戦い始めるも、勝者は瞬太!
瞬太「あなたと結婚しない方がよかったかしら」
春斗「どうして俺のプロポーズを受けたんだ」
瞬太「魔が差しただけよ」
ここで、春斗のセリフが飛んでしまい、マネージャーの楠木(中村倫也)がカットをかけました。
これは解散ライブに向けての練習シーンだったんですね(;^_^A
するとそこに、春斗の兄(毎熊克哉)が出張に行く前に差し入れを持ってきてくれました。
それは「奇跡の水」ではなく普通の水!
春斗の兄は終わったらみんなで飯食いに行こう、悔いが無いようにガンバレと言って出張に出かけていきました。
里穂子にとってマクベスとは?
その頃中浜里穂子(有村架純)は、自分にとってのマクベスという存在について考えています。
「マクベスのファンになってから間違いなく私の人生は変わった。辛い経験を笑っい飛ばしてくれたのは彼らだった」
「マクベスと関わる時間が増えるにつれて、人生がいい方向に転がりだすことが実感できた」
「マクベスがつないでくれた縁のおかげで再就職の機会までいただいてしまった」
「私の人生にこれほど影響を与えたマクベスとの出会いはただの偶然なのか必然だったのだろうか?」
そして、解散ライブの40分前。
真壁先生(鈴木浩介)と息子も会場に現れ、理穂子や潤平の彼女・奈津美(芳根京子)もライブを見守っています。
遂に開園した解散ライブ。
最初は「コント、水のトラブル」
これは第1話で描かれたコントですね。
その後これまでドラマ内で描かれたコントが順番に続いていきます。
コントを見ながら理穂子はこれまでのマクベスとの事を思い出していました。
「一年前の4月、私が働き始めた店にふらっと現れたマクベスが、それから毎週ネタ合わせのために毎週来てくれるようになった」
「ときには声を荒げて喧嘩をし、ときには腹をかかえて大笑いする三人の姿に興味を抱き、いつしかマクベスの存在は生きる活力になって行った」
「それはまるで何気なく使い始めたタオルケットが、いつの間にか手放せなくなるように私の日常生活に欠かせないものになっていった」
「マクベスとの出会いが偶然だったのか、それとも必然だったのか。その答えが出るのはこの先無いのかもしれない。でもこれだけははっきりと言える」
ここで引っ越しのコントに戻ります。
瞬太「引っ越しという選択は間違ってなかったのかしら?」
春斗「後で振り返ったとき、正解だったと思えるよう生きて行くしかないだろう」
瞬太「そうね」
春斗「軽っ!」
潤平「これが最後の荷物ですよね」
その段ボールに入っているのは結婚祝いにもらった大切なグラス。
潤平「お任せください。新居でのちほど。ムニムニ遮二無二元気もりもり真壁引越センターでした!」
すると出て行ってすぐに、段ボールを落としてグラスが割れる音が(・_・;)
瞬太「引っ越し屋さんの選択は完全に間違っていたようね」
春斗「にぎやかな未来になりそうじゃないか!」
これで解散ライブは終了。
再び理穂子の心の声が挟まれます。
「マクベスと出会えたことはとても幸運なことだったし、マクベスのファンを選択できた人生は本当に良かった」
会場には大きな拍手が流れ、マクベスの三人は観客に向けて深々と頭を下げます。
その顔は満足げでもあり、寂しげでもあり。
春斗にとってマクベスとは?
ここで春斗の心の声。
「おれにとってマクベスとは何だったのか?コントが好きだったとか小さいころからの夢だったとかそういうものでは無かった。一度ステージに上がっただけでその魅力に取りつかれ、潤平と瞬太を巻き込み気が付けば十年の歳月が流れた。もし続けてきたことが間違ってなかったとしたらこの十年にはどんな意味が有ったんだろうか?」
そして舞台終わりで、おのおの観客たちと声を交わす三人。
その頃、マネージャーの楠木はマクベスのポスターをはがしてつむぎ(古川琴音)に渡します。
「これ渡し解いて。あの人紙あげると異常に喜ぶでしょ」
そして瞬太のバイト先の焼き鳥屋で打ち上げが行われます。
理穂子はつむぎからポスターをもらってうれしそう(^^♪
瞬太は大将(伊武雅刀)の手伝いをしながら、別れの挨拶をします。
「帰ったら、必ずうちに顔出せよ。体にだけは気を付けろよ」と言ってくれる大将。
瞬太は海外に旅に出ることにしたようです。
春斗と潤平は真壁先生と飲みながら、引っ越すときに家電を取り合いになるのでは?という話をしていました。
「俺たちは大丈夫。じゃんけんで解決するから」と言う潤平。
そして、打ち上げが一区切りつき二次会はスナック「アイビス」に移動。
飲みながら瞬太は「行きたいところがあるからあんまり食べないで」と言います。
ラーメン屋で解散
瞬太が行きたいところとは、ラーメン屋でした。
三人は喜多方ととんこつを出してくれるラーメン屋でラーメンを食べています。
瞬太「おれらこんな充実感の中ラーメン食べるの珍しくない?」
春斗「今日のライブ充実感あったんだ」
瞬太「あった。まあ最後だったからね」
潤平「やっぱ終わるってわかってるとライブって面白いな」
瞬太「終わっちゃうなんて嘘みたいだな。ねえマクベスっていつ解散なの?解散の境界線は?ネタが終わった瞬間か打ち上げまでか家に帰るまでか」
潤平「まあマクベス的には全員がラーメン食い終わったときじゃない」
瞬太「確かにね。結成のときも解散のときも三人でラーメンくってたからね」
そしてラーメンを食べ終えた春斗。
無言のまま何かを言うのか?と二人は期待しています!
春斗「意外と旨かったな」
潤平「なんで?そんなにためて言うのがそれなの?」
瞬太「今すっごい期待してたのに」
春斗「何が正解なんだよ」
潤平「二ヶ月前の博多ラーメン食べた後の流れがあるわけじゃん。大事な話があったわけじゃん」
春斗「大事な話ってなんだよ」
瞬太「それは春斗が用意してくれてると思ったから」
春斗「何もないし別に。あんときの潤平のモノマネはできるけど」
その日は、そんな感じで盛り上がった三人でした。
涙の引っ越し
翌日から引っ越しの準備を始めます。
そしてやっぱり冷蔵庫は誰が持っていくかで言い争いになり、じゃんけんで決めることにしました(^^)/
しかし、何度やってもあいこが続きます。
春斗の心の声。
「このままあいこが永遠に続いてくれれば、この時間を終わらせずに済むような気がした。それはきっとこのじゃんけんが終わってしまったらもう二度とこんなアホな時間が訪れないんじゃないかという恐怖でもあった」
この気持ちって、すごい分かりますよね。
若いころ良く思ったな・・・
その後もあいこが続きましたが、最終的には春斗が勝利!
しかしいつものように勝ち名のりが出来ません。
ようやくいつものダサい勝ち名のりをした春斗を見て涙する瞬太と潤平((+_+))
その後、瞬太と潤平は同じ日に部屋を出ていき、春斗も新しい部屋を探し始めました。
実家に帰ってご飯を食べたとき、春斗の両親はそんな春斗を心配。
ここで春斗の心の声。
「誰かの目に映るマクベスの10年は失敗の歴史に見えるのかもしれない」
「トリオとしての成功はつかめなかったが、潤平はこの十年で奈津美との揺るぎない愛を育んできた」
「小さいころから孤独を抱えながら生きてきた瞬太は、愛情深いうってつけの彼女を見つけた」
「俺にとってマクベスとは何だったのか?」
里穂子と春斗
そしてある夜、春斗は一人でファミレス「メイクシラーズ」へ。
里穂子が出迎えてくれましたが、実はその日は理穂子のバイト最終日だったのです!
いつもの席に座り、メロンソーダを飲む春斗。
先に里穂子が仕事を終えて店を出て、春斗も飲み終えて外に出ると・・・
酒を飲んで理穂子が待ち構えていました。
春斗「何をお待ちしてたんですか?」
里穂子「私にも金の斧銀の斧の女神が出てこないかなって思って。いけの女神ちゃんでしたよね?」
春斗「それ一本目ですか?」
里穂子「三本目です。全然酔ってないですよ。飲みます」
こうして二人はベンチに座って一緒に飲むことに!
里穂子「本当は春斗さんをお待ちしてました。そろそろお引越しされるという事でなかなか会う機会もなくなるでしょうし。私のマクベスの思いのようなものをお伝えしたくて」
春斗「アンケートは拝見しましたよ。誰よりもびっしりと」
里穂子「聞いていただけませんか?ビールもあげたことですし」
春斗「ですよね。はい。じゃあ三人を代表して」
里穂子「まずは十年間お疲れ様でした。私はファン歴1年ちょっとっと短い間でしたけどマクベスに出会えて本当に良かったと思ってます。私は解散してもファンじゃなくなることはありません。これからもファンで居続けることを約束します」
春斗「ありがたいんですけど、他にももっと面白い芸人いらっしゃるのでお探しすることをお勧めしますよ」
里穂子「今後どんなに面白い方たちが現れても、私にとってマクベスのお三方だけは特別なんです。頑張ってる姿も悩んでる姿ももがいてる姿も見てしまってますし。私個人的には一番苦しい時を支えてもらいましたし。マクベスが解散しても精魂込めて作り出したコントは消えることはありません。動画としても残り続けるし何よりファンの記憶にしっかりと残り続けていきます。私はこれからもあなたが書いたコントに作り上げたコントに助けてもらう事になるでしょう。もしかしたら笑うより泣いて見てしまう事が多いかもしれません。それでもお約束いたします。これからもファンで居続けることを。マクベスに出会えて本当に良かったです」
春斗「ありがとうございます。解散前にあなたのようなファンに出会えたことが一番の幸運だったのかもしれません。昔は満員の客席の前でライブしたいなって思ってましたけど、それだけじゃないと気付かせてくれたのは理穂子先輩です。100人の人に見てもらえたら嬉しいですけど、一人の人が100回見てくれることも同じくらいうれしいことでもしかしたらそれ以上にありがたいことで。ひとりの人がちゃんとみてくれてると分かっただけで俺たちみたいな人間は頑張れるんですよ。努力が無駄じゃなかったなって思えるんですよ。だから感謝してます。マクベスに気付いてくれてありがとうございます。こんな俺たちにお付き合いいただきありがとうございました」
二人はお礼を言い合い涙しています((+_+))
春斗「瞬太が戻ってきたらご飯行きましょう。その頃は何してるんでしょうね〜」
理穂子「楽しみですね」
ラストは最大の伏線回収
そして翌日、バイト中の春斗は里穂子と初めて会った公園の池を見て思います。
「ミネラルウォーターがメロンソーダになったあの日から一年半が過ぎ、濁っていた池の水が透明に生まれ変わった」
その頃、かつてマクベスの三人が住んでいたマンションを案内する不動産屋は、そこに住もうとする三人組の芸人にこう言っていました。
「(前に住んでいた芸人さんたちは)売れては無いけど、愛されてましたよ!」
引っ越した春斗は、冷蔵庫に貼ってあるマグネット?を見て何かを決意した様子。
それから三か月後。
瞬太は海の上で船に乗っていました。
そこで外人に出会います!
その名はカルロスで瞬太はすぐに意気投合(^^)/
「カルロス」ってもしかして、店長の恩田(明日海りお)の恋バナに登場したあのカルロス??
つむぎは、マネージャーとしてベテラン歌手にサインを描くように促しています。マネージャーという仕事を楽しんでいる感じですね!
奈津美は友人から結婚する話を聞き「うちはもう二・三年後かな」と嬉しそうに話しています。
理穂子の仕事も順調そうです。
そして酒屋を継いだ順平は誰かと笑って電話をしていました。
母親から誰と笑って話していたの?と尋ねられると「春斗就職決まった」と言います。
果たしてなんでそんなに面白かったのか?
その理由が驚きでした!
ここで再び春斗の心の声。
「人生はコントだなんて安っぽいこと言うつもりは無い。でも後から振り返った人生が下らないコントのように見えたとしたらそれはそんなに悪くない人生だったと思えるのではないか?コントが始まる」
そのとき春斗はあるラーメン屋の扉を開けてこう言います。
「こんちは。私お電話いただいた水のトラブル555の高岩と申します」
これは、第1話の「水のトラブル」のコントに繋がったってことですよね!(^^)!すごい伏線回収がされた最終回のラストでした。
そんなきれいにまとまった最終回でした。
何か懐かしくノスタルジックな想いで楽しませてもらったドラマでしたね。
若手俳優陣の演技も素晴らしかったので、もう一度一から見直してみたくなりました!
再びマクベスと中浜姉妹が集まった後日談をスペシャルドラマとして見てみたいと思った方も多いのでは?
カルロスと恩田店長のスピンオフとかも期待したいところですね(笑)
コントが始まる最終回の感想評判!成功でなく、再起のストーリーが新鮮
それでは、最後に伏線回収がバシっと決まった最終回の評判です。
繰り広げられる会話劇の緻密さ、伏線の張り方、役者陣の演技力。強すぎるキャストに負けない脚本の強さ。どれをとっても素晴らしかったなあ。#コントが始まる
— しろうさぎ@ドラマ垢 (@drama_srusg) June 19, 2021
水のトラブルのコント始まり、冷蔵庫のマグネットからの就職、池の水が緑から透明はメロンソーダの伏線で、練りに練られた脚本にやられた感じ。#コントが始まる
— 栗くりまろん (@castanitakuri) June 19, 2021
大どんでん返しも急展開もない、ただただ、彼ら彼女らの「コント」が始まるまでを描いていたドラマ、だけど、彼ら彼女らがその世界の中で確かに生きていると多くの人に思わせてくれたことが傑作の証。
何かと「水」推しだったのは、やっぱり伏線だったのか…。
— CORE (@kojima2782) June 19, 2021
#コントが始まる
ドラマの上では伏線だけど、彼らが生きてきた結果として出てるのが何より好き。水のトラブルで就職しようと思ったのも、コントと冷蔵庫のシールだし、メロンソーダを頼んだのも、中浜さんの酔っ払いからだし、うまく言語化できないけど、人生繋がってる感じ。— クワバタ (@nakahamasanta) June 19, 2021
売れるまでの所謂成功者の話じゃなくて、解散までのお話。でも失敗とは思わなくて、青春が終わって、これからまた人生が始まるんだねっていう成長を感じる話ですごいよかったな。
個人的に神木くん推しなので、孤独を抱えつつ底なしの明るさで元気にするしゅんたに救われた。#コントが始まる— えっちゃんざき あやか (@ezayn810) June 19, 2021
何事にも終わりがある。
終わることよりも終えることの勇気や熱量が凄い。
終えるという勇気が次の始めるをつくりだすのかも知れない。
終えていいんだよ、そしてまた始めればいいんだよ。そこにはいつでも寄り添う準備ができている。終わった筈なのに「始まる」で終わるなんて…#コントが始まる
— liuliu (@liuliu0104) June 19, 2021
やはり見事な伏線回収に絶賛の声があがっていた最終回。
また多くのドラマがサクセスストーリーというパターンが多いのですが、逆に失敗してそこから再起することをメインに描いたドラマって少ない気がしました。
実は、お笑い芸人に限らず、夢を追って頑張っても、うまくいかずに方向転換する人って多いですよね。そして今までやってきたことは意味があったのか??自問自答する人も多いと思います。
そこから、どうやって新しい道に進んでいくのか?人生に迷っている20代、30代、40代と、どの世代の人たちにも響く内容になっていたのでは??と思いました。
コントが始まる最終回ネタバレ結末までのあらすじは?コントと伏線
コントが始まるネタバレ!原作あらすじ1話~最終回伏線回収は?
まずは「コントが始まる」第1話のストーリーを簡単に振り返っていきましょう。
日本テレビ「コントが始まる」
20代後半。誰もが指さす「大敗」のド渦中にいる男女5人。――だがそれは煌めく未来への大いなる「前フリ」なのかもしれない!?#コントが始まる #菅田将暉 #有村架純 #仲野太賀 #古川琴音 #神木隆之介 #TVer @conpaji_ntvhttps://t.co/ZiTjhdUY64— TVer (@TVer_official) April 17, 2021
コント『水のトラブル』。明転したステージに現れたのは、春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)のお笑いコントトリオ『マクベス』。売れない芸人による取り留めのないコントの「前フリ」部分が始まる……。そして映像は、そのコントを自宅で見ている里穂子(有村架純)へと繋がっていき―――。
―――鳴かず飛ばずの日々を過ごすお笑いトリオ『マクベス』でツッコミを担当する春斗は、結成10年を前に、ある決断を迫られていた。一方、1年半前に訳あって大手企業を辞めた里穂子は、姉の世話を口実に上京して来た妹・つむぎ(古川琴音)と同居しながらファミレスでウェイトレスをしていた。偶然里穂子の働くファミレスに来店したマクベスの3人は、やがて常連客として定期的にファミレスでネタ作りをするようになり……。
彼らがネタ作りに励む姿を見るうちになぜか興味を惹かれ、いつの間にか隠れファンとなっていた里穂子。日々は流れ、気づけば里穂子にとって、マクベスの存在は生きがいのようになっていた……。しかしある日、初めてマクベスのライブを訪れた里穂子を待っていたのはトリオ解散という重大発表!呆然と帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられて―――。
失敗が許されない世の中で、『大失敗』の人生を歩む人々。20代後半、様々な決断を迫られる「最後の青春」にもがく、涙と笑いの青春群像劇。この出会いが、俯く日々に希望の香りを漂わす全ての始まりであった。
引用元:公式サイト
コントが始まる1話ネタバレあらすじ!解散
冒頭のコント
第1話のコントは「水のトラブル」!
以下、コントのすべてのセリフです。
ラーメンショップにやってきた水のトラブルの333の池山(春斗:菅田将暉)。
迎える2人の店員。
池山「早速ですが、何かお困りでしょうか?」
店長(潤平:仲野太賀)「どんなトラブルでも対応してくれるのか?」
池山「もちろんです!水回りのことでしたらなんでもお受けします。」
店員(瞬太:神木隆之介)「無理だよ!池山さんじゃ無理だって言ったの」
池山「自慢じゃありませんが、今までお断りした依頼は一件もありません」
店長「ちょっと困ってて。こいつ(店員)がさわると水が全部メロンソーダになっちゃうの」
池山「メロンソーダ??」
店長「そこのコップの水、飲んでみてくれよ」
池山が飲むとそれは、メロンソーダでした。
落ち込む店員。
注いだ水を、店員が運ぶ間に、メロンソーダになってしまうと説明。
池山「本当に最初は水だったんですか??」
せっかく作ったラーメンも、店員が運んだらメロンソーダになり、蛇口ひねったらメロンソーダ。
すると、池山の持ってきた名刺を店員が触ると、水の文字が変わっていることに気づきます。
「メロンソーダのトラブル999」になっていました。文字の水まで変わっていました。
池山の「池」もメロンソーダになっていました。
店長は「池も水からできてるもんなーーー」となんだか嬉しそうに叫びます。
すると店長「これも変わるのかな?俺の名前も水に関する感じが入っている」と名刺を店員に触らせます。
それを池山に見せると「メロンソーダ・メロンソーダ・メロンソーダ太郎」になっていました。
さて問題です、メロンソーダに変わってしまった漢字3文字は一体なんでしょうか??
引用元:コントが始まるネタバレ!原作あらすじ1話~最終回伏線回収は?
とあるラーメン屋を訪れた水のトラブル333のスタッフ池山(菅田将暉)。
店長(仲野太賀)は、この店員(神木隆之介)が触った水が全部メロンソーダになってしまうと相談。
池山の名刺を試しに渡してみると・・・
「メロンソーダのトラブル333」となり「池山」の池もメロンソーダに(笑)
そして店長の名前も水に関連する名前が入っているようで、試しに店員が触ってみると
名刺は「メロンソーダメロンソーダメロンソーダ太郎」に!
さて問題です!メロンソーダに変わってしまった漢字三文字の名前は?
マクベスと里穂子の出会い
そんなコント動画を見ているのは、ファミレスに勤める中浜理穂子(有村架純)でした。
一緒に住む妹のつむぎ(古川琴音)は、どこが面白いの?不思議そう(^_^;)
遡ること1年前、務めるファミレスでネタの相談をしていた「マクベス」を見てから理穂子は密かにファンになっていたのです。
「マクベス」とは「水のトラブル」のコントを作ったお笑いトリオ。
ネタ作りを担当する高岩春斗(菅田将暉)と、ボケ担当の美濃輪潤平(仲野太賀)と、朝吹瞬太(神木隆之介)の三人組。
理穂子は思い切ってマクベスの単独ライブに向かいます。
すると、そこで衝撃の事実が告げられました。
「次回の6月の単独ライブでマクベス解散することになりました」
ショックの理穂子が歩いていると、後ろから春斗が声を掛けます。
そこで思い切って理穂子は「どうして解散しちゃうんですか?」と尋ねると「10年前の約束だからね」と答える春斗。
ここから、ストーリーは過去を振り返る形で描かれます。
10年前の約束はラーメン?
「マクベス」の3人は高校の同級生で、文化祭のライブでコントをしたことをきっかけに、春斗と潤平はお笑いを目指すことになり、途中からゲーマーだった瞬太も合流。
しかし、親との約束で10年経っても売れなければお笑いの道を諦める。
その10年まで残り2か月だったんです。
そして実は、春斗はファミレスで理穂子に会う前に既に出会っていました。
ある夜、ベンチで酔っぱらって寝ていた理穂子にペットボトルの水を渡していた春斗。
翌日、その場を訪れるとそのペットボトルが何故かメロンソーダに!
そう、あの冒頭のコントは、理穂子との出会いがもとになっていたんですね〜(^^♪
ちなみに理穂子はその日食品メーカー会社を辞めていて、持っていた駄菓子屋で売っているメロンソーダの粉末を入れてしまったんだとか(笑)
そして春斗と潤平、瞬太は深夜番組のオーディションに参加するも、結果はボロボロ。
その帰り道、車に乗って福岡まで豚骨ラーメンを食べに行きます。
ラーメンを食べ終えた春斗は「解散するか」と二人に言いました。
すると潤平が涙ながら言います。
「10年前、コントに誘った時もラーメン食った後だった。大事なことはいつもラーメン食い終わった後。一番面白いよ。10年前の伏線回収してんじゃねーよ」
コントの伏線回収
その帰り道、春斗は「水のトラブル」の最後のセリフを変えたいと話します。
そして行われた単独ライブ。
店長の名前は、湯川海太郎でした(笑)
店長の名前が明かされるのはライブ後の、公園での里穂子と春斗の2人の会話。
そこで伏線回収がされていたんですね。
里穂子は「私は、私は、週に1度おみかけすることしかありませんでしたけど、3人で過ごしたあの時間は後悔するような時間に見えませんでした!むしろ、こっちが嫉妬するくらい輝いて見えました。楽しそうに見えました。1年半前に、会社を辞めてから、立ち直れませんでした。廃人のように生きていました。でも、マクベスのお三方を知り、いつしかマクベスは私の人生の支えになりました。まだ、ポットでの新米ですが、残り2か月は全力で応援していくのでどうぞよろしくお願いします」と言います。
春斗はその言葉を聞き、泣き出します。
「いやー昨日からずっと寝てなくて弱ってるんでね。あいつらに、申し訳なくて。」
里穂子は「水のトラブル777に電話しましょうか??・・・すみません、調子に乗りました。」と言います。
春斗は笑いながら「やっぱりなかはまさんは疫病神かもしれないですね。ベンチに置いていた、メロンソーダはコントに悪用されて、湯川海太郎を絶望させるんだから」
ちなみに、ライブでは、最後に変えられたセリフはというと・・・
「私に今までお断りした依頼は無い」
「じゃあこの窮地を救えるっていうのかよ?」
「もちろんです」
「じゃあ、ラーメン食ってないで言えよ!」
「私、大事な話はラーメンを食べた後に言うと決めてるんです」
こんな感じで、冒頭のコントとその後のストーリーがつながっていくドラマが「コントが始まる」なんです(^^♪
ラストで流れたあいみょんさんの主題歌「愛を知るまでは」も良かったですよね。
【📺今夜22:00】
菅田将暉主演『#コントが始まる』スタート❗あいみょんが主題歌担当🎸タイトル「#愛を知るまでは」今夜放送内で解禁✨ #菅田将暉「戦っている人すべてに刺さる応援歌」https://t.co/Y8dNeFeJtA#あいみょん @aimyonGtter @AimyongStaff @sudaofficial @conpaji_ntv pic.twitter.com/HNJ5MUz2Ix
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) April 17, 2021
コントが始まる2話ネタバレあらすじ!遺書の意味とは?
コント・屋上
話は舞台に立つ春斗が「コント・屋上」と言い始まる。
春斗と潤平が演じるのはマンションに越してきた夫婦。
2人は屋上テラスで引っ越し祝いにシャンパンでも飲もうと話している。
すると向かいのビルの屋上から飛び降りようとする瞬太が。
夫婦は引っ越してきた初日に目の前で自殺されるのは心苦しいからやめてくれと止める。
なら見なきゃいいだろと拒否する瞬太。
3人のやりとりは続いていく。
―そんなコントをパソコンで見ているのはマクベスが所属する事務所のマネージャー・楠木(中村倫也)。
映像を見ている楠木にスタッフが春斗が来たことを伝える。
「第二会議室に通しといて」
楠木は神妙な顔つきでパソコンを見つめたまま言う。里穂子は家でつむぎからマクベスが解散することを聞かれる。
なぜ知ってるのか問われたつむぎは瞬太がスナックの常連であることを話す。
瞬太のことが心配と話す里穂子につむぎは彼が働く焼き鳥屋に行こうと誘う。
奢るというつむぎに、なら家賃を半分払ってと言う里穂子。
つむぎは話をはぐらかすのだった。春斗は事務所で楠木に何も伝えず解散を発表したことを謝罪する。
「お前らがどう思ってるかは知らないけど俺としてはマクベスと二人三脚でやってきたつもりなのよ。まあ、4人だから四人六脚か」
春斗は「え?6脚…」
「あ、そっか。脚だと俺だけ仲間外れになっちゃうか」
計算間違いに笑う春斗に楠木は真顔で笑い事じゃないと言う。
マクベスの可能性にかけてきた、そしてそれはこれからもだと。
解散の撤回を求める楠木に春斗は親との約束もあるとなだめる。
「親のせいにするな。お前たちが続けたいかどうかだ」
春斗はもう1度3人で話し合い気持ちの確認をするよう楠木から言われるのだった。
冷静な楠木マネージャーですがマクベスへの想いは熱いです。潤平の秘密と彼女の奈津美
焼き鳥屋で瞬太の焼く焼き鳥を食べている春斗。
今更解散しないなんてありえないだろと話す春斗に、
「春斗次第なんじゃない」と答える瞬太。
話題は潤平が実家の酒屋を継ぐ気があるのかという話になる。
春斗は自分たちには親がと言っているが1番の理由は奈津美だろと言う。
「そうえば今日なっちゃんと会うって言ってたね」と瞬太。潤平はいつものファミレスにいた。
水を運んできた里穂子にライブに来てくれてありがとうと伝える潤平。
続けて春斗が挨拶に来たか聞くと里穂子は色々話したと答え春斗が解散の責任を感じていたことも話す。
別にあいつのせいじゃないと言う潤平。
「マクベスをやろうと組もうと言い出したのは春斗だが、最初にコントをやろうと言い出したのは俺だ」
話は高校時代に遡り、
潤平は「春斗に1つだけ秘密にしていることがある」と語り出す。
実は潤平は春斗を誘う前に2人の他の生徒に声をかけていたのだ。
つまり2人の内どちらかに快諾されていればマクベスが生まれることはなかったという。
さらにその1人がのちに加入する瞬太だった。
瞬太になんでコントをやりたいと思ったのか聞かれた潤平は学校中の生徒みんなを笑わせたいからと答える。ただ本当は違った。
「笑わせたい人間は1人しかいなかった。それが奈津美だ」
当時、奈津美はバスケ部のエースである別の生徒と付き合っていた。
それでも奈津美への想いを諦められなかった潤平。文化祭で潤平とコントをやることに決定した春斗は奈津美に、
「潤平がどうしても奈津美に見に来てもらいたいって」とチラシを手渡す。
面白そうと微笑む奈津美をサッカー部の練習中である潤平はストレッチをしながら見ていた。
春斗から多分見に来るってと伝えられるも「どうせ見に来ねえよ」と卑屈になる潤平。
「人に頼んどいて」と春斗は自分の脛当てを潤平の顔に押し付けじゃれあうのだった。文化祭当日、コントが始まるブザーが鳴り舞台の幕が開く。
春斗はあまりの客の少なさに動揺していたが潤平は夢見心地だったという潤平。
客席には奈津美が座っていたのだ。
そしてコントを見る奈津美は終始笑っていた。
潤平にとってコントは奈津美の彼氏に対抗する手段でしかなかったと話す。
だからこそ春斗が本気でコントをやろうと言い出すなんて思ってもなかったことであり、もっと冷静になって断るべき誘いだったのかもしれないとも言う。
その冷静さを奪ったのも春斗の誘いの中届いた、
「コント最高に面白かった!潤平が初めてカッコよく見えました。」
という奈津美からのメールだった。場面は現在に戻り、
「10年前、奈津美に振り向いてほしくて始めたコントなのに今では奈津美のために辞めようとしている」
そう語る潤平の前でメニューを選んでいる奈津美。
奈津美は大手製薬会社の広報部に所属しているという。
自分との釣り合わなさに思い悩む潤平だった。焼き鳥屋では大将の安藤(伊武雅刀)に解散するんだって?と聞かれる春斗。
若いのにもったいないと鼓舞する安藤に春斗は瞬太を社員にならないかと誘って応援してくれるのか辞めてもらいたいのかどっちなんですかと突っかかる。
安藤は売れなかったとしてもウチで働けばいいという意味で言ったと弁解。
納得いかず反論する春斗を瞬太は帰るように促すのだった。公園のブランコに乗り話す潤平と奈津美。
潤平は6月でマクベスが解散することを伝えると奈津美は「別れ話かと思った」と胸を撫で下ろす。
潤平は本当に解散していいのか聞かれると奈津美に辛い思いをさせる訳にはいかないと話す。
しかし奈津美は辛いと思ったことはない、潤平と付き合って公開をしたこともないと言う。
潤平は奈津美の想いに感動と感謝を覚えるのだった。
秘密を知ってしまった春斗
本当のことを知る春斗と瞬太が心配な里穂子
翌日、目が覚めた春斗は瞬太から安藤がまたいつでも相手してやるから飲みに来いと伝言を聞く。
昨晩、公園で楽しそうにしている潤平と奈津美を見たという春斗。
「あいつらのことを見てると色々思い出す。」という。
高校時代の文化祭の日、瞬太がゲーム大会で優勝していなければ3人でご飯も食べに行かずマクベス結成の話も出ていなかったと。
瞬太も潤平の誘いを断ってなかったら春斗がコントをやることもなかったと話す。
そこで春斗は潤平の誘われたのは自分が3人目だったことを知る。
動揺する春斗を見て気まずそうに部屋を移動する瞬太だった。里穂子がベランダで洗濯をしていると隣のアパートのベランダで項垂れる春斗を見つける。
目が合い会釈して部屋へ戻ろうとする春斗を、
「気がかりなことがありまして…」
と呼び止める里穂子。瞬太は母校に来て元担任の真壁と会っていた。
真壁は瞬太にゲーム大会の賞金で買った車に乗せてもらった思い出を語る。
春斗と潤平の2人時代のライブは見に行ったことがあったと話す真壁に自分も見に来てもらいたかったと瞬太。
真壁が「もう終わったみたいに言うなよ。まだ2か月あるんだろ?」と言うと、
「そうだねえ」と物悲しそうな微笑みを浮かべてつぶやく。瞬太の遺書
春斗は里穂子とスーパーに来ていた。
里穂子は昨晩ファミレスに来ていた瞬太が書き物をしていたと話し始める。
たまたま内容を見た里穂子。それは遺書だったという。
心配する里穂子だったが春斗はコントの小道具だと冷めたように話す。
もちろんコント・屋上の内容も知っていた里穂子は、遺書の中身は使わないですよねと確認する。
春斗も中身書いてたんですか?と驚く。
里穂子は以前読んだ瞬太がまだプロゲーマーだった頃のインタビューで27歳までしか生きないと発言していたとことを教える。
自分の中で点と点がつながったと興奮する里穂子に春斗は瞬太がゲーマー時代のインタビューまで読んでることに驚く。
春斗は27歳までしか生きない発言にも若い頃の口走りといい聞く耳を持たない。
「死にたいのはこっちのほうだよ」
今朝知った事実に落ち込む春斗。なんかあったんですかと驚く里穂子だった。その頃、高校の屋上に立っている瞬太は物思いにふける様子で遠くを見ていた。
春斗と潤平の喧嘩
潤平が家に帰って来ると電気もつけずに春斗が座っていた。
なんかあった?と聞く潤平に何で3番目に誘ったことを言わなかったと問い詰める春斗。
言ってなかったっけ?と言う潤平にしらばっくれるなと声を荒げる。
こんな大事なことを言い合えない自分たちの関係はどうなのかと言う春斗は黙っていられた不満が止まらない。
口論の末、勢いで出てしまったマクベスとして活動してきた10年を全否定する春斗の発言に、「お前と組むんじゃなかった!」と言って潤平は出て行ってしまう。コント・屋上をパソコンで見ている里穂子のスマホにつむぎから今から瞬太の誕生日会というメッセージが届く。
時計を見ると23時30分。瞬太が28歳になるまで残り30分だった。スナックでは瞬太とつむぎが談笑していた。
つむぎは20歳になっていいことがないと話していると照明が落ちスナックのママ・下条(松田ゆう姫)がロウソクが立ったケーキを運んでくる。
ロウソクの火を消すよう促される瞬太だが消そうとしない。
「だって消したら終わっちゃうんでしょ?」
そう言いながらも息を吹きかけ火を消す瞬太だった。
死のうとした過去
春斗が寝る準備をしているとマジックで屋上と書かれた段ボール箱が目に入る。
開けると中から遺書と書かれた封筒が。
春斗は驚きながらも遺書を読む。つむぎが返って来るなり瞬太に変わった様子はなかったか問い詰める里穂子。
「楽しそうに飲んでいたけど。帰りもそこまで一緒に帰ってきたし」
そう話すつむぎに、「ちゃんと帰ったのね」と安心する。
「ううん。もう少し散歩したいって川の方に歩いて行っちゃったけど」
里穂子はその言葉に背筋を凍らせる。里穂子は走りながら瞬太を探していた。そこで偶然、潤平と遭遇する。
瞬太が見つかったかと聞く里穂子に、
「瞬太?いなくなったの?」と逆に聞き返す。
里穂子はそんな潤平に今すぐ瞬太に電話するように言う。その頃、春斗も瞬太に電話をかけていた。
どこにいるいるかと聞く春斗に近所の橋の上と答える瞬太。
絶対死ぬな。今から行くから絶対に動くなと念押しする春斗に「はーい」と軽い返事をして電話を切る瞬太。「まだプロゲーマーだった頃はインタビューで27歳までに死ぬと答えていた」
そんな一言で場面は過去に切り替わる。瞬太が春斗・潤平と仲良くなるきっかけ
プロゲーマーの瞬太はインタビューに答えていた。
「将来の夢はないですね。たぶん27歳で死ぬので」
それは自身の父親が27歳の若さで亡くなったこと。
父親が好きだったミュージシャンや詩人もみんな27歳で亡くなっていたから、
父親に深く愛されていた自分も27歳までしか生きられない気がしていたという。
続けて人生で一度だけ本当に死んでもいいかなと思ったことがあると語り場面は高校2年の瞬太が屋上に立っているところへ。
その時目の前に現れたのが春斗だったのだ。
「まさか死のうとしてなかった?」冗談交じりに言う春斗にまさかと答える瞬太。
「でももし仮にそうだったとしたら何か不都合なことが春斗くんにある?」
そう聞く瞬太に春斗は「ある」と答える。
明日、潤平が奈津美に告白する予定で入念な計画を練っていると言う。
もし瞬太が自殺したら明日は休校になりそれが水の泡になるため不都合ということだ。
それはちょっと告白を延期してもらうしかないねと食い下がる瞬太。
春斗はあくまでも想像と前置き同級生が死んだ直後の告白って成功率が下がると思うと言う。
今でもか成功する可能性が0に近い状態なのにこれ以上下げないであげてと憐れむ様子で話す。それを聞いて笑う瞬太。瞬太の意外な本音
春斗と瞬太が隠れて見守るも即振られる潤平。
その後、惜しかったと嘘をつく潤平を面白がる2人。
これがきっかけで3人は仲が良くなっていったと語る。
続けて、
その後も幾度となく奈津美に振られる潤平だったが文化祭の後、春斗に「お前しかいない」と言ってコントに誘われる彼が心底羨ましかったという。
男として生まれてきてこれ以上幸せな言葉はないと思ったから、と。5年前マクベスのライブを見に行く前にゲーム大会で優勝し自己ベストも更新したもののどこか虚しかった。
優勝しても孤独なゲームの世界より連敗続きで光が見えないと嘆く2人のステージの方が輝いて見えた。
そしてその日は酒の力を借りてでもマクベスに入れてほしいと志願するつもりだった瞬太。しかし、先にマクベスに入る??と言ってきたのは春斗でした。
春斗に入るか聞かれた時、瞬太は確信した。
「春斗は誰かの願いや望みを叶えてくれる人なんだ。春斗の言葉に導かれて間違っていたことは1度もない」と。だから春斗に言われるまで橋の上で動かず待った。このまま朝になろうと次の日になろうと動かない覚悟で。
ちゃんと瞬太は春斗が車で待っていたのだ。潤平のブログ
自転車でやって来た春斗は着くなり瞬太の胸倉を掴みどういうことだと問い詰める。
瞬太はちょっとした誤解が重なっただけと弁明するもこれはなんだと自身が書いた遺書を投げつけられる。
瞬太はマクベスとして限られた時間しか活動できないことを考えると全てのネタが愛おしく思えてきたという。
そして屋上から飛び降りようとする若者の気持ちになって書いてみただけ、と。
にしては瞬太に重なりすぎていると春斗。
そこに里穂子も心配そうに走って来る。
瞬太を見て安心した里穂子。
そして里穂子の話から潤平と春斗が喧嘩したことを知る瞬太。
一緒にコントやっていこうって奴のことを1番面白いと思ってなかったんだからそれは言わないと、と話す春斗に瞬太はそれは違うと言う。
面白いと認めているから俺がアドリブ足そうとすると怒る、
春斗の作った世界観のままの方が潤平は面白いと思ってるから。
春斗は「お前と組むんじゃなかった」と言われたと食い下がるも
本心な訳ないと里穂子。
それでも騙されたことは…と言う春斗に里穂子は、春斗と本気でやりたかったから黙っていたのではと話し始める。
本当のことを話すと春斗がへそを曲げることを分かっていたからこそなのではと。
続けて里穂子は潤平の4年前のブログを読み始める。
それは中華屋で潤平が春斗からの誘いを快諾した過去の自分へ向けたものだった。
「お前の選択は間違ってないぞ」
中浜さん潤平のブログまで読んでるの・・・
驚く春斗に、書いてることすら知らなかったという瞬太。
誰も見ないであろうブログに書いているということは春斗への愛情は本物。
そういう瞬太に春斗は注文のことって可能性もあるよね?
と素直にならないのであった。
ただ、「間違ってない」の後1行空けて「マーボー丼最高!」とも書かれていたためその線も捨てきれないのであった。
コント・屋上のオチ
春斗は部屋で横になりながらスマホで先程のブログを見ていた。
そこに潤平が帰って来る。
潤平に瞬太は明日のネタをどうする?と相談。
屋上でいいよと話す潤平は屋上のネタをやることにこだわっている様に見えた。
そしてその意図を知ったのは本番前のわずかな時間だった、と瞬太。出番前、舞台袖で潤平は瞬太に最後にテラスに飛び込むのをいつもより遅らせるように言う。
そしてアキレス腱を伸ばしストレッチを始める。
ライブ前にストレッチをやる潤平を初めて見たという瞬太。
春斗も不思議そうにそれを見ていた。時間は飛んでライブ後、ステージを後にするマクベス。
春斗はなんであんなアドリブを入れてきたの?と問う。
ウケるかなと思って。と潤平。スベったという春斗。
焼き鳥屋に着くなり安藤に前のことを謝る春斗。
安藤は優しく水に流そうと言ってくれた。
そこにつむぎと里穂子が偶然来店する。5人で相席し話は盛り上がっている。
瞬太と春斗は屋上のネタ前に潤平がアキレス腱を伸ばしているのを見てアドリブを入れようとしていることが分かったと言う。
何で分かったのか聞く潤平に高校2年の時の奈津美への告白をこっそり見ていたことを白状する春斗と瞬太。
驚く潤平だが3人とも大笑い。
里穂子がアドリブでどんなことを言ったのか聞くと、潤平ははぐらかし春斗と瞬太も覚えてないと言う。
『あれは1番アドリブに厳しい潤平の。不器用な潤平の不器用な謝罪だった』と瞬太。コント・屋上ラストシーンのネタバレは謝罪とメッセージ
夫婦がいるマンションの屋上テラス。
春斗は向かいのビルの屋上にいる瞬太に
「さあ、こっちへ来て一緒に飲まないか?」
瞬太「ありがとうございます」
しかし瞬太は飛び移らない。
女装した潤平「私からもお礼を言わせて。(春斗を見て)あなたを選んでよかったわ。本当よ」
瞬太「命を救っていただきありがとうございました。もう2度と死のうだなんて思いませんから。安心してください」
そしてテラスに飛び降りる瞬太。
春斗「どっから入って来てんだよ!」暗転しコントは終わる。
そんな「コントが始まる」の皆さんの反響の声もいくつか見ていきましょう!
コントが始まる3話ネタバレあらすじ!
コント「奇跡の水」
舞台ではマクベスがコントをやっている。
春斗(菅田将暉)が弟、潤平(仲野太賀)が兄という設定だ。
弟が兄を訪ねる。すると兄は瞬太(神木隆之介)演じる怪しげな男を崇拝していた。
「ウインディ・コガ様」
変わり果てた兄の様子に困惑する弟。そんな弟に兄は奇跡の水なるものを勧める。
兄は完全に男に洗脳されていたのだ。トンチンカンなことを話す2人に呆れ帰ろうとする弟に怪しげな男は言う。
「せっかくならウインディ・コガ様にお会いしてから帰りなさい」
「ウインディ・コガお前じゃねえの!?」姉・里穂子はかなりヤバイ?
コント・奇跡の水の動画を見ている里穂子(有村架純)。
「姉は暇さえあればマクベスのコント動画を見ている」
そう語る、つむぎ(古川琴音)。
中でも気に入っているのがマルチ商法を題材にしている奇跡の水で自分と喧嘩した後に見ていることが多く、先程も洗濯物のことで喧嘩をしたばかりで当てつけのように動画を見始めたのだという。
そんな姉と久しぶりに住んでいてつむぎが思うのは、
「ウチのお姉ちゃんはかなりやばい」だった。ある日、いつものように里穂子がファミレスで働いているとマクベスが来店する。
席に着くなり瞬太が「マクベスってファンの子に手を出すのは禁止してるけどファンの子の妹はどうなの?」と話し始める。
「つむぎか」と指摘する潤平に彼女がどうこうって話ではないけどと瞬太。
潤平も「そうだよな。お前は激ヤバ熟女マニアだもんな」
「普通に年上好きって言えよ」と言う瞬太は単純にマクベスのルール上どこまでの線引きなのかが気になったと説明。
どうせあと2か月で解散だし好きにすればいいんじゃない?と答える潤平の言葉を聞いて瞬太は話してないの、と春斗に聞く。
春斗はマネージャーの楠木に解散するのを考え直せと言われたことを話す。
瞬太が「まあ潤平は奈津美のことがあるから考えは変わらないよねと話してた」と言うと
「あいつは続けてもいいって言ってくれてるけど」と潤平。
続けて「両親は反対だけど30までのあと2年とかなら説得できるかも」と話す。
「説得出来たら続ける気があるってこと?」と確認する瞬太だが、潤平は自分のことより春斗の実家は大丈夫なのかと聞く。
瞬太も「ああ兄ちゃんか」と。
そんな2人に春斗は大丈夫に決まってんだろと答える。姉・里穂子のあの日
スーパーで買い物をしている中浜姉妹。
1年半前、「姉が音信不通で心配だから見てきてほしい」という母からの電話で里穂子の家へ行ったつむぎ。
つむぎが家に入ると部屋は散らかり異臭もする中、里穂子はタオルを頭にかぶり座っていた。
里穂子は1週間風呂に入らずまともな食事も取っていないかなり危険な状態だったという。
それからつむぎは里穂子を毎日風呂に入れ栄養豊富な食事を食べさせ朝起きたら日の光に浴びせて散歩にも連れ出した。
徐々に回復してくると会社を辞めたこと、彼氏に振られたことを話してくれたが深く聞くことはできなかったという。
しばらくしてファミレスでバイトを始められるようにまでなった里穂子だが、客に来た売れない芸人マクベスにハマり、暇さえあれば動画を見て、つむぎが飼い始めた3匹の熱帯魚に勝手に名前を付けていたのだが、なんとそれぞれにマクベスのメンバーの名前を付けていてそれには寒気が止まらなかった語る。
マクベスの解散が決まってからは解散の文字を見るたびに深いため息をつく里穂子。
そんなわけで母からの「最近どう?里穂子は大丈夫なのか」というメールにつむぎは返信できないでいたのだ。スナックでは瞬太が来客していて、話題は里穂子の話になっている。
つむぎは昔から真面目で当たり前のように幸せな人生を歩むと思っていた里穂子が不幸になっているのを見てかなりショックだったという。
スナックのママ・良枝(松田ゆう姫)は真面目な人ほど周りに助けが求められないと言うのだった。
春斗の兄・俊春が引きこもりになった理由
マクベス家では、瞬太がつむぎから聞いた里穂子の日常生活でのヤバイ一面の話をしていた。
「サランラップを洗ってもう1度使う。お風呂の残り湯で洗濯をする」
聞いていた潤平と春斗は家族が同じようなことをやっていたと笑う。
変わっているというよりしっかりしているだけなんじゃないかと言う潤平に瞬太は、ではこれはと小道具の水を掲げながら「マクベスのコントで一番好きなのは奇跡の水」と話す。
もしかして春斗の兄の事を話したのか確認する潤平にもちろん話していないと瞬太。
だが春斗は別に話していいよ隠してる訳じゃないしと言う。
「危うさで言ったらうちの兄貴の方が断然上だ」、
と春斗は語り出す。
里穂子お気に入りの奇跡の水は兄の実話を元に作られていたのだ。ある日、潤平は実家の酒屋に来ていた。
大事な話があるという潤平に母はどうせマクベスのことなんでしょと言い、もう平気と話す。
なにがと聞く潤平に、潤平の姉の結婚相手が酒屋を継いでくれることになったことを教える。
それはおかしいと言う潤平に母はこれまでさんざん渋って来たくせに話がまとまりかけてきた途端に口出してくるのはやめてと言う。
潤平は「母ちゃんじゃ話にならない」と父が戻って来てから話すと言って店を出て行くのだった。一方、春斗も実家に帰っていた。
春斗は飾ってある写真を見る。
それはサッカーのユニフォームを着た子どもの頃の春斗と兄・俊春(毎熊克哉)の写真だった。
「小さい頃から自慢の兄ちゃんだった」と語る春斗。
兄は昔から勉強も運動も常にトップクラスの成績で高校3年の頃には東大合格できる学力がありながら大学の強豪校からサッカー推薦の声がかかるほどの万能ぶりだったという。
その後、外資系の証券会社に就職し結婚。子宝にも恵まれ20代のうちに立派な家まで建てた。
両親が春斗の活動を黙認してくれたのは優秀な兄のおかげだったと言っても過言ではなかったのだ。
そんな兄に最初に異変を感じたのは2年前。
ライブ終わりに差し入れと言って水を持ってきてくれた俊春は飲んだら感想を聞かせてくれと言って去って行く。
春斗が水を手に取るとラベルには「興神水」と書かれていた。
それからも定期的に水が段ボールで大量に送られてくる。
異変に感じた春斗は俊春に直接もう送ってこないでと言う。
春斗は必死に目を覚ませと話すも聞く耳を持たない俊春。
妻と子どもも実家へ帰ってしまったと聞いた春斗はその水のせいで不幸が始まってると指摘するが結局、春斗の気持ちは伝わらず俊春の前から去るのだった。
ほどなくして俊春は離婚し仕事もクビになり洗脳状態から解放された頃には学生時代からの親友まで失っていたという。
それから現在まで俊春は実家の自分の部屋に引きこもっているのだ。春斗と両親は晩ご飯を食べていた。
春斗が兄のことを聞くと、部屋からはほとんど出ず、出てもトイレやシャワーを浴びる時ぐらいという。
話は変わり両親から解散するのかを聞かれる。何故知っているのかと驚く春斗に両親は、マクベス解散は俊春から聞き、解散は俺のせいだと大暴れして大変だったと話す。
もし自分がまともだったら春斗にプレッシャーを与えずに済んだのにと責任を感じていたのだ。
ならばと兄のために続けようかなと言う春斗に両親は近所の目が辛い、10年前の約束はと、など、もう少し考えて発言しろと怒られる。兄のマクベスへの想い
帰る前、春斗は2階の俊春の部屋の前に来る。
「解散するの兄ちゃんのせいじゃないから」
「たまには湯船に浸かったら?親父と母さんだけじゃお湯勿体ないから」
そう言うも俊春からの返事はなく春斗は階段を下りていく。俊春はマクベス2人の時から誰よりも応援してくれていた人で、
自分の結婚式でもマクベスに宣伝を兼ねてネタをやらせてくれた。
しかしウケるはずもなく最初は気を使い無理して笑っていた俊春だったがそのうちスベるマクベスを見て本当に面白くなって爆笑していた。
そんな俊春の笑い声をもう何年も聞いていない…。
またいつか家族みんなで笑える日が来るのだろうか。
そう思いながら春斗は帰って行くのだった。里穂子が会社を辞めた理由
ある日、里穂子が家に帰るとつむぎと瞬太がタコ焼きパーティーをしていた。
なぜ瞬太が家にいるのか問いただす里穂子だが、友達連れてきていいって言ったじゃんとつむぎ。
さらに瞬太に呼ばれてた春斗と潤平も来てしまい、5人でたこ焼きを食べることになる。
潤平は来るなりこのまま上がるのは失礼だから足を洗わせてほいしと言い里穂子は渋々風呂場に通す。
そんな潤平はマクベスの中で一番面倒くさい奴だと話す瞬太。
食卓ではソースやマヨネーズなどの調味料は使うたびに冷蔵庫に戻すぐらい几帳面だと。
足を洗ってきた潤平は足を拭いたタオルを首に下げリビングへ入って来る。
足を拭いたタオルを首にかけるにはどうなのと春斗に指摘されるも、洗った足を拭いたのだから問題ないと返す。
盛り上がる中、話題は里穂子の話に。
1年半前、半年付き合っていた彼氏がいて結婚の話もあったと出ていて式場や指輪のことも熱心に調べていたという。
しかし仕事を止める少し前に突然別の人と結婚すると言い出した。
里穂子が彼と結婚するために調べていたことはその別の女性と彼が結婚するための下調べをさせられていたのだ。
また彼氏の件とは関係ないが仕事を止める経緯についても話す。
言われたことは一生懸命やるタイプだと言う里穂子。
ある日同じ部署で取引先とのトラブルが起き、困っているから助けてほしいと言われ、
里穂子はできる範囲内で手伝っていたのだがいつのまにか取引先からのクレームが自分に直接来るようになっていてトラブルの最前線に立たされていたと。
「お前しかいない」「感謝してる」
そう言う同僚たちだったが裏ではトラブルの責任を里穂子に背負わせていた。
文句言わなかったの?という潤平に里穂子は自分が投げだしたら苦しくなる人が明確だったためいえなかったという。
責任を負わされた里穂子はいつの間にか社内では孤立していた。
そんなことがあり里穂子は自分が頑張るからダメなのか、頑張り方が間違っているのかが分かんなくなり、
トラブルがひと段落した段階で退職したという。
辞めたその足で昼から夜まで酒を浴びるように飲み、パソコンとスマホなど全てが入ったカバンを川に投げ捨てそこから一か月間は家から一歩も出られなかったという。
里穂子は話しながら泣いていた。
もしつむぎが来てくれていなかったら今頃どうなっていたのか。
今はバイトができるぐらいにはなったが今でも頑張るのが怖くて手を抜けるところは抜いている。頑張って傷つくのが怖くて。でも何かを頑張ろうとする気持ちを抑えるのは寂しい、こんなはずじゃなかったのにと話す。
涙を流す里穂子に潤平は首のタオルを渡し、それで顔を拭く。
春斗たちはそれ足拭いたやつ、と笑いながら指摘するが洗った足拭いただけだからと言う潤平。里穂子もなら大丈夫と顔を拭こうとして春斗が止めるのだった。
兄を想う気持ち
家に帰って来ていた3人。潤平は酒を買ってくると出て行く。
一方、中浜家では風呂上がりの里穂子がマクベスの奇跡の水のコントに出てくるラップをノリノリで口ずさみながらドライヤーで髪を乾かしている。
それを見ていたつむぎは、母に電話で姉は大丈夫、心配しなくていいと伝える。
つむぎ自身はと聞かれると「私?やばいね。困ったもんだよ」と言うのだった。発泡酒を飲みながらテレビを見ている春斗と瞬太。
実家帰ったんでしょ?どうだった?と聞く瞬太に春斗は、いや別にと。
俊春がシャワーを浴びる時だけ部屋を出てくことを話すと瞬太はこの部屋のソースみたいと。
「すぐしまわれちゃうから」
ところで奇跡の水のコント見たのかな?自分のことをネタにされて怒ってるんじゃない?と話す瞬太に春斗は昔は洒落の通じる兄貴でいじっても倍の笑いにして返してくれる人だったと言う。
怒ってんならむしろ怒ってほしい。黙ったままなんも言ってこないぐらいなら…。
そんな春斗に瞬太は今から電話しようと提案。
別に出なくても、着信履歴は心配しているというメッセージなんだと。俊春の暗い部屋、スマホが鳴り画面を見ると弟と表示されている。
俊春は画面を見つめていると着信は止まる。コンビニに行っていた潤平は恩師の真壁に電話していた。
相談があり近いうちに会えないかと。そして真壁のスケジュールの関係で翌日の夜に会うことになる。
春斗の実家・高岩家では俊春が久々にゆっくり湯船に浸かっていた。
そして朝が来ると部屋のカーテンを開け眩しそうにするのだった。やっと届いた弟の想い
朝ご飯の準備をしている時、つむぎは里穂子のなぜ奇跡の水のコントが好きなのかと聞く。
里穂子はどんどん手が付けられなくなる兄を諦めない弟の必死な姿が愛おしいと話す。
つむぎは「ふーん。そういうこと」と少し嬉しそうにするのだった。夜、瞬太の働く焼き鳥屋では客として潤平が来ていた。そこに奈津美も来る。
そして真壁ももうすぐ到着するという。春斗が歩いていると着信が。画面を見るとなんと俊春だ。
「もしもし。もしもし?兄ちゃん?」俊春は土手にいてそこから電話をしていた。
開口一番「俺が再婚する時、また披露宴でコントやってくれよ」と言う。
春斗は笑いながら「再婚の予定あんのかよ」と答えると俊春も「マクベスが売れるより先だよ」と返す。
さらに「お前は好きなことをやれ。両親をおとなしくさせるのは長男の役目だ」
「どんなに俺を説得しても無駄だ」と言う。
春斗はその一言を聞いて「コント見てくれたの?」と聞く。
「あのコントもすべってたな。身内をいじるならもっとウケてくれなきゃ困る」
と、どこか照れ臭そうに話す俊春。
「わざとに決まってんだろ。だって兄ちゃん俺たちがすべってるの見るの好きだろ?」
「ああ。最高に笑える。」
笑いあう2人。
さらに電話越しに電車が走る音を聞く春斗。俊春が外にいることが分かり嬉しそうに微笑むのだった。コント・奇跡の水
再びコント・奇跡の水。
謎の男は弟のつける奇跡のブレスレットによって洗脳を解かれていた。
兄も同じように解こうとするが、
「お前が望む兄貴の姿はこれか?」と奇跡の水を頭からかぶり洗脳は解けない。
なんでだ!と戸惑う弟に兄は、
「どんなに俺を説得しても無駄だ」と言い放つ。
弟はそんな兄の足にしがみつき、
「早く足洗ってくれよ~!」と叫ぶのだった。
コントが始まる4話ネタバレあらすじ!
潤平「瞬太は父親を早くに亡くし、母親とは明らかにうまくいってなかった」
里穂子「つむぎは昔から面倒見がいい。弱ってたり傷ついてる人を放っておけない性格だ」
コント『捨て猫』。ステージに現れる段ボールに入った捨て猫役の春斗(菅田将暉)と、野良猫役の瞬太(神木隆之介)。マクベスによるとりとめのないコントの前フリが流れて―――。潤平(仲野太賀)は、高校の担任・真壁(鈴木浩介)を呼び出し、彼女の奈津美(芳根京子)と共に昔話に花を咲かせていた。その中で、トリオ名「マクベス」の名づけの由来に真壁が関わっているという話になり、高校時代、瞬太(神木隆之介)の車にマクベスの3人と真壁が共に乗った1日のことを想い出す……。その日は真壁の息子が生まれた日。なぜか瞬太は生まれたばかりの息子を愛くるしそうに見つめる真壁を見て、涙を流していた―――。
一方、里穂子(有村架純)は自宅で一生懸命に熱帯魚の世話をする妹のつむぎ(古川琴音)を見て、同じく昔のことを思い出す。姉のことを献身的に支えてくれる今の日々もそうだが、つむぎは昔から面倒見がよく、傷んだ人形で遊んだり、捨て猫を拾ってきたり、とにかく傷ついた存在を放っておけない性格だという―――。
全く交わらない二人の昔話が、現代でまたも数奇に絡み合うことに。親と子。傷を持つものと、それを優しく包むもの。意地と甘え。様々な相反するものを乗り越えたその時、この物語は奇跡の数十秒を生み出す。見た後に誰かに優しくしようと思える温かさ溢れる第4話。お見逃しなく。
引用元:https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/04.html
瞬太と母親は折り合いが悪く、家を出てからずっと会っていませんでした。
瞬太が何をしても否定してくる母親。
そんな瞬太の母親が3人で暮らしているアパートに突然やってきます。
瞬太が居留守を使い、春斗と潤平がかわりに、母親を食事をします。
母親と一緒に過ごしてみて、強烈キャラクターに、瞬太の気持ちがわかる2人。
しかし、いつか瞬太に会いたいという、母親を2人のお笑いライブに誘う春斗たち。ライブに来てしまえば、瞬太も逃げることはできません。
しかし、結局一度も見に来なかった母親。
そして、瞬太が母親に会わないまあ、月日が流れ・・・瞬太にある日連絡がきます。
なんと・・・母親が入院中で、危篤。明日までもつかどうかという状況。かなり動揺している瞬太ですが、2人が説得しても、病院に行かないといいます。
そんな瞬太が連絡したのが、行きつけのスナックの店員で、里穂子(有村架純)の妹のつむぎ。
つむぎは困っている人をほおっておけない性格で、それは幼いころからのもの。捨て猫を拾ってきたり、今もスナックの困っている同僚を家に勝手に連れて来て滞在させてあげることに。
もちろん姉の里穂子は唖然としますが。
そんなつむぎは、瞬太の話を聞いてあげて「私だったら、顔を見て文句のひとつでも言ってやる」と、自然と瞬太が病院に行くと思うように話し、一緒に母親の病院へ。
つむぎのおかげで、母親の最期に立ちあうことができた瞬太。
里穂子が心配する、困っている人をほおっておけない、つむぎが、瞬太のことを救ってあげたラストでした。
また一方で、潤平(仲野太賀)は、高校の担任・真壁(鈴木浩介)を呼び出し、マクベスのことを相談しようとしましたが、結局その日は、彼女の奈津美(芳根京子)の相談で終わってしまい、マクベスのことは話せず。
後日、潤平は、自宅に真壁を呼び出します。瞬太は不在で、潤平と春斗が真壁に尋ねます。
真壁はマクベスを結成するときに、背中を押してくれた存在です。
そんな真壁に解散した方が良いのか?継続するべきか??聞くと「解散した方が良い」とバッサリ。笑顔の2人でしたが、内心はショックです。
理由を聞くと
18から28の10年より、これからの10年は、別次元の苦しみであると、今後苦しむことを危惧していたのでした。
真壁には、解散しないで継続すべきと言われると思っていたのに・・・。ここから、更にマクベスは、どうしたらよいか?苦しむことになります。
コントが始まる5話ネタバレあらすじ!切なすぎる解散決定
つむぎ「努力してなんにも結果が出なかったときのことばかり想像して、一歩も動けなくなった……」
瞬太「ボクが「マクベス」に入れて貰ってからの5年間は、楽しい思い出ばかりだった……」
コント『カラオケボックス』。ステージに現れる中年カップル役の瞬太(神木隆之介)と潤平(仲野太賀)。そして、カラオケ店員役の春斗(菅田将暉)。制限時間を告げる店員の前で、中年カップルは『延長』をめぐって揉めだして……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。里穂子(有村架純)と共に生活をし始めてから1年半の月日が流れたつむぎ(古川琴音)。今流れる時間に不満はなくとも、このまま姉の家に居座り、横で世話をし続ける日々に疑問を感じ始める。しかし、変えなくてはいけない現状を理解しつつも、何かの一歩を踏み出すことに恐怖に似た感情を持つつむぎ。―――その横には無邪気な顔で夢を追いかけ続けるように見える瞬太が居た。
一方の瞬太は自身がプロゲーマーを引退し、春斗や潤平と共にマクベスとして活動を始めてからの煌めくような日々を思い返していた。だが、少しずつ今の自分たちの姿はその時から「変化」を持ち始めていることにはずっと気付いていて……。
20代後半。それは一つの決断の瞬間でもある。様々な現実と夢との境界線。「変わる」ということには勇気とそして恐怖が伴うことは分かっている。マクベスと中浜姉妹、それぞれの現状を維持すべく「延長」を続けた果てにこの日下す決断とは!?5人の生き様が大きくうごめき始める必見の第5話。一度でも夢を目指したことのある人、夢を抱いたことのある人、そして誰かと大切な時間を過ごした経験のある全ての人に突き刺さる、共感の物語が今始まる。
引用元:https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/05.html
つむぎの気持ち
ある日、マクベスに、若くして会社の社長を務める高校時代の同級生・小林勇馬(浅香航大)から仕事の依頼が入る。
しかし、勇馬は美濃輪潤平(仲野太賀)の彼女の元カレ。
彼女・奈津美(芳根京子)を奪った潤平は、今でも勇馬のことを気にしていた。
なぜ勇馬がマクベスに依頼してきたのか不思議に思った高岩春斗(菅田将暉)は、マネージャー・楠木(中村倫也)からのすすめで勇馬と直接会うことにした。中浜つむぎ(古川琴音)は姉の家に居座り続けていいのか、それが姉のためになるのか悩んでいた。
高校卒業後、やりたいことはないけど何者かにはなりたかったつむぎ。
でも何をしていいかわからず、努力して何も結果が出なかった時のことばかり想像して一歩も動けないでいた。
そんな中、マクベスを見ていると「結果が出ないことへの恐怖心はないのだろうか、どうして自分たちの可能性にそこまでBETし続けられるのだろう。」と疑問を感じていた。あの頃の俺たち
朝吹瞬太(神木隆之介)が初めて先輩芸人と呼ばれる人たちと会ったのは地方での営業だった。
先輩芸人「マッカラン」の楽屋では、コンビを続けるか続けないかで揉めていた。
そんな先輩芸人を見て、「辞められないんだよ、あの歳まで行くと続けんのも地獄。辞めるのも地獄。どっちに行っても茨の道だよ。ああなったらおしまい」という潤平。地方での営業後、宿代を浮かすため車中泊する3人は車の中で語り合う。
「今日みたいな散々なライブもいつか売れたら苦労話にできるのかな」
「武道館で単独ライブやるにはどうしたらいいんだろう」
「自分たちのネタを楽しみにしている満員の客の前でネタがやってみたい」
そんな何気ない日々を振り返って、瞬太はマクベスとしての5年間を「夢が叶わなくても、夢を語り合える時間があればそれだけで幸せだった」と思い返していた。バイト先の店長に、中途採用を受けないかと誘われていた中浜里穂子(有村架純)だったが、受けないことを決意する。
「受けなくても動き出すきっかけになった」という里穂子に疑問を抱くつむぎ。
店長は「ここに就職することがないってわかるだけでも進むべき道が限定されるからいい」と里穂子の背中を押してくれたのだ。
「じっとしてるとろくなことにならないって」という麻雀好きの店長の言葉に考え込むつむぎだった。
延長しますか?しませんか?
依頼された仕事の話しを聞くため、春斗は勇馬と再会をする。
奈津美と潤平が付き合っていることに嫉妬しているのでは??と聞くと勇馬は「どんだけ時間がたってると思ってるんだ。時間止まってるんじゃないか?俺、もう結婚してるし」と何も気にしていないようです。
「時間とまってるんじゃないか?」という言葉が、ずっと売れないまま、お笑い芸人を続けている春斗の胸に突き刺さります。
高校の頃、やりたいことを見つけてお笑いをやっている3人に嫉妬していたという勇馬。
高校卒業してすぐの頃は失敗して欲しいと思っていたが、大学に入って進みたい道が見えてきた頃、苦しい中もがいているマクベスの活動が励みになっていた。
そんな3人のために、勇馬は力になりたいと仕事の依頼をしたのだ。本当に心からそう思っているような、そんな勇馬。
しかし春斗は、そんな勇馬に対して怒りをぶつけ「同情で同級生に仕事を恵んでもらうほど落ちぶれてない」と仕事を断ってしまう。同じ頃、潤平のバイト先である雀荘「赤まむし」に、高校時代の後輩・岡部(三浦りょう太)が同僚たちと遊びに来ていた。
岡部の同僚たちに一発ギャグをやってほしいと頼まれた潤平はだったが、躊躇ってしまい、後輩の前でバカにされて落ち込んでしまう。翌日、公園でネタ合わせをするも、真面目にやらない潤平とそれを注意する春斗が喧嘩をして練習にならず。
険悪なムードのままファミレスにやってきた3人。
潤平はため息をつき、「マクベスやっててよかったなと思えることの方が圧倒的に少ないわ、なんでこんな虚しい気持ちになってまで続けんだろ」と吐露する。
そんな潤平に、春斗は「奈津美には続けても良いって言われてやる気出して、真壁先生には解散したほうが良いって言われてやる気無くして、今度は誰の意見に流されてんだよ、お前には自分の意見ってのがないのか」と叱る。
「俺には何もない。お前に見下されて、世間に馬鹿にされて。これ以上続けるの怖いんだよ」と本音を溢す潤平に、「見返してやるしかないだろ」と鼓舞させる春斗。
限界に感じている潤平は「辞めるのが怖いだけだろ、やってきたことが失敗だったって認めるのが怖いだけだろ」と言い合いになってしまう。
そんな二人に瞬太は、5年前「マッカラン」と初めてライブで一緒になった時、春斗と潤平が「ああなったらおしまいだな」と言っていたときの二人が重なっちゃったと呟く。
努力は必ず報われる?
マクベスは当初の予定通り、6月の単独ライブを最後に解散することが決定した。
一人ファミレスに残っていた春斗は、里穂子をバイト終わりに公園に誘った。
春斗は里穂子に、マクベスが解散を決定したことを報告する。
「努力って報われると思いますか?」と聞く春斗。
「報われて欲しいけど、本当に報われるかどうかはわかないですね」と答える里穂子。
「こんなに真剣にやってきたんだから、いつか報われなきゃ嘘だろってずっと思ってました。心のどこかで自分たちの努力は必ず報われるって信じてました。」と報われなかったことを残念がる春斗。高校時代、華道部の部長だった里穂子は、最近お店に来店した二人組のご婦人に、お店に飾ってある8種類の花の名前を聞かれ、たまたますべてわかって答えると痛く感動されたと語り始める。
帰り際、「素敵な時間を過ごせました。」と言われたときに、「こうやって過去の努力が報われることがあるんだって思ったときに、昔の頑張ってきた自分を初めて肯定してあげられた。だから私から言えることは、マクベスでやってきた10年間は無駄ではないと言うことです」と里穂子は春斗を励ます。後日、3人は解散の意思が決まったことを楠木マネージャーに報告する。
一方、マクベスの解散が決まって落ち込む里穂子。
そこへ追い討ちをかけるように、突如引越し先が決まったことを報告するつむぎ。
「なんの冗談?」と笑う里穂子だったが、つむぎは「じっとしてるとろくなことない」という里穂子の言葉を真に受け、決断していたのだ。まとめ
「コントが始まる」第5話では、何をしていいかわからず、失敗ばかり想像して動き出せないつむぎの心の声にとても共感しました。
周りから必要とされることに存在意義を感じて、ふと自分には何もないと感じて不安になったり、何をしても続かない自分に自信が持てず何かを始めることを躊躇ってしまったり。
何もない自分と葛藤するつぐみの感情に自分を重ね合わせて観ていました。マクベスに入った5年間を楽しい思い出ばかりと振り返る瞬太に、「マクベスを続けたい」「本当に楽しい」という気持ちが伝わってきて切なく、胸に刺さりました。
じゃんけんを楽しんだり、夢を語り合ったり、何気ない3人の姿が輝いて見えて、夢を追ってるときの方が実は楽しいのかもしれないと思わされました。10年前から止まっていたように過ごしていた3人には、同級生や後輩との再会は現実を突きつけられるシーンでした。
落ち込む潤平と奮起しようとする春斗の言い合いは重く苦しかったです。
結果的に解散を決意した3人ですが、「辞めることがすべてネガティブなこととは限らない」
春斗の最後のセリフに、売れずにもがき続けたことも3人の決断もすべて肯定してくれた気がします。
コントが始まる6話ネタバレあらすじ!
春斗「潤平がこの10年間変わらずに信じ続けた物を一つでも成就させてやりたかった……」
コント『金の斧銀の斧』。ステージに現れるきこり役の春斗(菅田将暉)とその弟子を演じる潤平(仲野太賀)。チェーンソーを池に落としてしまった潤平の前に、女神役の瞬太(神木隆之介)が登場して……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。
正式に解散が決まり、残された日々を過ごすマクベス。実家の酒屋を継ぐ決心をした潤平は、高校時代から付き合っている恋人・奈津美(芳根京子)との関係に人知れず閉塞感を感じ始めていた。もともとは奈津美を笑わせたい一心で始めたお笑いだったが、マクベスが解散する今、大企業で働いていて自分とは不釣り合いな奈津美との関係も終わらせるべきなのか……。一方の奈津美もまた、芸人を辞めた後の潤平をどう受け止めていいのか悩んでいて……。マクベスという柱を失い、二人の関係は未来が見えなくなり始めていた。
そして、マクベスを心の支えにして来た里穂子(有村架純)もまた、これから進むべき28歳以降の未来について、人生の岐路に立たされる。それは、これから里穂子の家を出て行くつむぎ(古川琴音)と、マクベス以外の生き方を知らない春斗も同じで……。
努力が報われなかったかもしれない人生。それでも変わらずに信じていいものは心の中にきっとあるはず。「未来」が見えなくても、「今」が俯く状況でも、それでも「今日」できること、「今日」の幸せは絶対にある。見た人が少しだけ前を向けるように、そっと背中を押される第6話。暖かな胸の高鳴りがここにある。
引用元:https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/06.html
コント「金の斧銀の斧」
きこりの弟子である潤平が池にチェーンソウを落としてしまい、親方の春斗に叱られているとき女神の瞬太が現れます。
池の女神に対し潤平は「いい女だ」と言います。それを気にせず女神は「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?それとも私の家の合鍵ですか?」と言います。
「これなんか聞いたことあるぞ」という潤平に対し春斗が、「もうちょっと違うけどな。あれだろ、正直に答えたら全部もられるってやつだろうけど、アパートの合鍵?」と突っ込みます。
「おらが池に落としたのは最新型のチェーンソウだ」と言う潤平に対し、「あなたは自分の心に正直な方ではないようです。」と女神は言い消えていきます。
潤平と春斗が正直に答えたぞと狼狽えています。「忘れられなくて」と池にまたものを落とす潤平、出てきて「あなたが落としたのは金の斧ですかそれとも私の家の合鍵ですか」と問う女神に、「女神さんはアパートに住んでんの」と潤平が聞きます。
「ええ、バイトですから」と女神は返し、「池野メガ美」と言う本名だと伝えます。
心に正直に答えるのだと言われた潤平は「僕が落としたのはアパートの合鍵です」と答えると、女神が「やっぱり体目当てだったんですね」と消えていきます。
これに対して春斗が「こいつはずっと正直だぞ」と叫びます。
再び現れて全くやる気なくセリフを言う女神に「僕が落としたのはかなづちです」、ずっとあなたの愛に溺れていたと言う潤平にしょうもないと春斗は叫びます。しかし女神は「いいえ、あなたが落としたのはかなづちじゃなく壊れたルンバよ。ずっとあなたについていく」と言い、こりきに近づきます。ここで初めて、弟子の名前がこりきであるとわかり春斗が驚きました。
聖地ポンペイ
潤平のブログを読んでポンペイの来たかった里穂子の話を、つむぎから聞いた俊平が真壁先生(鈴木浩介)にも解散の話を伝えるためポンペイに連れてきていました。
そこに潤平とハルトも合流して、乾杯します。
「潤平さんの彼女も来るんですか?」と聞くつむぎに、「誘ったんだけど仕事が忙しくて無理だって」と潤平は返します。
会ってみたかったと話をしていくと、里穂子は喋っていないことをつむぎに触れられ、「夢みたいで」と顔を覆いながら言います。
盛り上がる里穂子が写真を撮ったりしつつ、潤平のブログをどうやって見つけたのかを聞き出そうとしますが、話題を変えようとする里穂子に2年前から激励のコメントをする人がいると順平がいいます。
コメント名の話から、里穂子が「私はどこでも名前で呼ばれたことがない」と言うと、雰囲気の問題だよとマクベスの三人が言い盛り上がります。
「俺らに名前で呼ばれたいのかな」と言う潤平に、ちょっと否定をしようとする里穂子でしたが、その否定をすることで呼ばれにくいのではと春斗が言います。
これを機に名前で呼ぼうと言う俊平に、名前をそもそも知っているかを聞かれたマクベスの三人は、名前あてをしようとしますが里穂子は自ら「里穂子です」と名乗ります。
すると順平が「ハンドルネーム思い出したファンの誇り」と言うと全員で笑います。
気づかれたくないといいつつ気づかれたい里穂子の性格だとつむぎがいうと、(ほこり)は(りほこ)となると瞬太が気付きました。奈津美と潤平の関係
ここからは奈津美のナレーション。
潤平が芸人を辞めると言うことにホッとしたことに驚く奈津美は、芸人を続けてもいいと言ったのは、そんなふうに言える優しい彼女でいたかったからなのだと言います。
職場では、同僚たちが、恋人と旅行に行ってきた話を聞いたりしていましたが、自分日帰り温泉。しかも、高速代金は奈津美が気を使い払います。
それでも、潤平を支えているという状況は自分にとって嫌ではなかった。しかし、奈津美はこれまで潤平との10年間を振り返って、芸人を辞めた後の潤平とどのように向き合っていくべきなのか、付き合っていけるのか?悩んでいました。
その頃ポンペイで真壁先生と会っていたマクベスは、引退した方がいいと言わない方がよかったと後悔していたと言う真壁先生は、夢を諦めた自分より周りに振り回されず愚直に夢を追い続けたお前たちの方がすごいと言われます。
そこにポンペイの店長がサインをもらいにきます。「いまさら!?」と驚く瞬太たちでした。
実家の酒屋を手伝う潤平は、姉の弓子と今後の酒屋について話し合います。
彼女とちゃんと将来のことを話し合った方がいいとアドバイスされます。
奈津美が潤平を選んだわけ
焼き鳥屋で1人飲みしていた春斗に瞬太が小道具の貝のからは何かとうと、奈津美の誕生日のサプライズの道具だといいます。
瞬太はこの間1人で飲みにきた潤平が奈津美と別れることになると弱気だったといいます。
酔っ払って帰ってきた春斗に絡まれ嫌になった潤平が「気持ち悪い肉体」と言うと、布団に入った潤平から離れて箱に貼られた奈津美と潤平の写真をみます。
ここから回想シーンです。
『高三の夏休みに入ってすぐ、夏期講習の奈津美を待ち伏せし潤平と大勢のサッカー部員の待つ海に春斗が連れていきます。その頃付き合っていた勇馬とは険悪な時期だった奈津美は、落ち込んでいると噂されていました。
潤平の呼び出した砂浜は奈津美と彼氏の勇馬が喧嘩した原因となった場所でした。
今日が何の日か尋ねる潤平に奈津美は訳がわからないと言います。7月23日奈津美の日だと言います。
「723」のナンバーの写真を723枚集めようとして72枚しか集まらなかったと潤平がいい、これに奈津美が嬉しいといいました。
奈津美が潤平を選んだのは、笑わせてくれるからではなく人を笑顔にするために72枚のナンバープレートを集める不器用な優しさと、こんなくだらないことにこれだけの人間を集められる人柄に惚れたのだと語る春斗でした。』潤平みたいな人にはもう、二度と出会えない
そして現在・・・春斗が再び自転車に乗ってなつみを待ち伏せし、カフェに行きます。
潤平からの誕生日プレゼントがあじけないこと言われると、私が断っちゃったからと奈津美はいいます。
かなりネタを仕込んでいたと聞くと、やっぱりかと言う奈津美に対して実際サプライズをされていたらどうだったのか春斗が聞くと、その日の精神状態によると奈津美は言います。
潤平は10年前から変わってないわけではなく変えていないのだと春斗はいいます。
一度否定するともう一度するのは難しいと言う春斗に。「何がいいたいの」と奈津美が聞くと「他に魅力的な人はいても、潤平みたいな人にはもう、二度と出会えないと思った方がいい」と言う春斗はさらに「潤平には奈津美が必要だ」と言います。
マクベスで叶えてあげられなかったことを潤平が信じたものを一つでも叶えてほしいと、この10年が無駄じゃなかったと思ってほしいと考えていた春斗は、餃子パーティーで行う誕生日の時と同じような段取りのサプライズが描かれたマクベスのラストライブのチラシを渡します。涙のサプライズ
つぐみは、働くスナックで、常連客の瞬太に餃子パーティーをしようと持ちかけられます。
そこで、ライブのチケットの購入の話をするとライブのチラシを受け取ります。
帰宅後、マクベスのラストライブのチラシを折り曲げた状態で渡され怒る里穂子に対し、どうして怒られなきゃいけないのと言うつむぎ。2人は喧嘩しながらも、急いで買い物に行きます。
餃子パーティーにやってくる春斗たち。「そのまま上がってください」と里穂子がいうと前回入って今回はいらないとかないよと潤平が言いいます。
「そう思って用意してます」と里穂子が言い、お風呂場に入っていきます。
足を洗う潤平の後ろから奈津美が湯船からウエットスーツを着て、出てきます。びっくりする潤平に、みんなも大爆笑でずぶ濡れになりました。
うまく潤平をお風呂場に入れた里穂子に対し瞬太が、「里穂子ファインプレー」とさりげなく名前を言うと里穂子は大喜び。
びっくりした潤平が「まさか奈津美が里穂子んちにいるとは思わなかったな」といいます。次は春斗の番だとハードルが上がります。
つむぎの持ってきた水餃子のイカ墨の餃子を、ウエットスーツをきた奈津美みたいだと盛り上がります。この餃子が何点か聞かれた奈津美は「14点」といい、振り返ってジューシーと過去に潤平がやったネタをします。帰り道、潤平が実家の酒屋を継ごうと思っていることを伝えると奈津美は、「今度両親に会って欲しい」と言い、潤平がマクベスを辞めることを伝えると連れてこいと言われたことを伝えます。会わせるまでに、長くなってしまったことを奈津美は謝ります。
緊張する潤平に対し、「うちのお父さん怖いと思うけど頑張ってね。殴ってくるような事はないからさ」と言います。
あげたピアスが耳元で光っているのを喜ぶ潤平に奈津美は抱きつき、奈津美は潤平の後ろをついて回ります。
春斗の将来への苦悩
実家に帰った春斗は兄がバイトをしていることに驚き、マクベスを辞めたら実家に戻ると言われたことと追い風だと言われたことに対して嫌に思って、兄の部屋にチラシを入れて家をさります。
将来のことを考えたことのなかった春斗は自分だけ何もないのだと思います。そんな落ち込みながら帰る春斗の前に、酔っ払ったやばい里穂子がハイジを歌いながらブランコに乗っていました。
ファミレスの店長と2人酒で今後について話していたといいます。
どうやって生きていこうかと話をする春斗は、立派な大学を出て立派な経歴のある里穂子とはスタートラインが違うのだといいます。
どんなふうに就職していけばいいのか教えてください里穂子先輩というと、急に素面に戻り今の言い方はガッカリだといいつつ、大笑いしながらブランコを漕ぎました。今回のコントは奈津美と潤平の恋模様を反映させたコントだったのですね!
潤平を好きになった理由がとても素敵でした、確かにあれだけのためにあれだけの数の人に協力してもらえるのはすごいです。
奈津美が潤平の後ろを壊れたルンバのようについて回ったのは、あなたについていくと言う意味だったのですね。
今後マクベスがどのように変化してくのかこの後の展開がとても楽しみですね。
コントが始まる7話ネタバレあらすじ!
里穂子「生きることが苦しかった時、春斗さんが手がける温かいコントに人生を支えて貰った……」
瞬太「1ヶ月後に『マクベス』を解散したあとも……これまでと変わらない関係でいられるんだろうか?」
コント『無人島』。明転したステージに現れたのは、無人島で目を覚ました男たちを演じる春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)。3人には一人一つずつ持ち物が支給されているはずだったが……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。
マクベスの解散まで1ヶ月。酔って公園で春斗に大絡みしてしまった里穂子(有村架純)は謝罪をすべくマクベスのマンションを訪れていた。しかし、春斗は面倒臭がって取り合うことをせず……。里穂子が深酒をしてしまったのは恩田(明日海りお)に中途採用の話を断った後にしたある話がきっかけになっていた。そんな里穂子が抱える悩みに勘付いた潤平は奈津美(芳根京子)と共にファミレスを訪れ、奈津美の知り合いの転職エージェントへの紹介話を持ち出す。未だ次へ進むことに勇気が出せない里穂子だったが、春斗が自分を「里穂子先輩」と呼んでくれたことを思い出し―――。
一方、引っ越し先の家具を選ぶため瞬太と共にインテリアショップに訪れたつむぎ(古川琴音)。だが、些細なことから二人の間で喧嘩が勃発。兄妹のようだと公言していた二人の関係にも変化が訪れようとしていた。
これまで積み重ねた時間。離れがたきその思い出たちとも「別れ」なくてはならない時はくる。これから訪れる変化に怖気付きながらも、勇気を出して前に進もうとする若者たち。それぞれの人生が動き出す音が聞こえる第7話。ワケも分からないのに、こみ上げてくる涙が人生にはある。これはそんなひと時のお話。
引用元:https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/07.html
コント「無人島」
無人島で目が覚めた3人は瞬太と同じ髪型・色、同じ服装になっていました。
金髪になっていることに驚く3人でしたが、「俺元々金髪だった」と瞬太は言います。
この無人島に、複数の監視カメラがあることに春斗が気づくと、大富豪たちの見世物なのだと気づいて3人で騒ぎます。
ここで、無人島に1つ持っていくなら何かと言うアンケートになんと答えたのかを瞬太が聞くと、春斗はライター潤平はそんな大事なこととは考えておらず何もいらないと答えていました。瞬太は国語辞典と答えていました。
春斗に対しては2人から賛同を得られますが、潤平と瞬太は何してんだと言われます。これに対して瞬太が、「国語辞典は読んでいても飽きないし時には勇気付けられる良い言葉に出会えるかもしれないものだ」と説明します。
「きもいよこいつ」「最悪だよ」と春斗と潤平が話していると、瞬太は最悪を辞書で引き読み上げます。
「知ってるよそんなこと」と春斗が叫びライターを投げてします。
「サミーよ」という潤平に「昨日の台風で燃やせる滝がもう一本もない」と春斗は言います。
瞬太がサウナ風呂を索引し読み上げます。そんなじゃ暖まらないという春斗に想像してみるといいと瞬太は言います。
「俺は腹が減ってそれどころじゃねーんだよ」と潤平が言うと、瞬太が麻婆丼を検索し読み上げます。
それに「殺してやろうかお前」と潤平が叫び、3人で揉めます。「よし、これでいよいよこの島を脱出できるぞ」という春斗に潤平が、2人のこともわかってきたしこのままここで暮らしていた方がいいのではないかと潤平がいいます。
そこに瞬太が「わかるの後に来るのは別れだ。物事をわかってくると別れがやってくる」といいます。
「その国語辞書捨てろ!それが1番重いんだよ!」と春斗が叫びます。その時潤平がいかだの帆を折ってしまします。
笹かまのような形をした帆を折り曲げ「どうもすいませんでした」といいます。
里穂子のこれから
春斗がお風呂を上がったときに、ちょうどインターフォンがなり里穂子が現れます。
春斗が絶対面倒くさいことになると出ることを拒否したため、潤平と瞬太が出ます。「春斗さんは」と聞く里穂子に対し、「今外出しててね」と2人はごまかすのですが春斗の靴を里穂子が発見すると「珍しく別の靴でね」とさらにごまかします。
昨夜の謝罪にと謝罪の品を潤平に渡します。昨夜の話を詳しくする瞬太たちに「春斗さんって細かくお話ししてるんですね」と言い、言ってはいけない事を言ってしまったことも覚えていると里穂子は話します。そんな里穂子に瞬太は「春斗がマクベス1号なら俺と潤平どっちが2号なの」といいます。
これに対して潤平が「お前は2号じゃねだろ入った順で俺だろ」というと「いや面白い順かも知れないよ」と返す瞬太に、「だったら春斗3号だわ」という潤平「絶対1号じゃないよね」と乗っかる瞬太に春斗のなげたテニスボールが当たります。
「やっぱり、いますよね」と里穂子がいうと、「いや、ペット飼ってるんだよ」といい瞬太と潤平がテニスボールで遊び始めます。
翌朝つむぎが引越しの準備をしている姿を見て、今の生活から抜け出さないといけないと思いつつ何もできないでいると心で呟きます。
里穂子がバイト中、バイト仲間の凛奈(米倉れいあ)に「中浜さん中途採用の話断ったんですか」と聞かれます。
そこで、一昨日の夜店長(恩田)と飲んだ時中途採用の話を断り今悩んでいることを相談しようとして、店長の波乱万丈の話が面白く何もできず酔っ払ってしまったことを思い浮かべます。
店長は順平の働く雀荘で、潤平と梨穂子が大丈夫であるのかを話していました。
一方瞬太はぷよぷよをゲームセンターでやっていて、瞬太が「もう辞めても良い」と聞くとつむぎが映り「凄いのは十分わかったから」と答えます。
「この記録抜けたら、引越し祝いでなんでも好きなもの買ってあげるよ」といいます。「そんなの無理だよ。私やったことないもん」というつむぎに、「俺もそんなに本気出してないから」と答えます。
春斗がバイト先で「社長のところの会社で新しい職人採用しないんですか?」と聞きます。正社員では無理だと言われます。それに春斗は「前から思ってたんですけど、甘いコーヒーとおにぎりよく一緒にいけますね」と言うと「余ってるから仕方なく飲んでるんだよ。ジュースってそんなもんだろ」と言われると「絶妙にわかんないっすね」といいます。
梨穂子が店長に、この前食事に行ったときの話が面白かったからといい、食事に誘います。
瞬太とつむぎの関係
瞬太とつむぎは一緒にソファを見に来ていました。黒とオレンジのどちらのソファにするかで迷っていたつむぎが、瞬太に「どっちがいいと思う?」と聞きます。
しかし、瞬太がすぐに答えてくれません。どっちかを選んで、自分が選んだものが部屋に合わなかったら責任を感じる。と言うと、
つむぎは、うちの部屋に来るかもしれないのにと言います。
瞬太は「行ってもいいの??」と言います。
しかし、色々言い訳のようなことを言い、どちらかを結局選んでくれません。
それが、自分たちの関係と同じだ・・・と思ったのか、つむぎは怒って帰ってしまいます。
里穂子のバイト先で奈津美と潤平が食事をしていると、里穂子が頼んだものを運んできてくれます。そこで、転職エイジェントを紹介させて欲しいと奈津美たちがいいます。
つむぎの勤め先のスナックで瞬太は良枝(松田ゆう姫)たちに話をしますが、「それは瞬太が悪い」と言われます。
お兄ちゃんのように思っているなどは気持ちの裏返しだと言われ自分には難易度が高いと悩みます。
良枝に「俺は無類の年上好きだから」と言う瞬太に「大事なのは実年齢より精神年齢だ」と良枝言われて「お店の子に手を出したら怒るでしょ」と言うといいます。しかし、「瞬太は別。あなたのお母さんのお葬式の時約束してきちゃったの。瞬太のことは責任持って面倒を見ます」と言うことを聞かされて瞬太は困ってしまいます。
里穂子の就活
アパートの部屋で、春斗と潤平が里穂子の持ってきた謝罪の品「笹かまぼこ」を食べながら謝罪の品として笹かまはどうなのだと、柔らかさの問題だと2人で話します。
潤平が里穂子に奈津美の知り合いの転職エイジェントを紹介したと話し、春斗にも試しに会ってみればいいといいますが、春斗は高校から先の経歴が空欄である事を気にします。
すると「芸能事務所パソリブレ所属コント芸人マクベスとして10年活動」とノリノリでいいますが、「それを見たどの会社の面接担当者が、お!いいね!って言うかよ。」とノリノリで返します。
物は試しだという潤平に「実家の酒屋継ぐかどうか決まったかしらないけど、よけい先輩風吹かせてくんなよ」という春斗に「誰が、フッ。先輩、フッ。風だ、フッ。フッ。フッ。」と潤平がいいますが「ずいぶん吹いてんな!」とこたえます。
里穂子が店長と凛奈と一緒に食事をしている場面に移り前回の食事の話の続きをしています。
その帰り道、里穂子は「自分を頼ってくれた春斗がどこまで本気かはわからないが、春斗の暖かいコントに救われたのなら、今度は自分が助けになるべきなのでは里穂子先輩」と心で呟きます。車の売却
瞬太が、中古車屋で10年乗った車の査定をお願いします。
里穂子が職探しを行なっていると、年齢制限が多いことにつむぎは年齢で制限するような会社はこっちからお断りだといいます。
そこに瞬太から、査定してもらっている車の写真がメールで送られてきます。潤平の実家の酒屋で、潤平は父親と後を継ぐことで揉めてしまいます。そして「お前の本気を見せろ、継ぐ継がないの話はその後だ」と言われてしまいます。
そんな中、瞬太は、つむぎに、何度もlineをして、いろいろな画像を送ります。それを無視する、怒っているつむぎ。
瞬太はゲームセンターでぷよぷよをプレーしその凄さから数人の人が集まってきます。
煮物を作っているつむぎのもとに「絶対抜けない記録にしてやった」と瞬太からぷよぷよのゲーム機の写真付きでメールが送られてきます。
つむぎが実際にゲームをしに行くと全然記録を越せず帰ろうとしますが、最後に成績記録が出てきた時プレイヤー名(横3字・縦5字)を縦読みすると「S O F A・B L A C K」と書かれていました。
車にガソリンを入れにきていた瞬太の携帯に「キスガロクモシタワ」と一文字ずつメールで送られてきました。
瞬太は、逆から読むと「私も黒が好き」になることにすぐに気づくことができ、「そうかい」と呟きました。
里穂子が自分の部屋で地方ライブの場所を検索し4時間30かかることを知ります。
マクベスの部屋で、最後の地方ライブは瞬太がマクベスに入って最初の地方ライブと同じ会場であることがすごいと話す瞬太に、別にそうでもないだろと潤平から返されます。春斗はマッカランさんと同じ時かといいます。
マッカランの千葉さんとあったことと車を売ることを瞬太が話すと、2人は驚きますが日帰りから車中泊にすることにします。
千葉さんが元気だったが、解散して相方の梅木さんと会っていないことを話します。
千葉さんたちは養成所の同期だけど高校の同級生の自分達は解散後も今までのように会えるのだろうかと瞬太が心の中で呟きます。
最後の地方ライブ
最後の地方ライブが終わり瞬太が訪れていた里穂子を楽屋に連れてきます。そして潤平にここのスーパーのお酒が安いといい2人で買い出しに出かけ、楽屋には里穂子と春斗が残ります。
座ってくださいと声をかける春斗に謝ろうとする里穂子でしたが、もういいからと春斗に言われてしまいます。
辞書に深酒の前が不可抗力だったことを伝えます辞書をめくっていると見えただけだと春斗は言い張りました。
春斗は今日の自分達がどう出会ったのか里穂子に聞くと、心なしか地方にいる3人の方が楽しそうに見えたといわれます。
潤平に転職エイジェントを紹介されたことを春斗に聞かれた里穂子は、きちんと返事はしていないけど会ってみようと思っていることを伝えます。
怖さもあるけれど前に進むと決めたことを春斗に伝えると、春斗から帰りますよねと聞かれ、「もうそろそろ出ないと」と言います。
すると車で送ると言われ断るのですが「マクベスと共にした瞬太の車興味ないんだ」と言われ送ってもらうことにします。
車中で、「また差し入れもらったの」と潤平はいい今度のお菓子は瓦煎餅で、「硬いお菓子だぞ」と春斗に渡します。
これに意味があるのか聞かれると「変わらずに応援し続けますという意味である」と里穂子が答えましたが、瞬太が「変わらずにとかわらが掛かってるんだね」というとちょっと滑ってるかと潤平が返します。
いつも通りじゃんけんで寝る席を決めるマクベス。春斗は後部座席、潤平は助手席、瞬太は運転席で寝ることになりました。
そこで、春斗がいつまで部屋を借りることにするのか相談を持ちかけると、潤平が「実家の手伝いを全力でして行かなければならない状況にあることを言い、実家に泊まることも多くなる」というと、瞬太がそれ引越しじゃんというと「最後までいさせろよ」と潤平が伝えます。それに春斗と瞬太は全然いいよと言います。
重い空気を一変させるように瞬太がクラクションを鳴らします。びっくりする2人に、この車で滅多に鳴らさないからどんな音が出るのかと思ってやって見たと瞬太は答えます。
その時春斗が「あ!忘れた!」と大声で叫び瞬太と潤平が驚きます。
春斗は潤平のイビキがうるさいのに耳栓を忘れたと言いますが、潤平は瞬太だろと返します。
瞬太は「いや、俺じゃないから。俺いびきかかないことに定評だもん」と答えると、春斗が瞬太はいびきではなく寝言だと言います。
瞬太が寝言で「天ぷら御前」と言っていたことを話します。その瞬太と潤平と春斗は「何人前ですか」「3人前」と会話をしたことを話し大笑いします。瞬太とつむぎの関係②
転職エージェントと奈津美とあっている里穂子は挨拶をしていました。「なんか全員が緊張してない?」と場を奈津美が場を和ませます。
一方、スナックで、ぎこちなさそうにしているつむぎと瞬太に良枝(松田ゆう姫)は2人ともどうしたのと聞くと挨拶をします。それに良枝がさっきもしてたよと伝えます。
そして、今度は里穂子のシーン。
転職エージェントの人に、実際に会ってみてどうだったかを奈津美に聞かれると、すごくいい印象を持ったといいました。
それに対し奈津美は、私が紹介したからって気にしなくていいし今後面接を受けて受かっても自分で選んでいいと伝えてくれます。
「そういうことはなかなかいいづらい」という里穂子に、浦添くんや私に言ってくれていいと言ってくれます。
家を選ぶときや車を選ぶ時と同じようにもっと気楽に行こうと伝えてくれる奈津美に、紹介してもらった会社で1つ気になった会社があったことを里穂子は伝えます。そして・・・スナックからの帰り道瞬太とつむぎで並んで帰ります。つむぎが送ったメールの話になり、「最初キスが6回したいってことかと思った」と瞬太が伝えると、「そんな女嫌でしょ」というつむぎに瞬太がキスをします。
顔を話した瞬太が「サプライズ」というとつむぎが「下手くそ」といい「え!どっちの意味?」と慌てていると下手くそと言いつつ、つむぎが抱きつきます。
動き出した人生
「みんなの人生が少しずつ動き始める音がした」と俊太が心で呟きます。
店長に来週からシフトの数を減らしてもらえるよう頼む里穂子に、店長が「じゃあとりあえずマクベスの来る日を他の誰かに」というと、「そこだけは、動かさずに」という里穂子に冗談と店長は笑います。
中古車屋にマクベス3人で車を売りにきました。3人は中古車屋の店長がお笑い芸人の先輩と辞めたあとどうなのかを聞いていました。
その頃中浜姉妹は、里穂子のスーツを見ていました。
その後車の洗車を3人ですることに。
里穂子は美容室で髪の手入れをしてもらっていました。
車の洗車中に、これまでの思い出を話すマクベスは車で関わったこれまでの出来事を話すと、これまでの思い出ベストワンは何?という話になります。
潤平は群馬の山奥のガス欠、10km歩いて見えた光はコンビニで、スタンドが見えた時泣いてしまいました。
春斗は、山梨のほうとうや。だだっ広い駐車場で春斗と瞬太が掴み合いの喧嘩をした場所でした。春斗の投げた勢いが凄すぎて瞬太は上に乗ってしまい「このやろう」とは言ったものの笑ってしまいました。
瞬太が黙ってしまったため、春斗が「瞬太は?」と聞きます。
瞬太は、1ヶ月前の福岡のことを話します。行きの18時間誰も一言も話さなかったという瞬太に、「春斗が解散の話をしようとしていたからだ」と潤平は言いました。
いついうのかと思えば、ラーメンを食べた後で溜めてた顔が最高だったと笑う瞬太と潤平に、潤平の泣く姿の方が酷かった、情緒がおかしいと笑うと潤平に水をかけらえます。
「帰りバスだぞ」と春斗が叫ぶと「そっかー、帰りバスなのか」と言った瞬太に潤平は、「そうだよ。だから帰りのタクシー代おごってな」といいつつ瞬太に水をかけます。
黙ってしまった春斗に「どうした?」と聞く瞬太と潤平「ただの車じゃないんだな」と言う春斗に「おなえの情緒も完全にいかれちまったか」と潤平が言います。
春斗は車の中にマクベスの歴史が全部詰まっていてまるで生きているみたい、4人目のマクベスなんだなと泣きながら言います
この言葉に瞬太が車の持ち主として、そう言ってもらえるのは幸せと言います。
「でもさ、4人目のマクベス楠木さん(中村倫也)じゃなくていいの」と言う瞬太に、完全に忘れてたと春斗がいうと「忘れてもらっちゃ困るんだな。うーん。」と楠木さんの真似をしながら潤平が言います。
千葉さんから「中古車になっても買ってくれる人はその車の魅力をわかってくれる人だ」と言ってもらえたと瞬太は話します。
少し3人の気持ちが落ち込みますが、潤平が車に水を上からかけ虹を作り、瞬太と春斗に文句を言われながら笑います。
千葉さんが車内を掃除しているときに、クラクションを鳴らしてしまします。
里穂子は希望の会社の面接を受けに行きます。コントの伏線
今回のコントは出会いの後の別れを意味していたのですかね!
これまでの10年間、3人がどれだけ仲良く過ごしてきていたのかがよくわかる話だったなと思いました。
まさか瞬太がつむぎの想いに気づいていないような不器用な人だったとは、それにしても女心は難しいものですね。
態度の裏返し比較的つむぎはわかりやすいようにも思いましたが、わからないものなのですね。
最後の千葉さんの鳴らしたクラクションがまるで出航の汽笛のようにそれぞれの旅立ちの合図に聞こえました。
実際にはいないはずなのに、マクベスの3人が解散してしまうのは悲しいですね。
次回からの話も楽しみですね。
コントが始まる8話ネタバレあらすじ!マネージャー楠木とマクベスとの関係
楠木「『マクベス』と共に、青春時代に戻ったような熱い時間を過ごした……」
つむぎ「ワタシがお姉ちゃんを助けに来たはずなのに……本当の意味で助けられたのはワタシの方だった」
コント『ファミレス』。明転したステージに現れたのは、ファミレスでフルーツパフェを注文した客役の春斗(菅田将暉)。なぜかパフェからは苦手なバナナが勝手に抜かれていて……。ウェイトレス役の瞬太(神木隆之介)と胡散臭い店員役の潤平(仲野太賀)が加わり、マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。
その日、久々に瞬太が働く焼き鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木(中村倫也)は、5年前初めて『マクベス』に会ってから、懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返っていた。コントの構成やネタの選定に至るまで、マクベスと共に必死に過ごしたその時間は楠木にとっても掛け替えのないもので……。しかしそんな日々も、時を重ねるうちに色褪せ、3人との距離は、徐々に広がっていた。
一方、つむぎ(古川琴音)が瞬太と付き合っていることをマクベスの3人から聞いた里穂子(有村架純)は、つむぎの引っ越しを間近に控え、些細な言い合いから冷戦状態に突入してしまう。
そんな中、つむぎが働くスナックには楠木がやってくる。なぜか楠木に名刺をくれるようにと頼むつむぎ。それは姉からのある一言がきっかけとなった行動なのだが……。
そして、未だ『マクベス』後の道を何も見つけられない春斗は解散ライブに向け、新たなネタを考えていた。ファミレスで一人、思考を巡らしていると何気ない一言が気になりノートに一行、ある題名を書き込む。そして、酒屋を継ぐため実家に帰る日が多くなった潤平は弓子(木村文乃)ら家族と跡継ぎに対する現実と立ち向かうことになる。そして物語は終盤、残り少なくなったファミレスでのネタ打合せの場所となり……。
誰かを支えるということ。それは、自分自身が支えられることでもあって……。わたしたちの頑張りは絶対に誰かにとっての大事な人生の兆しになっている―――。そんな身近な人の大切な関わりに涙する第8話。
引用元:https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/
コント「ファミレス」
ファミレスで頼んだフルーツパフェに嫌いなバナナが除かれていて勝手にやられるといやだといった春斗に、でも食べないでしょと瞬太は言います。
この子すごいでしょと潤平は言いますが、だれですか!ここの教育どうなってんだよと春斗が言うと英才教育ですなと潤平はかえします。
「お客様が最高の状態でお食事ができるよう全力でサポートし、未来の幸せまでお手伝いする」と瞬太が「それこそ我々が目指すファミレス。そうファミリーーレスキュ―」と潤平が言うと消防車の真似をした瞬太が「そうそれは家族を幸せにする食事」といいます。
「2人ともやべーな。店長かよ」と春斗が言うと「30年目のバイトじゃ」という潤平に「店長じゃねーのかよ」と春斗は言います。
パフェの前に頼んだタンタンメンもぬるい気がしたという春斗に、「だって猫舌ですもんねという」瞬太「この子すごいでしょ」という潤平に店長は?と春斗は言います。
食べやすいように冷ましておきましたという瞬太に、自分でやりたいからそういうのはしなくていいと春斗は言います。
パフェもタンタンメンも前より少ないと春斗が言うと「以前より少しお太りになられていたので、ダイエットされた方がよろしいかと」と瞬太は言います。
そこへ「ご心配なく、減らされた食事は私が食べました」と潤平が言い「店長は!こいつ店のもの食ってるぞ」と春斗は言います。
「お前らがサービスだと思っていることはおせっかいなんだよ」と春斗が言うと、それが原因で奥さんを傷つけたのだと瞬太は言い、もうすぐ来るのでしょと潤平は言います。
信号を渡れば奥さんが来るから素直に謝ってください、そうすれば離婚届は突き出されないと瞬太と潤平に言われます。
それから今日はこれからお前の料理が食べたいと絶対に言った方がいいという瞬太に、それで減らしてくれてたのかと春斗は言います
「お客様が最高の状態でお食事ができるよう全力でサポートし、未来の幸せまでお手伝いする。そうそれが家族の食事」と瞬太がいい「それこそ我々が目指すファミレス。そうファミリーーレスキュ―」と潤平が言うと消防車の真似をした瞬太が「そうそれは家族を幸せにする食事」といいます。
つむぎと瞬太
公園でネタの実践をした後、ファミレスでの打ち合わせをマクベスはしていました。
凛奈(米倉れいあ)に店長の面白い話には続編があることを聞かされ、そこに店長が「気になる」と言いながら来て話を始めようとするのですが、ここで立ってできる話ではないので食事に行きましょと里穂子が言います。
潤平が実家に戻る話をし来週のネタ打ち合わせには間に合うように戻ってくるからと言い「親父さんとうまくやりな」と瞬太が言うと「こっちは争うつもりはないからあっちしだい」だと潤平は返し、春斗が新ネタできたらメールで送ると伝えます。
ファンの妹と付き合うのはいいんだよね??と聞く瞬太に、つむぎと付き合ってるの?と驚く2人。
そこに商品を運んできた里穂子に「お姉ちゃんにあいさつしたのか?」と潤平が言うと「まだ」と瞬太が言うので、つむぎと付き合っていると伝えます。
家に帰った里穂子はつむぎを勢いよく起こします。
瞬太に付き合っていると聞かされたと怒って、つむぎに付き合っているのが事実か??問う里穂子に「ふーん。しゅんちゃん、付き合ってるって言ってたんだ」とつむぎが答えると、なぜ他人事なのかとますます里穂子は怒ります。
ちゃんとした確認もなかったしというつむぎに、つむぎさえ付き合ってないと思えばそうできるという里穂子に「なんでそんなひどいこと言えるの」とつむぎは返します。
マクベスにはファンの子と付き合ってはいけないというルールがあるのだという里穂子に、
私はファンではないとつむぎが言うと、つむぎが無人島のコントを見ていたことを知ってると里穂子は言います。
恋愛対象がいないのになぜそんなに怒るのか??とつむぎが聞くと、最後のライブ前に余計なことを考えてライブの質を落としてほしくない、そうなったら中浜家一生の恥だと里穂子は言います。
最後のライブまで私から合わないようにすればいいんだというつむぎがいうと里穂子が向こうから誘ってきたら断ったらだめだといいます。
つむぎは訳が分からないと言うと説明するといった里穂子に、いいと言ってつむぎは寝てしまいます。
マネージャーの楠木
潤平が実家の手伝いをしていると、商品の置き場所を変えたのは誰かと父親に聞かれ「俺だよ」と潤平は言います。
「勝手に変えるなよ」という父親に「昼間取りにくそうにしているお客さんがいたのよ」と弓子が言うと、代々のやり方があるのだから俺に一言声かけろと父親に言われてしまいます。
瞬太の焼き鳥屋に楠木がポスターをもって訪れると、瞬太がお投資をもってきてくれます。
初めてマクベスに合ったのは5年前、2人でやってたところに瞬太が加わったころだった。
「ここから回想です」
「「新しい子ははいったの」と楠木が聞くと、よく来るのかと聞く瞬太に「いつも暇そうでかわいそうだから」といいます。
ここに来たきっかけを聞く春斗に「最初はゴルフが好きだから店名にひかれて入ったんだけど」と楠木が答えます。
「店長はゴルフが嫌いなんでしょ」と潤平が言うと「ゴルフは嫌いだけどゴルフをやってる人は好きだよ」という店長に紛らわしいと春斗と潤平が言います。
瞬太がゲームで日本一だと店長が教えると、すげーという楠木に、今は春斗と潤平と3人でコント芸人をやってますと瞬太は言います。
店長が瞬太に「この人芸能事務所のマネージャー」と楠木を紹介すると、ライブとかのチラシはないのかと楠木に言われ、合同ライブのチラシを春斗が渡します。
「事務所はどこ」と聞く楠にずっとフリーでやっていると春斗が答え、「当時は会社から言われたアーティストしか担当できず仕事を楽しめている状況とは言えなかった」と楠木のナレーションが入ります。
楠木はファミレスのコントを見ていました。
3人からマネージャーをやってくれと言われ、コントについてなどもいろいろと一緒に考え四人目のマクベスとして頑張っていました。
事務所の社長と一緒にライブ会場に粘って頭を下げ続け、単独ライブの開催が決まった時は自分のことのようにうれしかったと楠木は思います。
ライブのネタ順やネタの稽古なども、朝まで一緒にやって青春に戻ったように過ごします。」
そして現在、焼き鳥屋に里穂子と奈津美も訪れていました。面接について聞く奈津美に里穂子は緊張しすぎてあまり覚えていないといいます。
それに奈津美が先方はいい印象を持ってくれてたと言い、自信がないという里穂子に1社目だから結果は気にしなくていいと奈津美は言います。
奈津美が楠木と合うのは初めてか瞬太が確認すると「はい、初めてです。」と楠木に向かって挨拶し、楠木はこんなかわいい子が潤平の彼女なのかと驚くと瞬太が「こちらマクベスのマネージャー楠木さんです」と紹介します。
奈津美と挨拶を交わした楠木は隣の里穂子に「どうも」というと里穂子も同じように返します。
瞬太が「こちら中浜さんです。マクベスのネタ合わせでよく行くファミレスの定員さん」と紹介すると、「コントのファミレスのモデルの店員さん?」と楠木が言います。
しかし里穂子がそんな接客をするように見えるのかと聞き、務めている時期的に自分ではないと言うと、ネタについて詳しい里穂子に楠木は驚きます。
潤平の彼女ということを知りマクベスの名付け親であると奈津美に聞く楠木が、驚いた里穂子にそこは知らないんだというと、ホームページ等に載せてくれればファンも知りえたのにと里穂子はやんわりと責めます。
その反応に楠木は「あれ、俺の仕事ぶり責められてます?」と冗談ぽく返すのでした。
ひとりでネタを考える春斗は、ファミレスの店長がよく行く雀荘が引っ越すことが聞こえてくると「引っ越し」という題で考えます。
楠木とマクベスとの距離
潤平の家で弓子と父親潤平でご飯を食べている時弓子の旦那が今後どうしていくのかを父親と弓子で話し、旦那さんは酒屋は継がない、潤平が継いでくれるなら身を引きたいといっていることを伝えます。
「弓子、こいつはうちの仕事継げると思ってるのか」という父親に、思ってるという弓子に父親は10年間も好きにやってきたやつがそんなことできるのかといいます。
父親が潤平を否定ばかりしていてかばう弓子に、やって見せないと何を言っても意味がないと潤平が言うと、酒屋が難しいと知っているのかと怒る父親に「ついこの間まで潤平が継いでくれたらいいなって言ってたのに何なのよ」と弓子が言います。
しかし、「いいんだ、親父がじいちゃんのころからやっている方法を吸収してきたいと思ってるんで、間違ってたら言ってください。お願いします」と潤平は頭を下げ伝えます。
奈津美と里穂子が一緒に帰っていると、奈津美が楠木に会ったことがないことを知り、劇場に一回も来ていないのでは??と里穂子は尋ねます。
劇場に彼女がいるのはよくないと思って行ってないが、あまり見てないと潤平がすねるので動画はみていると奈津美は言います。
そんな奈津美に、名付け親と写真を撮らないとファンとは言えないのではと思うので写真を撮らせてほしいと里穂子はいい、二人で写真を撮ります。
楠木は瞬太の彼女にお酒を作ってもらえると聞いたといって、つむぎのスナックにやって来ます。
「さっきお姉さんに合ったよ。なかなか面白い人だね」という楠木に、「私のこと怒ってませんでした」とつむぎが聞くと、俺もさっき怒られたから仲間だと楠木は言います。
うららが路上ライブのチラシをぐちゃぐちゃにされ怒っているのを聞いていた楠木。
~楠木の回想シーン~
マクベスとの歩みは順調とは言えませんでした。楠木はいろいろな人に頭を下げながらマクベスを紹介します。
ファミレスのコントを見ているとき紹介して見に来ていた人が途中で帰ってしまいます。
一緒に打ち合わせをしていた楠木に「自分たちの意見でやらせてください」と言う3人。
3人は楠木に不満でもあったのか?何かを感じ取った楠木は、3人との打ち合わせに同席しなくなっていきます。
2年3年と地道に活動を続けていましたが、年を追うごとに三人との距離が大きくなっていた。
そして現在、「マクベスを最初にあきらめてしまったのは俺だったのかもしれない」と思います。
楠木がマクベスのマネージャーなら名刺が欲しいとつむぎが言います。楠木に「疑ってる??」と言われますが、否定するつむぎでした。
部屋で春斗がネタを考えていると母親から連絡が入り、お兄ちゃんが寮付きの会社に就職したことを報告。
そして、急に就職した兄を心配して「焦っているのでは??」といいますが、生き生きしていたから大丈夫と母親。
春斗は、兄の仕事先について聞きますが忘れたから覚えていないといわれてしまいます。
そして、兄がいた部屋が空いたのでマクベスをやめたら帰っておいでといわれると、いやになって電話を切る春斗でした。
輝ける場所
ここで、つむぎのナレーション
明後日には部屋を出る瞬太に軽トラを出してもらって荷物を運ぶとつむぎが里穂子に伝えますが反応は薄いままだった。
部屋を出る前に喧嘩はしたくなかった本当の意味で助けられたのは自分だった。何気なくつぶやいた部活のマネージャーのような仕事がないか??という言葉を姉は最近まで覚えてくれていた。
そして、マネージャーの仕事に就くのはどうか??と言ってくれたことが嬉しかったとつむぎは思います。
マネージャーていわれるとテンション上がらないと言われ分からないとつむぎは言いますが、華道部のとき部長といわれて嬉しかったし今でも嬉しいと里穂子は言います。
潤平はいろいろなところにあいさつ回りをしていきます。
そして・・・つむぎは、なんと楠木の元に。
楠木の名刺を見てつむぎは楠木の勤める会社にマネージャーとして面接を受けに行きます。楠はつむぎに「野球部でマネージャーだったから受けに来たの??だったらなめてるのよね?」と言います。
そして楠木は自分について、話し始めます。
もともと歌手志望で、音源をもってきたときにマネージャーに向いてるといわれたからこの道に進んだといいます。
担当しているタレントに罵声を浴びせられても耐えれるかと楠木に聞かれたつむぎは、一生懸命頑張っている人なら耐えられると答えます。
なぜかと問われたつむぎが、野球部時代に選手にどんなことを言われても一緒に甲子園に行くのだという気持ちでどんなことでも言っていたと答えると、「いいマネージャーだったんだな」と楠木が言います。
お引越し
引っ越しのネタを書いていると後ろで「お引越し」といいながら変な動きをする瞬太は春斗が書き終えると「手伝うよ」と言い「おせーよ」と春斗は返し一緒に変な動きをします。
引っ越しのネタをやったことなかったねと瞬太が言うと、そうだったねという春斗に潤平に送らないとと瞬太が言います。
春斗が潤平にネタを送っていると、明日つむぎの引っ越しを手伝うから一緒に来ないかと瞬太は言いますが、俺を巻き込むなと春斗は言います。
解散後はどうするのかと聞く瞬太に、どうすればいいのかわからないという春斗に、潤平や自分のような道があるというと俺にはその選択肢はないと春斗は言います。
実家の仕事を手伝っている潤平に、弓子は潤平がいつもあいさつ回りに言っているところから配達の依頼が来たと伝えます。
「バカゆうなよ、あそこの奥さんは昔からうちのお得意さんだ」と父親はいいますが、何言ってんの私のお友達でしょと母親に言われます。
水をもってくるように頼む父親に自分で持って来いと母親が言っていると、その様子を見た弓子は潤平に笑いかけます。
春斗がネタを覚えていると、瞬太たちが騒がしかったため近所迷惑だぞと春斗がベランダから言います。
もう一方のベランダには里穂子がいて「いいお天気ですね」というと「それ実際に言う人いるんですね」という春斗に「お天気の話最強説って知りません」と里穂子は言います。
引っ越しを手伝わなくていいのか聞く春斗に、今冷戦中なんですと里穂子は言います。
就職の話になりもう一度傷つけられた社会に戻るってすごいですねと春斗が言います。
選んだ理由を春斗に聞かれると前職の経験を生かせることもあったけどというと、春斗が興味がなさそうに見えた里穂子は興味ありますと聞きます。
これが興味のある顔なんですという春斗に、受付の写真に合った花がきれいだったことだと里穂子は言います。
もっと詳しく教えてほしいという春斗に、お花を大事にしてくれる人が会社にいてくれてるのだ思うと嬉しかったと里穂子は言います。
そんな簡単に決めていいものなのかと聞く春斗に里穂子は居酒屋をたとえてそんなものでいいのだといいます。
瞬太は里穂子と春斗に一緒に(引っ越し先に)行かないか??と誘いますが、どちらにも断られてしまします。
「じゃあ私行くから」というつむぎに「はい」と里穂子が言うと「長らくお世話になりました」とつむぎが答えると「こちらこそお世話になりました」と里穂子は言いました。
そっけない二人に「それだけでいいの」と聞く瞬太でしたが、里穂子は寝室につむぎは玄関に行き部屋を出ていってしまい、瞬太も一緒に出ていきました。
一方、潤平の実家では、帰るという弓子に潤平は駅まで送ってくと言います。車の中で、私がいなくてもしっかりやんなさいよと弓子が言うと大丈夫だよといい彼女との話になります。
「この間はよく頭下げたね」と潤平が父親に頭を下げたことを褒める弓子。
自分が大人にならないとと潤平は返し、弟ながら立派だったと弓子は言います。
里穂子が起きると部屋につむぎはいません、そのころつむぎはスーパーで食材を選んでいました。
4人目のマクベス
公園でネタの実践をやった後、ファミレスで打ち合わせをするマクベスのもとに楠がやってきて驚くマクベスの三人に「近くに来たから」と楠は言います。
大事な話なのか??と言うマクベスに、ネタ順を一応考えて来たと紙を渡し土台として考えてくれればいいからと言います。
久々に現れた楠木にびっくりする面々。春斗は楠木が作ってきたネタ順を確認してから、「これでいいと思います」といいます。
楠木は「三人で話し合えと」言い、レジに伝票を持って、帰っていきます。
「おごってくれるならもっと頼めばよかった」という潤平「ちゃんと見ててくれたんだな」という春斗「楠木さんは4人目のマクベスだからね」と瞬太は言います。
4人目の座は瞬太の車に奪われそうになったと潤平が言うと、一瞬忘れただけだという春斗に4.5人目のマクベスだからねと瞬太がいい3人で笑います。
楠木は、レジで会計をしながら、一回目の単独ライブの紙をいるなら、と2枚渡します。楠木に二回目からもありますか??と里穂子がいうと、今度、妹さんとおいでといわれ驚く里穂子。
里穂子が嫌そうなリアクションだったので「全然話が違う。里穂子が彼女にマネージャーとして働くように言った」と言い、うちの会社で働くようになったと話すのでした。
一方、スナックでつむぎが今週いっぱいで辞めるという話をしています。
つむぎのナレーション「人にやさしく接したり、手を差し伸べたりする自分が偽善者みたいに思えてうんざりするときもあったけど、これからは出会う人の人生に躊躇なく寄り添い、喜んでもらうために全力で世話を焼いていく。ずるい女でいいのだ」
そして、ファミレスでは、つむぎがいなくてさみしいでしょ??と潤平に言われた里穂子は「清々する」と答えます。
そして、来週でマクベスのネタ合わせが最後だということを聞かされた里穂子は少し落ち込みます。
里穂子が、家に帰るとたくさんの作り置きの野菜が置いてありました。そして手紙が。
「お姉ちゃんへ。お仕事お疲れ様。帰ってくることには冷めてると思うので、赤いシールは冷蔵庫に、青いシールは冷凍庫にしまってください。1年半もの間、経済的にも精神的にもとてもお世話になったのにこんな形で出ていくのは残念です。ごめんなさい。急に一人になると寂しいと思うので水槽のマクベスたちはおいて行きます、お世話はお願いしますよ部長。最後に、あれだけつらい経験をしたのにまた就職をしていくお姉ちゃんの背中にたくさんの勇気をもらいました。就職することマクベスの最後のライブがうまくいくこと陰ながら応援しています。つむぎ」
泣きながらそれを読み肉じゃがを食べる里穂子は「ごめんよ、つむぎ。ごめんよつむぎおいしいよ」と泣きながら言います。
家族の食事が最後の最後につながりました。潤平たちのシーンもそれにあたるのでしょうか。
里穂子が就職できるといいですね!就職先を里穂子のように選ぶのもありなんだなと思いました。人間関係大切ですよね。
最後のライブのネタ順がドラマの話の順番とかぶっていたのでそこも伏線だったんですね!ってなりました。
それぞれが前を向いて進み始めた話でした。
次回最後のネタの打ち合わせどうなるのでしょう楽しみですね。
コントが始まる9話ネタバレあらすじ!
潤平「オレが現実の嫌なことから目をそむけ、好き勝手することで……全ての面倒な責任を背負ってきたのは春斗だった」
瞬太「苦しい時間は長く感じるのに、楽しい時間ほどあっという間に過ぎてしまうのはどうしてなんだろう……」
コント『結婚の挨拶』。明転したステージに現れたのは、プロレス実況役の春斗(菅田将暉)。そこに、チャラい若者役の瞬太(神木隆之介)と、頑固オヤジ役の潤平(仲野太賀)が登場、コタツを囲む。春斗が実況する中、雲行き怪しい結婚の挨拶は「娘さんと結婚したいんすけど」という瞬太の一言で火蓋が切られるが……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。
無事に里穂子(有村架純)の就職先が決まり、奈津美(芳根京子)とともにマクベス開幕の聖地「ポンペイ」にて就職祝いをするマクベスの3人。その会話の中で、奈津美の実家への挨拶のことを尋ねられる潤平。そんな潤平にはずっと心のシコリになっていることがあった。それは、奈津美の元彼氏であり、現在新進気鋭の実業家として活躍している小林勇馬(浅香航大)の存在であった。そして、その関係のこじれは、ある「春斗に対してずっと抱いていた想い」に関係することがあり……。
一方、春斗は、引き篭もりを脱して印刷会社で働くようになった兄・俊春(毎熊克哉)と再会する。手を差し伸べてくれた大切な人を満足させるために頑張ってみようという決意を語る俊春の言葉に、春斗は耳を傾ける。
そんな中、潤平はついに奈津美の実家に挨拶へ。一見柔和な笑顔で現れる奈津美の父(でんでん)だが……。
そして、春斗と瞬太は高校の担任・真壁(鈴木浩介)の家にバーベキューに招待される。二人は真壁の息子・太一から「夢」について、ある問いかけをされる……。
人生の勝ち負けとは―――?いよいよマクベスの解散ライブまで残りわずか。夢に敗れた若者たちの最後の瞬間は思いもしない色彩を帯びる……。ここに、初めて垣間見える彼らの本音がある。長い長い1日の中で語られる彼らのその声を聞いた時、我々は体験したことのない「何か」を見ることになる。
引用元:https://www.ntv.co.jp/conpaji/story/09.html
コント「結婚の挨拶」
「さあいよいよ始まりました世紀の一戦、東洋一の頑固親父ザグレート太郎(潤平)に挑戦するのは、羽毛よりも軽いブルーハワイよしお(瞬太)」と春斗が実況者として言います。
こたつに入った潤平と瞬太は「娘と結婚したい」という瞬太に、カタコトの英語で返します。
「思ったより声が高かったー」などと言いながら春斗は2人の様子を実況します。
「8時間が経過してもなお進展を見せない2人。パチンコの話で意気投合したものの結婚の話だけは進まない」と春斗は実況します。
なんで認めてくれないのか聞く瞬太に「それが認めて欲しいやつの態度か、ずっと貧乏ゆすりしやがって」と潤平は言います。
「娘を縛り付けていいんですか」と瞬太が言うと「話の核心をついてきた」と春斗が実況します。
潤平は寝たふりをします。
「試合開始から間も無く72時間を迎えようとしています。お互い一歩も譲らず試合の行方はわかりません」と春斗が実況をします。
瞬太が立ち上がり、「正直お父さんがそこまで娘さんを大事に思ってるなんて知りませんでした。失礼します」と言って立ち去ろうします。
「まちたまえ。貧乏ゆすりではなく、モールス信号で娘さんをくださいと、三日三晩伝えてくれていたのに、気づけなくてすまなかった。」と潤平は言います。
「ここにきて大技が決まったかー」と実況する春斗、「わしの負けだ」と潤平がいい「敗北宣言だ」と春斗が言うと、娘を幸せにすると潤平と瞬太が約束して握手をします。
「この素晴らしい戦いに、勝ち負けなんてありません。2人が勝者なんです、敗者なんていません、敗者なんていないんです」と実況する春斗に、瞬太と潤平が「あんたも勝者だよ」と褒めます。
「今日までやってきてよかったです。ご静聴いただき誠にありがとうございます。」と春斗は言います。
これからのこと
中華屋ポンペイでつむぎと里穂子の就職祝いをするマクベスと中浜姉妹・奈津美達は、「もっといい店ですれば」と言った春斗に、「里穂子さんがここが良いって」言ったからと奈津美が返します。
春斗が中浜姉妹の冷戦について聞くと、「一応電話で謝ったけど、会うのは久しぶりです」と里穂子が返し、電話をするために外に出ていたつむぎが戻ってくると潤平が里穂子の真似をして許しているのかを聞きます。
「春巻きとシュウマイで悩んでいた」と誤魔化そうとする里穂子に「お姉ちゃん、春巻きじゃないの」とつむぎが返すと、潤平と奈津美でボケ始めます。
「瞬太から重大発表がある」とつむぎがいうと他の人たちが驚いたため「そこまですごいことでは・・・」言いにくい空気になりながらも「解散したら、世界をまたにかける冒険王に俺はなる」と瞬太が言います。
「!?」
どうしようもない空気に、春巻きとシュウマイを春斗が頼み、里穂子は料理を奈津美に差し出します。
全く面白くなかったと潤平と春斗が返し、奈津美が「旅をするの」と聞くと、冒険をすると瞬太は言います。
「便利な乗り物使うなよ」と春斗に「徒歩か動物な」と潤平に言われ、それは無理だよと返す瞬太に、「どれくらいですか」と里穂子は聞きます。
車を売ったお金とプロゲーマー時代に貯めたお金で一年くらい行ってくると瞬太の話を聞きます。
奈津美がつむぎに大丈夫なのか聞きます。
つむぎは「寂しくはあるけど、この人がこの人らしく生きられない方が寂しいので」と言うと、瞬太は幸せものだとみんなが言い、潤平達の話になり春巻きとシュウマイが運ばれてきます。
わだかまり
「奈津美の両親に挨拶に行く前に、やり残したことがある。逃げ続けてきて胸のしこりとしてずっと心に残ってること。小林勇馬だ」と潤平のナレーションがあり回想シーンに。
高校時代、春斗と小林は仲が良くて顔を合わせると弄り合うような仲でした。
潤平は奈津美を好きになって交際を始めると、小林を避けるようになります。
春斗から「勇馬はお前達が付き合ってることをなんとも思ってない」と教えてもらいますが、そんなわけないと言います。
「そのままじゃキツくないか」と春斗が言いますが「そんな話すこともない」と潤平はいいます。
「それまで気さくに話していた春斗と勇馬の関係にヒビを入れたのは、間違いなく俺の煮えきらない態度だった。
10年前奈津美への告白がうまく行ったのも、拗れかけていた奈津美との仲を取り持ってくれたのも春斗だった。
なのに、小林からの仕事を相談もなく断ってきたことを責め立て、勝手なことばかり言った。俺が現実の嫌なことから目を背け好き勝手することで、全ての面倒の責任んを背負ってきたのは春斗だった。」と潤平のナレーションが入ります。
そして現在、春斗は兄からマルチの商品を買わされそうになった喫茶店で、兄に会います。
配達をする潤平は、悩みながらマップで何かを検索します。
「最後のライブに行けなくなった」と言う兄に春斗は「大丈夫、ライブより兄ちゃんが働いてる方が嬉しい。兄ちゃんもしかしてさ、無職になる俺のために就職を急いだんじゃないの」と言います。
兄は「違うよ」と返し「心配してたんだ」と春斗がいうと「そんな理由で就職できるほど社会は甘くないよ」と言います。
「兄ちゃんでも、就職が難しいんだね」という春斗に「マルチにハマって友達いなくなって引きこもってる時に、最初に連絡をくれた友達の父親の会社に就職させてもらって、今はそれにしがみついていくしかない。」と兄は言います。
「失礼だけど、たったそれだけを理由に働けるの」と聞く春斗に「昔からチヤホヤされてきた人間は自分を満足させるのは難しいから、周りを満足させる生き方ができたときに自分を満足させられると思うんだ」と兄は言います。
「さすが引きこもってただけあるね」という春斗に兄は「休むことも悪いことじゃない」と言います。
つむぎの部屋で、つむぎがマクベスのライブを手伝うことになったことを聞いた瞬太は「ステージの俺をみたら惚れなおすよ」と言いますが、「笑わせて欲しいな」とつむぎに言われます。
春斗がバイト先で昼ごはんを食べようとすると潤平から、ボギーパットに来て欲しいと連絡がきます。
里穂子は店長(明日海りお)と凛奈(米倉れいあ)と一緒に食事をして、店長の面白い話の続きを聞きます。
ボギーパットに入った春斗は、勇馬がいることに驚きます。
驚く春斗は、ぎこちなく勇馬と話す潤平を見て瞬太と一緒に笑います。
潤平が勇馬に遠慮している様子を見た春斗が「2人で話せよ」と言うと、2人は黙り込んでしまいます。
「沈黙じゃねーか」と突っ込む春斗を受け流した潤平が、瞬太に勇馬と関わりがあるか聞くと、「廊下で全く知らない状態で菓子パンを渡されたことを覚えていて、潤平も一緒に食べた」と言います。
すると春斗が「勇馬は昔から施し癖があるんだな。前世殿様だったんじゃないの」と言うと、「前世はわかんないけど、先祖はそうだったらしいのよ」と勇馬が答えます。
その返し方が勇馬らしいと笑っていると「高校時代から止まっていた2人の時間が動き出したのが、嬉しかった」と潤平のナレーションが入ります。
結婚のリアル挨拶
真壁先生(鈴木浩介)の自宅で真壁は、マクベス解散ライブの動画を見ていた息子の太一に、準備を手伝うように言います。「解散ライブの予習をしてた」という息子の太一は、マクベスに興味深々とのこと。
一方、マクベスのアパートで瞬太と春斗は、昨日の潤平がかなり面白かったと言って笑います。
そこに真壁先生からバーベキューのお誘いが来て、潤平はいないけどいいか聞く春斗達に、「なんで潤平はいないんだ」と真壁は言います。
潤平は奈津美の父親に挨拶をしに来ていて日本酒を渡すと、父親は「親父達も好きだった」と言い仏壇の鐘を何度も強く鳴らします。
母親が膝の手術で入院していることもあり、「娘を持っていかれる」と言う父親に「お酒飲んでるの」と奈津美が聞き「酒でも飲んでなきゃやってらんね」と父親は言います。
バーベキューに来た春斗と瞬太は真壁と一緒に、太一に出産の時にいたことや春斗が太一の名前について質問をしたことなどを、面白おかしく話します。
「10年前に春斗と潤平で始めたマクベスは、5年前に僕が入り3人になり間もなく解散を迎えようとしている。苦しい時間は長く感じるのに楽しい時間ほどあっという間に過ぎてしまうのは、どうしてなんだろう」と瞬太のナレーションが入ります。
里穂子はつむぎの就職祝いを見に行きます。
潤平と奈津美は結婚をもう少し後にすることを決めたことと、実家の酒屋を継ぐ上で一人前になってから結婚しようという意思を持っているような人と、付き合っていることを知って欲しくてきたと2人が話します。
つむぎの職場に飲みにきた里穂子に良枝(松田ゆう姫)が「どうしてここで飲もうと思ったの」と聞くと、「ずっと来たかったけど勇気が出なくて、仕事を急に辞めてしまうことになってすみません。」と言いながら、つむぎがきちんと働けていたのかを聞きます。
君がヒーローだ
春斗と瞬太は太一に、「夢って追いかけない方がいいの、失敗した後が大変そうだし」と聞かれ、「俺たちは時間切れで負けたんだよ。負けたからって失敗じゃないよ」と言う瞬太と春斗に、「なんか難しいね」と太一は言います。
そこに真壁が太一を迎えにきて「2人はゆっくりしてていいぞ」と言って連れて行きます。
2人になった春斗は「俺たちは負けたんだな」と言うと瞬太は「俺は勝ってると思ってる。自分たちを思ってくれる人がたくさんいるから」と言うと「別の競技って気がするから」と春斗は言います。
お酒を褒めてもらって一緒に飲んだ潤平は、帰り際に車のナンバーや原付のナンバーが723であることを知り写真を撮らせてもらいます。
帰りの車で、奈津美は最後のライブくらい見に行きたいからチケットを取ってもらえるよう潤平にいいます。
スナックにきたつむぎに里穂子がストップウォッチを渡すと、「なんでストップウォッチ」とつむぎは言いつつ、野球部のマネージャーの頃のものと同じようなものをくれたのは、わかってると伝えます。
たまたまだよと返し、里穂子は「偶然でもよかった。それ見たら野球部の頃思い出せるでしょ」と言います。
バーベーキューの火を見ながら、瞬太が「高2の時、俺が死のうと思っていた時になぜ屋上に来たのか」と質問すると、「いつも外を眺める瞬太の様子を見て嫌な予感がしたからだよ。変なやつだと思ってたし、とりあえず声かけてみようと思った」と春斗は言います。
瞬太は「屋上に春斗がきたとき泣きそうになった、誰でも良かったわけではない、春斗がヒーローだった。この人のためにと思えた。」と言います。
「兄貴と同じこと言う」と兄が言ったことを春斗が説明して言うと「なんとなくわかる」と言う瞬太に「だったら冒険いく選択は間違ってる」とツッコミます。
「お前らと冒険できてよかった、一生の思い出ができたわ」と春斗が言います。
帰ってきた太一が、「歯医者に行こうとして休みだった」と言うと、春斗と瞬太は笑います。
店長はここの雀荘で打つのが最後だからと言って、出勤時間ギリギリまで粘り、勝ちます。
つむぎはボギーパットに、解散ライブの日に貸切にしてもらえるように頼みにいくと、「そう言うだろうと思って予定は開けてあるよ」と言われます。
公園でネタ合わせの後ファミレスにきた3人は、潤平の挨拶の時の話を聞きながら遅くまで残っていました。
そのことを聞く店長に「今日が最後の打ち合わせなので」と里穂子は答えます。
ナンバープレートが400枚超いったと言う潤平に「きもっ」と春斗は言います。
潤平が「真壁先生とのバーベキューをなぜずらさなかったのか」と言う潤平にさりげなく瞬太達が自慢をすると、最後のおかわりもらわなくていいのかを確認した潤平に「寝れなくなるぞ」と春斗はいい「俺は調整中だから」と瞬太は言います。
帰る時、里穂子にそれぞれお礼を言います。
「いつも同じ席を用意してくれてありがとう」と潤平が「この1年がすごく楽しくて、6人目のマクベスみたいで…」と瞬太は途中で潤平に遮られ「毎週おせわになりました、ありがとうございました。コーヒーがネタ作りの活力だったことは否めません。最後まで応援お願いします」と春斗が言います。
「毎週お越しいただきありがとうございました。最後のライブ楽しみにしております」と里穂子が返し、3人を送り出します。
朝、家に帰りさん人それぞれ布団に入ると「いよいよ解散ライブを残すだけとなった。マクベスでいられるのも残りわずか」と瞬太のナレーションが入ります「人生において敗者なんていない」素敵な言葉ですね!
潤平はずっと春斗と勇馬の関係を壊してしまったことを気にかけていたんですね。
みんなそれぞれが相手を思いやっている最高のトリオですね。
店長が雀荘で勝つのもコントのフリだったのでしょうか。
里穂子の選んだ就職祝いは、狙っていないとなかなか渡さないものですよね!
次週、どんな最後の結末を迎えるのかとても楽しみですね!
コントが始まるのツイッターの反響の声は?コントの伏線回収が見事!
そんなコントが始まるのツイッターの反響です。
ドラマ「コントが始まる」面白かった。コントは面白くないけど、ドラマ自体は面白い。最後の方のラーメン屋での会話は最高。#コントが始まる
— 野口裕生 (@hiroo_noguchi) April 18, 2021
#コントが始まる あの「絶妙に面白くないコント」、何気に凄いよな。書いてる脚本家も、演出してる監督も、演じてる俳優も。笑わせたり面白いと思わせりしたらダメだもの。売れないお笑いトリオの説得力がなくなってしまうもの
— yucca (@yucca96) April 18, 2021
#コントが始まる このドラマのすごいところは絶妙に面白くないコントを作ってるところだと思う…
— 🐂 (@vaaaaaf) April 18, 2021
ドラマは面白いけど、ドラマ内のコントは何回見てもつまらない
#コントが始まる— さるといぬ (@_rarurarira_) April 18, 2021
面白そうなパーツが転がってそうな1話だった
コントがガチでつまらないのは、ドラマのストーリー上の仕様だとしたらお見事だけど、これも現時点では判断出来ないなw#コントが始まる— tetsu (@tetsuGMMS) April 17, 2021
1話観ました。面白かった〜。テンポよく話が繋がっていく感じが楽しかったです。太賀さんの演技がすごく良くて泣くところがグッときました。今後が気になるし、楽しみです♪
— すいもくきん (@intheskynaru) April 18, 2021
伏線の回収もオチもお見事(笑)なによりも…最初から思わずグングン見入っちゃって、観終わった時なんだか気持ちが軽くなってた。面白かった。次が、これからどうなるのか、とっても楽しみ #コントが始まる
— 青ぼっくる (@brue9243) April 18, 2021
「コント」はつまらないけど、ドラマ自体は面白かったという声が多かったですね(*^▽^*)
冒頭の「コント」を残りの時間帯でしっかり伏線回収する。
このしっかりとした脚本が秀逸だったと思います。
ちなみに脚本を手掛けるのは、金子茂樹さんです。
2019年に放送された同時間帯ドラマ生田斗真さん主演「俺の話は長い」も手掛けていましたね。
そして、菅田将暉さんと有村架純さんの共演という事で、あの映画を思い出すと言う声も目立ちました。
コントが始まるを見てまた花束みたいな恋をした見たくなる不思議
— ユイサンチェン (@jihigini) April 18, 2021
#コントが始まる 見た🥺豪華メンバーすぎる❤そしてやっぱり花束みたいな恋をしたを思い出す笑
— mememe-me☆ (@megu10280623) April 18, 2021
コントが始まる、1話見た〜!おもしろい〜!てか出演者が豪華すぎ〜!有村架純と菅田将暉のシーンとか、花束みたいた恋をしたのアナザーワールド感あったし(?)、来週中村倫也出るのは聞いてねえよ………来週も見るよ…
— まむ (@fxxx_34) April 18, 2021
菅田将暉さん、有村架純さんは、大ヒット上映中の映画「花束みたいな恋をした」では恋人役でした!
果たして「コントが始まる」でも二人は最終回で恋人同士になるのでしょうか?
コントが始まるのキャストは?
そんな、コントを始まるのキャスト俳優陣を改めてご紹介していきます。
高岩春斗 【菅田将暉】
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お笑いトリオ「マクベス」のメンバー。ネタ作り担当。
同級生の潤平と高校の文化祭でコントを披露し、その時のある出来事がきっかけとなり本気でコントの道を進むことになるが、一向に鳴かず飛ばず。
責任感が強く、いまいち売れないのは自分のせいだと思っている。
中浜理穂子 【有村架純】
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小さいころから優等生で一流企業に就職し順風満帆な人生を送っていたが、突如仕事を投げ出し会社を退職。
妹・つむぎに発見されてからは近所のファミレスで働きながら、客として現れた「マクベス」に興味を示していく。
美濃輪潤平 【仲野太賀】
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「マクベス」のメンバーで、高校時代に春斗に誘われ芸人の道を歩み始める。
高校時代、学校一の美女・奈津美に告白をして見事成功。以来10年間付き合い続け、年1回のペースで土下座をしている。
中浜つむぎ 【古川琴音】
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理穂子の妹。姉の世話をする名目で共同生活を始め、近所のスナック「アイビス」で働き始める。
目標も未来予想図も何もない20代を過ごし、今なお空っぽの人生を送る女性。
朝吹瞬太 【神木隆之介】
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「マクベス」のメンバー。小学生の頃からゲーム「ぷよぷよ」にはまっており、高校時代に日本一を決める大会で頂点に立ち、プロゲーマーの道に進む。
しかし突然春斗と潤平の前に現れて「マクベス」に加入した。
趣味はスナック通いで、主食はポップコーン。
下條良枝 【松田ゆう姫】
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つむぎが働くスナック「アイビス」のママ。
村主うらら 【小野莉奈】
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スナック「アイビス」で働くつむぎより年下の女性。
恩田光代 【明日海りお】
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理穂子が務めるファミレス「メイクシラーズ」の店長。
坂斉凛奈 【米倉れいあ】
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ファミレス「メイクシラーズ」のアルバイト。天真爛漫明るい性格。
コントが始まる最終回ネタバレ結末予想はハッピーエンド?のまとめ
今回は「コントが始まる」の最終回ネタバレ結末を予想してみました。
最終的にはコントトリオ「マクベス」は解散すると個人的には予想します。
しかし、解散に至るまでの間に何か新しいことを見つけ出し、明るい未来を見出すハッピーエンドだと思います。
そう、彼らのコントはきらめく将来への前フリだったんです!
そんな前向きな最終回を期待したいところです。
そして、主要キャスト5人の男女の誰かが恋人同士になる可能性も高いと思います。
順当にいくと春斗と理穂子ですが、瞬太とつむぎの線もありかもしれませんよね(^^♪