血ぬられた旅館【ほん怖】ネタバレ解説と感想!ベッドのシミと女の正体とは?

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2026年10月31日(土)の『ほんとにあった怖い話 秋の特別編2026』で、名作のひとつとして「血ぬられた旅館(ちぬられたりょかん)」が放送されます。
吉高由里子(よしたかゆりこ)さんが主人公を演じた、2009年の作品です。

格安の温泉旅館で、ついたての向こうにあったものとは、いったい何だったのでしょうか?また個人的に一番怖いと思った最後のシーンとは?
今回は、ほん怖「血ぬられた旅館」のあらすじネタバレを結末までや、解説・感想、キャスト出演者についてご紹介します。

目次

「血ぬられた旅館」のあらすじ!ほん怖で吉高由里子が主演

秋の夜にぴったりの「ほん怖」が、2026年もハロウィーンの日に放送されます。

今回の特別編の7作品については、以下の記事でまとめてご紹介しています。

ほん怖2026ネタバレ!キャストあらすじや放送日はいつ?【名作リマスター版も】

この記事では、その中から2009年の名作「血ぬられた旅館」についてご紹介します!

萌(吉高由里子)は、友人の梨加を誘い、格安旅行にやってきた。旅館の女将に案内された部屋には、ついたてがあり、ふと萌がその裏をのぞくと、シミだらけのベッドが放置されていた。館内に漂う不気味な空気に違和感を抱きつつも、旅を楽しむ梨加のため、気丈に振る舞う萌。しかし夜が訪れると、部屋の奥からただならぬうめき声が聞こえ始め…。

引用元:ほんとにあった怖い話 公式サイト

「血ぬられた旅館」の主人公は、吉高由里子さんが演じる大学1年生の安田萌(仮名)です。
舞台は山梨県の温泉旅館で、萌が大学1年の冬に体験したお話として描かれます。

いっしょに旅行する友だちの梨加は、平田薫さんが演じています。

「血ぬられた旅館」が最初に放送されたのは、2009年2月3日の『ほんとにあった怖い話』冬の特別編です。

  • 脚本:清水達也、鶴田法男
  • 演出:鶴田法男

同じく名作として放送された作品のネタバレも、こちらでご紹介しています。

深夜の鏡像【ほん怖】ネタバレ結末!神木隆之介がかわいいけど女の幽霊は何者?

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安くてきれいな旅館の、ついたての向こうには、いったい何がかくれていたのでしょうか?

「血ぬられた旅館」ネタバレ結末まで!ついたての向こうの衝撃の部屋から出てきたのは・・・

格安の温泉旅館へ女ふたり旅

大学1年の冬、萌は親友の梨加をさそって、山梨県にある格安の温泉旅館へやって来ました。
旅行に声をかけたのは、萌のほうでした。
湯けむりの立つ温泉街に、ふたりはおおはしゃぎです。

旅館に着くと、着物すがたの女将がふたりをむかえてくれました。
最初は、萌も楽しい気分でいっぱいでした。

ところが、部屋へ案内されるとちゅう、かびのような、いやなにおいが鼻をつきます。
それに、なぜか体がぞくぞくするような寒気まで感じました。

ついたての向こうにあったシミだらけのベッド

案内された部屋は、思っていたよりずっときれいな和室でした。
「もっとボロいのかと思ってた」「この値段でこれなら全然オッケー!」と、梨加は大よろこびです。
「景色も意外ときれいだよ」と言う梨加に、萌は「そうかな?」と、どこか気のりしないようすでした。

ところが、部屋の奥のとびらを開けてみると、そこにはもうひとつ、暗い部屋がありました。
そこに置かれていたのは、シミだらけのベッドだったのです。

「だから、こんなに安いんだ」
「雨もりか何かでしょ」と、梨加は気にしていないようす。

けれど萌には、どうしてもそのシミが雨もりのあととは思えませんでした。
ついたて1枚でしきられただけの部屋に、これからひと晩泊まる……。
そう思うと、萌はゾッとしました。

親友のために、気にしないふり

それでも梨加は、「露天風呂に行こう」「ここのお湯、すっごくお肌にいいらしいよ」と、旅行を楽しんでいます。
「お風呂に猿が入ってくるらしいよ」と、はしゃぐ梨加。

夕食には、安さからは想像できないほど豪華な料理がならびました。
「こんなに安くてこれだけぜいたくできたら、もう最高だよね」
「誘ってくれてありがとうね」と言う梨加に、萌も「こっちこそ、付き合ってくれてありがとう」と返します。

このときすでに、萌はいやな予感がしていました。けれど、楽しそうな梨加を見て、せっかくの旅行をだいなしにしたくないと思ったのです。
そこで萌も、気にしないことに決めました。

夜中に聞こえてきたうめき声

その夜、ふとんに入った萌は、なかなか寝つけません。
すると、どこからか人のうめき声が聞こえてきます。

その声は、まちがいなく、ついたての向こうから聞こえていました。

となりの梨加は、ぐっすり眠っています。
萌がじっとついたての部屋の方を見つめていると、ガラス越しに長い髪の女が歩いているのが見えました。

しばらくすると・・・そのすき間から、白い浴衣を着たその女がゆっくりとあらわれました。

血まみれの浴衣の女

女の浴衣は、べっとりと血でよごれていました。
女はうらみのこもった声でなにかつぶやきながら、萌たちのまくらもとを歩きまわります。

萌は助けを呼ぼうとしますが、金しばりにあって、体がまったく動きません。
やがて女は、萌の顔をのぞきこむように、すぐ目の前までせまってきました……。

結末は親友も見ていた!

「萌、萌、起きて!」
気がつくと、もう朝になっていて、梨加が心配そうに萌をゆり起こしていました。
「よかった~。いくら声をかけても起きないから、心配したよ」と言う梨加に、萌は「あ、うん、大丈夫」とだけ答えます。

チェックアウトのとき、萌は、あのシミだらけの部屋できっと何かがあったにちがいない、と思っていました。
けれど親友の楽しい気分をこわしてはいけないと思い、何も聞けませんでした。
こうして、萌がゆうべ見たものは、なぞのままになったのです。

ところが旅館を出たあと、萌が「梨加」と声をかけると、ふり返った梨加は、おびえたような顔をしていました。
梨加もまた、あの女を見ていたのです。

あの旅館が今もあるのかはわかりません。
それでも、あのときの記憶だけは、今も生々しく残っているのでした。

ほん怖「血ぬられた旅館」の解説と感想!ベッドのシミと女の正体は?

「血ぬられた旅館」は、女の正体や、あの部屋で何があったのかが、最後まではっきり語られないお話です。
だからこそ、見終わったあとに「あのシミは何だったの?」と、いろいろ想像してしまいます。

解説①ベッドのシミは血のあと?

タイトルの「血ぬられた旅館」と、血まみれの浴衣の女から考えると、ベッドのシミは雨もりではなく、血のあとだったのかもしれません。
あの部屋で、浴衣の女に何か悲しいできごと、事件??が起きて不本意に亡くなってしまったのでは?と考えられます。

解説②女はなぜ出てきた?

女のうらみのこもった声からは、だれかを強くうらんだまま亡くなった人の霊なのでは?と想像できます。
ついたての向こうの部屋から出てきたことから、あのベッドの部屋にとどまり続けている霊なのかもしれません。

感想:いちばん怖いのは最後の梨加の顔

夜中に女が出てくる場面ももちろん怖いのですが、ゾッとするのは最後の場面です。
何も見ていないと思っていた梨加も、じつはあの女を見ていた……。

ずっと無邪気にはしゃいでいただけに、最後の恐怖の顔が逆に、どれだけ恐ろしい体験をしたのかを感じさせました。
おたがいを思って何も言わなかったふたりの気持ちを考えると、怖さとせつなさがいっしょに残るお話ですね。

ほん怖「血ぬられた旅館」のキャスト出演者

安田萌(仮名)【吉高由里子】

大学1年生の女性。
大学1年の冬、仲のよい梨加と安い温泉旅館へ泊まりに行きます。

吉高由里子さんは、1988年7月22日生まれ、東京都の出身です。
女優としての始まりは、2006年公開の映画『紀子の食卓』です。
主演した2008年の『蛇にピアス』が高く評価され、日本アカデミー賞とブルーリボン賞でそろって新人賞を受けました。
その後、『ガリレオ』第2シーズンの岸谷美砂、朝ドラ『花子とアン』のヒロイン・村岡花子、『東京タラレバ娘』の鎌田倫子などを演じました。
朝ドラと同じ2014年には紅白の紅組司会に選ばれ、2024年の大河『光る君へ』ではまひろ(のちの紫式部)として主役を演じきりました。

ガリレオの吉高由里子の年齢は?降板理由についても

梨加【平田薫】

萌といっしょに温泉旅館へやって来た友だち。
明るい性格で、格安の旅館での旅行を思いきり楽しみます。

平田薫さんは、1989年12月15日生まれ、宮城県仙台市の出身です。
2003年に雑誌『CANDy』のモデルオーディションでグランプリに選ばれ、専属モデルとして活動を始めました。
ドラマでは『魔法戦隊マジレンジャー』の山崎由佳、『ラスト♡シンデレラ』の柴田春子、『コールドケース 〜真実の扉〜』シリーズの石川沙耶などを演じています。

旅館の女将【小柳友貴美】

萌と梨加が泊まる温泉旅館の女将。

小柳友貴美さんは、1958年4月9日生まれ、東京都葛飾区の出身です。
萩本欽一さんの番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子』の「悪いOL」役で人気を集めました。
映画『おくりびと』『白夜行』や、朝ドラ『半分、青い。』などにも出演しています。

浴衣の女

ついたての向こうの部屋からあらわれる、血まみれの浴衣を着た女。

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