【いせたくや】のモデルはいずみたく!大森元貴演じる「手のひらを太陽に」の作曲者

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今田美桜さん主演NHK朝ドラ「あんぱん」にMrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが演じる「いせたくや」が登場しますが、モデルはいずみたく?

大森元貴さんが演じる「いせたくや」のモデルはいずみたくで、やなせたかしと「手のひらを太陽に」を手掛けたのか?史実などご紹介していきます。

目次

【いせたくや】とは?あんぱんで柳井嵩との関係は?

朝ドラ「あんぱん」とは

“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語です。

引用元 公式サイト

朝ドラ「あんぱん」2025年7月28日からスタートした第18週目のタイトルは「ふたりしてあるく今がしあわせ」♪

ようやく嵩(北村匠海)がのぶ(今田美桜)に告白し、ふたりは結婚することになりました(≧∇≦)

嵩は三越をモデルとした三星百貨店でデザイナーとして働いていますが、いせたくやとはどんな人物なのでしょうか?

いせたくやは作曲家!

いせたくや:大森元貴

作曲家。CM音楽や映画・テレビ・ラジオの劇音楽を多数作曲。そのかたわらミュージカル創作にも意欲を燃やす。生涯で15,000曲以上を作曲。音楽を担当したミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で柳井嵩(北村匠海)が舞台美術を担当することになり、嵩が作詞を担当した「手のひらを太陽に」の作曲を手がけることになっていく。

<大森元貴さん コメント>

この度 いせたくや役を演じさせていただく運びとなりました。大森元貴です。
朝ドラチームからのご丁寧な愛あるお声がけ、とても嬉しく光栄に思います。
後世に名を残す「名曲」たちを数多く作曲された音楽家いずみたくさんがモデルとなっている役だと伺い、最大のリスペクトを込めて、僕が持ち合わせる心の底から精一杯演じさせていただきます。

いち視聴者としても「あんぱん」がすでに放っているワクワクするエネルギー、早く観たいです!

引用元 公式サイト

いせたくやは、生涯で15,000曲以上も手掛けた作曲家です。

大森元貴さんのコメントにもありますが、モデルはいずみたくさん。

朝ドラ「あんぱん」終盤においての重要な役どころとなります。

柳井嵩との関係は?どんな出会いをする?

いせたくやが登場するのは8月4日放送の第91話。

91話のあらすじ

のぶ(今田美桜)は鉄子(戸田恵子)の秘書として忙しく働いていた。嵩(北村匠海)も三星百貨店の宣伝部で一目置かれるようになっていた。ある日、嵩は舞台のポスターを描くことに。さっそくカフェで打ち合わせをしていると、いせたくやと名乗る青年(大森元貴)が話しかけてきて…。そんな中、ある漫画を読んで焦りを感じる嵩。のぶは嵩に週刊誌を差し出し、漫画の懸賞に応募してみてはと提案する。

いせたくやについてはまだ詳細はわかっていませんが、公式の人物紹介にはこうあります。

音楽を担当したミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で柳井嵩(北村匠海)が舞台美術を担当することになる

ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で、初めてふたりの共同作業が行われるようです。

ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」とは?

この作品はいずみたくさんにとって、初のミュージカル作品で、実際に公演された作品です。

夜間高校に通う様々な生徒たちの青春像をテーマにした作品です。

美術を担当したのがやなせたかしさん。永六輔さんが台本と演出を手がけました。

永六輔さんをモデルとした天才演出家役は、藤堂日向さんが演じます。

「見上げてごらん夜の星を」は坂本九さんが歌い大ヒットに(≧∇≦)

1960年の初演では、スターがひとりもいないのにも関わらず、高い評価を得ています。

1963年に坂本九さんらで再演。

1973年にも南沙織さんやフォーリーブスらで再演。

初演から20年目にあたる1979年、いずみたくさんが演出や出演もされて再演されました。

1963年には坂本九さん主演で映画化もされています。

「見上げてごらん夜の星を」が、どう描かれるのかも楽しみですね!

【いせたくや】のモデルはいずみたく!手のひらを太陽に作曲?

いずみたくとは?

いずみたくさんは1930年生まれ、東京都出身です。

やなせたかしさんは1919年生まれなので、11歳も下になります。

終戦後の1946年に鎌倉アカデミア演劇科に入学され、1950年に舞台芸術学院を卒業。

ダンプの運転手などをされながら、作曲家で指揮者の芥川也寸志さんに師事し、作曲活動を始めました。

歌謡曲からフォークソング、CMソング、童謡や交響曲など、様々なジャンルを幅広く作曲され、総作数は15,000曲にものぼるといいます。

1963年に芸能プロダクション「オールスタッフプロダクション」を設立。

いしだあゆみさんやピンキーとキラーズなどが所属していたそうです。

永六輔さん作詞のご当地ソングシリーズからは、ザ・ドリフターズの「いい湯だな」などが大ヒット♪

作曲を手掛け、佐良直美さんが歌った『いいじゃないの幸せならば』は、第11回日本レコード大賞を受賞しました(≧∇≦)

その後もプロデュースや監督を手掛けた「いずみたくシンガーズ」の結成や、「徹子の部屋」テーマ曲の作曲など、幅広いご活躍をされています。

1986年には参議院比例区に立候補!しますが落選(^^;)

1989年に友人だった青島幸男さんが辞職され、繰り上げ当選されました

議員としては、文教関係の予算増額のため尽力。

ですが任期中の1992年、肝不全のため62歳でお亡くなりになっています。

代表曲を少しご紹介します。

中村雅俊「ふれあい」
ピンキーとキラーズ「恋の季節」
堀江美都子「魔法少女ララベル」
由紀さおり「夜明けのスキャット」
童謡「手のひらを太陽に」
CM「愛のスカイライン」
CM「明治マーブルチョコレート」

老若男女問わず、誰もが知ってる歌ばかりですね(≧∇≦)

そんないずみたくさんですが、やなせたかしさんとは「アンパン」と同じく、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で出会いました。

いずみたくとやなせたかしの出会いとは?

いずみたくさんにとって初のミュージカル作品となった「見上げてごらん夜の星を」のとき、演出を手掛けた永六輔さんから、やなせたかしさんを紹介されました。

この作品は永六輔さんといずみたくさんが制作・公演したミュージカル。

音楽をいずみたくさん、舞台美術をやなせたかしさんが担当され、1960年に公演されました。

このようにお二人の出会いは、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」です。

ふたりの作品「手のひらに太陽を」とは?

「手のひらに太陽を」は、やなせたかしさん作詞、いずみたくさん作曲で1961年に制作され、1962年にNHK「みんなのうた」で大ヒットとなった童謡です。

みなさんもご存じですよね♪

当時やなせたかしさんは、現在のテレビ朝日の朝のニュースショーで構成を担当されていました。

本当に何でもやっていたんですね~。

その番組内の「今月の歌」にて、ご自身が作詞された「手のひらを太陽に」の作曲をいずみたくさんに依頼し、宮城まり子さんが歌いました。

宮城まり子さんをモデルにした人気歌手役を、乃木坂46・久保史緒里さんが演じます!

当時やなせたかしさんは、漫画家としての仕事が減っていき、夜中眠くならないように暖房を消してお仕事をされていたそうです。

筆が止まり電気スタンドで手を温めると、指の間がきれいに赤く見え、子供のころに懐中電灯で手を照らし、真っ赤に見えて面白かったことを思い出されます。

落ち込んでいても血は元気に流れていて、励まされたような気がして、歌詞の一説が思い浮かびました。

歌詞のなかにアメンボが登場しますが、当初はナメクジだったそうです。

NHKみんなのうたでアニメーションで放送されたときは、それほど反響もなかったといいます。

1965年にボニージャックスが歌い、キングレコードから発売。その年の紅白歌合戦で歌われ大ヒットになりました。

1969年からは小学生の音楽の教科書にも掲載されています。

その後も多くの歌手もこの曲を歌い継いでいます。

ほかの共同作品は?

いずみたくさんとやなせたかしさんは1973年以降、1か月に1曲作ろうということになり、曲を作り続けました。

お互いの才能を認め合い、人としても信頼し合っていたおふたり。

大人の歌でも子どもの歌でもなく、みんなが歌える歌、というこだわりのもと、「0歳から99歳までの童謡」シリーズが作られました。

おふたりが作った曲は100曲あまりにもなります。

1982年には、やなせたかしさんの絵本が映画化された「チリンの鈴」の主題歌も、やなせたかしさんといずみたくさんの共作です♪

「アンパンマン」もアニメ化の前となる、1976年にお二人によってミュージカル化され上演されています。

残虐で血を流してばかりの、スーパーマンなどの何とかマン。

それが嫌で、ヒューマンなスーパーマン、アンパンマンを考えたというやなせたかしさん。

それを聞いたいずみたくさんが、ミュージカル「怪傑アンパンマン」を作り、いずみたくさんの劇場で上演しました。

一応顔は同じですね(笑)

評判となり、全国展開していくうち、やなせたかしさんは次々と新しいキャラクターを生み出していきました。

ジャムおじさん、ドキンちゃん、バタコさんなどなど。

ミュージカルが話題となり、1988年にアニメ化されます。

このときのアニメソングも、いずみたくさんが作曲されました。

いずみたくさんは、これまでのどの曲より有名になったと驚いたそうです。

いずみたくさんの遺作が「すすめ!アンパンマン号」。ミュージカル『アンパンマンと勇気の花』挿入歌です。

このときいずみたくさんの病状が良くなかったのですが、いずみたくさんが引き受けてくれ、病床で奥様が口述筆記されて制作されました。

編曲作業が終わり、録音に入るころ、いずみたくさんはお亡くなりになったそうです。

やなせたかしさんも聞いてほしかったでしょうね(T_T)

いずみたくさんがお亡くなりになるまで、やなせたかしさんとの絆は深く結ばれていました。

おふたりの出会いを描いたコンサート「うた物語『手のひらを太陽に』~いずみたくとやなせたかし~」が2016年に公演。

それをリニューアルしたキッズコンサート「手のひらを太陽に」も2018年に公演。

手遊び歌やマジックなどを描いて展開する作品です。

いずみたくさんとやなせたかしさんの友情と、平和を思う気持ちはこうやって継承されていくのかもしれませんね。

いずみたくのドラマと史実との違いとは?

ドラマと史実の違い

朝ドラ「あんぱん」では、嵩(北村匠海)が三星百貨店にいたときに、いせたくや(大森元貴)と出会います。

ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で作曲家、舞台美術としての出会いでしたが、史実ではミュージカルが上演された1960年には、やなせたかしさんは三星百貨店のモデル、三越をすでに退社されています。

やなせたかしさんは1953年に三越を退職され、漫画家として独立されました。

所属していた「漫画集団」は、手塚治虫さんらの人気が高まったことで衰退していきます。

漫画家としての仕事が減り、舞台美術や放送作家などの仕事を受けるようになり、業界内では「困ったときのやなせさん」と言われるように。

やなせたかしさんはこのころのことを、こう語っておられます。

僕を漫画家だと全然思ってない人が結構いる

(^^;)

そんなときにミュージカル「見上げてごらん夜の星を」でいずみたくさんと出会ったのでしょう。

おふたりの出会いについて、いずみたくさん著書でこのように語っておられます。

やなせサンとは不思議な縁で一緒になった。つまり、やなせサンは、昭和三十五年に初演された「見上げてごらん夜の星を」の美術担当であったのだが、その後気が合ったというか、くされ縁なのかわからないが、一緒に作った「手のひらを太陽に」という曲が全国を風靡した。

新トドレミファ交友録より引用

こうしてお二人の縁は続いていきます。

いせたくや役の大森元貴はMrs. GREEN APPLE!

プロフィール

大森元貴さんは1996年生まれで28歳。東京都出身でMrs. GREEN APPLEボーカルとギターを担当しています。

Mrs. GREEN APPLEは2013年に結成。2021年にYouTubeチャンネルを開設し、ソロデビューもしました。

この年に絵本『メメント・モリ』を発表。2024年に朗読劇も開催されています。

Mrs. GREEN APPLEはみなさんもご存じですよね♪

つい先日横浜の野外ライブでの騒音がSNSをにぎわせました(^^;)

Mrs. GREEN APPLEは3人組のポップロックバンド。

多くのCMなどのほか、アニメや映画、ドラマ、テレビ番組などにも楽曲を提供しています。

代表曲には「青と夏」「僕のこと」「ライラック」などがあります。

大森元貴さんのドラマ出演は今回が2度目!最初の出演は2024年の「忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編でした。

鶴姫とも親しそうに話せる青年・吾郎役で「ちょっと変わった役なので、精いっぱい頑張って演じました。吾郎という人物の中身がたくさん届けばいいなと思っております。ぜひ楽しみにしていてください」とコメントされていました。

映画「真相をお話しします」で主演!

映画では2025年に初出演し、なんと主役を演じた「#真相をお話しします」!菊池風磨さんとのW主演です。

大森元貴さんが演じたのは、謎の男・鈴木です。

まだ演技経験はあまりありませんが、映画で主役を演じた大森元貴さん!

どんないずみたくさんを演じるのか、期待したいですね(≧∇≦)

まとめ

NHK連続テレビ小説「あんぱん」にMrs. GREEN APPLEの大森元貴さん演じるいせたくやが登場します。

いせたくやのモデルは、多くの作曲を手掛け大ヒットを送り出したいずみたくさん。

いずみたくさんとやなせたかしさんは、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で作曲家と舞台美術という立場で初めて出会います。

そこから交流が始まり、おふたりで教科書にも掲載された「手のひらを太陽に」が作られました。

おふたりで作った楽曲は100曲にもおよび、「アンパンマン」がアニメ化される前、ミュージカルとして上演された「怪傑アンパンマン」挿入歌も、お二人の作品です。

いずみたくさんは62歳という若さで病死されましたが、遺作も「アンパンマン」。

最後までお二人の友情は続きました。

そんないずみたくさんをモデルにしたいせたくや。

Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが演じます!登場を楽しみにしていてください!

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