【にじいろカルテ】最終回ネタバレ!結末は真空が車椅子で医師に復帰

テレビ朝日木曜ドラマ「にじいろカルテ」が2021年3月18日に最終回を迎えました!

このドラマは高畑充希(たかはたみつき)さん演じる病気を抱えたポンコツドクターが、山奥にある虹ノ村の診療所でヘンテコ外科医とぱっつん頭の看護師と共に医療に携わっていくヒューマンストーリーです。

冒頭から衝撃のシーンで、ストーリーに引き込まれた人も多いと思います。

何といっても高畑充希さんはじめ、井浦新さん、北村匠海さんなど俳優陣の演技が素晴らしく、岡田惠和さんのホロリとする脚本も良かったです。

そんな「にじいろカルテ」は最終回どのようなラストを迎えるか!

主人公の紅野真空(くれのまそら)の病気はどうなるのか?村を去る?8話では、死亡フラグが!?

最終的には村から去ってしまうのでしょうか?それとも村人になる??ハッピーエンドで終わることができるのでしょうか?

今回は「にじいろカルテ」の最終回のあらすじネタバレを結末までご紹介していきます!

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目次

にじいろカルテ最終回ネタバレ結末!真空が電動車椅子で医師に復帰するハッピーエンド

予告動画が気になりすぎる、あらすじ予告です。

虹ノ村に新たな住人がやってくる――。
無口で愛想がなく、謎に包まれた1人の男性・藤田(柄本時生)。張り切りまくりの霧ケ谷(光石研)は、一軒の空き家を案内するが…?

そんな中、虹ノ村の面々は、まもなく訪れる“のど自慢大会”の準備の話題で大盛り上がり。微笑ましく聞いていた真空(高畑充希)だが、嵐(水野美紀)から「真空ちゃんの分も申し込んでおいたよ」と突如言われて唖然。なんと真空、朔(井浦新)、太陽(北村匠海)の3人で虹ノ村診療所チームとして申し込み済みだという。有無を言わさず参加することが決定し、驚きつつも嬉しい真空。だが、時おり感じる手の痺れに、一抹の不安を感じ始め…。

そして翌日。診療所に、もがき苦しむ藤田がやってくる。霧ケ谷に抱えられ「足が痛い」とうめくものの、原因がわからず首をかしげる朔。そこへ更に、脚立から落ちた西川、何やら様子がおかしい佐和子(水野久美)、そしてついには骨折したらしいまじょたく(池田良)まで現われ、緊急手術が行われることに…!
突然嵐のように忙しくなった診療所で、真空、朔、太陽は見事なコンビネーションで次々に患者を救って行く。

「私たち、最強の3人だよね」
楽しくて、やりがいがあって、最高の仲間に恵まれて――。そんなある晩。3人が笑いながら食卓を囲んでいると、突然真空の表情が一変。そのまま床に倒れ込んでしまい……!

別れはいつも、突然訪れる――。
医者でも患者でも、どっちでもいいよ。
お願いだから僕らのそばにいて――?

果たして、真空の運命は…?

ありがとう、ずっと大好き――。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/nijiiro/story/0009/

「別れはいつも突然だから・・・」というテロップ。そして、朔先生の「帰ってこい・・・」というセリフ。

そんな最終回のネタバレを以降でご紹介します。

正体不明の謎の男の病気は?

診療所にやってきた、謎に包まれた1人の男性・藤田(柄本時生)の病気は「痛風」でした。

激痛の藤田に、真空は迅速に、そしてやさしく治療し、痛み止め薬をあげます。

帰宅した後「この御恩は忘れません」と大げさな書置きをする藤田にびっくりする真空でした。

確かい痛風に痛みは、とんでもない苦しいものだと言います。命の恩人!!くらいな感動だったのかもしれません。

そして、村人たちが参加する、のど自慢大会の予選当日!!!

終了後、真空と朔と太陽は3人で出場したのですが、申し訳なさそう。

「村人でない私たちだけが予選通過してすみません・・・」という真空たち。

村の人たちは「お前たちも村人だろう!」と3人を村人だと認めてくれます!

それを聞いて、改めて、嬉しそうに予選通過を喜ぶ真空たち3人でした!

絶対に帰ってこい!

その後、お祝いもかねてなのか?「くせにポイント」がたまった朔先生のおごりで、豪華海鮮料理パーティー。

楽しく食事をしていると・・・突然苦しそうに倒れる真空。

救急車が到着して、朔と太陽が付き添います。

苦しそうに呼吸する真空。

朔が言います
「来ちゃったな、この日が。少し長い入院になると思う。わかるよな。」

「もう村の診療所で働くのは無理だ、あきらめろ!そう言われるかもしれない。」

「でも、かえってこい!絶対にかえってこい!いいか、ここはお前のうちだよ。絶対に帰ってこい。いいな。わかったな。」

そして更に太陽が言います。

「いいましたよね。真空先生。体が動かなくなっても3人でいてやる。約束守ってもらいますから。なんで【はい】って言わないんだよ。うなずかないんだよ。ふざけんなよ。俺は認めないからね。医者でも患者でもどっちてもいいよ。真空さんが必要なんだよ。一緒に生きるんでしょ?俺たち。」

朔が・・・「真空先生の負けだな」と言います。

涙のキス

苦しそうにしている、真空の手を握る朔と太陽。

そして、太陽と朔が真空の頬にキスをしました。

真空は苦しそうに、でも嬉しくて泣きだします。

朔と太陽は再び何度も、頬にキスをします。

その後、診療所に帰ってきた朔と太陽。

診療所の電気をつけて「ここ、つけたままにしようか」という朔。

そして豪華料理の片づけをする2人。

翌朝、診療所に、真空先生の内科診療が、今日からお休みである張り紙をする太陽。
そして朔先生と太陽で診察をする日々。

真空ファンのひさしくんは、寂しそうです。

真空が車いすで・・・

そして・・・村の人たちで、のど自慢大会のテレビ放映を見ています。

予選を通過した、真空たち3人の「にじ」の歌を聞きながら、涙を流す村人たち。

真空が病気で倒れた時、村の人たちが、皆で歌ってくれた歌ですね。

「にじがにじが~空にあがって♪」素敵な歌声でした。

そして、真空のいない村の日常が過ぎていきます。
ある日、村の停留所にバスが到着し・・・車いすの真空が。

真空は、謎の男藤田に会い・・・
「よ!先生!まさか、世界的に有名な電動車いすメーカーの社長だったとは。いろいろかわいくデコレーションしてくれてありがとう。」
とお礼を言います。
思わぬところで、正体が発覚。すごい人だったんですね!

真空は車いすで診療所に向かいます。

真空が来るのを見つけて、太陽が「朔さん来たよ!!」と叫びます。
朔が「わかってるよ。こういうのは、どんと構えてまっているのがいいの!」といつものように、口喧嘩する2人。
車いす姿の真空にびっくりする2人。
2人に「だたいま」と笑顔で言う真空。
2人は泣きそうになりながら「お帰り」と言います。

車いすを見て「すげーーーこれ!!」と興味深々の2人。

真空は階段を歩いて診療所の前に。

ずっとは歩けないけど、完全に車いすという訳でないんですね。

懐かしそうに、診療所を見つめ、自分の足で診療所に入っていきます。

部屋は、手すりなどが設置。バリアフリーになっていました。

診療所を見渡して、泣きそうになる真空。

ポイント表はそのまま残っています。

朔のポイントはいっぱいです(笑)ポイント表が次の段階に進んだ!と楽しそうな2人。

そして村のみんなも診療所に駆け付け・・・大騒ぎ。

まだら認知症の雪乃は「初めまして、なんだけど、あなたは私の大好きな主治医の真空先生」と言います。

どうやら医師を続けることができるようです!

車いすに乗らなくていいのか??と心配されると、に体力温存したいときや往診に行きたいときに、乗る車いすだと説明。

そして、車いすで往診しながら、村で医師として復活!

笑顔の真空先生が、村人たちをそれまでと同じように、診療し、太陽と朔先生と3人で楽しそうに、こんな風に自然の中でランチしたり♪

生活する素敵なラストでした。

 

にじいろカルテ最終回ネタバレ結末までのあらすじ!衝撃の病気を抱えて村へ

にじいろカルテネタバレ!原作あらすじと元ネタや脚本家は?

にじいろカルテの1話のネタバレは?難病の女医が村に

「にじいろカルテ」の主人公は、東京の病院に勤務する紅野真空です。

内科医としての仕事が楽しくて仕方なく感じるようになったある日、突如仕事中にっめまいを引き起こし倒れてしまいます。

下された診断は「多発性筋炎」。

今の医療では完治するのは難しく、進行すると日常生活が送れなくなり、免役力が落ち肺炎などの合併症を起こし亡くなることあり、5年生存率は60%から80%という難病だったのです。

病院から休職を促されるも、奨学金の返済もあるため働かなければいけないと悩む真空。

ある雨の日、雨宿りをしていると虹ノ村からきたという役所の男・霧ヶ谷桂(光石研)と出会い、後日おもむろに虹ノ村について調べてみます。

すると「内科医募集」の文字が目に留まり、即座に連絡を取ってみると「採用」の連絡が!

真空は自らの病の事を隠し、虹ノ村に向かう事になりました。

バスに乗りようやくたどり着いた虹ノ村では、霧ヶ谷を始め村役場の緑川嵐(水野美紀)など個性豊かな村人たちが出迎えてくれました(^^♪

そして一緒に働く仲間として紹介されたのが、外科医の浅黄朔(井浦新)と看護師の蒼山太陽(北村匠海)です。

朔と太陽はことあるごとに喧嘩ばかりですが、仕事は出来るみたいですね(笑)

そんな男2人と、診療所でひとつ屋根の下暮らすことになる真空。

診療所と虹ノ村についての説明を太陽から受けていると、そこに嵐が現れて、村に一つしかない食堂「にじいろ商店」に真空は連れていかれます。

多くの村人たちが待ち受け、真空の歓迎会を開いてくれたのです!

皆で食事を楽しみながら盛り上がっていると、村のじーじーずの一人・白倉博(モト冬樹)の姿が無いことに、緑川日出夫(泉谷しげる)が気付きます。

実は緑川は、酒を持って向かう途中に崖から落ちてしまいけがを負っていたのです((+_+))

その姿を偶然見つけた村の宅配便担当・まじょたく君(池田良)が、太陽に電話連絡をくれて、真空は、朔と太陽と共に現場に急行。

村人の助けを借りて処置をしていると、村の男の子がお風呂でぐったりしていると連絡が入ります。

村に来て早々、大忙しの真空(^^;

男の子は熱中症の症状があり、真空の処置もあり何とか意識を取り戻しました。

翌朝、緑川も目を覚まし、真空と朔と太陽は三人でうれしさのあまり円陣を組んでいましたね(*^▽^*)

そして村人たちも喜んでいる姿を見て、真空は思わず泣き出して皆に向かって本当の事を話し出しました。

「私、嘘を吐いていました。病気を抱えて生きています。多発性筋性という難病なんです。すみませんでした」

「でも、私、働きたくて。なので、ここに居てはいけませんか?ここで生きていてはいけませんか?私もう、ここしか居場所がないんです。お願いします」

すると朔がこう言ってくれます。

「いいんじゃねぇの。医者で患者か。最強じゃん、なぁ!」

太陽も即座に同意し、村のみんなも温かくそんな真空を受け入れてくれました(^^)/

こうして、病を抱えた医師・真空の虹ノ村での生活がスタートしたのです。

 

 

にじいろカルテの2話のネタバレは?ポイント制

感謝される喜び

自分の難病のことを村の皆の前で告白し、改めて村の人たちに受け入れて貰った紅野真空(高畑充希)。

浅黄朔(井浦新)の畑。

朔が誘われて一度断ったら、それきり誘われなかったらしく、ブツブツ言いながら畑を耕しています。

診察所の車で移動する真空、太陽(北村匠海)、緑川嵐(水野美紀)と娘の日向(中野翠咲)。

「運転は?」と真空に太陽が聞き、真空は「出来る筈です」と答え、太陽は「はず?」「うん、多分」「ああ、マジか、そんな感じ」

「でも、歩くの好きなので、村の中は歩き移動で」と言う真空に嵐が「田舎なめんな。村の中でも遭難するよ」と言うと、日向が歌おうと誘い、嵐は歌いだし、真空にも歌うように言い、真空も歌います。

嵐は真空の歌声を褒め、今度、隣町に来るのど自慢に予選に出なさい!と言い、真空が「え~・・・頑張ります!」と答え、「でるのかよ」と太陽が突っ込みました。

フランクな太陽くん、とっても素敵です。

村はずれの村人を往診し、お礼に冬瓜を貰う真空たち。

猟師さんに破傷風の予防接種の確認をし、往診に訪れた先のおばあちゃんに孫との見合いを薦められる真空。

診療所の車は冬瓜でいっぱいになり、嵐は冬まで冬瓜は食べられると言うのでした。

朔の畑。

「なんか自分の知らないところで楽しいことが起きてるような・・・」と言って、躓き、顔から土の中に倒れ込みます。

土まみれの顔で「気がする」と続きを言う朔。

素直になれない、朔先生です(笑)。

桃井佐和子(水野久美)とう老婦人の家。

「可愛い先生だこと」と佐和子が言い、照れる真空。

佐和子が元小学校の先生だと真空に教える嵐。

どこか身体で気になることはないか?と聞く真空に佐和子は「ううん、大丈夫」と言った後、直ぐに「あ、でもね、スマホ」とスマホを持ち出し、誰かと話したいのに話す相手がいないと嘆きます。

真空は佐和子に「私でよければどんどん掛けてください」と言うのでした。

それ、ヤバくないですか、真空先生・・・。

車に戻った真空たち。

太陽が「言っちゃいましたね」と言い、嵐も「言っちゃったね。まぁ、あの流れじゃしょうがないけどね」と言っていると早速、佐和子から真空のスマホに着信があります。

嵐は真空に“佐和子から毎日、何回も電話が掛かってくるから頑張って”と言いました。

やっぱり!

真空は自分で書いた村の地図に村人の似顔絵を書き込み、診察メモを貼り付けていきます。

その地図には診療所もあって、朔と太陽の似顔絵とメモもありました。

とても絵が上手な真空先生。

女のくせに

真空の寝室。

6時に真空の目覚まし時計が鳴り、真空は検温し、首元の湿疹をチェックし、血圧を測ります。

ん?湿疹、大丈夫でしょうか?

真空が共同スペースに下りると、朔と太陽が朝食の支度をしています。

朝の挨拶をして「そっかぁ、ダメか。今日こそ一番かなと思ったけど」と言う真空に「俺も今、起きたところです」と太陽。

「俺は2時間前に。で、この野菜、収穫してきて、マヨ和えを作り終わったところだ」と朔。

水を汲み、「すみません」と言う真空。

「そういうところだと思いますよ」と太陽は朔に言います。

「そういうところってどこだ?」と聞く朔に太陽は「一々いちいち自己主張っていうか、なんか俺やってます感アピールするその感じ、それがあれだって話です!」と言い、「あれってなんだ?あ、好きっことか?」と朔。

「いや、ちがうわ!」と太陽が言い、真空が笑います。

朔先生の発想・・・ボケ?最高です!

朔が真空にジャガイモを見せ「お~い、これ、切っといて」と言い、「わかりました」と真空はキッチンへ向かいました。

太陽が「そりゃね、俺だって、今、起きたわけじゃないですよ。1時間前に起きて、ここに立ってます。いや、でも、それを彼女に言うと気にするじゃないですか。だから、今、起きましたよ。かっこ。でも、別に気にしなくていいですよ。かっこ閉じる。っていう訳でしょ?待ち合わせに相手が遅れた時とかさ、ねっ、それが大人ってもんでしょう」と語ります。

いや、太陽くん、それを真空先生の前で語るのはどうなんでしょう?

朔は「ワン、トゥ、スリー、フォー♪そんな、つまんねぇ、つまんねぇ、・・・つまんねぇ大人にはなりたくねぇ♪デストローイ!!」と太陽に迫ります。

「なんなんだよ、それ、腹立つな!!人につまんないって言わないでくださいよ」と太陽が言い、朔はジャガイモを切る真空を見て、「おい、おい!!」と言いました。

朔は「なに?」と聞く真空に小声で「まずそのヤバい持ち方の包丁を置いて、そっと置いて」と包丁を置かせ「ひでぇな、お前。これ」と不格好に切り刻まれたジャガイモを手に取り「守ってやれなくてごめんな~」と泣きそうになります。

「えっ、そんな?」ときょとんとする真空に朔は「ちょっ、お前さぁ、それでもお前・・・」と言いかけると真空が「あ、あの、それでも女かよとか、女のくせにとか、あの、言われたら、私、言われたら、ちょっと」と言いながら、真空は部屋の隅に行き、丸太を持って振り返り、朔たちの方へ歩きながら「切れちゃうかもしれないんで。もしかしたら、殴っちゃったりするかもしれないんで。お願いします。

料理が下手なのは、私個人の問題で、別に女っていう属性は関係ないので、そこんとこ宜しくお願いします。」

そう言いながら、丸太を持って迫ってくる真空から朔と太陽は逃げ惑います。

めっちゃサイコっぽくて怖いです~、真空先生。

真空は続けて「私もね、お二人に対して、男のくせにとか、それでも男かよとか言わないので、だから、ほんとに、お願いしますね」と言いました。

この間、泣いていたくせに急に強がっていると言う朔に真空は「それはもう謝ったので。終わった話なので。とにかくあれなんですよ、わたし、なになにのくせにみたいなの、ほんとに、あの嫌いなんで」と言い、太陽が「素晴らしいと思います。賛同します。その通りだと思います」と言います。

「本当ですか?」と聞く真空に、太陽は、“看護師なのに男かよ”という目で日頃結構見られると言い、村に来た時も年配の男性に失望した顔をされたと言いました。

切り刻まれたジャガイモを嘆いていた朔が「男とか女とか、そういうことの前にさ、真空先生個人の問題なんだが」と言い、「はい、なんでしょう?」と真空。

朔は「やっぱりこれは(と、切り刻まれたジャガイモを見せ)最低だよな」と言います。

「すみません。あ、やっぱり私、・・・食べる専門ってことの方が良いですかね?」と言う真空に「いいや、俺が一から鍛え直してやる。違うな、ゼロからか。ああ、もう、めんどくせぇ。ほんと今まで全然やってこなかったのか?」と朔が聞き、母子家庭だし、自炊もしていたと真空は答えました。

「それでこれかよ、お前。地獄の様にセンスねぇな」と爆笑する朔。

地獄の様にって・・・。

「なんか、ムカつきますね。なんだろう、あの、なんかね、根本的に、人としてムカつく!」と言う真空に「そうです。そうなんですよ。そうなんですよ!」と太陽が駆け寄り「あの人、なんだろうな、人として終わってるんです。もう終わってます!」と言い「終わってる?」と聞き返す朔に太陽は「終わってます」と言い、「ムカつく」という真空に「殴っていいです」と言うのでした。

太陽くんに力強い味方が出来ました。

朝食を食べながら「やっぱりみんなで作った朝ごはん、美味しいですね」と真空が言い、「はい」と太陽が言い、朔は「大して役に立ってないだろう」と言います。

「一々細かいな男のくせに」と真空が呟き、太陽が真空を見て「あ」と言い、朔も「あ」と言いました。

「言った、今?」と朔が言い、太陽が頷き、朔は「言ったよね?わぁ~、言った!言いました~。言いました!男のくせにって言いました~。さっき自分で言わないって言ってたくせに~!」と言います。

子供ですかっ、朔先生。

「大変申し訳ありませんでした」と真空が言い、「まぁ、分かればよろしい。あ、でも、それでいいの?」と太陽に聞く朔の言葉に何かを思いつき、立ち上がる太陽。

太陽はペンを持ち「ポイント制にしましょう。くせにポイント」と言いながら、マジックと画用紙を出し、「10個溜まったらその人が、他の二人の言うことをなんでも聞く」「え~!やだやだやだ」と駄々をこねる朔に「負ける気満々ですね」と太陽が言いました。

太陽は似顔絵付きの可愛らしいポイント表を作り、壁にはり、真空に一つポイントを付けます。

太陽くん、幼稚園の先生にもなれそう・・・。

 

診察の時間

何かの気配を感じて廊下に出た朔が「のんびりしてる場合じゃなさそうだぞ、こい!」と走り出しました。

朔が窓に張り付き、真空と太陽も窓から外を見ると、診療所の前には診察に来た人々でごった返しています。

慌てて姿を隠す3人。

「大丈夫か、真空先生、疲れてないか?」と朔が聞き「はい。大丈夫です。はい」と真空。

3人は気合を入れて、「まずは飯!」と食事の続きに向かうのでした。

確かに、食べることは生きることです!

満員の待合所。立っている人もいます。

真空が診察している老婦人が真空に手作りのプレゼントを渡し、雑談で話し込み、朔は傷の治療に来た博(モト冬樹)と将棋を始めました。

筑紫次郎(半海一晃)が来院しますが、混雑している診察室を見て、「また今度にする」と帰っていきます。

太陽が真空の診察室を覗くと、真空はまださっきの老婦人と話をしていました。

お年寄りはおしゃべりも来院の目的ですものね~。

昼休みの共同スペース。

昼食のおにぎりを食べている朔、太陽、真空。

真空は、おにぎりを片手に持ち、書き物をしています。

朔が「あのさ、真空先生」と言うと真空は「分かってます。あの・・・一人一人に時間掛けすぎなの、分かってます。すみません。下手くそで。要領悪くて。・・・あ、皆さんが私の身体の事、心配してくださってるの分かってます。でも、大丈夫です、はい。ありがとうございます」と言い、朔は「そうか。分かった」と言いました。

真空先生、自己完結が過ぎるのでは?

真空は「こんな風に思っちゃいけないって分かってるんですけど・・・なんか嬉しくて。私のこと頼ってくれてるのが、なんか、嬉しくて。ありがとうございますって言いたくなっちゃうぐらいに」と涙を流しながら話します。

「なんだよ、それ。いつもありがとうございます。またのお越しをお待ちしていますってか?」と笑う朔。

真空も笑い「ダメなの分かってるんですけど、気持ち的にはそんな感じ」と言います。

「ちょっと気持ち分かります」と太陽が言い、「ほんとですか?」と真空。

「でも、一人に時間掛けすぎると待つ時間も長くなっちゃうので」と太陽が言い、「はい。そうですね、すいません」と言い、書き物を続ける真空。

共感して注意する。完璧です、太陽くん。

「でも、ちゃんと、ちゃんと食べろ。でねぇと、持たねぇぞ」と朔が言い、「はい」と真空はペンを置き、両手でおにぎりを持ち、食べ始め、「おいしいなぁ、作ってもらった、お昼ご飯」と言い、「まぁな。俺の手作りだからな」と言う朔に「はいはい」と言います。

真空は、スマホを取り出し、佐和子からの着信履歴を見て真空は佐和子に電話を掛けますが、繋がりません。

その様子を見ていた朔が車を出し、急いで佐和子の家に向かう真空と朔。

佐和子の家に着き、真空が佐和子の名前を呼びながら佐和子を探していると「はーい、畑よ~!」と畑から佐和子が手を振り、朔と真空も手を振り返しました。

無事でなにより。念の為って大事ですよね。

心配をかけたお詫びを言う佐和子に「いえ、いいんです」と言い、留守番電話になんでもいいので声を残してくれるようにと真空は頼み、佐和子は「留守番電話は苦手」と言いながらも承諾します。

「終わり?終わったね」と畑の作物の話をする佐和子と朔の目を盗み、深刻な顔で指を動かせてみている真空。

真空の不調と診断ミス

夜、共同スペースでパソコン作業をしている太陽とピクルスを作っている朔。

二人同時に真空の部屋を見上げ、顔を見合わせ、また作業に戻りました。

朔先生の太陽くんも真空の異変に気付いているようです。

翌朝の真空の診察室。

真空がカルテを書き、太陽が熱中症で倒れたヒサシくんを呼び込みます。

ヒサシは尿も沢山出ていると言い、「良かったです。失礼します」とヒサシの前にしゃがみ込んだ真空に「あの~、ばあちゃんが言ってたんだけどさぁ、真空先生、俺のチンチン見たの?」と聞きました。

真空は一瞬、ヒサシを見つめ「ごめん、見た」と答えます。

ヒサシは溜息をついて項垂れ「終わった」と言い、「先生、結婚しよう」と言うのでした。

朔は爆笑し、真空も笑いながら「します?」と言いました。

カルテを書く真空にヒトシの付き添いで来院していた氷月(西田尚美)が指人形で「大丈夫?疲れてない?」と話し掛けます。

「あら、顔に出てました?」と聞く真空に「うん、出てる」と指人形で答える氷月。

「大丈夫です。ありがとう」と真空が指人形に言い、氷月は「無理しないでね」と言い、「バイバイ」と帰っていきました。

小さく溜息をつく真空。

そうそう隠しきれないですよ、真空先生。

にじいろ商店。

橙田晴信(眞島秀和)が料理をし、桂(光石研)。雪乃(安達祐実)、嵐、日出夫(泉谷しげる)、次郎が食事をしています。

そこへ氷月が来て、診療所が今日も行列だと告げ、「お前らも用もないのに行くなよ」と軽口を叩いた日出夫が食事に手を付けていない次郎に気付き、何故食べないのかと声を掛けました。

真空が頑張り屋さんっぽいから壊れないかと心配する雪乃と食事に手を付けず遠くを見つめる次郎。

夜の診療所。

真空が自分の部屋で書き物をしていて、辛そうにペンを持った右手を押え、両手で顔を覆い、首筋をマッサージしています。

翌朝の真空の寝室。

6時半に真空の目覚まし時計が鳴り、血圧を測り、物思いに耽る真空。

30分長く休むようにした様ですが、起きるのが辛そうです。

真空の診察室。

机に向かい、右手と首筋をマッサージしている真空。

太陽は、その様子を見ながらカルテを真空の机に置き、「大丈夫ですか?」と尋ねます。

「お願いします」と真空は言い、「あ、そうだ、あの」と小さい椅子を持ってきて「診察中、太陽さん、ここに座っててください。ずっと立ってるの意味ないから、私が話してるときは」と言いました。

太陽は椅子を元の場所に戻しながら「人の心配より」と言い、真空が「自分の心配」と後を繋ぎ、「はい」と言いながら、首筋に触れるのを朔が見ています。

朔先生も太陽くんも真空先生に自分から体調が良くないことを話して欲しいようですね。

真空が筑紫を呼び込み、次郎は「全然、大したことないんだけど、来てみたくてね」と言い、体調を聞く真空に中々話そうとしません。

次郎は待合室で泣く赤ちゃんに気を取られながらようやく「風邪かなぁと思ってね」と咳が出て、痰がからむと言い、真空は聴診器で次郎を診察し、風邪と診断し「薬を出すので2,3日様子をみましょう」と言いました。

次郎の畑。

作業をしていた次郎が激しく息切れし、よろけています。

大丈夫でしょうか、次郎さん。

真空の診察室。

朔がコーヒーを真空の机に置きました。

「忙しかったねぇ、今日も」と朔が言い、辛そうに頭を抱えながら力なく「そうですね」と言う真空。

太陽も真空に歩み寄り「大丈夫ですか?」と聞き、真空は小さく「大丈夫です」と答えます。

その時、「先生、すみません」と次郎が苦しそうにやって来ました。

「もう終わりごめんね」と言いながら待合室の椅子に崩れる様に座り、あの後、風邪かと思って、ちょっと畑仕事をしていたら・・・と咳込み、「胸が・・・」と苦しみだし、倒れる次郎。

病院まで辿り着けて幸いですが・・・。

「酸素・・・酸素投与しないと・・・」と泣きそうな声で言う真空。

心電図に繋がれた次郎がぐったりして酸素投与を受けながら「ごめんね」と言います。

真空は難しい顔で机に向かう朔に「すみませんでした」と頭を下げ、自分が糖尿病の次郎の無痛性心筋梗塞を見逃した事を詫び、下手すれば命に関わる重大な自分のミスだと捲し立てました。

朔は「なんだよ、お前、先輩に怒らせろよ、後輩のくせに」と言い、真空は「申し訳ございませんでした」と次郎の元へ戻ります。

確かに真空先生の自己完結の謝罪には感心しません。

「カテーテル治療、お願いしました。救急車来ます。あと45分後に到着すると思います」と太陽。

いつもの二人にも連絡しておいたと太陽が言い、嵐と日出夫が駆け込んできます。

嵐と日出夫にも「すみませんでした」と頭を下げる真空。

救急車が到着し、次郎が運び出され、真空は救急隊員に状況を説明しました。

「真空先生」と悪戯を仕掛ける朔に「ありがとうございます。大丈夫です。あの、私が行くので。私の患者さんなので、大丈夫です」と言う真空。

「何で自分で全部言うんだよ!可愛くないぞ。ちゃんと怒られろ、俺に」と朔が言い、「すみません」と真空は小さく言います。

朔先生、上手な叱り方ですね。

太陽が必要な備品を渡し、真空は救急隊について行きました。

救急車の中で嵐と並び、落ち込む真空を嵐は「大丈夫、大丈夫」と抱き寄せます。

到着した病院の外。

真空が無事に次郎の処置が終わったことを電話で報告しています。

「ちょっとホッとしました。すいませんでした。失礼します」と電話を切る真空。

スマホには佐和子からの着信と留守番電話の表示があり、真空は留守番電話を再生します。

留守番電話で佐和子は「苦手だから、歌います」と森のくまさんを歌っていました。

佐和子の歌声を聞きながら号泣する真空。

もっと仲間を頼りましょうよ、真空先生。

 

突然のキス!?

朝。

真空の部屋の村人が描かれた地図の次郎のところに「経過は良好」と付箋が貼られています。

診察室で診察をする真空。

診療所の共同スペース。

書き物をする真空、コーヒーを飲む朔。

そこへ荷物を持ったまじょりか宅急便の雨尾結城(池田良)が現れます。

結城は「あ、次郎さんの病院、寄ってきました。元気そうでした。で、あの~、真空先生に伝えてくれって言われたんですけど」と結城。

太陽もキッチンから真空の傍に戻り、結城の話を聞いています。

結城は真空の真横に座り込み「ええと、(真空の耳に口を寄せ、小声で)俺のハートをもて遊びやがって、惚れちまうだろ」と次郎が結城にしたように真空の頬にキスをしました。

咄嗟に結城の頬を叩く真空。

「とのことでした」と結城が言い、「やるな、じじいず!」と朔が言います。

結城は去り際に帽子を脱いで、真空を熱く見つめてから去りました。

結城が去った方を指さし「ヤバくないすか?ヤバくないすか?」と繰り返す太陽。

きょとんとする真空を見て、笑い「そんな顔されてもな~」と言う朔。

真空は「あっ、今、思い出したんですけど」と次郎が急変した時に朔が「後輩のくせに」と言ったと言い、「言いました」と太陽が言い、「言いましたよね?」と真空が聞き「言ってました」と言う太陽に「言ってないよ」と朔は否定します。

太陽と真空は「言っちゃったか」「仕方ないな」と言いながら立ち上がり、くせにポイント表の朔の欄に1ポイント追加をして嬉しそうに笑い、朔は「嫌だ」と駄々をこねるのでした。

真空先生、素敵な仲間ですね。

にじいろ食堂。

片づけをしていて、雪乃の姿が見えないことに気付いた晴信が店を飛び出し、「雪乃~っ!」と叫ぶと「いるって~っ!!」と看板を書いていた雪乃が叫び返します。

「ずっと、います」と呟く雪乃を「取り合えず」と言いながらカメラに収める晴信。

予想より全然早く真空先生の病状が悪化してビックリです!

一回悪化しても治療で回復できる病気なのでしょうか?

心配です・・・。

にじいろ商店の雪乃さんにはどんな問題があるのかも来週明らかになりそうです。

深刻な内容を所々の笑いで軽やかに紡いでくれる「にじいろカルテ」。

にじいろカルテ3話ネタバレは?雪乃の病気の驚きの対処法

朝ごはん

村の道を橙田雪乃(安達祐実)が一人で歩いています。

にじいろ商店。

橙田晴信(眞島秀和)が歌を口ずさみながら、開店準備をしています。

晴信が振り返ると雪乃の姿がありません。

深刻に「雪乃」と言う晴信。

一方、雪乃は立ち止まり、荒い呼吸で周囲を見回し、不安そうに涙を流しながら再び歩き出しました。

虹ノ村診療所。

紅野真空(高畑充希)の寝室。

時計が6時半を指していますが、目覚まし音は鳴りません。

真空が時計を見て「今日は休みだよね」と言い、掛け布団を抱え「ヤバいな」と言います。

熱を測り、首元の湿疹を鏡でチェックする真空。

「あ、いて、いててて」と言う声がして、真空が窓から下を見ると、浅黄朔(井浦新)が畑で痛そうに腰を押さえていました。

「農家のじいちゃんか」と真空は呟き、笑います。

その時、真空のスマホに母親から「元気にしてる?」とメールが届きました。

真空はメールを開かずに、スマホを布団の上に投げ、薬を飲んで、母と二人で映る写真を見つめます。
真空ちゃん、お母さんが再婚(?)して寂しいのでしょうか?

真空のパソコンからメールの着信音が響きました。

真空がメールを開くと、病院から明日の検査予約について確認のメールで、複雑な表情でメールを見つめる真空。

虹ノ村診療所 共同スペース。

真空が降りていくと、“そろそろ起こしに行こうと思っていた”と朔と太陽が言いました。

席に着いた真空に太陽が野菜ジュースを運んできます。

野菜ジュースの中身は人参、ほうれん草、ねぎ、かぼちゃ、バナナだと太陽は説明し、真空の前に置かれたヨーグルト、玄米茶を示し、どれも免疫力を高める効果が期待出来るものだと言いました。

「それと」と朔がワンプレートに盛られた朝食を運んで来て、「真空先生はこれだ」と真空の前にプレートを置き、「つうか、めんどくさいから、みんな一緒だ」と言います。

玄米ご飯と納豆に玉子、味噌汁、鶏むね肉の塩麴焼きと鯖とサラダを一通り説明し、「文句言うなよ。好き嫌い言うなよ。みんな、綺麗に食べろよ、分かったな」と言う朔。

この手間を考えると・・・冒頭から泣けますね。。。

いただきます!と食べ始めて直ぐに真空は「あの、好き嫌い言います。いいですか?」と言い「言うのかよ」と言う朔に「これ好きです。これも好きです。これ、これ、これも好きです。はい。以上、好き嫌い言いました」と言いました。

「なんだよ、それ。可愛い・・・かよ」と太陽を見る朔。

確かに、可愛いです。

朔は眉間に皺を寄せて食べている真空に「なんで怒った顔なの?」と聞くと「はぁ、怒ってないし!」と真空が言い、朔が笑います。

「怒った顔でしょ?それで怒ってないとか、むしろ、むしろ怖いんですけど。いや、怒ったらどうなんの?」と聞く太陽に「え?じゃ、なんですか?怒った顔、今しましょうか?」と真空が言い、太陽は「ああ、いや、結構です」と言いました。

朔は、“本当は嬉しくて涙が出そうなんだけど、う~んと涙を堪えたら、力が入って、鬼みたいな顔になっちゃって”“でも本当は二人に感謝してます、大好きです”みたいな感じじゃないかと言います。

「・・・・・・男のくせに」と真空はぶつぶつと呟きました。

男のくせにと言わなかったかと真空に聞き、とぼける真空に、“体調はどうなんだ?”と朔が聞くと、真空は味噌汁のお椀をひっくり返してしまいます。

朔がテーブルを拭き、太陽が箸を取り替え、真空は「大丈夫です」と答えました。

太陽が「数値は?」と聞くとまた器を落とす真空。

分かりやすすぎます、真空ちゃん。

テーブルを拭いたりする朔と太陽に「問題なし」と真空は答えます。

「それは良かった」と太陽が言い、朔が“次の検査日はいつか?”と聞くと、真空はもう満タンの湯呑にお茶を注ぎ続けお茶がこぼれ、慌てて拭く太陽と朔に“先方の都合もあって、まだ決まっていない”と言うのでした。

太陽は、諸々調整するので、日程が決まったら教えてくださいと言いました。

話題が変わり、太陽が机の上の継ぎ接ぎだらけの「くせにポイント表」を示しながら、“朝起きたら、ビリビリに破かれてゴミ箱に入っていた”と真空に言っています。

「犯人は100%、朔先生」と太陽が言い、朔を睨む真空に朔が「なぁんだよ!と言い「別に!」と言う真空。

ハラスメント要素の強い人がポイントを足されていくわけですが、人としての迂闊さも表していると太陽が言い、くせにポイント表を見ていた真空が太陽が1ポイントも入っていないことに気付き、「太陽さん、ゼロですね」と言うと、朔が「くそつまんねぇ人間だよなぁ」と言いました。

「つまんないって言うな!・・・ていうか、私、失敗しないんで」と太陽が言うと同時に、湯呑を落とす真空。

真空ちゃん、ナイス・リアクションです。

 

雪乃の病気「まだら認知症」とは?

その後、真空が朔と太陽と話しながら「くせにポイント表」を貼り直そうとしている処へ、いきなり雪乃が入ってきて、おろおろと真空、太陽、朔の前を通り過ぎていきます。

太陽が真空に白衣を着せました。

すると雪乃は号泣しながら真空に縋りつき、優しく声を掛ける真空に「あの・・・あの・・・私は、誰なんでしょうか?」と聞き、驚いて言葉を失う真空。

休診日の虹ノ村診療所。

少し落ち着いて待合室に座る雪乃に太陽が飲み物を持って行きます。

診察室では朔が真空に雪乃の病気「まだら認知症」について説明をしていました。

「まだら認知症」は10日や2週間のペースで記憶がきえてしまう病気です。
雪乃は3年前、朔たちが来るずーっと前からそれを繰り返していると言う朔。

だから、村の人たちが村の人たちの力で雪乃をなんとかしてきたと、この村の人たちは凄い!と朔は言います。

霧ヶ谷氷月(西田尚美)が夫・桂(光石研)に見送られて指人形を持って出掛けて行きます。

緑川嵐も娘の日向(中野翠咲)と日出夫(泉谷しげる)に見送られて出掛けていきます。

雪乃と村人の驚きのルーティーン

虹ノ村診療所。

晴信が息を切らしてやって来ますが、雪乃を見もせずに離れた椅子に座りました。

息を整えた晴信は受付にいる太陽に雪乃の診察券を渡し、朔に「今、氷月さんと嵐さんが」と言い、朔は「了解!」と手を挙げ、真空に「始まるよ」と言います。

「はいはいはい」「どーもー」と陽気に氷月と嵐が入ってきました。

雪乃に「もう大丈夫、私たちが来たから」「私たちはあなたの友達。ずーっと友達」と言い、戸惑う雪乃に嵐が、「あなたの名前はゆ・き・の。苗字はあるけどそれはちょっと置いとこう。女は変わるからね、苗字。大事なのは名前の方。あなたの名前はゆ・き・の」と言い、微笑みかけます。

もちろん、泣きそうな顔で不安そうな雪乃。

雪乃は「ゆきの」と繰り返し、嵐と氷月は「うん」「そう、雪乃」と言い、氷月が指人形を遣って、が雪乃は認知症という病気で自分の記憶を繰り返し無くしてしまっていることを伝えました。

氷月は雪乃に、雪乃の記憶は2週間から1か月に1度ゼロに戻ってしまうけど、雪乃は生まれたこの町で友人や仲間や旦那に愛されて幸せに暮らしていると言います。

病気というどうにもならないことはあるけど、決して不幸ではないと氷月は雪乃に繰り返し伝えました。

雪乃は「私の旦那さん・・・」と言い、氷月と嵐が離れて座っている晴信を示し、「あの男の人が雪乃の旦那さん、晴信やで~」と紹介します。

嵐は「ま、それは一旦、置いておこう。・・・真空ちゃんの部屋に行こう」と真空と4人で真空の部屋へ行きました。

真空の部屋。

雪乃が真空が描いた似顔絵入りの村の地図を見ています。

この地図は本当に素晴らしいです。

真空は先ほどの嵐の「旦那さんのことは一旦、置いておこう」の意味を尋ねました。

嵐は、雪乃はこれから短時間で自分がどういう人間なのか知らなければならないので、雪乃の人生全体から見れば後半の僅かな部分である結婚生活よりも雪乃がどういう風に生きてきたのかを先に知ってほしいと言いながら、雪乃の生まれてからの歴史が綴られたアルバムを雪乃に見せます。

ずーっと雪乃のことを見てきた自分と氷月は“昨日今日の付き合い”ではなく、年紀が違うと嵐は言い、真空を示し「この人は昨日今日の知り合いだけどね」と言い、真空は「なんでそんな言い方するんですか?」と苦笑しました。

不審そうに嵐と氷月を見ていた雪乃が「あの・・・お二人は私の幼馴染なんですか?いや、私は何歳なんでしょうか?」と聞きます。

雪乃が年齢的に違和感を感じていたと理解した氷月は「幼馴染や同級生とは一言も言っていない」と言い、嵐は雪乃の隣に席を移し“氷月の2つ下の自分は雪乃側だ”と主張し、揉める二人に「すみません。私のせいで」と謝る雪乃。

「本当だよ」という二人に「はぁ?!」と言う雪乃に「出た。あなたの本性だから、そういうとこあるから」と氷月。

にじいろ商店。

晴信が、朔、太陽、桂の手を借りてとんかつを作っています。

晴信は皆に礼を言い、「大変そうだなってと思われてるんだろうけど、いや、勿論心配なことは沢山あるんだけど、良いことも沢山あるんですよ」と言いました。

雪乃がどんどん忘れてしまうので、教える為にも自分がしっかり過去を覚えておかなきゃいけないから、毎日毎日、その時その時が全て大事だと晴信は言います。

晴信は雪乃の家族が晴信の父親のとんかつが好きで、よく家族で食べに来ていた事、晴信が村のアイドルの雪乃をドキドキしながら隠れて見ていた事、配達に行った時に雪乃が可愛らしく労いの言葉を掛けてくれた事を、本当に幸せそうに語りました。

雪乃さんへの愛がダダ洩れの晴信さん。

雪乃の生家。

今は荒れ果てた家の中央に佇む雪乃に、嵐が雪乃の生い立ちを話しています。

戸惑いながら家の中を見回していた雪乃が外へ出て、一人でどんどん歩いて行きました。

氷月、嵐は追い掛けながら「雪乃、あのね、思い出して貰いたくって連れてきてるんじゃないの。だから分からないからって苦しまなくていい」と言うと雪乃は立ち止まります。

「あなたは思い出すことはないの。だから、新しく頭に入れて」と氷月が言うと、雪乃は座り込んで号泣し始めました。

残酷な現実です・・・。

嵐と氷月は雪乃に寄り添い「知ってもらいたいの。教えたいんだ、あなたがどんな人だったか。・・・それはね、雪乃のことが好きだったからなんだよ。私たちがね」と氷月が言い、嵐は頷きます。

「だから、ちゃんと知ってほしいの。誇りに思って欲しいの、自分のこと。あなたは愛されて生まれてきて、愛されて生きてきたから」と言う氷月。

「そうなんだよ。だから、自信を持って、お勧めして、ご案内してるんだよ」と言う嵐。

雪乃は「なんか、今、なんか、今、前にも二人にこうやって話してもらったような気がする」と言って泣き、「大丈夫、大丈夫」と宥める氷月と嵐。

離れて3人を見守る真空には3人が子供の頃の姿に見えました。

嵐が「ちょっと後ろ見て」と雪乃に真空の方を振り向かせ「昨日今日のお友達が寂しそうなんだけど」と言い、3人で笑いながら真空に手招きをします。

「ほら、昨日今日のお友達、おいで」と呼ばれて「もう~」と言いながら、真空は3人に向かって突進するのでした。

 

みんな何かを抱えてる

村の小学校。

雪乃に雪乃の母親が初代ミス虹ノ村だったこと、第24回ミス虹ノ村が雪乃だったことを話しながら、雪乃、氷月、嵐、真空が校内に入り、黒板にそれぞれの名前を書きます。

氷月が、自分は今は村の子供たちの為に学童保育の様なことをしていること、子供が好きで不妊治療を頑張ったけれども子供に恵まれなかったこと、テレビなどで子供の虐待の話を聞くと悔しくなることを話し、氷月も3人も涙しました。

嵐は、自分ががさつで無神経だからか、自分は可愛い子供と旦那のお父さん(日出夫)と旦那と4人で毎日楽しくて、めちゃくちゃ幸せだったのに、ある日突然旦那が「ずっと嫌だったんだ。一緒にいたくないんだ」と置手紙を残して出て行ってしまったと、何が嫌だったのか教えてくれれば少しは納得出来たが分からないから考えずに、立ち止まらずに走り続けると言います。

嵐に「昨日今日の真空ちゃんも教えちゃいな」と言われ、話し出そうとする真空。
虹ノ村診療所の共同スペース。

朔、太陽、桂、晴信がテーブルに可愛らしいクロスを掛け、食器などを並べています。

真空の声:本当に楽しくて、ここに来て良かったなぁって。ほんと毎日思ってて。病気のことも、皆、ちゃんと考えてくれて、なんか、もう、ほんと、幸せで、でも分かってるんですよ。ちゃんと言わなきゃいけない。報告もしなきゃいけないし、でも言いたくない。

患者さんがね、ちょっと我慢しちゃったりとか、家族に辛いって言えなかったりとか、そういう時に「ダメだよ、言わなきゃ」って思ってたんです。前はね。でも今は分かる。だって言いたくないもん。それに言ったら、どんどん悪くなっちゃう気もするし、、大丈夫って言いたい。

最悪です。こんなの医者じゃない。だってね、今、一番思ってるんですよ。思っちゃってるんですよ、「なんで?」って。「なんで、私」って。

真空の声は途中から現実に小学校で話す場面へと切り替わっています。

「皆、あるね。あるよね、どうにもならないことって。頑張ってもどうにもならないことって、現実。付き合っていくしかないのよね。付き合っていくしか生きていく方法はないね」と言う氷月。

「でもさぁ」と氷月は間違えた考えかもしれないけど、世界に不幸の量が決まっているとして、自分が一つ不幸を引き受けたことで誰かが救われているのではないか、自分は少し世界を綺麗にしていると言います。

「どうにかなるよね、こうやって話せれば。話せる誰かがいればさ」と嵐は言いました。

4人は小学校で子供の様に缶蹴りをして遊びます。

みんな、良い笑顔です。

虹ノ村診療所 共同スペース。

扉を開けて入ってきた嵐、氷月、雪乃、真空が、美しく準備されたランチ一式を見て歓声を上げます。

「美味しい!」と皆でカツサンドを頬張った時、雪乃が「あ、私、これ、好きだった気がする」と言いました。

「そう?」と聞く嵐に「え?違う?」と笑顔で聞く雪乃。

嵐は「雪乃の旦那さんが作ったんだよ」と言い、氷月が「あれだね、後は本人同士でね」「そうだね」「話してみたいんじゃない?」
嵐が「私たちが言うから信じられるでしょ?雪乃の旦那さんはね、最高の男だよ」と言い、雪乃が首から下げているロケットを示し、「その中の自分の顔見れば分かるよ」と言います。

ロケットの中の写真(結婚式の笑顔の雪乃と晴信の写真)を見る雪乃。

「雪乃の大切な人だよ」と言う言葉に微笑み、雪乃は写真に見入りました。

にじいろ商店。

沢山の雪乃の写真が貼られたボードを結婚式の衣装で眺めている晴信。

談笑している桂、朔、太陽。

そこへ雪乃が戻ってきます。

雪乃は晴信に歩み寄りました。

真空も来て、雪乃を見守ります。

「あの」「はい」「顔があんまりタイプじゃない気がして」と笑う雪乃。

「だから、きっと、とっても素敵な人なんだろうなぁって。・・・教えて貰えますか?わたしたちのこと。思い出せないみたいなんだけど、でも、知りたいから」と真っ直ぐに晴信を見て言う雪乃に晴信は頷いて不器用に微笑み、雪乃も晴信に笑い掛けました。

晴信はバラの花束を持たせた雪乃をカメラに納めます。

微笑んで雪乃と晴信を見つめる真空。

何度も忘れて、何度も恋をするのですね、雪乃さん。

 

嘘をついてました

虹ノ村診療所。

真空の部屋。

机の上に広げられた似顔絵入りの村の地図の雪乃の処に追加の書き込みが足されています。

真空の寝室。

時計が5時20分を指しています。

真空が布団の上で膝を抱え、天窓から外を見ていました。

共同スペース。

真空の部屋へ向かう階段で寝ている真空。

朔が畑から戻ってきて、真空に気付き、驚いて声を上げます。

「おい、お前、何やってんだよ?」と聞く朔に、「すみませんでした!」と言う真空。

太陽も入ってきました。

「私、嘘ついてました。すいませんでした」と真空は不貞腐れた様に言います。

「またかよ。嘘つきかよ」と言う朔に「いや、この前のは医者としての嘘で、今回は患者としての嘘なんで」と言う真空。

「お前、謝んのになんでそんなに胸張ってんだよ?」と朔が言い、「どうしたの?」と太陽が聞きます。

「いや、なんか色々調子悪くて、で、数値も悪くて、だから、検査に行きたくなくて、すみません、だから、黙ってました。すみませんでした。本当は検査、今日なんです。ほんとすみません。行かせてください。今日、来診予定の患者さんのこととか色々メモにも書いてるし、ほかにも色々あったら、メールとかくれたらいいし、じゃ」と出掛けようとする真空に「じゃってなんだよ?なんでそんな怒ってんだよ?」と言う朔。

太陽は「怒ってるように見えるだけじゃ、なかったでしたっけ?」と言い、

「でもさ。嘘つくなよ!患者さんがつい目を逸らしたくなるのは分かるよ。でも、患者としてじゃなくて、仲間に嘘つくな!」と言い、睨んでいる真空に思わず「あ、ごめんなさい。いや、なんでこっちが謝ってんだよ。いや、怖いの!ほんとは普通に可愛いくせにさ!あ・・・」と言う太陽。

皆が止まります。

勢いで心の声をうっかり言ってしまった太陽(笑)

「可愛いって言っちゃった」と太陽が言い、真空は無言で「くせにポイント表」の太陽の欄に1ポイント足し、「すみません。行ってきます」と出掛けて行きました。

「行ってらっしゃい」とキッチンへ向かう朔に「ああ、朔先生・・・無視か・・・」と苦笑する朔。

太陽くん、可愛い・・・。

帰る場所

東京の病院。

検査を受ける真空。

病院を出てきながら「ちょっと良くなったよぉって流れなんじゃないの?違うの?ドラマとかだと、最悪、ガーンみたいな。(検査結果を見て)微妙に悪いし。これがリアリティですか。・・・付き合っていくしかないんだよね~、あんたと」と言い、結果用紙を指で弾き「良い音した~」と真空は笑顔になりました。

母のラーメン屋の前。

真空のスマホにメールの着信があります。

熱中症で倒れた男の子から、プロポーズ動画が送られていました。

続いて、桜井佐和子(水野久美)から着信があり、真空は電話を受けます。

いつもの様に「元気?」と聞く佐和子に「はい、元気です。あ~、ごめんなさい。嘘つきました。元気じゃなかったんですけど、今、元気になりました」と答える真空。

「あら」と言う佐和子に「お元気ですか?」と真空が聞くと佐和子も「今、元気になったところ」と言いました。

自分が年を取ったなぁと悩んでいる、しょうがないかしらね、と言う佐和子に真空は「それはしょうがないですね。付き合っていくしかないですね。楽しく付き合ってきましょう」と言います。

真空が男性と仲良く笑顔で働く母を見ていると、まじょりか宅急便の結城(池田良)から「お腹が痛くて診療所に来たけど、真空先生が居ないんでキープしときます」と言い、「真・空」と入れたネイルを見せる動画を送られて来て、「バカか」と呟く真空。

みんなに愛されてますね、真空先生。

虹ノ村診療所 共同スペース。

洗濯物を畳みながら、くせにポイント表に真空が付けた自分のポイントを綺麗に貼り直し、ニコニコと嬉しそうに見つめる太陽。

そんな太陽を廊下から朔が盗み見て、「へぇ~、嬉しかったりするんだ」と言い、太陽は必死に変顔でごまかそうとします。

が、朔は「はぁ~」「へぇ~~~♪」とちらちら太陽を見ながらキッチンへ向かい、めちゃくちゃ悔しがる太陽なのでした。

朔先生に最高のネタを提供しちゃいましたね、太陽くん。

虹ノ村へ向かう乗り合いバス。

真空が一人、乗っています。

真空の声:(母のメールへの返信)元気だよ。なんとか元気だよ。忙しくて忙しくて、連絡しなくてごめんなさい。でも、今とっても幸せなんだよね。最高の職場と最高の仲間に出会ってしまって。あ、でもお母さんに謝ることある。ごめんなさい。先に謝っとく。いつか話す。ゆっくり話に行きたい。あ、そういえば、悪いと思ったら怒られる前に謝りなさいって、お母さんの教えだったね~」

暗い厨房で一人、真空のメールを読んでいる母。

真空の乗ったバスは、にじいろ商店の前の終点に着きました。

にじいろ商店の扉を真空が開けると、村人たちが「おかえり~!」とクラッカーを鳴らして迎えます。

“今日帰ってくるか、明日帰ってくるか迷った”と言う嵐と“雪乃が絶対に今日帰ってくると言った”と言う氷月。

雪乃は「なんかねぇ、分かっちゃったんだよね~、友達だから」と言いました。

「ま、昨日今日の知り合いなんだけど」と雪乃が言い、雪乃も皆も笑いますが、雪乃は「全員ね」と言い、また笑いが起こります。

うれし泣きする真空と皆で乾杯をし、談笑していると、次郎が大荷物で駆け込んできて、自分の退院祝いと勘違いし、皆は話を合わせて歓迎しますが、雪乃は次郎に「え?誰?」と言い、さらに座が盛り上がるのでした。

雪乃さんのちょっと変な行動と晴信の過度な心配の意味が分かりましたね。

真空ちゃんの病状も取り敢えずはそんなに悪くない様で安心しました。

太陽くんが真空ちゃんに想いを寄せているようですが、果たして真空ちゃんは?

真空ちゃんに恋のイメージがあまりないのですが・・・。

にじいろカルテの4話のネタバレは?朔の悲しすぎる過去

朔(井浦新)の過去

畑で茄子を眺めている朔に妻の沙織(佐々木希)が、「ちょっと、朔、やる気あんの?」と声を掛けます。

「ほら」と大きい茄子を見せる沙織に「おお、ほんとだ、すごいね」と興味なさげに答え、スマホの西部警察モデルのサングラスに夢中になる朔。

「ねぇ、良くない?このサングラス」とスマホを沙織に見せる朔に「わかんないかな、この感動(と溜息をつき)ほら、こ~んなに採れたんだよ」と採れた野菜を見せる沙織。

「ああ、すごい」と感情なく言う朔に「あ」と沙織は朔の方に歩いてきながら「今、私が“こんなに”って言った時、“え?そんだけ?”って思ったでしょう?」と言います。

サングラスを外し、「ね、思ったよね。思ったね、朔?!」と責める沙織に朔は笑いながら「思った。ごめん」と答えました。

「なにがおかしいんですか?」と言う沙織に今度は大げさに驚き、“大漁、いや、豊作じゃん”と言う朔に「腹立つ」という沙織。

朔は沙織に「毎日毎日通って、4か月位経ったじゃん。で、これだけ?」と聞きます。

「そうだよ。最高じゃん。楽しいじゃん。これ、全部、私たちの畑だよ」「私たちの畑ね」

朔先生は戦力外のようですが(笑)。

沙織の作った茄子のピザを食べて「旨っ!」と感激する朔。

ザルの上の茄子を見て“もうこれしかないの?”と朔が聞き“近所に配った”と言う沙織。

次の収穫はいつかと聞き、来年と答える沙織の言葉に朔はショックを受けました。

朔は「めちゃめちゃ貴重じゃん、これ。ちゃんと味わって食べよう」と言い、“もっと畑を広げれば沢山採れる”と言います。

沙織は「そりゃそうだけど、その分、労働力が必要なの。分かってます?」と言い、朔は「やるやる。絶対やるよ。だって、こんな美味しいもの食べれるんだもん。良いこと考えた。二毛作にしようよ。ね、そうしたら1年に2回採れるわけでしょ?」と言いました。

「なにが二毛作だ、馬鹿。それであんたは抜け朔だ!」と沙織は笑います。

なんて微笑ましい二人なんでしょう!

現実の畑で過去を思い出して微笑む朔。

朔の回想シーン。

都内某所。

救急車のサイレンとヘリのプロペラ音が響いています。

救急隊の服装をしてトリアージをしている朔。

朔は、次々とけが人の話を聞き、トリアージし、行き場所を指示していきます。

現場を見回していた朔は、花壇の陰に妻・沙織の姿を見つけ、バッグを落としました。

「え?なんで?」と聞く朔に沙織は紙袋から“西部警察モデルのサングラス”を取り出し、「これ、誕生日のやつ」と言います。

「どこが?」と聞く朔に“背中をぶつけたみたい”と言う沙織。

“痺れてるところや動かないところは?”と聞く朔に“ちょっと左足を・・・”と言い掛けた沙織は、女性に支えられて大騒ぎしている男性に気付き、「でも、大丈夫です。あの人たち」と騒いでいるカップルを指さしました。

朔は沙織に黄色い札をつけ、「ちょっと待っててください」と言い、沙織は朔に「カッコいい。惚れ直した」と言います。

朔は「だろう?」と微笑み、騒いでいるカップルの元へ向かいました。

隊員が“診てほしい患者がいる”と朔をテントへ連れて行きます。

そこには重傷の男が横たわっていました。

花壇の脇に残された沙織は首を押さえ、辛そうに呼吸をしています。

なんだかヤバそうです、沙織さん。

刑事が来て「こいつは絶対に助けて下さい」と言い、朔は必死に瀕死の男の救命処置をしました。

その男は・・・事件を起こした犯人でした。

花壇の脇で意識を失くしている沙織に救急隊員が必死に呼び掛けています。

男は一命を取り留め、朔は再びテントの外へ出ました。

そこで朔は花壇の前に寝かされ、毛布を掛けられる沙織を見つけたのです。

え?沙織さん、もしかして・・・。

場所が朔と沙織の畑に移り、朔はスーツに沙織の形見のサングラスを掛けて腰かけ、畑を見つめています。

ラジオで爆発事故で死者が2名出たこと、犯人の男が病院で意識を取り戻したというニュースが流れていました。

太陽の隠し事

虹ノ村診療所。

真空(高畑充希)の寝室。

7時の目覚ましが鳴ります。

目覚ましを止め、血圧を測る真空。

小窓から朔の畑を見下ろすと、朔が畑の傍らで俯いています。

脱衣所。

太陽(北村匠海)がコソコソとやって来て、鏡の前でズボンを降ろし、苦労してお尻を見て、衝撃を受けていました。

太陽は病院の薬品棚の軟膏を手に取り「ダメダメダメダメ、犯罪犯罪。・・・お前、看護師だろ?!ダメダメ・・・」と言って、軟膏を棚に戻したところで、見に来ていた真空と目が合い、驚いた太陽は尻もちをつき、痛がります。

「何やってんの?」と聞く真空に痛がりながら「いや、別に。なんですか?」と言う太陽に「いや、別に」と真空。

真空は廊下の窓を開いて、項垂れている朔を見つめ、太陽も真空の後ろから朔を見ました。

朔の畑。

真空と太陽が朔の様子がおかしいことに気づいたのか?朔を隠れて見つめています。

それに気付いた朔が収穫した茄子のザルを持ち上げ、「採ったど~!」と言います。

真空と太陽は無反応に振り返り、戻っていきました。

鋭いですね、朔先生。

「おい、おい、手伝え、おら、行くな~!」と叫ぶ朔。

一人、畑に立ち、空を仰ぐ朔を真空が陰から見つめています。

本日休診の虹ノ村診療所。

共同スペースのキッチン。

「美味しそう~!」とトースターに噛り付いている真空と朔の後ろを怪しい動きで横切る太陽。

「美味しそうじゃない、美味しいんだよ」と言う朔に「はいはい、そうでした」と真空が言い、「そのさ、めんどくさいお父さんみたいな扱い止めろ!大体、お前さぁ」と朔が言い掛けると「あ!なんか、言いますか?何、言います?はい、どうぞ」とくせにポイント表の処へ行く真空。

「言わないよ~だっ!!」と朔が言い、「小学生かっ!」「つうか、真空先生、真空先生は畑を手伝う気はないわけ?」「はぁ~~っ?!」「なんだよ!」「私、この間、言いましたよね。(朔は太陽を盾にします)お手伝いしましょうかって言いましたよね、それでなんて答えましたか、朔先生?“断る”っていいましたよね?ねぇ、太陽くん」

「う~ん、そうですね。はい」と太陽は答えます。

「ああ、ああ、言ったよ。だって、大事な野菜だからな。めちゃくちゃにされるのは絶対に嫌だ!」と太陽を真空に押し付ける朔。

「だから!」と真空が朔の方に太陽を突き飛ばし、「止めたわけですよ。お手伝いしましょうかって言うのを!」と言うと、朔は

「止めるな。言い続けろ。会話の結末が分かってても、言い続けろよ!手伝いましょうか?いや、結構だ。分かりました。いつも、あ、ありがとうございます。カッコいいです。おう。そうやって言い続けることに意味があるんだよ!」と朔は言いました。

カッコいいですって、朔先生(笑)。

「全く意味が分からない!」と太陽を突き飛ばして、朔から離れる真空。

散々、振り回された太陽は痛みに耐えかねて四つん這いになります。

「おい。待て。なあ、いいか。会話をな、毎朝することによって、やってない君たちとやってる俺との関係性が確認できるだろう?感謝の気持ちを忘れないでいられるだろ?」と言いながら追ってくる朔の声を耳を押さえて「ああああ」と言って、真空は掻き消していました。

「気持ちをちゃんとな、めんどくさがらずに伝えることが大事なんだよ。それをやらなくなったところから、関係性っていうのは腐っていくんだよ。ほとんどの夫婦はさ、それが原因で崩壊していくんだからさ」と語る朔に真空が「夫婦じゃないし!!」と言った時にトーストが出来上がります。

真空と朔は仲良く並んでピザトーストを見て、同時に「美味しそう~!」と言い、太陽は一人、怒りに震えるのでした。

結局、息がぴったりの朔と真空ですね。

「職場の仲間も一緒だよ。だろう?」と朔。

「確かにそうですね」と真空。

「人はさ、いつ、いきなり会えなくなるか分かんないからさ。だから、気持ちは常に伝えとけよ」と朔は言います。

「例えば、太陽が今日、突然死んでしまうかも知れないわけだからな。いただきまーす!」と言う朔の言葉に一人、納得がいかない様子の太陽。

「でもさ、分からないだろ?何が起こるか。突然、鰐に食われて死んでしまうかもしれないし」と言う朔に「なんだそれ」と真空。

「気付かない間に毒虫にやられてしまっているかもしれない」と言う朔の言葉に太陽が反応しました。

「もうさ、全身に毒が回って、どうすることも出来ないの」と大笑いする朔と真空。

やけくその様に一緒に笑う太陽。

 

ブヨで夫婦仲が・・・

そこへ氷月(西田尚美)と桂(光石研)が「ごめんね、朝早くから」とやって来ます。

受付で、しゃがんで探し物をする太陽に桂が笑いながら、「あの、例の虫刺されなんだけどさぁ、あの、ほら、この間、薬貰ったじゃん」と言い、「効かなかったんですか?」と聞く太陽に「いやいやいやいや、効いてる、効いてる」と言う桂。

「じゃ、なんすか?!」と太陽が言うと桂は“恥ずかしいけど、首元から腰まで蕁麻疹が出て、かみさんに塗ってもらった”とノロケル桂にイライラが止まらない太陽。

太陽のお尻を叩いて診察室に入ってきて、氷月といちゃつく桂に「なんの話ですか、一体?!」と太陽が言うと真空が「薬で夫婦円満って話ですか?」と言い、朔が“氷月と桂”の薬塗りを実演しようとベッドの処にいた太陽のお尻を叩いてどかします。

診察室の入口でお尻を押さえ、唇を噛み締める太陽。

エロく実演する朔に益々盛り上がる氷月たちに太陽は「いい加減にしてくださいよ、忙しいんですよ、今!!」と叫びました。

「で?」と聞く真空に、蓋を開けたまま、薬のチューブを落として踏んでしまい、中身が出てしまったから、“薬のおかわり”が欲しいと氷月と桂は言います。

「おかわりってなんだよ。もういい加減にしてくれ」と呟く太陽のお尻を突き飛ばして、日向(中野翠咲)が駆け込んできました。

嵐も来て、背中とか痒くて堪らないと言います。

嵐も日向が可愛い手で塗ってくれるのでいっぱい使っちゃって“お薬おかわり。大盛りで”と言いました。

「大盛りって何なんだよ?!いい加減にしなさいよ、どいつもこいつも。薬を何だと思ってるんですか?!大切にしなさいよ!!無くなったらどうすんのよ?!」と言う太陽に失笑する一同。

太陽の切れキャラは定着している様です。

「て、いうか、太陽君は刺されてないの?」と嵐が聞き「は?まぁ、はい。刺されてないです」と太陽は答えます。

青年団の活動で太陽が言っていた通りだ!と言う嵐。

太陽は青年団の活動中に「皆さん、くれぐれもブヨには気を付けてくださいね。刺されると中々治りませんから。草むらに多いみたいなんで、お願いします」と言っていました。

そこで「太陽君は大丈夫なの?」と聞く嵐に「俺は大丈夫です。日ごろから体質とか気にして取り組んでますし、虫除けも完璧なので。ま、俺が刺されてるわけにもいかないですからね」と答えていたのでした。

診察室で「刺されてないの太陽君だけだよ、流石だね」と嵐に言われ、「いえいえ」と微笑む太陽。

青年団の活動の写真撮影の時に太陽はお尻を気にして、笑顔が引き攣っていました。

早く言っちゃえば、楽になるのに、太陽くん。

「今、回想出てこなかったけど、誰かもう一人いたような」と言う嵐たちを診察室の入口のカーテンに隠れて見ている雪乃(安達祐実)。

雪乃は「どうも」とはにかみながら診察室に入ってきます。

もう一人いたのはウチの旦那だと照れながら言う雪乃。

「今日、旦那さんは?」と聞く嵐に“店の準備が忙しいみたいで私が代わりに薬を貰いにきた”と“もう無くなっちゃって”と雪乃も言います。

雪乃の回想シーン。

店の外で野菜を並べる雪乃の横で痒そうにしている晴信に「薬は?塗った?」と雪乃が聞くと「塗ったんだけど・・・」と晴信は言いました。

雪乃が「けど。なに?何でも言ってよ」と言うと、晴信は「いや、なんか手の届かない処がさ」と言います。

「へぇ、あ、そうなんだ。え?私に塗ってほしい的な、あれですか?」「あ、いや、頼めないし、それは」「いいよ」「嘘、いいの?」「脱いで」「ここで?」「うん、塗ってあげるから」

不器用だけど温かい、雪乃の人柄が伝わるエピソードですね。

そっちも?そっちも?と氷月たちと盛り上がる雪乃。

「なになに、そこもブヨに噛まれて、かぶれて、ヌリヌリで夫婦円満ってなってるわけ?」と言う朔に「そのヌリヌリっていうの止めて貰えますか?!なんか薬が馬鹿にされてるみたいで、嫌なんですけど!」と太陽が言いました。

雪乃が晴信と馴染めているのを気に掛ける真空に“すごく優しいし、嘘をついていないのが分かる”“一緒にいるとすごく愛されてると感じる”“ここまで愛されてるからタイプじゃなくても結婚したんだなぁと分かる”と雪乃は言います。

「素晴らしいよ。だって、いつまでも初々しい夫婦のままでいられるんだもんな」と言う朔。

そんな朔を見つめる桂。桂と目が合い、目を伏せる朔。

雪乃は改まって真空に頼みがあると言い、“晴信が雪乃の記憶が薄れていないかチェックしているのを真空が代わりにチェックしてくれないか」と頼みます。

“ああ、忘れてきたんだなぁと知るのが辛いと思うから、その酷な役割から開放してあげたい”と雪乃は言いました。

「真空先生は友達でもあるけど、私の主治医だから」と言う雪乃の“主治医”という言葉に喜び、立ち上がった真空を抱き止める準備をする朔と太陽。

しかし、真空は嵐たちに抱きつき、朔と太陽は広げた手を胡麻化します。

土砂崩れでトリアージ

診療所の電話が鳴り、太陽が電話を取り、「え?土砂崩れ?」と言い、朔が素早くメモを渡しました。

メモに“トリアージ”と書いた太陽の文字を見て、過去の記憶が一瞬、フラッシュバックする朔。

電話を切った太陽に朔が「どうした?」と聞き、太陽は“隣の村のキャンプ場で土砂崩れがあり、近くの医療機関の医師が向かっているが、キャンプ場までの道が塞がれていて、到着がかなり遅れてしまうので、ここからなら道も塞がれていないし、近いので向かってくれと”と伝えます。

「それで医師の二人には現場でトリアージをお願いしたいそうです」と太陽は言いました。

「わかった。行こう」と出ていこうとする朔に桂が「朔ちゃん、・・・大丈夫?」と声を掛け、朔は「大丈夫」と微笑み、太陽たちに「行こう」と声を掛けます。

朔たちが出かけた診療所の前で「なんかあるの、朔先生?」と氷月に聞かれた桂は「ごめん、言えない」と答え、氷月は「そうなんだ。カッコいい。そういう風に秘密守ったり出来るんだね」と言いました。

桂は「まぁね。男と男の約束だから。自分から言う時までは絶対、誰にも言わない」と言います。

それを聞いていた雪乃が“男と女の約束は守らなくていいわけ?”“三段論法でいくとそうなるよね?男と男の約束は守るべきだ。男と男以外の約束は守るべきと言うほどではない。男と女の約束は守らなくていい。そういうことでしょ?”と言いました。

なんだか怖いです、雪乃さん。

「なるね」と引き攣りながら氷月が言い、「来た。相手の退路を断って、がんがん攻撃していく感じ。雪乃だわ~!」と言う嵐と「雪乃だね~!」と言う氷月。

「え?そうなの、私?・・・まぁ、でも確かに、今、なんか自分でもしっくり来たな」と雪乃は言います。

これが平常運転なのね、雪乃さん(笑)

「じゃさ、女と女の約束はどうなるの?」と聞く氷月に雪乃は「女の約束?ないよ、そんなもん」と言い切り、「わかんないけど、大丈夫かな、真空ちゃんたち」と言いました。

「え?」と聞く桂に雪乃は“トリアージ”の意味を尋ね、桂は“災害の現場で医師が怪我人の治療の優先順位をきめるもの”と答えます。

「大変な事だよ。命の順番だから。でも、決めなきゃいけないんだよ。・・・キツイよ・・・」と言い、桂は朔が虹ノ村診療所に初めて来た日を思い返しました。

桂の回想シーン。

虹ノ村診療所で朔を探す桂。

朔は窓辺に立ち、裏にある畑を見つめていました。

「ここ、今、誰も使ってないんだよ」と笑う桂の隣で「畑だ~!広いな~!」と号泣する朔でした。

土砂崩れ事故現場。

数人の救急隊が救出作業をしています。

テントを持った朔が真空と太陽に「いいか、患者の大丈夫という言葉は信じるな。わかるな。先入観で診るな」と言い、真空が「はい!」と言い、朔は「よし」と言い、自分はどうしたら良いかと聞く太陽に朔は、

「傍にいてくれ、俺たちの。不安なんだ、一人じゃ。見落としてることがあるかも知れない。とにかく、見ててくれ。気付いたなんでも、無駄でもいいから言ってくれ。頼む」と言い、太陽は「わかりました」と答えました。

「始めようか?」と朔が言い、3人は患者の元へと向かいます。

朔は患者を安心させるように声掛けをしながら、トリアージをしていき、傍には太陽が着いていました。

真空は意識のない少女を診ています。

真空は太陽に少女を“外傷はないけど呼吸困難を起こしていて、赤です”と告げ、泣き叫ぶ母親を宥めました。

朔の過去の回想シーン。

重傷の犯人の救命を終え、テントの外へ出た朔は花壇の前に寝かされ、毛布を掛けられる沙織を見つけ、歩み寄ります。

沙織の傍にいた救急隊員を撥ね退け、沙織に掛けられた毛布を剥ぐと、沙織の手に着けた“黄色”のタグは“黒”に変わっていました。

心臓マッサージを始める朔を止めようとする同僚たち。

しかし、朔は「お前ら、なに諦めてんだよ。馬鹿じゃねぇのか」と必死に心臓マッサージを続けようとします。

「離してくれ!」と哀願する朔を同僚が取り押さえ、沙織は担架に・・・。

亡くなってしまったんですね、沙織さん。

土砂崩れ事故現場。

意識不明の少女の母親に朔が「あなたも事故に遭ってますよね?どこか痛いところとか、血が出てるところとかありませんか?」と聞くと母親は「私は大丈夫ですから、あの子を・・・」と言い、「それはあなたが決めることじゃない!!」と怒鳴る朔。

大丈夫かどうか、僕が判断します」と朔は母親をテントに連れて行きます。

その様子を心配そうに見ている真空。

テントで朔は、母親の名前を聞き、事故の状況を覚えているか聞きました。

母親は“いきなり後ろで大きな音がして、振り返ったら木とか土砂とかいっぱい落ちてきて・・・”と言い、母親の後頭部を触っていた太陽が「頭、ぶつけてますね。出血もあります」と言います。

傷をみながら、めまい、吐き気、頭痛はないかと母親に聞く朔。

母親は頭痛はないが、さっき1回吐いたと言いました。

朔は母親の瞳孔を調べ、「脳内に血種があるかも知れない。救急の第一陣に乗ってください」と言います。

「え?」と言う母親に「お願いします!!」と朔が言い、母親は頷き、朔は担架を呼びました。

 

何があったんですか?って聞かない?

診療所の車の中。

帰路につく朔、真空、太陽。

後部座席で外を見ていた朔が「お前らさぁ・・・良い奴らだな。・・・聞かないんだな、何があったんですかって」と言います。

「言いたかったら、こっちが聞かなくても言う性格だろうし」と真空が言い、「なんだよ、それ、褒めてねぇだろ?」と聞く朔に「いや、褒めようと思って言ってないので」と言う真空。

「ああ、そうか」「はい」

「患者さんとかは自分で大丈夫って決めちゃダメだと思うんですけど・・・でも、心の中の事は大丈夫かどうかって、その本人にしか決められないんじゃないかなって。違うか・・・」と真空が言っていると、真空のスマホに佐和子(水野久美)から着信がありました。

真空が電話に出ると、佐和子は驚き、出ないと思って(留守番電話に吹き込む)歌の準備をしていたと言います。

朔が太陽の肩を叩き「なぁ、寄ってくか?」と聞き、太陽は笑顔で「はい」と答えました。

佐和子の家の庭。

朔が佐和子の作った茄子のキッシュを食べて感動しています。

「俺もう今日、飲まないとダメだ」と言う朔に佐和子は“ざくろ酒”があると言いました。

皆で佐和子の茄子のキッシュを頂き、佐和子が持ってきたザクロ酒を朔に注いでいると、太陽のスマホに着信があります。

電話を切った太陽が「救急に全員収容終わり、命に関わる人は誰もいないと言う事でした。感謝してると仰ってました。・・・あの、あと、朔先生が怒鳴った患者さん」と言うと、朔は「何、怒ってんの?」と聞きました。

「いや、やっぱり何処かぶつけていたらしくて、精密検査に回すことになりました。くれぐれもご本人が先生に宜しくお伝えくださいと、仰ってました」と言う太陽。

拍手を始める朔に合わせて、真空、太陽、佐和子も拍手をします。

「偉かったね~」と言う佐和子と「あれはね、太陽君のお手柄だよ」と言う朔。

嬉しそうに「いやいやいやいや」と言う太陽。

真空が佐和子に“さっき何を歌おうとしていたのか?”と聞き、佐和子は「カエルの歌」と答え、生徒たちが輪唱するのを聞くとなんか馬鹿馬鹿しくなって嫌なことを忘れると言います。

「良かったら、やろうか?」と佐和子が言い、4人で“カエルの歌”を輪唱します。

歌いながら、サングラスの下で涙を流す朔を、真空と太陽はそっと見守っていました。

少しは想いが晴れたでしょうか、朔先生。

太陽の秘密の発覚

診療所の裏手の道。

車を置いて、疲れた足取りで歩く太陽、朔、真空。

朔は真空に「疲れただろう?」と声を掛け、真空は首を押さえながら頷き「はい」と言い、太陽も「疲れましたね」と言います。

「よし!はい」と朔は真空の前でおんぶをする体勢をとりました。

「ん?」と言う真空に「いいから、乗れよ」と言う朔。

太陽も頷き、真空は朔の背に乗り「ありがとうございます」と言います。

「あの、朔さんが何かあるけど言わない、聞かないみたいのは置いとくとして」と真空が言い「置いとくのかよ」と朔が言い、真空が「なんか隠してるよね?」と太陽に聞きました。

「なんか、あの、ちっちゃいこと、ちまちまっと隠してるよね?」と聞く真空に「ちまちまと」と言う太陽に「え、そうだよ、だって、男のく・・・」と言い掛けて慌てて言葉を飲む真空。

すかさず気付く朔と太陽。

太陽は「あれ、おかしいな、こんなところに」とカバンから“くせにポイント表”を取り出し、「男のく?く?く?」と真空に迫ります。

真空は笑いながら「くそ野郎」と言い、「そんなに酷くないだろ?おい、ふざけんなよ!!」と太陽は切れて、「くそ野郎はねぇだろ?!女のくそ野郎は嫌だろ?!」と言い、真空は朔の背中から降りて逃げ出しました。

瞬間湯沸かし器な太陽くん(笑)。

そこへまじょりか宅急便の雨尾(池田良)が来て、太陽に“抗生剤軟膏と痒み止め軟膏と抗炎症軟膏”を届け、「それとデリケートゾーンのお手入れ、タムシ大丈夫ですか?」と言います。

じっと太陽と雨尾を見守る朔と真空の空気に「なんかお呼びでない、感じだったですか?」と聞く雨尾に「いえ、全然。グッドジョブ!」と答える真空。

雨尾は安心して、「頑張ります。じゃ、また」と去っていきました。

「なるほど。ブヨに刺されないって言ってたけど、刺されていたから言い出せなかったと」と言う真空に「う~ん、その言い方はなんか小さい、小さいなぁっていうか」と言う太陽。

「どういう言い方をしてもねぇ、小さい感じには」と真空が言い「なってしまうけどね」と朔も言います。

「まぁまぁまぁまぁ、そうなんですけど、そうなんですけども」と言う太陽のお尻を叩き、追い越していく朔。

嬉しそうに真空も太陽のお尻を叩き、3人は笑い、じゃれ合いながら、診療所への坂道を上りました。

夜、真空の部屋。

事故の様子を描き、付箋を貼る真空。

朔先生が畑を大切にする理由、人と人との繋がりを大切にする理由が分かりましたね。

真空も段々、誰かを信じて、誰かに甘えるということが出来るようになってきたようです。

来週は太陽くんの抱えている問題が明らかになる模様。

果たして、真空のラブの行方はどうなるのでしょうか?

にじいろカルテの5話のネタバレは?太陽の苦悩

テレビの取材

虹ノ村。

地方テレビの虹ノ村診療所への取材。

若い女性アナウンサーが案内役の霧ヶ谷桂(光石研)と緑川嵐(水野美紀)を紹介します。

嵐は日向(中野翠咲)を抱いて、日向も紹介しました。

虹ノ村診療所。

庭で紅野真空(高畑充希)、浅黄朔(井浦新)、蒼山太陽(北村匠海)が取材陣を待ち構えています。

真空が「これって東京で放送されますかね?」と聞き、朔が「そりゃ、ないだろ」と言い、真空は安堵しました。

「なんで?」と聞く朔に真空は、“虹ノ村で働いていること”“病気のこと”をまだ母親にちゃんと言えていないと言います。

「患者としては駄目だね。めんどくさい患者だねぇ」と言う朔に思わず、「・・・人のこと言えるんですか?」と言ってしまい、「ごめんなさい」と謝り、後悔する真空。

診療所の待合室。

取材が終わり、帰ろうとする取材陣の一人、カメラマンの足に怪我を見つけた太陽は、カメラマンに声を掛け、“大したことない、時間がない”と言うカメラマンを座らせ、傷の手当と真空に破傷風の注射をして貰いました。

取材陣を見送りながら「よく気付いたな。大したもんだ」と太陽を褒める朔に太陽は「たまたま目に入っただけです。大したことじゃないです」と言います。

虹ノ村診療所の廊下。
太陽が窓拭きをしていると、朔が一人、作物に話し掛けながら植えていました。

 

太陽の苦悩

朔を見つめる太陽。

真空の寝室。

6時半に真空の目覚ましがなり、真空は目覚ましを止めて起き上がり、血圧を測り、また横になります。

唇を震わせて音を出し、楽しそうに笑う真空。

虹ノ村の火の見櫓。

櫓の上に男性がいて、垂れ幕を結びつけようとしているのを桂が下から見て、話し掛けていました。

怯えて震えながら作業をしていた男性が前に重心を掛けすぎて、転落してしまいます。

辛うじて横断幕に捕まりますが、横断幕は体格の良い男性の重みに耐え切れず、破れてしまい、男性は落ちてしまいました。

受け止めようとした桂さんも大丈夫でしょうか?

虹ノ村診療所。

キッチン。

コンロでお湯を沸かした真空。

虹ノ村診療所の廊下。

窓辺で朔を見つめる太陽を共同スペースの扉から顔を出した真空が見ています。

そして、窓辺で朔を見ていた太陽が横に視線をやると真空がいて、太陽は驚いて飛びのきました。

真空は笑い「ちょっと動揺しすぎじゃない?これから“太陽”じゃなくて“動揺”って呼ぶよ。“どうよう?”」と言います。

太陽は「嫌ですし、なんか、朔先生に似てきましたよ」と言い、「え、やめとこう」と真空は真顔になって言いました。

「何、ぼんやり見てたの?・・・あ、ひょっとして、恋?好きなん?!」と聞く真空に「違いますし、なんか嵐さんに似てきましたよ」と笑う太陽。

色々影響されているようです、真空先生。

「確かに」と言う真空に太陽は「まぁ、馴染んできたってことで」「それはどうも。で、何?」

「う~ん、真空さんには正直に言いますけど・・・」「あ、分かった!」「分かりました?」「うん。分かったと言うか、多分、同じ。・・・いや、この間のさ、朔先生の過去に何かあったんだろうなぁ問題以来さ、“どう接していいかわかんないな”みたいなとこ、あるよね?」

「そうなんですよね~。なんかちょっと困りましたよね」「そうなんだよね。あのバカでどうしようもない朔先生のキャラクターが、人に言えないくらい辛い出来事の上で、あえてやってるんだとしたら」

「そうなんですよ。それを思うと、なんかこう今まで通り、顔見られなくなっちゃうし、リアクションも出来なくなっちゃうじゃないですか」

「う~ん、まぁ、考えすぎなんじゃないかなぁ。分かるけど。でもほんとにただのバカなのかも知れないし」と真空が言い、「まぁ、そうなんですけどね~。でも・・・なんか、ちょっと羨ましいなぁ」と遠い目をして太陽が言います。

「ん?どういう意味?」と聞く真空に太陽は「なんもないから、俺は。普通だし」と答えました。

そこへ「よお!」と朔が現れ、動揺してバタつく朔と真空。

朔が近付くと二人は後ずさります。

その時、「先生!」と言う桂の声と男性の泣き声が響き、桂が火の見櫓から落ちた男性を連れて待合室に入ってきます。

ここまで連れてこれたの、偉いけど、動かして大丈夫だったのでしょうか?

3人で駆け付け、左肩を押さえて痛がる男性を診た朔が「脱臼」だと言い、真空が男性に声を掛けながら上着を脱がして、朔と太陽が準備をした診察室のベッドへ連れて行きました。

痛がって、真空の身体に男性が右手を回すのを見た太陽は、真空と場所を変わります。

桂と3人の4人で男性を押さえつけ、男性の外れた肩を入れました。

途中で桂は男性に吹き飛ばされています。

“治った”と喜んで真空に抱きつく男性を真空から引き離し、欠品している三角巾の代わりにラップで補ていする太陽。

「へぇ~、太陽くん、君はい~い・・・」と言う朔に「良い女房になるなとか言ったら、怒りますからね」と太陽は言いました。

3人は床にしゃがみ込んでいる桂にやっと気付き、朔は「やめてよ、病院の中で怪我するの」と言うのでした。

報われない桂さんでした(笑)。でも、無事で良かったです。

朔の告白

虹ノ村診療所の入口。

開け放した扉から出て来ながら、太陽が朔に“また何か作っているのか?”と聞き、「もう終わる」と答える朔に「もう閉めますよ」と言いながら、診察終了の看板を下げます。

扉を閉めて入ろうとする太陽に朔が藁で作った作品を“何に見えるか?”と聞き、太陽が“エビです”と答えると「エビじゃねぇよ!」と朔が言い“それか、ミジンコ?”と言いながら太陽は中に入って扉を閉め、朔は「ミジンコでもねぇし!朱雀だろ?!どう見ても朱雀!!」と叫びました。

虹ノ村診療所のキッチン。

太陽が流しでささがきごぼうを作り、調理台で真空が叩ききゅうりを作っています。

煮物の灰汁を取りながら、心配そうに真空を振り返る朔。

真空が「あの、気になるのは分かるんですけどね、大切な野菜さんたちのことが。・・・さっきから、チラッチラ見るの止めて貰ってもいいですか?気付いてないと思ってるのかも知れませんが」と言うと朔は「いいえ。気付いてないっていうよりも、プレッシャーかけるためにチラッチラッチラッ見てるんですけど~」と言いました。

「なにそれ!感じ悪っ!」と言う真空に「つうかさぁ、真空先生さぁ、ムラがあるよな?感覚にさ。すっげぇ丁寧な時とさ、思いっきり、思いっきり雑な時があってさぁ。なぁ!」と太陽に振る朔。

「そうですかぁ!・・・確かに通知表に“気持ちにムラがある”って書かれたことありますけど」と真空が言い、「だろ?」「だろ?だろって、そちらはどうなんですか?」と聞く真空に朔は「いや、俺はさぁ“好き嫌いの差が激しすぎる”って言われ続けてるけどな」と答え、真空は「似たようなもんじゃないですか」と言い「あ?」「は?」と朔と真空は睨み合います。

“太陽くんはどうだった?”と聞く朔の言葉が聞こえていないかの様に無視する太陽を心配そうに見つめる朔と真空。

食事を終えた朔は、食事をする太陽をしばし見つめた後“食事の後に話、良いかな?”と聞きました。

真空は頷いて「はい」と言い、太陽も頷いて「勿論です」と答えます。

「私、結婚します」と突然、朔が言い、驚いて朔を見る二人に「・・・ではない」と朔が言い、真空は溜息を付き、太陽と何事もなかったかの様に食事を続けました。

食事が終わり、湯呑を持った朔がキッチンからリビングへ歩きながら“ここへ来る前、自分は大学付属の総合病院の医師で結婚していたこと”“子供はなく、妻は沙織という名前の元気で明るく、めっちゃ綺麗な人だったこと”“大好きで、この人と結婚して本当に幸せだと思っていたこと”を話します。

真空が「無理しなくても」と言い、太陽も何度も頷きました。

しかし、朔は「いいや、無理する。もうお前らに、気ぃ遣わせるのは嫌なんだよ、仲間だからな。嫌なんだ。だから無理する!」と言います。

“ショッピングモールで爆発事故が起こり、朔がトリアージに行くと、現場に妻・沙織がいた”と言い朔はテーブルに湯呑を置きました。

「軽い傷だと思ってた。本人も大丈夫だと言った」と言う朔の置いた湯呑を沙織が朔の席で飲む姿が太陽には見えています。

“朔はテントに戻り、重傷者の処置にあたり命を取り留めた”“だが、そいつは犯人で、朔が必死に犯人の治療をしている間に沙織は現場で亡くなった”と語る朔。

太陽には朔の席で微笑みながら太陽を見ている沙織が見えています。

太陽くん、霊感強い系ですか?

“この村で知っているのは霧ヶ谷だけで、朔が他の人には黙っていてくれと言った”

「言わなかった理由はな、う~ん、なんかうまく言えないんだけどさ。・・・話を聞いた人がさ、勝手に分かり易い物語にしてしまうのが、まぁ、嫌だったからなんだ」と言う朔に「物語」と太陽が言い、朔は

「可哀そうな死に方をした奥さん。自らの手で妻を殺してしまったようなもんで、犯人を助けてしまった医者(笑)。ああ、なんて悲しい、辛いよ~。おお、痛ましい、痛ましい、こんなの耐えられな~い!どうしよう、耐えられない、こんなの~!・・・無理もないんだけどさ。人はそうやってさ、自分が勝手に語りやすい物語の中に人を閉じ込めんだろう?

俺はさ、その場所にいる限り、ずーっとその物語の登場人物なんだよ。可哀そうな死に方をした奥さん。それだけ、もうそれだけになっちゃう。でもさ、それってさ、死んだ人にも失礼だと思うんだよね。だってさぁ、沙織は30年生きてきてだよ。そりぁ、ね、死に方は辛かったのかもしんないけどさ、それは死に方だけの問題なんだよ。

事故が起きる直前まで、ずっとずーっと幸せでさ、いや、ほんと幸せが似合う人で、いつでも笑っててさ、おい、お前、笑いすぎだよってくらい、他のひとよりかも笑う人で(太陽には朔の席で笑う沙織が見えています)笑い上戸で笑うと止まらなくなって、涙流して笑っててさ(笑)。そういう人だったんだよ、人生のほとんどは幸せだったの!幸せな人だったんだ。

なのにさ、最後の出来事だけで、“可哀そうな人”になっちまうんだぜ。いや、まぁまぁまぁまぁ、確かにね、俺、悲しかったんだけど、でも、なぁんにも後悔してないの。犯人を助けたことだって、なんとも思っちゃいない。だって、俺、医者だしさ。

兎に角、まぁ、そういう処からちょっと離れたかったんだよね。俺さ、沙織とずーっと笑ってたからさ、だからさ、笑ってた暮らしに戻らなきゃいけないなぁって思ったんだ。

だって、あの街じゃさ、ラーメン食っててもだよ。“えっ、嘘、あの可哀そうな人、ラーメン食ってるよ”みたいなさぁ、“え~っ、うっそ、大盛頼んじゃって大丈夫?!”みたいなさ。食うわ!生きるために食ってんだよぉ。なぁ!(笑)

なんとなく、朔先生の言わんとしていること、分かります。

なんか残念だなぁ。だってさぁ、なんかさぁ、このままだとこの俺のミステリアスな雰囲気、大人の色気、これ、消えちゃいそうだからさ。ちょっと残念なんだけど、まぁ、これからも宜しくお願いします」と言う朔。

“大して深くなくてごめん”と“自分は昔も今もずーっとこんな感じ、ずーっと変わらない。ずーっとこんな奴なんだ”と朔は言いました。

太陽にはテーブルに置いた朔の手に手を重ねる沙織の姿が見えています。

「悲しいことがあったからじゃない。以上。告白終わり!」と朔が言い、沙織を見つめる太陽に「もう気ぃ遣うなよ。太陽選手、なっ!」と言いました。

涙を拭きながら「ああ、はい」と言う太陽。

太陽くん、暗い表情です。

夜の村の道。

全力疾走している太陽。

虹ノ村診療所の入口。

真空が泣きながら出てきて、庭に座って真空を見ている朔に気付き、涙を拭います。

「俺さぁ、間違ってた?」と聞く朔に真空は「間違った?何が?」と聞きました。

朔は「なんか太陽、辛そうだったからさ。楽にさせたくて、色々話したんだけどさ。でも、なんか、却ってあいつ、辛そうな顔してるからさ」と言います。

村の道を汗だくで走っている太陽。

「半分は正しかったと思います。太陽くん、朔さんのこと、心配してたし」「半分?」「なんか、太陽くん、なんか、こう、モヤモヤしてるのは、多分、全然違う理由なんじゃないかなって」と真空は言いました。

「え、え?そうなの?」と朔は聞き、「私、分かんないですけど、多分」と答える真空。

「ひょっして、その違う方の半分、さっきの話でもっと辛くさせた、俺?」と聞く朔に「・・・どうかな。・・・そうかも」と真空は答えます。

“そうなの?マジで?!あんなに頑張って長台詞の熱演したのに告白損じゃん!バカじゃん!”と悔しがる朔に、真空は笑顔で「そういうとこ、好きですよ、私」と言いました。

朔は馬のオブジェを抱いて「え?告白?」と聞き、真空は「違います」と言い、

「あらら、残念」「どういたしまして。・・・私もこれ、触ってみたいです」「ああ、いいよ」

朔は真空に手を差し出し、「おいで」と言って花壇を越える手助けをします。

馬のオブジェの背中を払い、腰かけて、自分の足を叩き「おいで」と言う朔を軽く叩いて「バカ」と笑う真空。

あら、中々、良い雰囲気ですよ、朔先生と真空先生。

村の道。

太陽が息を切らして立ち止まります。

辺りを見回し、「なんでこんなとこまで・・・。帰るのきっつ!!」と叫びました。

後の日の昼間。

にじいろ商店の前。

じじーずの3人、緑川日出夫(泉谷しげる)、白倉博(モト冬樹)、筑紫次郎(半海一晃)が並んでベンチに座っています。

次郎が“時々、自分はもう死んでいるんじゃないかと思う”“身体が何処か別の処にあって、自分は幽体離脱して人からは見えないんじゃないかと思う”と言いました。

“そんなに気付かれないのか?”と聞く博に次郎は「ああ」と答え、日出夫は帽子を脱いで被り直して次郎を指さし「お前はもう死んでいる」と言い、一瞬の間の後、「さぁ、入ろうか」と立ち上がります。

 

太陽の本音

にじいろ商店。

ご馳走が並べられたテーブルに朔、太陽、真空がつき、嵐、氷月(西田尚美)、雪乃(安達祐実)らが食卓を整えていました。

じじーずが店に入ってきて、桂と晴信(眞島秀和)がテレビの準備をしている処にまじょりか宅急便の雨尾(池田良)が大きな荷物を運んできます。

晴信に荷物を渡し、「パーティすか?」と聞く雨尾に氷月が「うん。この前の取材された番組がもうすぐ放送されるから、ね」と答え「へぇ、いいなぁ」と言う雨尾に嵐が「まじょりかくんも観てきなよ!」と声を掛け、雨尾も観ていくことになりました。

荷物の送り状を見て「あれ、これ、うちじゃないよ」と言う晴信に「太陽くんにです」と言う雨尾。

桂が太陽に荷物についていた手紙を渡します。

荷物を見に来た朔が「これ、シャンパンだって、シャンパン」と言いました。

手紙は先日のテレビカメラマンが太陽の処置へのお礼を綴った手紙で、“かかりつけ医にその人は自分の命の恩人だと言われた”と書かれています。

手紙を読み終わった太陽は、太陽を見つめている真空に手紙を渡し、真空は朔に手紙を渡しました。

はにかみながらも嬉しそうな太陽くん。

朔が「あのカメラマンさんだ」と太陽がカメラマンの怪我に気付き、丁寧に処置して破傷風の予防接種もしたことを伝え、手紙の内容を伝え、プラスして「その人は大切な人だ。まるで地球にとっての太陽の様な人だ」と言い、太陽は“そんなこと、書いてない”と抗議します。

「あ、ごめんごめん、ついつい」と言う朔。

一刻、後。

巨大なシャンパンの瓶が空になって隅のテーブルに転がっています。

泥酔した太陽が「俺はね、基本的に優秀なの。正しいの、俺はね。間違わないし、間違ったこととかしないし、正しいの!偉いの!分かってんだよ、そんなことは!」と言い出しました。
“でもね、でも、だけなんです”と太陽はフラフラと立ち上がり、一人ずつ村人に絡みながら“普通、普通、普通、普通なのよ”“優秀な普通なんです”“怒られたこともない。怒られる様なこともしない”“個性がない!”と太陽は嘆きます。

“通知表もずっとオール4で、悪くないけどマジでつまんない”“担任の先生がくれる欄もすごい短くて、「特に問題はありません」”問題ねぇのかよっ!特にねぇのかよ!特に問題ねぇのかよ!と荒れる太陽に嵐が「どんだけつまんないんだ!」と言って笑いました。

「あとこの村もですよ。この村も。みんな、なんかあるじゃん!特別感とか、ドラマ的ななにかが。あるじゃないですか?!」ここも、ここも・・・と皆を指差していく太陽。

「みんな、あるじゃないですか?なんだよ、ここは!問題村かっ?!俺だけじゃん!俺だけ何も無いじゃん!・・・何もないのがほんとに良いじゃんとか言われますけど、その若干の上からの感じが、こう、何もない系の人間をどんだけ傷つけてるか、あんたらには、わかんねぇんだよ!!」と叫ぶ太陽に嵐は「ほぼ言いがかりだろう、そんなもん!」と言い、

「以上です」と言って、太陽は崩れ落ちます。

太陽くんのモヤモヤは、これだったんですね。

「すみませんね。うちの太陽くんが。太陽くん、ちょっとバカになっちゃって」と朔が言うと、太陽を介抱していた晴信が「今、バカって言ったの、誰ですか?!止めませんか、そういうの!俺、気持ちわかりますよ。だって、俺、元々こっち側の人間だから」と言い、雨尾が「俺も分かります」と言い、博も「分かるなぁ」と言いました。

「地味な3人が揃っちゃったね、これ」と言う嵐。

番組が始まり、盛り上がる一同と別室で太陽の介抱をする晴信と付き添う博、雨尾。

テレビ画面に太陽が映り“どうしてこの村で働こうと思ったのか?”と質問され“ここは素敵な所ですし、自分一人しか看護師がいないので、こういう所で働いて自分も成長出来たらなと思っている”と太陽が答えます。

アナウンサーが「あ、意外と普通なんですね、そこは」と言い、そこで電波が悪くなり、画像が止まってしまいました。

 

「俺以外」by 太陽

その後日のにじいろ商店。

嵐、氷月、雪乃がなにやら話し合っています。

「よし!」と3人が気合を入れた処へ「こんにちは」と太陽がやって来ました。

氷月と嵐が「こんにちは」と太陽をテーブルにつかせ、両脇に座り、雪乃が水を持ってきます。

「えっと・・・お話とは?」と聞く太陽に嵐が“太陽君に頼みたいことがある”と言いました。

「ああ、なんでも言ってください」と答える太陽に「OK?」と嵐が聞き、「いやいやいや、まだ何にも言ってないじゃないですか?頼みの中身」と太陽が言い、嵐は“お姉さまたちの頼みならなんでもみたいなのないの?”といつもの調子で脱線し続けます。

雪乃が「もう、ちゃんと話して!」と言い、氷月も“話がややこしくなる”と言いました。

「つい、面白くしちゃうんだよね」と言う嵐に「面白くはないかな」と言う太陽。

雪乃は「も~!」と氷月に“行け!!”と合図をします。

氷月は“お昼の12時に流している、今はお葬式の連絡や防災にしか使っていない村の虹色放送局を村の人で交代交代で「簡単な自己紹介をしたり、自分の好きな曲を流すDJ」をやってもらおうかと思うので、その第一回目を太陽君にお願いしたい”とすったもんだの挙句に伝えました。

太陽は「なんで俺なんすか?」と聞き、3人は一瞬言葉に詰まり、氷月が「若い順?」と言い、太陽は「なるほど」と納得します。

「やって、くれるよね?」と雪乃が両手の人差し指で太陽のほっぺたを挟み、嵐と氷月も精一杯可愛らしく「やってくれるよね?」とアピールしました。

太陽は圧されて「はい、わかりました」と答え、「あの、俺、面白くないっていうか、つまんないっていうか、ま、一緒か。普通っていうか、それは知ってますよね?」と聞くと3人は可愛い子ぶって「なんのこと?」と言うのでした。

愛されてますね、太陽くん。

虹ノ村診療所。

リビング。

テーブルで食事をしている朔、真空、太陽。

真空が「えぇ、面白そうだね。やるんでしょ?」と太陽に聞き、太陽は「あの・・・俺、何言ったんですか、この前?」と聞き、真空が「面白かったね、あれは」と答えます。

「いや、面白いことなんか言わないですよ、俺は」と言う太陽に「いやいや、十分面白いよ、君は」と真空が言い、「動画あるけど、見る?見ない?どっち?」と聞きました。

太陽が「え~っ」と考え、「え~、み、見る」と答えると「うっそ~!」と言う真空。

「は?すっごい悩んで結論出したのに」と言う太陽と爆笑する真空と朔。

「面白いね、君」「面白れぇよ、お前」と言う真空と朔に「面白くなんか・・・」と太陽が呟き、真空は「自分で面白いって言ってる人ほど、面白くなかったりするからね」と朔を見、朔は「なんで俺見て言ってんの?」と言い、真空は朔に「分かった?」と言い、太陽に「んで、ラジオやるんでしょ?」と太陽に聞きます。

太陽は「いや~、あれだと思うんですよ。覚えてないんですけど、すっごいマイナスなこと言った俺を励まそうっていうことだと思うんで、なんかそれはちょっと情けないっていうか、だから、どうしよっかな、それは、やめようかな・・・」と言いました。

朔が「太陽!屈折はさ、みんなあるけどな。曲がりすぎだろ、それ。自分で戻せ。お前なら出来るだろ?」と言います。

朔先生、素敵~♪

「はい!」と答える太陽に、朔は笑顔で頷き、真空は笑顔で頷き「食べよう」と言い、朔も「食べよう、食べよう」と言い、朔も食べ始めました。

虹色放送局、DJ放送初日。

村に流れる太陽の声:あ、どうも。えっと、虹ノ村診療所・看護師の蒼山太陽です。

村人はそれぞれの場所で太陽の声に耳を傾けています。

太陽の声:なんか、そんな、あまり喋るの上手くないし、なんか普通で・・・

朔が畑で「そんなことねぇよ」と言います。

太陽の声:つまんないし、すみません。・・・一曲、聞いてもらおうかなと思います。高校の時に作った曲で、でも人に聞かせたことなくて・・・。え~、録音しただけの曲で、タイトルは「俺以外」。聞いてください。

ラジオから超ヘビーメタル風の曲が流れてきました。

意外です!

♪俺以外みんな死ね!俺以外みんなクソ!俺以外みんなゴミ!俺以外みんなデス!デスデスデス・・・♪

呆気にとられる村人たち。

子供の面倒を見ていた氷月は子供たちに耳を塞がせ、畑の朔の前には沙織が現れ「なに、これ、笑えるね、太陽くん」と笑っています。

朔は「だろ?最高だろ?」と言って笑い、沙織が「最高」と言いました。

沙織さん、ここにいるのでしょうか?

にじいろ商店の前では晴信が「分かる、分かるよ、太陽君。そうだよね」と呟き、次郎の畑では日出夫と博の前で次郎がエアギターを弾きまくっています。

虹ノ村診療所の自分の部屋で放送を聞いている真空は爆笑し「どこが普通なんだよ。よく看護師になれたな」と呟きました。

真空先生、そうですよね?ある意味、怖いですよね?(笑)

今回も“雨降って地固まる”でしたね。

来週は真空先生の病状が悪化しそうな模様です。

にじいろカルテの6話のネタバレは?母親に言えない理由

俺以外みんな死ねが村公認?

真空(高畑充希)の寝室。

朝6時に目覚まし時計が鳴り、真空が目覚ましを止め、検温をして、湿疹をチェックします。

真空の部屋。

ぼんやりとブランコに座っていた真空が「いい加減言わないとなぁ。それまでにはなぁ」と呟きました。

カレンダーの12月10日に花丸と“お母さん誕生日”という書き込みがあります。

母親にメッセージを作りかけて消した真空は、手紙を書き始めました。

“お母さんへ”と書いたところで筆が止まり「上手く書けないよ」と真空は頭を抱えます。

病気のことでしょうか?難しいですよね・・・。

真空は窓を開けて空を見上げ、使い捨てカメラで空の写真を撮りました。

虹ノ村。

真空が、神社で、丘の上で、林の中で、農作業をする村人の畑で、朔(井浦新)の畑で、と次々とシャッターを切る真空。

朔が“お母さんに送るんだろう?ちゃんと俺の顔、入ってる?”と聞き、真空は“変な人と一緒にいると思われるとかえって心配かけるから”と朔を写そうとしません。

朔は“ちゃんと普通の大人で映る”といつもの朔でポーズをとり、真空は「もしかして、普通、分かんなくなっちゃってます?」と聞き、朔は「そ・・・そうなんだよな・・・ちょっと助けてくれよ・・・あのさ、あの、普通ってどうすりゃいいんだっけ?」とサングラスを外して真空を見つめながら聞きました。

真空は「なんか、今、その顔、素敵!」とシャッターを切り、“その素敵な俺を見せろ”と言う朔に“現像しなきゃ見れない”と逃げながら、虹ノ村診療所に入ります。

診察室。

テーブルライトを持ちながら真空に写真の撮り方を講義する太陽(北村匠海)。

光の方向について熱弁する太陽を真空が写真に撮りました。

「いや、ちょっと、撮らないでくだいよ・・・俺はいいです!撮らないで。恥ずかしい・・・」と逃げる太陽を追い掛ける真空。

太陽を朔が捕まえて一緒に写真に映りながら「お母さん、お嬢さんをくださ~い!」と朔が言い、「は~い、お断りします~」と真空が答えますが、太陽は引いた目で朔を睨んでいます。

太陽の視線に気付いた朔が「なんだよ~!」と太陽を突き飛ばし、太陽は「なんか、その、バカっつうか、能天気って言うんですか?なんか、羨ましいなぁと思いまして」と言い、「だろ、見習えよ」と言う朔に「皮肉だよっ!」と言いました。

「いちいち暗いよね~、太陽のくせに!」と真空に言って「はあ~っ!」と慌てる朔。

太陽が「言いましたね?踏みましたね、俺の最大の地雷を!あーあーあー、踏みやがった!」と朔の肩を抱き、キッチンからリビングへ連れてくる太陽。

始まります、太陽くんのキレ語り(笑)。

“子供の頃からずっと言われてきた。太陽のくせに暗いとか、太陽のくせに晴れさせられないのかとか、ずっとずっとずっと言われて来た!”と真空の陰に隠れる朔を追ってくる太陽を真空がカメラに収めていきます。

“冗談じゃねぇ!そもそも暗いか明るいとかというのは自分の問題だ!太陽って名前でいるから俺はいつでも明るく笑顔でいなきゃいけないのかっていう話!”と言う太陽に朔が

「俺だったら、こういう風に言うけどね。み~んな僕のことを大好きだよね~。み~んな僕のことを見てるよね!でもさぁ、うっかり近付くと火傷するぜ。だって、俺、太陽だからさ~っ!!」「やるわけねぇだろうが!!」「言えよ。言えるよ」

太陽が真空が2人を無視して朝食を食べ始めているのに気付き“なんで食べ始めちゃってるのか?”と聞くと真空は「キリがないからね。それより写真撮りますか?」と“こんな気持ちで”と言う太陽も巻き込んで写真を撮ることにします。

真空が朔に“新しく村で認定された挨拶”をやろうと言い、“知らない”と言う太陽の前で「俺以外みんな死ね~!!デスデスデス・・・」とポーズを決めました。

とことんディスられる太陽くん(笑)。

診察時間前の診察室。

真空が雪乃(安達祐実)の認知症テストをしています。

順調にスラスラと回答し、“え?これだけ?随分、簡単”と笑っていた雪乃が、ふと真顔になり「今のが答えられなくなる日が来るのかな、私?」と真空に聞き、真空は「・・・はい。そうだと思います」と答えました。

「そういうことだよね。・・・怖いな・・・」と言う雪乃に真空が「あの、写真撮りませんか?・・・お母さんに送るんですよ。私、今、こんな人たちとこんな楽しい毎日を送ってますっていう」と言い、雪乃と写真を撮ると、一緒に写りに来る朔と太陽。

愛しい人たちです。

日向の奮闘

村の山道。

日向(中野翠咲)がスマホを片手に走ってきます。

躓いて転んで泥だらけになっても、日向は立ち上がり、泣きながら走り続けました。

どうしたのでしょう、日向ちゃん?

診察室。

雪乃が自分も写真を撮ろうかな、と真空に言います。

“晴信さんが撮ってるじゃないですか?”と言う真空に雪乃は“あれは自分が映っているので自分が見ているものではない”と言い、“それに晴信の写真は雪乃を好きすぎて時々間違っている”と言って、スマホで晴信が雪乃を写した写真を見せます。

「私の笑顔が可愛いだけだってダメでしょ?」と言って何枚もの雪乃の笑顔の写真を見せてのろけ、雪乃の後ろに小さく映り込んでいる真空を指して「この微かに映ってるどんぐりみたいなのが真空ちゃんでしょ?」と言いました。

“どんぐり”に反応して密かに爆笑する朔と太陽。

「え?今、どんぐりって言いました?言いましたよね、どんぐりって」と聞く真空に「いや、あれ、忘れちゃったのかな?ごめ~ん」と答える雪乃に「あ~、そういうね、病気のせいにする。それは良くないな!」と言いますが、口達者な雪乃に言い任され、診察室は笑い声に包まれるのでした。

どんぐり・・・。上手い!雪乃さん!

次郎(半海一晃)の畑。

次郎と博(モト冬樹)が畑仕事をしています。

そこへ泥だらけの日向が通りかかり、次郎と博は“どうした?”と声を掛け、日向は2人を見て、スマホのゲームのキャラクターのレベルチェックの様に2人のレベルを図りました。

結果は「やくにたたない・・・!」で日向は舌打ちをして走り出します。

博が「今、俺たちの事、見たよな?なんか、こう、値踏みするように見たよな?」と聞き、次郎が「見たな。・・・その結果、こいつらじゃ駄目だと判断したな」と言いました。

虹ノ村診療所。

受付。

太陽が雪乃に領収書と診察券を返し、次の予約の確認をします。

そこへ泥だらけの日向が息を切らして駆け込んできました。

雪乃が「日向ちゃん、どうしたの?」と声を掛け、診察室から出てきた真空も「日向ちゃん、どうしたの?どうした?」と聞き、太陽が表を確認して「誰もいないです。一人です」と言います。

朔も出てきて「一人で来たのか、偉いなぁ」と言いました。

待合室の椅子に座らせられた日向は「お母ちゃんとじいちゃんが・・・」と言い、“どうした?”と聞く真空と朔に“日向の家の様子”が撮られた動画を見せます。

動画は始めは嵐(水野美紀)、日出夫(泉谷しげる)のいつもの賑やかなやり取りが映っていますが、やがて嵐が休憩だ休憩と言って炬燵に行き、日出夫も休むと言って炬燵に行き、お互いに“熱?”と言いながら動かなくなりました。

言葉で上手く伝えられないから動画を見せる!現代っ子ならではの発想ですね。

真空、朔、太陽が車で日出夫の家に駆け付けます。

日出夫の家。

“失礼します”と真空と朔が家に駆け上がり、太陽も続き、真空が嵐に、朔が日出夫に声を掛け、日向を心配する嵐に真空が“日向は診療所で預かっている”と告げました。

真空が嵐の喉を見ると真っ赤で、日出夫は“今日はまだトイレに行っていない”と言います。

「なんで、ここに?」と真空達を見て改めて聞く嵐に真空は“日向が知らせてくれた”と言い、太陽が“日向が走ってきてくれた”と言うと嵐は「あの子が~」と感激し、なんだかんだで大丈夫そうな嵐と日出夫。

真空は「大丈夫そうなので帰ります」と言い、太陽が「あとで消化にいいもの持ってきますんで、他に足りないものがあれば、あの、常識の範囲内で」と言うと嵐が「愛」と言い、太陽が「人類愛なら」と言うと嵐は「そんなもんいらん」と言い、「残念です」と太陽が言いました。

真空は密かに動かない右手を見て、辛そうに首筋に手を当てます。

真空の体調悪化

霧ケ谷家。

桂(光石研)が居間でお茶を呑んでいて、キッチンにいる氷月(西田尚美)がスマホの着信に出ました。

嵐からの電話で何かを頼まれた様子の氷月は、落ち着きがなくなり、変なテンションで桂に「ご飯、なに作ろう?大変だよ。忙しい~!」と言います。

霧ヶ谷家の前。

桂が両手いっぱいに買い物したものを持って駆けてきました。

家の前で待つ日向と氷月。

桂は日向に「買ってきたよ~」と袋を渡します。

夜、お風呂上がりの日向の髪を拭こうとタオルを持って追い掛ける氷月から逃げ回る日向。

嬉しそうに笑う桂。

日出夫の家。

床を並べて、氷嚢を乗せている日出夫と嵐。

日出夫が“スマホに慣れているようで肝心の時に診療所に電話を掛けることを思いつかずにスマホを持って診療所まで走った日向”のことを愛おしそうに話します。

「いい子に育ってるなぁ。ありがとう。お前のお陰だ・・・。ありがとうな」と日出夫が嵐に言い、嵐は「やめてよ、そういうの」と言いました。

日出夫は”本当の父親でもない、逃げた男の父親と一緒にいてくれてありがとな。・・・こんな時じゃねぇと普段言えねぇしよぉ”と言い、嵐が「普段言えっ!」と言うと「やなこった」と言います。

そこへ次郎と博が見舞いの品を持ってやってきますが、日出夫は2人の身体を気遣って早々に追い返すのでした。

虹ノ村診療所。

受付。

太陽が患者さんに薬の飲み方の説明をして、薬を渡します。

朔が「終わった?」と来て、太陽が「はい、お疲れさまでした」と言い、「いや~、今日も疲れたな~」と言う朔に

“内科35人で、外科2人だから朔先生はそんなに疲れてないでしょう”と言う太陽。

労働格差、半端ないですね~。

その時、真空の診察室から物音がして、朔と太陽が駆け付けます。

真空が座り込んでいて声を掛ける2人に「ごめんなさい」と言い、太陽が「謝らないで」と言いました。

「自分の持病の症状なので、何かに感染したとかじゃないんで」と苦しそうに言う真空に「力、入らないのか?」と聞く朔に頷き、真空は太陽に倒れ掛かります。

朔と太陽は真空をベッドへ運ぶことにしました。

真空の寝室。

真空が布団に横に寝て、太陽が点滴の調整をしています。

朔が「病人向きの部屋じゃなかったな、ここは」と言うと、真空が「でも、大好き。・・・今まで生きてきて、自分が住んできた中でこの部屋が一番好き」と言いました。

太陽と朔は何度も頷き、朔は「おお、そうか」と言い、太陽にジェスチャーで必死に何かを訴えます。

「何ですか?」と聞く太陽に”ここは朔先生が設計して施工したと、何故、今、言わない?”と言う朔。

「自分で言ってんだからいいでしょ?」と太陽が言った時には真空は眠っていました。

診療所のリビング。

夕食をとる朔と太陽。

朔が真空の血液検査の結果を踏まえて、暫く安静が必要だと言います。

翌朝。

虹ノ村診療所の入口。

真空の休診と朔の代診を告げる張り紙が貼られ、村人が心配していました。

真空の寝室。

時計が8時25分を指しています。

点滴を受け、眠る真空。

診療所。

受付。

太陽が老婦人を送り出し、朔が内科の診察室にヒサシを呼び込みました。

ヒサシは「真空先生に渡して」とカブトムシの幼虫の入った飼育ケースを朔に渡します。

指に棘の刺さった博が朔の前で「早く抜いてくれ」と騒ぎ、次郎の手当をしながらピンセントを煮沸消毒している太陽を急かしました。

太陽が「熱いですよ」と持ってきたピンセントを掴んで「熱っ!」と放り投げ、「熱いって言ってるじゃん!」と言う太陽に“消毒くらい昨日やっておけ”と言う朔。

「あなたいくらでも出来ましたよね?暇だから!」と反論する太陽と言い合いになる朔。

患者さんの前ですよ、朔先生、太陽くん(笑)。

真空の寝室。

朔と太陽の言い合う声で目を覚ました真空が身体を起こそうとしますが、起こすことが出来ません。

うつろな意識の中で、父親が亡くなった時のことを思い返す真空。

真空の回想。

ストレッチャーに乗せられて運ばれる父親に必死で心臓マッサージをする女医。

父親が亡くなり、泣き崩れる母親を廊下で見ている幼い真空に女医が歩み寄り、「お父さんね、最期まで頑張ったんだよ。ごめんね」と言います。

後日。

台所で料理をする母親に幼い真空が「お母さん!」と呼び掛け、振り向いた母親に「私、お医者さんになる!」と言いました。

真空に歩み寄り、目線を合わせて「そりゃ、大変だ。頑張らないと」と言う母親。

夜。

真空の寝室。

真空が寝返りをうち、額に手を当てて、病名を告げた上司の「うちに必要なのは患者じゃない」と言う言葉を思い返し、目を閉じます。

翌朝。

虹ノ村診療所。

朔と太陽がキッチンで真空の食事の準備をしていました。

真空の寝室。

真空におかゆを食べさせる太陽。

真空を見守る朔。

「恥ずかしい」と顔を伏せる真空に太陽は「恥ずかしくない」と言い、真空におかゆを食べさせます。

なんて素敵な仲間たちなのでしょう!

夜。

村人たちの合唱

真空の寝室。

真空が布団の中で動かない右手を左手で触りながら「焦るな。・・・焦るな、私」と言った時、外から大勢の歌う声が聞こえました。

「にじがにじが空にかかって」「きっと あしたは いいてんき」「くもがながれて ひかりがさして」

「虹ノ村のうた」

真空はおぼつかない足取りで真空の部屋に降り、窓から外を見ると、村人たちが真空の部屋に向かって歌っています。

真空は感動して座り込み、太陽と朔が診療所から村人たちの前に出て来ました。

真空の部屋一面に貼られた村人たちを描いたお手製の地図とそれぞれへの書き込みの付箋が映し出されます。

笑顔で大粒の涙を流し、号泣する真空。

村中の人に愛されている真空先生。

太陽が真空のカメラを取りに走りました。

後日。

真空が母に言えない理由

診療所のリビング。

朔と太陽が何かを組み立ていると、真空が真空の部屋へと続く階段に現れます。

壁に凭れて二人を見守る真空に気付いた朔が“大丈夫か?”と声を掛け、真空は「はい。なんか、感動しすぎて眠れなくなってしまいました」と笑顔で答えました。

「逆効果じゃねぇかよ。なぁ。ダメか、病人に歌は」と朔が笑顔で言い、「今さ、そこに手摺り付けるから」と言う朔。

本当に有難い存在です、朔先生。

太陽が真空に「ココア、飲みます?」と聞き、真空は頷いて「飲みます」と言います。

太陽がココアを入れ、テーブルについた真空に「どうぞ」と出すと、真空は「嬉しい。ありがとう」と言いました。

太陽と並んでココアを飲みながら、真空は「でも、元気出た」と言い、「おお、そうか」と言い、笑顔になる朔。

真空は「なんで母親にちゃんと言わないんだろうって・・・思ってますよね?」と言います。

「ああ、思ってる。なんか、理由があるんだろうなぁって」と言う朔。

“特別な理由があるわけじゃない”と言いつつ、真空は“父親が亡くなってから女手一つで真空を育てた母親が、真空に手を掛けられなかったことを悔やんでいて、真空が病気になると自分を責める。折角、良い人と巡り会えて、ラーメン屋も開けたのに、真空の大病を知ったら、自分の幸せを捨てて真空の病気をなんとかしようとするのではないか”という不安な想いを打ち明けます。

「そうか」と朔は言い、太陽は「あの・・・考えなくて・・・いいと思います。怪我も病気も患者さんなんです。つまり、真空さんは良くなるとか、治すとか、それ以外のことはあまり考えないで・・・頑張りすぎなくていいと思うんです。十分、頑張ってるんだし、これ言ったら相手どう思うんだろうとか、お母さんに心配かけたくないとか、そんな責任を感じ過ぎないほうがいいんです。その方がいいんです」と言いました。

朔は泣きそうな笑顔で何度も頷き、真空は笑顔で太陽を見つめています。

「え?なんですか、その、末っ子が“お前もそんなこと言うようになったのか”みたいな目は?」と太陽が言い、真空が笑って

「面白い。うん、面白い。いや、多分、言葉は間違ってると思うけど、病気って面白い。病気にならない人はね、基本的にいない訳だし、一人ひとり色んなケースがあって、みんなね。別々、バラバラで。勿論ね、悲しいことの方が多いわけだけど、でも、それだけじゃないし。病気になることで起こることは悲しいことばっかりではないっていうのは、まぁ、ここに来て、それはすごい思うんですけど」

真空の言葉の間、床を並べて楽しそうに話す嵐と日出夫、布団の上で楽しそうに日向と遊ぶ桂と氷月、閉店後の店で楽しそうに写真を見る雪乃と晴信の姿が映りました。

「まぁ、悲しいときに距離が近すぎて背負いすぎてしまったりっていうこともあるとは思うんだけど、でも、私だってもしね、病気をしてなかったら、ここに来てなかったわけだし、みなさんに会うことも一生なかったわけだし、そう思うと、病気も辛いこととか悲しいことばっかじゃないなぁって。ほんとにそう思いました」と言って、ココアを飲む真空。

朔が「それをぜーんぶ伝えてあげれば良いんじゃないか?分かってくれんだろ、きっと」と言い、真空は「うん」と頷き、太陽は朔を見ています。

朔は太陽に「なに、その、“大事なところはやっぱ決めてくれるなぁ。先輩、流石だなぁ”みたいな目は?!ちょっともう、やめろよ。恥ずかしいから」と言い、太陽は「あの、全然そんなこと思ってないし、大した事言ってないです、あなたは!いつもいっつも」と言い、真空は楽しそうに笑い「なんかお腹空いた」と言いました。

本当に面白いです!朔先生と太陽くん。

朔が特製ドリアを作り、真空と太陽に振舞いますが、真空は一口食べて渋い顔をして、「違う。サイゼリアのミラノ風ドリアと違う」と言い、「ああ、うん、ごめん」と言う朔に「違うけど、美味しい!」と笑顔で言います。

太陽も「違うんですけど、ほんとに美味しいです」と言い、朔も嬉しそうに「旨い~」と言い、「美味しすぎる~」と言う真空。

何故、サイゼリアのミラノドリア基準?美味しいですけど・・・。

母への手紙と写真

翌朝。

虹ノ村診療所の前。

“本日から真空先生 復帰!!”という文字と真空のお詫びの言葉が書かれた張り紙が貼られています。

嵐と日出夫が診察に訪れ、真空の診察を受け、二人とも“大丈夫です”と言われた処で、朔が自分の診察室のカーテンを開けると、桂夫妻と日向がいて、日向が嵐に飛びつきました。

嵐が氷月に「ごめんね。二人に辛い思いさせちゃったね」と言い、氷月が「そう言うだろうと思ってた」と言い、嵐が「そう言うだろうと思ってたって言うと思ってた」と言い、「なんだよぉ」と言う氷月に抱きつきます。

日出夫も桂に礼を言い、それを見ていた真空にまじょりか宅急便の雨尾(池田良)が“荷物を引き取りに伺いました”と声を掛けます。

真空が東京の母親に送る荷物でした。

真空の声:お母さんへ。久しぶりに手紙を書きたくなったので、手紙で伝えたいことを伝えようかなと思います。改めて、お誕生日おめでとう。直接会えなくて、お祝い出来なくて、ごめんなさい。

真空の母親がラーメン屋の厨房で真空から送られた沢山の写真を広げ、手紙を読んでいます。

その写真は村の人たちとの日々がわかる、幸せいっぱいの写真たちです。

真空の声:こんな話をしたら、またお母さんを心配させてしまうかも知れないけど、今、私もとても幸せだから聞いてほしい。夏頃に“多発性筋炎”という病気を患ってしまい、今までいた病院を辞めて、小さな村の・・・(次第に小さくなり消える真空の声)

真空の母親の脳裏に、小さい真空が“お医者さんになる!”と言ってから医師免許を取るまでの日々が蘇り、真空から送られてきた村人たちの笑顔の写真を見つめる母親。

虹ノ村。

診療所の庭で白衣姿でブランコに乗る真空のスマホに母親からメッセージが届きます。

“教えてくれてありがとう。今がとても幸せなのは写真で分かる。良かったね”

真空先生の想い、しっかりお母さんに届いたようです。

真空がメッセージを読んだ処で雪乃が認知症検査に訪れました。

楽しく順調に真空の質問に答えていく雪乃。

が、真空が雪乃に年齢を尋ねると雪乃から笑顔が消え、思い出すことが出来ません。

朔が心配して真空の診察室を覗き込み、真空は笑顔を作って雪乃の答えを待ちました。

一難去ってまた一難。

雪乃さんのゼロに戻る時期が始まってしまったようです。

段々と記憶を無くしていく雪乃さんを真空先生たちは村の人たちはどう支えていくのでしょうか?

真空先生の体調はこのまま小康状態を保ってくれるのでしょうか?

密かに育まれている太陽くんの真空先生への恋心はどうなるのでしょうか?

 

にじいろカルテの7話のネタバレは?雪乃の結婚式

雪乃の記憶の期限

虹ノ村診療所。

真空(高畑充希)の診察室。

雪乃(安達祐実)の認知症検査をしている真空。

順調に答えていた雪乃でしたが、自分の年齢を答えることが出来ません。

心配そうに隣の診察室から朔(井浦新)が見守る中、雪乃は“自分はどれくらいで何も分からなくなるのか?”と真空に聞きます。

真空は晴信(眞島秀和)が雪乃が記憶を取り戻してから失うまでの日々を綴ったノートを雪乃に見せました。

晴信の字の下手さを笑いながら、朔と太陽(北村匠海)に見守られつつ、真空は雪乃に“覚えていることと覚えていないことが混濁してきて、覚えてないことが増えていく。平均的には今から10日間位で記憶を失ってしまいます。つまり何も覚えていない状況です」と告げます。

雪乃が真空に「大丈夫?」と聞き、「私ですか?」と驚く真空に「だって、手が震えてる・・・。ごめんね。キツイこと言わせちゃって。頑張ったね」と言う雪乃。

“あ~、ダメだな、私。さっき私、ちょっと出来る女医っぽかったのに”と言う真空を朔が笑い、“笑いじゃなくて微笑だ!”と言う朔に太陽が苦笑し、言い争う朔と太陽に真空が溜息笑いをしました。

人間味のあるお医者さん、良いと思いますよ、真空先生。

真空は雪乃を「もうちょっと一緒にいたい」と往診に誘い、雪乃は笑顔で「うん」と言います。

山下のおばあちゃんの家。

往診先の山下のおばあちゃんは“早くおじいさんに迎えに来て欲しい”“嫌なことはないが、毎日することがない”と言いました。

朔が「俺の畑、手伝ってよ」と言いますが、「診療所まで行くと倅が心配するから」と山下のおばあちゃんは言います。

雪乃に“山下のおばあちゃん、腰、治療したら良くなるんだけどな”と言う朔。

桃井佐和子(水野久美)の家。

佐和子の畑で楽しそうに水撒きをする朔。

楽しそうに血圧を測る佐和子と真空。記録する太陽。

雪乃は佐和子の部屋で佐和子の古代式の結婚式の写真を見ていました。

写真を庭に持ってきて佐和子と4人で写真を見ます。

佐和子は”そう、それ私”を言い、古式の結婚衣装を纏った二人の後ろに映っている穴を示し、「これはね虹の風穴っていうの」と言いました。

“昔はこの村の人は婚礼はここだった”と言う佐和子の言葉に「素敵」と呟く雪乃。

“隣町に新しい式場が出来てからは皆、そこで挙げるようになった。・・・雪乃ちゃんもそうだったわよね?”と聞く佐和子に答えられない雪乃の手を真空がしっかりと握ります。

「虹の風穴」はどこにあるのか?と聞く朔に佐和子は“「森の守護神前」のバス停を曲がったところ”と教えました。

虹の風穴。

博(モト冬樹)が足元が悪い中、風穴の中へと下りてきます。

佐和子の声:誰も使ってないけど、管理はちゃんとしてるはずよ。

博が石が祀られた小さな祭壇の前で手を合わせました。

博さん、飲んだくれてばかりじゃなかったんですね(笑)。

丘。

簡易テーブルと椅子で食事を採る朔、太陽、真空、雪乃。

佐和子先生に貰ったじゃがいもを堪能しながら、朔が「佐和子先生の畑はね。宝の山なの」と言うと雪乃が「佐和子先生って?」と聞き、皆は息を呑みます。

皆の雰囲気を見て「あれ・・・あの・・・私、また・・・ごめんなさい」と言う雪乃。

真空が「謝らないで」と言い、朔も太陽も笑顔で頷きました。

雪乃が「微笑だね、その顔は」と言い、皆で笑います。

雪乃に何か出来ること

にじいろ商店。

一人、店で雪乃の写真を眺めている晴信。

「ただいま」と雪乃が帰宅しました。

ゆっくりと振り返り、微笑んで「おかえり」と晴信が言い、雪乃の後ろから真空が「雪乃さん、大丈夫?」と聞くと雪乃は微笑んで「大丈夫。楽しかった」と言います。

真空は雪乃を抱き締め、真空達は店を出ました。

夜。

虹ノ村診療所。

リビングで雪乃のアルバムを見ている真空。

夕飯の準備をしている太陽と朔。

太陽が朔に「行け!」と合図をし、朔は太陽に「行け!」と合図をしています。

真空が“雪乃に何か出来ることはないか?”と言い、“雪乃の気持ちを何か感じなかったか?分からなかったか?”と聞き、「そういう質問の仕方は・・・」と言う朔に

「どうなんですか?!!」と真空が言い、「どうなんですか?!」と朔が太陽に言い、太陽が「なんで俺に振るんだよ?」と言うと朔は「え?分からなかったの、お前?」と聞き「はあ?!きったねぇな」と言う太陽。

いきなり切れてます、真空先生。

「ごめんなさい。分かりませんでした」と朔が真空に頭を下げ、太陽も「すみませんでした」と言いますが、真空はプンプンに怒って、テーブルにつきます。

“口の中にどんぐりいっぱい入れたリスみたいな顔”と言う朔に「そんな顔してないけど!」と真空が言い、真空は“食堂に行こう。今夜は外食です”と言い、太陽が「お米研いじゃったんすけど・・・大丈夫です。分かりました」と言いました。

「で、なに?その雪乃さんの気持ちってのは、なんなんだよ?」と聞く朔に真空は「雪乃さんは!」と朔と太陽の顔を見て「・・・やっぱ皆の前で言おう」と皆に電話をするのでした。

既に立派なコントのトリオです(笑)。

結婚式がしたい?

にじいろ商店。

ペンダントの中のウェディングドレスとタキシード姿の晴信と雪乃の写真を見ている雪乃。

一刻後。

村人が集まって賑やかに会食しています。

雪乃が“みんな!みんな、ありがとう。最近、記憶が怪しくなってきて、落ち込んでるから、ごめん、ありがとう」と言うと嵐(水野美紀)が「そうだよ」と言いました。

「だよね~。ありがとう!・・・あれ?誰だっけ?」と言う雪乃に「え?」と戸惑う嵐。

雪乃は悪戯っぽく笑って「嵐ちゃん」と言い、皆は大いに盛り上がります。

真空が「そうだそうだそうだ。・・・あの霧ケ谷さんて隣町の会場で結婚式やったんですか?」と聞きました。

霧ヶ谷桂(光石研)と氷月(西田尚美)は、ニヤニヤしながら“そう。出来てすぐの鶴亀会館」と言います。

バツイチの嵐が負けじと話そうとして、旦那が式場で行方不明になったことを思い出し、結局、家で酒を呑んでいた旦那が“あの頃から逃げようとしていた”ということかと思い当たりました。

日出夫(泉谷しげる)が「そういうことだよ!」と言い、“だけど自分はめちゃくちゃ綺麗だった”と皆に同意を求める嵐と目が合った晴信は「綺麗だったよ。でも、雪乃の方が可愛かったけどね」と言います。

嵐が雪乃に“自分の結婚式の写真見たのか?”と聞き、「うん、見た。うん、綺麗だった」と言う雪乃。

「でも、ほんと、ごめんなさい、何にも覚えてなくて」と言う雪乃に晴信は「いやいや、それは大丈夫。俺、覚えてるから。ちゃんと」と言い、雪乃は「ごめんね」と言いました。

真空が「雪乃さん。雪乃さん、したいんじゃない?結婚式」と聞き、嵐が「そうなの?」と聞き、氷月が“結婚式したいの、雪乃?”と聞きます。

「違った?ほら、あの佐和子さんのお家で写真みた時に、“したい”って思ったかなぁって」と言う真空に「だって」と言う雪乃ですが、嵐が「認めた」と言い、「女のだっては認めたってことだから」と言う氷月。

「え?もう1回?結婚式したい?」と聞く晴信に「え?嫌なの?」と雪乃が聞き、「いや、そうことじゃなくてさ」と言う晴信に真空も「え?嫌なんですか?」と聞きました。

晴信は“もう一回、お客さんに来てもらうとか、もう一回お祝いを貰うのは申し訳ない”と言います。

「いいじゃないですか!そんなの!どうでも!」と真空が言い、雪乃の悲しそうな表情に気付いた晴信は「やりましょう!・・・ごめん、あの、今まで考えたことなかったけど、よく考えたら・・・やりましょう!」と言いました。

日出夫が雪乃に“佐和子の処の写真見てそう思ったのか?”と聞き、「うん」と言う雪乃に“て、いうことは、虹の風穴でやりたいってことか?”と聞くと、博が「え~っ!!」と立ち上がり、「嬉しい・・・嬉しいなぁ・・・」と涙を流して喜びます。

日出夫が“博の家が代々、風穴の管理をしてきた”と言い、日向(中野翠咲)も“結婚式に行く!”と喜びました。

真空が博に“どんなことをするのか?”と聞きます。

伝統的な結婚式のしきたり

翌日。

虹の風穴の入口。

博が村の男たちに“式の当日まで交代でご神体のお世話をしてもらう”と言いました。

博が“ご神体”の講釈をしている時、風穴の中で祭壇の埃を払っていた次郎(半海一晃)が“ご神体”の石を祭壇の後方の水の中へ落としてしまします。

傍の石を拾って祭壇に飾る次郎。

あらあら、次郎さん(笑)。

集会場。

佐和子の花嫁衣装を葛籠から出し、衣紋掛けに掛ける村の婦人たち。

山下のおばあちゃんが満面の笑みで雪乃に“羽織ってみて”と言い、雪乃が花嫁衣裳を当ててみると、皆から拍手喝采が起こりました。

山道。

木製の檻を持ってきた男たち。

日出夫が「かかれ~っ!」と号令を掛け、皆が晴信に襲い掛かり、檻に閉じ込めます。

“村のしきたりで、新郎は山のお堂で神様にお仕えして、そのまま結婚式の日まで過ごさなければならない”と日出夫と博が説明し、皆が檻を担いで運びました。

後日。

虹ノ村診療所。

真空の診察室。

雪乃の認知症検査をしている真空。

待合室から、その様子を窺っていた博が「診察、終わった?」と声を掛けます。

真空が「はい。大丈夫です」と言うと、日出夫が藁で作られた腰みのを持って入ってきて、博が“真空先生にこの藁を洋服に巻きつけて欲しい”と言いました。

待合室には桂など他の男性村人もいて、皆でニヤニヤと真空を見ています。

そして、真空は頭に藁で作ったタテガミを付けられ、腰には藁で作った腰みのを付けてられ、男性村人に拍手で迎えられ、雪乃だけ密かに失笑しました。

博が“これも村に古くから伝わることで未婚の女性に馬の役割として、結婚式当日まで新婦の世話をしてもらうことになっている”と言います。

土地の風習って本当にユニークですよね。

抵抗を感じる真空でしたが、博が“俺が見た中で一番似合う。嬉しいな~”と泣き出し、皆が“ありがとう”と真空と雪乃を囲み、桂が“式は村の主催で、Youtubeで配信しよう!”と言い出し、皆は益々盛り上がりました。

結婚式まであと五日。

山中の鳥居の前。

馬の腰みのを付けた真空が神様の祠へ向かう額に印を付けた雪乃を見送っています。

山の上の祠。

祠では白装束の晴信が寒さに震えていました。

「寒いでしょ?ごめんね。私のせいで」と詫びる雪乃に晴信は“大丈夫”と言い、雪乃は暖かい飲み物、おにぎり、おかずを差し入れます。

虹の風穴。

日出夫が山伏の扮装で“なんか違うな”と祭壇の石を手に取って眺め、祭壇に戻そうとして、祭壇後方の水の中へ落としてしまいました。

傍らの石を祀り、必死に手を合わせる日出夫。

皆さん、仲良しですね~。

集会所。

山下のおばあちゃんが昔の巻物を見せながら“昔は婚礼の勾玉などの道具を調達するのも大変だった”と言い、佐和子が、“今は便利になって、もう手配済み”と真空、雪乃、嵐、氷月に話していると、まじょりか宅急便の雨尾結城(池田良)がお取り寄せの段ボールを持って現れます。

山道。

馬役として雪乃を乗せたリアカーを牽いている真空に、雪乃が「本当にいいのかな?ほら・・・私、直ぐ忘れちゃうし・・・もう始まってるし・・・こうやって今話してるのも、その時までに忘れてしまうかもしれないでしょ」と言うと真空は

「わかんないですよ、そんなの。まぁ、医者がこんなこと言うべきじゃないと思うんですけど・・・でも、わかんないですよ、そんなの。・・・記憶としてのプログラムは無くなってしまうのかも知れないけど、でも、身体が全く何も覚えてないとは言いきれないと思うし・・・。

それにいいじゃないですか。忘れたら、何度も結婚式すればいいじゃないですか。何度も結婚式出来るなんて幸せじゃないですか。雪乃さんの病気じゃなかったら、出来ないことじゃないですか。病気だからこそ、出来る幸せじゃないですか。そうでしょう?」と言いました。

真空先生。素敵です!

雪乃は泣きながら「ありがとう・・・ありがとう」と言います。

結婚式まであと四日。

山の上の祠。

雪乃が晴信に身体を拭くための桶と手拭いを準備してきていて、晴信は「なんか楽しくなってきた」と言い、雪乃も「私も」と言い、晴信は気持ちよさそうに身体を拭きました。

鳥居の手前から雪乃と晴信を見守る真空。

虹ノ村診療所。

朔の診察室。

カルテを見た朔が「え?嘘・・・え~っ!」と言うと、シルバーカーを押した山下のおばあちゃんが入ってきます。

馬の腰みのを付けた真空も朔の診察室に「あ~、山下さん」と入ってきて、「すごい。お一人でいらしたんですか?」と聞きました。

山下のおばあちゃんは“そう。結婚式の準備が毎日忙しくてね~、会いに来たよ”と言います。

太陽が「真空先生。待合室すごいですよ」と真空に囁き、真空が太陽と待合室を見に行くと、待合室は村のお年寄りでいっぱいでした。

「これ、みんな外科です。婚礼に参加するために、今のうちに診て貰おうってことらしいです。・・・みんな、元気になってます」と言う太陽。

思わぬところに素敵な効果が・・・。

虹の風穴。

山伏姿の桂がYoutubeの撮影をしながら祭壇に近づき、自撮り棒を付けたスマホで祭壇の石を押してしまい、石は後方の水の中に落ちてしまいます。

桂は明らかに小さい傍らの石を祭壇に祀り、何事もなかったかの様に撮影を続けました。

結婚式まであと三日。

祠の下の鳥居。

朔と太陽が晴信に大声で呼び掛け、晴信が返事をし、朔と太陽は“大丈夫だね”“生きてるね”と言いながら、山を下り始めます。

晴信が「ちょっと待って~!」と叫んでいるのに気付かず“熊出るからな”と言いながら山を下っていく朔と太陽。

晴信を運んできた檻のところへ着くと、檻の中に何かがいました。

太陽を盾にして檻に近づく朔。

結婚式当日の残酷な現実

結婚式まであと二日。

村の道。

腰みのを付けて雪乃を乗せたリアカーを牽く真空。

村人が「おめでとうございます」と声を掛けます。

祠の下の鳥居。

真空が雪乃に荷物を渡し「明日から本番まで暫く会えないんですものね・・・いってらっしゃい」と言い、雪乃は「いってきます」と笑顔で言って、祠へ向かいました。

山の上の祠。

雪乃が晴信に差し入れを渡し、晴信が「どう?大丈夫?」と聞きます。

雪乃は「うん。大丈夫・・・晴信くん・・・私ね・・・・・・・君に愛されて・・・とっても幸せだよ。愛してくれて・・・ありがとう」と言い、晴信が「こちらこそ。・・・何度も素敵な出会いをさせて貰って、最高に俺は幸せです・・・ありがとう」と言いました。

「また好きになってくれる?」と聞く雪乃に晴信は「何度でも。好きがどんどん増えてるよ」と答え、「ありがとう・・・私さ、婚礼の衣装、ものすっごい似合うと思う。惚れ直しちゃうと思うよ」と雪乃が笑い、「楽しみだな」と晴信も笑います。

「暗くなっちゃったら、もう会えないから・・・じゃあ、行くね」と言う雪乃を名残惜しそうに見つめ「気を付けて」と言う晴信を暫し見つめ合い「じゃ」と祠を離れる雪乃。

晴信は心配そうに雪乃を見送りました。

結婚式まであと一日。

にじいろ商店。

褌姿の男たち(朔と太陽も)が粉まみれになって、祝いの食事の準備をしています。

集会所。

幸せそうに飾りの勾玉を磨く雪乃がふいに手を止めると、周りの人物が霞んで見えました。

腰みのをつけて雪乃にお茶を持ってきた真空に、「どうしよう、真空先生・・・」と雪乃は言いました。

夜。

真空の部屋。

雪乃の動画を撮る真空。

結婚式当日。

虹の風穴の入口。

正装をした博が白装束の男たちを引き攣れて、神様に捧げる言葉を述べながら、風穴へと入っていきます。

集会所では、氷月が真空に馬のタテガミを付け、嵐と日向と楽しそうに談笑していました。

そこへ花嫁装束の雪乃が現れ、「なんですか、これ?なんですか?」と泣き出します。

真空が「大丈夫ですよ」と雪乃の腕を擦り、号泣する雪乃を嵐と氷月も宥めました。

そこがあなたの居場所

虹ノ村診療所。

真空の診察室。

自席で頬杖をつき、書き物をしている真空の耳に、に朔の診察室から「山下のおばあちゃん、大分良くなったよ。いつものお薬出しとくからね。お大事に」と言う朔の声が聞こえます。

帰ろうと太陽の手を借りて立ち上がった山下に真空が声を掛けると、山下は「先生」と杖無しで真空に歩み寄って手を握り「楽しかったわねぇ、婚礼の準備。・・・またあるんでしょう?生きる楽しみが出来たわ」と笑いました。

雪乃の夢が皆の生きがいになっています!

にじいろ商店。

客席に座った雪乃がデジカメに残された真空たちとのピクニックや結婚式準備の写真を見て、真空の部屋で撮った動画を再生します。

動画の雪乃:これを見ている私。

晴信が「また、それ?」と声を掛け、「はい」と言う雪乃。

動画の雪乃:何も分からなくて、世界中のことがわからなくて・・・怖くて仕方ないと思う。・・・でも、大丈夫だよ。みんな、あなたの味方だよ。・・・あなたはとっても幸せ者です。・・・・・・だから、心配しないで・・・安心して・・・大丈夫、大丈夫。そこが、あなたの、居場所だよ。

「幸せだな、俺は。何度も何度も君と出会えて。・・・あ、今の、いい感じだったよね?恋に落ちた?」と聞く晴信に雪乃は「あ、いえ、そこまでは」と笑い、「でも、好感は持ちました」と笑顔を見せました。

虹の風穴。

祭壇の前で「良かったなぁ。雪乃のお陰だな」と酒を煽る博。

祭壇の小さい石を改めて見て、目をしばたかせ、手に取ろうとして後方の水の中に石を落としてしまいます。

一瞬、ショックを受けた後、傍らの石を祭壇に祀りました。

博さん、自らですか?(笑)どの石でも御利益は同じなのですね!

虹ノ村診療所。

真空の部屋。

壁に真空が描いた結婚式の準備の模様の絵が加わっています。

最後に心がとっても温かくなりましたね。

小さな虹ノ村だからこそ起こる奇跡がたくさんある様に感じます。

本番よりも準備が楽しくて、充実しているって、なんか分かりますよね。

来週はいよいよ「ラブ」絡みで波乱が起きそうです。

感情爆発型の太陽くん、果たしてどうなるのでしょうか?

 

にじいろカルテの8話のネタバレは?勘違い

2人の秘密と謎の男の死

山の中。

幾つもの藁で作られた動物の像がある場所に霧がたちこめています。

その深い霧の森を一人の男が呻きながら歩いていました。

虹ノ村診療所。

真空(高畑充希)が部屋からの階段を手摺をつたいながら下りて、リビングへ来ます。

リビングでお茶を淹れて飲みながら真空は自分の病気が進んだ場合の症状について書かれている本と書類を見ていました。

そこへ朔(井浦新)が来て“眠れないのか?”と聞く真空に“なぁんかな”と答えます。

真空が見ている資料に目をやった朔に気付いて真空は書類を隠し、朔は真空の肩に手を置き、真空の隣に座りました。

真空は「なんか変な感じ。自分の同じくらい、自分の身体の事、知ってる人がいるなんて」と言い、「でも、あれだろ?俺よりも太陽だろう。だってあいつさ、データみたいに細かいさ、うるっせぇからな。・・・あいつ、本気だからさ。・・・絶対に真空先生を悪化させないって、本気だから。ちゃんということ聞けよ」と言う朔。

「うん」と微笑む真空に朔が「な、あいつ、寝てるし」と言い、真空が「そうだね。中々、時間なかったし」と言います。

ん?何?なんでしょう?

リビングの外の廊下。

太陽(北村匠海)がトイレから出てきました。

リビングから真空の「違う、そうじゃない、もっと優しく」と言う声が聞こえ、「優しくがいいのか?」と朔の声も聞こえ、二人の重なり合うシルエットが見えます。

「こうか?」「そうそう」「真空、初めてか?」「初めてに決まってんでしょ。あ、そこ違う、下手くそ」「声がでかい。聞こえちゃうだろ、太陽に」と色っぽい言葉が続き、太陽は腰を抜かし、部屋に逃げ込みました。

「こうか?」「そうそう、いい感じ」「俺もいい感じだ」と言う朔と真空。

どういうことですか、お二人さん?!

朝靄のたちこめる山中。

パジャマにパーカーを羽織り、「眠れなかったし」フラフラと歩く太陽。

「いやいやいやいやいや、ないないないないない・・・どうすんだ?こんなんじゃ仕事に集中出来ないよ、え~っ!」と太陽は躓いて顔から落ち葉の上に倒れます。

倒れたまま「どしたの、俺・・・」と過去の「え?」となっている自分を太陽は思い返しました。

そのままの姿勢で「違う、違う、違う・・・」と繰り返し呟く太陽。

山中。

ゆうれい出没注意の看板の傍ら。

自動販売機で“冬瓜ポタージュ”を買い、イヤホンで自分作詞作曲の「俺以外」を聞きながら、ベンチに座り、冬瓜ポタージュを開ける太陽。

冬瓜ポタージュ・・・。

太陽に呻きながら近づく謎の男に気付かず、フードを被って太陽は目を閉じます。

虹ノ村診療所。

真空の寝室。

6時半に目覚ましが鳴りました。

真空がリビングへの階段を下りてきますが、珍しくリビングにもキッチンにも誰もいません。

朔が畑から野菜を収穫して戻ってきて「あれ?」とテーブルの下を探します。

「どうしました?」と聞く真空に朔は「あれ、太陽は?」と聞き、真空は笑って「まだかな、珍しいですね。寝てるかも」と答え、朔は「へぇ~、珍しいね!」と言いました。

朝靄のたちこめる山中。

自動販売機の横のベンチで「やべぇ、寝ちゃった」と目を太陽は目を覚まし、横に泥だけの男がいるのを見て、飛びのきます。

男を見ながら、フードとイヤホンを外し、冬瓜ポタージュに手を伸ばすと、空でした。

太陽が男に「もしも~し。もしもーし!・・・ちょっと失礼しますね」と男の首筋に手を触れると、男は倒れました。

虹ノ村診療所。

リビング。

真空のスマホに太陽から着信があり、「5,60代の男性が心肺停止の状態で倒れています!場所は幽霊看板前のベンチです!」と太陽が言い、真空は「わかった。直ぐ行く」と電話を切り、「どうした?」と聞く朔に

「心肺停止状態の男性50代から60代ぐらいの。目立った外傷なし」と真空が言い、朔は壁から真空と自分の白衣を取り、「よし!行こう!」と真空と診療所を出ます。

山の中。

自動販売機の前。

真空が男性を診察し、朔と太陽が見ています。

真空が「瞳孔、対光反射なし。頸動脈、触手せず。呼吸、心音なし。7時32分死亡確認です」と言い、書類を書く太陽。

「身元とかは?」と朔が聞き、「何も持ってなかったです」と太陽が答え、朔が霧ヶ谷(光石研)に電話をしました。

太陽の苦悩

虹ノ村診療所。

警察官が太陽に“他にきになったことはないか?”と聞き、太陽は「他にですか・・・」と考え込み、警察官は駆け付けていた霧ヶ谷に男との写真を見せ、「どうです?」と聞きますが“いや、知らないな”と霧ヶ谷が答えます。

“霧ヶ谷が知らないならこの村の人間ではないだろう”と警察官が言い。“ずっといるからね”と苦笑する霧ヶ谷。

そこへ玉子を乗せたお玉を片手に割烹着姿で嵐(水野美紀)が、尋常じゃなく動揺しながら現れました。

オロオロと言葉も出ない中、ようやく「違う・・・?」と言う言葉を出した嵐に霧ヶ谷は「違う、違う、ミツオじゃない」と言い、心配して駆け付けた氷月(西田尚美)と雪乃(安達祐実)が嵐を待合室の椅子に座らせます。

待合室の騒動の中、考え込む太陽に真空が近づき肩に手を置き、朔が太陽の背中を叩き、「よし!朝飯食うぞ!」と言いました。

口々に自分も朝飯を食べていないと言う霧ヶ谷たち。

リビング。

真空たち以外に霧ヶ谷、嵐たちも食卓を囲んでいます。

嵐は“幽霊看板の処で若い男が死んでいると聞いて、「ミツオじゃないか?」と言ったのが悪い”と言い、“その男を霧ヶ谷が知らないからこの村の人間ではない”と言い、雪乃が「どういう意味?」と聞きました。

嵐は“この村の人間は皆、一度は村を離れる”と言い、朔が“霧ヶ谷は違うのか?”と聞くと霧が谷は“自分は一度も村を離れていない”と言います。

「て、いうかさ、太陽、なんであそこいたの?」と朔が聞き、太陽は「・・・いや、特に理由はないんですけど・・・」と答え、「そうなの?てっきりさ、まだ寝てるのかなぁって思ってたよ」と言う朔。

太陽は昨夜の朔の「優しくがいいのか?」と言った言葉を思い返し苦笑しました。

「よくわかんねぇよ、何?寝てたの、ベンチで?」と聞く朔に太陽が「あの・・・音楽聞いてたら、いつの間にか寝ちゃってたみたいで、すみません」と言い、真空は「別に、謝ることじゃないよ」と言います。

太陽の頭に、朔の「初めてなのか?」という言葉と真空の「初めてに決まってるでしょ」という言葉が蘇り、朔は立ち上がり、立膝をして「すいません!あの、俺がなんであそこにいたかって話じゃないんですけど。俺、自販機で飲み物を買ったんですよ。

で、一口飲んで、横に置いといたと思うんですけど、空になってて」と言い、“あの人が?”と聞く真空に「多分、少し裂傷とかもあったし、泥だらけだっだじゃないすか。だから・・・だから、やっとの思いであそこまで歩いてきて、で、飲み物を見つけて一口飲んで、あそこに座って・・・俺が・・・もっと早く気付いてれば・・・」と太陽は言いました。

「俺がもっと早く気付いてれば!」という太陽に「やめろ!そういう考え方!」と怒鳴る朔。

“だってそうじゃないすか?!そうじゃん!!”と叫ぶ太陽に朔は舌打ちをして「ああ、そうだな!!お前がもっと早く気付いてたら、その人は死ななくて済んだかもしんねぇな!!」と叫び返し、「でも!!それ言っても、どうすることも出来ねぇだろ」と言います。

確かにそうです、朔先生。

「ま、そうですけど」と太陽は座り直し、真空が太陽の髪を撫で、背中を摩りながら「過去はさぁ、戻せないからさぁ。(太陽が真空の手を避け)君がもし見てて気付かない振りしたとか、無視したとかなら反省するべきだけど違うでしょ?だから、いいんだよ、別に反省なんかしなくても」と愛おしそうに太陽の背中を叩きました。

朔は真空の肩を抱き「そういうこと」と言い、太陽は朔と真空を一瞬ずつ見つめ、目を伏せて「ありがとうございます」と言います。

雪乃は“その男性が助けて欲しかったら太陽を起こしているはず。男性は「悪いなぁ」と思いながら太陽の飲み物を飲んで、隣に座り、良い時間を過ごしたのでは?”と言い、朔は「死因は恐らく大動脈解離。・・・苦しんでないよ、きっと。座った状態で「んっ」てなったぐらいだよ」と言い、太陽を抱き締め、頭を撫で、太陽は悪寒を覚えました。

ヤスダタケシ

真空が“この村に来ようとした、その男性は誰だったのだろう?”と言い、警察官に見せられた写真の男の首の痣を思い返した霧ヶ谷は「あ!」と食べていたものを吹き出し、皆に引かれながら、「ヤスダタケシ・・・」と言い、慌てて警察官に電話を掛けます。

霧ヶ谷は皆に「ヤスダタケシ」について“東京から親の都合でこの村に来た自分と同い年の男で、家が近い自分が面倒を頼まれたが、自分はタケシのことが嫌いだった。特にあの当時の霧ヶ谷は東京が大嫌いだったから嫌で嫌で堪らなかった。

タケシは「こんな処嫌だ。東京に帰りたい」といつも泣いていて「そんなに嫌なら帰れ!」と思った。自分が生まれた場所を「嫌だ、嫌だ」と言われて気分が悪かった。でも、嫌いながらも結局ずっと一緒にいた。そのうち、タケシがまた引っ越すことになりホッとした。

転校する前にタケシが霧ヶ谷の家に来て、「ほんとにありがとう。友達は霧ヶ谷くんだけだった。大好きだった」「いっぱい遊んでくれたありがとう。いっぱい一緒にいてくれてありがとう」と泣きながら礼を言ってくれた。自分はあんなに嫌っていたのに・・・。

タケシが首の痣を隠すのも少し嫌だった”と語る霧ヶ谷の話を聞きながら、男性に必死に心臓マッサージをしている自分を思い返す太陽。

太陽は涙を流しながら「会いに来たんですよ、霧ヶ谷さんに。・・・顔で分かんなかったですか?!・・・友達だって、親友だって思ってたんですよね、きっとそのタケシさんは。でも、霧ヶ谷さんは違った!切なくないですか、それって!きっとタケシさんは、霧ヶ谷さんが良い思い出で、何十年も良い思い出で・・・だから会いに来たんじゃないんですかね。人生も辛いし、会いたくなって、だから来たんじゃないんですか?!」と訴えます。

霧ヶ谷は笑って「そうかもな」と言い、真空は「太陽くん」と心配そうに太陽の背中を摩りました。

太陽は真空を見て、太陽の目の前の人たちが「え?」となっている姿を思い返して、慌てて立ち上がり、「霧ヶ谷さん、俺は別に霧ヶ谷さんを責めたいとか、そういうのじゃなくて、タケシさんの気持ち、ちょっと分かるなっていうだけで・・・すみません」と皆に背を向けます。

太陽くん、過去に何かあったようですね。

雪乃が霧ヶ谷に“東京が嫌いな理由”を尋ね、氷月が“自分が代わりに話す”と言い、“霧ヶ谷が12歳の時に母親が家族を捨てて、東京に出て行ったこと”“母親が別れ際に霧ヶ谷に「いつか必ず会いに来る」と約束したこと”“東京は霧ヶ谷にとって、母親を奪った場所”と話しました。

霧ヶ谷が村を出ない理由は母親を待っていたのです。

その時、警察から霧ヶ谷の携帯に電話が入り、遺体はタケシではなく、タケシには家族もあり、元気に幸せに暮らしていることが分かりました。

それを聞きながら、皆に背を向けて唇を噛み締め、涙を流し、その場を去る太陽。

太陽のトラウマと隠し事

洗面所。

太陽が顔を洗い、タオルで乱暴に顔を拭いて、溜息をつきました。

リビング。

嵐の主導で何やらコソコソ打ち合わせをする一同。

太陽が戻ると、自然に話題を一同は自然に話題を変え、太陽が「あの・・・さっきはすみませんでした」と言いますが、皆で一瞬顔を見合わせて、皆はスルーします。

太陽は不審げに皆の顔を見まわしました。

翌日。

虹ノ村診療所。

真空の診察を受けに来た患者が“もうすぐね。楽しみね”と真空に言い、診察室に入ろうとする太陽の前で真空は“大丈夫です”とカーテンを引き、太陽は「え?」と立ち尽くします。

にじいろ商店。

人々の声で賑わう中、インド人の扮装をした晴信(眞島秀和)が電話をとります。

キャンディーズの扮装をして練習をしている氷月・雪乃・嵐を見ながら「太陽君?え?今から?」と晴信が言い、「いやいや、無理無理、無理、無理だよ。え?もう着く?」と言うのを心配そうに見ている氷月達と日向(中野翠咲)と派手なジャケットに赤い蝶タイを着けた霧ヶ谷。

電話が切れ「太陽君、今からここに来るって。もう着くって」と晴信が言い、慌てる一同。

太陽が「こんにちは」と扉を開けると、霧ヶ谷が店の隅でオルガンを弾き、怪しい扮装の雪乃たちがカウンターに座っていました。

恐る恐る太陽がカウンターに近づき「何してるんですか?」と聞きますが、雪乃たちは無視し、「晴信さん!」と呼び掛けた太陽に弁当を持ってインド風の帽子を被って出てきた晴信は「すいません、ランチタイム終わってるのに」と言う太陽に不愛想に「いいよ、いいよ。750円」と言い、

「頭・・・」と言う太陽に“いじられるの、好きじゃない”と言って、晴信は代金を受け取り、奥に戻ります。

明らかに様子のおかしい皆を不審に見渡しながら店を出る太陽。

村の道。

不満げに歩く太陽を背後から来たまじょりか宅急便の雨尾(池田良)が自転車でかすめ、太陽は「まじょ宅くん!」と追い掛けて、雨尾を捉えました。

“みんな、変だ。自分に何かを隠していて、感じが悪い”と訴える太陽に雨尾は「それ、勘違いでしょ」と行こうとすると“何故、直ぐに勘違いだと言える?軽っ!!”と縋る太陽に「・・・ごめんなさい」と言って走り去る雨尾。

虹ノ村診療所。

太陽が「ただいま」と戻ると、カーテンが閉められた真空の診察室で朔が「ちょっと待って!」と言い、服を着るシルエットが見えます。

真空のシルエットも慌てて、服を着て、朔が「待って、待って」と言いました。

息を切らし、朔は半分白衣を着た状態でカーテンを開け、真空が「おかえり」と言うと、太陽は不機嫌に弁当を置き、「暑いね」と言う二人に「いや、寒いです」と言い、自分の弁当を持って出ていき、朔と真空は顔を見合わせます。

大粒の涙を流しながら、弁当を持って廊下を歩く太陽。

疎外感バリバリですよね、太陽くん。

虹ノ村診療所 入口。

休診を報せる貼り紙がしてあり、朔がべニアで何かを作り、傍らに真空がいる診察室に着飾った日向や嵐たちがなだれ込んできました。

にじいろ商店。

晴信とジグソーパズルをしている太陽が「用ってなんですか?」と聞きます。

「どう、最近?」と晴信が聞き、「最近かぁ・・・」と太陽は腕組みをして考え込みました。

「え?なんか重い感じ?いや、別に、そういうのを求めてた訳じゃないんだけど。悩んでる、感じ?」と水を飲んで言う晴信に「なんだそれ?!」と言い、「ごめん・・・」と言う晴信に

「なんか言わないでモヤモヤするの嫌だなぁ・・・。そんなことの繰り返しなんだよ、俺の人生は。(と、立ち上がり)帰ります!帰って二人に話します」と帰ろうとする太陽を必死に止める晴信を振り払って出ていく太陽。

晴信は「ヤバい、ヤバい」とスマホを取り出しました。

虹ノ村診療所。

太陽が自分の誕生日のサプライズに気付いているかどうかと話す一同。

その時、雪乃のスマホに晴信から“太陽が朔と真空に話があるとそっちへ行った”と連絡が入ります。

皆は大慌てでした。

待合室。

太陽が扉を開けると診察室のカーテンが閉まり、その前で朔と真空が待っています。

「あの・・・」という太陽に「ど、どうした?」と朔が言い、「やめてください。なんか、俺に隠れてみたいな」「それは・・・」「分かってます!」と言う太陽。

朔は「あ、え、え、そうなの?」と「分かってるって」と言う真空と笑い合いますが、太陽は

「ずっとそうなんで、子供の時から俺。例えば、ずっと仲良し3人組だと思ってたのに、向こうは違ってて・・・いっつもくっついてくる俺が嫌だったみたいで。誕生日会をね、3人でやろうと思って誘ったら・・・3人でやりたかったのに2人から欠席って来て・・・。

中学生の時は、ずっと部活も一緒で、仲良くて、3人でね。で、同じ高校行こうって思ってたら、2人はさ、もう一緒に行く高校決めててさ。じゃあ、俺もってなるじゃないですか?って言ったら、(中学生の男女が並んで座り「え?」と言います)

高校の時なんか男子男子女子で、こんな感じですよ。でも、なんか俺は、そういうのを超えてさ。なんかもう最高!この3人最高!って思ってたのに、2人はしっかり付き合ってやがってさ。(部室でいちゃつくユニフォーム姿の男女がに高校生の太陽が「え?」と言います)

しかも、その日、その日ですよ。俺の誕生日ですよ!なんか2人変だなぁ、様子変だなぁと思ったら、“サプライズか?”って思ってたら、全然連絡も来ないし、そしたら2人、ディズニーランドですよ!シーですよ!泊まりですよ!なんだそれって話ですよ!

そんなんばっかなんです、俺」と言う太陽に「え?」「ん?」と言う真空と朔。

息を飲んで、聞き耳を立てる雪乃たち。

太陽は泣きながら「俺もうそういうの嫌なんです。この3人でいたいんです。ずっといたいんです。だからお願いします。なんか分かんないですけど、いや、いいんですけど、2人が恋愛関係でも我慢しますよ。でもさぁ、3人でいたいんですよ。お願いします。こんな気持ち、初めてで。だから、お願いします」と深々と頭を下げました。

勘違いのサプライズバースデー

そんな太陽をじっと見つめていた真空が「なに、それ。・・・何、今のその、“お願いします”みたいな、なんだ、それ。君はその程度なの?・・・そんなさぁ、“お願いします”みたいな、そんな、そんな程度の関係なの、私たち?ねぇ」と言う真空を朔が止めようしますが、真空は

「黙ってもらっていいですか?今、私、頭に来てるんで。・・・私はさぁ、この3人さ、そんなレベルの低い関係だと思ってなかったよ。え?がっかりした。何、それ?!最強の3人だと思ってたよ。

そんな“お願いします。一緒にいてください”みたいの無くてもさ、そんなの当たり前だと思ってたよ。絶対何があっても、死んだって一緒にいたいって思ってたよ!男とか女とか超えてるもん、こっちからしたら。

君のこともさ、朔先生のこともさ、愛してるよ、大好きだよ。(と、泣き出し)毎朝さぁ、顔見たらさぁ、ハグしてさぁ、チューしたいって思うくらい大好きだよ。しないけどさぁ、そんなの。だってめんどくさい女みたいになるし、反感かうから。

しないけど!でも、それぐらいの気持ちなんだよ。大好きなんだよ。“ああ、今日も3人で一緒にご飯食べて、仕事してって出来るんだな”って“今日も一緒に過ごせるんだな”って思ったら、毎日嬉しくて嬉しくて、涙がでちゃうぐらいだよ。

・・・なのに、なんだ、今のは?“一緒にいてください”みたいな。“そんな、まぁ、二人がそういう関係だったら、それはそれで俺は”みたいな・・・。

馬鹿野郎!」と真空は太陽の胸を叩き「そっちがなんて言ったってさぁ(と、太陽を抱き締め)離してなんかやんないだよ、馬鹿!・・・病気が悪化して動けなくなったって、絶対、離してやんないんだからな、馬鹿太陽!」と号泣しました。

涙を流す太陽を朔も真空ごとしっかりと抱き締め、雪乃たちもカーテンの後ろから飛び出してきて抱きつきます。

「あの、なんすか、なんすか?」と驚く太陽に“お前の為のサプライズだ”と朔は言いますが太陽は「なんで?」と聞き、「誕生日だろ、お前の?!」と言う朔に「誕生日じゃねぇし」と言う太陽。

皆が「え?」と霧ヶ谷を見て、霧ヶ谷が“太陽の履歴書の誕生日欄に3月3日と書いてあった”と言うと、太陽は「5月5日です」と言いました。

霧ヶ谷が太陽の書いた数字の「5」を「3」と読み違えていたのです。

確かに3に見えます、太陽くんの5。

日向が「せっかく練習したのにやりたいー!」と言い、嵐が“もうやろう!本番の誕生日はなし!”と言い、太陽の誕生日会が始まります。

雪乃・氷月・嵐で振り付きの歌を披露し、霧ヶ谷がマジックを披露、日向も可愛い歌とダンスを披露。

晴信は蛇使いを演じ、真空と朔は二人羽織を演じました。

太陽が深夜に見聞きして二人の情事と勘違いしたのは、二人羽織の稽古だったのです。

太陽は王冠を被り、二人羽織を見ながら、微笑んで頷きました。

謎の男が亡くなった時の回想シーン。

男が太陽の冬瓜ポタージュを持ち、眠る太陽を見て、冬瓜ポタージュを飲みます。

軽く会釈をして空き缶をベンチに戻した男は幸せそうに微笑んで目を閉じました。

なんやかんやで寂びしん坊の構ってちゃんの太陽くん。

でも、太陽くんのお陰で真空先生も自分の気持ちを吐き出せてよかったのかもです。

太陽くんの真空先生に対する思いが恋愛感情かと思っていた私は浅はかでした・・・。

もっと深い絆で結ばれているんですね、朔先生と真空先生と太陽くん。

毎回、感動を与えてくれた「にじいろカルテ」も来週が最終回。

予告では真空先生の体調が悪化しそうです。

にじいろカルテは最終回に向けて嫌なことが起きる可能性?

にじいろカルテ漫画が原作じゃない?ネタバレあらすじは?

第1話で真空が病をみんなに告白するのはちょっと個人的には意外な展開でした(^^;

もう少し隠し通して、後にひょんなことから真実が明らかになると言うのがこの手の類のドラマの定番なのですが、さすが岡田惠和さんの脚本って感じがしましたね!

高畑充希さん他役者陣の演技も素晴らしく初回から見入ってしまいました。

ラストの真空の告白シーンも良かったですよね〜。

ツイッターの皆さんの声も少しご紹介したいと思います。

おおむね「面白い」「感動した!」など好評な声が多くて、あまり否定的な声は見当たりませんでした。

やはり脚本と演者の皆さんが素晴らしかったと皆さん感じたとのだと思います。

しかし、こんな心配をされている声もありましたね。

1話の優しい感じのドラマの雰囲気を見て、今後悲劇的な展開になるのでは?という声です。

しかし、ご安心ください。おそらく悲しい結末になる可能性は低いと思います!

脚本の岡田惠和さんはどの作品にも根っからの悪役は登場せず、ハッピーエンドのラストになる作品が多いんです(^^)/

最近では朝ドラ「ひよっこ」や「姉ちゃんの恋人」を手掛けていましたが、どちらもラストは皆が幸せな感じになっていましたよね。

それでは「にじいろカルテ」はどのような結末になるのでしょうか?

主人公の真空の病が気になるところですが(・_・;)

以降で結末をネタバレ予想してみたいと思います!

 

 

にじいろカルテ最終回ネタバレ結末予想!病気や恋愛はどうなる?

にじいろカルテの病気病名の多発性筋炎とは?指定難病

①真空の病気はどうなる?

やはり一番気になるのは真空の病についてです。

「多発性筋炎」といって、今の医療では完治するのは難しい病で、5年生存率は60%から80%ほど。

合併症を引き起こして命の危機に瀕することもあるようですのでかなり心配です((+_+))

おそらく最終回間近では、真空の病状は悪化することは間違いなさそう。

しかし、井浦新さん演じる朔と、北村匠海さん演じる太陽の必死の治療の甲斐もあって真空の病気は改善するのでは??と思います。

以下の記事にまとめたのですが「多発性筋炎」の症状は幅広く、非常に重い人から、もちろん辛い状況だと思いますが働きながら、どうにか病気と付き合って生きている人もいます。

にじいろカルテの病気病名の多発性筋炎とは?指定難病

ただ、ドラマの中でも、真空が言っていたのですが、完治する病では無いので、今後も病気と向き合って生きていくという結末になりそうですね。

けれども、村人たちと一緒に過ごしていくことで、今までの価値観が変わり、病気へ向き合う気持ちも変わっていき、精神的には楽にハッピーになれるラストなのかな?と思います。

公式でも「村で様々な人たちと接することで成長していくストーリー」と書いてあったので、精神的にどう変わっていくのか?ポイントなのかな?と思いました。

②恋愛描写はある?

もう一つ気になるのは真空の恋の行方ですね(^^♪

もちろん、恋愛があるのか?ないのか?微妙ではあります。

個人的な予想は、軽い感じで描かれるとしても、ガッツリとした恋愛シーンはないと思います。

恋愛よりも、人間と人間と関係性、向き合い方をメインのストーリーなのかな?と思ったので。

しかしもし真空が恋をするとしたら・・・

今のところ、候補として挙げられるのは朔と太陽ですね。

シェアハウスに初めて来たときも、水野美紀さん演じる、緑川が「同じ屋根の下」に男性と一緒に暮らすことを心配していましたが「異性として見ない」とバッサリ返した真空ですが・・・。

井浦新さん演じる朔は、自由奔放で天真爛漫な性格で若干めんどくさい男・・・

しかし根は優しくて頼れる存在なので、一緒に患者を看ていく中で真空が恋心を抱いていく可能性はありそうです。

そしてもう一人が北村匠海さん演じる太陽!

前髪ぱっつんスタイルで、看護師としてのプライドが高く優秀な男。

朔とは犬猿の仲で、すぐ切れて喧嘩になることもしばしば・・・

真空のことは何だかんだで内心ちょっとカワイイと思っていると公式の人物紹介にも書いてありました♪

蒼山太陽(あおやま・たいよう)/ 北村匠海

虹ノ村にやってきた看護師。虹ノ村のいじられキャラで、前髪はぱっつんスタイル。看護師としてのプライドもきちんとあり、仕事ぶりは超絶優秀で、なんなら優等生すぎてちょっとつまらないタイプ。たまにギャグを言うと激しくスベる。いつも肩から電子カルテをぶらさげている。
真面目で面倒見が良く、世話好き。家事全般は得意で、料理もソツなくこなし、実はかわいいイラストも書けちゃうタイプだが、「男のくせに」と言われたり「看護師は女房役」と扱われるのが嫌。
フリーダムでワガママな朔とは犬猿の仲で、すぐキレて喧嘩になりがちだが、ぶつくさ文句をいいつつも、なんだかんだ良いコンビ。真空の事は、内心ちょっと可愛いと思っている。

引用元:https://www.tv-asahi.co.jp/nijiiro/cast/

朔が真空に恋心を抱く可能性は高そうですね( *´艸`)

しかし、真空は年下男の太陽には興味が無さそうな感じ(^^;)

とあるインタビューでも高畑充希さんが以下のように語っていました。

たぶん、真空は太陽くんのこと何とも思っていないんですよ。そもそもそういう(恋愛の)センサーがあるのかな(笑)? でも、太陽くんはちょっと好きなんだよね。

引用サイト

という事で、真空は朔に恋心を抱いていき、朔も徐々に真空に惹かれていく。

太陽は一方的な片思いをする?という展開になるのではと個人的には予想します(^^)/

 

③真空は虹ノ村に残るか東京に帰るのか?

そして真空が、このまま虹ノ村で医師を続けるのか?東京に戻るのか?も気になるポイントだと思います。

暖かい村人たちとの交流の中で、真空は虹ノ村で内科医として続けていきたいという気持ちがより高まっていくと思います。

しかし、そんな中で病気が進行してしまいやむなく東京の病院で治療をせざるを得ない状況になってしまう。

そう、最終回で真空は虹ノ村を去り、東京に戻ることになると私は予想します。

しかし、およそ一年後、病は完治しないものの状態が落ち着いた真空は内科医として虹ノ村に戻ってきて、村人たちに再び温かく迎えてもらう!

そんなハッピーエンドなラストになるのでは?

と個人的には期待したいと思います!(^^)!

 

にじいろカルテ最終回ネタバレ結末予想まとめ

にじいろカルテエンディング主題歌は藤井風の旅路!配信情報は?

今回は「にじいろカルテ」最終回結末をネタバレ予想してみました。

高畑充希さん演じる真空は、虹ノ村で村人たちと触れ合っていくことでここで内科医として生きていきたいという気持ちが高まるも・・・

そんなときに多発性筋炎の症状が悪化!

朔と太陽の必死の治療で一命は取り留めるも、東京の病院で治療をすることになる真空。

しかし、時が経ち病状が落ち着いた真空が再び虹ノ村に戻って、内科医として村人たちに温かく迎え入れられる。

そんなハッピーエンドのラストを期待したいと思います。

脚本家の岡田惠和さんは何といっても、ラストでみんなが幸せになる展開に定評がありますからね〜。

1月28日放送の第2話では、真空が診断ミスをして患者が命の危機に?

果たして無事に救う事が出来るのか?見逃せない展開が続きそうですね!!

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