惜しまれつつ「西郷どん」が終了しいよいよ2019年のNHKの新大河ドラマ「 いだてん 東京オリムピック噺【大河ドラマ】」が始まります。
脚本は朝ドラ「あまちゃん」で大ヒットと飛ばしたクドカンこと宮藤官九郎(くどうかんくろう)さん。
大河ドラマもクドカンワールドで新しい大河ドラマを作ってくれそうで楽しみですね。
そんな中、気になるオープニング音楽。
「あまちゃん」でも音楽担当をしていた大友良英さんが「いだてん」の音楽を担当。もちろんオープニング(OP)も大友良英さんです。
今回は大友良英さんについてご紹介し、オープニング音楽についてもエピソードや内容などご紹介していきます。
オープニング映像については、以下に詳しくまとめてあります!
是非是非あわせてご覧ください!
大河ドラマ「いだてん」の音楽担当は大友良英
いだてん題字タイトルポスターは横尾忠則が制作!東京五輪に関わりが?
人気朝ドラ「あまちゃん」で音楽家の大友良英さんを知った方も多いと思います。
最近ではあまちゃんのヒロインだった「のん」さんのツイッターでこんな画像もアップされていました♪
【Instagram】
大友良英スペシャルビッグバンド、ピットインのライブ、飛び入り参加!刺激的な一夜。ほんっとかっこよくって、オレンジジュース飲みながら興奮。そして二曲とアンコール、すごかった。楽しかった。アンコー …]#大友良英スペシャルビッグバンドhttps://t.co/IYdcw9vVb9 pic.twitter.com/PuM7ks7Mjv— のん official (@non_staffnews) 2018年12月29日
そんな大友良英さんについて改めてご紹介!
profile_photo
撮影:佐藤 類大友良英 音楽家
ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/
映画音楽家/プロデューサー
1959年横浜生れ。十代を福島市で過ごす。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、2011年の東日本大震災を受け福島で様々な領域で活動をする人々とともにプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げるなど、音楽におさまらない活動でも注目される。
2012年、プロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞、2013年には「あまちゃん」の音楽他多岐にわたる活動で東京ドラマアウォード特別賞、レコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞している。
引用元:http://otomoyoshihide.com/profile/
現在59歳の大友さん。
「あまちゃん」で注目されましたが、音楽活動は多岐に渡っています。
ライブ活動もされています。
1月15日スパーデラックス、いよいよ最後の出演です。今回はスパーデラックスの店長マイクさんたってのリクエストで秋山徹次とDUO。彼とは久々の共演で本当に本当に楽しみ。多分10年以上ぶりくらいかな。しかもこれまでDUOはほとんどやってないかも、てかもしかしたら初めてかも。 https://t.co/xgYCrtU5oG
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) 2019年1月4日
またラジオ番組も
今回の「大友良英のJAMJAMラジオ」は「祭り」について。福島の「わらじまつりの改革」をテーマに30分しゃべってます。ラジコのタイムフリーで1週間ほど聞けます。12月31日21:30のラジオ福島や1月1日の熊本放送でもオンエア。KBSラジオのオンデマンドでも!https://t.co/qdLKjxFPc5 #radiko
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) 2018年12月29日
また最近では映画音楽も担当
【作品情報】1/12(土)~18(金)『その街のこども 劇場版』
阪神・淡路大震災から間もなく24年。2019年もシアターセブンで上映します。
キャスト:森山未來、佐藤江梨子、津田寛治、白木利周
脚本:渡辺あや/音楽:大友良英/監督:井上剛https://t.co/DqXZ5dwe3o pic.twitter.com/SUpvtGKkO5— 十三シアターセブン (@juso_theater7) 2018年12月23日
ここ最近のドラマや映画などで音楽担当をされた作品です。
ドラマ
バカボンのパパよりバカなパパ(2018年 NHK)
居酒屋ふじ(2017年 テレビ東京)
トットてれび(2016年 NHK)
64(ロクヨン)(2015年 NHK)
映画
月と雷(2017年)
三里塚のイカロス(2017年)
Live! Love! Sing! 生きて愛して歌うこと劇場版(2016年)
orange(2015年)
ピース オブ ケイク(2015年)
岸辺の旅(2015年)
ドラマはやはりNhkが多い印象です。
orangeは土屋太鳳さんと山崎賢人さん共演の話題作。
また上記は最近のものを抜粋しただけで、本当に数多くの作品の音楽を担当されています。
「いだてん」大友良英が制作したオープニングなど音楽とは?
ドラマOAに先駆けて、2018年の12月2日に岩手県の久慈市文化会館アンバーホールで行われた「大友良英スペシャルビッグバンドコンサート」で、なんとオープニングテーマが公開されたんです!!
聴けた方羨ましいですね~。
大友SBC 終演
12/2「#大友良英 スペシャルビッグバンドコンサート」に約800人が来場。おなじみ「#あまちゃん」&初公開「#いだてん」のオープニングテーマや、観客が参加してのコラボ演奏など盛りだくさん🎼
「いだてん」出演の #峯田和伸 さんが大友さんとセッションし熱唱するなど大盛況でした🎙️ pic.twitter.com/5jlO5jPWIG— 久慈市役所 (@city_kuji) 2018年12月3日
『大友良英スペシャルビッグバンド』あまちゃんのオープニングから始まり、大友さんがサモハン・キンポ主演の映画の音楽を作られた時の幻の曲やラジオすっぴん!のテーマ曲、そして『いだてん』から2曲!うわっ!オープニングカッケー!これはめちゃくちゃ見たくなる音楽でした! #大友良英 #久慈市 pic.twitter.com/wr4WV2vX6E
— やじゅ (@yaju_jjg) 2018年12月2日
大友さん「『あまちゃん』を越えないといけないんですよ」「恐ろしいことに、自分達の作品が壁となってるんですよ」 オープニング、あまちゃんを越える作品になってると思いましたよ。鳥肌立ちましたもん。大河ドラマ本編もものすごく楽しみにしています。#いだてん #大友良英 #岩手県久慈市
— やじゅ (@yaju_jjg) 2018年12月3日
ゲスト峯田和伸とのトーク
風よ吹け(峯田和伸)(みんなで演奏)
あまちゃんオープニングテーマ
暦の上ではディセンバー
地元に帰ろう10 潮騒のメモリー
11 アキのテーマ
12 芸能界
13 海
14 希求
15 灯台(アンコール)
琥珀色のブルース
いだてんのテーマ
あまちゃんオープニングテーマ— 楓ちゃん (@Kaede9633) 2018年12月4日
『いだてん』のオープニング、久慈のコンサートで初お披露目の時に2回聴いただけなのに、耳から離れなくてついつい鼻歌で歌いそうになり「しっ!ダメダメ。内緒なんだ」と言い聞かせております(`・ω・´)キリッ#大友良英 #いだてん #大友良英スペシャルビッグバンド pic.twitter.com/6dV3jxqY1t
— やじゅ (@yaju_jjg) 2018年12月4日
あと、来年のいだてん初回の大友良英のオープニングテーマ曲でも倒れる人多数じゃないかな。たぶん今までにない曲調だと思う。賛否わかれそう。
— りらく/弘前ねぷた大河 (@riraku12) 2018年12月10日
聴いた人の評判もかなり良いですね!
大友さんいわく
「メインテーマを作る上で最初に思ったのは世界規模の大きな音楽を作ろうということ」
「マラソンランナーのようにずっと走り続けている、リズムのある音楽にしようということ。そして、多くの人達の【顔】が見えるような音楽にしたいということ」
また演出の井上剛さんからは
「痛快」
と言うテーマを与えらたとのこと。
これらのことを実現するためにインスピレーションを得たのはなんと「サンバ」でした。
特にインスピレーションを得たのが、1950~60年代のころのサンバ。「今のサンバは速くて筋肉質。ものすごくアスリートっぽいんですけど、1950、60年代の頃はもっとバラけていて、のんびりしていて、酔っ払いのダメ親父もいれば、キレイなお姉さんもいるような感じ。このドラマも、オリンピックに出るような人もいれば、志ん生師匠の若い頃のように、飲んだくれてっていう人も出てくる。音楽にも、その両方が入ってないとダメだって、南米に行って思ったんです」
そんな構想で完成したメインテーマは、ファンファーレで始まってすぐに、ドラムとギターがリズムを刻み始めてそのまま最後まで疾走。
大河ドラマでは必ずあった途中の「ゆったりパート」も今回はないとのこと。
また「とにかくいろんな人が大勢で演奏している音楽にしたかった」と言うことで
「いだてん」の音楽制作には、大河には欠かせない江藤直子さん編曲による「NHK交響楽団(N響)」と、
・大友さんのビッグバンド
・大友さんの盟友でドラマーの芳垣安洋さん率いる「Orquesta Nudge! Nudge!」
・芳垣安洋さん率いるワークショップに参加している一般の方々
一般の方々って、いわゆる素人さん。でもサンバって、こういうことですよね~。
また町工場の廃材を利用した手作りの打楽器で演奏した人もいるとのこと。
とすごい規模と、バラエティに富んだ面々で演奏したそうです。
劇伴の中には南米アルゼンチンのジャズ/ネオ・フォルクローレ・グループ「プエンテ・セレステ」の鬼才打楽器奏者サンティアゴ・バスケスさんと大友さんや芳垣さんが「一緒に即興演奏したもの」も入っているという。
「いだてん」のオープニングの合唱は素人も参加?
またまたオープニングの終わりの方で登場する合唱は、演奏者だけでなく、スタジオにいたスタッフの声も加わっていました。もちろん大友さんも参加されたそうです。
演奏などを合わせて、延べ2000人以上の人が参加しているというテーマ曲。
さすが、NHKの大河ドラマ。すごいことになっています。
また大友さんは脚本を読んだん時に「すっすっ、はっはっ」という四三が走る時の呼吸法がとても面白かったので、音楽でもやってみようと思ったとのこと。
そして走るテンポでリズムを刻んでいるイメージで、人の声や楽器でいろいろ表現したそうです。
オープニングのメインテーマにも「ずんずん、はっはっ」と言うコーラスが出てくるそうです。是非是非注意して聞いてみてください!
まとめ
新大河ドラマ「いだてん」のオープニング音楽についてまとめていきました!
オープニング音楽だけでなく、ドラマを盛り上げてくれる劇中の音楽の制作担当しているのも大友さんです。
是非是非ドラマの中での音楽にも注目してみてください。