スニッファー嗅覚捜査官1話の感想はデカワンコみたい?劇団ひとりの演技最高

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10月22日に始まったNHK土曜ドラマ「スニッファー嗅覚捜査官」

ウクライナ発の世界中で大ヒットしたドラマを、阿部寛さん主演でリメイクした作品です。

満を持して始まった初回第1話の感想をネタバレありでお伝えします。

まずはあらすじ。ゲストは劇団ひとりさんです。

大物代議士のパーティーが行われた豪華客船。不審な人物を匂いで嗅ぎ当てた男がいる。特殊な嗅覚で事件を解決するコンサルタント・華岡信一郎(阿部 寛)、アメリカではスニッファーと呼ばれていた。一方、警視庁の特別捜査支援室では、人情派刑事の小向達郎(香川照之)が着任早々、華岡との事件捜査を命ぜられる。正体不明の凶器で要人たちが次々と狙われる難事件。華岡は現場に残されたわずかな匂いから、犯人像をあぶりだす……。

引用元http://www.nhk.or.jp/dodra/sniffer/html_sniffer_story.html

いきなりネタバレですが、今回の犯人役は劇団ひとりさんです。

悪徳富裕層の不動産ブローカーや代議士たちに利用され搾取され死んでいった恩人の復習と、差別社会を告発するために次々と殺人を犯す、挫折した理工系エリートの役です。それにしても劇団ひとりさんの演技最高でした!こんなにこの人演技上手かったんだ???ってびっくりでした。

ストーリーはそれほど斬新なものではありません。

それから犯人探しの推理ドラマという感じもしません。

だって、スニッファーである阿部寛さん(以後、親しみを込めて阿部ちゃん)がどんどん匂いを嗅いで、科学的に分析して、死亡推定時刻、凶器、犯行現場、アッという間に解明しちゃうのですから。

犯人だって、男とすれ違って「この人、犯人」ってさらっと阿部ちゃんが言う始末。

 

つまり「スニッファー」というドラマは「匂いを嗅ぐ」という犯人にたどり着く方法の斬新さと、犯人を追い詰めていく阿部ちゃんと相棒の刑事役の香川照之さんの演技の巧さが「肝」です。

それを観ていて面白い、小気味良いと思った人は完全にハマります。…私、ハマりました!

 

阿部ちゃんと香川さんという、演技派、ベテラン、百戦錬磨の期待値特大のコンビが、それを裏切りません。

スタイリッシュでスピード感があって、コミカルでヒューマニズム溢れて、スマートでクールな…カタカナはもういいって(笑)

いや、でも、本当にカタカナばかり浮かんでくるドラマなんですよ。

 

 

スニッファーは阿部寛版のデカワンコじゃありませんから。

 

匂いを嗅いで事件を解決するといえば、多部未華子さん主演の刑事ドラマ「デカワンコ」がありましたね。

多部ちゃんがゴスロリファッションの可愛い刑事役で、可愛いくクンクンと匂いを嗅いで周りの刑事さんたちが走る〜といったドラマでした。

「匂い」と聞いて、そのドラマが浮かんだけど、決して阿部寛版の「デカワンコ」じゃなかったですよ。多部ちゃんのは「警察犬」に近い嗅覚。遠くにある一つの匂いをワンちゃん並みに嗅ぎ取れる能力。

阿部ちゃんのは、そこにある全ての匂いを分析し、科学的に推理していく、いわば嗅ぎ分ける能力です。ドラマなのに画面には小難しい化学物質とその化学式が登場します。

ま、スニッファーを一回見れば、阿部ちゃんからの多部ちゃんは二度と脳裏をよぎりませんから(笑)

 

 サブストーリーに恋愛はあるのか?

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阿部ちゃん演じる華岡さんには離婚歴があり、キュートだけど思い切り反抗的な娘がいます。あれ?「下町ロケット」の土屋太鳳ちゃんとの関係そっくり?

初回には別れた奥さまは登場しませんでした。登場したのは井川遥さん演じる耳鼻科の女医さん。無駄に真っ白でセレブっぽい診察室で華岡さんに興味津々でした。

個人的には、どうかサブストーリーにあまり恋愛沙汰を入れないで下さいとお願いしたいです。きっと、あるんでしょうけど。

スピードの感ある犯罪捜査のストーリーが魅力だと思うので、華岡さんにあまりまったり恋愛したり、葛藤したりはして欲しくないのです。

ヒロインは香川さんでいいです(笑)←初回、犯人に爆弾をぐるぐる巻きにされてとらわれの身となった香川さんを、阿部ちゃんの嗅覚が救ったのでした。

 

 このドラマで一番匂うのは阿部ちゃんと香川さん

 

実は私、香川さんのお芝居を見るたびに「上手い」を通り越して「くさいな〜」と思うのです。これまでの出演ドラマ全てで、今回の演技はこんなキャラでやります!みたいに味付けを変えてくる、しかもどれも「濃いめ」。嫌いじゃないです。いえ、むしろ好き、クセになります。

 

スニッファーの初回の演技を見てもやっぱり「くさい」。「阿部ちゃん、香川さんのお芝居のくささは臭わないのね」と脳内ツッコミ。

 

一方の阿部ちゃんは、この華岡役に関しては、徹底的に格好いいです。もう何をしても、スタイリッシュ。朝のコーヒーをビーカーでドリップする姿がサイコー!その場面を見せておいてからの、コーヒーをいれるように匂いの分析をする姿はもっとサイコー!

本当に匂い立つような格好よさ。

 

何が言いたかったって「匂う色気とくさい演技」の阿部ちゃんと香川さんのコンビ。

このお二人が、一番匂ってて、ここ最近のバディーものとしてはサイコーのコンビではないかと思うのです。

 

余談ですが、原作のウクライナの「THE SNIFFER」はどんなお方?とお姿を見たくなって調べてみました。金髪のジローラモさんみたいな細面の素敵な方でした。

でも、私はやっぱり阿部ちゃんのフェロモンの方が匂います〜。

 

 

まとめ

 

リメイク版なんですけど、もう完全に阿部ちゃんと香川さんのドラマになってます。

1話完結だから、いつから観ても楽しめますよ。

初回はラストに、日本人がグッとくる浪花節的オチが効いてました。

脚本も見事にリメイクされてます。うまいな〜。

それでいて、映像や音楽、セットの小道具に至るまで、日本の所帯染みた生活感がなくてスタイリッシュです。作り手の皆さんのこだわりがギュッと詰まったような45分でした。

 

初回の視聴率はちょっと残念な数字だったみたいですが、きっと評判聞いて上がってくる気がします。いや、上がって欲しい!そう思うほど、作り手の気合いを感じるドラマでした。

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