陸王のミッドフット着地走法とは実在する?原作のネタバレ解説も

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TBSの人気日曜ドラマ「陸王」。

このドラマで竹内涼真(たけうちりょうま)さん演じるマラソン選手の茂木裕人(もぎひろと)がひざを故障してフォーム改良を取り組む中で出てきた聞きなれない言葉「ミッドフット着地走法」。

これって、本当に実在する走法なのでしょうか?

原作での解説なども交えてご紹介します。

 

 

目次

陸王のミッドフット着地走法はツイッターも反響

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/26731″]

ツイッターでも聞きなれない言葉に反響がありました!

 

https://twitter.com/kobako_diver/status/919540236639649792

 

視聴者の方には普段からマラソンをしている人も多く、興味深々のようです。

 

ミッドフット着地走法は実在する?

 

 

ドラマを見て聞きなれないな?と小説やドラマオリジナルでは??と思った人もいるのではないでしょうか?

私も全然スポーツ詳しくないのですが、調べてみたら実在していました。

今回のドラマを受けて大手スポーツメーカーmizunoのホームページではミッドフット着地走法を説明するコラムが。

ミッドフット(中足部)から足の裏全体で着地をする走り方のことを指します。

ミッドフット走法の特長としては、

①足の裏全体で衝撃を吸収することができるので、膝や足首への負担が少なくなること

②体幹が安定し、身体全体を使った走りがしやすくなること

③ランニング中の上下動が少なくなるので、無駄なエネルギーロスを少なくすることができること

などがあげられます。

つまり、身体全体で衝撃を吸収し、身体全体で推進するため、スピードを出すことはもちろん、トレーニング効果が高まります。
なので、ランニング上級者やサブ3を目指すスピードランナーにはもちろんオススメです!

引用元:http://www.mizuno.jp/contents/hakkentai/other/20171027/

ちなみにmizunoでは以下のスニーカーをミッドフット着地走法を見に着けるためのトレーニング用として紹介していました。

 

 

 

また、個人ブログでドラマが始まる前のずっと前に解説してくれる人も。

ミッドフット(中足部)着地とは、読んで字のごとく、ランニングの着地時に足の中心付近、

わたしの場合でいうと、『土踏まずのちょっと前、やや小指側』から着地することです。

 

普段あまり走る機会のない方は「それって普通と違うの?」と思われることでしょう。

はい、違うんです。

 

多くの方は一般的にランニングシューズと呼ばれるものを履いて走りますと、

たいてい踵(かかと)から着地するんです。

このような走り方をヒールストライク、ヒールコンタクトなんて呼んでいます。

誰かに習うもでもなく、踵の厚いシューズを履けば、自然と踵から着地する走り方になるのです。

 

では、これの何が悪いのか?

 

その答えは芝生や柔らかい土のうえを裸足で走ってみるとわかります。

ヒトは裸足で走ると自然とフォアフット・ミッドフット着地になるんです。

 

それは何故か?

 

裸足のまま踵で着地をすると、ひざ、腰、背中へと強い衝撃が伝わるのがわかります。

踵はヒトの身体のなかでも非常に堅い部分です。衝撃を吸収するどころか、地面からの

衝撃をダイレクトに身体に伝えてしまいます。

 

ここからがヒトの身体のすばらしいところ!!

 

着地時の地面からの衝撃を吸収するために、あなたの身体が

最適な着地方法に修正をするんです。

 

そしてこの着地こそがミッドフット

引用元:http://minimaru.diary.to/archives/377771.html

なるほど~。もちろん実在していて、実践している人もいることがわかりました。

 

 

原作でミッドフット走法のネタバレは?

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/26330″]

原作小説で最初に「ミッドフット走法」の言葉が出て来たのは宮沢が銀行員の坂本に紹介してもらったスポーツショップの有村さんを訪ねた時に出てきました。

有村は従来のランニングシューズが間違った走法に導いてしまうという可能性を示唆。

「(走法による)故障が多く報告される一方で、近年、走法についての解析が進んできて、有名選手たちがどんなふうに走っているかが研究されてきました。

するとおもしろいことがわかったんです。

たとえばケニアの選手は足の中央付近で着地している。オリンピックに出た日本の一流アスリートたちも同じです。ミッドフット着地、あるいはもっと足の先で着地するフォアフット着地の選手もいます。つまり、こうした一流選手は故障を招きやすいヒール着地では走っていないんです。では、なぜ、フォアフット、ミッドフット着地という走り方が、より早く走れ、そして故障も少ないのか。それは人間の本来の走り方なんです。」

[blogcard url=”https://dorama-netabare.com/archives/26728″]

その人間本来の走り方に合ったシューズを足袋型なら実現できるのではと思い、宮沢は足袋型シューズ「陸王」の開発を企画します。

そして苦労の結果完成した「陸王」のサンプル商品を有名選手で故障で苦しんているドラマでは竹内涼真さん演じる茂木裕人にぜひ履いて欲しいと、手紙を添えて送ります。

その手紙の内容の一部です。

茂木裕人様

はじめまして。行田市で足袋を製造しています、こはぜ屋と申します。

私どもこはぜ屋は~省略~

このたび、ランニングシューズ「陸王」を企画、開発しました。

地面を摑む独特の感覚と機能性を備え、従来のランニングシューズにはない履き心地は人間本来の走り方であるミッドフット着地を実現することができます。

怪我をしない走法こそ、勝利への最短距離です。

もちろん、最初はどこの会社かわからない足袋屋の手紙など相手にしない茂木でしたが、この手紙の「人間本来の走り方であるミッドフット着地」という言葉が気にかかり・・・というストーリーです。

今後、ミッドフット走法を実現できる足袋型シューズ「陸王」が見事製作されるのか?茂木選手が陸王によって復活できるのか注目です!

 

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